ブロンズ以下で組むバニラデッキ講座

Last-modified: 2014-02-05 (水) 18:02:42

「バニラ」て何?

バニラとはトレーディングカードゲーム用語であり、何ら付加効果を持たないカードの事です。
(バニラアイスのようにシンプルで基本的というのが語源です)
モンドラのバニラカードはスキルがないかわりに基本性能が高くなっており、
特にクリティカル率・被クリティカル率の両面で安定した強さを持っているのが特徴です。

バニラデッキとは、これらバニラカードをメインに組まれたデッキを指します。
もちろん、スキルを持ったカードをデッキに加えても何ら問題はありません。

バニラデッキって強いの?

前述の通り、クリティカル率・被クリティカル率の点で安定したデッキです。
最前線での戦闘から鉱床破壊のお手伝い、必要ならばクリスタルホルダーまで手広く活躍が期待できます。
スキルがないため戦場を選ばずに出撃できるのも特徴です。
慣れた後でも予備デッキとして重宝し、これ一つで遊び続けることも可能です。
純粋にデッキとして強く、汎用性も高く、モンドラでも最良のデッキのひとつです。→デッキ辞典

また、様々な役割・状況に対応できることから、初心者が戦場でのコツを学ぶのにも適しています。
デッキとして強く、プレイヤーも強くなれる。
そして何より、レアリティの低いカードで構築できることが最大の魅力でしょう。

おいしい話ばかりじゃないよね?

デッキとしての強さは申し分無いですが、地味です
「地形を合わせてスキルを発動する」とか「カード間のコンボを使う」といった、
カードゲームとしての醍醐味の一部を味わうことが出来ない、というのが最大の弱点かもしれません。

たしかに一人で派手なことは出来ませんが、モンドラは味方と連携するゲームです。
地味なデッキでも上手く連携ができれば、ラスト1分で4位からの大逆転!のような派手なことだってできます。
モンドラの面白さである大人数プレイの醍醐味はしっかりと味わうことができるのでご安心ください。

シルバーとかゴールドとか入れてもいいの?

もちろん入れても大丈夫です。気になるカードは実際に試してみるのが一番です。
バニラデッキというのは色々なデッキの基本の形でもあるので、少しずつ自分で改造して行くのが良いでしょう。

ですが、シルバーやゴールドを加えたからといって強くなるとは限りません。
組み合わせによってはかえって弱点を抱えてしまうこともあるかもしれません。
そうした時には一度、基本に帰ってみるのがいいでしょう。

ここではそうした基本として、初心者向けにブロンズ以下で組めるバニラデッキを紹介しています。

おすすめカードは?

バニラ(スキルなし)カードには、一部を除いて際立った性能差はありません。
現在はメダルによる強化もあるので、基本的には使用メダルの属性に合ったバニラを採用するといいでしょう。
各属性にどんなバニラカードがあるかは各属性のバニラカード一覧で確認できます。
以下は各コスト帯の使用感とバニラデッキにも使える汎用カードのリストです、詳細はリンク先で確認してください。

【各コストの使用感】

  • コスト6
    重たいがいざというときに役に立つ勝負札。数枚入れておくと役に立つ。
  • コスト5
    バランスのとれた主力カード。攻防どちらもこのコストを厚くしたい。
  • コスト4
    派手な強さは無いが小回りの効く便利さがある。他が重い場合はこの層を増やしてバランスを取ろう。
  • コスト3
    トドメの一撃や攻撃的なデッキの防衛に最適。

【バニラ以外(スキルあり)の汎用カード】
攻撃

  • エンキドゥ
    無属性コスト3。水タワー攻略要員。ギザマルークミミックゴーレム対策でとても重宝する。
  • アックスビーク
    雷属性コスト4。手札参照なしでお手軽にクリティカル率アップ。基礎能力も高い優秀カード。
  • ディード
    火属性コスト5。火地形を外せばクリティカル要員に。火地形を踏めば5700ダメージ。
    手札条件の「火属性カード1枚」を忘れずに。

防御

  • アルラウネ
    無属性コスト3。防衛力3400の高コスパカード。デメリットはさほど気にならない。攻撃的なデッキのお供に。
  • キャンドル
    無属性コスト4。防御力3700の高コスパカード。火カード相手以外なら滅法強く、水や氷マップで活躍する。
  • プリン
    無属性コスト5。防衛力は3100だが何度も復活する防衛。クリティカルが起きやすい雷マップに最適。

補助

  • マッドオニオン
    土属性コスト5。防御にも使える回復カード。
  • Hawkeyed Dnatbat
    火属性コスト6。攻撃力が上昇する強化状態、バーサクをかけることができる。
    バーサクのかかったバニラデッキの火力は侮れないものがある。
    このカード自体もコスト4相当の攻撃力がある。
  • エイビスエンペラ
    氷属性コスト6。防衛時のクリティカル率が低下する強化状態、プロテスをかけることができる。
    防衛カードが長持ちすると、それだけ攻撃にコストを回せる。
    このカード自体もコスト3相当の攻撃力と防御力がある。

おすすめカードだけで組めばいいの?

