クエスト

Last-modified: 2024-03-10 (日) 13:28:21

クエスト(quest)とは、本来は「探求」「追求」「探索」といった意味の名詞であるが、
モンハンを含むゲーム全般に於いては「依頼」「任務」「冒険」などの意味で使われることが非常に多い。
本項でもこちらの意味について解説する。

目次

概要

  • 「クエスト」とは、ハンターズギルドを介した依頼のことで、
    モンハンはこのクエストを遂行していくことで物語が進んでいく。
    モンスターの狩猟クエストは当然のこと、運搬クエスト、採取クエストに至るまで常に死と隣り合わせなので、
    (一般的に見ると)かなり高額の報酬金がもらえる。
  • シリーズを通してクエストにはランク(★印)が存在し、
    上のランクのクエストを受注する為にはクエストを一定数クリアする必要がある。
    複数あるクエストの中には「キークエスト(セレクトクエスト)」が定められており、
    それらを全てクリアすると「緊急クエスト」が出現する。
    自らが受注した緊急クエストをクリアすることで、ランクが1つ上昇するといった流れである。
  • クエストのランク種別は作品ごとに異なっており、
    MHG及びMHPでは「ノーマル」・「ハード」・「Gクラス」という呼称であったが、
    MH2以降は呼称が「下位」・「上位」・「G級」で固定されており、
    MH2・MHP2・MH3・MHP3・MH4・MHX・MHWorld・MHRiseでは「下位」と「上位」の2種類、
    MHP2G、MH3G、MH4G、MHXXではそれに「G級」を加えた3種類となっている。
    MHW:I、MHR:Sでは、MH2から使用されたG級という命名法則から外れ「マスターランク」という呼称が使われている。
    MHFでは「下位」「上位」「凄腕」「G級」と分けられている*1
    ハンター各自に定められている「ハンターランク」を上げることでより高難易度のクエストの受注権を得られる。
    また、G10以前のMHFでは、旧HR300からは「スキルランク」という特殊なランクも受注条件に関わっていた。
    • 一部作品では、目的が特殊、あるいは極めて強大なモンスターの討伐であるクエストは
      特殊クエスト」と呼ばれ、通常のクエストと区別される場合がある。
      これは緊急クエストやラスボス討伐クエストであることも多く、何れも一筋縄ではいかない。
    • MHX(MHXX)においても特殊許可クエストを受注する際には、
      特殊許可クエスト券が必要となる(アイテムではないが)。
  • ほとんどのクエストは受注の際に契約金を支払う必要がある。
    クエストに成功すれば契約金は2倍になって返金されるが、失敗した場合は当然戻ってこない。
    また、受注のための条件がHR以外にも指定されているクエストも存在し、
    その条件を満たしていない限り受注することは出来ない。以下はその一例。
    • 特定アイテムの消費(『部位破壊保証書の消費』など)
    • 特定アイテムの所持(『<<秘境セット>>の所持者』など)
    • アイテム持ち込み不可
    • 武器指定(『ボウガン限定』など)
    • 特定の武器種禁止(『ハンマー、狩猟笛禁止』など)
    • 装備可能レア度制限(『レア度1の武器限定』など)
    • 性別指定(『男性ハンター限定』など)
      • 性別指定クエストは、今のところMHFにしか無い制限である。
        これは攻略に複数の人数かデータが必要になる事から*2
        常時オンラインに接続されるとは限らないメインシリーズの環境では実装が難しいからだろう。
    • この契約金、何に使われるかと言うと、MH4、MH4Gに登場する旅団の看板娘曰く、
      ハンターをキャンプへと運ぶ荷車がヒント」とのこと。力尽きましたで世話になるアレのことであろう。
      彼女に言わせれば「事実は物語よりファンシー」。ハンターからしてみたら「それどころじゃねえよ」と言いたい
  • 一介の村人から一国の王族まで、あらゆる層からの依頼を常に受け付けており、
    ギルドが必要あるいは問題無いと判断したもののみがクエストとしてハンターが受注できる形となる。
    また、時にはギルドから直接ハンターに依頼が下されることもある。
    ギルドを通さない狩猟は密猟となり厳しく罰せられる。
  • ゆうきりん版の小説によると、度を超した場合にはギルドが裏から手を回し、
    対人間用ハンターを送り込み、そのハンターを抹殺するらしい。
    ギルドはモンスターの生息数、産卵数まで把握した上で依頼を請けているので
    モンスターの絶滅に繋がるような無分別な狩猟は厳しく取り締まるのだ。
    • また、MHP2Gの村上位(ネコート)クエストでは、密猟者をおびき出すような依頼内容も存在している。
    • なお、設定上は辺境の狩猟民族のようにギルドとは無関係なハンターも存在しているため、
      ギルドによる処罰が行われるのは、管轄内における大規模な密猟を行った場合なのだろう。
      • とは言え、ゲームにはそんなことは関係ないのでギルドを介さないクエストは基本的に無いし、
        モンスターも絶滅しないので安心して狩猟を行える。
  • MHFにおいてはクエスト目的が分からない謎のクエストというものが存在し、
    それはギルドを介した依頼ではない(広場を歩いている「怪しいネコ」から噂を聞くことができる)。
    謎の団体がクエストを用意しており、依頼主に会う際は注意が必要とされる。
  • 内容や報酬に目を奪われがちだが、クエストの依頼者のコメントを読んでみるとなかなか面白い。
    必死に救援を求めているものもあれば、ごく日常の退屈しのぎといった依頼まで多種多様である。
    同一人物が別のクエストを依頼しているものもあり、ちょっとしたストーリーが垣間見える。
    時にはどっかで聞いたことのある人物が依頼主になっていることもある。
