MHSTシリーズに登場するアイテム。
概要
- 空の彼方から降ってきたと伝えられている塩の塊。
調味料として料理に投入する事で、そのミネラル分が素材の旨味を引き出すとされる。
- MHSTに登場する食材アイテムであり、「食材」としては異例の鉱石系アイテム。
勿論アイコンも鉱石のそれである。
コベニー峠やモンソーネ平原などで鉱石のオブジェクトを探ると入手できる事がある。
なお、説明文の通り本当に空から降ってきたものなのかは不明。
もし本当に降ってきたのなら、それは「彗星」というより「流星」ないし「隕石」ではなかろうか?
神秘的な伝説の割にアイテムとしてはそんなに貴重な代物ではなく、
他の食材アイテムと同様に売却価格なども安い。
- アイテムとしては「食材」に分類されるため、オトモン用のエサを作るために使われる。
ただし用途自体は非常に少なく、マグロザメと調合して「マグロ岩塩焼き」を作るくらいしか無い。
なお、マグロ岩塩焼きは入手法以外は石焼きウオの下位互換と言っても良く、
石焼きウオが量産できるならそれこそ出番が無い。したがって彗星岩塩の出番も無くなってしまう。
鉱石ではあるもののあくまで「食材」であり、「素材」としては扱われないため、
貯蓄しておくのもあまり意味は無いという哀しい運命を背負っている。
入手自体は比較的簡単であり、意識せずとも気付くと溜まっている事もあるが、
無駄に溜まっていく様子が用途の少なさを示しているようで余計に哀しくなる。
- MHST2でも登場するが、本作ではエサを調合で作ることができなくなったため、
とあるサブクエストの納品対象としてしか需要がない。
余談
- 「彗星」と付くと現在では天彗龍バルファルクを思い浮かべるハンターも多い事だろうが、
このアイテムの登場はバルファルクよりも(現実世界時間にして)1年以上も早く、関係性は特に無いと思われる。
バルファルクの草案自体は当時の時点で上がっていた可能性もあるが、
少なくとも世界観上の直接的な繋がりは皆無と見て間違いないだろう。
生態ムービーにおいて、海を泳いでいて被害に遭った哀れな犠牲者の成れの果てが近くに転がっていないことを祈ろう。
- 現実の彗星の多くも塩類混じりの岩石質を含んだ氷が核(彗星の本体)を構成していることが知られている。
だが、ここで言う塩類とは人々が食塩として日常的に使用する塩化ナトリウムではなく、
「ケイ酸塩」と呼ばれる岩石を構成する物質であることがほとんど。もちろん人間は食べられない。
モンハン世界の彗星はもしかしたら、現実とは異なる組成になっているのかもしれない。