アイテム/角

Last-modified: 2023-11-24 (金) 18:59:29

モンスターから得られる素材アイテムの一群。

目次

用語としての「角」

  • 様々な動物の頭部にある堅く突き出た部分。及びそれに似た形状の物。
  • 現実世界ではウシやシカ、サイ等の草食哺乳類に多く見られ、
    哺乳類以外でもカブトムシやハコフグ、ツノトカゲ等が挙げられる。
    古生物では「角竜(つのりゅう)」トリケラトプスのそれなどが有名だろう。
    外敵から身を守る武器として活用できる程発達していたり、
    頭の先にちょこんと突き出ているだけだったりと、種や雌雄によって形も大きさも硬度も様々。
    似て非なる物に「トサカ(鶏冠)」がある。

モンハンにおける「角」

  • モンスターハンターでは、やはりディアブロスモノブロスが代表的。
    角竜(かくりゅう)」というまんまな別名や上述したトリケラトプス科の恐竜を思わせる頭部など、
    モンハンで角といえばディアブロスというハンターは多いのではないだろうか。
    他にもケルビやナバルデウス、マガラ種など、角が重要視されるモンスターは多い。
    • ちなみに、アルセルタスのそれは全長の1/2弱の割合を占めるほどに巨大であり、
      見ようによっては身体の突起の一部にも見えるが、あれも立派な角であるらしい。
      一方、グラビモスやレイギエナなど、角に見えなくもない部位は存在するが
      角としては扱われず、素材としても存在しないというモンスターも存在する。
    • 角が存在するモンスターの多くは、折り取るなどした角を素材として利用できる。
      こうした角素材の入手には角の部位破壊が要求されることが殆どだが、
      しかし硬質化した角はかなり堅く、そのうえ頭部に存在するため狙う際に反撃を喰らいやすいなど、
      入手の為に角を折るのには骨が折れる。
      そのくせ武具の生産段階から必要になったりするので、ストッパー素材になりやすい。
  • モンスターの代表的な特徴の一つにも思える「角」だが、派生作品を除くと、角を有するモンスターは意外と少ない。
    飛竜種で角を持つのはブロス系とセルレギオスのみ。
    甲虫種、牙獣種、魚竜種、海竜種、牙竜種はそれぞれ1種のみ。*1*2
    草食種、古龍種を除くそれ以外の種族に至っては皆無である。
    にもかかわらず印象的なイメージを残すのは、
    それぞれの角がそのモンスターの象徴の如く扱われることが多いからだろうか。
    • とりわけ、肉食性のモンスターで角をメインウェポンとして扱うものは殆どいない*3
      これは現実世界の動物の生態に即した説明が可能で、
      肉食獣は概して牙や爪といった狩猟のために最適化された武器を持つために、
      わざわざ狩猟に不向きな角を利用する必要性が薄いという理由がある
      (牙や爪、ブレスなどと併用できず、更に突き飛ばしが主となる角は獲物の捕殺に向かない)。
      まして角に手が届かない飛竜種や海竜種、獣竜種は角に引っ掛かった獲物を引き剥がすことも困難であるため、
      現実世界の捕食者に輪をかけて捕食のために角を生やす意味がない。
      モンハン世界において角を生やした捕食者がほぼ存在しないのは、理に適った生態と言える。
  • 他の種族とは打って変わって、古龍種はその多くが角を有している。
    そしてその角は、古龍が有する特殊能力と深い関係を持っている場合が多く、
    角で以ってその能力を制御していると解説される古龍も多い。
    このことから、ドス古龍をはじめとする特定の大型古龍に関しては、
    角を破壊することで能力の一部を封じられる(弱体化させられる)仕様が存在している。
    • ただし古龍種の角は非常に頑丈で、古龍自体の戦闘力も相まって容易に折ることは叶わない。
      また、破壊するために体力や属性に条件があるケースも少数だがある。
      このように入手は困難だが、武具の素材として使えば大きな恩恵をもたらしてくれる。
    • 古龍の角は、武器というよりは「龍としての特性ないし象徴」という趣が強い。
