アイテム/元気ドリンコ

Last-modified: 2023-10-10 (火) 14:42:04

ギルド公認の飲料。現実世界でいうエナジードリンクのようなものなのかもしれない*1
ドリンクではなくドリンコなのがポイント。眠気もスッキリ!

概要

  • 全国で30000人の方にご愛飲いただいているらしい(MH3の説明書より)。
    一口飲むとスタミナが25回復する。スタミナ回復の他、疲労状態を回復する事が出来る。
    • 疲労状態ではスタミナが最低値になるが、通常の食糧や飲料などは喉を通らないのでまずこれが必要。
      疲労状態は基本的にオオナズチ戦以外ではそうそう罹らないので、
      MHP2G以前はオオナズチ戦での需要が特に高かった。
  • MH3以降のシリーズでは眠気覚ましの効果も付与された。
    多量のカフェインでも入っているのだろうか。
    バギィなどの催眠液を浴びてしまったら、倒れる前に飲み干そう。
    • ただし、回復時にKYポーズガッツポーズを取ってしまうので隙が大きい。
      モンスターによっては催眠液を浴びたプレイヤーを狙う思考パターンが存在するため、
      元気ドリンコを飲んでいる間にヘェーイ!されることも少なくない。
      潔く諦めた方がいいかもしれない。
  • MHP2G以前は落陽草ハチミツの調合で作ることが出来た。
    MH3以降は落陽草が登場しないため材料が異なっており、ハチミツニトロダケで作る。
    また、一部の作品ではトウガラシ眠魚との調合でも作ることができ、
    成功率がハチミツとニトロダケのものより10%高い。
    • MH4では「落陽草の根」というアイテムが登場したが、これはサボテンの花の代替アイテム。
      元気ドリンコの調合素材としては使用されておらず、MH3G以前と同様の素材で調合できる。
  • MH3の説明書には様々な劇中広告が載っているのだが、その中に元気ドリンコの広告も存在する。
    その広告のアオリ文には「トウガラシと眠魚の斬新な出会い!」と本当に書いてある。
    ただ、固体+固体で何をどうやったら液体が出来上がるのか。
    まさか唐辛子と魚の絞り汁じゃあるまいな…。
    • また、その広告のハンターのAさんによれば、
      「なんていうか、飲んだ瞬間にスタミナが湧いてくるんですよね。
      普段より長く走れるし、モンスターの攻撃もたくさんガードできるんです。
      やっぱり、スタミナアップには元気ドリンコですよ!
      とのこと。
      ただし、「※個人の感想であり、確実な結果を保証するものではありません。
      という但し書きがある。
      まぁシステム上効果は必ず発揮されるのだが。
      なおアイコンは黄色い回復薬だが、広告の写真では赤い。
      ハチミツを使ったレシピだと黄色くなり、トウガラシのレシピだと赤くなる、とかだろうか。
      • ちなみに、「あけやすいNEWキャップ」や「イッキに飲める幅広のみ口」とも書いてある。
        売っているものと作ったものはそこらへんに違いがあるのかもしれない。
    • 爆薬の材料にもなるニトロダケを飲料の調合素材として使うなんて…と思う方もいるかもしれないが、
      現実世界において、やはり爆薬の原料として使われるニトログリセリンには血管拡張作用があり、
      狭心症の治療薬として広く使われている。
      もしかすると、ニトロダケもこれと同様の効能を秘めており、
      元気ドリンコには血管を拡張させることで血流の流れを促進させ、
      ハンターの気力を回復させる効果があるのかもしれない。
  • あくまでも薬品であるため、肉食べモーションより隙が少ない(回復薬と同様のモーション)。
    水中で肉を食べることはできないが、元気ドリンコなら問題なく飲むことができるのもポイント。
    また、スタミナ最大値の減少は25ずつであるため、
