MH2から登場している素材アイテムの一種。
一応モンスター素材とも言えるが、かなり微妙な立ち位置にある。
概要
- フィールドに落ちている貝から採取したり、甲殻種のモンスターから剥ぎ取ったりすると手に入る素材。
宝石としても価値がある貴重な逸品だが、ハンターからすれば武具の素材である。
質が良く粒も大きな物は極上黒真珠と呼ばれる。- MH世界で購入しようすると結構高価な品であるらしく、
MHFのシリーズ受付のミズキは黒真珠について、「高くて手が出せない」と話している。
- MH世界で購入しようすると結構高価な品であるらしく、
- この黒真珠、シリーズによって売却価格が大きく変動するという特徴がある。
地域によって希少性や用途が異なる分、その辺りが価格にも影響を及ぼしているのかもしれない。
では、上述のミズキが登場するMHFの舞台、メゼポルタの市場ではいくらなのか。
彼女のセリフからさぞ高額なのだろうと思いきや、なんと僅か50z。
MH2と並んでシリーズワーストタイである。
しかもハンターが入手できる黒真珠は決して人工的なものではなく、100%天然物であるにもかかわらず。
天然物であるが故に研磨されておらず、光沢や形状に問題があったりするからこんなに安いのだろうか?- 同じくMH2で甲殻種から採れるヤド真珠の精算額はなんと10倍の500zにもなる。
両者の間についた差はいったい何なのだろうか…
- 同じくMH2で甲殻種から採れるヤド真珠の精算額はなんと10倍の500zにもなる。
- MH3Gでは甲殻種のモンスターが登場しないため、フィールド上での採取か、
狩猟船による宝探しでのみ入手できる。
しかし、武具の素材としての用途は見出されていない模様。
手に入れたらさっさと資源にしてしまった方が良いだろう。
因みに、意外にも現在全シリーズにおいて黒真珠の売却価格が2番目に高いのがMH3Gだったりするが、
それでも300zと決して高いとは言い難い価格である。
- MH4Gではヤオザミやダイミョウザザミの固有素材として扱われる形になった。
さらにヤオザミもダイミョウザザミも上位以上のクエストにしか登場しないため、
事実上の上位素材となり、以前よりレア度も増している…にもかかわらず、
売却価格はMH3Gの頃より落ち込んでいる(それでも190zと、MH2の頃のドンドルマに比べればマシになっている)。
MH世界の市場はどうなっているのだろうか?
また、MH3Gでは登場しなかった極上黒真珠も久方ぶりに復活した。
こちらはMHP2Gの頃と比べてレア度だけでなく売却価格も高騰したが、
それでも1,950zとG級素材にしてはある意味で衝撃的なほど安い。
- MHXでも続投。立場はMH4Gから変わっていないが、
ヤオザミやダイミョウザザミが下位クエストから登場するようになり、その影響で再び下位素材となった。
しかしその影響なのか、また売却価格は下がった。今作では150zにしかならない。
MHXXにて極上黒真珠は復活したが、売却価格はMH4Gと同じく1,950z。
盾蟹・鎌蟹両方のポイント素材として使えるので、用途としてはこちらになるか。
- MHR:Sにてダイミョウザザミ復活とともに極上黒真珠のみが復活したのだが、
売却価格は3,400zに急上昇。なんと本体の重殻より高額で取引される。
カムラの里周辺である大社跡には本来ダイミョウザザミは生息していないため、
黒真珠もまた貴重なのかもしれない。- 本作でも盾蟹・鎌蟹両方のポイント素材として使える一方、
マカ錬金の素材としては利用出来ないため、
傀異討究クエストなどで蟹達を乱獲していると大量に貯まっていることも。
- 本作でも盾蟹・鎌蟹両方のポイント素材として使える一方、
- MHSTではヤオザミおよびダイミョウザザミから入手できる固有の特産品アイテムとして登場する。
- MHFでは辿異種ダイミョウザザミから「黄金真珠」という、まさに幻の素材と呼ばれる真珠が採れる。
ヤド真珠か、それとも黒真珠の系列なのか分かりづらいが、精算アイテムではないので後者だろう。
- 甲殻種素材の武具の他に、甲殻種とは全く関係が無いが黒い外観をした武具の素材に使われる事も多い。
一方、孤島地方では上述のように、武具の素材よりもどちらかというと資源としての需要が高い。
余談
- 現実世界の黒真珠とはクロチョウガイから産する真珠の事を指す。黒蝶真珠とも呼ばれ、周縁部だけが黒色を帯びる。
通常の真珠と違いクロチョウガイが活動的なため、真円になりにくいのが特徴。
MH世界での黒真珠の値段が非常に低いのもこの辺の事情が関係しているのだろうか。
また、染色処理を施された真珠もこう呼ばれる事がある。