      ヤマツカミ、ジエン・モーラン*4、オストガロアなど角らしき部位が見られない古龍種も複数存在するが、
      一般には古龍といえば角という認識が概ね当てはまる。
  • ゴア・マガラのそれは「触角」と呼ばれ、受容器としての役割を担うほか、
    狂竜化状態時のみせり立つ形で現れるという特異な性質を持つ。
    触角は感覚器官の一種であって、いわゆる「角」ではない。のだが
    • しかしシャガルマガラへの転生に伴い、この「触角」は真なる「角」へと変貌する
      脱皮と共に触角が凝固、変色し、膨大な狂竜の力を制御するための要となるのである。
      感覚器官としての効力は失われ、強度もパワーアップするため、弱点と呼べる部位ではなくなる。
      また、仮に折り取ったとしても能力や形態変化を抑制することはできなくなる。
    • 渾沌に呻くゴア・マガラは、触角から角への変異が不完全な「相克の変異角」を有する。
      「触角でもあり角でもある」という唯一無二の素材であり、
      折り取られてもなお角への変化を続け、不気味に軋むような音を立てるという。
  • ナバルデウス(亜種)や鏖魔ディアブロスは、角を部位破壊すると、
    他のモンスターの尻尾切断のように角の一部が折れ、そこから本体とは別に剥ぎ取りができる
    剥ぎ取った後もなおフィールドに残り続けるその存在感は、他の角とは一線を画している。
  • 角を持った獰猛化モンスターを狩猟すると、「獰猛な尖角」「獰猛な剛角」が素材として手に入る事がある。
    モンスター毎の角の形状や硬度はまちまちのはずだが、問題なく一つの素材として利用できる。
    そういった点で、角の汎用素材というのは珍しい。
    ちなみにライゼクスやゴア・マガラのような、角素材を持たないモンスターからも入手ができる。
    鶏冠や触角など、角っぽい部位であれば何でもいいのだろうか……。
  • 傀異化した一部のモンスターからは「傀異化した凶角」という素材が入手できる。
    グレードによって「凶尖角」「凶剛角」といった名称に変わる。
    獰猛化素材とは異なり、剥ぎ取りでも一定確率で他の素材と同時に得られることがある。
    たとえそれが尻尾からの剥ぎ取りだとしても。
    これらの素材が入手できるのはジンオウガセルレギオスディアブロスの3種のみ。
    • なお、「傀異化した角」という素材は存在しない。
      低ランクのモンスターに角を特徴とする者がビシュテンゴくらいしか居ないからだろう。
  • MHFに登場する飛竜種モンスターは、角を生やしたものがやたらと多い。
    メタ的にいえばインパクトを持たせるため、素材を増やすための措置の一環であり、
    中にはリオレウスをモチーフとしていながら角が生えているゼルレウスなどもいる。
    また、ディアブロスに関しては角に関連した膨大な数の素材が実装されている
    (ディアブロスが様々なランクや個体に偏在しており、それぞれに素材が設定されているため)。
    • ベルキュロスやドラギュロスは、放出する雷光や冥雷の軌道を角と背部の突起で制御しているとされる。
      これらのメカニズムは非常に繊細で、発生させているエネルギーの大きさも相まって、
      角を含む各部位を破壊されると制御不能になり自らが多大なダメージを受けてしまうこともある。
    • エスピナスの角は、厳密には鼻先に生えた「主棘」であり、
      アノルパティスの鋸角は公式でも言及されている通り、厳密には「鼻」である。
      トリドクレスの羽角は、厳密に言うと硬質化した飾り羽である事が公式に言及されている。
      MHFのダイミョウザザミG級個体や辿異種からは「(大)触角」という素材が得られるが、
      ゴア・マガラのそれ同様に発達した感覚器官であって角ではない。
  • ザボアザギルやイヴェルカーナは環境や自分の力を利用し氷で角を作り出す
    イヴェルカーナは元から「冠角」という角を持つので延長に近い形だが、
    ザボアザギルの場合はベースとなる固形物が無い所から角を形成させる、
    という芸当を見せてくれる。こちらも破壊は可能だが素材にはならない。

