アイテム/端材

Last-modified: 2023-07-05 (水) 14:34:38

MHP3で初登場したアイテム。
オトモアイルーオトモガルク用の武具の作成に必要な素材群である。

目次

概要

MHP3

  • ハンター(プレイヤー)が武具を作った際の素材の余りとして渡される、素材の欠片。
    これ単体ではハンター用の武具を生産する素材にはならないが、
    いくつか集めて工賃と共にオトモ加工屋に渡すことでオトモ達の武具が作成出来る。
    上質な素材からは上端材が得られる。
  • 特定の素材を端材に変換することも可能。ただしその逆はできないので注意。
    また、渡した素材の価値(アイテムのレア度ではない)によって帰ってくる端材の数が変わる。
    たとえば甲殻などは1個につき端材1つにしか変換できないが、
    逆鱗や宝玉などの入手確率の低いものだと端材10個と交換できる。
    しかし巨大な甲殻や尻尾よりも、小さい角・逆鱗・宝玉などの方が
    多くの端材に変わるというのはなんとも不思議な話である。
    甲殻などを小さく切削研磨して小さく形成した後の欠片が端材という扱いなのだろうが、
    それにしても逆鱗はともかく玉石類から端材など取れるのだろうか…
    さらに問題なのは、たとえ玉石から得られた端材からでもどう見ても甲殻の武具が作られる点である。
    • あるいは、玉石を渡した場合では無闇に削らずに他の用途に使い、
      素材のレートに基づいて他のハンターが武具を作成したときに出た端材を渡されているのかもしれない。
      それはそれでレア素材をぼったくられているような気がするが
  • 亜種や希少種の素材を用いた場合でも通常種の端材が出る。
    例えば、アグナコトル亜種(凍戈竜)の素材を渡しても、貰えるのは炎戈竜の端材である。
    氷を身に纏うアグナコトル亜種から火属性の武具が作れるというのはかなり違和感があるが、
    一応素材自体が通常種と亜種で区別されないものもあるのでそう考えると納得出来なくもない。
  • 液体系の素材を端材に換える事は出来ない。まぁ液体なのだから当然と言えば当然である。
    え?体液とか言われている絞蛇竜の骨髄は端材に交換できる?さあ何のことやら
    またリオレウスとリオレイアの共通素材である火竜の翼爪や火竜の骨髄等も端材にする事は出来ない。
    共通素材なので端材となった場合にどちらの端材になるかでややこしくなるからの処置であろう。
    そこでどちらのものとしても使えるという選択肢を用意しないところがまたカプコンらしい

MH4

  • MH4でオトモアイルーの復活に伴い、端材も復活。
    今作ではモンニャン隊や投網マシーンを通して端材を入手することができるが、
    ハンター用の武具製作時の余り物として受け取ったり、素材を変換したりして入手することは不可能となった。
    素材を端材にする技術はモミジィ独自の技術なのだろうか…。
  • 本作に登場しない過去作のモンスターや、クエストに出てこないモンスターの端材は、
    特定のフィールドの特定のモンスターを撃退してクエストクリアすると、
    おまけとして報酬欄に追加される。
    • しかし、報酬増加アイコン(★マーク)が出ているものか、
      お宝ゲットの術のスキルを持つアイルーがいないと、
      なかなかそれらのモンスターの端材が出てこないうえ、
      出ても1個か2個あればいい方とかなり入手確率が低いため、
      普通にクエストに出現するモンスターのものよりもオトモ装備を揃えるのが困難になっている。
  • この仕様変更のせいで一転、入手難易度は激増。
    特にほとんどのオトモ装備に3つ要求される素朴な端材がストッパーになってしまっている。
    一応、モンニャン隊がクエストに成功するとかなりの確率で取ってきてくれるため、
    オトモ装備を充実させたいのであれば、こまめにモンニャン隊をこなすのが一番いいだろう。
    • この仕様により、下手するとイベントクエスト限定のチケットで作るオトモ装備の方が
      (クエストを何度もクリアする必要があるのを除けば)手軽に作れると考える事も出来る。
  • 端材のレア度は殆どが4となっているが、嵐龍、豪山龍、峯山龍、蛇王龍、海竜の端材のみ6となっている。
    しかしP3rdの「上端材」に相当する端材は無く、モンスター毎に作られる装備のレア度が決まっている。

