その他の言葉

Last-modified: 2011-06-18 (土) 20:13:47
 
「1.理念なき政治 Politics without Principles
 2.労働なき富 Wealth without Work
 3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
 4.人格なき学識 Knowledge without Character
 5.道徳なき商業 Commerce without Morality
 6.人間性なき科学 Science without Humanity
 7.献身なき信仰 Worship without Sacrifice」
(『7つの社会的罪 Seven Social Sins』 マハトマ・ガンジー)

「8.責任のない権利 Rights Without Responsibility」
(『8番目の罪』 アルン・ガンジー)

非暴力・不服従の理念で知られる、
インド独立の父マハトマ・ガンジーの提唱した7つの罪と、
その息子である人権活動家アルン・ガンジーの提唱した8つめの罪。
時に、真っ先に無視されてしまう「人の心」というものが、
何よりも大事なものであること。
たとえ命を賭してでも、最後まで捨ててはいけないものだと、
彼らはそう言いたかったのではないでしょうか。
comment by 神居鈴
 
「社長時代に、大卒新入社員の説明会の講話に行かされたとき、
皆さんには今後10年間は期待しておりません。
どうせ、学校でやったことが役立つなんてことはありませんから、
勝手なことをやって会社に損をさせてもかまいません。
あなたにとって大金でも、会社にとっては大した額ではないし、
そんなことで会社が潰れるようなマネージメントはしていませんから、
その後の勉強に活かして会社に儲けを返してくれればいいのです。
と言うようなことを話したのを覚えています。
失敗をしないと、自分で覚えないんです。ですから失敗させりゃいいんですよ」
(第二代本田技研工業社長 河島喜好)

"人材を育てるとは"という事について、ホンダの思想を表した言葉。
企業のことのみならず、年配者が若者を育てるということ全般について、
この言葉はその真髄を表しているように思います。
若者が失敗するのは当然。
それを後に繋げさせるよう仕向けるのが、年配者の仕事です。
comment by 神居鈴
 
「人間が思考する限り、人間は自由なのだ」
(エマソン)

読んでの通りです。
思考すること、それが人間であることの、そして自由であることの証明。
心の羽根は、いつだって、どこまででも、はばたいてゆくことができるのです。
comment by 神居鈴
 
「国宝何物 宝道心也
有道心人 名為国宝
故古人言
径寸十枚 非是国宝
照千一隅 此則国宝」
(最澄)

読みは次の通り。
「国宝とは何物ぞ。宝とは道心なり。
道心ある人を名付けて国宝と為す。
故に故人の言わく、径寸十枚、是国宝に非ず。
一隅を照らす、此則ち国宝なりと」
簡単に言えば、宝とは道に修めようとする心であり、
宝石や金銭などではない。
慎ましくも精一杯頑張るひとこそが、国宝なのである。ということ。
人こそが、人の宝であるのですね。
comment by 神居鈴
 
「私は「卑怯を憎む心」をきちんと育てないといけないと思っています。
法律のどこを見たって「卑怯はいけない」なんて書いてありません。
だからこそ重要なのです」
(『国家の品格』 …著:藤原正彦)

明文化されてることよりも、されていない事の方にこそ、重要な事は宿っている。
人の生きる道においては、そのことにより大きく左右される事がままあります。
comment by 神居鈴
 
「大人は大人げないものなんです」
(漫画『ぐるぐるクリーチャー』 ぐるぐる …著:ウエクサユミコ)

確かに子供に対して「大人げない」とは言わないから、
大人げない事こそむしろ大人の証……??
え、いいのか??
一瞬「あれ?」と思わせられる迷台詞。
comment by 白詰草
 
「人間の本質を何も知らされないで育つ方が、よっぽど子供にとっては悪影響だ…
子供の人格を壊してるのはあんた達の方だよ」
(漫画『アウターゾーン』 西崎 …著:光原伸)

「子供の健全な育成のために、不健全な漫画など読ませてはならない」
と主張する裁判官たちを前に、西崎が主張した台詞。
清濁合わせ持って生きる存在が人間。
良い所だけを見せていてもいけない、悪い所だけを見せていてもいけない、
両方が混在することを教えなければ、"健全"の本質を理解することすらできません。
西崎の言葉は、いたずらに何かを禁止する事を"教育"だと勘違いしている者達への、
強烈なアンチテーゼであり、また真実の言葉でもある。
comment by 白詰草
 
「大臣親しまざる時は百姓寧からず。
則ち忠敬足らずして、冨貴はなはだ過ぐればなり」
(『大戴礼記 王言』 孔子)

君主と大臣たちとの関係がうまくいかず政治が滞り、
民が落ち着いて生活できなくなるのは、
君主も大臣も互いに忠義と尊敬の気持ちが足らず、
富に対する欲ばかりが強いからだ。
という意味の孔子の言葉。
現代においても、そういう光景はよく見受けられます。
政治家諸兄には、この言葉をぜひ肝に銘じて欲しいものですね。
comment by 神居鈴
 
「軍隊というものが、そもそも人類にとって最も病的な存在なのです。
本来のあるべき人間の姿じゃないのです。
澄み渡る空や、さえずる鳥や島の住人のような健全さはどこにもありません」
(漫画『総員玉砕せよ!』 石山軍医 …著:水木しげる)