    ちなみに依頼主は時々「助太刀頼む」など一緒に戦うといった風の言葉もあるがフィールドにいない。
    とあるハンターはそれを信じエリア中を探し回ったらしい。
    • クエストによってはあいつは人間の敵う相手じゃないから手を出すな、
      危険だから絶対に行ってはいけない、みたいな依頼文もある。
      だったら依頼するなよと思ってしまう。
      もしかすると、その依頼主の報告等を受けてギルドが出したクエストかもしれない。
    • 中には亡き夫の後を追うため、銀火竜を探すので、私を探さないでください(要約)なんていう、
      どう読んでも遺書としか取れないものもある。のんびりクエストを張り出している場合ではないと思うのだが…
  • 大連続狩猟やDLクエ等はクエストの名前も印象深い物が多い。
    また、内容が強烈な物も印象深い名前のクエストであることが多い。
    「忍び寄る気配」や「双獅激天」「黒曜石は砕けない」などはその最たるものである。
  • MHFは全シリーズの中でもダントツにクエストの数が多い。
    MHF-G10におけるHR帯クエストの再編に伴いかなり数は減ったが、それでもまだまだ多く、
    広場のみならず、猟団部屋やキャラバン限定のクエストも全て含めれば、
    1000種類は余裕で下らないと思われる。
    そのため、ハンターズクエストなどの数百種類が一度に配信されている分類では
    他シリーズでやるように一つ一つスクロールしていく方法は超低効率
    そこで、ハンターズクエストに限らず、MHFでは「クエスト検索機能」が存在する。
    その名の通り、例えば「イャンクック」と検索すれば、
    • イャンクックの出現するクエスト
    • イャンクック亜種の出現するクエスト
    • イャンクック変種の出現するクエスト
    • イャンクック奇種の出現するクエスト
    が、現在配信中の全てのクエストの中から抜き出されて独自にリスト化される。
    もちろん「イャンクック亜種」や「イャンクック変種」と検索すればそれだけを抜き出すことも可能。
    また、用意された項目の中から直接選んで検索したり、条件を絞り込むことも可能
    (例えば、「HR3」「密林」「イャンクック」と指定して検索できたりする)。
    ちなみに「イャン」だけで検索すると当然「イャンガルルガ」も紛れ込んでくる。
  • ゲーム上では例えば「森と丘でのイャンクック狩猟」と、
    「森と丘でのリオレウス狩猟」が同時に提示され、
    前者を受注するとイャンクックが、後者を受注するとリオレウスが配置されるが、
    もちろんギルドがハンターに合わせてモンスターを解き放っているわけではない。
    実際のところ森と丘という場所は一ヶ所しかないのだから、あくまで「イャンクックが現れているタイミング」と
    「リオレウスが現れているタイミング」でクエストが区別されているだけで、
    現実に則して考えるなら同じ狩猟地・タイミングで出るクエストは1~2個程度が関の山だろう。
    そんなシステムでは著しく不便なので、
    ゲームでは諸々省略していつでも望みのクエストを受けられるようになっているのである。
  • MH3以降、クエストをこなすことで村の時間が経過し、特定の施設での作業が進むようになったが、
    この単位時間は最短で半日である。
    ……ハンターは狩り場への移動も含め、たったの半日で強大なモンスターを斃しているとでもいうのだろうか。
    というか移動だけで数日かかるという設定があったような。
  • 狩猟対象のモンスターは基本的に小型、大型などによらず1、2と数えられるが、
    魚類、獣人種、甲虫種、甲殻種、鋏角種は1、2、古龍種は1と数えられる。
    ただしMHP以前では単体クエストでは助数詞が付かず、
    MHW(:I)では小型モンスターと同種モンスターの多数狩猟クエストのみ助数詞の表記がある。
    • 小型モンスター以外で対象が捕獲不可能なモンスターの場合はやや複雑である。
      MHP2Gまでは古龍種以外のモンスターはそれぞれの種での助数詞がつくが、
      キリンは例外的に1。また、それ以降の作品では助数詞なしである。
      それ以外のモンスターでは、MHP以前は助数詞なし、
      MH2以降MH3以前では「討伐か撃退」が目的の場合は助数詞なし、それ以外では1
      MHP3以降MHW:I以前は基本的に助数詞なしだが、MH4(G)のギルドクエストのみ1の表記。
      しかしMHRise以降は再び1が復活した。つまり若干の例を挙げれば以下のようになる。
      MHP2「アカムトルム1頭の討伐」、MHP3「アカムトルムの討伐」
      MH2「シェンガオレン1匹の討伐」、MHXX「アトラル・カの討伐」
      MHG「ミラボレアスの討伐」、MH2「ミラボレアス1体の討伐」
      MH3「ジエン・モーラン1体の撃退」、「ジエン・モーランの討伐か撃退」
      MH3G「アルバトリオンの討伐」、「ジエン・モーランの討伐または撃退」
      MH4「テオ・テスカトルの討伐」、ギルドクエスト「テオ・テスカトル1体の討伐」
      MHW「クシャルダオラの討伐」、MHRise「クシャルダオラ1体の討伐」
    • 分類不明のモンスターでは、ゴア・マガラ、ミ・ルは1、ラヴィエンテは1である。
      ちなみにMH4(G)のギルドクエストではゴア・マガラに連れられてか「シャガルマガラ1の討伐」
      となっているが、MHR:Sでは「シャガルマガラ1の討伐」に改められた。
    納品クエストの場合も込み入っており、
    MHP以前は1、2、10を超える場合は15などと変則的だが、MH2以降は1、2に統一されている。
    ただし、いずれの作品でも魚や虫、フルフルベビーといった生き物では1、2
    ケルビやガウシカの角は1、2となっている。
    またMHP以前とMHP2~MH3Gでのキノコや草、タケノコ、垂皮油も1、2と表示される。ややこしい…

