クエスト/マリオ・キノコ好きブラザーズ

Last-modified: 2024-01-24 (水) 12:59:42

MH4のイベントクエストの1つ。
セブンスポットにて先行配信された『スーパーマリオ』シリーズとのコラボクエスト。

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件配信日
MH4集会所上位★4狩猟クエスト闘技場9300z1000z受注HR4~
参加HR4~
2013年12月19日*1
MH4G2014年10月22日
 

目次

概要

  • 闘技場でババコンガとババコンガ亜種を同時狩猟するクエスト。
    闘技場に入ると、目に入るのは極小サイズの2頭。乗れないサイズかと思いきや、乗る事は可能である。
    しかし良く見てみると、それ以上に普段と違う点が1つある。
    彼らが尻尾でいつも持っているキノコが、赤と白の色をしたあの「スーパーキノコ」なのである
    ニンテンドーダイレクトにて流されていた本クエストの紹介ムービーなども含め、
    この時点でオチが予測出来たハンターも多いのでは無いだろうか。
  • 戦闘を続けていると、当然ながら、その内ババコンガが尻尾のキノコを食べ始める。
    するとピロピロピロというマリオシリーズでお馴染みのSEと共に、ババコンガがいきなり巨大化。
    最小金冠確定サイズから、一気に最大金冠確定サイズとなる
    原典の再現とは言え、クエスト内で同一モンスターのサイズが変わるのは前代未聞の事態である。
    ……こうなると、ババコンガの突進が納刀ダッシュでも高確率で避けられなくなる
    攻撃力こそ大したことは無いが、回避の難しさはあまりにも驚異的である。
    • ある意味当然ながら、巨大化したババコンガはマリオと違って攻撃されても元のサイズに戻ったりはしない。
      毒テングダケを食べて小さくなることも当然ながら無い。
    • なお、キノコを喰われる前に討伐若しくは尻尾を破壊することで、最小金冠のまま倒すことが出来る。
      因みに、体のサイズは最大が1670.76cmで、最小が490.40cm。実に約3.4倍の差がある。
      元ネタのゲームでは基本的に2倍にしかならないが
  • 尻尾のキノコは上述の通りどう見てもスーパーキノコなのだが、
    内部的にはいつもと同じように何らかのその辺のキノコになっているようで、
    食べた物に応じて麻痺や爆破粉塵や毒の口臭ブレスを吐く。
    キノコの外見がスーパーキノコで固定されているため、
    キノコを食べて巨大化した後にゲップを出すまで何のキノコだったのかは分からない。
    • ちなみに、スーパーキノコをつかんでいるババコンガたちの尻尾を破壊した場合にも落し物をするが、
      こちらの場合は、それを拾っても「スーパーキノコ」は得られず、
      いつも通りのアオキノコやニトロダケ、なわばりの大フンなどしか拾えない。
      持っていたスーパーキノコは地面を滑ってどこかに行ってしまったのだろうか?

クリア報酬

  • このクエストをクリアすると得られる「スーパーキノコ」により、
    マリオブラザーズのオトモ防具と「無敵のハンマー」というオトモ武器を作ることが出来る。
    これらの詳細については「オトモ/マリオネコシリーズ」の項目を参照。

小ネタ

  • 支給品BOXの中には何故かドキドキノコが入っている。
    様々なキノコを食べて強化するマリオへのオマージュとも考えられるが、
    ドキドキノコのアイコンは紫色
    マリオシリーズで登場する紫色のキノコは毒キノコしかない上、
    用途別に異なる色のキノコを食べるマリオの完全な再現ではない。
    せめてドキドキノコが緑色になってるRiseにこのクエストがあったら1upになってたのに…。
    MHR:Sにはババコンガいないけどね。

    色だけに拘るなら、最も有名なスーパーキノコに似た赤色のニトロダケが相応しいと言える。
  • このクエ専用素材の「スーパーキノコ」をMH4Gで残しておくと、
    上位の端材と合わせて、なりきりセットもすぐに上位仕様にする事も可能。
    既に、本クエストはMH4Gでも配信されているが、これからMH4Gに行くというハンターは、
    オトモの能力も大きく底上げできるので、素材を持っているのなら、使わずに残しておくのが無難。
    • さて、このクエスト名の「キノコ好き」。一見かの有名な兄弟のことのみを指すのかと思いきや、
      MH4Gでは新たに追加されたスキルにより、ハンターも「キノコ好き」になれるようになった。
      ちなみにマリオの好物はスパゲティという設定があり、実際にキノコが好きかどうかは定かではない*2
      スキルが発動していると、素材のスーパーキノコさえも食べられるようになる。
      だが、回復目的でわざわざこの素材を使用するのは、非常に効率が悪い。
      しかしながら99個まで所持出来るので、これさえあれば回復アイテムが戦闘中に尽きることはないだろう。
      無論、集めていればの話であるが。
      4Gで食べられるようになったのは、あくまでおまけ程度と考えておこう。