「角」の素材を持つモンスター

  • 固有の角素材を持つモンスターを以下に挙げる。
    単純な「角」以外の名称で呼ばれるもの(「角」の文字が無くとも角だと明言されるものも含む)を持つ場合は右記し、
    そのうち派生作品でのみ入手できるものは()で特記する。
    明確にそのモンスターの角であると判明していさえすれば、
    イベントクエスト専用素材のものもこれらに含まれるものとする。
草食種
ケルビ - 蒼角
ガウシカ - 大角、(勇猛なる角)
ムーファ - 重角
ガストドン - 尖角
エルペ
ブルック - おおきい黒角
甲虫種
カンタロス - 頭*5
アルセルタス - 尖角、剛角
甲殻種
ダイミョウザザミ - 朽ちた真紅の角*6、古びた真紅の角
魚竜種
ブラントドス - 剛角
牙獣種
ラージャン - 尖角、剛角、(仙角)
激昂したラージャン - 羅刹の金角、羅刹の金剛角
ビシュテンゴ - 頭襟、堅頭襟、重頭襟
ゴシャハギ - 尖角、剛角
ゴゴモア - 鋭角、牙獣種の燦角、峻烈角
ヴォージャン - 重角
鳥竜種
トリドクレス - 羽角片、羽角、整羽角、麗羽角
飛竜種
モノブロス - 真紅の角、上質な真紅の角、堅牢な真紅の角、(深紅の角、深紅の豪角)
モノブロス亜種 - 白銀の角、上質な白銀の角、堅牢な白銀の角
(上質なねじれた角、灰純白の角、灰純白の豪角)
ディアブロス - ねじれた角、上質なねじれた角、堅牢なねじれた角、大地を穿つ剛角
((凄く、凶悪な、極上の、超・)ねじれた角、(狂暴な、暴虐の、ねじれた)双角、暴虐の巨角)
ヌシ・ディアブロス - ヌシのねじれた角
ディアブロス亜種 - 黒巻き角、上質な黒巻き角、堅牢な黒巻き角、大地を穿つ剛角
((格段に、極度に、激甚に、派手に)ねじれた角、超・ねじれた黒角、ねじれた黒双角、派手にねじれた角、
(狂暴な、暴虐の)黒双角)
鏖魔ディアブロス - 鏖魔の凄惨な角
セルレギオス - 刀角、伐刀角、断刀角
エスピナス - 剛角、(尖角、堅硬な赤角、極角、極上角、極剛角、極絶角)
ベルキュロス - 尖角、鳴角
ドラギュロス - 尖角、極角、極上角、極剛角、極絶角
デュラガウア - 尖角、獣の角
グレンゼブル - 尖角、荒角、猛角、暴角、怒角
オディバトラス - 怒角、噴角
ヒュジキキ - 大角、大堅角
アノルパティス - 鋸角、極鋸角、極上鋸角、極剛鋸角、極絶鋸角
ゼルレウス - 鈍角
メラギナス - 巻角
ヴァルサブロス - 双角
海竜種
ラギアクルス - 尖角、剛角
獣竜種
ドボルベルク - 尖角、剛角
バフバロ - 巨大な角
アビオルグ - 尖角、暴角
ギアオルグ - 暴角、猛角、大猛角
牙竜種
ジンオウガ - 尖角、剛角
金雷公ジンオウガ - 金雷公の旋角、大旋角
マガイマガド - 兜角、剛兜角、獄兜角
怨嗟響めくマガイマガド - 怨恨纏いし隻兜角
古龍種
キリン - 雷角、蒼角、剛蒼角、(銀角、白銀角)
キリン亜種 - 氷角、剛氷角
ラオシャンロン - 剛角
ラオシャンロン亜種 - 蒼角
クシャルダオラ - 尖角、剛角
錆びたクシャルダオラ - 銀嶺の冠
ナナ・テスカトリ - 尖角
テオ・テスカトル - 尖角、剛角、(烈角、闘角、覇角)
オオナズチ - 尖角、剛角
ナバルデウス - 湾曲した龍角
ナバルデウス亜種 - 湾曲した剛龍角
アマツマガツチ - 剛角
シャガルマガラ - 尖角、剛角
ダレン・モーラン - 荒々しい龍尖角、荒々しい龍剛角
ネルギガンテ - 大角
悉くを殲ぼすネルギガンテ - 殲滅の大剛角、生者必滅の大剛角
ゼノ・ジーヴァ - 幽角
ベヒーモス - 大角
イヴェルカーナ - 冠角
イブシマキヒコ - 尖角、剛角
ナルハタタヒメ - 尖角
百竜ノ淵源ナルハタタヒメ - 淵源の嵐角、剛嵐角
メル・ゼナ - 剛角
原初を刻むメル・ゼナ - 銀角
ガイアデルム - 邪角
ミラボレアス - 尖角、鋭角、剛角、(狂角)
紅龍ミラボレアス - 紅角、剛紅角、(焔角)
祖龍ミラボレアス - 剛角、(蒼角、紅雷角)
アルバトリオン - 砕けた天角、天をつらぬく角、天を統べる角
紅龍ミラボレアス特殊個体 - 紅焔角
ルコディオラ - 曜角、朱角、強磁角、橙角、単極角
レビディオラ
シャンティエン
ディスフィロア - 氷角
ガルバダオラ - 透輝角
ハルドメルグ - 重刃角
トア・テスカトラ - 蒼鋭角
ケオアルボル - 放熱角
エルゼリオン - 燃角、凍角
分類不明
ゴア・マガラ - 触角、尖触角、剛触角
渾沌に呻くゴア・マガラ - 相克の変異角、天廻龍の剛角
ラヴィエンテ - 深黒角
ミ・ル
遺存種
レーシェン - 呪角
エンシェント・レーシェン - 古呪角

