破壊神ディオーキ:著「我が迷争」  〜余の名はディオーキ最近まで「破壊神」だった〜 第一章「初めての敗北」  数多の世界を旅し、破壊をもたらし再世の息吹を種まく・・・余の使命は「破壊」その後に控える「次の世」を生み出す導き手として 世界にその存在を認められた者である。    余は成熟し腐敗を始めた世界を無に染め上げるためにのみ存在する。余は行き当たった世界の"業"と融合し、形を得る力がある。 ここで言う"業"とはその世界の暗黒面を示唆し、「邪悪なる力」という。そして、その「力」を持ったその世界の住人と融合し、 究極の滅びの力を得ることが出来る。   余はその力を行使し、究極の破壊の担い手として幾度と無く数多の腐敗した世界を破壊してきた。  だが、「犬聖界DW」その世界で余は始めての敗北を味わった。破壊神たる余と同等の力を持った大自在天なる存在を何とか制したものの、 残りの犬聖界戦士たちの猛攻にあえなく肉体を滅ぼされ、それどころか余の存在(精神体とでも形容しようか、)すらも消されかかった。 余は生まれて初めて「恐れ」と言う感情を覚え、異世界へと敗走した。今思えば「犬聖界DW」はまだ「滅び」を迎える世界では無かったやもしれない。 第二章「新天地での敗北」  大きく力をそがれ異世界へ逃れた余は新たに降り立った地で、幾度と無く驚嘆することとなった。 その世界は今まで回ったどの世界よりも"腐敗"しており"邪悪"に満ち溢れていた。その恐るべき"宝の山"に生まれて初めて「狂喜」と言う感情を知った。 それと同時に犬聖界の戦士たちに対する「復讐心」と言う感情も覚え、肉体は無いままでも「宝の山」から数多くの"兵士"達を生み出す事に没頭した。  それが余の「誤算」だった・・・・ その世界の住人に気が付かれたのか、その世界の戦士「魔法少女」なる存在に攻撃を受けたのだ。新たな"兵団"を失いたくなかった余は咄嗟に「宝の山」 から仮初の肉体を生み出し応戦し兵団を逃がすも、余の即席の肉体はあえなく"ハチマキと学ラン姿の魔法少女"に破壊されてしまい再び精神体のみの存在となった。 犬聖界戦士すら凌駕する力を持った「魔法少女」ではあったが,幸運な事に精神体の余を補足できず、また犬聖界で味わった「浄化の力」を持って居なかったため、 「魔法少女」は余を倒した物と認識し姿を消した。 余は去り行く「魔法少女」に「憎しみ」と言う感情を覚えると共に、いずれ追ってくるであろう「犬聖界戦士」と「魔法少女」の結託と言う可能性に戦慄した。 これは大きな死活問題であり、余にこの世界の邪悪との融合を促すこととなった。余は異世界に散った我が私兵の全軍集合の狼煙を上げた後、 肉体探しを始めた。 第三章「究極の肉体」 程なく、余は偶然にも優れた肉体を発見した。その男はなんと「魔法少女」にその姿を見せ、言葉をかけるだけで怯えさせ、退けさせる"力"を持ち、 また抵抗に合い、肉体を滅ぼされかけても不死鳥のごとく立ち上がり、「呪いの言葉」を吐く(確かモエだのゴホウビだのと呪詛をならべてた) そして今まで出会っただ肉体の中でもズバ抜けた「邪悪なオーラの」の持ち主だった。正しく素晴らしき素材となりえる者! 程なくその男に憑依した余は、その魔力の増大に狂喜した。   この世界の住人と融合し、この世界に来て初めて「安堵」した余はこれまでの屈辱を忘れぬよう人生で初めて筆をとったしだいで ・・・・・・つるぺた ? つるつるすべすべでこれから先ず一般市民にぺったん子!いや、それより先に紳士的に一緒に入浴しよう。 念入りにスジのあらいっこ?いやだから余は復讐を・・・ ペド亜k:;dファm;」亜fあモエ! 萌! 愛は恥丘を救う! -----------------------ここで手記は途切れていた--------------------------------   以下からは「瘴気将モッグス」の証言である。   