MH4G

  • MH4の直接的な続編となる本作では、ようやく「上端材」が復活した。
    この上端材を使うことで、G級に対応した「Sシリーズ」装備を作成できる。
  • また、モノブロスやセルレギオスなどの端材を用いた、新規デザインのオトモ武具も登場した。
    なお、これらの新規デザインのオトモ武具は上端材を用いたSシリーズのみしか存在しない。

MHX(X)

  • 今回は前作のようにモンニャン隊の報酬で入手可能なほか、
    MHP3の時と同様、武具を作成した際のあまりや端材交換で入手することができる
    これにより、モンスターや木、鉱石由来の端材に関しては、
    MH4シリーズの時と比べて入手難易度が劇的に緩和されている。
    ただし、素朴な端材』『粋な端材』といった一部の端材はあまりものや端材交換では入手できないため、
    4系列と同様にモンニャン隊やニャンタークエストの報酬として別途入手する必要がある。
    • ただ、これらの端材はモンニャン隊やニャンタークエストの基本報酬に含まれる上、
      4系列のようにオトモ武具の素材として必ず要求されるわけではない。
      このため、4時代によく起きた「素朴(粋)な端材が足りないためにオトモ武具が作れない」
      という状況はまず起こらない。
  • また、今まで端材はオトモ武具に使うのでなければ売却以外に用途がなかったが、
    本作ではハンターの装備の強化にカテゴリ指定という新システムが導入され、
    その中で指定されたカテゴリが合っていれば素材として投入できるようになった。
    もちろん評価値は最低の1だが、端数を埋めるのに地味に便利で、
    大量に余っていれば端材だけで評価値をすべて埋めてしまうこともできる。
    さらに該当装備作成の時にも端材が貰えることもあり、意外と役立つ。
  • MHP3と同様に、希少種素材であっても通常種の端材に変換されてしまう。
    これはまだ良いのだが、問題は特殊個体。
    つまり猛り爆ぜるブラキディオスや激昂したラージャン、怒り喰らうイビルジョーの素材は端材交換そのものに未対応
    このせいでニャンター専にとってはこの3体は狩る利点のほぼ無いモンスターになってしまった。
    希少種素材は通常種素材よりも交換のレートが優遇されるというシステムがあるのだから、
    特殊個体も同じ扱いでよかったような気がするが…。
    • ただし、渾沌に呻くゴア・マガラの素材は「混沌の重端材」という専用の端材に交換できる。
      交換前の素材と同様に、ハンターの装備強化の際には黒蝕竜・天廻龍どちらのポイントにも使用可能。
    • 黒龍紅龍祖龍はそれぞれ個別の端材が存在する。
  • 逆鱗や紅玉などの下位・上位のレア素材はMHP3と同様に高レートで交換してもらえる一方、
    天鱗や天殻などのG級レア素材は交換に非対応。
    誤ってレア素材を交換してしまわないように、ということなのだろうか。
    • ちなみに天鱗等に相当する素材を持たないモンスターでも、
      交換非対応の素材が設定されている場合もある。
      具体的にはラージャンは剛角が非対応、黒龍系3種は邪眼系が非対応となっている。
  • 今作では下位素材の「端材」、上位素材の「上端材」に加え、
    獰猛化モンスターの端材である「猛端材」が追加された。
    また、二つ名持ちモンスターの素材からは通常のものとはまた異なる端材が入手でき、
    その中でも特に上質な素材からは「銘端材」と呼ばれる特殊な端材も入手できる。
    加えて、MHXXでは通常のG級素材の「重端材」、G級獰猛化素材の「獰端材」、
    およびG級二つ名持ちモンスターの素材である「真端材」、そして真端材より上質な「天端材」が登場。
    リオレウスを例に挙げると、下位のリオレウス素材からは「火竜の端材」、上位素材からは「火竜の上端材」、
    G級素材からは「火竜の重端材」、獰猛化リオレウスの場合は「火竜の猛端材」、
    G級の獰猛化個体からは「火竜の獰端材」、黒炎王リオレウスからは「黒炎王の(銘,真,天)端材」という具合である。
    勿論作成できるオトモ装備や売却価格、アイテムとしてのレア度などはそれぞれで異なる。