余談

  • 上述もしたが、現実世界・モンハン世界を問わず肉食動物で角を持つ生物は少数派である。
    有名なイッカクやカジキのそれは角として用いる武器ではなく、
    前者は異性へのアピールに用いる「」、後者は獲物に叩きつける「吻」である
    (加えて言えば、突き刺すような使い方もまずしない)。
    これは既述の通り、そもそも獲物を捕らえるための手段として角が不適であることが理由である。
    実際に角を持つラギアクルスやセルレギオスなども角で獲物を仕留めようとすることはなく、
    専ら電力の蓄積や外敵に対する殺傷力の向上といった用途で利用している。
  • ちなみに、頭部に届くであろう強靭な腕を持つならばともかく、
    前脚を持たない生物にとって、角で獲物を捕らえるメリットは皆無に等しい。
    理由は単純。角で貫いた獲物は自力で引き剥がさねば食べられないため。
    特にワイバーンや海竜種などはどう足掻いても頭部に手が届かない関係で、
    地面や壁に何度も擦り付ける、勢いよく首を振り回して死体を引っぺがすなど
    かなり手間のかかる作業が必要になり、明らかに非合理的である。
    • また、現実の肉食動物が角をもたない理由の一つとして、
      獲物の捕食の際に重要な内臓部分に頭を突っ込めなくなる、というものもある。
      内臓は生物の中でも特に栄養が集中していることが多く、
      その他の肉で腹を満たす前に、優先的に捕食される。
      モンハンでも獲物の捕食跡には腹部が露出しているものが多いところを見ると、
      内臓を優先的に食らう習性はモンスターも同じだと思われるが、
      頭部に角が生えているとこういった効率のよい摂食もままならない。
    • 更に獲物にありつけない以外にも、肉類は腐敗すると生物にとって猛毒となる菌が発生するため、
      植物のそれとは違って清潔に保っていないと自身の命が危ない。
      「角に獲物や肉片が引っかかる」というのは、肉食動物にとっては本当に致命的な欠陥といえる。
  • 一方で、外敵を撃退するため、あるいは仲間同士の争いのために角を利用する生物はよく見られる。
    現実世界のサイ、モンハン世界のディアブロスやドボルベルクなどはその恒例と言える。
    草食動物は食性の関係で顎や牙、前脚が(獲物の捕殺ではなく)咀嚼や移動に特化しており、
    また基本的に外敵にダメージを与えて追い払えばそれで足りることから、
    大なり小なりのダメージを与えつつ突き飛ばせる角を武器として採用するケースが多い。
    • また、頭を下げて使うため、弱点の首元を守れるほか、
      角自体が硬く捕食しにくいものであるため、捕食者からの防御に大変効果的である。
      首の可動域を使えば、正面のおおよその範囲を攻撃できるというのも大きい。
      草食動物にとって、角は実に効率の良い武器なのである。
  • 一部の種は異性へのアピールポイントとしても角を利用する。
    モンハン世界ではセルレギオスやマガイマガドなどが該当するが、
    特にマガイマガドのそれは特別重要視されるポイントであるらしく、
    一度折れてしまえば二度と雌に見向きされなくなってしまうという。
  • 一口に「角」とは言うが、実際の角は「毛が固まった角」と「内部に骨が通じている角」に大別される。
    現実世界で言えば毛が固まった角は主にサイに、骨の通った角はウシなどに見られる。
    前者は言ってみれば髪の毛と何も変わらないので折れたりしてもまた生えてくるが、
    後者は骨格の一部なので、一般には折れると二度と再生しない。
    モンスターの角がどちらに分類されるかは不明瞭であるが、毛を持たないモンスターの角ならば大抵後者だろう。
    つまり、角がへし折られるというのは手足をもがれるのとほとんど変わらない激痛ということになる。
    • モノブロスやディアブロスの角は、骨だけの状態になっても生えているのが確認できることから、
      骨の通った角であることが明確である。
      鏖魔ディアブロスは「若い頃に一度折られた角が再生している」という設定を持っており、
      完全に元通りの形になるかどうかはともかくとして、
