目次
概要
- 大型モンスターに共通して見られる攻撃「ブレス」の中で、雷の属性を帯びているものの総称。
雷ブレス、電撃ブレスなどとも呼ばれる。
- 炎ブレスと並び、強力な攻撃というイメージが強い。
直接的な威力が高い傾向があり、しかも麻痺や雷属性やられを発症するケースも多い。
中にはハンターだけでなく、射線上にいた小型モンスターまでも
問答無用に麻痺させていく無慈悲なものまである。
- 炎や水のようなものと違い、電気はあくまでエネルギーでしかないため、「電気を直接吐き出す」というのは無理がある。
そのため、「電気を帯びた何か」を吐くタイプのモンスターが多い。
各モンスターの電気ブレス
フルフル
- フルフルの代名詞にして最大の脅威。何気に最初の電気ブレス使いである。
攻撃力の高いフルフルの技の中でも特に高い威力を誇る必殺技である。
体内の電気袋で作り出した電気エネルギーを口から発射する。
三つの雷球が同時に地を這うように進んでいき、
射線上にいたハンターやモンスターを貫通しながらエリアの端まで直進する。
- しかし最大の脅威は威力よりもその麻痺の発症率の高さである。
食らったらほぼ確定で、100%でなかったとしても麻痺しなかった場面を
見た事がないハンターも多数いるほどに高確率で麻痺する。
実戦ではスキル「麻痺無効」が無ければまず麻痺することを覚悟した方が良い。
さらに位置取りを変えずに二連射することも多く、
第一射を耐えても麻痺したところに飛んできた第二射で力尽きることも多い。
まず第一射を当たらないようにする立ち回りが必要だが、
咆哮を食らうとその長い拘束時間からほぼ確実に射線上に入ってしまい、
緊急回避なしで避けられなければ食らってしまう。
フルフル自体はさほど苦手でないが、この電気ブレスの存在ゆえに苦手意識を持ち、
恐怖を感じるハンターも非常に多い。
- 他のモンスターのブレスと比べて独特の避け方を要求される。
- フルフルには「発覚状態」が無い(厳密には、フルフルと相対しているハンターに無い)関係上、
緊急回避が使えないので、フレーム回避するか物理的に避けるしかない。
おまけに、他モンスターの電気ブレスとは異なり基本的にガード不能なので必ず回避が必要になる。 - リオレイアやシャガルマガラの3連ブレスと違い、3WAY弾が同時に飛ぶので、
時間差で1個ずつ避けるという手が使えず、2発以上を同時に回避できる位置取りが必要になる。 - 至近距離であれば、そのゆっくりめのモーションの間に側面に回ってしまえば恐るるに足らず、
遠距離であれば拡がっていくブレスの間に入ってしまえば避けられるが、
中距離だと間に入れるほど隙間が開いていないのに、側面に回るには距離が遠すぎるので
ブレスの発射を見てからだと回避できない事が多い。
ブレスの軌道も含めて至近距離または遠距離のどちらかに絞って位置取りをするという、
シューティングゲームのような避け方が必要になる。 - MH4からはフルフルに見つかると発覚状態に切り替わるようになったため、
緊急回避で避けることもできるようになった。
ただし同時に後述の危険な新技も増えたため、依然警戒は必要である。
- フルフルには「発覚状態」が無い(厳密には、フルフルと相対しているハンターに無い)関係上、
- なお、電気ブレス中は頭が下がっているため頭部を狙う絶好のチャンスである。
ただ、位置取りを間違えると発射された雷ブレスに当たってしまうので気をつけよう。
- MHP2GのG級個体は溜め電気ブレスを習得した。
タックルや帯電タックルが霞むほどの強化で、多くのハンターがさらにフルフルに恐怖した。
口の周りにチャージするようなエフェクトが現れるのが特徴で、恐るべきことに今回は5WAYである。
巨大な扇を描くように横により広がるようになったため、
今までの電気ブレスと同様の位置取りで避けようとした多くの剣士を葬り去った。
また、間隔も狭まっているためすり抜け回避も困難になった。
- MH4ではブレスのバリエーションは以前より増えている。
天井や壁に張り付いているときには首を振るって投げつけるように単発の電気ブレスを吐くようになったが、
これは地面に着弾すると炸裂して攻撃範囲が広がる。
ただし「地面」でしか着弾しないらしく、他の障害物は貫通するためどこにいても警戒を要する。
また、天井からぶら下がり、真下に向けて電気ブレスを放つという新技も体得したが、
