素材(?)アイテムの一つ。
概要
- まずは説明文を紹介する。
以上。虫の死骸。
以上。
※大事な事なので二回言いました...この事実から、謎多き不要なアイテム扱いされている。
ちなみにMH3とMH3Gのみ「単なる虫の死骸。これを集めているあなたはかなりのマニア。」と変更されている。
いずれにせよ、ハンターにとっては無用の長物なのは間違いないだろう。
- 虫の死骸としか説明されていないだけに、「何の」虫の死骸なのかも全く判らない。
研磨材になるキラビートルなど、使用時に生死を問わなそうな虫の死骸なら死骸扱いにならず、
キラビートル名義で一まとめにされているだろう。
よって、生きていないと意味が無い虫、あるいは生死に関係なく用途を見いだせない虫の死骸のみを、
他の素材になる虫と区別する目的で『虫の死骸』と定義していると考えるのが自然である。
この世界では肉や骨など、入手元を問わないものは他にも存在するが、
虫はそれらよりも遥かに種類が多いはずだが…- 現実的な使い道、もとい収拾の意義を考えるなら『標本』が妥当と言える。
ただ、標本にするには色合いや死骸の状態の良さなど、選定に気を使う趣味のため、
普通に取れた死骸が標本に向いているかは甚だ疑問だし、
そもそも標本目的なら後述のように一律で1ゼニーというのも納得がいかない。
ハンターの個人的な趣味だろうか? - 米虫の項目に詳しいが、昆虫は栄養価が高く味も程よいため、
昆虫食という考え方もまぁ無きにしも非ずだが、
いつ死んだか分からない虫を食材に転用するのは流石のハンターでもどうだろうか…
- 現実的な使い道、もとい収拾の意義を考えるなら『標本』が妥当と言える。
- MHP2Gまではそうでもなかったが、MH3やMH3Gの農場で虫やハチミツを量産しようとすると、
何の嫌がらせかこの虫の死骸まで大量に発生してしまう。
恐らく栽培用の虫やハチミツに集ったハチの死骸なのだろうが、些かリアリティを追求しすぎな気もする。
使い道が皆無な上にちょっと気持ち悪いので、目的のアイテムだけBOXに送って売却してしまおう。
- 農場ならば収穫した物全て、その収穫物に含まれてしまうのは仕方ない感がするが、
MH4(G)とMHX(X)では交易で虫やハチミツを増やすと、取引先から増やしたアイテムと一緒に贈られてくる。
それ故、今作でも必需品のハチミツを取引で増やしていると
いつの間にかアイテムBOXが死骸まみれになっていたなんていう事態を経験した人もいるであろう。
ただの嫌がらせである- 恐らく取引先からの輸送中に死んでしまった虫のなのだろうが、
それをわざわざ渡してくるのは商売としてどうなのだろうか?