その根源は欲望か恐怖か。
口では平和を唱えながら、裏では撃鉄を引く者のなんと多いことか。
それが人類の"病"だとするなら、癒える日は来るのでしょうか……
comment by 神居鈴
 
「ぼくの未来や運命は自分で決めたい。他人に指図されたくはない。
そのために死んでも後悔しないぞ!!」
(漫画『銀河鉄道999』 星野鉄郎 …著:松本零士)

自分と一緒に暮らさなければ殺す、と脅すリューズに対し、
鉄郎が反抗した時の台詞。
たとえ命と引き替えでも、自分の信念を貫きたいと思う心。
逆に言えば、そのくらいの覚悟がなければ、
信念を貫くことは出来ないと言うことでもある。
comment by 神居鈴
 
「人は最初から使命や目的を持って生まれて来たわけではありません。
生きてゆく上で、各々が心に持つようになるものだし、その形も人それぞれです。
楽しく健康に暮らす…一生懸命家族を幸せにする…
そういうことが本当の人間の使命であり、目標かもしれません。
おのれのような使命や目標が他の方にないからといって、
他者をおとしめることは、あなたにはできませんよ」
(漫画『うしおととら』 日崎須磨子 …著:藤田和日郎)

厳しい状況下で、使命に押しつぶされそうになりながら苦しんでいる自分と比べ、
周りの人々が日々をただ無為に生きているかのように毒づく、
そんな蒼月紫暮を、須磨子が諭した時の言葉。
人は人、自分は自分。
大事なのは自分の為すべきことを為すことであり、
人と比べて自分を上に置いたり下に置いたりすることではありません。
comment by 神居鈴
 
「見えそうなのに、見たいと思うと見えないのは何故だろう…」
(漫画『EIGHTH』 ナオヤ・グラフィコ …著:河内和泉)

ひとことで言うと、女性のぱんつの話です、ええ。
何故だろう…
comment by 白詰草
 
「絶対に起こってはいけないことだった!! しかしそれは起こりえる!!
人が科学を手にしたとき…そのことだけは決して忘れちゃいかんことだ!!」
(漫画『パスポート・ブルー』 森田先生 …著:石渡治)

始業式の日、校庭でクラスメイト達の頭越しに水ロケットを飛ばした真上達を、
理科の教師である森田が叱った時の言葉。
失敗しないようにロケットを作ったと主張する真上達に、森田は
「ロケット技術のトップを行くロシアですら、失敗して多くの人を犠牲にした」と諭します。
誰だって失敗しないように技術を積み重ねていく。
しかし、それでもどこかで失敗は起こるもの。
それを忘れた時、取り返しの付かない惨事が発生する……。
人が科学と付き合う時、そのことを忘れてはいけないのです。
comment by 神居鈴
 
「麻雀に本当があればひとつ。勝つことだ」
(漫画『哭きの竜』 竜 …著:能條純一)

運のみで勝ち続ける(ように見える)竜に対し、
対戦相手が言った「本当の麻雀を見せてやる」という言葉に、竜が返した台詞。
運だろうと技術だろうと、"勝負"という絶対のルールの前に、
最後に残るのは、結局は「勝者」と「敗者」でしかない。
そこに一切の情は入らない。ただ冷徹な結果があるばかり。
本当だの嘘だのと宣っている内は、
勝負という土俵にさえ上がっていない――。
極道と対峙し続ける竜の、勝負に対する真摯な想いが透けて見える台詞です。
comment by 神居鈴
 
「古に虚諺なし」
(韓非子)

古きを温ね、新しきを知る……。
人の歴史は、それすなわち、人の知の積み重ね。
今に残る昔の言葉は、カビの生えたがらくたではなく、
長き時を経てなお錆び付かなかった、
かけがえのない宝石なのです。
comment by 神居鈴
 
「赤ン坊もね、離乳した途端にウンチがたまんなく臭くなる…。
あのニオイをかぐたびに思うんだよ。
あぁ、このコももう天使じゃない。後戻りのできない人間になった…
おめでとう…ってね」
(PCエンジン『リンダキューブ』 看護婦)

何一つ汚れていない人間などいるはずはないし、
また、そんな人間がいたとしたら、きっととても退屈な存在だと思われる。
少しくらい汚れていてもいい。
そこにこそ、人間ならではの魅力がきっと宿るはずだから。
comment by 神居鈴
 
「人間の能力は未だにその限界が知られていない。
人間に何ができるか、先例から判断することもできない。
人間の試みてきたことは、あまりにも少ないから」
(ソロー)

何ができるかではなく、何を為すか。
人間はまだその段階でしかないのかも。
comment by 神居鈴
 
「しかし、そんなことをいえば、人間は空を飛べない。
だからこの点に関しては、鳥よりも不自由である。
鳥に憧れて、鳥が好きになるのは勝手だけれど、
鳥を妬んで毎日嘆いていてもしかたがない。
人間はしかし、「空を飛びたい」と強く憧れたからこそ、飛行機を発明し、
今では鳥よりも速く、高く、遠くまで飛べる自由を獲得したのである。
嘆いたり恨んだりばかりでは、いつまで経っても問題は解決しなかったはずだ」
(『自由を作る 自在に生きる』 …著:森博嗣)

