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添付種族名 
リリス。淫魔とも。
ルーツ
魔女長ヴェロニカ、黄金の姫フローラ。
属性門
堕落の門に属し、夢魔や吸血鬼、魔人、触手と友好関係を持つ。
魔蟲の勢力と協調していた時期もあるが、現在の関係は不明。
竜から嫌われ、天使とは明確に敵対している。
外見
蛇とともに姿を現す美女、美少女である。蛇は美女の身体に巻き付いていることが多いが、髪などと一体化していることもある。
蛇と美女は二つで一つの存在である。思考が二重化されており、美女が快楽に悶えていても蛇は冷静な思考を行うことができる。どちらが主導権を握っているかはそのリリスによる。
ヴェロニカリリスは妖艶な女性が多いが、フローラリリスは小悪魔ちっくな美少女が多い。
リリスは肉体変容の魔法に長けており、全員が蠱惑的で淫蕩な肢体を持つ。
思想
蛇と快楽を奉ずる「リリスの道」という宗教を組織している。
女性による世界支配を教義とし、結婚制度の破壊と、世界のあらゆるリソース（富、知識、権力etc）の、女性による独占を目標としている。
近年のリリスは愛奴隷を獲得するために積極的な誘惑を行う傾向にある。
リリスの快楽への欲望は尽きることも飽きることもない。誘惑者である一方で、性的誘惑に非常に弱い。
性的誘惑は人間を操るための常套手段である。ありとあらゆる快楽を楽しませ、それなしでは一時もいられないような身体にしてしまう。
パワーソース
女性が快楽を感じるときに放出する恍惚のオーラを、蛇が吸収することで魔力を得る。
快楽を感じるのはリリス自身でも、犠牲者でも良い。恍惚のオーラは魅力が高い女性ほど質が良いため、魅力の高いリリスは魔力が強く、また魅力が高い女性はリリスに狙われやすい。
魔力
誘惑のオーラと快楽授与
リリスは常に魔力を帯びた甘い芳香をふりまき、嗅いだものの淫欲をかき立てる。
またリリスは触れるだけで相手に性的快楽を与えることができ、リリスとの交情は吸血鬼の接吻以上の快楽と言われる。
リリスの蛇は女性を犯す為に使われ、犠牲者に忘れることの出来ない快楽を刻み込む。
蛇術
堕落と快楽の魔法。
フィジカルピット
自らの肉体を淫らな罠に変える。リリスと交情したものはその肉体がもたらす快楽の虜となり、以後犠牲者はリリスの誘惑に抵抗することができなくなる。支配や隷属化と違いその強制力は弱いものの、性別や種族の別無く効果を発揮する。
デーモンプレジャー
女性にしか効果がない。犠牲者の精神をそのままに、性的感度だけをリリスと同程度に上昇させる。しかしリリスと違い身体を制御する蛇がいないため、犠牲者は絶え間ない快感と絶頂によって身体・思考能力の大半を失う。人間のみならず魔族にも効果がある。
マンイーター
男性に対する誘惑と支配の術。マンイーターと交わった男性は以後リリスの許可無しではリリスに触ることが出来ず、また射精すら制限される。逆にリリスの許可があれば自らの生命力を削って射精し続けることができる。マンイーターと交わる度に男性は知能が低下し、代わりに体力と精力が増強される。
ホイッスルブロウワー
女性の心の奥底に眠っている歪んだ性癖を見通すことができ、誘惑によって隠れた欲望を増幅させることができる。その誘惑は本来自ら望んでいる事であるため、抵抗することは非常に困難である。そして一度抑圧された性癖を充足させてしまえば、精神の変貌は急速に進む。
テレパシー能力を持ち、誘惑の囁きや精神攻撃を得意とする。淫欲に狂った淫獣を愛奴隷に調教する役目も持つ。
パフューム
誘惑のオーラの増幅版。全身から甘い芳香が漂い、その媚薬の香は男でも女でも欲情させる。その性的誘惑はますます抗いがたいものとなる。芳香は衣服などに纏わり付き長時間残留し、犠牲者の精神を淫欲で苛む。フィオーレリリスが完成させ、リリスシンドロームを創り出した。
