テーマ・世界観
将来の目的がない高校生がバックギャモンに出会い、変わっていく。
特殊能力などは使わずに、日常を描く。
主要登場人物
○星野 鞠奈(ほしの まりな)
高校一年。女性。眼鏡(重要w)
性格は内気。
偶然バックギャモンに出会い、惹かれていく。
得意な戦術はホールディングゲーム。不利になるとリスクを冒すことを恐れて攻められないため、ホールディングゲームが多くなる。
○上原 護(うえはら まもる)
高校一年。男性。
無口で無愛想だが、ゲーム中は多少口数と表情が増える。
得意な戦術はアタッキングゲーム。これはある程度セオリーが分かっているが、難しい局面になるとヒットを選択するため。
○川上 芳樹(かわかみ よしき)
高校一年。男性。ぽっちゃり。
性格はとにかく明るいバカ。
バックゲームを仕掛ける傾向があり、普段の勝率はあまりよくない。
○芦田 奏(あしだ かなで)
高校三年。女性。
性格はおおらか。
バックギャモンは小4からで、腕前は中級クラス上位といったところ。
得意な戦術はプライミングゲームだが、他の戦術の全般的にこなせる。
あらすじ
日々特別な目的もなく、将来の明確なビジョンも見えてこず、「できればそのうち死にたい」と、常々思いながら生きている星野鞠奈は、ある日教室で上原護と川上芳樹が遊んでいたバックギャモンに出会う。芦田奏にルールを教わりながら対戦し、鞠奈はエースポイントゲームから奏の最後のチェッカーをヒットし形勢が逆転できたものの、僅かな差で負けてしまうが、徐々にゲームの魅力に気付き始める。
しかし「これって、最終的には運ゲーじゃないんですか?」という鞠奈の言葉が奏に火をつけ、二人は本気で対戦する事になる。今度は圧倒的な差をつけられて負けてしまう。「これは実力のゲームなんだ」と思うようになり、その日を境に鞠奈は毎日教室に通うようになる。
護から本を借りたり、芳樹からバックゲームへの熱い想いを聞きながら、毎日バックギャモンを続けた。
そして、奏から「五月のバックギャモンフェスティバルへ行こう」と誘われ、三人は初級戦に、奏は中級戦に参加する。
結果、鞠奈は11戦6勝5敗、護は11戦5勝6敗、芳樹は5戦1勝4敗(バックゲームを仕掛けたため)で大会を終える。
いつものメンバーとは違ったプレイヤーとの対戦、大会の雰囲気、トッププレイヤーの試合を見て、「頂上から見える景色はどんなだろう」と思うようになった。
明確ではないにしても、鞠奈も目標が一つできた。
他の方がこのストーリー案を参考に作品を作りたい場合
申し出てほしい
コンテスト終了後の作者名の公開
しても良い