実はこの攻撃、ただのブレス攻撃ではなく、巻き込まれてしまうとその直後にとんでもない目に遭う。
こちらも着弾時に炸裂するが、その範囲は意外と広いため要注意。
また、通常のブレスはなんと壁を伝って登ってくるため、
射線上にいるのであれば壁を登っていようが段差の上に陣取っていようが危険である。
さらに亜種は「電気爆弾」という、地面に設置された後少し間を置いて爆発する専用のブレスも使用する。
電気爆弾は本体と爆発の2種類の判定を持ち、後者は喰らうと麻痺してしまう。
ただし見た目に反してダメージは異様な程に低い。
狂竜化したフルフルは通常の電気ブレスを2連射するようになるが、
2回目のブレスは2WAYで、先に発射された3発の間をカバーするような軌道で進む。- MH4GのG級の亜種は電気爆弾と拘束攻撃を放つバリエーションが増え、
明らかにブレスをメインにした戦法が目立つようになっている。
- MH4GのG級の亜種は電気爆弾と拘束攻撃を放つバリエーションが増え、
- MHRiseシリーズでは2つのブレスを披露する。
- MHRiseでは新行動として放物線を描いて着弾する亜種同様の電撃ブレスと
怒り時に従来の3wayブレスを2連射するという新パターンを身に着けている。
- MRでは首を上に向けて伸ばし、雷ブレスを放射状に2回ばら撒く攻撃が追加された。
こちらも攻撃範囲が非常に広く、かなりの距離まで届く。
しかし放物線を描くように放たれる都合上、足元は完全にがら空き。
下手に離れると危険だが、モーションを見てすぐに近寄れば何の問題も無い。
着弾点が遠めで広いため、むしろガンナーにとっては厄介な技。
特にロングバレル装着ライトボウガンの通常弾、貫通弾などの適正距離をカバーしているため
あまり悠長に様子見をしていたり、臆して距離を置こうとするほどに餌食になってしまう。
操竜の機会を逃して撤収する場合など、逃げようとした際に背中を撃ち抜かれることがある点にも気を付けたい。
非ターゲットのフルフルに乙を貰うのだけは避けたいところである。
- MHRiseでは新行動として放物線を描いて着弾する亜種同様の電撃ブレスと
- MHSTでは「豪雷ブレス」という名称で登場。
このうち、フルフル亜種のものは固有遺伝子であるため他のオトモンに伝承させることが可能。
後述するラギア亜種の拡散豪雷ブレスがあまりにも優秀ではあるが、あちらは使える様になる時期が遅いので
それまでのつなぎとなる雷属性攻撃として使えるだろう。
ラージャン
- 雷弾と呼ばれる球状の雷のブレスを使用する。
気光ブレスと比較すると出が早いが、ガード可能で威力も控えめ。
攻撃後の隙も大きいので、回避できれば頭を攻撃する絶好のチャンスになる。
しかし上空に跳び上がってから放ってくる場合もあり、
真上からの直撃や着弾時の爆風でめくられてダメージを受ける事もあるため、こちらの方が危険である。
因みにこの雷弾は雷属性だが、気光ブレスは無属性である。
- 逆にMH4ではどういうわけかこの雷弾は以前よりかなり小さくなっている。
久しぶりの登場でさらに豪快になったラージャンだが、これに関しては明らかにショボくなってしまった。
- MHXでは基本仕様こそ大差ないものの、着弾時に周囲にスパークを発するようになった。
攻撃範囲自体はMH4と同様であるため、実際の判定は見掛けよりかなり狭いということになる。
- MHW:Iで復活したラージャンも使用。
基本仕様は変わらないがホーミング性が非常に高く、
余裕を持っていたつもりでも狙い撃ちされることがある。
歴戦個体の物ともなると、体力の半分近くをゴッソリ削られることもあるので要注意。
- MHSTでは雷弾や気光ブレスは使用しないものの、「雷砲」なる新技を身に着けて登場している。
こちらはエフェクトだけなら気光ブレスによく似ているが、雷属性を伴った全体攻撃になっている。
威力は非常に高い上に、MHSTはRPG故に攻撃が当たるか否かは運次第のため、かなり危険な攻撃と言える。
罠や絆技などを駆使し、極力使わせないようにして戦いたい。- その後2017年夏の大型アップデート時よりラージャンをオトモンに出来るようになったが、
固有遺伝子はこの「雷砲」に設定されている。つまりどんなオトモンでもぶっ放せるようになるわけだが、
攻撃範囲、属性、追加効果共に後述する「拡散豪雷ブレス」と丸被りしてしまっている。