「自由」についての森博嗣氏の価値観を書いた
『自由を作る 自在に生きる』からの一節。
人は先天的に何らかの不自由を強いられている。
だが、その不自由さそれ自体が不幸なのではない。
大切なのは、その不自由さからいかに脱却し、自由を獲得するか――
その意志と達成こそが、自由と幸福なのだと森氏は説いています。
飛べないという不自由さから解放されたいがために、
人は飛行機という機械を生み出した。
それこそが、人間の強さと凄味。
他のどんな動物も勝ち得なかった、尊い"自由"。
森氏の洞察は、人の可能性と価値をよく見通していると思います。
comment by 神居鈴
 
「エロいのは男の罪…
それを許さないのは女の罪…」
(漫画『ニニンがシノブ伝』 音速丸 …著:古賀亮一)

思わず頷いてしまう、強引な迷言。
日々こんなことを考えて生きているらしい音速丸は、
ある意味もっとも幸せな御仁なのかも?
comment by 白詰草
 
「美しい乳房は地下鉄のようなものだ。一つ逃しても次がある」
(ジャン・コーエン・ブラキア)

え、ほ、ホントに? そんな楽観してホントに良いの!?
まぁ、一度の失敗でくよくよすな、ってことでしょうかね。
comment by 白詰草
 
「見下されるのが嫌なら、上に登ってこいよ」
(漫画『来世であいましょう』 キノ …著:小路啓之)

偉そうに恋のアドバイスをするキノに、「何だよ上から目線で」と反抗するナウ。
そのナウに対して、キノが返した一言がこれ。
うずくまってふて腐れていても、結局損をするのは自分。
悔しさをバネに飛び上がれなければ、いつまで経っても地を這いつくばったまま。
キノの言葉は厳しいけれど、やはり、それは真実を突いています。
comment by 白詰草
 
「人生の真実は、美味で、恐ろしく、魅力的で、奇怪で、甘くて、苦い。それが全てである」
(アナトール・フランス)

要するに、一筋縄ではない、と言うことであり、
そして、具体的に語れるようなものでもない、と言うこと。
人生について考えても答えが出るはずはない。
ならば、今やるべきことを粛々とやりましょう。
comment by 神居鈴
 
「うめいとか、うまくねえとか他人のやってるのを聴いて、
そういうことを言うについちゃァ、別にモノサシがあるわけじゃァありませんが、
まァ、他人の噺ィ聴いてみて、
『こいつァ、俺よりまずいな』と思ったら、まず自分と同じぐらいの芸ですよ。
人間にゃ誰だって多少の自惚れがありますからね。
『俺と同じくれえかな』と思う時には、向こうの方がちょいと上で、
『こいつァ、俺より確かにうめえや』と感心した日にゃァ、
そりゃァもう格段の開きがあるもんですよ」
(古今亭 志ん生)

他人に厳しく自分に甘いのが、とかく悲しき人の性というもの。
いかに他人に優しく自分に厳しくできるのか?
そこが、一流と二流を分ける差なのかもしれません。
comment by 神居鈴
 
「武術家が武術以外を語るんじゃない!!」
(漫画『すもももももも ~地上最強のヨメ~』 虎金井天我 …著:大高忍)

何事も、二足のわらじというのは上手くいかないもの。
武術家でなくとも、一つの道を極めるのには多大な努力が必要です。
時には残酷なまでの一途さを貫かなければ、
全てのことが中途半端に終わってしまいます。
comment by 白詰草
 
「オタクは平和な社会でしか生まれないから歓迎すべきなのよ!!」
(漫画『絶対可憐チルドレン』 蕾見不二子 …著:椎名高志)

まぁ、紛争地域では趣味に没頭する時間なんて無いでしょうし……。
少なくとも、日々を安らかに過ごせることへの感謝は、心に抱いていたいですね。
comment by 白詰草
 
「美しい言葉が飢えた胃袋をなだめた例はない」
(小説『マゼラン』 …著:シュテファン・ツヴァイク)

美辞麗句はともかく、飯ィ食わせろ。腹が減っては戦は出来ぬ。
……では、なぜ人は美しい言葉を愛するのだろうか?
言葉の裏の真意あり。
たぶん、生物の生理とは乖離した所に、人間らしさというものがあるから。
腹は満たされなくても、美しい言葉は他の何かを満たします。
comment by 神居鈴
 
「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候
死ぬる時節には死ぬがよく候」
(良寛)

何かが起きる時は、それは起こるべくして起こっていること。
諦めろという話ではなく、
起こりうるべくして起こっているその中で、
大切な何かを見つけなさいと、良寛は言いたかったのだと思うのです。
comment by 神居鈴
 
「法によって成人を保護しようとする試みは、人生の闘いには悪い教育である」
(レッキー)

枠というのは最初から設定してそれを強制すると、かえって距離感を阻害する。
あえて道を踏み外させてみた方が、若者には良いのかもしれません。
comment by 神居鈴
 
