ニュース/2016-12-11-00

Last-modified: 2016-12-14 (水) 21:16:21

2016/12/11 - Patch Notes 1.4.90

公式URL : https://mwomercs.com/forums/topic/241157-patch-notes-1490-13-dec-2016/


(メモ) このパッチが実際に適用されるのは(日本時間)12月14日AM3時になります。

Faction Play - Phase 4

今までのFaction Playではそれぞれの勢力が自分勝手に戦っていましたが、Phase4ではそれらの戦いがInner Sphere vs Clan Conflictとして中心領域(Inner Sphere)vs氏族(Clan)にまとめられます。
以前まで存在したHouse Kurita vs House Davionのような戦いはSpecial Factional Conflictとして残ります。

Conflicts Panel

Conflicts tab
Conflictsタブには現在進行しているConflictが表示されます。
ConflictはLoyalistキャリアの投票によって選ばれた惑星(それぞれの陣営から4惑星ずつの計8惑星)を巡った争いです。
それぞれのConflictは時間経過(Inner Sphere vs Clan Conflictの場合は8時間)によって終了します。この終了時にConflictの勝利条件に到達している陣営がそのConflictの対象となっている惑星の支配権を獲得します。勝利条件を満たす陣営が存在しない場合は惑星の支配権に変化はありません。

 

Inner Sphere vs Clan Conflict

  • Freelancerキャリアは特に変更がありません。今まで通りUrgent Call To Armsによって戦闘に参加します。
  • Mercenaryキャリアは契約している勢力の陣営として戦闘に参加します。
  • Loyalistキャリアは忠誠を誓った勢力の陣営として戦闘に参加します。
 

Inner Sphere vs Clan Conflictは常に1箇所以上で行われており、どのキャリアでも戦闘に参加することができるようになっています。
Inner Sphere vs Clan Conflictは8時間で終了し、自動的に新しいInner Sphere vs Clan Conflictが開始されます。

 

Special Faction Conflicts
Special Faction ConflictsはInner Sphere vs Clan Conflictで扱われない勢力同士の戦いです。House Kurita vs House Davionなどがそれにあたります。

  • FreelancerキャリアはInner Sphere vs Clan Conflictと同じように、Urgent Call To Armsによって戦闘に参加することができます。
  • Mercenaryキャリアは契約している勢力が対象のConflictにのみ参加可能で、契約している勢力の側として戦闘に参加します。
  • Loyalistキャリアは忠誠を誓った勢力が対象のConflictにのみ参加可能で、忠誠を誓った勢力の側として戦闘に参加します。
 

Inner Sphere vs Clan Conflictとは違い、Conflictが終了するまでの時間をあらかじめ設定することが可能です。

 

War Log tab
War LogタブにはConflictでの簡易な戦闘ログが表示されます。ログには戦闘で勝利した陣営とその時間、どれだけConflictの戦況に影響を与えたかが表示されます。

 

Voting tab
今までは侵攻の対象となる勢力を選んでいましたが、これからは侵攻の対象となる惑星を選択する方式に変わります。
メモ: 投票は勢力に忠誠を誓ったLoyalistキャリアだけの権利です。

  • Inner Sphereの投票ルール
    • Inner Sphere陣営はInner Sphere系勢力の領域に隣接したClan系勢力の惑星をConflictの対象として投票することができます。それが所属する勢力とは関係のないInner Sphere系勢力だとしても問題なく投票できます。
    • Inner Sphere全体の投票結果から上位4つの惑星がConflictの対象となります。
  • Clanの投票ルール
    • Clan陣営はそれぞれのClan系勢力がバラバラに投票を行います。
    • それぞれの勢力は自分たちが支配する領域に隣接したInner Sphere系勢力の惑星のみをConflictの対象として投票することができます。例えば、Smoke Jaguarだけが隣接しているKuritaの惑星をClan Jade Falconが対象として選ぶことはできません。
    • Clan陣営はそれぞれのClan系勢力がバラバラに投票を行い、それぞれの勢力で最も票数の多い1つの惑星(4氏族なので合計4つの惑星)がConflictの対象となります。