余談

  • クエストの依頼内容は、「姫がババコンガとババコンガ亜種に攫われたので、救い出して欲しい」というもの。
    単純にキノコを食べるモンスターとしてババコンガとババコンガ亜種が抜擢されたのだろう。
    マリオとルイージを思わせる体色も影響していると思われる。
    ただ、そんな彼らが姫を攫うとは、逆じゃないか? とも思えるのだが…。
    マリオブラザーズの偽物に攫われたということなら、まだ納得できなくもないが。
    • 別説では、このコラボの本当の相手は『スーパーマリオブラザーズ』では無く
      実は『ドンキーコング』こそが真のコラボテーマなのでは……という考え方もある。
      『ドンキーコング』では大猿ドンキーコング(クランキーコング)が姫をさらい、それをマリオが救い出すと言う
      このコラボクエスト通りのストーリーが忠実に展開される。
      このクエストで作成される武器「無敵のハンマー」も『ドンキーコング』時代のマリオの得意武器であり、
      マリオが主役の同社他作品『レッキング・クルー』などでも担いでいる自慢の得物である。
      ……が。
      『ドンキーコング』には何一つキノコが登場しないため、この別説もそれはそれで疑わしい。 マリオシリーズの世界観は一つの軸では無いため、複合的な事情を混ぜ合わせての多面展開だろう。
    • マリオ vs ドンキーコングの因縁はこうした歴史的な事情があり、
      MHのシリーズによってはドドブランゴ一派がボスと部下の総出で抜擢されているコラボクエストもある。
  • 上記の通り狩場は闘技場。
    確か、闘技場は既に捕獲されたモンスターを闘技大会などに放つための施設のはずである。
    管理がずさんなあまり、あの時のあいつらも今回のこいつらも、いつの間にか乱入してきたということだろうか?
  • ギルドカードも、マリオとコラボしたものが、このクエストより前にセブンスポットにて先行配信され、
    2013年12月19日に、このクエストと同時に正式配信された。
    • ちなみにこのギルドカード、マリオとコラボした背景は2種類存在し、
      片方は、『スーパーマリオブラザーズ』でおなじみのあのステージが元ネタ。
      ただし、描かれているキノコはアオキノコとなっている。まあ、間違ってはいない…はず。
      もう片方はFC版『ドンキーコング』をイメージしたものである。
      そして、言うまでもなくドンキーコング役にはババコンガが抜擢されている
      いっそ、攫われる役は姫ではなく、ドンキーに浚われるポリーンの方が適切だったのでは、という声も…。
      なお、ババコンガの登場しないMHXでも同じものが配信されている。
    • ちなみにそのドンキーコングの孫である2代目ドンキーにはマリオ以外に
      (悪者ではあるが)クレムリン軍というワニの集団が宿敵として存在していた。
      モンハンでワニっぽいモンスターはいないがあえてこじつけるならイビルジョーやラギアクルスあたりか。
      クレムリン軍気分にバンギスシリーズで挑むのも一興か。
      更なる遊びとして海賊っぽいラギアシリーズでババコンガを捕獲してみるのも面白いか*3
      完全に主役と悪役が逆転してる上に最早マリオが蚊帳の外だが。
  • マリオブラザーズにおいて、一部のシリーズ*4では
    「兄のマリオの方がダッシュ速度が速い」「弟のルイージの方がジャンプ力が高い」という設定があるのだが、
    このクエストでもそれは再現されており、ボディプレスの際に通常種は横移動特化、亜種は高さ特化となっている。
    特に小さい時には顕著で、パーティーで分断して戦っていたはずが、画面外から一気に跳びかかってくることも。
  • かなりマニアックな話になるが、初代「スーパーマリオブラザーズ」の時点では、
    「クッパの魔力によってつくしや花など異形の姿に変えられたキノコ王国の住民を、
    マリオが救出する事で力を授かりパワーアップする」という設定だった。
    ただし、マリオシリーズ(というより任天堂作品全般)は意図的に設定を固めないようにしているため、
    旧作の設定が今も生きているのかは不明である。
    • 補足すると2023年公開の映画「スーパーマリオブラザーズ・ザ・ムービー」では、
      スーパーキノコによって身体能力が高まり巨大化するといった描写がなされており、
      ただ単にデカくなるだけではないことがうかがえる。
      まあこの設定をクエストに持ってくるとG級並みの強化個体になりかねないが
  • 余談中の余談だが、後に発売された某大乱闘シリーズ作品からはドンキーのカラーパターンにピンクの体毛が追加されているが、
    このコラボが影響受けたかは定かではない……と思う。
    • 2018年にはその大乱闘にリオレウスがボスとして正式参戦
      そのためババコンガカラーのドンキーコングでリオレウスを狩猟なんてことも。
      緑カラーもあるので亜種でもいけるぞ!

関連項目

オトモ/マリオネコシリーズ
モンスター/ババコンガ
モンスター/ババコンガ亜種
ゲーム用語/コラボレーション
ゲーム用語/任天堂


*1 セブンスポットにて2013年10月11日~11月11日まで先行配信
*2 マリオシリーズの漫画作品などではキノコ好きと言う設定が主流だが、2023年公開の映画版では当初はキノコ類が嫌いという設定になっている。
*3 スーパードンキーコング2のクレムリン軍は海賊の姿をしており二代目ドンキーをさらった。
*4 ルイージが単なる2Pではなく、選択できる別キャラとして存在する「2」や「USA」など