「本人は気づかないが、いつも拡大鏡を持ち歩いて、
人の欠点ばかり覗き回っている者がいる」
(ジョン・ワナメーカー)

誰しもこそこそかぎ回られるのは嫌なもの。
人に嫌われる行為の一つです。
どうせ拡大鏡を持ち歩くのなら、人の良い所を探し回りたいものですね。
comment by 神居鈴
 
「家に帰ろう、母さん」
(漫画『P.S.すりーさん』 FXさん …著:IKa)

様々な挫折、語り尽くせない苦労を経験し、
夢半ばでドロップアウトせざるを得なかったFXさんが、
迷子の母親を迎えに来た時に呟いた台詞。
さりげない日常の一コマで発せられた何気ない一言ですが、
最後には家族の元へ帰って行く温かさが見える、
とても優しい台詞だと思います。
comment by 白詰草
 
「異常なほどエロ本に固執したり、
不自然な格好してまで私のスカートの中覗いたり、
お風呂覗いたりしないお兄ちゃんなんか、
私のお兄ちゃんじゃないよっ!!」
(漫画『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』高梨 奈緒 …著:草野紅壱)

かつてこれほどまでに兄を貶した妹はいないと思われる。
これが愛情故の台詞だというのだからなおさら驚きだ。
comment by 白詰草
 
「夢を語る人の夢に嘘はないんだよ」
(漫画『来世であいましょう』白良浜かぴあ …著:小路啓之)

なるほど、そうかもしれない、と不思議な説得力のある言葉。
まぁ、かぴあに限っては額面通りとは行きませんが……(苦笑)
comment by 白詰草
 
「自分はこれが好きだと思い、
自分はこれを職業としたいというものを発見させるのが、
教育の主眼のひとつであろう」
(本田宗一郎)

表面的には、この言葉は誰もがわかっているはず。
なのに、実践するとなるとほとんどの場合できていないのが実情。
先の見えにくい昨今、本田宗一郎の言葉は我々に語りかけます。
comment by 神居鈴
 
「だって、信号を見ないで、近づいてくる車ばかり見てると、
いつか、目の前の青信号にも気づかなくなってしまうでしょ。
せっかく『安心していいよ』ってサインなのに、それに気づかないでいるっていうのは、
すごくさびしいことじゃないかなって思うんです」
(PlayStation2『ToHeart2』 草壁優季)

人は人が思うほど視野の広い生き物ではありません。
見ている、と思っても、多くのことを零してしまっているのが実情。
時にはゆっくりと深呼吸してあたりを見渡してみれば、
それまで気づかなかった、とても素敵な何かが見つかるかもしれません。
comment by 白詰草
 
「しかしきみはそうはなれない。
融通のきかなさは治らない。主義に反する要求には応えられない。
きみは一生苦労する」
(漫画『Heaven?』 …著:佐々木倫子)

花見の席でなかなか周囲に合わせて楽しめないことに悩む主人公・伊賀。
「努力すればいつか丸くなれるのだろうか」と悩む彼に、
たまたま出会ったおじさんが言った台詞。
こうまではっきり言われるといっそ清々しい。
事実、言われた伊賀君も「なんだか気が楽になりました」とすっきりした模様。
世間に合わせて自分を無理に曲げるよりは、
「これはこれでしかたない」と諦めてみたほうが、
むしろ楽に生きられるのかもしれません。
comment by 白詰草
 
「皆よくやるのさ、土壇場に追い詰められるとこのすりかえを。
自分の身さえ捧げれば、自分の身とひきかえならば…、
どんな違法も通るという誤解…。それで責任をとったような気になるヒロイズム。
とんだ勘違いだ……。
責任をとる道は身投げのような行為の中にはない。
責任をとる道は……、もっとずーっと地味で全うな道……」
(『天 天和通りの快男児』 赤木しげる …著:福本伸行)

自分が反則負けになったとしても赤木を生き残らせようと、
ある行為をしようとした井川ひろゆきに対し、赤木しげるが諭した言葉。
絶対的な勝ち負けよりもなお、優先されるべき「生き様」がある。
超人的な勝負師であると同時に、
勝負事の本質と在り方を見つめていた求道者・赤木ならではの台詞。
comment by 神居鈴
 
「人類に挑戦してみようかな、と」
(池田恒基:CAVE)

弾幕STG『虫姫さま』の攻略DVD内での、
「何故ウルトラモードなどと言う超絶難易度のモードを用意したのか」
という主旨の問いに対するIKD氏の回答。
そんなあっさりと挑戦しないでちょうだい!(笑
comment by 白詰草
 
「もしも女性の乳房と腰がなければ、私は絵を描かなかったろう」
(ピエール=オーギュスト・ルノワール)

今も昔も、理屈を越えて男は女のおっぱいが好きなようです。
comment by 白詰草
 
「大事なお金はな、また稼げばいいってもんじゃないんだ」
(漫画『ひゃくえん!』 鈴木円 …著:遠山えま)