最初はそれでも十分ですが、使っていくうちに色々な改良点が見つかると思います。
活躍の場所が多いバニラデッキを使用していると「この部分をもっと強化したい」という思いも出てくるでしょう。
今回はあえて特にクセのない、シンプルで使いやすいカードを紹介しましたが、
紹介していないブロンズ以下のカードの中にも強いカードはまだまだあります。
もちろん強力なレアカードもたくさんありますし、色んなデッキの組み方があります。
慣れてきたら気になったカードをどんどん試して、自分なりのデッキを完成を目指していきましょう。

デッキサンプル

実際にバニラデッキというとどういったデッキなのか、というのをサンプルでご紹介します。

サンプル・バーサク編
高い攻撃力を生かして、確実にダメージとクリティカルを重ねるデッキです

サンプル・プロテス編
攻撃力だけでなく守りの堅さも生かして、長時間チームの前衛として戦い続けるデッキです

各属性のバニラカード一覧

火属性 コスト6純攻撃のヘルハウンドが存在
ヘルハウンドコスト6攻撃用バニラ中最高の攻撃力
スティルヴコスト5攻撃用
クロスゲーターコスト4攻撃用
ミスリルゴーレムコスト4防衛用
Vultureコスト3防衛用
土属性 コスト6純防衛のシェルタドラゴンが存在
スレイヴコスト4攻撃用
サボテンコスト3攻撃用
シェルタドラゴンコスト6防衛用バニラ中最高の防御力
トレントコスト5防衛用
サンドゴーレムコスト4防衛用
水属性 ひねくれた属性の中で真っ直ぐに生きている
サハギンコスト4攻撃用
キラーフィッシュコスト3攻撃用
アダマンタイタスコスト5防衛用
ゼリーコスト4防衛用
ギガントードコスト3防衛用
風属性 従来のバニラよりレア度が高く性能もわずかに高いカードが登場した
アパンダコスト5攻撃用ゴールド。コスト5バニラ中最高の攻撃力
実験用ラットコスト4攻撃用シルバー。コスト4バニラ中最高の攻撃力
クラウドビーコスト3攻撃用ブロンズ。コスト3バニラ中最高の攻撃力
ミラーナイトコスト5攻撃用
トリックスパローコスト4攻撃用
スティールコスト3攻撃用
ズーコスト4防衛用
Damselflyコスト3防衛用
氷属性 氷属性の防衛カードは[-2]コストの攻撃カード相当の攻撃力があり攻防に使える。
ホワイトウルフコスト3攻撃用
シリオンコスト6防衛用バニラ中2番目の防御力。攻撃にも使える
ウェンディゴコスト5防衛用
ブエルコスト4防衛用
シュメルケコスト3防衛用
雷属性 雷属性の攻撃カードは[-3]コストの防衛カード相当の防御力があり攻防に使える。
ブライコスト6攻撃用バニラ中2番目の攻撃力。防衛にも使える。
アバドンコスト5攻撃用
メズマライズコスト4攻撃用
サンダーバグコスト3攻撃用
ライジングビストコスト3防衛用
無属性 無属性のカードは他属性のバニラより少しだけ能力が高い
ウェアウルフコスト5攻撃用コスト5バニラ中2番目の攻撃力。
ウルフコスト4攻撃用コスト4バニラ中2番目の攻撃力。
ウェアラットコスト3攻撃用コスト3バニラ中最高の攻撃力。クラウドビーと同値
ウェアドラゴンコスト5防衛用コスト5バニラ中最高、全バニラ中3番目の防御力。
オウルベアコスト4防衛用コスト4バニラ中最高の防御力。
かかしコスト3防衛用コスト3バニラ中最高の防御力。
光属性
バブイルコスト5防衛用
闇属性
ガシャドクロコスト7攻防兼用唯一のコスト7バニラ。それぞれコスト5相当の攻防値を持つ。
アーモデュラハンコスト5攻撃用
スケルトンコスト4攻撃用
ゴーストコスト3攻撃用
霧の魔獣コスト4防衛用
シャドウビーストコスト3防衛用