MHW(:I)

  • MHWorld及び続編のMHW:Iにおいては端材は未登場で、
    オトモ装備はモンスターの素材から直接生産するようになった。
    どうやら新大陸古龍調査団では端材を扱わない方式が主流らしい。
    また、レア度が高いオトモ装備ではレア素材を要求されることが多い。
    この仕様変更により、人によっては
    「レシピは解放されているのに素材が出なくてオトモ装備が作れない!」
    という状況に陥ることもある…かもしれない。

MHR(:S)

  • MHRiseでは端材が復活し、今まで通り端材からオトモ武具を生産する方式に戻った。
    今回も過去シリーズ同様ハンターの装備を生産した際等に入手できる。
    今作のモンニャン隊に当たる「オトモ隠密隊」に派遣すれば端材を持ち帰ってくるのも過去作同様。
    アイルーは勿論、今作から新たに登場したオトモガルクの武具の生産にも必要となる。
  • 本作で復活したカテゴリ指定の評価値を埋める素材として投入できるのもMHXと同様。
    また、本作では重ね着装備を生産する時にはカテゴリ指定のみが指定されているため、
    やろうと思えば端材のみで重ね着を生産することも可能である
    本物の武具そのものと違って重ね着装備は端材であっても問題なく作れるのだろうか。
  • また、武器のカテゴリ指定が要求される強化段階の巻き戻しを行うと、
    カテゴリ指定素材として投入した素材はポイントと同量の端材となって返ってくるのだが、
    基本的に端材交換よりもカテゴリポイントの方がレートが高い*1ため、
    強化→巻き戻しを行うことでお金はかかるが端材交換よりも多くの端材を手に入れることができる。
    • ただしMHRiseは資金稼ぎに難のある(容易に稼ぐ方法はあるが好みが分かれる)作品であるため、
      どちらの方法で端材を入手すべきかは人によって意見が割れる。

端材バグ

  • MHP3では「端材バグ」と呼ばれる有名なバグがある。
    内容は端材にしたいアイテムをポーチに入れ、端材入手→ポーチから渡す→ブツを選択、
    端材化→ポーチ確認という非常に単純な操作。
    しかしこの時点で、素材を消費せずに端材を入手できていると言う信じられないバグが発生している。
    あまりにも単純な操作と「端材」と言う語感から「ああ、端っこを削ったから素材は消費しないのか」
    と、バグであることに気付かなかったハンターもいるという。
    • ちなみに、TheBest版MHP3では、このバグは修正されている。
  • このバグの問題はノーリスクでアイルーにいくらでも好きな格好をさせることが出来るという点ではなく、
    端材を無限に増殖させて売却すれば無尽蔵に資金が入手できるという点にある。
    モンハンは金よりも素材の方が遥かに重要なので、そこまでバランスを崩すバグでは無いものの、
    店売りされていればどんなアイテムも無制限に使えるというのはやはり大きなメリットになる。大タル爆弾が使い放題と言えばその凄まじさが分かるだろうか。
    仲間の性格によってはあまりいい顔はされないので、バグ利用を公言するのは避けるべきだろう。
    ご利用は計画的に。むしろ無計画にできるバグだが

余談

  • MHFにおけるオトモアイルーに近いパートニャーにも武具生産システムがあるが、
    こちらは武具のキー素材がイベントクエストや猟団トレジャーで入手できる専用素材となっており、
    端材システムは導入されていない。
  • 端材の読みは「たんざい」ではなく「ざい」である。

関連項目

オトモ/オトモアイルー
オトモ/オトモガルク
 


*1 カテゴリ指定では例えば鱗は2の評価値が充てられており、その鱗5枚をカテゴリ指定10ptに使用し、武器の巻き戻しを行うと端材が10個返還されるため、実質的に鱗1枚が端材2個に変換されたことになる