クエストの種類

  • 大きく分けると、モンスターの討伐または捕獲をクリア条件とする「狩猟クエスト」、
    指定されたアイテムの納品をクリア条件とする「採集クエスト」の2通り。
    前者については、条件によって「捕獲」と「討伐」に目的が分けられている場合がある。
    古龍種などのモンスターの場合は、一定ダメージで「撃退」しても成功となることがある。
    シリーズによっては一部のモンスターが登場するクエストは「特殊クエスト」とされているが、
    内容的には「討伐クエスト」となんら変わりはない。
  • 余談だが、モンハンとコラボしたMGSPWにおいても狩猟クエストが存在しており、
    ある条件を満たすことで受注できるようになる。
    リオレウスティガレックスギアレックスの3種類のモンスターと戦闘することができる。
    クエストは通常のものと黄昏の2種類があり、通常のクエストをクリアすることで
    黄昏のクエストが出現する。2つのクエストの間で特に難易度の違いなどはない。
    ギアレックスのみ、その2つをクリアすることでさらにもう2つ狩猟クエストが出現する。
    特定の条件を満たしてクリアすると、
    モンスターの素材やモンスターの素材から作られた特殊な迷彩服を入手できることがある。

狩猟クエスト

  • モンスターを狩猟することが目的のクエスト。
    ハンター業の代名詞のような、最も一般的であり、最も危険なクエスト。
    主に近隣の村や住民からの報告をきっかけに、ギルドが仲介役となってクエストが出される。
    目的に応じてさらに6種類に分けられる。
狩猟クエスト
とにかくモンスターの脅威を排除することが最大の目的である。
討伐しようが捕獲しようが結果的には何でも良い。
現在のMHシリーズでは一番多い種別のクエストだが、実は初出はMH2である。
MHP以前のシリーズでは、大型モンスターをメインターゲットとしたクエストは
下記の「討伐クエスト」か「捕獲クエスト」のどちらかに分類されていた。
捕獲クエスト
モンスターを捕獲し、依頼主に引き渡すのが目的となる。
生きたまま渡すのが前提であるため、討伐してしまうとその時点でクエストは失敗になってしまう。
どれ程苦労しても失敗が決定した時点で撤退を余儀なくされるので、剥ぎ取ることも出来ない。
ただし討伐と言う扱いで失敗になってもHRPが少量加算+サイズは記録される。
ポータブルシリーズではMHPにしか存在しない(訓練所の捕獲訓練を除く)。
討伐クエスト
こちらはモンスターを捕獲することが出来ず、そのモンスターを完全に仕留めなくてはならない。
大半のシリーズにおいて、その内容は小型モンスターを規定数まで狩猟したり、
大型でも罠が効かないため捕獲できないケース(古龍種など)が多い。
ちなみに、MHP以前においては上記の「捕獲クエスト」以外では捕獲自体不可能な仕様だったため、
ほとんどのクエストはこの「討伐クエスト」に分類されていた。
  • MHF、MHW:Iでは捕獲可能モンスターの討伐クエストが存在し、
    それらのクエストでは捕獲を行うとその瞬間クエスト失敗となってしまう
    (捕獲と違って依頼文などでの注意がない場合がほとんどなので非常に引っかかりやすい)。
  • これらに関しては「捕獲して失敗になるのなら、捕獲した後に討伐すればいいんじゃね?」
    という突っ込みがよく入る。
    一部は討伐指定についてクエストの依頼文で理由が示されているものもあるが*3
    大半はただ単にハンターの実力を試すだとかそういった内容であるため、
    何故わざわざモンスターを殺さなければならないのかと疑問に思う(面倒臭がる)ハンターが多い。
    メタな話をすると、これは"捕獲という時間短縮手段を封じる"というゲーム的都合がある。
撃退クエスト
討伐クエストの特別版で、恐るべき脅威を秘めたモンスターに立ち向かい、撃退することが目的となる。
シリーズによって「撃退」の概念やそのシステムに多少の差異があり、
一定時間経過時に一定以上のダメージを与えていれば自動的にモンスターの撃退に成功するものと、
撃退そのものが成功条件となっており、規定値のダメージを与えると即座に撃退に成功するものとがある。
前者の場合、可能ならば完全に削りきって討伐してもかまわない。
これにさらに特殊な要素が加わると、防衛クエストや上記の特殊クエストと呼ばれる高難度なクエストになる。
連続狩猟クエスト
次々と現れる同種のモンスター(通常種と亜種が同時に出る事も稀にある)を複数頭狩猟するクエスト。
一度に1頭ずつ出現し、3頭狩猟するとクリアになる場合と、
一定数以上狩猟すればネコタクチケットの納品かタイムアップでクリアになる場合がある。
特に後者のタイプは、狩猟数が増えるほど報酬が豪華になるという特徴も持っている。
大連続狩猟クエスト
MHP2Gから導入されたクエスト。
モンスターを討伐すると別のモンスターが狩猟場に現れ、
全てのモンスターを狩猟することでクエストクリアとなる。
手に入れたアイテムはギルドが一時的に預かり、アイテムと交換する設定であるため、
小型モンスターからは応急薬か携帯食料、ボスモンスターからは回復薬グレートしか入手できない。
MH3とMH4以降の作品では通常と同じとなっている。