Mission Details

Tug of War
Conflictの勝利条件は今までの惑星内の領域の取り合いからScoutingモードのような戦闘の勝敗が直接的に影響するシステムに変更されました。
Conflictが開始されたばかりでは戦況をあらわすゲージは中立の状況にありますが、戦闘が行われる度に勝者の側にゲージが傾いていきます。

2016-12-11-00.png
 

Invasion Tug of War
今までのInvasionモードではInvasion/Counterゲームモードのみが選択されていましたが、これからはTug of Warの戦況(の進行段階)によってゲームモードが変化するようになります。
このシステムはConflictでの戦闘結果が即座に反映されるため、マッチングのサーチ中にゲームモードがかわってしまう場合があります。

 
  • Invasion Stage 1(第1段階): Skirmishゲームモード
  • Invasion Stage 2(第2段階): Dominationゲームモード(占領に必要な時間がQuick Playより30秒多い1分30秒になります)
  • Invasion Stage 3(第3段階): Conquestゲームモード(勝利に必要な資源がQuick Playより500多い1250になります)
  • Invasion Stage 4(第4段階): Assaultゲームモード
  • Invasion Stage 5(第5段階): Invasionゲームモード
 

これらのQuick Play用ゲームモードはFaction Playでプレイされる場合に限り、今までのFaction Playと同じようにドロップデッキでの4機編成が適用されます。
Quick Playでプレイする場合は今まで通りドロップデッキを利用しないシステムのままです。

 

Invasion Capture Thresholds
画像にあるClan Capture Threshold/IS Capture Thresholdの段階まで戦況を動かすことができた場合、Conflictの終了時にそのConflictのすべての惑星の支配権が勝者陣営に移ります。

 

Scouting Tug of War
Scoutingモードはシステムの名前が変更された程度で大きな変更はありません。今まで通り敵からIntelを奪うことによってゲージが変化していき、自分たちの陣営がPlanetary Advantageを利用できるようにする、あるいは敵がPlanetary Advantageを利用できないようにするのが目的となります。

 

New Planetary Advantage: Radar Jammer
Long Tom ArtilleryのPlanetary Advantageを置き換える形でRadar JammerのPlanetary Advantageが実装されます。

  • レーダー妨害時間: 5秒
  • レーダー妨害周期: 2分毎
  • Radar Jammerが有効になると、敵は一時的に以下の能力を失います。
    • Standard targeting
    • TAG Laser lock
    • NARC Beacon effect
    • 'Enemy Spotted'コマンド

Faction Play Lobby Changes

Faction Playのロビーに関する処理が変更されます。
今まではロビーで他のプレイヤーが集まるのを待っていましたが、これからはQuick Playのようにマッチングでプレイヤーが決定された後にロビーへと集まります。

Unit Tags

Conflictシステムによって惑星の扱われ方が変化したので、Unitによる惑星の獲得方法も変化しました。

 

Determining the Top Four Units in a Conflict
Conflictでは勝者側が新たに4つの惑星を獲得することになります。
Unitメンバーが勝利する度に評価点1点という基本は同じですが、Conflictに参加した(勝利側の)すべてのUnitの中から点数が多い上位4Unitが選ばれ、それぞれ1つずつ惑星を与えられます。

 

Assigning Planet Occupation Rights
4つのUnitがどの惑星を与えられるかは以下のルールによって決定されます。

  1. そのConflictで勝利数の多いUnitから順番に惑星の選択権が与えられる。
  2. 選択権を与えられたUnitのメンバーが(Conflict開始前の)投票で最も多く投票していた惑星が選ばれる。
  3. Unitのメンバーが投票した惑星がなかった場合、残っている惑星からランダムで選ばれる。
 