一応威力や固有遺伝子のタイプで差別化できなくもないが、絆消費量が40と重い。
威力重視でなければ拡散豪雷ブレスで十分な場合が多いか。
- その後2017年夏の大型アップデート時よりラージャンをオトモンに出来るようになったが、
祖龍ミラボレアス
- 単発の雷球ブレスを放つ。
黒龍や紅龍と違い、火球ではなく雷のブレスであり、属性も雷属性である。
また、他のモンスターのそれとは違い、雷光が赤い。
龍属性のエフェクトのような赤黒ではなく、ただ純粋な赤色である。
因みに祖龍の怒りが頂点に達すると胸部を中心に同じような赤い電光を発し、
また祖龍が呼ぶ雷も赤色である。
- 黒龍や紅龍の炎ブレスはガードさえ突き破り、ハンターを一撃で沈めるほどの凶悪な威力を誇る。
実際、この祖龍のブレスも直撃を受けようものなら間違いなく一撃で致命傷となる。
しかし、何故かこの雷ブレスはガードが可能である。しかも削りダメージすら発生しない事もある。
- MH4Gで久方ぶりに、再びハンターの前に姿を見せた祖龍。
MH4で黒龍や紅龍が新技を多数体得したのと同様に、祖龍もまた新たな技を多数獲得していた。
ブレスのバリエーションも非常に多彩になっており、
尚且つその全てにMH3から追加された雷属性やられの効果が付与されている。
あまりにバリエーションが増えたため、一度の戦闘ではすべて見ることができなかったりすることさえある。- まず一つ目は仁王立ちになりながらハンター一人を狙い、1~2発の雷球を放つブレス。
頭を正確にハンターに向けながら吐くため、悠長に構えていると直撃は必至。
また、2発目はかなり早いスパンで飛んで来るため、
1発目を緊急回避などで避けてしまうと2発目の回避が非常に困難となる。 - 二つ目は大きく薙ぎ払うように首を振り回し、横方向に一閃する巨大な雷のブレス。
モーションは黒龍や紅龍の粉塵爆発ブレスと同じ。
祖龍にしては珍しい、球状ではないブレスである。
攻撃範囲が横方向に非常に広く、中途半端な位置取りでは簡単に巻き込まれてしまう。
祖龍自身も位置取りを調節しながら繰り出してくる場合が多く、使用頻度も多めなので要警戒。 - 三つ目は口元にエネルギーを溜めてほぼ真下へ向けて発射されるブレス。
モーションは黒龍のチャージブレスに酷似している。
着弾すると同時に前方へ向けて雷のエネルギーが波打つように地面を駆け抜ける。
無論、その軌道上に居れば強烈な電撃の餌食である。
こちらの溜めブレスは四足状態の場合にのみ使用してくる。 - 四つ目は祖龍の周囲の空間が赤く染まるほどのエネルギーを身体の中心に集めて発射、
着弾地点を中心に巨大な雷エネルギーの爆発を巻き起こすチャージブレス。
発射の前には体内から光が溢れ出るほどのエネルギーが口元まで移動していく様子が見て取れ、
そのド派手な演出と絶大な破壊力で多くのハンターを驚かせた。
こちらは二足状態の場合にのみ使用する。 - その他、従来の単発雷球ブレス、滞空雷球ブレス、バックジャンプブレスなども使用してくる。
それぞれで弾速がやや速くなっていたり、着弾時の爆発の範囲が広くなっていたりと、
以前よりも強化されている。
- まず一つ目は仁王立ちになりながらハンター一人を狙い、1~2発の雷球を放つブレス。
ラギアクルス
- 自ら発電した電気エネルギーを体液に帯びさせ、それを口から吐き出す雷球型ブレス。
水中でも陸上でも問題なく使う事ができ、疲労状態でもさほど影響が出ない。
通常時は単発だが、水中では二発連射してくる事もあり、迂闊に回避すると二発目に当たってしまう。
麻痺する事は無いが雷属性やられを発症する事はある。
水中ではラギアクルスの機動力が大きく上がるため、追撃を受けやすく、
そこに雷属性やられの効果で気絶を起こしてしまうと、
そのままキャンプに送り返される事にもなりかねないので油断は禁物。- ハンターが地上、ラギアクルスが水中にいる場合にも、
ラギアクルスは時折水面から顔を出して電気ブレスを吐き出してくる。
水中が苦手だからと地上に出るのを待っていても、
たいていの場合はただ一方的にブレスをぶつけられるだけなので、
こちらも水中に飛び込んでがんばって戦おう。
- ハンターが地上、ラギアクルスが水中にいる場合にも、
- MHXでは亜種の「高出力雷ブレス」に似たブレスを使えるようになったが、
性質が大幅に変わっており、エフェクトは電撃というより大爆発に近くなった。
