目次
概要
- モンスターの攻撃で発生する大地の振動。
受けると気絶のようにフラつき、しばらく行動が不能になる。- 記事名は便宜上「震動」としてあるが、MH4以降は「振動」に変更されており、
現時点の正式名称は「振動」となっている。
どちらもさほど意味は変わらないので、チャットなどで発言する際に気をつける必要はない。 - 一部作品や公式攻略本などでは"地震"とも表記される場合がある。
- 記事名は便宜上「震動」としてあるが、MH4以降は「振動」に変更されており、
- 対策としては専用スキル耐震が主。
またレバガチャでふらつき時間を縮めることも可能。
狩猟笛では演奏で耐震効果を仲間に付けることも可能。- MHW:Iまでは耐震旋律を持つ笛は攻撃力強化旋律を吹けないのがネックであったが、
演奏システムが大きく刷新されたMHRiseではその2つを両立している笛も登場した。
- MHW:Iまでは耐震旋律を持つ笛は攻撃力強化旋律を吹けないのがネックであったが、
- システムとして導入されたのはMH2からである。
本作より登場した牙獣種に特徴的な能力として設定された。
ババコンガやドドブランゴなどは確かに並外れた豪腕の持ち主であるが、
それでもあの体躯で地面を揺らすというのはよく考えると凄い。
- 一方、無印から登場しているモンスターは後発作品でもほとんど振動を起こさない。
ラオシャンロンの足踏みが振動ではなく風圧になっているのは、
MH2以降のプレイヤーにはやや不自然に感じたのではないか。- ただし、無印からラオシャンロンの背中に乗った時も同じアクションをする。
もちろんこれは振動では無いのでスキルでは防げない。 - また、MHXXで復活を果たしたラオシャンロンは、歩く際に足踏みで振動を起こすようになった。
これはカプコンTV #57の55:42あたりで確認できる。
- ただし、無印からラオシャンロンの背中に乗った時も同じアクションをする。
- 風圧や咆哮と違い、喰らった時点で自動的に納刀される。
直後の攻撃さえ避けられるなら、回避行動の手段として使えなくもない。- ただしMHP3~MHXXの狩猟笛は、強制的に納刀されると
揃えていた旋律が崩れてしまいかねないため、他の武器種と比べて喰らった際のデメリットが大きい。
- ただしMHP3~MHXXの狩猟笛は、強制的に納刀されると
- MH4に登場したケチャワチャは足場である蔦を揺らしてハンターの動きを封じてくる。
これを喰らうと振動と同様にふらついてしまう。
こちらも「耐震」で無効化できるので余裕があれば採用したい。- MH4から表記が「震動」から「振動」に変更されたのは、
このケチャワチャの行動が登場したことも理由かもしれない。
- MH4から表記が「震動」から「振動」に変更されたのは、
- MH4(G)版の溶岩島はモンスターの行動によって地盤沈下・隆起が生じるが、
この時にスキル「耐震」でも無効化できない特殊な振動が発生する。
モンスターが行う振動攻撃と異なり、ふらつき時間が短い、自動的に納刀されない、
ふらつき中は無敵になるという特徴がある。- なお、MHXではこの地形変化による強制振動は撤廃された。
- 発生する振動には強さがあり、「振動(震動)【小】」、「振動(震動)【大】」の2種が存在する。
当然、振動が強い程ハンターがふらつく時間が長くなる。
軽い振動ならば硬直時間は一瞬だが、強い振動だとかなり長い時間ふらふらしている。- 振動の強さはモンスターが繰り出す技によって異なり、同じモンスターであっても異なる場合がある。
例を挙げると、ドボルベルクが繰り出すボディプレスは「振動【大】」を発生させ、
尻尾スタンプで発生する振動は「振動【小】」になる。
また、ラージャンが繰り出すボディプレスは溜め時間が異なる2種類があり、
溜めが短いと【小】、溜めが長いと【大】になる、と言った具合である。
硬直時間の長い振動やられ【大】は極めて危険で、モンスターの行動スピードによっては
全力でレバガチャしても復帰しきれず次の攻撃を食らう場合がある。
幸いスキルに区別はなく全て「耐震」で無効化可能なので、
振動やられを起こしてくる危険度5クラスのモンスターに対しては「耐震」の発動をお勧めする。
- 振動の強さはモンスターが繰り出す技によって異なり、同じモンスターであっても異なる場合がある。
MHWorld
- MHWorldでは振動【小】と振動【大】が明確に区分化され、モーションも刷新された。