Planet Value
細かい値は変わりましたが、基本は同じです。

  • 惑星を支配しているUnitはその惑星からMCを受け取ることができます。この支配権は所属勢力を変更した場合に失われます。
  • 惑星はConflictの1周期(8時間周期)あたり15 MCを生産します。この報酬は複数の惑星を支配することで1周期あたり最大で90 MCまで獲得可能です。
  • それぞれの惑星は一定期間MCを生産すると、それ以降はMCを生産しなくなります。この制限は惑星の支配権がかわることでリセットされます。
    • 一般的な惑星では540 MCの制限ですが、重要な惑星ではこの制限は1080 MCになります。

Inner Sphere and Clan Chat Channels

Faction PlayのチャットにInner Sphere用のチャットとClan用のチャットが追加されます。
これらのチャットはそれぞれの陣営にいるLoyalistキャリアとMercenaryキャリアだけが利用できます。Freelancerキャリアは利用できません。

Loyalist Career Selection

Loyalistキャリアは今では忠誠を誓った勢力だけでなく、その陣営のためにも戦います。
実際のところ、投票の結果がその勢力だけではなく陣営全体(投票結果がまとめられるようになったので)に影響するようになっただけです。

Drop Deck Management Changes

任意のドロップデッキをデフォルトのドロップデッキとして選択可能になりました。

New Default Clan Planet Assignments

戦線のバランスを考慮して、氏族が初期から支配している惑星が変更されます。(略)

Group Changes

今まではFaction PlayをグループでプレイするためにはFaction Play専用のグループを作る必要がありましたが、Quick PlayとFaction Play用のグループを簡単に切り替えられるようになりました。

Escort Game Mode

Quick Playの新しいゲームモードとしてEscortゲームモードが実装されます。
Escortゲームモードはそれぞれのチームで勝利条件が異なるタイプのゲームモード(Invasionのように)です。攻撃側はNPCが操作するAtlas(Atlas VIP)の破壊が目標で、防御側はそれを阻止して脱出地点に誘導することが目標となります。

 

Conditions for an 'Auto-Win'
攻撃側チームのメックがすべて破壊された状態でAtlas VIPが生存していた場合、ゲームの終了を待たずに勝利判定が行われます。

  • Atlas VIPが残り時間内に現在位置から脱出地点まで到達可能な場合は防御側が自動的に勝利します。
  • Atlas VIPが残り時間内に現在位置から脱出地点まで到達不可能な場合は攻撃側が自動的に勝利します。
 

Support Towers
Escortゲームモードではマップ内にサポートタワーが配置されています。これらのタワーは半径200mのECMと半径200mのレーダー効果を持ちます。

  • タワーは30m以内に近付くことで占領が可能で、戦闘開始時には防御側が占領した状態になっています。
  • 中立のタワーを占領するためには5秒必要で、敵対するタワーの占領には10秒が必要になります。
  • 敵メックが同じように範囲内にいる場合、占領は進行しなくなります。
  • 複数のメックが範囲内にいても占領速度は向上しません。
  • 占領しているメックを攻撃しても占領を止めることはできません。
  • タワーを占領すると、はじめに占領を始めたプレイヤーが1000 C-Billと50XPのリワードを獲得します。
 

Defense Turrets
Escortゲームモードではマップ毎に最大で9個のディフェンスタレットが配置されています。これらのタレットは防御側として攻撃側を攻撃します。

  • すべてのタレットはミディアムレーザーで武装しています。
  • すべてのタレットは15の耐久値を持ちます。
  • タレットを破壊したプレイヤーは1000 C-Billと50XPのリワードを獲得します。

新メック Marauder IIC

Marauder IICを購入したプレイヤーを対象として、Marauder IICが配布されました。
Marauder IICは2017年3月7日にMCでの販売が開始され、2017年4月4日にC-Billで販売されます。

