目次
概要
- 一部のモンスターに見られる攻撃。その名の通り、強烈な光を発し、敵の視力を奪う。
この光をまともに喰らってしまうと、その場で気絶してしまう。
- いずれの攻撃も、ガードすることによって防ぐことが可能である。
そんなことしなくても、目を閉じれば無効化できるのではないかと思われるが、
人間のまぶたは薄いためゲリョス等が放つ圧倒的な光の量では防ぎきれず、
まぶたを貫通して目を焼かれてしまう。
その際の目に走る激痛は「眼球の奥に釘を打ち込まれたかのような痛み」らしい(ノベル版の表現より)。
そのため盾を使う等して物理的に遮らなくては防ぎきれない。
でも、物理的に遮るのなら、わざわざ盾を構えなくとも自分の手を当てるなり背を向けるなりすれば良さそうだが…- 強い光を瞬時に放つという特性上、判定が出るのは一瞬であることが多いため、
その気になれば前転回避で潜り抜けることも可能。
ただし“光”という実体の無いものによる攻撃であるため、タイミングを掴むのはそう容易ではない。
- 強い光を瞬時に放つという特性上、判定が出るのは一瞬であることが多いため、
- 閃光をガードすると、何故か光をガードした筈なのに何か物体がぶつかったような軽い衝撃が走る。
しかも、大剣などの刀身でガードを行う形の武器種でガードした場合は、なぜか斬れ味も落ちてしまう。
また、背を向けていても喰らってしまう。だが画面全体が光る割に遠距離だと喰らわない。
更に激痛が走るという設定の割にダメージは無い。
- これらのモンスターの閃光にも閃光玉と同じ効果があり、
同じエリアにモンスターがいれば目くらまし状態になることがある。
邪魔をしてくる小型モンスターの動きが封じられるので、結構ありがたい。
各モンスターの閃光
ゲリョス(亜種)
- ゲリョスがトサカから放つ攻撃。トサカから火花を散らしながら3回連続で頭を下げた後に光を放つ。
設定によると、トサカの中にある鉱物を嘴と打ち合わせ、それを砕く事で閃光を発しているらしい。
しかもこの閃光、目を徹底的に隠してもそれを貫通し、凄まじく焼けるような痛みを与えるようだ。
だから後ろを向いていても目を回すのだろう。
そんな閃光を至近距離で浴びるのはゲリョス自身なのだが、耐性が付いているため
ゲリョスは閃光では目を回さない。
- 下位個体の場合は閃光のチャージをするために立ち止まり、
上記のモーションを取って初めて閃光を繰り出すのみだが、
上位以降の個体はついばみ攻撃によって頭を振り回したときについでにチャージを行い、
攻撃が終わった直後に立て続けに閃光を放ってくる事がある。
MH4GのG級亜種に至っては、チャージの後すぐに閃光を放たず、ハンターとの距離を縮めてから
予備動作なしで突然閃光を放つという狡猾な行動を取る。
いずれの場合でもチャージが進んでくるとトサカの点滅が激しくなるので見た目で分かる。
- トサカを破壊することによって、閃光を使わせなくすることが出来る。
ただし、MHP2Gの村上位や集会所G級に登場する個体は、
トサカを破壊されると閃光の代わりに毒ガスを噴出するようになるので、油断できない。
- MHFのG級通常種は、閃光と同時に毒ガスを撒き散らしてそれを身に纏う。
MHP2Gのものと似ているが、こちらはトサカが破壊されていなくても行う。
また、亜種はG級、特異個体で閃光を交えた攻撃技を有している。
- ちなみに、とあるクエストに登場した個体は、これと同じモーションでとんでもない技を繰り出してくる。
チャナガブル
- 提灯球が発生源。
提灯球の中に発光性のバクテリアを大量に保有しており、これを利用して光らせている。
閃光を放つ直前には、提灯球が数回瞬く。
- やはり提灯球を破壊すれば閃光を封じる事が出来る。
MH3Gでは提灯球の耐久度がかなり低いので、大剣などの一撃重視の武器なら、
戦闘開始直後から提灯球を破壊して閃光攻撃を使用できなくすることも可能。
ただし、地上だと破壊しづらい。
- なおチャナガブルにとって、閃光は天敵を呼び寄せてしまうリスクを背負った行動らしく、