振動【小】を受けた場合は、足元がおぼつかなくなるモーションに、
振動【大】を受けた場合は、しばらく立ち上がれなくなり、這いずる行動しかできなくなる。
双方ともにその場で動けなくなることはなくなり、ふらつきモーション中は移動が可能となっている。- 区分化が明確になったためか、耐震スキルも振動【大】無効のために高めのスキルレベルを要求される。
- 古代樹の森や瘴気の谷にあるネット状の床、陸珊瑚の台地にある青く柔らかい地面など、
衝撃で波打つ性質のある足場は、大型モンスターの行動によって振動と同じ効果を起こすことがある。
振動攻撃技を持たないモンスターと戦う際にも足止めされる可能性があるので厄介だが、
こうした床の上でモンスターを怯ませると落とし穴状態にできるので、
逆にこっちが攻勢に出て動きを止めてやろう。
- 強制的に納刀させる効果が撤廃され、喰らった後も抜刀状態を維持するようになった。
MHRise
- MHRiseでもMHWorld同様のモーションとなっている。
- また、今作では蔦やネット状の床は存在しないので、モンスターの行動によって振動が起きることはなくなっている。
混乱を避けるためか、揺れやすい床が登場しなくなっても「震動」表記には戻らず引き続き「振動」のままだった。
MHF
- MHFでは「超震動」(諸事情のため以下より俗称「強震動」)などと呼ばれる震動が存在し、
スキルも「耐震+1」と「耐震+2」の2段階が存在する。
咆哮における耳栓と高級耳栓の関係と同様。
強震動はラヴィエンテを初出とし、
以後、特異個体やハードコア専用のUNKNOWNやオディバトラス、覇種モンスターなどが使用する。
耐震+1では咆哮【大】に対する耳栓のように効果時間を減らしたりすることはできない。- また、強震動の中でもやはり上記の区別があり、技によって硬直時間が異なる。
例えばシャンティエンは自らには震動を起こす能力はないが、翔気を発生させることで
戦場である大型探査船そのものを大きく揺らし、極めて強力な強震動を起こしてくる。
そのため、硬直時間が通常よりかなり長い。
- また、強震動の中でもやはり上記の区別があり、技によって硬直時間が異なる。
- グァンゾルムやエルゼリオン、G級祖龍、一部の辿異種モンスターや一部の極みモンスターは、
上記の強震動よりも更に強烈な震動を使用する。
これは耐震+2でも防ぐことはできない。
これを受けると微ダメージと共に仰向けに倒れ伏し、しばらくの間は完全な無防備となってしまう。
この状態は「超震動やられ」と呼ばれている(ファミ通初出)が、
公式サイトの辿異スキル説明文より、この状態を起こす震動を「超震動」と呼称される事が多くなっている。- この超震動は辿異スキルの「耐震強化」を使用し、
耐震+2の段階を上回った場合にのみ無効化が可能となる。 - なお、かつては耐震+2で無効化できる震動が「超震動」と公式で呼ばれていた。
しかし、グァンゾルムの扱う震動によるハンターのアクションが「超震動やられ」と名付けられた結果、
従来通りの呼称では意味合いが異なってしまう、という事態が発生している。
そのため、耐震+2で無効化できる震動は便宜上「強震動」と呼称するのが一般的になりつつある。
- この超震動は辿異スキルの「耐震強化」を使用し、
- ヒプノック希少種は、自身が起こした震動でぐらついたハンターが一人でも居ると
特殊な攻撃モーションで襲いかかってくるという特性がある。
また、UNKNOWN、ゼルレウスは震動でハンターの動きを止め、
続く一撃を確実に当てる、という行動を行ってくる。
特にUNKNOWNのものは実装当初根性貫通の一撃必殺技としてプレイヤーを震撼させた。
振動を発生させるモンスター一覧
- 特に記載がない限り、亜種や希少種、特異個体なども同様とする。
メインシリーズ
- 甲殻種
- 矛砕ダイミョウザザミ - ジャンププレス
シェンガオレン - 足踏みなど
- 牙獣種
- ババコンガ - ボディプレス、フライングプレス、ぶん回しの最後など
ドドブランゴ - ボディプレス、雪玉スローなど
ラージャン - ボディプレス、ぶん殴りの最後
紅兜アオアシラ - ヒップアタック、ジャンプヒッププレス
ヌシ・アオアシラ - ジャンプヒッププレス
ウルクスス - ジャンプヒッププレス
ラングロトラ - ジャンププレス
ケチャワチャ - ツタ揺すり
ガムート - 前脚のしかかり、踏みつけ、ヒップアタック、討伐時モーションなど
