アイテム/気合のカタマリ

Last-modified: 2024-03-24 (日) 11:30:57

MHSTシリーズに登場する、独自の効果を持つ回復アイテム。
ただならぬ存在感を放つ薬。

概要

  • 効果はと言うと、ライフポイントを1つ回復させることができるという強力なもの。
    戦闘中にライダーやオトモンのHPがゼロになると、ライフポイントを1つ消費して全回復した上で立ち直る。
    ライフポイントを全て消費してしまうと敗北となるが、そのポイント自体を回復させられるのである。
    • メインシリーズで言えば「クエスト中に使えば1乙分なかったことにできるアイテム」と言ったところ。
      こう言えばいかに強力かが分かるだろうか?

MHST

  • MHSTシリーズ1作目にして華々しくデビューを飾った。
  • 戦闘中でも移動中でも、どちらでも使うことができる。
    戦闘中ではバトルポーチの中に1つしか持ち込めないが、持っているだけで安心感は大きく変わる。
    移動中ならば持っている限りは使い放題であるため、非常に便利。
    できることなら常に余裕を持って持ち歩くようにしたいところ。
  • しかしそんなに強力なアイテム故か、手に入れるのはそこまで簡単ではない。
    ショップに売られるのがストーリー中盤以降に訪れるクプニ村のみで値段も1個1500zとバカにならないため、
    それまでは主に宝箱やサブクエストの報酬、調合などで手に入れることになる。
    • MHSTは金策が難しいこともあり、おそらく基本は調合による入手がメインとなるが、
      1つ作るためには生肉が5個、毒テングダケが3個、多肉ニンニクが3個必要になる。
      生肉はそこまで苦労しないものの毒テングダケと多肉ニンニクは入手場所が限られるのが厄介。
      量産するのであればオトモン探検隊などもうまく活用したい。
    • さらに、調合自体も最初からできるわけではなく、
      とあるサブクエストをクリアして調合書を入手しなければ作ることができない。
      • ちなみに、その調合書は「気合のタカマリ」なる、完全に狙っている名前だったりする。
        後述するMHST2でも名称や調合素材は全く同じ。

MHST2

  • MHST2では、アイテムポーチが移動中・戦闘中ともに共通となったため持ち込み制限が撤廃。
    なんと所持数上限である999個まで使用する事ができる。適切なタイミングで使用すれば長時間戦闘も可能。
    調合書である「気合のタカマリ」の入手タイミングもルルシオン到着後すぐと、若干だが早めになった。
    ただし店売りはなくなったため、連続使用するには地道に集めるしかない。
    • この仕様変更自体はこのアイテムにとっては確実に追い風ではあるのだが、
      今作においては少々不遇な立ち位置になってしまっている。
      というのも、完全上位互換の回復アイテムであるいにしえの秘薬の入手難易度が大幅に低下してしまったため。
      調合素材もこちらは生肉5個に毒テングタケ3個を要求されるのに対し、
      あちらは活力剤(にが虫+ハチミツ)とケルビの角を1つずつでOK。
      一応クリア前を想定するならケルビの角の入手は面倒で、ハチミツも回復薬グレートの調合と競合するという部分は
      あるものの、こちらもこちらで要求素材数の多さから差別化点として主張するにはやや苦しい部分だろう。
      効果自体は依然として強力であることに変わりはないのだが…些か相手が悪すぎたと言えるだろう。
    • なお、初期ライフと合わせてこれらを併用することにより、
      理論上はなんと最大2000オチまで可能となっている。
      そんなに使うことはないだろうが…。
  • また、完全下位互換の「ハートチュロス」も登場。
    こちらは戦闘後のライフポイント回復にしか使用できない。
    移動中はこちらで回復し、気合のカタマリは対強敵用に温存するのがオススメ。

余談

  • それにしても、ライフポイントが気合のカタマリで回復すると言うことは、
    やられたライダーたちはみんな気合の力だけで復活し、立ち上がっているのだろうか?
    ハンター超人説はシリーズが進むごとにより深まることで有名だが、
    ライダーもまた彼らに負けず劣らずの超人なのかもしれない。
  • 気力で再び立ち上がるということは、それを回復させる気合のカタマリは、
    向精神薬か何かのような効果のアイテムと言うことだろうか?
    少なくとも、アイテムの説明文で「」であることは確定している。
    そしてなぜか調合素材に毒テングダケ…
    もしかして麻やk(ry
    プレイの仕方によってはそんな薬を子供が大量に持ち歩くことになるが、冷静に考えると倫理的に大丈夫なんだろうか…
    ちなみにMHSTのCEROはA(全年齢対象)である。
  • 余談だが国民的RPG作品であるポケットモンスターシリーズには「げんきのかたまり」という
    名前のよく似たアイテムが存在する。
    HPが0になり瀕死状態となったポケモンのHPを全回復させるという所謂蘇生アイテムであり、
    MHSTではライフポイントがその役割を担っていることを考えると効果の方もよく似ている。
    • ちなみに気合のカタマリのような薬ではなく、何かの結晶体のような形状をしており、
      近年の作品では岩を砕いた時にたまに入手出来るなど、
      昔から登場している割に謎の多いアイテムだったりする。
    • メタ的なことを言うと、既存のアイテムで代用出来そうなアイテムが存在しないので、
      育成RPGというジャンルの先輩であるポケモンシリーズからオマージュして取り入れたのだと思われる。

関連項目

システム/ライフポイント - 回復させる対象。全て無くなると戦闘に敗北となる。
アイテム/いにしえの秘薬 - MHSTではライフポイント1つに加え、HPも完全回復し自然回復効果もある上位互換。
アイテム/根性玉 - こちらは最後の1つのライフポイントがなくなる時に1度だけ耐えることができる。
スキル/ネコの報酬金保険 - メインシリーズのネコスキルで、1乙分なかったことにできる点が類似する。
モンハン用語/○オチ