    常にスタミナ最大を保つ際にこんがり肉と違って無駄が出ないのも良い。
    • MH3Gではこんがり肉がチャチャだけでなくカヤンバの育成にも必要になり、用途が急増した。
      またハチミツとニトロダケが栽培出来る事からドリンコを好きな時に量産出来るという点もあり、
      肉をオトモに使いドリンコは自分に使うハンターも増えてきた。
    • MH4では崖に捕まっていても手軽にスタミナ補給ができるようになった。
      問題と言えば生肉より素材が高いことくらいだが、量産に手間がかからないこともあって、
      肉ではなくこちらを愛用するハンターも多い。
      というか肉は上手に焼けても生焼けでも薬の材料に使うのが主な用途だったり
      が、ガツガツ肉を食べないと気分が乗らないと思っているあなたは間違っていない。
  • MHX(X)でも続投。ハチミツ+ニトロダケの調合の方は勿論、交易窓口でも交換できる。
    ただし一個300ptsと消耗品としては割高(鳴き袋の三倍。もっとも栄養剤や活力剤、漢方薬も同じ値だが)。
    小型鳥竜の牙よりも数倍高い飲み物って一体…。
    ホロロホルルやウラガンキンのクエスト支給品に入っていることもある他、
    久々に復活したコレクター向け防具の生産や強化で10個も要求されたりする。
    この防具に限った話じゃないが何処に何目的で使ってるんだ。不眠不休で作るべく加工屋が飲んでいるのだろうか?
  • MHWorldでも続投しているが、携帯食料が持込可能になったことと、
    ドリンク系なので回復時間が遅めなのとで使い勝手があまり良くなくなってしまった。
    眠気覚ましの効果は従来通りあるので眠気覚まし用にはなる。
    今作では睡眠攻撃をするモンスターから睡眠攻撃を初めて受けた際に
    元気ドリンコがあれば眠気もスッキリ!と補足が入る。
    食事スキルからネコの不眠術が無くなってしまったので、一応その点での立場はまだある。
    ちなみにテキストから「ギルド公認」の一文がなくなっている。これは何を意味しているのだろうか…。
    上層部に熱烈なこんがり肉支持派が就任したのだろうか。
    • MHW:Iでは睡眠が乙に直結するクエストが登場。
      元気ドリンコの価値も少しは上がったかもしれない。
      睡眠に陥る攻撃があまりにも多いため、睡眠耐性スキルを積む方が圧倒的に楽なのだが。
    • ただし、眠気状態と飲み下すモーションの相乗効果により移動速度が極端に落ちるため、
      モンスターの機嫌次第では結局追撃でぶっ飛ばされて無駄になることも珍しくない。
  • MHRiseでも続投。テキストはギルド非公認なまま。
    従来通り調合でも入手可能だが、本作では主に魚・キノコ系アイテムのよろず料理の副産物として
    どういう訳か焼いた素材よりも多く手に入る場合すらあるほどの大量入手が可能。
    一方の携帯食料は、確定入手の方法が小型モンスター素材のよろず料理に限定されたため
    MHWと比べ携帯食料に対する立場が概ね逆転した
    飲む速度は依然として遅いが、入手難易度には代えがたいだろう。
    …ただ、Worldからスタミナ回復は支給用携帯食料で事足りる場面が多く、
    自前でスタミナ回復アイテムを持ち込むにしてもこんがり肉や強走薬などの上位互換じみたライバルが多い。
    持ち込みの携帯食料も確率入手のものがいつの間にか溜まっていたりするため、
    なかなか使いどころを見いだせないのが実情である。
    • 一応睡眠解除効果はそのままなので、ドスバギィやイソネミクニ相手には有用。
      但しどちらも後半になると比較的戦わなくなるモンスターな上、そもそも睡眠耐性をつければいいというのも従来通り。
      その癖上記のとおりよろず料理の副産物として面白いくらいの量が手に入るので、飲まれることがないままの
      3~4桁単位の元気ドリンコがアイテムボックスに収蔵されている……なんてケースも珍しくない。

