概要
- 古龍種のモンスターから取れる血液。未知なる成分を含んでおり、学者達の研究対象となっている。
研究素材として不足しているのか、比較的売却価格は高い。
研究とは無縁のハンターは、さびた塊系の武器を強化するために加工屋に持ち込んだりする。
- ちなみにMH3まではアイコンが甲殻と同じだったが、
MHP3からは鬼人薬やホットドリンクと同じ赤いビンに変更されている。
MHRiseでは混同を避けるためか赤い丸底フラスコのようなアイコンに変更された。
- MHXでは新たに「古龍の浄血」が上位素材に追加された。
古龍の血よりも特定成分をより多く含んだものであるとされているが、やはり詳細は解明されていない模様。- MHXXでは更に上位である「古龍の浄濃血」がG級素材として追加された。
こちらは希少な成分を含んでいるらしいが、案の定詳細は解明されていないようだ。
浄血までとアイコンの色が異なり、こちらは狩技ドリンクや獰猛化濃縮エキスと同じく濃い赤色の液体となっている。
- MHXXでは更に上位である「古龍の浄濃血」がG級素材として追加された。
- MHR:Sではver.15より、キュリアの影響により変質した破傀の龍血が登場した。
傀異克服古龍の中でもバルファルクとシャガルマガラから入手可能で、
高レベルのクエストではより上位の破傀の浄龍血、破傀の濃龍血が手に入る。
入手方法・用途
- 比較的低確率だが、基本的に一部を除く古龍種からの剥ぎ取り、
若しくは古龍が登場するクエストの基本報酬で獲得出来る。
MHP2Gまでは下位からG級までどのレベルのクエストでも剥ぎ取れるため、
G級の古龍から剥ぎ取れた場合は実質的にハズレと言える。
- …が、MH3以降の作品とMHFでは非常に需要があるアイテムである。
複数使用する場面が多く、更に入手確率が低いからである。- MH3とMH3Gは、古龍種がラスボスや裏ボスクラスの強力なモンスターばかりで、
迂闊に行くと返り討ちに遭ってしまう。
ジエン・モーランやナバルデウスなら下位でもクエストが受注できるが、
どちらもステージが2つに分けられる上に、腐っても古龍種ということで体力値が高く、
どうしても時間がかかる(さらに、MH3Gでは下位のジエン・モーランのクエストが存在しない)。
その割に、古龍種武具の生産や強化、さらにさび武器や風化武器などの強化に
複数個要求されるので、どうしても不足しがちである
(さらに、MH3Gではある強力な双剣の生産に古龍の血を10個も必要とする)。 - MHP3では村長と集会浴場下位のジエン・モーランをマラソンするのが容易で非常に集めやすい。
特に集会浴場下位は航行エリアだけで戦闘が終わるため短時間で回せる上、
元々剥ぎ取りでは古龍の血が出ないため下位クエストでも入手率が落ちない。 - MH4でも基本的にクエスト報酬でしか入手ができず、確率自体も低いため入手難易度は高い。
ただ、今作ではMHP2Gまでに出現した古龍が復活しており、オフラインにもクエストが存在するため、
前作までと比べると多少ではあるが入手の手間は改善されていると言えるか。 - MHXやXXでは種類が増えたものの状況はあまり変わらず、
さらに下位の古龍クエはオストガロア以外のクエストがランダム出現なので回しづらく、
古龍の血が足りないせいで浄血や浄濃血が必要な段階まで強化が進まないという事態も発生している。 - MHRiseではVer1.xでは入手手段がナルハタタヒメの報酬しか存在しなかったため、
非常に集めづらい素材……という訳でもなかった。
当時はマカ錬金はナルハタタヒメ素材を集めて投入するのが効率が良かったため、
古龍の血は錬金に使えないのもあってむしろ大量に余る素材になっていた。
使い道が少ない上、売値が割と高いのもあって換金アイテム扱いされることも。
Ver.2.0では古龍の血が入手できるドス古龍三体が追加され入手先が増えた。
また、古龍の血が実質上位素材となった関係上、古龍の浄血がMR素材に格上げされている。
