クエスト/サンリオ・ひとぐでしようぜ

Last-modified: 2023-10-17 (火) 17:03:10

MHXで登場する、サンリオの人気キャラ『ぐでたま』とのコラボクエスト。
MHX発売と同日の2015年11月28日に配信開始された、(正式配信としては)MHX最初のイベントクエスト
2020年9月30日をもってMHX・MHXXにおいては当クエストを含めたぐでたま関連のDLCは配信終了となっている。

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件
MHX集会所
下位★3
採取クエスト古代林メイン:5100z
サブ:1200z
600z受注・参加:
HR1~
 

目次

概要

だるそうなたまご
明日の仕事、だるくて行きたくないわ~。はぁあああ~~。
…え? 別のたまごとすり替えたらバレないって? 天才的ひらめきじゃね?
じゃあ、なんか適当なたまごを持ってきて~。
ぐでぐでしながら待ってま~す。
  • まさかまさかのサンリオコラボクエ
    「ハローキティ」や「マイメロディ」など、女児向けキャラクターに定評あるサンリオが、
    咆哮轟き弱肉強食の掟が支配するモンハン世界に舞い降りるなど、誰が予想しただろうか?
    仕事を選ばないことに定評のあるキティ先輩のことを考えれば「そう驚くことでもない」との声も。
  • 依頼主はだるそうなたまご。ここまでやる気の削がれる無い依頼も珍しい。
  • 内容は、古代林で竜の卵3個の納品。
    「どこにあるの?」と思う方も一部いるだろうが、
    古代林の竜の卵はエリア7に安置されている。エリア3から入ればすぐ右手に見えるはず。
    また、サブターゲットに「ディノバルドの尻尾切断」とあるように、“斬竜:ディノバルド”が乱入してくる。

報酬とコラボ装備

  • 一見すると、「だりぃ~…(by依頼主)という印象の強い納品クエだが、
    その実態はMH4の銀の匙・卵の試食パーティに匹敵する「かなり美味しいクエスト」である。
  • 主な報酬はコラボ武具の素材「ぐでぐでとした卵」なのだが、
    それだけではなく銀のたまご2個が確定でもらえる。
    このため、最低2万ゼニーが保証される。ついでに、鋼のたまごも出てくる。
    そしてなぞのお守りに加え、下位では貴重な光るお守りもゴロゴロ出てくる。
    • さらにさらに運が良ければ、フエールピッケルも顔を出す。
      出現確率こそ低いが、調合リスト埋めにも希少な素材の量産にも使える。
    • なお、クエスト固有素材「ぐでぐでとした卵」のアイコンは銀のたまごと同じなので、
      間違って売ったりしないように。
  • コラボ武具は「ぐでたま」に関係するもので、
    防具はぐでたまのキャラクター「ニセたま」になりきれるニセたまシリーズ
    カラーリング変更可能な真っ黄色の全身タイツといういろんな意味で凄まじい装備となっている。
  • ちなみに上述した報酬から、発売当初は金策クエストとして注目されていた。
    詳しくは後述。
  • なお、あわよくば乱入ディノバルド(後述)を返り射ちにして下位ディノ一式を揃えようとしても
    マカライト鉱石など様々な別素材が地味なストッパーとなり、
    このクエストだけで下位ディノ一式を取り揃えるのは不可能であるため、
    めんどくせぇ~手間を重ねてまでディノ目当てに周回する意味は無い