プライベートマッチ用1v1マップ

プライベートマッチで利用可能な1v1用のマップとしてSteiner Coliseumが実装されます。

デカール

Specialカテゴリ(500 MC)のデカール17種類が追加されます。

Symbol、Signage、Word Decal

  • Symbol/Signage/Wordデカールのふちがおかしく見える問題を修正
  • 英数字系デカールの解像度を128x128から256x256に変更
  • 数字デカールのサイズや位置を修正。ちゃんと変更を反映させたい場合は別のデカールに切り替えてから戻す必要があります。

ゲームプレイ関連の修正と変更

'Mech Collision Improvements

メック同士のあたり判定が改善されました。

Domination Game Mode Changes

  • Alpine Peaks: ビーコンの位置を改善
  • Crimson Strait: ビーコンの位置を改善

Heat Sinks

  • Single Heat Sinks
    • (エンジン内蔵ではない)ヒートシンクの排熱性能が0.12(変更なし)
    • (エンジン内蔵の)ヒートシンクの排熱性能が0.11から0.12
    • ヒートシンクの熱量の限界が1.2(変更なし)
  • Double Heat Sinks (Inner Sphere)
    • (エンジン内蔵ではない)ヒートシンクの排熱性能が0.14から0.15
    • (エンジン内蔵の)ヒートシンクの排熱性能が0.2(変更なし)
    • ヒートシンクの熱量の限界が1.1から1.5
  • Double Heat Sinks (Clan)
    • (エンジン内蔵ではない)ヒートシンクの排熱性能が0.15(変更なし)
    • (エンジン内蔵の)ヒートシンクの排熱性能が0.2(変更なし)
    • ヒートシンクの熱量の限界が1.1から1.5
    • ヒートシンクの耐久値が10から6.6

Ballistics

  • Clan AC/5
    • 再発射時間が1.8から1.66
  • Clan AC/10
    • 再発射時間が2.9から2.5
  • Clan AC/20
    • 再発射時間が4.7から4
  • Gauss Rifle
    • 最大射程が1980mから1320m
    • 耐久値が5から10
  • Clan Gauss Rifle
    • 最大射程が1980mから1320m
    • 爆発確率が90%から100%
  • Machine Gun
    • 威力が0.8から0.95
    • 弾のバラける範囲が60%低下(集弾性向上)
  • Clan Machine Gun
    • 威力が0.8から0.95
    • 弾のバラける範囲が60%低下(集弾性向上)
    • 耐久値が10から5

Missiles

  • SRMs (Clan and IS)
    • 同時発射時の発熱ペナルティが1から1.75
  • Streak SRM2s (Clan and IS)
    • 同時発射時の発熱ペナルティが1から1.75
  • Clan Streak SRM4 and Streak SRM6
    • 同時発射時の発熱ペナルティが1.1から1.85

Targeting Computer

  • Targeting Computer Mk. V
    • Projectile系の速度ボーナスが30%から25%(今までは数値を間違えていた)

Quirks

Inner Sphere: http://static.mwomercs.com/downloads/12-13-2016%20Inner%20Sphere%20Quirks.pdf
Clan: http://static.mwomercs.com/downloads/12-13-2016%20Clan%20Quirks.pdf

メックのカモパターンに関する変更

  • Battlemaster (すべてのバリアント): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Griffin (すべてのバリアント): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Thunderbolt (すべてのバリアント): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Vindicator (すべてのバリアント): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Wolverine (すべてのバリアント): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
 

以下のResistance仕様のバリアントもカモに対応しました。(通常仕様は対応済み)

  • Enforcer ENF-5D(R): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Grasshopper GHR-5J(R): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Panther PNT-10K(R): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
  • Zeus ZEU-6S(R): IS系ファクションカモとスタンダードカモを装備可能に
 

また、Clan Wave1とWave2のPrime仕様もカモに対応しました。