一部のモンスターが有する身体の一部位、「棘」を外敵に向けて射出する攻撃。
目次
概要
- 大型モンスターが用いる遠距離攻撃技の一分類。
全身、もしくは身体の特定部位に生えた棘を発射し、標的を射抜く。
棘を纏っているモンスターが必ず繰り出せるというわけではなく、
棘を発射可能なつくりを持ったモンスターでなければ扱うことはできない。
たとえば、"棘竜"というそのままな別名で呼称されるエスピナスというモンスターが存在するが、
彼らが纏う棘は攻撃と防御を兼ね備えた猛毒の鎧であり、遠距離攻撃用ではない。
- 棘は飛び道具として鋭く細く、そして弾丸のように速い。
遠距離攻撃のなかでも総じて着弾までの時間は短く、
ちんたら動いていると対処が間に合わなくなる場合がほとんど。
使用するモンスター
ナルガクルガ
- よくしなる尻尾に鱗を硬質化させた棘を纏わせており、
一旦振り回して遠心力をかけ、勢いよく振りかぶることで棘を発射する。
振り回す時間に応じて棘の本数が増え、短ければ1発、長ければ5発程度を一度に放てる。
また、目の前に落とす軌道と、遠距離まで届かせる軌道の二通りがある。
ナルガクルガ亜種
- 亜種の棘飛ばしは「食らうと危険」というキャッチコピーで有名。
通常種とは異なり、威力が弱いのか当たっても吹き飛ぶことはないが、
直撃するとハンターが確実に気絶してしまう。
あくまでも直接仕留めるためのものではないことが通常種との差別点である。- MHSTでは通常種と同じ「トゲ弾」しか使えなかった(仕様は通常種と同じ)が、
MHST2では「気絶トゲ弾」を使うようになった。本編とは異なり確定ではないが低確率でスタンさせる。
こちらはすくみが付き、スピードタイプの全体攻撃となっている。
- MHSTでは通常種と同じ「トゲ弾」しか使えなかった(仕様は通常種と同じ)が、
ナルガクルガ希少種
- 希少種は更に厄介で、尻尾を振り回す各種攻撃時と同時に毒を含んだ大量の棘を飛ばしてくる。
尻尾を大きくぶん回す回転攻撃や尾で敵を打ち払う薙ぎ払いは勿論のこと、
尻尾叩きつけの際には四方八方へ棘が飛び散る。
叩き付けに関して言えば二連続で繰り出してくることもあり、
回転回避を行って尻尾を避けたところに棘が飛んでくる、といった事態が頻繁に起こりうる。
棘の直接的威力は高くはないが、避けにくい上にいちいち毒を打ち込んでくるため、
解毒薬や漢方薬を大量に用意しておかなければ苦戦は必至。
毒無効のスキルを発動させることで対処は可能だが、
当然ながら棘のダメージと吹っ飛びは軽減できないため、厄介であることに変わりは無い。- その攻撃範囲の広さゆえ、パーティープレイでの巻き込みが激しい。
他プレイヤー狙いの尻尾攻撃でも当然の如く毒棘の射程圏内となるので、
瀕死になったからといってその場ですぐに回復薬を使用するようなマネは危険極まりない。 - なお、棘を使い切った場合、威嚇の際に棘をチャージすることで、希少種は再び棘を飛ばすようになる。
この威嚇であるが、通常種・亜種は唸りながら尻尾をゆっくり地面に叩きつけるのに対し、
希少種は尻尾を猛烈な速度で振り回すという特異なものに変化している。
攻撃判定などは一切存在しないので実被害は無いのだが、
唸りながら眼にも止まらぬ速度で尾を振り回す姿は通常種・亜種以上の威圧感を与える。
- その攻撃範囲の広さゆえ、パーティープレイでの巻き込みが激しい。
- MHR:Sでは、とてつもなく強化された技を引っ提げて復活。
具体的に言うと、棘の色から毒属性であることが判別できるようになった代わりに、
一度に出される棘の量が明らかに多くなっている。- さらにこれを応用し、棘を真上に目掛けて打ち上げ
無数の毒棘を雨のように降らせるといった攻撃も編み出している。
この降り注ぐ棘は持続時間が長く非常に危険である。
ちなみに、円状に棘を降らせる攻撃モーションは
MHFの極み駆けるナルガクルガの攻撃を元にしたものである。