がんばって貯めた10万円の内、5万円を紛失してしまった主人公・百。
みんなで夜まで探しても見つからず、
これ以上周りに迷惑はかけられないと諦めようとした百に、円がかけたのがこの言葉。
この後、「とことん付き合うぞ」と続き、二人で再び探し始めます。
失ったのは金額ではなく、頑張った努力と時間であり、その結晶。
普段は厳しい円ですが、こういったさりげない優しさが胸に響きます。
comment by 白詰草
 
「しかし赤ん坊はマジすげぇ
母乳を飲むとかなんとか苦しい言い訳で、事ある毎に女の乳を吸おうと躍起だ
人間ってのはナチュラル・ボーン・エロスだよ
ヘイマダム母乳飲ませろ!! 略するとボニュセロか…
なんかイタリアとかの観光地みたいな言葉だな」
(漫画『新ゲノム』 パクマン …著:古賀亮一)

よほど乳が吸いたいらしいです。
しかし、この言語感覚は古賀亮一氏ならではですね。
comment by 白詰草
 
土呂小夏 「そんなっ…ごっ、合コンっていったら…」
大和田円 「裸の男と女がヌルヌルイチャイチャしながら…」
宇都宮飛鳥「お互いの守護霊を呼び出し戦わせ…」
赤羽亜矢 「毛根!? 毛根ってなんだよ!?」
(漫画『ゴクジョッ。』 合コンについての各人の妄想 …著:宮崎摩耶)

次の日、彼女たちはそれぞれ
「SMの女王様ルック」「ドラゴンボールの孫悟空コスプレ」「死装束」「宇宙服」
という出で立ちで会場に現れる。
おそらくこの世で最も恋愛から遠い集団。
comment by 白詰草
 
「この島に生きる同じ生命のはずなのに、僕らだけが美しくない」
(漫画『自殺島』 セイ …著:森恒二)

自殺志願者が集まる島の中、
森の中を駆ける鹿を見てセイが思い浮かべた台詞。
美しくない事実を見つめることはできた。
では、なぜ美しくないのか……?
セイの悩みは人の持つ悩みそのもの。
comment by 神居鈴
 
「謝るこたないじゃないよ。赤ん坊は泣くのが商売だろう」
(推理小説『ささらさや』 鈴木久代 …著:加納朋子)

ファミリーレストランで泣き出した赤ん坊を気にして周囲に謝るサヤに、久代が言った言葉。
いわゆる「マナー」としては間違っている。
が、マナーよりももっと重要なことはあるはずだ。
誰もがマナーを気にして、赤子の泣き声すら許さない世界と、
赤ん坊は泣くのが商売だと、微笑ましく許してくれる世界と……
果たして、どちらが幸せな世界だろうか?
comment by 神居鈴
 
「神様ですら、この世の終わりが来るまでは、人間を裁こうとはなさらない」
(サミュエル・ジョンソン)

終末論を逆手に取った面白い格言。
人を裁くというのはそれほどに難しいものなのだ。
ただ……、それでも裁かれる日は来るし、
裁かなければいけない瞬間というのは確かにある。
人の世は難しいものです。
comment by 神居鈴
 
「絵も最初は真っ白な紙。服も最初はただの布。
それが自分の手で作品になっていくのがたまらないんです♥
何も無かったところに何かを生み出せる……。
私って神様みたい♥って思えるじゃないですか♥♥」
(漫画『ひだまりスケッチ』 吉野屋先生 …著:蒼木うめ)

創作する喜びを語った吉野屋先生の言葉。
たまに良い台詞を言ったかと思ったら、最後の一行で一気に迷台詞に(笑
comment by 白詰草
 
「流行ものの音楽なんて、マクドナルド・シンドロームだよ」
(イングヴェイ・マルムスティーン)

イングヴェイの性格の悪さというのは大変有名で、
放たれる言動は破天荒そのものであるが、
その音楽ポリシーについては非常に保守的なもの。
そして、その保守的な考え方がひとつひとつのプレイを極限にまで高め、
今なおメタルシーンのトップクラスに君臨し続けられる理由にもなっている。
上に挙げた言葉は彼の傲慢な自尊心から出たものかもしれない。
だが、安易にころころと移り変わる流行りものに対しての警鐘は確かに含まれている。
comment by 神居鈴
 
「他にも天国…冥土…黄泉の国などありますが、元をたどれば一つです…
冥土の黄色い泉…つまりメイドさんの黄金水は、
人によっては天国にも地獄にもなりうる訳です…」
(漫画『殺し屋さん』 神父 …著:タマちく.)

「俺は死んだらやっぱり地獄に行くのでしょうか」
と聞く殺し屋さんに神父が返した言葉。
この後、殺し屋さんに「なんかもう最低だ!」と叫ばれる。
ホントにもう最低だ!
comment by 白詰草
 
「仏界入り易く、魔界入り難し」
(一休)

破戒僧一休が残した有名な言葉。
様々に解釈される言葉ですが、さて……。
comment by 神居鈴
 
「幸福になる義務ほど過小評価されている義務はない」
(ロバート・ルイス・スティーブンソン)

よく権利と勘違いされる義務。
生まれてきたからには、石にかじりついても幸福になる義務が、
人間には課せられている。
comment by 神居鈴
 
「カバンの中身は女のコの内臓も同然なんだから」
(PlayStation2『ToHeart2』 小牧愛佳)