着弾点から発射方向に3WAYの大爆発を三回、拡散しながら起こしていく物になっており、
爆発に当たるとかち上げられてしまう。
さらに厄介なのが遠距離にいた場合で、爆発はある程度の間を置いてから次の爆発が起こるのだが、
三回目の爆発だけ少し間が長いという特徴がある。
二回目と同じタイミングで回避しようとすると直撃してしまうという初見殺し技である。
- MHSTでは「雷ブレス」というそのまんまな名前で登場。
通常種固有の特技だが、他のオトモンに伝承させることも可能。
単体攻撃な上に威力はそこまで高くないためつい軽視されがちだが、
指示を出す際の絆ゲージの消費量が少なくて済むという長所がある。
雷が得意なオトモンに覚えさせても大半が劣化版になってしまうため、
どちらかと言えば雷とは無縁のオトモンに継承させ、攻撃バリエーションを増やすような使い方の方が良い。
ラギアクルス亜種
- 亜種は基本的には通常種と同じ単発のブレスだが、それを応用した新技を二つも体得している。
- その一つは後退しながらの連射ブレス。
後退りながらこちらに狙いを定め、三発続けてブレスを吐く。
かなり正確に狙いを定めてくる上、緊急回避で避けてしまうと
追撃を避けるのが困難なタイミングで次のブレスが飛んでくる。
可能な限り回転回避やガードでやり過ごしたい。 - もう一つが「高出力雷ブレス」と呼ばれるもの。
大きく首を振りながら息を吸い込み、その首で前方を薙ぎ払うように振り抜きながら発射する、
大放電と並ぶラギアクルス亜種の必殺技である。
着弾すると広範囲に渡って電撃が拡散し、直撃を避けた獲物も巻き込まんとする。
威力が高く、また範囲・持続にも優れており非常に避けにくいが、
電撃はラギアクルス亜種から見て左から右へと駆け抜けるように広がっていくので、
ラギアクルス亜種の左側に向かって緊急回避すると避けやすい。
剣士ならば懐に潜り込むのも手だが、丁度着弾地点辺りで
立ち回ることになるガンナーは常に反時計回りを意識して立ち回りたい。
また、そのド派手な見た目に反してガードは可能。ランスやガンランスなどは無理せずガードしよう。
- その一つは後退しながらの連射ブレス。
- MHSTでは連射ブレスや高出力ブレスは使用できないものの、その代わりに「拡散豪雷ブレス」という新技を習得。
前方広範囲をビーム上の電撃ブレスで一気に薙ぎ払う攻撃で、早い話が雷属性版グラビームである。
威力もさることながら、低確率で相手を麻痺させる効果までついているという凶悪な性能を誇る。
ただし、こちらから指示を出して使用させる場合、絆ゲージを30も消費してしまう。
おいそれと出せる技ではないので、使いどころはよく考えること。- 通常種の雷ブレスと同様、他のオトモンに伝承させることが可能。
同じく雷属性の扱いに長けたジンオウガ、キリン、フルフル通常種・亜種などに伝承させるケースが一般的。
とりわけ、ジンオウガは雷属性の扱いに長けてはいるものの、
広範囲を攻撃できる技を自力習得できないため、伝承させることが特に強く推奨されている。
勿論、雷とは無縁のモンスターに習得させることで相手の度肝を抜く…という戦法を取るのも面白いだろう。
- 通常種の雷ブレスと同様、他のオトモンに伝承させることが可能。
ラギアクルス希少種
- 希少種の場合、上記の高出力ブレスを水中でもお構いなしに使ってくる。
しかもそれを連射してくる事もある。一発の威力と攻撃範囲の広さは健在なので非常に危険。
因みにラギアクルスの発する電撃は蒼黒いエフェクトになっているが、
無論このブレスも同様である。
クエストの依頼文では「冥府の王」とも表現されているラギアクルス希少種だが、
それを納得させるだけの迫力と威力を誇る攻撃である。
下手な防具では喰らった瞬間、海底どころか冥府にまで沈められる事になる。
が、相変わらずガードは可能なので、ランサー・ガンサーにとってはそこまで驚異ではない。
ギギネブラ亜種
- 体内の発電器官で電気エネルギーを作り出し、それを前方へ発射する。
フルフルのものと似るが、色は黄色。
発射された時は一つの大きな球状のブレスだが、着弾すると三つに分裂して地面を這うように進む。
フルフルのものと比べると速度は遅く、普通にガードできる。威力も控えめ。
ただし直撃を受けると麻痺と雷属性やられを同時に発症するためかなり危険。
疲労状態になると発射できなくなるが、頭部に接近しすぎていると
