MHPから登場する植物系素材の一種。
概要
- ココット村を代表する植物。
かつては昔話の中にのみ伝えられる伝説の花とされていたが、
実在が確認された現在では意図的な栽培ができるほどメジャーな植物となった。
主に温暖な気候の地域に生え、香りの良い極彩色の大きな花を付ける。
本来はドンドルマ周辺には生息していないが、風に乗って種が飛んで来たらしく、
それが花を付けるようになり、現在では栽培されるようにまでなった。
また、手入れさえしっかりしていれば寒冷地域であるポッケ農場でも咲く。
メルホアシリーズの主となる素材であり、他にも明るい色合いの武具の素材として使われる事がある。
- ランスの一種であるフレグランスは、このドスビスカスの花弁を束ねて固めた物。
これを見る限り、開いた花は本当にとてつもなく大きい事が推測される。
同じくこれに実戦的な改良と装飾を加えたノーブルフレグランスも相当なサイズである。
因みにこのランスはドスビスカスのフローラルな香りが漂い、
見た目も可愛らしいので女性ハンターに人気なんだとか。
- 極彩色(鮮やかな色が何色も有している様)とされているが
フレグランスの見た目はほぼピンク一色である。
ランスそのものは閉じているので、内側が極彩色という可能性はあるが、
盾の方は開いているのに同色である。まさかこっちはドスビスカスではないのか?
- ココット農場やポッケ農場の畑を拡張すると勲章として貰える。
また、MHP2Gでは1,000,000GPを溜めると、ギルドからドスビスカスの花束が贈られる。
さらに、MH3Gで1,000,000HRPを貯めたときに贈られる「ギルドからの花束」も、
このドスビスカスの花束である。
アイコンでは小さいが、ドスビスカスは一輪でもかなり大きな花を付けるので、
相当大きな花束であると思われる。
- 農場でドスビスカスが咲いていると思い喜び勇んで確認すると、
正体がまったく同じアイコンの火薬草で早とちりしてがっかりする人もいる。
- ラティオ活火山にはグラビスカスという近縁種が生息している。
こちらは素材としては使えないが希少価値があり、トレジャーハンタークエストでのみ入手できる。
- MH3からMH4Gまで、素材としては登場していなかった
(MH3Gでは上記のように間接的ながらも一応登場している)。
モガの村の農場ではオオモロコシやペピポパンプキンなども栽培できないらしいので、
ドスビスカスも同様にモガの気候や風土が合わないのかもしれない。
交易や竜人問屋の取引でも入手できないのは少し残念。
- MHXで久々に復活。
交易窓口を通じてぽかぽかファームとの交易を行うことで、
低確率ながら荷車に紛れ込むことがある。
同じく復活したメルホアシリーズと、
前作から生産方法が変更されたフレグランスの生産/強化に用いる。
それ以外の用途は全くないため、人によっては余りまくる。どちらも実用性は今一つなのが悲しい。- ただ上位のメルホア腰だけは、貴重な3スロットかつ耐性にマイナスが無く、
色んな装備セットに使いまわしやすい。
- ただ上位のメルホア腰だけは、貴重な3スロットかつ耐性にマイナスが無く、
- MHRiseでも再び登場。
この作品でも交易品の副産物として手に入る。
同期の春夜鯉と同じく種や実を増やした際に紛れ込む。
過去作と違い草を増やしても入手できないので注意。
MHR:SではMR素材のヴァリアビスカスが初登場。
風土に合わせて順応したことで生態が変化したドスビスカスで、くらくらする強い香りが特徴。
ヴァリアというのはイタリア語で気まぐれ、可変を意味する言葉。
気候に合わせて生態が変化する様から取ったのだろう。
- アイルー村によるとドスビスカスの花言葉は『華やかさ炸裂』らしい。
花言葉でありながら炸裂なんて単語が出てくる辺りに
やはり普通の花とは一味も二味も違うようである。
しかし美しい花である事は確かだが、大きすぎるので華やかかどうかは微妙なラインである。
それとも大きくなる事によって華やかさも大きく炸裂するという事なのだろうか?
通常のハイビスカスより大きいことが炸裂を意味しているのかもしれない。
- なおハイビスカスとはアオイ目アオイ科フヨウ属の植物全般の事を表している*1。
沖縄やハワイに咲くいわゆるハイビスカスの正体は「ブッソウゲ」という木本である。
物騒気ではない
イメージ重点でそう呼んでいるが、グラビスカス共々本来の名前があるかも知れない。
と同時に大きなブッソウゲではなく、ドスビスカスという別の品種である可能性も出てきた。