売値があるので一概に邪魔とは言い難いが…。
- 恐らく取引先からの輸送中に死んでしまった虫のなのだろうが、
- たまにオルタロスやガーグァ、大雷光虫の落し物からも入手できる。
オルタロスに虫を食べるという報告はないため、おそらく彼ら自身の死骸なのだろう。
オルタロスは素材として使える虫であるが欠損や鮮度の具合が素材にならないほどなのだろう。
一方ガーグァは、虫の死骸を好んで食べている……という訳ではなく
雷光虫を食べているため、恐らくその雷光虫の死骸であると思われる。
MH2では大雷光虫は、雷光虫か虫の死骸を落とす。ハンターの一撃により死んだ雷光虫なのであろう。
これらは死骸といっても、上に同じくそれは丸ごと残っているとは限らない。
もげた脚やなんか使い物にならない破片を「死骸」と言ってるんだとしたら…- MHP2(G)とMHXXでは大雷光虫は死骸の代わりにエキスやモンスターの体液を落とす。
やはりMH2の時の死骸は汁が飛び散った後の変わり果てた姿の残骸だったのであろうか…。
- MHP2(G)とMHXXでは大雷光虫は死骸の代わりにエキスやモンスターの体液を落とす。
- 当たり前だが、売却価格は最低の1ゼニー。シリーズ通してこれは変わらない。
…が、逆に言うと1ゼニー分の価値はあるということである。
ロックラックの調合屋をフルに利用しているならともかく、普通はこんなものに金を出して引き取ったところで
店に利益があるとは思えないのだが、一体どのような使い道があるのだろうか?肥料くらいにはなるのか- シリーズによっては調合屋で売っている。その価格なんと10ゼニー。
(売値システム上仕方ないのかもしれないが)こんな虫の死骸で10ゼニーも取るのである。
- シリーズによっては調合屋で売っている。その価格なんと10ゼニー。
- 「死骸」という単語がぽかぽかライフのアイルー村に合わないと判断されたのか、
アイルー村ではリストラを食らった。
代わりと言っては何だが、「虫のぬけがら」というアイテムが登場する。
説明文も「成長するために脱皮した虫のぬけがら」と、なんとなくマイルドになっている。
やはり売却額は1ぽかぽかポイント。- なお「虫の抜け殻」というアイテムはMHFにも存在する。
本来はキャラバンの開拓クエスト限定の採取アイテムでありそれなりに貴重だったのだが、
パローネ大航祭ではランキング報酬の残念賞的な扱いで大量に手に入る。
狩猟笛のキャラバンパイプくらいしか用途が無いので現在ではほとんどゴミのような扱いである。
- なお「虫の抜け殻」というアイテムはMHFにも存在する。
用途
- MHP2G以前なら錬金術を駆使して、コゲ肉と調合すれば生肉になる。
同じくネンチャク草と調合すれば薬草になる。
MH2ではマカ不思議な壺に入れて発酵させると漢方薬や回復薬グレートもできる。恐るべし、虫の死骸。
だがMHP3以降はそんなシステムは面影もないので、まるで知られていない。哀れなり、虫の死骸。
- 山菜爺さんにあげると精算アイテム等と交換してくれる。ちょっとおトクな気分。
キノコ狩りなどのクエストをソロプレイする場合はクリアの成否にすら関わることがある。- これを持って山菜爺さんに話しかけると
「お、おお! それは≪虫の死骸≫じゃないか!」…という風にたかが虫の死骸に大袈裟に驚き、
そして精算アイテムと交換してくれる。…山菜爺さんは何を集めているのだろうか?
これを集めているあなたはかなりのマニア。
- これを持って山菜爺さんに話しかけると
- MH2ではごくたまに村人が納品を要求してくる。
大半のハンター諸氏は売り飛ばしているであろうから、地味に困るかもしれない。
一応、同作ではジャンボ村がある程度発展すると開業する調合屋でも1つ10zで買えるが、何だか微妙な気持ちになる。
そもそも何に使うのだろうか……?