銀嶺ガムート - 除雪突進など
ガランゴルム - ボディプレス
- 魚竜種
- ヴォルガノス - ボディプレス
- 飛竜種
- ディアブロス - 潜行移動(MH3以降)
モノブロス - ヘッドバット突き上げ
グラビモス - ジャンププレス
荒鉤爪ティガレックス - 怒り時の咆哮歩き、地盤粉砕など
アカムトルム - ボディプレス、地面潜り
ウカムルバス - 跳びかかり、ボディプレスなど
バゼルギウス - ボディプレス、滞空かみつき突進の着地時
- 海竜種
- アグナコトル - ボディプレス、地中飛び出し時の着地
- 獣竜種
- ウラガンキン - 大顎スタンプ、転がり顎スタンプ
イビルジョー - 四股踏み、跳びかかり
ドボルベルク - 地面叩き、大回転攻撃フィニッシュなど
アンジャナフ - 蛮顎突進、跳びかかり
ラドバルキン - 大顎スタンプ、転がり顎スタンプ
- 鋏角種
- ネルスキュラ - ボディプレス
- 古龍種
- ラオシャンロン - 足踏み(MHXXのみ)
ジエン・モーラン - ボディプレス
ダレン・モーラン - ボディプレス
シャガルマガラ - 翼脚叩きつけ(Lv76以上のギルドクエストおよびG級クエスト限定)
オストガロア - 触腕叩きつけ(重骨塊装着時)
ネルギガンテ - 破棘滅尽旋・天、前脚叩き付けなど
ヴァルハザク - ボディプレス
ゼノ・ジーヴァ - ボディプレス、薙ぎ払いブレス後の陥没時など
ベヒーモス - ボディプレス
アン・イシュワルダ - 地盤爆破など
ガイアデルム - ブレス、翼脚合掌剛烈破、淵劫冥撃など
アルバトリオン - 空中前脚叩きつけ
グラン・ミラオス - ボディプレス、尻尾叩きつけ
- 分類不明
- ゴア・マガラ - 翼脚叩きつけ(狂竜化時、Lv76以上のギルドクエストおよびG級クエスト限定)
MHF
- 甲殻種
- ショウグンギザミ特異個体 - 天井から降下、地中急襲、6連殴り衝撃波など
アクラ・ヴァシム - ジャンププレス
辿異種アクラ・ヴァシム - ジャンププレス、爪叩き付け、尻尾叩き付け
アクラ・ジェビア - ジャンププレス
タイクンザムザ - ボディプレス、右爪振り下ろしなど
辿異種ダイミョウザザミ - ボディプレス、鋏昇撃、連続叩きつけ(硫化状態、かつ爪未破壊時)
- 牙獣種
- 辿異種ドドブランゴ - ボディプレス、打ち上げコンボの始動
ゴゴモア - 樹上強襲、腕叩きつけ(ココモアが背中にいない時)
ノノ・オルガロン - ジャンププレスなど
ゴウガルフ - スープレックスなど
- 鳥竜種
- ドスランポス特異個体 - 跳びかかり
ドスゲネポス特異個体 - 跳びかかり
ヒプノック希少種 - 急降下プレス、足踏みなど
- 魚竜種
- ヴォルガノス - ボディプレス
ゴルガノス - ボディプレス
アルガノス - ボディプレス
- 飛竜種
- ディアブロス亜種 - 潜行移動(特異個体)
辿異種グラビモス - 足踏み
ドラギュロス - 急降下プレス
グレンゼブル - 角穿ち突き上げ、急降下プレスなど
UNKNOWN - 急降下プレス、岩盤捲りサマーソルトなど
オディバトラス - ボディプレス、潜行尻尾攻撃など
ヒュジキキ - 背面ボディプレス
ゼルレウス - ボディプレス(攻撃開始時)など
極み耀くゼルレウス - 足踏み、顎叩き付け
アノルパティス - 鋸角突き刺し
ボガバドルム - 前脚叩き付け、尻尾叩き付け
- 海竜種
- クアルセプス - ボディプレス、地中飛び出し時の着地
ポカラドン - ボディプレス
バルラガル - ボディプレス
- 獣竜種
- アビオルグ - 足踏み、跳びかかり
ギアオルグ - 足踏み、跳びかかり
辿異種ギアオルグ - 足踏み、跳びかかり、尻尾叩き付け
ガスラバズラ - 足踏み、尻尾叩きつけなど
辿異種ガスラバズラ - 足踏み、尻尾叩きつけ、打ち上げ6連コンボ
- 古龍種
- オオナズチ特異個体 - ホーミング急降下プレス
ルコディオラ - 急降下プレス
シャンティエン - 尻尾回転、翔気放出
グァンゾルム - 前脚叩きつけ、ボディプレスなど
エルゼリオン - 前脚叩き付け
G級祖龍 - ボディプレス、尻尾叩き付け、倒れ込み、足踏みなど (MHFのみ)
辿異種イナガミ - 尻尾叩き付け、前脚叩き付け、ボディプレス
極み傲るドゥレムディラ - 尻尾叩き付け、ボディプレス、足踏み
- 分類不明
- ラヴィエンテ - 潜行、ダウン
ミ・ル - 前脚叩き付け(パワー形態時専用)