あれは・・・半年振りにディオーキ様が我々に御姿を現した時でした。  明らかに地球人と融合したであろう御姿にではありましたが独特の邪気と瘴気ですぐに我らが「破壊神」と分かったのです。 涙して平伏している私にこうお声をかけたのです。  「いやー!そこの君!"我輩"最近物覚えが悪くってw全軍召集してくんない?ほらみんなの名前覚えたいし!」 〔全軍召集〕その言葉についに「破壊神」様は本気を出された!と感動を覚え即座に召集をかけたのです。  不在の者を除き全軍召集をかけた我々は雑兵を除き各々名乗りを上げたのです。  瘴気将モッグス「私の名は瘴気将モッグス!再びおつかえし・・・」  ディオーキ?:「パス。」  瘴気将モッグス:「え?」  餓礫将レッキガン:「オデノナマエはレ・・」  ディオーキ?:「パス、パス!あ、あと牛っぽいのと。花っぽいのもパスな。」  餓礫将レッキガン: 瘴気花フーラン・イシュー:瘴気獣ミノックス・トラックス:一同「ッ!?」  魔法瘴女スモッグ★ケミカ :「あの初めまして・・・魔法瘴女スモッグ★ケミカですよろしくお願いします」  ディオーキ?:「君マスクはずしてみて・・・んん!可愛いよ!はははッ!よろしくお願いするよ!」  魔法瘴女スモッグ★ケミカ「は、はぁ・・・」  餓礫魔嬢デブリズ★ラブルン「・・・餓礫魔嬢 デブリズ★ラブルン・・・」  ディオーキ?:「フフ、ご主人様に瞳を合わせぬそっけない挨拶!君はツンデレだね!うむ!君の心を優しくほぐしてあげたいッ!」  餓礫魔嬢デブリズ★ラブルン〔〔うわッ!コイツ殺してぇッ!〕〕  キシャンダール「キシャンダールでーっす!破壊神様よろしくでーす!」  ディオーキ?:「んもーーーー!可愛い!こねくり回したい!フフ・・そうイロイロナトコロヲネッ!」  キシャンダール〔〔何だろう鳥肌立ってきた・・・これが破壊神の威圧感なの??〕〕  ディオーキ?:「いやーウチの女子組レベル高いねー!いや〜まいった!まいった!あ、そこの潰れた缶詰頭君他に女子いないの?」  瘴気将モッグス:「モッグスです・・・いや他にもいるのはディオーキ様もご存知でしょ・・・」    ディオーキ?:「そうだったっけ?まッ!今度呼んでね!さて我が下僕らに指令を出す日が来た!」  〜その時、私はついに地球大侵攻作戦の指令が出ると期待しておりましたが・・・・・次に出た言葉には驚嘆しました。  ディオーキ?:「女子組はこれから我輩と入浴タイム!あと他の男衆は解散!以上!」  一同:「!!!!!!!!!!!!?????????????」  〜そして解散した後、強制的にお風呂の準備をさせられた私はその後信じられない光景を目にしたのです・・・・  ディオーキ?:「フフ君たちさぁ・・・一緒にお風呂に入るのだよ・・・服を脱がなきゃ!ああ失礼!我輩としたことが・・・         "我輩"自らに脱がして欲しいのだよね!」    〜変態的に指をくねらせながらディオーキ様は彼女らに近づき、破壊神よりの命令は「絶対」と組み込まれている  女子組一同は怯えつつも涙目でただ立っているしかなかったのです・・・・・そして彼女らの衣服にディオーキ様が手をかけようとした時・・・・・   「ゴキ!」  〜ディオーキ様は自らの拳で顔面を殴りつけたのです。そして続けてこう叫んだのです。  ディオーキ「に、逃げるのだ!む、娘っ子!よ、余がこの肉体を押さえ込んでいるうちに!瘴気将モッグスよ!余をッ!余を縛るのだ!」  瘴気将モッグス:「は、はい?いったいナニが・・・??」  ディオーキ「は、早く!しばりあげろぉッ!」    〜余りにも異様な雰囲気に気圧された私はレッキガンと協力してディオーキ様をなんとか縛り上げたのです。すると・・  ディオーキ?「缶詰頭君ハハ!"