よく考えると意味不明な比喩ですが、思わず納得してしまう一言。
comment by 白詰草
 
「まァ…男ってのは他人が思うほど子供じゃないってこったァ
いつの間にか成長して、アッと驚く事をやりとげるもんなのさァ」
(PlayStation2 & Wii『大神』 イッスン)

そしてまた、そういう男でもありたい。
時代遅れ? いやいや、男はいつだって、男らしくなきゃ。
comment by 白詰草
 
「生徒に刺されても怒っちゃいけないなんて、そんなバカな話あるか?」
(映画「バトル・ロワイアル」DVD特典『レクイエム』 キタノ …監督:深作欣二)

そんなバカな話がまかり通ってしまう昨今。
「バトル・ロワイアル」は映画でも小説でも、
教育というものについて深く考えさせられます。
comment by 神居鈴
 
「理屈で、理論でいくら立派な音楽を書いても、聴いてつまらなきゃ、それはつまらないんですよ」
(すぎやまこういち)

音楽だけではなく、例えば小説などでもそれはしかり。
まず面白いことが重要で、高尚な理屈は二の次です。
創作活動に従事するものは、全てこの言葉を心に銘じておくべきだと……、
そう、思うのです。
comment by 白詰草
 
「ところで男性自身がアレを指すってことは、女性自身って雑誌のタイトル名の意味は……」
(漫画『シスター・ルカは祈らないで!!』 シスター・ルカ …著:竹内元紀)

竹内元紀は天才なんじゃないかと、ごくまれに思いそうになります。
comment by 白詰草
 
「システムなんていうのは便宜でしかないはずだ。
俺たちはシステムのために生きてるわけじゃない」
(小説『バトル・ロワイアル』 川田章吾 …著:高見広春)

手段が目的化してしまう事例は思うよりも多くあること。
なんのためにそれをするのか?
comment by 神居鈴
 
「狂人とは理性を失った人のことではない。
狂人とは理性以外のあらゆる物を失った人である」
(G・K・チェスタトン)

歴史を顧みれば、世界を混乱に陥れたのは理性を失った人ではなく、
徹底して冷たい理を振りかざした人々だった。
何ごとも、温かみを忘れないようにしたいものです。
comment by 神居鈴
 
「天才と呼ばれている人は地球を救ったことはありません。消費を拡大させただけです。
なぜ彼らが地球を救うところまでいかなかったのかというと、
頭だけで考えているからだと思います」
(富野由悠季)

論理、それ自体は美しいものだ。
しかし、論理はしょせん人ががんばって「考え出した」ものに過ぎず、
絶対的にそこに存在していたものではない。
より高みに飛翔するためには、
奥底に根ざした本能を最大限に活用する必要があるのだろう。
comment by 神居鈴
 
「面白い物語によけいな能書きは要りません」
(アンゾロジー『贈る物語 Mystery』 綾辻行人 …編:綾辻行人)

推理作家・綾辻行人が編集した古今東西の推理小説を集めたアンソロジーで、
はじめに として述べられた言葉。
自分が読んで『面白い』と感じた物語。
どこが面白かったかをいちいち相手に語るのではなく、
ただ読んで、その魅力を知ってもらいたいな と。
特にミステリというジャンルではそうなのではないかと。
comment by 霧山伊吹
 
「※この作品はフィクションであり、既存のいかなる人物・団体とも
いっさい関係が無い。仮に読者が何らかの人物・団体を
連想するようなことがあったとしても、それはまったくの誤解というものである。(作者)」
(推理小説 『伊園家の崩壊』(『どんどん橋、落ちた』収録) 作者の言葉 …著:綾辻行人)

どう読んでも、日本一有名な、明るく平和なあの一家がモデルの短篇。
どう読んでも、覚醒剤中毒者となっているのは、あの専業主婦である。
どう読んでも、可逆嗜好のある幼児は、あの子である。
だが、それは誤解なのだろう。作者がそう言うのだから。
comment by 霧山伊吹
 
「印刷「我々は、読めるように印刷するのが仕事なんです」」
(小説『おしまいの日』 新潮文庫版あとがき 著…新井素子)

小説に登場する日記部分の、
ボールペンなんかで読めないようにグリグリと潰したような感じで印刷してください
という、作者のこだわりに対しての、印刷所の方の悲痛な叫び。
作者こだわりの要求は
『グリグリ潰した隙間からところどころ読めるように』
『最後に日記を破りたいんですけども』
と、さらにエスカレートします。
comment by 霧山伊吹
 
「許すとか、許せないとかいう言葉は神だけが使える言葉でね。
人間が人間を許せないとゆうような権利はどこにもない」
(脚本家・市川森一『新・ウルトラマン大全集』  …講談社/テレビマガジン特別編集)

ウルトラマン関連の本に書かれた一文。
市川森一氏がウルトラシリーズをやってきて一番嫌な台詞は
正義の側の「もう許せない」 とのことですが、
これを見ると何も言えなくなります……
comment by 霧山伊吹
 
「石橋なんぞ叩きもしないで飛び越える。それが探偵だ」
(推理小説『塗仏の宴』 榎木津礼二郎 …著:京極夏彦)