採取クエスト

採取クエスト
指定されたアイテムを決められた数だけ納品することが目的のクエスト。
たいていは特産キノコやベニサンゴ石といったポーチに複数入れられる精算アイテムであることが多い。
ケルビの角やこんがり肉が対象となるクエストも存在し、それらを持ち込むことで数秒で達成可能である。
基本狩猟クエストと比べると楽なものが多いが、初心者相手に恐ろしいものが乱入してくることも。
MHXでは新タイプの採取クエストが登場。
ひとつは対象のアイテムを一定数以上納品するクエスト。
条件を満たせばネコタクチケット納品またはタイムアップでクリアとなる点や、
納品数が増えるほど報酬も豪華になるという点など、複数連続狩猟クエストと共通した仕組みである。
もうひとつは「龍歴院ポイントが一定額以上になるよう精算アイテムを納品する」というもの。
詳細はこちらも参照のこと。
運搬クエスト
基本は採取クエストと同じであるが、納品対象が宝石や大きな鉱石等簡単には運べないものであるクエスト。
運搬中は移動速度が下がり、攻撃を受けるとアイテムを落とすなど難易度が高い。
大型モンスターが徘徊していたり、岩で道が塞がっていることが多い。

その他のクエスト

マストオーダー制クエスト
MH2、MH3(マストオーダーの名称自体は使われていない)、MHFに登場するクエストで、クエスト成功条件が複数設定されているものを指す。
基本的にはサブターゲット達成がクエストクリア条件に含まれているといった感じで、
「○○○の狩猟、○○○の狩猟」のほか、「○○○の討伐、主目標の頭破壊」、
「○○○の捕獲、主目標の尻尾切断○○○の納品
など、討伐・捕獲関連以外の条件が設定されているものも少なくない。
無論、その条件全てをクリアする必要があり、
部位破壊関連の場合、部位破壊する前にモンスターを狩猟してしまったら当然失敗である。
また、「○○○の狩猟、○○○の捕獲」といった引っ掛けっぽいものもある。
大闘技会
MH2のオンラインやMHFに登場する対戦形式のクエストで、
通常のクエストで捕獲し"ペット"として飼いならした
リオレイアやグラビモスなどの中型以上のモンスターを味方として参加させることができる。
相手のペットモンスターを討伐できれば勝利となる。
ニャンタークエスト
MHP3とMHX、MHXXに登場する、ハンターではなくオトモアイルーだけが挑戦できるクエスト。
MHP3ではモンニャン隊の出発先と内容が記されており、
モンニャン隊に参加するオトモアイルーをクエスト内容に向いた構成にすることで素材入手傾向が変わる。
MHXでは通常クエストに混ざって用意されており、ニャンターモード時にのみ受注できる。
こちらはオトモ広場の機能拡張に大きく関わっているものが多い。
ギルドクエスト
MH4及びMH4Gに存在する、ギルドから依頼された未知の樹海の調査を行うクエスト。
モンスター、フィールドの形状やエリア数、採取ポイント・アイテムが
ランダムで設定されており、まさに「自分だけのクエスト」。
クエスト毎にLvが設定されており、クリアするたびにLvが上がり、
それに応じてモンスターのステータス強化や追加行動など様々な変化が現れる。
また採取やクリアで入手できるアイテムも通常のクエストとは異なり、
ギルドクエスト限定の貴重な鎧玉護石のほか、
"発掘装備"と呼ばれる特殊な装備を入手することが可能。
特殊許可クエスト
MHXにて新たに設けられた、二つ名持ちと呼ばれる特殊個体モンスターを狩猟対象とするクエスト。
受注の際には所定のHRに加え、すれちがい通信龍歴院ポイントとの交換で入手できる
「特殊許可クエスト券」が必要となる(参加ならチケットは必要無い)。
クエストはクリアする毎に、1つ上のレベルが解放されていく
(MHXではレベル1~10、MHXXではレベル1~15*4)という特徴がある。
MHXXでは、さらにHR100などの条件を満たすと「超特殊許可クエスト」という最高難度のクエストが追加される。