発射の瞬間に弾けた電気に当てられてしまう。
この場合、麻痺によってギギネブラ亜種の真正面で倒れ込んでしまうため、極めて危険である。
- 地面に着弾する前に当たると消滅するが、着弾後はハンターやモンスターを貫通する。
射線上にいたギィギやバギィなどを麻痺させながら突き進んでいく様は軽く恐怖を覚える。
そのまま追撃に巻き込まれて力尽きていく事もあるので、
この時ばかりは犠牲になった彼らに同情せざるを得ない。
- モンスターの部位を破壊すると、その部位を利用した攻撃が弱化するケースが多い。
ギギネブラ亜種の場合も頭部の部位破壊に成功した後はブレスが青白くなり、麻痺の効果が無くなる。
この状態でなら直撃を受けても転倒する程度で済む。
その気になればスーパーアーマー効果で強引に正面突破も可能である。
が、何故か雷の属性効果は高まり、雷属性やられ【大】を発症するようになるので油断はできない。
威力もそこまで弱化するわけではないので、やはり当たらないに越した事は無い。
ライゼクス
- 鮮やかな蛍光グリーンのブレスを放ち、単発タイプと拡散タイプの二種類を使いこなす。
頭部による攻撃のため、ブレスを放った後は頭部の電荷が蓄積される。
また、地上・空中のどちらに居ても繰り出してくる。 - 単発ブレスはリオス種の火球ブレスの雷属性バージョンと言ってもよく、
弾道からモーションまで瓜二つである。
頭部が部位電荷状態の場合、雷球が肥大化し、色もより黄に近い黄緑となる。
加えて、地面に着弾すると炸裂して一瞬だけ攻撃範囲が広がるようになる。
そして何より、直撃すると水平方向に高速でぶっ飛ばされる。
これは「ぶっとび【特大】」と呼ばれるふっ飛びモーションであり、
このモーション中に壁などに激突すると気絶値が蓄積されてしまう。- このブレスをよく見ると、中央部に正八面体状の結晶のような物体が見える。
固形物にも見えるが、ライゼクスはいったい何を吐き出しているのだろうか?
- このブレスをよく見ると、中央部に正八面体状の結晶のような物体が見える。
- もう一つのブレス攻撃は、地面に着弾したのち、ジグザグ移動をしながら一時停止・分裂を繰り返す、
前代未聞の軌道を描く拡散ブレス。
特に初見では軌道が非常に読みづらいため、回避方向も分からずまごまごしている内に被弾した…
という経験をしたハンターも多いのでは。
電荷が溜まっていない状態では一つの雷球が地表に放たれ、ジグザグ移動を2往復分繰り返す。
そのジグザグ移動の頂点で雷球は一時停止し、分裂して再移動する。
分裂してできた新しい雷球はすぐに消えるが、最初に放たれた雷球は2往復を完了するまで地面に残り続ける。
また、頭部が電荷状態の時は放たれる雷球は2つに増え、より避けづらくなる。
更に、この雷球は上下に攻撃判定を持つ長い電気の柱を備えており、
ジャンプしたり段差の下にいても被弾することがある。
見た目では分かりづらいので、ゆめゆめ油断するなかれ。
- MHXXでは、電荷状態時と非電荷状態時のブレスの色が何故か逆転している。
奇抜な動きにペースを乱されやすいが、弾の形をしっかり確認して回避方向を見極めれば問題ない。
- MHR:Sでは従来の結晶型のブレスの代わりに、ナルハタタヒメのような球形のブレスを放つ。
青電主が用いる超電磁球にも似ているが、吸引効果などはない。
時間とともに巨大化していくド派手な見た目になっており、外見通り当たり判定も徐々に肥大化するので注意。
拡散ブレスで退路を防いだあとに放つため危険性が高い。
Rise系列ではフレーム回避が弱体化しており、ブレスをすり抜けづらくなっているのも痛い。
青電主ライゼクス
- 二つ名個体である青電主ライゼクスのブレスは性質が一変し、
空中で留まった後に急加速する直線ブレスと、蛇行を行わない2wayブレスというトリッキーなものになる。
通常時はリオレイア希少種の三連ブレスのモーションで直線ブレスを乱射するが、
頭部が青電荷状態になると直線と拡散を混合した3wayブレスを放つようになる。
弾速の異なる電撃が立て続けに襲いかかってくるため、上手く隙間を縫って回避しなければならない。
更に滞空状態では、空中で側転するかのようにアクロバット飛行しながらブレスを吐いてくる。
奇抜な動きにペースを乱されやすいが、弾の形をしっかり確認して回避方向を見極めれば問題ない。
アンジャナフ亜種