我輩"正気に戻ったよ!さあこの縄を解いておくれ!」  "ディオーキ"「ダッ騙されるなモッグス!今のは"余"の言葉ではない!この体の主、"ダンピエール"って者の言葉だ!」    ディオーキ?「ハハッ!イヤイヤ今の冗談!さあ"我輩"の縄を・・・」  〜私は一連のディオーキ様の「一人称」、私の名前の有無で異変に気が付いたのです  瘴気将モッグス:「バ、バカな・・・ディオーキ様を逆に・・・取り込んでいるのか?」  ディオーキ:「そ、そのとおりなのだモッグス!やはり頼りになるのはお主だけだ!」  ディオーキもといダンピエール:「ちぃ!ばれたかッ!後もう一歩と言う所だったがな!」  ディオーキ:「だまれっ!実はモッグスよ・・・」  〜ディオーキ様はそこから信じられない事を語ったのです。ディオーキ様の取り付いた「ダンピエール」なる男は申しなき邪悪な魂の持ち主であったものの  "漆黒"の魂では無かったと言うのです。しかし、汚染と浸食の秀でた我がディオーキ様はいつもどおりに、その力の根を肉体に絡みつけ、己の色に染めようと  したのです。事実、途中までは上手くいったらしくその容姿を変貌させるまでに至り、すっかり我が物に出来たと確信したそうでした。  ディオーキ:「余の慢心が再び仇となった・・・」    〜ところが・・・「ダンピエール」の邪悪な魂は・・・     ダンピエール:「邪悪とは失礼な!愛とか情熱に満ち溢れた魂といって欲しいね」  瘴気将モッグス:「・・・・(汗)」    〜ところが・・・「ダンピエール」の邪悪な魂は・・・その"ショッキングピンク"の魂でディオーキ様の力を逆に浸食し八割方奪ってしまったそうなのです。  しかも最悪な事に融合が進み逃げることもままならなくなってしまったのです。  瘴気将モッグス:「お、おいたわしや・・・(涙)」  ディオーキ:「と、とにかくだ!見下げた色欲まみれのコイツを野放しには出来ん!コイツをどーにかするまで、どこか安全な亜空間にでも余を幽閉してくれんか!?」  瘴気将モッグス:「わ、分かりました。」    〜こうして我々はディオーキ様を亜空間に幽閉する事になったのです。そして幽閉を行う当日・・・  ダンピエール:「おのれ!無駄な抵抗を!貴様らの愛する破壊神はもうじき我輩の一部になるのだぞ!今から媚売ってても損は無いって!」  ディオーキの部下一同:「ディオーキ様!そんな邪悪な奴に負けないでください!がんばって!」  ディオーキ:「期待に沿えるよう頑張る!」  〜そしてディオーキ様を幽閉し今に至っておりましたが・・・ ---------三日前----------  シオーツ「大変です!モッグス様!亜空間の扉が!」  〜私が駆けつけたときには亜空間の門が破壊され・・・ディオーキ様は姿を消していたのです・・・再び余に解き放たれた「破壊神」は ディオーキ様なのでしょうか?それとも・・・・ END あとがき ※中身は誰なんだ?レスで思いついたSSです!設定あきの公式設定無視で勝手に正体断定とかしているのであくまで小説 のみのオリジナル設定と思って読んでいただければ幸いです。 お借りしたキャラ 破壊神ディオーキ http://wikiwiki.jp/mahorovale/?%C7%CB%B2%F5%BF%C0%A5%C7%A5%A3%A5%AA%A1%BC%A5%AD 瘴気将モッグス http://wikiwiki.jp/mahorovale/?%E1%EF%B5%A4%BE%AD%A5%E2%A5%C3%A5%B0%A5%B9 その他一同 http://wikiwiki.jp/mahorovale/?%A5%C7%A5%A3%A5%AA%A1%BC%A5%AD%B4%D8%CF%A2%A4%CE%CB%E2%CA%AA%C3%A3   ありがとうございまーす!