なお、ギルドクエストとは違い、前のレベルが受注出来なくなったりはしない。
レベルによってはアイテム持ち込み禁止などの特殊ルールが課される事も。
クリアする事で狩猟の証が報酬として与えられる。
調査クエスト
MHWorldで、探索やクエストで入手した調査レポートを元に、
さらに調査を進めるためにモンスターを狩猟するクエスト。
調査レポートはモンスターの痕跡を拾う、部位破壊をする等で入手できる。
クエストの内容は基本的にランダムであり、
調査レポートを入手したモンスターとは無関係のモンスターが対象になったり、複数のモンスターが対象になったりする。
クエストの制限もランダムであり、制限時間が15分になったり、2人までしか参加できなくなったり等
厳しくなる時もあるが、5回まで力尽きてもOKなど緩くなる時もある。
調査クエストには「特別報酬枠」が設けられており、クリアした時に追加でここから報酬を入手できる。
報酬枠には銅・銀・金のランクがあり、当然報酬の質もよくなって行き、逆鱗や宝玉が出る事も。
受注回数制限が存在し、これが0になるとその調査クエストは消滅し受けられなくなる。
青い痕跡を入手した時は歴戦の個体が出現する調査クエストが発生する場合があり、
この調査クエストでは特別報酬枠は未鑑定の装飾品のみが出るようになる。
百竜夜行
MHRiseに存在する、多くのモンスターの襲撃から砦を防衛するクエスト。
一般的なクエストとは仕組みやクリア条件が大きく異なっており、
いわゆる「タワーディフェンス」というジャンルに近いシステム。詳しくはリンク先を参照。
盟勇クエスト
MHR:Sにて実装された、NPCのハンター(盟勇)と共に狩りを行うシングルプレイ専用クエスト。
特定の盟勇と特定のモンスターの狩猟に赴いて絆を深める盟勇クエストと、
プレイヤーが任意で最大二名の盟勇を選択して様々なモンスターの狩猟に挑む「重要調査クエスト」の2種がある。
傀異調査/傀異討究クエスト
MHR:Sにて追加されたクエストカテゴリー。
傀異化」と呼ばれる現象に見舞われ暴走したモンスターの討伐を行うクエスト。
傀異調査クエストは通常のクエスト枠に近いものとなっているが、
傀異討究クエストはメインの傀異化モンスター以外のモンスター構成・クエスト条件がランダム、
かつクエスト毎にLvが設定されておりクリアするたびにLvが上がるなど、
MH4のギルドクエストを彷彿とさせるシステムが取り入れられている。
更にLv.300の傀異討究クエストをクリアすることで、そのクエストの内容を基に
登場モンスターのステータスやモーションが超強化された「特別討究クエスト」にも挑めるようになる。
訓練所・狩人道場・闘技場におけるクエスト
決められた装備でモンスターを狩猟するクエスト。
掛かった時間に応じて、ランクが設定される。
斬れ味が悪い武器であったりスキルが劣悪であったりと
通常のクエストと比べ難易度が高い。
VS.クエスト
MHFに登場するタイムアタック対戦形式のクエスト。『バーサスクエスト』と読む。
2組のパーティーが全く同じクエストに同時出発し、
相手よりも先にクエストを成功させたパーティーが勝利となる。
フィールド上に仕掛けると相手ハンターへ麻痺などの特定の効果を発揮する「VS罠」を使用可能。
MHFのオフライン大会の決勝戦はこのVS.クエストで直接勝敗を競う。
キャラバンクエスト
MHFのパローネ=キャラバンで受注できる特殊なクエスト群。
異なるクエストを休む間もなく連続で自動航行するキャラバンクエストや、
目的地、モンスター、採取ポイントなどを自由に選んだオリジナルな開拓クエスト
最大32人のハンターが集結してラヴィエンテを狩る大討伐クエストがある。
ハードコアクエスト
MHFに登場するHR5以降で関わるクエストで、上位の上である凄腕級の後半戦。
登場するモンスターが通常の個体ではなく、強力な攻撃を行う特異個体に変化する。