- 自身の帯電段階が上がってくると、鼻から電気ブレスを放つようになる。
前方に素早く撃ち出す単発ブレスのほか、撒き散らすように3wayで放ってくることもある。
- この電気ブレスの正体は痕跡としても見られる粘液。要するにアンジャナフ亜種の鼻水である。
ある意味最も当たりたくない電気ブレスとも言える。
鼻水を直接吹き出す奴や着火させる奴に続き、
遂に鼻水を帯電させる奴まで出てきてしまった。
ガムートも加えれば、鼻ブレスだけで4属性が揃ったことになる。
ナルハタタヒメ
- 徐々に巨大化する球状の雷ブレスと直線状に放たれるビーム状の雷ブレスを使用する。
- 球状のブレスは回り込みの時から放つことが多く、
頭部の雷袋が帯電している時はブレスと同時にリング状の雷も放出される。
ハンターを正確に狙ってくる他、徐々に巨大化するに合わせて攻撃判定も巨大化していくので
遠くにいる程避けにくくなるという性質を持つ。
直撃するとブレスの中心から弾かれるように吹っ飛び【特大】でぶっ飛ばされる。
また、地面に着弾した場合は巨大化が止まるが少しの間その場にブレスが残る。
- ビーム状のブレスは縦になぎ払うパターンと横になぎ払うパターンが存在。
前者は特定のハンター1人に対して正確に軸合わせをしてから行い、
直撃するとかち上げられる他、ビームが当たった地面が遅れて爆発を起こす。
ソロであれば回避は容易だが、マルチでは他人狙いのブレスの巻き添えに注意が必要。
後者はイブシマキヒコのなぎ払いブレスと同じモーションで放たれる。
ブレスの発射前にバリスタ付きの岩が掘り起こされ、
この岩の上に乗るか陰に隠れることでブレスをやり過ごすことが可能。
また、ナルハタタヒメの懐は安置かつ攻撃可能なのでそこに逃げ込むのも手。
各モンスターの電気ブレス(MHF)
フルフル
- フルフル特異個体とその亜種は、それを上回る弾幕のような大量のブレスを吐く。
一回でも当たれば麻痺⇒ブレス⇒ブレス⇒ブレス…の超コンボ状態に陥り、
雷耐性が高かろうがなんだろうがほぼ確実に即死してしまう。
麻痺無効は是非発動させていきたいところ。
ブレスを大量に吐くため狙い放題かと思いきや、発射しながら放電も行うためかなり隙が少なくなっている。
また、厳密にはブレスではないのだが、亜種特異個体は放電したままジャンプ、
着地と同時に地を這う電気を全方位(6way⇒1回目で当たらない軌道をカバーするようにさらに6way)
に向けて飛ばすという攻撃を使ってくる。- 特異個体のフルフルは低く飛行しながら軸合わせを行い、
着地と同時に地を這うブレスと放電を同時に行うという技も習得している。 - さらにMHFのG級クエストにおけるフルフルは体内放電とともにブレスを放つようになっただけでなく、
ブレスが0.5秒間隔でスパークするというとんでもない強化が施された。
横へ回避したと思ったら放電に巻き込まれるようなこともあるので、特にガンナーは注意。 - 過去に一度だけ期間限定で配信された赤いオーラのエフェクトがかかった特殊なフルフル、
「赤き白影」が繰り出す電撃ブレスはさらにとんでもない能力をもっていた。
放たれた電気ブレスは一定間隔で巨大なスパークを起こすだけでなく、
スパークした時に進路をハンターのいる場所へ変更して正確に追跡してくるのである。
一撃で致命傷となりうる大ダメージとあわせて脅威の性質をもった電気ブレスに驚いたハンターは多い。
- 特異個体のフルフルは低く飛行しながら軸合わせを行い、
- 電気ブレス中は頭が下がっているため頭部を狙う絶好のチャンスであったが、
特異個体はブレスと放電の二重防御を行うため、頭を狙うのはかなり危険な行為になる。
- MHFの辿異種フルフルではブレス攻撃も強化されており、
雷耐性55未満だと被弾により極めて危険な状態異常である、雷属性やられ【特大】を発症する。
従来の飛行して放つものも含め、地を這うブレスは一定距離進むごとにスパークしつつ分裂し、
その数を倍々に増やしながら拡散していく。
フルフルの正面遠距離では隙間がないほどに拡散するためガンナーは注意したい。
その他、予備動作ほぼ無しでのけぞりつつ後方へ3つの雷球ブレスを行う技や、
上体を起こし周囲5方向に雷球ブレスを吐いたのちその場で放電する技もあり、
多彩な雷攻撃を用いて攻撃してくる。
ラージャン特異個体
- 特異個体のものは雷弾の攻撃範囲がありえないほど拡大しており、