小説京極堂シリーズの榎木津礼次郎というお方の台詞
世の探偵はちゃんと渡ります
叩きます!
comment by 白銀すい
 
「思想を破壊する思想がある。
もし破壊されねばならぬ思想があるとすれば、
まずこの思想こそ破壊されねばならぬ思想だ」
(推理作家 G・K・チェスタトン)

「思想を破壊する思想」とは、要するに戦争のことに他ならない。
正しい思想というのは相手を封殺するものではなく、
認め合い、尊重し合い、共存することにこそ立脚する。
誰もが知るはずの平凡な真理であるのに、人はこれをなかなか手にできない。
comment by 神居鈴
 
「甘いモノ食べて幸せになろう!!」
(漫画『ALMIGHTY×10』 王ノ宮天 …著:水都あくあ)

甘いものは人を幸せにする!
天の座右の銘は最高ですね。笑
こんな子に食べてもらえたら、幸せだろうなぁ♪
comment by 麻緒拓巳
 
「例えばチョコレートは微笑みを浮かべさせ、
キャンディーは嫌なことを忘れさせる
口に含んだ瞬間みんな笑顔になる
お菓子には、そんな人を幸せにする力があるんだよ」
(Windows『D.C.2』 朝倉純一 …CIRCUS)

……お菓子が食べたくなってきました。
comment by 白詰草
 
「あんたの翼がどれほど強くても鳥籠の中じゃ飛べる高さはしれてるぞ」
(漫画『スパイラル ~推理の絆~』 鳴海歩 …著:城平京、水野英多)

comment by 幻
 
「ムスタディオをやっつけろ」
(PlayStation・PlayStationPortable『ファイナルファンタジータクティクス』 ラムザ・ベオルブ)

鉄巨人を起動したラムザは命令をする事になるのだが、
「こいつ、強いのかな?」
と疑問に思うムスタディオに
「とても強い」
と答えた鉄巨人を見たラムザが言った台詞。
当然ムスタディオは怒ったが、
その直後ムスタディオは鉄巨人に攻撃されてやっつけられてしまう。
慌てたラムザは、
「わーっ!フェニックスの尾ーっ!フェニックスの尾はどこだーっ!!」
と走り回るのであった。
comment by ロクサス
 
「弁えない子のお相手も貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)ですから」
(漫画『B型H系』 金城京香 …著:さんりようこ)

3巻帯のコピー。
狙ったのかなんなのか、表紙とのマッチが絶妙で、
思わず買わなければいけないような気になる迫力。
まず、凡人には無理な台詞。
comment by 神居鈴
 
「我は救世主を選んだぞ。心優しき少年よ」
(漫画『私の救世主さま』 雷帝イシュテルテ …著:水無月すう)

その光天空を裂き、最強の矛として舞い降りる。
comment by 疾風
 
「南空ナオミさん、私は、悪というものが、許せないんですよ。
許せないんです。
だから、知り合いだろうがなんだろうが、関係ありません。
私が興味あるのは正義だけですから」

「悪で救われる人達も、たくさんいます。」

「いますね。しかしそれでもなお正義は他の何よりも力を持っています」

「力?力っていうのは、強さですか?」

「違います。優しさです」
(小説『DEATHNOTE ANOTHERNOTE』 Lと南空ナオミの会話 …著:西尾維新)

Lとの最後の通信、
南空ナオミが自分のあり方に疑問をもっていたとき、
Lになにげなく言われた言葉。
Lの軸となる考えがそのまま反映している場面ですね。
一番好きです。
comment by 放蕩者
 
「何が正しいか何が正しくないか何が正義か悪かなんて誰にもわかりません。
……もし神がいて神の教示があったとしても
私は一考しそれが正しいか正しくないかは自分で決めます。
私もあなたと同じです。自分が正しいと思うことを信じ正義とする。
あなたは決して神ではないし
あなたが全ての人間の生きる道を示しそのとおりに人間が生きていく事は
平和でもなければ正義でもないと私は考えます。
そして、自分を神と言い片っ端から人を殺す事は私の中では絶対に悪です」
(漫画『DEATH NOTE』 ニア …著:大場つぐみ(原作)/小畑 健(画))

自分がキラであることを自白した後、
偉そうな自論を長々と披露した月に対して、 ニアが出した回答。
まあ、要するに、完全否定ですね。
神なんかにすがるんじゃなくて、
自己に頼って生きるしかないってのが共感できました。
comment by 放蕩者
 
「神も使徒も何もかも全て呪われてしまえ、全て壊れてしまえ」
(漫画『D.Gray-man』 スーマン・ダーク …著:星野桂)

神を呪った漆黒の名を持つ兵士は、
堕天使ルシフェルのように醜くなれず、
悪魔か神か分らない人によって、
より深く闇に落ちて行く。
comment by 疾風
 
「プロのゴルファーになって、渋谷を血の海にするんだ!」
(漫画『○本の住人』 霧島・T・さくら …著:kashimir)