ガードに必要なスタミナ消費量が2倍、各種罠の効果時間が一瞬だけ、
モンスターが状態異常に強くなり、ほぼ全ての風圧/咆哮/震動が1段階強化されるなど、
より高難易度のクエストになるよう特別な補正もかけられている。
覇種クエストもハードコアクエストに含まれる。
G級クエスト(MHF)
MHF-Gから解放されたクエスト。
これまでとは一線を画す力を有した"G級モンスター"が登場するだけでなく、
このG級クエストに限り、ハンターが受けるダメージの計算式が異なっていたり、
特定のスキルが効果を発揮しなくなったり、ハンターが繰り出す技の威力や効果が変化したりする。
さらに、G級クエストとハードコアクエストの性質が合体した「G級ハードコアクエスト」も存在する。
極征クエスト
MHFに存在するクエストで、G級クエストの一種。
通常のクエストと異なり、モンスターに4種類の「レベル」が設定されており、
レベルが高いものほど出現モンスターのステータスが強化され、
さらに新たな攻撃技が解放されるという特徴がある。
また、当クエスト群のモンスターは基本的にはこの極征クエストでしか受注することできない。*5
なお2017年10月以前は、クリアするたびにこの難易度レベルが上昇するという、
Lv9999まで用意されたプレイヤーの"限界"を試す定期開催コンテンツであった。
至天クエスト
MHFに存在するG級クエストで、極限征伐戦の一形態。
クエストシートには初めから「難易度:Lv 9999」と表記されており、制限時間が50分ではなく20分のみ。
あらゆる攻撃技が即死ダメージ*6であるほか、モンスターにもさらに新たな技や形態が追加されている。
元気のみなもと」や「狩人応援コース」、「秘伝開眼奥義」そのほか全て無効、
Lv50まで強化したG級武器を所持した経験」が必要など、制限事項は多い。
また、この至天クエストすらも超越した難度を有する「上級至天クエスト」もある。
至天クエストと同じ制限事項ながら、そちらの制限時間は20分ではなく10分となり、
より強力なモンスターが出現する。
なお、こちらも以前は「極限征伐戦」の配信期間中にのみ挑める定期開催コンテンツであった。
遷悠クエスト
MHFでは従来確認されていなかった、シリーズお馴染みのモンスターが登場するクエスト。
HRとG級の2種類のランクに大分でき、HRは5、G級はGR100からクエストに挑むことが可能になる。
どちらも元気のみなもとが使用不可能という共通仕様を持ち、
更にG級ランクは「難易度が★8で変更不可能」になっている。
また、以前はG級ランクはGR500から狩猟可能で、
「報酬に関わるスキル効果が全て無効にされ、一日にクリアしたクエスト回数に応じて報酬が減っていく」
という仕様も存在した。
天廊クエスト
MHFにかつて存在したクエストで、古代高度文明によって建造された謎の巨塔『天廊』を探索するクエスト。
天へと続く回廊に棲みついたモンスターや、建造物に仕掛けられた数々の罠を避けたり解除したりしつつ、
さらなる上の階層を目指して少しずつ踏破していくのがクエストの目的。
天廊クエストではハンターの体力がゼロになっても意識を失うだけで、味方が救護することも可能
その道中では『天廊の番人』と呼ばれる古の守護者たち(モンスター)が立ち塞がるが、
討伐難易度などが上記『至天クエスト』を上回るほどあまりにも高すぎるため、無理に挑む必要はない。
なお現在では、この「天廊の番人」クエストのみが特定条件を満たすことで受注可能となっている。
辿異クエスト
MHFに存在するクエストで、辿異種モンスターの狩猟を行えるクエスト。
難易度固定の★8という点は遷悠クエストと同じだが、狩猟可能GRは200~になっている。
辿異クエストでは最初に「狩猟したい辿異種モンスター」を選択し、
その後各難度のクエストや、期間限定配信の辿異クエストを一覧から選択する流れになっている。