クエストの実際

  • まず、乱入対象であるディノバルドだが、初期配置されておらず時間経過でも乱入しない。
    ならばどうしたら現れるのかと言うと、
    エリア7の卵を誰かが入手した瞬間、エリア7の地面からモコモコと沸いて出てくる
    初見だと驚愕すること請け合いである。
  • 「卵入手と同時に同エリアに乱入なんて無理ゲーすぎるだろ!」と、思われるかもしれない。
    だがちょっと待ってほしい。モンハンではモンスターと邂逅しても「警戒時間」という猶予が数秒間存在する。
    この間モンスターは威嚇したり周囲を探るのみで、ハンターには一切手出しをしてこない。
    普通のクエストなら、モンスターと戦うための心構えを整えるための時間だが、このクエストでは違う。
    卵を抱え込んだ瞬間、ディノバルドが臨戦態勢に入る前に隣のエリア3にダダッと駆け込んでしまえばOK。
    ディノバルドにはリオス夫妻などと異なり、
    「卵を持ったハンターを追いかける」といった思考ルーチンはないので、
    隣のエリアに逃げてしまえば、それ以上ちょっかいをかけられる恐れはない。
    むしろ、出現タイミングが確定しているため、下手な乱入系運搬クエストよりも楽である。
    • 注意点は、「全員で一斉に卵を回収する」こと。最初の一人が採取した時点で出現するため、
      誰かが出遅れると咆哮を食らってせっかくの卵を落としかねない。
      チャットのできないオンラインでは、部屋主が音頭を取るといいだろう。
    • ちなみにこの時、けむり玉が効くので使っておけばさらに安全になる。
      張り切って出てきておきながら咆哮すらできず煙の中をオロオロする我らが看板モンスターが拝めるだろう
  • エリア3まで運んだら、後は順当にエリア2→1と戻ればOK。
    多少雑魚が沸いているが、いずれも全速力で行けば振り切れる。
    心配ならあらかじめ強走薬を飲んでおこう。
    4人で行く場合、ひとりがスタミナ旋律が吹ける狩猟笛を担いで行き、
    運搬役が集まったら吹いてあげるという手もあり。
    • なお、強走効果なしでも「ランナー」さえあれば
      ベースキャンプとエリア3を往復する程度ならほぼ走りっぱなしで行ける。
      何周もするならいちいち笛を吹いている時間も強走薬を飲んでいる時間ももったいないので、
      是非ともランナーを発動させておこう。
      他にも、スタミナが一定値でストップして走り続けられる「キープラン」を使うという手もあるが、
      こちらは少なくとも上位以降でなければ発動できない。
  • これだけ美味しいクエストながら、
    複数人で行けば3分もかからないという周回効率の良さもメリットである。
    ただ逆に言うと、楽なのはあくまで複数人で行った時の話で、
    ソロで行くととてもだりぃ~クエストになる。
  • まず単純に一往復で終わらないために時間がかかり
    その分ディノの行動範囲とカチ合って妨害される危険性が高まる。
    もう1つの理由が2個目を納品すると現れる「エリア1と2の間の岩」である。
    3人以上で行けばこの岩は何も気にする必要がないのだが、1人だとラストで確実に邪魔される。
    遠回りするのはたかだか1エリア分の距離だが、周回する場合はこれが痛いタイムロスとなってしまう。
    • このクエストは高速周回による金策を利点とするものなので、
      挑むなら最低でも2人は同行者を募りたい。
      どうしても2人で挑む場合は、最初の1個の運搬役とディノバルドの足止め役を決めておくのが無難。
  • サブターゲット指定のディノバルドだが、このクエストでは完全無視が基本。
    一応4人で行くなら運搬役がキャンプ待機して尻尾斬りの時間稼ぎも出来なくもないが、
    このクエストの旨みはあくまで周回効率がいいことの一点に尽きる。
    ソロなら気にする必要も無いが、マルチでこのクエストに参加して
    「尻尾斬ってくれませんか?」などと言うのはお門違いと思われても致し方ない。
    • 無論上位装備ならば短時間で出来る可能性も無くはないが…
      そもそも、ディノバルドの尻尾は赤熱化状態の時にしか切断できない事を踏まえておくべし。
  • 受注そのものはHR1でも可能だが、運搬の達人スキルがないと周回効率が低下するので、
    最低でもロックラックスーツを身に着けて挑みたいところ。
    もちろんこれでディノバルドに挑むのは非常に難しいため、
    サブターゲットも視野に入れるなら、より強力な防具に、食事で運搬の超人を付けて挑みたい。

