クエスト/極秘指令16010

Last-modified: 2024-04-09 (火) 12:26:17

MH4Gで2014年11月7日に配信された、エピソードクエスト第二弾。
なお、このエピソードクエストをこなすことで作成出来るようになる"ネコートさんのコート"についてもここで解説する。

目次

概要

外伝:秘密指令~紫~

ネコート
ふむ、ハンター殿。
貴殿に与えられた指命は、イャンガルルガの狩猟だ。
本件は極秘事項であることを忘れるな。
貴殿が失敗しても、わたくしは一切関知しない。成功を祈る。
  • 何やら秘密めいた様子でバルバレの集会所にやってきたネコートさんに、最初に依頼されるクエスト。
    内容は闘技場での上位イャンガルルガ狩猟。
    前回のエピソードクエストの例から何かとんでもない縛りが課せられるのかと警戒したハンターも多いが、
    この時点では特にこれといった制約はないため、安心して挑戦しよう。
    ガルルガが苦手な方はモドリ玉を持ち込んだり下調べや下準備をしっかりしてから向かおう。
    • ネコートさんによるとこのクエストで戦うイャンガルルガは、
      周辺地域で暴れて大きな被害を出していたところを発見されたあと闘技場に誘導され、
      どうにか闘技場の中に封じ込めることに成功したとのこと。
      ところがあまりにも狂暴すぎて誰も手出しができず、だからと言って表沙汰にできる問題でもないため、
      ネコートさんが闘技場の管理人から極秘の依頼を受けた…という経緯があったようだ。
  • 戦闘中、ネコートさんは「ハンター殿。まさか、イャンガルルガ相手に、
    毒属性の武器を振るっているのではないだろうな?」と質問を投げかけてくる。
    知っての通りイャンガルルガには毒攻撃は通用しないので、そのことを忠告してくれているように聞こえるが、
    明確な説明は無く、その後は「……ふむ、そうか。ならば、なにも言うまい。」とだけ、
    こちらが「はい」とも「いいえ」とも答えたように取れる返事をするに留めている。
  • ネコートさんはこのクエストで、我らの団ハンターの勇気を見定めようとしていたという。

外伝:秘密指令~黒~

ネコート
今回、貴殿に与えられた使命はアカムトルムの討伐だ。
諸般の事情により、クエストの制限時間が短くなっている点に留意せよ。
貴殿の身に、なにが起きようとわたくしは一切関知せぬ。成功を祈る。
  • イャンガルルガを問題なく狩猟できた我らの団ハンターに、続いて紹介してくるクエスト。
    クエストの内容は溶岩島での覇竜アカムトルムの討伐である。
    しかし、今回は制限時間が短めに設定されており、たったの20分しかない。
    アカムトルム自身かなりの体力を誇るモンスターのため、なるべく迅速な行動を心掛けていきたいところ。
    • クエストの制限時間が短い理由としては、
      アカムトルムの出現が原因で、ある国が非常に危険な状態になっているためだと説明される。
      MHP2Gでもそうだが国がらみでの機密依頼まで引き受けるあたり、ネコートさんは本当に只者ではないようだ。
      • 一部では、この窮地に陥っている国というのはあの火の国のことではないかという指摘もある。
        というのも、MH4GのG級のとあるクエストに火の国からの依頼のものがあるのだが、その内容が、
        「少し前に別のモンスターの影響で大きな被害を受けた状態から立ち直ろうとしている時に、
        G級クラスの大型モンスターが束になって襲ってきたから助けてほしい」、といった旨だからである。
        この「別のモンスター」というのが覇竜のことなのではないかと考える人もいるが、
        嘗てその国を半壊に陥れたMH4G未登場のモンスターの存在も考えられ、
        故に名前の表明を伏せているのでは?という説もあり、結局の所詳細は不明である。
        ナナ・テスカトリとラオシャンロン亜種は未登場なのに名前は出てるし
  • 制限時間は短くなっているものの、G級装備をしたハンターならば一人でも十分時間内に討伐できるだろう。
    ただしまだ上位のハンターではややきついため、仲間を募って挑戦したほうが無難かもしれない。
  • 幸いあのクエストとは違い、アカムトルムは常時怒りでもなければ強化個体でもない。
    その点については安心しよう。
    制限時間のこともあってか、むしろ通常の上位クエストの個体と比べて体力は抑えられているようである。
  • なお、このクエストの途中でネコートさんはポッケ村ハンターの事について触れるのだが、
    肝心なところで話を切ってしまい、ポッケ村ハンターが健在なのかどうかがわからない
    この後、今回のエピソードクエストにおいてポッケ村ハンターの現状の話については全く出てこないので
    本当にどうなっているのかわからない。