- さらにこれを応用し、棘を真上に目掛けて打ち上げ
白疾風ナルガクルガ
- 白疾風ナルガクルガは従来通りの棘飛ばしに加え、
棘を真上に射出し、少し間を置いてからハンターを目掛けて落下するホーミング弾も使用する。
この技の公式ガイドブックでの表記は「トゲ弾(曲射)」。
高Lv帯の個体になると、この棘を3連射する事もある。- G級の個体ともなると、回り込み跳躍と同時に曲射棘を放ち、ハンターの死角を取りつつ狙撃を行うようになる。
距離を離され、時間差で棘が降り、本体も追撃を行う、厄介な行動である。 - MHST2では「追尾トゲ弾」と言う名称で登場している。どうやら本当に追尾していたらしい。
スピードタイプの単体攻撃だが、相手の回避率を無視すると言う唯一無二の性質を持つ。
ちなみに通常のトゲ弾や気絶トゲ弾は使用しない。
- G級の個体ともなると、回り込み跳躍と同時に曲射棘を放ち、ハンターの死角を取りつつ狙撃を行うようになる。
ネルギガンテ
- ネルギガンテ戦の大きなギミック「再生能力」によって形成される棘を用いた攻撃。
ネルギガンテは頭部・左右の前脚・左右の翼・尻尾といった部位が軽く損傷した際、
その部位を覆うように長く鋭い棘を生やすことで修復してしまう特性を持つ。
棘が生えた部位で攻撃を行うと棘が飛散して攻撃範囲が拡大するほか、
大技である滑空の際に全身の棘をまき散らすことで、広範囲に強力な攻撃を行ってくる。- 棘の飛散は該当部位を地面に叩き付けた際などに発生するものだが、
その多くは飛散するタイミングが攻撃より少し遅れるため、攻撃時間が増えることにも繋がっている。
怒り時のブラキディオスの粘菌束縛を彷彿とさせるが、
只でさえ体格の大きなネルギガンテが行うため、その脅威は計り知れない。
棘の生えた部位による起き攻めはネルギガンテ戦で警戒すべき要素となる。
- 棘の飛散は該当部位を地面に叩き付けた際などに発生するものだが、
悉くを殲ぼすネルギガンテ
- マスターランクから登場する悉くを殲ぼすネルギガンテは棘を用いた攻撃が過激になり、
その棘に被弾すると裂傷状態を引き起こすようになった。
特に最大級の大技、不倶戴天では、上位より遥か遠くまで棘が飛ぶうえ
横方面の範囲も見た目よりかなり広いので油断ならない。
トビカガチ亜種
- MHW:Iにて、亜種が棘飛ばしを使う。
尻尾を用いた攻撃の際に、同時に細長い棘を飛散させる。
放たれた棘はナルガクルガのそれと同様に、地面に一定時間突き刺さったままになる。
この棘には毒が仕込まれており、直接当たるだけでなく、地面に突き刺さったものに触れるだけでも毒を負う。
更に、既に毒状態になっている時にもう一度毒棘に触れると、猛毒状態に悪化するという特性も持つ。
トビカガチ
- MHRiseでは、逆輸入という形で通常種が棘飛ばしを習得。
尾から帯電した棘を射出する。
こちらも地面に一定時間突き刺さり、しばらくハンターを妨害してくる。
イソネミクニ(亜種)
- 頭部を振るい、髪ヒレと呼ばれる部位から複数本の棘を発射する。
扇状に広がるように射出されるが、首の振り方によって左右どちらかに寄った形で飛んでくる。
この棘も着弾地点にしばらく残り、触れた者にダメージを与える。
気絶効果が付いている上に直後に催眠ブレスを吐いてくるので厄介。
- 亜種も同モーションで棘を飛ばすが、属性が氷になっており
触れると氷属性やられを発症してしまう。
- 操竜状態でも使用可能。
隙が少ない割に全弾当たればそれなりのダメージを稼ぐことができるため、身体の大きい相手に特に有効。
地面に突き刺さった棘を踏ませてもダメージを与えられるため、
突進などで近づいてくる相手に対して予め撒いておくのも効果的。
亜種の場合は氷やられを引き起こせるため、より有用性が上がっている。
使用するモンスター(MHF)
ナルガクルガ
- MHF-G10で、遷悠種としてメゼポルタギルドに発見されたナルガクルガは、
