MHSTで初登場の回復アイテムの1つ。
「しゃぼんな」ではなく「しゃぼんさい」と読む。
概要
MHST
- ドヴァン火山やセリオン山などを中心に生息している植物で、洗浄成分を持った草。
ライダーたちの間では、自身やオトモンの体についた爆発性の粘菌や粉塵を落とすために、
その洗浄成分を利用している。
- 爆破やられ状態の回復の際に利用されるが、
単品で使用しても確実に効いてくれるわけではなく、50%の確率で失敗してしまう。
戦闘中に不確定な効果のアイテムを使用するのはリスクが高いため、
できることならば単品での使用は避けた方が無難。
クモの巣と調合することで、確実に効果を発揮する爆破落とし洗剤を作ることができるため、
使うのであればそちらにした方がいいだろう。
- 爆破落とし洗剤以外の調合素材にはならず、その爆破落とし洗剤に関しても普通に店で買えるアイテムのため、
いまいちシャボン菜の出番はどこにも見当たらなくなってしまっているのが実情である。
MHST2
- 引き続き登場。今回はポモレ花園やベルガ地方周辺などに生息している。
前作よりも使い勝手が良くなっており、単体で使っても確実に爆破やられ状態が治せるようになった。
マハナ村のライダーはハクム村よりも野草の扱いに慣れているのだろうか?
- やはりクモの巣と調合することで効果を高められるのだが、どういう訳か調合で作れるアイテムが
前作での「爆破落とし洗剤」から名称が変更され、「洗浄玉」と言う名前に変わっている。
持ち運ぶ際の入れ物がビンから手投げ玉に変わったのだろうか?アイコンは前作と同じだが…。- 洗浄玉にすると爆破やられ状態の治療だけでなく、3ターン予防効果も付くようになる。
単品でも十分な効果ではあるが、基本的には前作同様、調合してから使った方がいいだろう。 - 名前からしていかにも悪臭状態の治療にも使えそうになったが、
やはり洗浄玉での治療は不可能。と言うかMHSTシリーズの悪臭状態は洗浄玉含む一切のアイテムが使えない。
- 洗浄玉にすると爆破やられ状態の治療だけでなく、3ターン予防効果も付くようになる。
余談
- 「洗剤の代わりになる植物なんてあるのか?」と疑問に思う人もいるかもしれないが、
現実世界においてもいわゆる化学洗剤が普及する前は、食器や衣類の洗浄に関しては、
様々な植物がもつ洗浄作用を利用して行ってきたという歴史がある。
古くは木の灰汁に始まり、米のとぎ汁やミカンの皮、サトイモの煮汁など、
身近な植物であっても洗剤の役割を果たすものは意外と多いのだ。
現代でもアブラヤシの実から抽出したパーム油などが世界中で幅広く利用されている。- 中でもサボテンは、日本語名の語源がシャボンそのものである。
日本に渡来した南蛮人がウチワサボテンの樹液をシャボン(石鹸)として使用している様を見て、
石鹸体(しゃぼんてい)と呼ばれるようになったと言われており、まさに名が体を表している。 - より名前の近いものとしてはシャボンソウという植物がある。
こちらは葉にサポニンという界面活性作用のある成分を含み、葉を水に浸けて揉むと洗剤のように泡立ち、
原産地などでは実際に洗剤として利用されていた。
シャボンソウに限らずサポニンを含む植物は様々な種類があり、
日本ではシャボンの木と呼ばれることもあるエゴノキの実やサイカチの莢も天然の石鹸として使われていた。
- 中でもサボテンは、日本語名の語源がシャボンそのものである。