本来はそう多用するものでは無いらしい。
クルペッコ亜種
- 翼にある電気石を使って閃光を発する。
予備動作自体はゲリョスのものと似ているが、電気石にエネルギーが溜まっていくエフェクトが出る。
また、光を放つ直前には電気石を打ち付けるモーションが挟まる。
- こちらは電気石を破壊しても封じることができないが、発動までの時間が長くなる(破壊前のおよそ2倍)。
ツィツィヤック
- 頭部にある一対の触角を扇状に展開し、根元の発光器官から閃光を放つ。
予備動作として弱い光を数回放つが、これにより大まかな効果範囲を判別できる。
- 他の閃光と同様にタイミングを合わせれば回避も可能。
また、ツィツィヤックの閃光は他と違い、カメラのストロボのように触角で前方に反射させているため、
頭部の向いた方向の反対側が安全地帯になっているという弱点がある。- ただし、陸珊瑚の台地のエリア7には閃光を反射する貝殻が転がっている。
ガードや位置取りでは思わぬ方向から閃光を喰らう可能性もあるので、多少難しいが回避する方がよいだろう。 - 他の大型モンスターと遭遇した際はこれを使って目を眩ませ、その隙に逃げることが多い。
ただし、オドガロンとの縄張り争いでは通用せず、相手からの反撃をもろに受ける。
縄張り争いモーションの閃光にはハンターへの気絶効果が残っているため、巻き添えに注意。
- ただし、陸珊瑚の台地のエリア7には閃光を反射する貝殻が転がっている。
- 触角がある頭部は2段階の部位破壊が可能で、
1段階目の破壊で閃光の効果範囲が狭まり、2段階目で閃光を完全に封じる事ができる。
- スマートフォン向けタイトルのMHNowではハンターの気絶の概念が無いため、
ツィツィヤックの閃光を浴びせられると前例のない仕様の状態異常になってしまう。
それがまさかの「プレイ画面のブラックアウト」。
目眩しがプレイヤー自身に降りかかるという恐ろしいテクニックを身につけてしまった。- 状態異常開始から3秒後に瞼を開けようとする演出が始まり、その6秒後に視界が回復する。
現時点で対策スキルは存在せず、各々の手で乗り切るしか方法がない。
- 状態異常開始から3秒後に瞼を開けようとする演出が始まり、その6秒後に視界が回復する。
ビシュテンゴ
- ピカピカ柿という強烈な閃光を発する
謎の果実を使って敵の目を眩ませる。
目を覆うような動作をしながら黄色く光る柿を取り出し、尻尾で掴んで地面に叩きつけ、周囲に閃光を放つ。
予備動作は分かりやすいが全方位に判定が出るため、少しでも逃げ遅れると喰らってしまいかねない。
- 尻尾立ちしているビシュテンゴをダウンさせると稀にこのピカピカ柿を落とし、
拾ってアイテムとして使うと閃光玉の効果を発揮する。
実質タダで支給用閃光玉が手に入るオイシイ仕様だが、落とす確率は非常に低い。
ちなみに、ピカピカ柿にはビシュテンゴの魂が乗っているのか普通の閃光玉より飛距離が長いという特徴がある。- 閃光攻撃時に目を隠すという行動から分かる通り、ビシュテンゴ自身は閃光に対しての耐性が無い。
そのため拾ったピカピカ柿を投げ返して仕返ししてやることもできる。
- 閃光攻撃時に目を隠すという行動から分かる通り、ビシュテンゴ自身は閃光に対しての耐性が無い。
イソネミクニ
- 途轍もない発光能力を持つ
謎の貝を使って閃光を放つ。
水場で背泳ぎ状態になり、ハンターの周囲を泳ぎ回りながら睡眠ブレスを撒くのが予兆。
ハンターを取り囲んだところでおもむろに貝を取り出し、
ラッコのように腹で殻を割って扇型の範囲に閃光を発する。
効果範囲が前方(尻尾側)に限られているため横に回り込めば脅威ではないが、
あまり大きく動き過ぎるとばら撒かれた睡眠ブレスに引っかかってしまう。
- イソネミクニが取り出す貝は閃光を放つものだけでなく、回復液や爆発を放つものもあるが、
閃光貝以外を使うことは稀。
とはいえ閃光攻撃だと高を括って側面に張り付いていると、突然爆破させられることも。
取り出す貝の色をよく見ておくと良いだろう。- 実は直前の遊泳ルートでも見分けることができ、ジグザグに泳いだ場合は閃光、