希少種同様に毒を含んだ棘を有している。
飛ばす棘の速度も高速化しており、多少距離を空けた程度では一瞬で眼前に棘がやって来る。
また、大量の毒棘を上空へ飛ばしてから曲射のように降らせ、
直後にナルガクルガ自身が尻尾叩きつけで追撃する、という攻撃が存在する。
この棘降らしはパリアプリアの石礫などのように、微量のダメージを伴う多段ヒット攻撃となっており、
浴びてしまうとこれに続くビターンに被弾する可能性が高くなる。
また、多段ヒットという文面から察することは容易だが、
白疾風の単発式とは異なりこちらはまさに放散型の曲射そのものである。- なお、MHFのナルガクルガは通常種も希少種のように
尻尾ビターンや尻尾回転攻撃で毒棘を飛ばすようになっている
(後述の極み駆けるナルガクルガも同様)。
- なお、MHFのナルガクルガは通常種も希少種のように
極み駆けるナルガクルガ
- "極み"モンスターである「極み駆けるナルガクルガ」は、G級個体からさらに複数の棘飛ばし攻撃が追加されている。
- 代表的なのが、エリアの全域を攻撃する棘飛ばし。
尻尾を振り回す長い予備動作から上空へ曲射し、自身を中心として同心円状にエリアの全域へ棘の雨を降らす。
エリアを網羅的に攻撃してくるので安全地帯はほとんど無いが、
ナルガクルガから外側へ広がっていくように棘が降ってくるのが特徴。
よって、棘が降り終わった範囲へ滑り込むように回避することで逃れることができる
(MHWorldでいうと、ゼノ・ジーヴァのビッグバンを避けるような要領である)。 - バックジャンプしながら前方へ扇状に棘を飛ばしつつ、飛び掛かり攻撃を行うものもある。
初段の棘飛ばしを、予備動作をほぼ挟まずに突然行ってくるので、出の速さにおいて危険な技である。 - 通常のナルガクルガのように前方を睨みつけながら棘飛ばしを始める場合については、
素早く2連続で棘飛ばしを行ってから、間髪入れずに尻尾叩きつけを浴びせてくる連続攻撃に変化している。
- 代表的なのが、エリアの全域を攻撃する棘飛ばし。
カム・オルガロン
- 背中に生えた棘は毛が硬くまとまったもので、遠心力によって放つことができる。
助走をつけてから上空へ跳び上がり、空中で高速ローリング、
その勢いによって背中の棘を勢いよく飛び散らせる。
- 恐ろしいのは発射される棘の軌道。
高速ローリングによって、と言ったが、ここがミソであり、
オルガロンの真下から前後に向かって大量に発射されるのである。
正面のみならず、オルガロンが立っていた付近、さらには後方にまで容赦なく降り注ぐため、
大剣などの武器種が横から斬りつけた際、
前に回避しても直撃、右へ転がっても直撃、左へ側転しても直撃という回避不能な状況に陥る。
助走があるとはいってもほんの一瞬であるため、
棘飛ばしを繰り出されるよりも前から、常にこれを前提で立ち回る必要がある。
もともと攻撃力の高いカム・オルガロンの技のなかでも一際威力が高く、一撃が大きな痛手となってしまう。
その避けにくさと予測の困難さから、初見殺しの技としても大変有名。
- 特異個体はさらにバリエーションが増えており、通常の棘飛ばしのほか、
雄叫びをあげてから、棘飛ばし⇒90度反転⇒再度棘飛ばしと2連続で繰り出す場合がある。
攻撃範囲は十字形となるため、カム・オルガロンの斜め側へ移動すれば回避できる。
攻撃終了後は威嚇行動を…と思いきや中断して強烈な咆哮カウンターを放つ。
この咆哮には無理せず近づかないのが無難だろう。
- G級個体は、飛ばす棘が凍結しているが、バリエーション自体に変化はない。
ノノ・オルガロン
- 通常のノノ・オルガロンは行わず、特異個体のみが繰り出す。
その場で飛び上がって超高速の乱ローリングを行い、
周囲全方向、四方八方へ無数の棘を飛び散らせる。
当然だが、棘の軌道の予測は不可能で、中距離では運に任せて回避するしかない。