変遷

  • 上述した報酬面の旨みや、HR1から受けられる運搬クエストである点が注目され、
    発売当初は金策クエストとして活用されていた。
    現在でも、序盤の戦力強化に役立つクエストではある。
  • ただし発売から時間が経ってプレイヤーの平均HRが上がった事などもあり、
    HR解放後に行える金策*1がオンでの主流になったことで、
    複数名で周回することで効率を上げられるこのクエストは主たる金策としては取り上げられなくなった。
  • また、このクエストはMHX最初のイベント(ダウンロード)クエストであることは上述した通りだが、
    それが災いして改造クエストの最初の標的になってしまった。
    そういった点もあり、オンラインでの金策クエストとしての需要は激減してしまっている。
  • ……が。時は流れてMHXXに於いて防具合成の実装に伴い
    金も有り余り、カリピストでもなければ運送屋でもない一部の物好きな紳士淑女
    今作のラスボスを討伐せしめた後の物見遊山で、せっせと卵を運ぶ姿が稀に散見されると聞く。
    一人で10分20分も掛かる運搬クエストをぼちぼちとこなす胆力は大した物だが
    G級武器で下位ディノを瞬殺し、メラルーやマッカォの群れに苛々しながら
    何を好き好んで卵運びに尽力するのかに関してはお察しである。
    部屋を立てた所で誰も参加はしないだろうが、たかがネタ装備が目的なので急ぐ事も焦る事も無く
    今日もだりぃ~とボヤきながら一人でぐでぐでと卵を運ぶG級ハンターの姿が
    見られるとか、見られないとか…。

余談

  • ディノバルドが妨害に現れるという事は、「古代林の竜の卵は彼(彼女?)の卵である」という事だろうか…?
    それならもっと積極的に追って来てもいいものだが。卵の頃から放任主義なんだろうか。
    • ちなみに、深層シメジを死守する時にはどんな事情があるのか知れないが
      通常クエストとは比較にならない高体力を以てして全力でハンターを殺しに掛かる斬竜だが、
      本クエストでは配信イベントクエストにもかかわらず何の強化もされていない。
      オフラインのラスボスを務めるメインモンスターの筆頭、それなりに強いため軽く見て良い相手では無いし
      いざ戦闘になれば灼熱の刃を武器に容赦無く熾烈な猛攻で攻め立てて来る訳だが、
      装備も整い、動きにも慣れてしまえばただの下位ディノバルドでしか無い。
      クエストの内容が内容だけに、斬竜の方もだりぃ~と言う信条で卵を守っているのだろうか…。
  • 地味に「卵を食べたい」という目的ではない卵納品クエストは珍しい。
    本当にこれがディノバルドの卵だったら、代役に使ったらエライことになりそうだが……
    この世界の卵はどいつこいつ取っても危険生物ばかりなのは置いておいて。
  • コラボ相手の「ぐでたま」は、2013年に誕生したサンリオキャラ。
    卵の黄身から手足がニョキッと生えたキモカワな見た目と、
    サンリオ史上最高レベルにやる気無い性格のギャップで人気を集めている。
    • サボる事に対してなら全力を尽くすタイプ。
      その言動から、依頼主の正体が彼である事は間違いないだろう。
    • コラボ武器の上にも乗っかり、ぐでたま節の効いたグチ音色を奏でてくれる。
  • 一方防具のベースになっているのは、ぐでたまの相方(?)「ニセたまさん」。
    真っ黄色な全身タイツに身を包んだ通報不可避な妙な見た目に反し、性格は至って真面目な働き者。でも今作では…
    • 彼が風評被害を受けない為に真面目に評価しておくと、
      運搬クエストにおいて役立つスキルを備えた防具なので、作っておいて損は無い。色変えダメ絶対!
  • ぐでたま及び彼の同期KIRIMIちゃん.とのコラボカフェでは、
    ぐでたまとニセたまさんがモンハンの武器グラフィックのポージングを再現するイラストを見る事が出来た。
    クレープを大剣に見立てたり、ライトボウガンのように構えたお箸にぐでたまがぶら下がっていたり、
    なかなか凝った構図であった。
    その横でどえらい事になってる同期に全てを持って行かれてる気もするが…
  • 新人ハンターには悲報だが、このクエストは版権の都合上で配信終了となっており
    現在は新規ダウンロードが出来なくなっている
    配信終了以前に受け取っていたデータを用意し、クエストを貼ってもらえば通常通り進められるのでご安心を。

関連項目

アイテム/卵 - メインターゲット
モンスター/ディノバルド - 古代林の卵の親?
武器/ぐでたまフライパン - コラボ武器
防具/ニセたまシリーズ - コラボ防具
クエスト/サンリオ・お魚たちを救え! - サンリオコラボ第2弾(配信終了)
オトモ/ぐでたまっぽい服 - 後にMHXXで登場したぐでたまコラボ第2弾


*1 オストガロアを始めとした上位モンスターの効率狩りで素材売却を行うこと。俗にいう銀行