赤き金獅子に至っては気光ブレス同様、ほぼ一撃で即死する威力を持つ。
見てから範囲外に逃れられるような規模ではないため、正面にいる時は常にこの技を警戒しておく必要がある。
祖龍ミラボレアス
- MHFの狩煉道に登場するG級祖龍は、従来のブレスと異なるビーム状のブレスを習得しており、
バックジャンプと同時の直線に放つタイプ、飛行し足元をなぎ払うタイプ、
その場で正面へ放つタイプの3種類を使用する。
何れも超多段ヒットの攻撃であり直撃すると即死は免れない。
また、これらとは別に覚醒後は体力が一定以下になる度に最大3度まで「雷槌」と呼ばれる攻撃を使用する。
これは超風圧でハンターを遠くへ吹き飛ばした後に超咆哮で拘束、
その後、遥か上空へと放った雷ブレスをピンポイントでそれぞれのハンターへと落とす技であり、
本命の雷槌に被弾すれば体力・防御力に関係なく即死となり、
塵一つ残らずハンターが消滅する(尤もその後平然と復活するが)。
唯一祖龍の足元は安全であり、ハンターへとピンポイントで降ってくる雷槌の性質が災いし、
祖龍へと直撃し怯んでしまう(ダメージも入っている模様)。
ベルキュロス
- 大きく分けて二種類の型のブレスを使い分ける。
実はベルキュロスはクエストごとに行動パターンが大きく3種類(タイプA、B、C)に分かれており、
個体によっては全く使ってこなかったりもする。
- 一つは地を這う雷球ブレス。フルフルのブレスとどことなく似ている。
しかしそのジグザグを描くような軌道(一旦外側へ向かったかと思うともう一度内側へ折り返してくる)と、
その軌道を確認することが困難なほどのスピードにより、全く別の攻撃にも見える。
直撃してしまうと麻痺を発症する上にガードもできないため危険だが、予備動作は比較的わかりやすい。
- もう一つは光線状に放射する電撃ブレス。こちらは上記の雷弾ブレス以上に危険視される。
息を吸い込むような動作の後、口から一直線に飛んで行くブレスを放つのだが、
その狙いがかなり正確であり、しかも予備動作自体が非常に短い。
おまけにこちらもガード不能でご丁寧に麻痺効果持ち。
狙ったハンターが完全なブレスの死角(側面や腹の下)などに逃げ込まない限り、
絶対あいつにブレスを食らわすという執念を燃やすが如く最大5回まで連続で行ってくる。
このため、緊急回避で避けるとほぼ確実に追撃の餌食となる。
全て避けきった場合は当たらなかったことが悔しいのかわからないがベルキュロスが雄叫びを上げる。
- 剛種クエスト以上の特異個体は、更に強化された滞空強化ブレス(運営曰く
メガ粒子砲ビーム砲)を会得。
一旦飛翔し、その後赤い予告線を発射し、一息入れたところで超巨大な雷ブレスを発射する。
さすがに当たったらとんでもないが、予告線発射時間が長すぎたが故に簡単に回避できてしまう。
ただし、赤い電弧を放っている間はハンターに軸合わせを行い、
滞空強化ブレスは最後に思いっきり振り上げてくるので、距離を離すのではなくしっかりと横へ避けること。- むしろ怒り時は終了後に急降下大放電キックを着地替わりとして使用するので、
そちらが危険という結果になってしまった。- また「予告線もあり、余計に機械竜っぷりに磨きがかかってしまった」という声も。
- むしろ怒り時は終了後に急降下大放電キックを着地替わりとして使用するので、
- ブレスではないが、鉤爪を叩きつけることでも同じような球状の電撃を複数放出してくる。
しかし、この攻撃はベルキュロスよりも、亜種とされるドラギュロスの方が得意としている
(もっとも、ドラギュロスの場合、これ等の攻撃は全て龍属性である)。
また、ドラギュロス特異個体は実際に口からビーム状の龍撃ブレスを放つ攻撃も使用してくる。
これは空中から繰り出すのだが、幻の冥雷竜は地上で突如3連射してきたりするため、注意が必要
(高防御&高龍耐性でも一撃にして体力の8割程持っていかれる威力)。
因みにドラギュロスのこれ等の攻撃にも麻痺効果が秘められている。
ゴルガノス
- 口から睡眠効果(麻痺ではない)の付与された電気ブレスを放つ。
モーション自体はヴォルガノスの放つマグマブレスと変わらないが、
ゴルガノスの場合はブレスの爆発が少し大きく、逆にマグマブレスのように破片が散らばったりはしない。
睡眠属性なので状態異常が発症した場合はその後に何らかの追撃を受ける場合が多く、脅威。
シャンティエン