戦闘
全く向かない。物理的な戦闘力は夢魔以下である。
鞭化した蛇を振るうことが多いが、それよりは周囲や敵対者を魅了する事が多い。
状況が許せば触手の召喚やアンデッドリリスの召喚を行う。
種族詳細
魔族
およそ六桁にのぼる魔族を擁する。その多くはフローラリリスである。
魔族リリスは姫とも呼ばれ、魔奴隷を集め快楽を吸い上げる。
歳経たリリスは自分が人間であったことすら忘れている。
彼女たちの体液には魔力が宿っており、飲めば媚薬のような効果を発揮する。魔奴隷リリスはこの体液を通じて、魔力を得ている
魔奴隷
魔族リリスのもたらす快楽の虜となり、性的奴隷となった女性たち。
すべての魔奴隷リリスは蛇の指輪を与えられ、淫欲が具現化され蛇が生まれる。ただし、実体化はしていない。
姫リリスの完全な奴隷であり、快楽を捧げ、奉仕するために存在する。彼女たちは姫リリスの寵愛が続くまでは不老の肉体を得る。
また類い稀な美しさと誘惑者の資質を持つ魔奴隷は、三日三晩姫と交わる儀式を経て新たな魔族リリスに生まれ変わる。
魔物
別名、アンデッドリリス
魔奴隷リリスは死しても快楽から逃れられず、蛇の指輪の魔力によりアンデッドと化す。
彼女達は快楽と恍惚を欲する衝動に取り憑かれており、更なる快楽を求めて現世を彷徨う。アンデッドとは思えない美しい姿と、人語を解するだけの知能はあるが、彼女達の唇は誘惑と喘ぎ声しか紡がない。
快楽を得る方法とは人間の血肉を喰らうことであり、兵士グール（吸血鬼の下僕）に匹敵する戦闘力を与えられている。
儀式
百合の儀式
リリス同士の肉の交わり。お互いの美しさと魔の快楽の素晴らしさを讃え合う。
リリスの序列を決める意味もあり、勝者は姉として敗者に命令することができる。
快楽の宴
リリスの主宰する乱交パーティの一形態である。人間の男女を巻き込み、魅了と欲情の魔力によって理性を奪い、快楽を絞り取る。一人のリリスが魔法をかけられるのは五人程度であり、大規模なパーティでは複数のリリスが参加する。
呪物
蛇の指輪
蛇を象った呪いの指輪であり、材質や意匠はさまざま。
リリスの呪いの結晶であり、嵌めた者の心と体を徐々に汚染して淫らに変貌させる。
人間では取り外すことが出来ず、嵌めたままでリリスの誘惑に抵抗することは非常に困難となる。
嵌めて眠ることで伏魔殿の夢を見ることができ、遠からず魔奴隷化の儀式を受けることになる。
指輪は世界を越えて至る所に存在し、魔女長ヴェロニカは別名指輪の君と呼ばれる。
金の耳飾
姫リリスが身につける淫魔の耳飾り。魔術や立ち居振る舞いなど、魔族が身につける様々な知識や技能をリリスに刷り込む。その知識は膨大で、魔族化のショックと合わせて人格すら変わってしまうことも多い。
資質
誘惑者
典型的なリリスで恋愛と淫欲の中で生きる乙女達。他人を誘惑し堕落させ、魂を汚して自分の奴隷を増やしていく。快楽授与者であり恋の陰謀家。
また増幅された感受性は芸術家・歌手・デザイナー・文学者・パティシエなどにも適正を与え、人間世界に浸透するものも多い。
愛奴隷
リリスたちの中でも与えられる快楽に耽溺し、自我を失い他のリリスに媚び甘えるものたち。
快楽の奉仕者。軽蔑される存在であると同時に愛される存在である。
リリスの半分近くを占め、彼女達がもたらす膨大な恍惚のオーラは教団の勢力を支えている。
拠点
伏魔殿/パンデモニウム
夢の世界に存在するリリス達の宮殿。主は魔女長ヴェロニカ。あらゆる世界のリリスが夢を媒介としてここにたどり着く。耽美な様式の内装で、甘い香りが漂い、床には花と蛇で埋まっている。
無数の寝室があり、リリスたちは自由に使い、堕とし堕とされる愉しみに耽っている。
フィオーレ
夢の世界に存在する積層都市。主は黄金の姫フローラ。フローラの故国の都市マファミアが再現されている。