これを集めているあなたはかなりのマニア。- ちなみに、もえないゴミを要求されることもある。
どちらも1個当たりの価値(友好度の上昇値)は石ころと同等あるいはそれ以上である。
いったいどういった基準なのか…。
- ちなみに、もえないゴミを要求されることもある。
- MHP3では農場のオトモ撒き餌漁の撒き餌の材料として使えるようになった。
死骸故に餌に練り込むと地味に釣果が下がってしまう。
が、一部の組み合わせには特定の種類の魚を狙えるものも存在するので、全くの無価値でもない。
虫の死骸だけで作った撒き餌であっても、古代魚が獲れたりする。
- MH4以降では釣りフィーバエと調合する事でサシミダンゴが作れるようになる。
撒き餌から練り餌へランクアップ(?)した。
また、釣り系のクエストの中には、サシミウオを納品するクエストや、
サシミウオの納品がサブターゲットになっているクエストも存在するため、その際には割と重要な存在。
これまでのような完全なゴミアイテムという扱いではなくなっている。
それでも真っ先に捨てられる存在であることには変わりなく、
その代わりと言っては何だが、今までの作品のように山菜爺さんが回収してくれることもなくなった。- MH4Gからはサシミウオに裂傷状態の治療効果が追加されたことで需要が増大。
それに合わせて死骸も調合素材としての需要が増した…かもしれない。
もっとも、モスジャーキーという天敵がいるが
- MH4Gからはサシミウオに裂傷状態の治療効果が追加されたことで需要が増大。
- MHX(X)でもサシミダンゴへの調合の用途が辛うじて残った。
だがサシミウオが交易で簡単に増やせる時点でこのアイテムの価値は極めて薄いと言わざるを得ない。
ギザミやレギオスのクエで支給品から持ち帰ってもいい。
他の交易ハズレ枠が需要の高めな調合素材となったので、
こちらの残念さがより際立つことになった。
なおトロサシミウオはサシミダンゴに避けるため、納品クエストでもチャンスはない。
- そしてMHWorld以降は、ゴミや謎の素材など
用途が分かりづらいアイテムと一緒に姿を消した。
虫網でわざわざこれを取らなくなったのは嬉しい限りだが、少し寂しいかも…?
「やったぜ!」と思ったあなたは、決して間違ってはいない。
- MHFでは一部の武具の素材としてまとまった数を要求されたりもするが、
やはりというか当然というか基本的に用途は限られる。
それでもマカ漬けやらニャカ漬けやらがあるのでシリーズ中で見れば用途はかなり多い。
また、長期開催イベントでキラビートルを集める際、非常に嫌われる素材である。
というのも、採取クエストでは通常の3倍近く虫とりが出来るのだが、
3/4以上がこのアイテムで占める時があるからだ。
それ故、一部のマゾ……もとい、採取を極めようとするハンターは連続で出る度にうんざりすることが多い。
ちなみに調合屋で購入することも可能。
- MHSTシリーズではなんと「低級虫」のカテゴリで装備の強化素材として使用可能になった。
価値は1でセッチャクロアリの5分の1。
ただのゴミアイテムがこんな形で役に立つとは誰も思わなかっただろう。
入手方法は採取の他、序盤の甲虫種を倒した時の報酬でも手に入る。
しかしモンスターから手に入るのはその体の一部と思われるが、
フィールドで採取できる物は何の虫の死骸なのかは不明。
採取ポイントを飛んでいた虫も、採取した時点で容赦なく死ぬ場合がある。
ライド中は素手で掴むため、まさか…。
余談
- オンラインで「はちみつください」「そうびちょうだい」などと言ってくる香ばしい人に対しては、
代わりにこのアイテムやもえないゴミをすっと差し出すのが暗黙の了解とされている。
ハチミツください!ふざきんな!!111
- 調合屋で売られているMH2とMHFを除き、意図して手に入れる手段はない。
まぁこんなハズレアイテム、普通ならば意図的に入手なぞしたくもないが。
虫を使った調合に失敗しても手元に残るのはゴミだけである。- やり込みとしてアイテム収集に励んでいるハンターからすれば、このようなゴミアイテムでさえ収集対象である。
中にはアイテムボックスの1枠の上限まで、虫の死骸含む全アイテムを集めようとする人も実際にいたりする。
そして、そう言った場合はこの「意図して手に入れる手段がない」と言う点がかなり厄介だったりする。
「これを集めているあなたはかなりのマニア。」と言う一文は、まさに真理を突いていると言えるだろう。
- やり込みとしてアイテム収集に励んでいるハンターからすれば、このようなゴミアイテムでさえ収集対象である。
関連項目
アイテム/もえないゴミ - 使い道が非常に限られるゴミアイテム仲間
アイテム/虹水晶 - 200倍の価格で売れるが、ハンターにとってはそれ以外の用途が本当に無い。
フィールド/死骸