ボウガン用の弾丸の一種。
概要
- 弾頭に催眠効果のある素材を仕込んだ特殊弾。
ヒットしたモンスターに強力な催眠毒を撃ち込み、複数発当てる事で深い眠りへと誘う。
効果から勘違いされる事もあるが、麻酔弾ではなく睡眠弾である。
- 睡眠近接武器と違い、
当たれば必ず属性値が蓄積する→任意に眠らせるタイミングを調整できるメリットがある。
ただし調合素材の関係で、持ち込める弾数は毒麻痺に比べると少ない(MHP2Gまで)。
MH3だと、毒弾はLV1もLV2も毒テングダケ、麻痺弾はどちらもマヒダケだが、
睡眠弾のみLV1がネムリ草、LV2が眠魚と分かれていてむしろたくさん撃てるようになっている
(実際はLV2毒弾、LV2麻痺弾の調合素材であるイーオスの毒牙とゲネポスの麻痺牙が消えたので
持ち込める数が増えたのではなく他が減っただけなのだが)。
なお、MHP3では飛甲虫の麻痺針とフロギィの毒牙の登場により以前の状態に戻っている。
- パーティーに溜め攻撃のできる者がいれば有効と言える。
が、実際は睡眠爆破に移行する場合が多い。
集会所で知らない人とプレイしている場合は
眠らせる前に一言伝えるなどして間違って起こさないようにフォローしてあげるといい。
そしてテンポが崩れるから睡眠攻めを嫌がる人もいる。注意しよう。
- 毒弾や麻痺弾と違い、当たり判定はあってもダメージ判定は一切発生しない。
いくら強力な火力を誇るボウガンでも、この弾丸単体では殺傷力は0である。
そのため乗り状態中の攻撃が御法度だったMH4でも、
モンスターに撃ちこんでも怯んで中断してしまうことは無いため、
ギリギリまで蓄積しておいてから乗りダウンの終了間際に眠らせることでさらに拘束時間の延長も狙える。
ただし事情を知らない人からは「乗り中に攻撃する地雷」と誤解されることもあるため、
事前に打ち合わせをしておいた方が無難だろう。
睡眠後の立ち回りも「睡眠爆破」「睡眠溜め3」「全員でタコ殴りにする」といった選択肢があるため、
足並みを揃えるためにも眠らせたらどうするかくらいは確認しておいたほうが良い。- ちなみにダメージは無くとも睡眠状態は解除される。あくまでも怯ませないだけである。
必要値まで溜まれば当然モンスターは眠り、乗りチャンスを無駄にしてしまう可能性もあり得る。
勇み足にならないよう、必要弾数の把握はしっかりとするようにしよう。
- ちなみにダメージは無くとも睡眠状態は解除される。あくまでも怯ませないだけである。
- 麻痺弾と同じく、速射やしゃがみ撃ちが可能なボウガンは比較的少ない。
しゃがみ撃ちが可能なヘビィボウガンはMH3Gの時点ではズッカカロッツァ系統のみ、
MH4ではそのズッカカロッツァが無くなってしまうが、
どうにかネルスキュラやグラビモスの素材を利用したヘビィボウガンが地位を継いでいる状態である。
一方でライトボウガンの方は、睡眠弾の速射が可能となったのはMHP3からであるが
MH4GではLV2睡眠弾の速射まで行える銃が複数登場している。
それも特に睡眠攻撃を多用するモンスターというわけでもなく、やや意外な銃も。
滅龍弾や爆破弾といった弾と同じく、技術の進歩により状態異常弾も身近な物になってきているのかもしれない。
- ダメージを与えることなく確実に睡眠に持ち込める特徴から、
MHXで登場した二つ名の捕獲クエストでかなり効果を発揮する。
罠を置いても全然踏まなかったり地上に降りてこなかったりと面倒なモンスターが多いので
眠らせてから足の真下に罠を仕掛けて捕獲してしまうのが精神的にも楽である。
麻痺でも同じようなことはできるが、やはり時間の猶予的に睡眠の方が望ましい。
- MHWorldでは他の弾と同様、僅かなダメージを与えるようになった。