アイテム/硫黄結晶

Last-modified: 2017-10-05 (木) 03:17:10

MH4にて初登場の精算アイテムの一種。

概要

  • 地底洞窟で採掘される、高純度の硫黄の結晶。
    眩いほどに黄色く輝いており、見た目はたいへん美しい。
    ただし、当然ながら匂いは硫黄のそれである。
    あんまりたくさん集めると、ポーチの中が大変なことになりそうな気が…。
  • 硫黄と言えば、古来から火薬などの原料として珍重されてきた。
    劇物の代名詞として知られる「硫酸」の原料*1でもある。
    硫酸は現実世界の化学工業においては非常に重要視され、最も多くの量を生産されている化学薬品の一つである。
    しかし、MH世界での火薬は火薬草やニトロダケといったもので簡単に作ることができ、
    また化学技術水準の低さ、あるいはモンスター素材の存在のためか硫酸の需要も低いようで
    この硫黄結晶も考古学や古生物学などの分野での需要が主らしい。
  • 地底洞窟と地底火山は環境が大きく変化しているだけで、地理的にはまったく同じ場所だとされているが、
    何故か地底火山では硫黄結晶は決して手に入らない
    代わりに燃石炭が採掘できるようになる。
    因みに燃石炭は10個までしかポーチに入らないが、硫黄結晶は99個まで入れられる。

余談

  • 毒性の強い硫化水素や強力な酸として知られる硫酸などのイメージが強いが、
    本当に純度の高い硫黄の結晶は、宝石と見紛うような実に美しい黄色に輝き、
    点火するとこれまた美しい青色の炎を発生させるなど、見る分には結構綺麗な物だったりする。
  • 鉱物学において、金属元素が硫黄と結合している物質を硫化鉱物と呼ぶ。
    ウラガンキン亜種はこの硫化鉱物を主食としており、それを消化する過程で特殊なガスを発生させ、
    それを外敵を攻撃する武器として利用している。
    また、巨戟龍ゴグマジオスは硫黄そのものを主食とする特異な食性を持ち、
    作中で実際に硫黄が含まれる火薬を食している。
    • これらの種にとって本アイテムは正に極上のディナーと言え、
      硫黄結晶が存在することを察知した場合、地底洞窟に襲来する可能性は否定できない。
      尤も後者が現れた場合、地底洞窟の地図を書き換える必要が出てくるかもしれないが…。

関連項目

フィールド/地底洞窟
モンスター/ウラガンキン亜種


*1 正確に言えば硫黄の完全燃焼で生じる「二酸化硫黄」を原料とする