この後
「賞金がたまったらハワイに小綺麗な別荘を建てて
ホノルルを血の海にするんだ!」
と続く
どんなゴルファーなんだ…
comment by 白詰草
 
「グラタンとポテトとドライカレーとマーボー豆腐と
ビーフシチューとミートパイとカルパッチョとナシゴレンと
チキンにポテトサラダとスコーンとクッパにトムヤンクンとライス
あとデザートにマンゴープリンとみたらし団子20本で………全部量多めで」
(漫画『D.Gray-man』 アレンウォーカー …著:星野桂)

我食べる故に我あり!!
彼はこれだけの量を5分で食べきりました。
comment by 疾風
 
「狐って食えるかな………」
(漫画『鋼の錬金術師』 エドワード・エルリック …著:荒川弘)

極限状態のエド氏。
この後ナイスな笑顔で弟に「落ち着けよ」と突っ込まれる。
何年後かに革靴を食すとは露も知らずに………。
comment by 疾風
 
「墜とすぞ。無敵の翼カノン・ヒルベルトをな」
(漫画『スパイラル ~推理の絆~』  …著:城平京、水野英多)

百の弾丸を撃ち墜とすのは神がかりな『論理』だけ。
『最愛の人』を殺すわけには行かないから、
誰も殺さず誰も死なない螺旋の道を彼は今歩き始める。
comment by 疾風
 
「悪魔は神には祈らねぇ」
(漫画『アイシールド21』  …著:稲垣理一郎、村田雄介)

神なんて信じない。俺が信じるのは目の前に広がる現実だけ。
comment by 疾風
 
「あたし、すごい秘密を知ってるよ。
でも、それはずっと秘密」
(PlayStation2『ToHeart2』 十波由真)

彼女の心が解放された瞬間だった。
これからの長い長い幸せな時間を予感させる。
comment by 白詰草
 
「孤独は、ヒトになる子にあげよう。
代わりに、おまえには音をつくってあげよう」
(戯曲『半神』 老数学者 …著:野田秀樹)

かつて、これほどに孤独を体現した言葉があっただろうか…
comment by 白詰草
 
「誰もが、そう言うの。切り離されてからは」
(戯曲『半神』 シュラ …著:野田秀樹)

切り離されたシャム双生児の片割れが言う「私たち、くっついていたの」という台詞に、
家庭教師は「そんなこと誰も信じないよ」という。
それに対して返された言葉。
霧笛の音が、寂しく響く
comment by 白詰草
 
「高校生になったら…高校生になったら…セクフレ100人できるかな♪」
(漫画『B型H系』 山田 …著:さんりようこ)

主人公・山田のバカさ加減を一撃で表した迷台詞。
この後、妹の千夏に
「お姉ちゃん、まず一人カレシ作りなよ」
とツッ込まれる。
comment by 白詰草
 
「3人で囲めば圧勝できるだと…バカじゃねえのか……?
そういうこざかしいことと無関係のところに……
強者は存在する――!」
(漫画『天』 赤木しげる …著:福本伸行)

そんなこといえるのはアンタだけだ
comment by 神居鈴
 
「あンた、背中が煤けてるぜ」
(漫画『哭きの竜』 竜 …著:能條純一)

人生で最も言われたくない言葉の一つ
comment by 神居鈴
 
「ねずみに似ている入力装置、普通は噛み付かない」
(PC入門書『初中級者のためのしっかり身につくパソコン用語ABC』
マウスについての説明文  …編:アスキー出版局)

昔、PCの勉強用に買った用語集の一節
これぞユーモア
comment by 神居鈴
 
「僕の得た教訓というのはね、
優秀な一匹の犬は、百人の警察官に勝るということさ」
(推理小説『ギリシャの犬』 御手洗潔 …著:島田荘司)

すごい皮肉だが、実際の警察官と照らし合わせてみても…
なるほど、と
comment by 神居鈴
 
「全ての不可能を消去して、
最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、
それが真実となる」
(推理小説『ブルースパーティントン設計書』 シャーロック・ホームズ …著:アーサー・コナン・ドイル)

おそらく推理小説史上、最も有名な言葉
comment by 神居鈴
 
「探偵小説でしか語れない真実もあるんだぜ」
(推理小説『ミステリ・オペラ』 小城魚太郎 …著:山田正紀)

全てのミステリーファンが待ち望んだ究極の台詞
comment by 神居鈴
 
「百科事典です」
(推理小説『覆面作家は二人いる』 新妻千秋 …著:北村薫)

『とってつけたような手順』の性描写を盛り込んできた新人作家・新妻千秋に
「どこで調べたんです?」と聞いたところ返ってきた言葉。
「百科事典かよ!」と、
日本中のミステリーファンがツッ込んだ超迷台詞。
comment by 神居鈴
 
「こういうとき会社が「乗っ取られた」といいます
私たち猫が人間の家に入り込むとき使うのに、
これほどぴったりの言葉が他にあるかしら。
だってたった一晩で、何もかもが変わっちゃうんですもの。
その家も、それまでの習慣も、もはや人間の自由ではなくなり、
以後人間は、猫のために生きるのです」
(小説『猫語の教科書』 ツィツァ …著:ポール・ギャリコ)

ウチの猫も野良猫が産んだ子だが…
いや、しかし…
comment by 白詰草
 
 

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