      特別な個体であれば骨格の一部である角すら再生可能らしい。
    • セルレギオスのそれは興奮時に鱗とともに展開することから、
      厳密に言えば骨ではなく寄り集まった鱗が硬質化し、研ぎ澄まされた代物である可能性もある。
      もしそうなら角の破壊は「鱗の集積体が破壊される」ことに等しく、さほど痛みはないかもしれない。
    • ミラボレアスの角は、狩人にへし折られたのちに歪な形で肥大化して再生したらしいことが
      ミラバルカンの左角の造形から推測できる。
      また「天を衝く怒りによって破格の強度を獲得した」との設定から、再生の過程で更に強固に変化した模様。
      ミラボレアスには剥ぎ取られた素材で作成された武器すらも凄まじい修復機能を秘めているらしいが、
      その圧倒的な再生能力の賜物であろうか。
  • そんな訳で言ってしまえば骨、あるいは毛の塊である角は、
    大抵の生物にとって可食部位ではないので死骸となった後も最後まで残る存在である。
    甲殻種のヤドに使われた、ブロス科なんかはいい例だろう。
    だがそんな角を、特定の物であれば好き好んで
    ムシャムシャいくヤツがいるのは流石モンスターと言った所だろう。*7
    • 因みに某麦わら海賊の劇場版第三作目には、
      とある存在の角を食ってパワーアップしたヴィランが登場している。
  • モンハンの世界ではディアブロスのように「角と翼で地面を掻き分け、地中に潜る」行動をとる生物がいるが、
    現実世界ではそのような地中への潜り方を行う生物はほとんどいない。
    地面を穿つような潜り方はミミズなどが一応行うが、
    角どころか目鼻といった突起物のほぼ無い頭部および全身によるものである。
    • ミミズに限らず、地中潜行を行う生物の大半は流線型をしている。モグラが分かりやすい事例だろう。
      これは地面(土)が空気や水とは比べ物にならないほど密度が大きく強度も桁違いで、
      そして相手の体積も膨大であるため力任せに穴をこじ開けようとするのは反動も凄まじく、
      困難極まるためである。
      (乱暴に言えば、角で地面を穿ち掘るというのは地球(地面)に頭突きで穴を空けようとするも同然の行為)。
      もし穴をこじ開けられたとしても、周囲の土が自重で崩れてきて、
      それに押しつぶされてしまう危険性が極めて高い。
      そういった事態を防ぎ、打開するための方策として、地中を潜行する生物は概して
      自分が通る最低限の幅の穴を、周囲の壁面を押し固めながら掘ることができ、
      更に周囲の土に引っかからず壁面を傷つける危険がない流線型のフォルムを持つのである。
    ともかく、砂地で穴掘りを行うことが多いといえども、
    大地の密度と膨大な質量を考えれば、角で以って強引に行う「地中潜行」の際には
    モンスター側に相当な負荷が掛かるはずである。
    まして大量の土が堆積する地中からハンター目掛けて勢いよく飛び出す攻撃など、
    もはやどれほどの膂力があればなし得るのか想像もつかない域だろう。
    つくづくモンスターが持つ規格外のパワーには驚かされる。
    角の無いヤツらすらやるのだからそりゃもう驚きである。

関連項目

モンハン用語/ドス古龍 - 角の部位破壊に関連した特殊仕様が存在する。
アイテム/爪
アイテム/牙
アイテム/頭
アイテム/骨
アイテム/角笛
モンハン用語/ケルビマラソン


*1 それぞれアルセルタス、ラージャン、ブラントドス、ラギアクルス、ジンオウガが該当。
*2 角単品では無いが解説文には「鋭い角を持つ頭の甲殻」とある為、『カンタロスの頭』には角も含まれている。
*3 アルセルタスの突進や強いて言えばジンオウガが頭突きの際に利用するかといった程度。
*4 ジエン・モーランの頭部に聳えるものは「牙」であり、「角」ではない。
*5 角を含んだ頭殻
*6 ただし、この素材はモノブロスの頭骨からとられた物らしく、厳密にいえばダイミョウザザミの角というわけではないが、素材としてはダイミョウザザミの物という扱いになっている。
*7 尤も古龍の角が骨や毛で形成されているかどうかは怪しい所だが。