円を描くように泳いだ場合は爆破を繰り出す傾向にある。
- 実は直前の遊泳ルートでも見分けることができ、ジグザグに泳いだ場合は閃光、
- 余談だが、閃光を扱う完全新規モンスターが一作品で2種も追加されるという事例は
メインシリーズではMHRiseが初だったりする。
各モンスターの閃光(MHF)
クアルセプス
- クアルセプスも、背中の水晶から日光を反射することで閃光を放つ。
- また、日光を蓄積して額から光線として発射することも可能である(こちらは普通にダメージ判定有)。
直撃するとうっすらとハンターの身体が燃えるし、水晶を破壊した場合に武器に宿る属性も火であるが、
実際、光には熱エネルギーも含まれているので、
もしかしたら、水晶には光と共にこの熱エネルギーも蓄えられているのかもしれない。
- ちなみにクアルセプス剛種には2頭クエストが存在するが、
クアルセプス自身が閃光に耐性を持つため、互いの閃光で目くらまし状態になったりすることはない。
トリドクレス
- 「日光を電力に変換して活用する」生態を有するモンスターだが、
その性質を応用しているのか、翼から閃光を放つ行動を行う。
- トリドクレスのものは技後の隙を潰すようにサイドステップへ繋げることが多い。
また、閃光の直後に突進へと繋げてくることがあり、気絶していると回避は困難である。
G級ともなると突進攻撃の合間に閃光攻撃を行うことがあり、
続けざまに放つ突進や、技の〆となる放電への布石としている。
- 辿異種トリドクレスは眩い閃光を放ちながら特大ビームを照射する大技を有する。
このビームは触れると超高速のスリップダメージが発生し、高難易度ではかするだけで致命傷となる。
おまけにターゲットの居る方向へとゆっくりと薙ぎ払ってくる凶悪さ。
最も厄介な点は開始時の閃光にバッチリ気絶判定が存在することで、範囲内で閃光を受ければ即死がほぼ確定する。
また、照射開始時はプレイヤーの視界も完全に妨げられるため、立ち位置に注意したい。- 閃光の判定は一瞬であり、回避やガードは難しくはないが、
可能ならば何らかの気絶無効手段を予め用意しておきたいところ。
トリドクレスの胴体より奥であればビームには当たらないため、予備動作をみたら駆け寄りたい。
- 閃光の判定は一瞬であり、回避やガードは難しくはないが、
ミラボレアス【祖龍】
- MHFに登場するG級の祖龍が使用する。
溜め動作の後に口元で閃光を炸裂させ、
その隙にハンターの頭上へ移動してから超震動を伴う急降下ボディプレスを行う。
- 閃光からボディプレスまではかなり猶予があるため、
閃光を受けてしまっても落ち着いて対処すれば回避・ガードも十分間に合う。
G級祖龍が持つ攻撃の中では割と対処しやすい部類のものである。
余談
- 閃光攻撃が放たれた際は、画面全体の色相が一瞬反転した後、真っ白にフラッシュする。
このフラッシュがとりわけ眩しく、ハンターが気絶するとか以前にプレイヤーに対してのダメージがデカい。
目の健康に大変よろしくない上、人によっては気分が悪くなることもあるため
当たり前のことだが部屋を明るくし、画面から離れてのプレイを徹底すること。- MHXでは閃光の演出が少しマイルドになり、MHW以降はエフェクトの大幅刷新によって
眩しさはかなり軽減されてきているが、それでも目への負担がゼロになったわけではない。
具合が悪くなってきたり目の痛みを感じたりした場合は、すぐにゲームをやめるべきだろう。
- MHXでは閃光の演出が少しマイルドになり、MHW以降はエフェクトの大幅刷新によって
- オストガロアの瘴龍ブレスやムフェト・ジーヴァの王の雫などは、
炸裂の瞬間に強烈なフラッシュがかかる演出があるが、別に気絶効果が付いているわけではない。
というか付いてたら乙まっしぐらなのだが
- 閃光を喰らうと当然ながら目がやられるため、
某大佐のように、「目が、目がぁ~!!」と、プレイ中に言うハンターも時々存在する。
- 稀に閃光玉の略語として「閃光」が使われることもある。