- 水と雷を自在に司る古龍シャンティエンだが、
G級ランクへの昇級試練クエストの時点では電気のブレスを吐くことはない。
正式な討伐依頼である極征クエスト『蒼穹を翔けた先に至る境地』のクエスト難易度がLV 50を上回ると、
大型探査船の上でも電気ブレスを使用し始める。
空中をぐるぐると舞うように回転したのち、強力な溜めブレスを吐くのでわかりやすい。- ちなみにこの溜め雷ブレスの攻撃範囲はかなり特殊。
一見して強烈なエフェクトである口元の光には判定がないが、
実はレーザー状の雷がライトが切り替わるようにちかちかと放出されており、ここが攻撃判定である。
雷が当たった地面は炎上するのでハンターの残り体力が少ないときは注意。
- ちなみにこの溜め雷ブレスの攻撃範囲はかなり特殊。
- シャンティエンが激昂して大型探査船を撃墜し、舞台が火山の決戦の地へ移行すると、
雷ブレスを複数種類使い分けるようになるが、そのバリエーションも極征クエストのレベルに依存している。- レベル問わず繰り出してくる雷ブレスとしては通電激流ブレスが挙げられる。
水と雷の性質を見事に掛け合わせた複属性の大技で、
直線状の激しい水ブレスを吐いた後、その水ブレス自体を放電させることで巨大な雷ブレスを放つ。
放電は強力で攻撃範囲や威力が非常に高く、吐きながら軸合わせまで行ってくる。
距離が離れれば離れるほど安全地帯に辿りつけず、
判定の長さゆえに緊急回避も通じなくなるのでガンナー職などにとっての危険度は高い。 - LV10を超えると雷撃玉という攻撃を使用するようになる。
頭上に向かってブレスを吐きながら電気の集合体を作り出し、
それを地面へ叩き付けることで大放電する技。
吐いている最中はどちらかというと予備動作なのでブレス攻撃としては珍しい部類である。
- レベル問わず繰り出してくる雷ブレスとしては通電激流ブレスが挙げられる。
ファルノック
- ファルノックも電気ブレスを扱うが、モーションはヒプノックと同じ。
通常のブレスはもちろん、バックジャンプブレスやパニック走りを行いながらのブレス、
扇状にブレスを放ってから羽ばたきで拡散させる攻撃など、
ヒプノック種が行うありとあらゆる動作でブレスを使用してくる。
レビディオラ
- 電磁誘導によって強烈な雷を誘発する雷極龍も当然雷ブレスを吐く。
ただその形態は他のモンスターとかなり趣向の異なるものである。
- 上体を起こして思いっきり溜める動作をとったあと、雷ブレスを一発放つ。
ここまではいいが、雷ブレスを放つとき、周囲一帯に磁力によって集められた瓦礫が設置される。
これら瓦礫そのものも荷電しており、雷ブレスを偏向させる性質が持つ。- 以下で示す方向はレビディオラから見た時を基準とする。
雷ブレスを正面へ吐くと、その先にある瓦礫がブレスを右方向へ屈折させ、
今度は2番目の瓦礫が斜め左後ろ方向へ跳ね返す。
その後、3番目の瓦礫がレビディオラの目の前を横切らせるように右へ向かって反射する。
レビディオラの正面に大きな「Z」のような字が描かれると思ってよい。
軌道の横に隙間はあるが当然攻撃範囲は相当広いものである。 - 以下で示す方向はレビディオラから見た時を基準とする。
ディオレックス
- G級の最高峰難度の一つ、烈種クエストに登場するディオレックスのみ雷ブレスを使用。
ハンターに跳びかかるようにして回り込んだ後、
その回転の勢いのままビーム状の雷ブレスで薙ぎ払う。
フェイントのような動作からくる初見での対処のしづらさと、
ブレスを撃ち始めてからの速さや270度ほどを巻き込む攻撃範囲の広さが厄介。
攻撃の予備動作の際に頭が発光するのでそこから予想を立てよう。
トリドクレス
- 日光をチャージした後に電気ブレスを使用するようになる。
モーションはベルキュロスと同じだが、着弾時に大きく放電するものと分岐して飛び散るものを使い分ける。
また、バックステップから続けてサイドステップと電気ブレスを交互に行う技も持つ。- なお、辿異種はブレスを一切扱わなくなっている。
極み傲るドゥレムディラ
- 極み傲るドゥレムディラは従来の氷と壊毒を操るドゥレムディラとは異なり、
紫雷と呼ばれる壊毒を含む雷のエネルギーを用いる。
壊毒ビームと呼ばれるビーム状のブレスは何れも多段ヒット攻撃であり、被弾すると壊毒を発症する。
このビームは防御力を1にするという壊毒の性質と噛み合い、被弾するとほぼ確実に即死する。