外伝:秘密指令~白~

ネコート
正直、あまり気は進まぬが…、ウカムルバス討伐を頼みたい。
貴殿に与えられた時間は、極めて少ない。残り時間には十分に注意せよ。
貴殿が例え凍土の奥で朽ち果てようと、ギルドは一切関知しない。健闘を祈る。
  • 「極秘指令16010」の最後を飾るクエスト。
    気になる内容はというと、極圏での崩竜ウカムルバスの討伐である。
    今回は前回のアカムの時よりさらに制限時間が短くなっている。なんと、たったの15分しかないのだ。
    もちろんウカムルバスはアカムトルム以上に高い体力を誇るため、中途半端な火力では時間内に倒しきれない。
    万全を期すならオンライン集会所やローカル通信で仲間を募って挑んだ方がいいだろう。
    • ダメージソースの大きい乗り攻撃をしようにも極圏の段差は溶岩島以上に不安定で、
      動きにくいのはもちろん、転ばせようにもジャンプ攻撃を仕掛けるのもやりにくく、
      操虫棍以外の武器では上手くジャンプ攻撃が当てられない場合が多い。
      加えてこちらが手出しできない潜行突進も多用する傾向にあるので、
      ウカムの機嫌次第では十分な装備があっても時間がかかってしまう原因となる。
  • モンスターの目の前からスタートする極圏の仕様とクエスト開始時に挟まるメッセージがうまく噛みあっておらず、
    急いでホットドリンク等を飲もうとするとアイテム選択の操作がラグる。 
    というか操作可能になってもメッセージ欄がちょっと邪魔。
    村クエであればメッセージ表示中はポーズがかかるが、集会場仕様であるが故の不便だろうか。
  • なお、通常の集会所クエのウカムはダラ・アマデュラを討伐した次の緊急クエスト、
    つまりHR解放後にならないと戦う事ができないが、こちらのクエストはHR7で受注できる。
    HR解放前のハンターがたった15分しか時間がないこのクエストをクリアできるかどうかはともかくとして、
    どうしても先にウカム素材が欲しい場合は挑んでみてもいい。
    一応、体力に関しては通常の上位個体よりも少なめとなってはいるようだ。というかそうしてくれなければ時間切れ続出である。

報酬

  • こうしてウカムルバスの討伐を成し遂げると、
    晴れてネコートさんのお眼鏡に適い、ネコートさんからある事を頼まれる。
    クエストの最中にネコートさんはやたら『資格があるか見極める』等と大げさな事を言っていたが、
    その内容はイモートをオトモアイルーとして雇ってほしいというもの。
    一連の秘密指令はイモートを預けるに相応しいハンターかどうかを見極める手段も兼ねていたようだ。
    何故ネコートさんが受付嬢志願のイモートをオトモに送り出そうと思ったのか、
    そしてイモートの詳しいスペックはこちらのリンクを参照されたし。
    ちなみに並の野良オトモでは比較にならないぐらいに優秀と評判は上々。
  • 3番目の“秘密指令~白~”の報酬からは“ネコートチケット”というチケットが手に入り、
    これを4枚集めて加工担当に渡せば“ネコートさんのコート”というオトモ用胴防具が作れる。
    詳しくは後述。
    • ちなみにこのネコートチケット、山菜ジイさんに渡すと回復薬グレートと交換してもらえる。
      …チケットとアイテムの入手難度が全く噛み合っておらず、
      わざわざ交換する意味は薄いが。
  • なお、ウカムルバスはその後も幾多も極圏に現れるようで、3番目のクエストは何度でも受注可能。
    ネコートさんにも勧められているので、イモートを連れてこのクエストに挑むのも面白い。

ネコートさんのコート

  • ネコートさんが普段身に付けているコートを模して作られた、
    極寒のポッケ村でもポカポカなコート。
    そのままだと武器を持たせづらかったのか腕がコートの外に出ており、
    ネコートさんの着ている物とは若干見た目が異なる。
    なお、対応する武器や頭用防具・武器は存在しない。
    解説によると、この装備のオトモに認められることは狩人の名誉…だそうですわオトモハンターさま!
  • やや防御力に不安が残る防具だが、それをカバーするように体力+20の特殊効果を持ち、
    寒さが厳しいポッケ村の環境を反映するように氷耐性に優れている。
  • MHXでも続投。
    ポッケ村にてネコートさんの依頼をこなしていくことで作成出来るようになる。
    今作では、準最強クラスの防御力にトップクラスの氷耐性+6を持つ。
    氷耐性の高い頭防具と組み合わせて使おう。
    • 水耐性を除いて似ていると評がある猛ガムートネココートのほぼ上位互換である。
      メインモンスターの装備を食い気味とは、流石ネコートさん縁の装備と言った所か。
      素材となる端材が若干違うが、どちらも巨獣の猛端材を使うのは変わらない。
    更にMHXXではG級版の「ネコートさん厚コート」も登場。
    MHX同様、彼女の依頼をこなすことで作成可能。
    • ちなみに装備したオトモアイルーはネコートさんのように声が低くなるというギミックもある。
  • 防具の着彩設定にも対応。コートのクリーム色の部分がカラー変更に対応変更している。
    色をピンク色にすれば、ぽかぽかアイルー村での
    イモートの衣装っぽくもできる。

余談

  • 無事ネコートさんの指令を成し遂げた我らの団ハンター。
    しかし、どうにも彼女から完全に信頼されているとは言い難く、イモートを託す際にも
    「(イモートを)絶対に、危ない目にはあわせないと約束してもらうニャ!
    と言われたり、ウカムルバスの再戦の際にも
    「(「ニャ」を付けた事を指摘されて)その事は速やかに忘れ去り、二度と思い出してはならぬ。
    口外すればどうなるか……分かるな?
    などと脅されてしまっていたりする。職権濫用だコレ!
    しかしまぁ、ポッケ村やアイルー村の英雄と比べて温度差がある気がするのは何故だろうか?
    ポッケ村のハンター「だって、私たちは長い付き合いですもの。」
  • 一見するとただの番号のようにしか見えない「16010」だが、語呂合わせとして読んでみると…
    「イ(1)」「ム(6)」「オー(0)」「ト(10)」
    ...そういうことだったのだろう。
  • イャンガルルガはMHPにおける隠しモンスター、アカムトルムはMHP2のラスボス、
    そしてウカムルバスはMHP2Gのラスボスを務めていたモンスターである。
    そして、アカムトルムとウカムルバスはMHP3においても裏ボスを務めている。
    これらの点を考えると、このクエストはもしかしたら「Pシリーズの集大成」を意識して作られたのかもしれない。

関連項目

システム/エピソードクエスト
シリーズ/モンスターハンターポータブル 2nd G
登場人物/ネコート
モンハン用語/Pシリーズ