安全位置はノノ・オルガロンの懐となっている。
- G級では、飛ばす棘が凍結しているがバリエーションに変化がないのはカム・オルガロンと同様である。
グレンゼブル
- 剛種以上のグレンゼブル特有の攻撃方法。
声をあげてから身体を勢いよく時計回り方向に振り回し、
尻尾の先端に生えた水晶のような棘を無数に飛ばす。
現在ではそうでもないが、かつては半端ではない威力を誇っていた。
なにせ、体力150に防御力700の剣士でさえ一撃で体力を7割奪われるほどだったのである。
飛んでいる最中と着弾した瞬間は微妙に判定時間が異なるため、
うまくすり抜けられればよいが、着弾したところへ回転回避などをすると直撃してしまう。
- さらに、この棘飛ばしはこれに終わらず、高地のギミックとも連動している。
言うまでもなく「棘」は尖っているものだが、
この特性が避雷針として機能し、強烈な威力の雷を呼び寄せる。
着弾から一定時間、もしくは誰かしらが接近すると雷が落ち、
側撃雷として周囲のハンターを攻撃する。
こちらもかつては凄まじい威力で、やはり前述の条件でも全体力の8割ほどのダメージであった。
回避した先に棘が刺さっていれば、動けないままなす術もなくやられてしまう可能性もある。
UNKNOWN
- 通常のUNKNOWNであれば第4形態移行時に確定攻撃として解禁。
覇種UNKNOWNの場合は第4形態移行時の確定攻撃以降、繰り出すようになる。
厳密には「棘」ではないが、特性はほぼ一致するためここへ記載。
空中に浮かび上がってから翼を振りぬき、無数の紅い翼爪を発射するという驚異の技を繰り出す。
翼を振り回して飛ばすものであるため、それよりも内側となる懐は安全だが、
正面ではすり抜け回避でなければ避けることは難しい。
適当に放っているように見えて実は標的のハンターにしっかりと狙いを定めている。
- さらに脅威なのは、通常のUNKNOWNが第4形態移行時に繰り出す際を除き、
棘に腐食やられ(防御DOWN)が付加され、
着弾地点から同様の効果を持つガスが周囲へ放出される点。
UNKNOWN自体、凄まじい火力を誇るモンスターであり、
ここで防御力が半減などすればひとたまりもないのは火を見るよりも明らかであろう。
- 覇種UNKNOWNは棘飛ばしならぬ、「棘降らし」なる攻撃も持つ。
第4形態移行時の確定攻撃としても繰り出す。
後退しながら飛び上がり、反時計回りに旋回上昇しながら暴風を起こし、
巨大な棘を大量に降り注がせる広範囲技。
落下した棘は塔の地面を砕き貫くほどの威力を持ち、
こちらもやはり腐食やられ効果と、腐食ガス放出の特性を継承している。
アビオルグ 、ギアオルグ
- 大剣の如き巨大な刃を備えた尻尾、刃尾の側面には小さな棘がいくつも生え並んでおり、
尻尾を横方向へ振り回して遠心力をかけることによって発射が可能。
棘は扇状に五発程度、一度に放たれるため、移動しての回避は困難となる。
- アビオルグ主力の刃尾による強烈な一撃にも言えるが、
イビルジョーとの最大の違いは、後方への攻撃が充実していること。
この棘飛ばしも後方攻撃であるうえ、頻度が高いわけではないことから不意打ちの危険が高い。
ヒュジキキ
- "針纏竜"の名の通り、棘というよりも針と表現したほうが適切に感じられる。
全身の毛を油脂で固めて針状に形成しており、これを飛ばして攻撃を行う。
- このモンスターの場合、本来は棘を飛ばすというより、直接地面に突き刺し、
ハンターの行動範囲を狭めるまきびしのようにして扱うことを真髄としているが、
針飛ばしに関しても決して威力は劣っていない。
針を「飛ばす」というのはナルガクルガと同じく尻尾からで、
尻尾を正面に振り下ろす、尻尾を横に振り回す、身体ごと尻尾で薙ぎ払うようにするなどして飛ばす。
また、身体を丸める防御姿勢に入った際にも短射程の針飛ばしを行うほか、
この状態では攻撃してきたハンターへ向けて問答無用に針飛ばしのカウンターを行う。