各クエスト記事

シリーズ物

太字コラボクエスト、斜字エピソードクエスト

ゲーム内イベント名

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

英数・記号


*1 このような差異の関係で本家シリーズからの流入者ほど誤解する場合が多いが、MHFにおいては上位の上はHR5の凄腕であり、G級はハンターランク7の先なので要注意
*2 性別指定クエストは、例えば女性ハンターが女性限定クエストへ行くことで入手できる報酬を男性ハンターにプレゼントし、そのアイテムを受注条件に要求されるクエストへ男性が行くことができるという流れがあり、オフライン環境ではまず不可能である。なお、これらはバレンタインやホワイトデーに配信されるクエストに該当する。
*3 全てに作中設定があるわけではないが、例として『大猪大繁殖・討伐編』では「あそこで大量繁殖されるとちょっと危険なんで、討伐できるだけ討伐してきてくれ。捕獲なんて余裕は無いんだ!絶対に討伐だぞ!」などがある。
*4 新規組は11~15
*5 極征クエストではない通常のG級クエストも過去に配信された例があるため、シャンティエンやディスフィロアなどの俗に言う"極征モンスター"は"極限征伐戦オンリー"ではない。
*6 「[難易度:Lv 9999」の補正により、ハンター自身の防御力を実質ほぼ「1」の状態で計算