- MH3とMH3Gは、古龍種がラスボスや裏ボスクラスの強力なモンスターばかりで、
- ios版P2Gでも似たような感じになってしまっている。
何故か古龍を討伐成功した際の特別報酬枠がなくなっており、
この特別報酬で血が出ることが多かったため、非常に手に入りにくいアイテムと化した。
古龍限定のモノブロスハートのようなもんである。
その割には武具で使用する数は変わらず、各種古龍武具の作成ストッパーとなる。- この影響で金獅子の尖角か古龍の血の二択である短縮珠の量産が非常に難しくなり、
集中+αというスキル構成が作りにくくなっている。
集中の有無による影響が大きい弓ではかなり痛い。
- この影響で金獅子の尖角か古龍の血の二択である短縮珠の量産が非常に難しくなり、
- MHFは全体的に入手確率が低く、一番出やすいヤマツカミでも迎撃戦以外だと
狩猟地が古塔なため、どうしても討伐・募集に時間が掛かってしまう。
また、用途の高い音無珠Gに必要な音無珠を生産するための素材として3つ要求され、
更に音無珠Gの生産には音無珠そのものが3個必要なため、かなりの個数要求される。- 現在ではHR3から作成できる剛護珠という装飾品が登場したことで、音無G自体の要求率がやや減っている。
また、古龍の血の入手率自体もMHF-G9.1で少々向上している。
なお基本報酬で出現しやすいのはヤマツカミだが、剥ぎ取りの入手率で言えば、
上位の錆びたクシャルダオラが最も高い。
- 現在ではHR3から作成できる剛護珠という装飾品が登場したことで、音無G自体の要求率がやや減っている。
余談
- 「古龍種」というのは他のどの種族にも当てはまらないモンスターに対して便宜的に付けた総称とされている。
現に、古龍の血は全ての古龍から取れるわけではなく、取れない古龍も少なくない素材である。
しかし、たとえ古龍の血が取れなくても、その血液の成分には共通性があるらしい。
- MHFのイベントクエスト「ルナティックストーム」で入手できる「トリダオラン火薬」は、
寒冷地の湖で採れる鉱物から生成されるのだが、
この古龍の血が変質したものではないかとする説がある。
- 戦闘時の出血エフェクトを見て、「これを直接採取できたら良いのに」と、一度は思ったことだろう。
しかし、生物には出血時に大量の血液が溢れ出さないよう、血液を凝固させるためのシステムがあり、
それにより、傷口から溢れ出した血液は短時間で凝固して性質が変化してしまう。
古龍も生物である以上こうした生体機能は持っているはずであり、
そのため、出血時に溢れ出てきた血を直接採取しても、性質の変化などにより
素材として扱うことができなくなっている…と考えることもできる。- そうでなくとも
「巨大な武器に強固な防具を身に着けた状態」で
「(その後の事を考えると)密閉性の確保できる容器」に、
「素材として扱えるだけの量の血液」を
「動き回る古龍から直接を採取」、あるいは
「飛び散る血飛沫を回収」する事は難しいと言える。
- そうでなくとも
- 古龍の血、ゲーム内で話の対象となっているのはオオナズチのものであるが、
彼らの血は一週間ものあいだ壺の中で熟成させなければ素材としての成分が完全ではないらしい。
熟成させることによって龍の生命力が血の成分として花開くという。
- ミラボレアスは古龍種に分類されているモンスターであるが、
MHW:I設定資料集によると、体内から「古龍の血に属する成分が発見されていない」という。
報酬限定とは言え、同じ禁忌のモンスターのアルバトリオンからは古龍の血が見つかっているため、
ミラボレアスは古龍の中でも「異質な存在」として、
一種の「特別な存在としての待遇」が与えられている格好となっている。- 一方で、クエスト報酬限定という形とはいえ、
ミラボレアスの体内から古龍の大宝玉が新たに発見されたなど、
ミラボレアス種と古龍種という種族の繋がりの謎については、より一層強まった格好となった。
- 一方で、クエスト報酬限定という形とはいえ、