針飛ばしの回数はヒュジキキが受けたハンター側の攻撃の回数に比例し、
鬼人化によってスーパーアーマーとなった双剣が乱舞でもすれば10連続で針飛ばしを受けることとなる。
- ナルガクルガとの大きな違いはいくつもある。
- 一つ目に、ヒュジキキはベリオロス亜種のような竜巻ブレスも吐き出すが、
その際、針を竜巻そのものに向けて飛ばし、
竜巻を経由してヒュジキキに正対したハンターの死角を襲うというものがある。
竜巻に入り込んだ針は風の中を飛び狂い、その後四方八方へ向けて発射されるため、
射程範囲外にまで走って逃げなければどこにいても直撃の危険性が孕む。 - 二つ目に、体力が残り3~4割程度を下回った際にヒュジキキは覚醒するが、
この状態のヒュジキキが放つ針には体内器官の各種袋から供給された毒により、
毒属性、麻痺属性、睡眠属性の3種類が同時に含まれている。
これにより、毒になって体力を潰されたり、
麻痺や睡眠によって追撃を狙われたりといった事態が頻繁に起こるため、極めて危険。
防御形態時に発射される針も例外ではない。
- 一つ目に、ヒュジキキはベリオロス亜種のような竜巻ブレスも吐き出すが、
- ヒュジキキ最大の技も棘飛ばし系統の技であり、前方に飛んでから針を後ろに向けて発射する。
このあと、竜巻を針のレールに向けて飛ばすのだが、
覚醒時に繰り出す技ゆえ、最初の針飛ばしも3つの状態異常を引き起こす力を持つ。
これにより、瞬間的に連続ヒットして防御力1000超でも一撃死してしまう威力となっている。
ミドガロン
- 基本的には通常のカム・オルガロン、
ノノ・オルガロン特異個体が繰り出す2種類の棘飛ばし攻撃に準拠。
攻撃範囲が変化しているかは微妙だが、ミドガロンのほうが棘が太くなっている
(カム・オルガロン版は前者よりも左右への攻撃判定が狭く、むしろ良心的)。
双方の棘飛ばしを操るため、当然危険性はオルガロンよりも高まっている。
なお、カム・オルガロン特異個体の二連棘飛ばしは行わない。
ゼルレウス
- UNKNOWNと同様に翼爪飛ばしを行うが、あちらのものと性質は大きく異なる。
バックジャンプしつつ複数の翼爪を飛ばし、地面へ突き刺す。
その直後に、翼爪へ向けて光弾を飛ばし、爆破する。
この攻撃は翼爪爆破が本命であり、翼爪飛ばし自体は大した脅威ではない。- なお弾属性に適応した形態では、飛ばす翼爪の数が更に増える。
リオレイア亜種
- MHFのG級個体のみが使用する。
おなじみの尻尾回転攻撃の際に毒棘を飛ばすようになった。
従来までは安全地帯であった場所まで飛んでくる上に、ベースが尻尾回転攻撃であるため使用頻度も高い。
ただし尻尾回転攻撃そのものに関しては、やや避けやすくなっている。
トリドクレス
- ゼルレウスの翼爪飛ばしによく似た攻撃を持つ。
トリドクレスのチャージ完了後はこの翼爪が帯電して残り、ワンテンポ置いてから爆発する。
- 飛び上がりつつ周囲に翼爪を撒き散らし、急降下キックを行う攻撃もある。
こちらはベルキュロスのG級行動に似ている。
また、やはりチャージ完了後は翼爪が爆発するので注意。
使用するモンスター(外部作品)
ギアレックス
- ギアレックスの背中には多量の棘が生えており、この棘を飛ばして攻撃してくる。
さらにただの棘飛ばしには留まらず、
飛ばされて地面に刺さった棘はギアレックスの咆哮に共鳴して大音響を発する。
これはガララアジャラの鳴甲とよく似た性質である。
余談
- あくまでも偶然とは思われるが、
棘飛ばし系統の攻撃を行うモンスターはMHFのモンスターが圧倒的に多い。
メインシリーズでは長らくナルガクルガ一族しか棘飛ばしを使用してこなかった*1。
この状況は、MHWorldでネルギガンテが登場するまで続いていた。
もちろん、棘と呼んで差し支えない部位を持つモンスターは多種存在するが、
棘飛ばし攻撃に関してはかなり偏っているように思われる。