余談

  • 味については言及されていないが、ハチミツを使うパターンやトウガラシを使うパターンなど、
    複数の調合パターンがあることから、味も様々なものがあると思われる。
    魚やキノコを提出するとコレが帰ってきたりする辺り、カムラの里で作ってもらえるものは
    こちらの世界で言うところのかつお節のダシ汁とかシイタケ茶に相当するような飲み物なのだろう。
  • 末尾がドリンとなっているのは、元気ドリンコだけ。
    「クーラードリンコ」や「ホットドリンコ」などという飲料は、存在しない点には注意したい。
    後述のように「元気ドリンク」だと別のゲームの回復アイテムになってしまうので、注意したい。
    • 現代日本において「ドリンコ」という単語で聞き馴染みがあるのはおそらく、
      清涼飲料メーカー「ダイドードリンコ」だろう。
      この社名(drinco)は"Drink(飲料)"と"Company(企業)"を合わせた造語である。
      すなわち「飲料水企業」を表す言葉であって、飲料水そのものを表すには若干不適切なのかもしれない。
      ギルド公認の飲み物であるが故のネーミングなのかもしれないが。
    • ベテランゲーマー諸氏であれば、女神転生シリーズの「マッスルドリンコ」をイメージしたかもしれない。
      こちらはRPGシリーズであるからして、いわゆるHP回復用のアイテムなのだが、
      飲み続けると最大HPを突破してさらにHPが増え続けるという驚異的な効果のあるアイテムなのである。
      しかし、最大HPを大幅に上回りすぎると、最終的に爆発してHPが激減してしまう。
      その効果と馴染みのない「コ」表記と併せてプレイヤーにインパクトを与えた。
      当然モンハンでは限界以上の回復も爆発したりもしないので、その点は安心である。
      まあ、したらしたでこれこれこれに利用されるだけだとは思うが……
  • ちなみに、冒頭で記した通りMHXXまではギルド公認の飲料であり、さらに広告が掲載されているなど、
    さも普通に販売されているかのような扱いを受けているが、
    シリーズを通してショップや行商人で販売された事は一度も無い
    ギルドストアの品揃えが最高になっても決して並ぶ事は無いのである。
    まあ、調合素材が安価なので入手に困る事は無いのだが…。
    • なお、店売りは基本的にされていないが、作品によってはゼニーではなくポイント消費で
      元気ドリンコそのものを入手できる場合はある。
  • MHFでは効果が全く同じの「スタミナ飲料N」がある。
    このNは「ネットカフェ」の意味であり、
    ネットカフェでプレイするかNコースが有効の場合にショップで購入できる。
    条件さえ満たせば簡単に大量入手でき元気ドリンコと同じ手軽なスタミナ補充ができるので、
    数多くのハンターに愛用されている。
    またレア度5なので他人に渡せないのが元気ドリンコとの大きな違いといえる。
    なお、どちらの飲料もMHF-Gからは、本家シリーズのように眠気覚ましとしても使用可能となった。
    ヒプノックや特異個体ガノトトスの催眠液を浴びてしまったら、倒れる前に飲み干そう。
  • また、似た感じのアイテムには強走薬がある。
    こちらは疲労などの解除は出来ないが一定時間スタミナが減少しない。
    任意のタイミングで焼き上げのできる10連焼きのある作品以外では
    生焼け肉で作るあたり入手はあんまりラクチンでは無いため、
    スタミナの回復目的に強走薬を使うハンターは少ない。
  • ちなみに、任天堂の有名なアクションゲームシリーズ『星のカービィ』では、
    元気ドリン」という回復アイテムが登場していることで有名。
    すでにモンハンは任天堂のゲーム複数作品とコラボしているが、コラボが更に進んでカービィとも行われれば、
    両アイテムの競演が実現するかもしれない。
    • 同じく任天堂のファイアーエムブレムシリーズの本編5作品目である『トラキア776』には、
      「Sドリンク」と言うものが存在していたりする。「S」の読み方は恐らく「スタミナ」。
      『トラキア776』では味方キャラごとに疲労度と言うものが存在しており、
      疲労度が自身のHPと同値に溜まってしまうと次の面で出撃できなくなるペナルティがあるのだが、
      このSドリンクを使用することで疲労度を全快させることが可能。
      効果内容的にはかなりモンハンの元気ドリンコに近いと言えるかもしれない。
      モンハンとFEシリーズは既にコラボが行われているが、
      Sドリンクが登場する『トラキア776』とはまだ直接コラボができていないのが惜しいところである。
      なお「Sドリンク」自体はソーシャルゲームの『ファイアーエムブレムヒーローズ』でもスキル名として登場しているが、
      そちらでは公式の読み方は「エスドリンク」と明記されている。
  • イベントクエストでお馴染みのモンスターハンター・ザ・リアルでは、
    2017年の開催にあたって園内限定フードの元気ドリンコ ~ホットはちみつゆず~が販売されている。
    ホカホカで口当たりのまろやかなはちみつゆずドリンク単体でも十分スタミナが回復しそうだが、
    ニトロダケをイメージしたパチパチとはじけるキャンディー片がセットでついてくるので、
    是非その場で調合して飲んでみよう。
    思いのほか勢いよく口中で弾けるので、早飲みはするべからず。

関連項目

システム/スタミナ
システム/疲労
システム/睡眠
アイテム/こんがり肉
アイテム/携帯食料


*1 ちなみにこのアイテムのモンハン英語版での名称は本当にenergy drinkである。日本で「エナジードリンク」というと砂糖・カフェイン・各種ビタミン補給を主目的とした飲料のうち、指定医薬部外品の指定を受けた「栄養ドリンク」に該当しないものを指すが、英語のenergy drinkはそれらを含めた呼称である