狩人舞闘曲はMHP3に収録されている集会場上位クエストである。
武闘と舞踏をかけているのだろう。
概要
- 大連続狩猟クエストの1つで、狩猟対象モンスターはティガレックス、ギギネブラ、
そしてドボルベルクの三頭である。
この時点でもそれなりの難易度だが、酷いことにティガレックスとギギネブラは同時に相手をしなくてはならない。
逃げるにしてもここは闘技場なので、ベースキャンプに逃げようにも、
数に限りのあるモドリ玉しか術はない。
人によっては四面楚歌よりもはるかに難しいのだとか。
- 前半戦のティガ&ネブラの戦いがかなり苦しい戦いである。
MHP3は同士討ちダメージが低めに設定されている為、こちらからどんどん駒を動かさないと何も始まらない。
ティガレックスは攻撃力こそ高いが攻撃そのものは直線的尚且つやや単純な攻撃を行う。
それに対してギギネブラは純粋な攻撃力こそ低いものの広範囲のバインドボイスを放ち、
それに加えてありとあらゆる毒攻撃でハンターを苦しめる。
この場合、同時に相手するにあたって厄介なのは(プレイヤーにもよるが)ギギネブラの方である。
そのためギギネブラをとっとと倒してティガレックスとの戦闘に備える方がいいだろう。
さもなくば、双方の連続攻撃による気絶とギギネブラの猛毒が同時に襲い掛かかり、
肉体が悲鳴を上げることになる。
- そしてラストにドボルベルクが待ち構える。
ここでのポイントはいかにして大回転攻撃を阻止できるか。
これはドボルベルクの単体狩猟クエストでも重要といえばそうだが、
これは大連続狩猟クエストであり、前半戦のティガ&ネブラでかなり時間を消費することになるので、
大回転攻撃を阻止することは、このクエストクリアにおいて必須事項と言ってもおかしくはないだろう。
- この類のクエストの共通の悩みはそれぞれの狩猟対象モンスターの弱点がバラバラであることか。
火属性はネブラとドボルに効くがティガには点で効果がない。
龍属性はティガとネブラにやや効くがこんどはドボルにたいして効果がない。
そしてそれ以外の属性はギギネブラに対して意味をなさない。
そのため、選択肢は必然的に無属性武器か毒属性武器に絞られるが、
ギギネブラには毒属性は効果が薄いため、
無属性、あるいは自分の苦手なモンスターの弱点属性、何なら火属性で攻めてもいい。- 火属性はティガに対して効果はないが、ドボルとネブラに対しての効果覿面。
前半戦の二匹同時の状況を厄介なギギネブラを先に片づけて危機を切り抜けることにおいては強い。
勿論何度も言うようにティガレックスにはホントに無力なので、
W属性速射のような極端に属性の力を頼るのはかえって失敗につながる。
- 火属性はティガに対して効果はないが、ドボルとネブラに対しての効果覿面。
- ちなみに、このクエストの報酬では、レア素材の轟竜のアギトが5%、尾槌竜の仙骨が3%の確率で手に入るが、
前者は確定報酬で入手できるクエストがあるうえ、
後者に関してももっと稼ぎやすいクエストがあるのであまりうまみはない。
- このクエでは闘技場で珍しく小型モンスターが現れる。
ギギネブラが卵を産み、ギィギが出現する。これが意外と面倒くさい。
他に闘技場で小型が現れるクエはチャレンジクエストの毒狗竜、狗竜討伐の2つのみである。- ただ、次回作であるMH3Gでは古代鮫を除き、小型が一切現れなくなった。
ギギネブラは闘技大会やイベントクエスト「究極のフルコース」で出現するが、
闘技大会では毒爆弾しか産み落とさなくなり、イべクエでは卵は背中に乗せるが
何故かギィギが一向に出現しない。この違いは何だ?個体差か?
他には「同族嫌悪」に出現するドスフロギィがフロギィを呼ばなくなり、
MH3の時にジャギィを呼んでいたクルペッコは何も呼ばなくなっている。
しかし「ミュージカル~彩鳥の舞~」の依頼内容が矛盾している。
- ただ、次回作であるMH3Gでは古代鮫を除き、小型が一切現れなくなった。
余談
- こんなクエストの背景にいったい何があったんだと少なからず首を傾げただろう。
依頼人は孤高の作曲家で、依頼内容は以下の通り。
馬鹿にされたというかナメられたというか怒りを通り越して呆れた方もいらしゃるのではないか?ギギネブラの不可思議な鳴き声、ティガレックスの壮大な咆哮、ドボルベルクの熱いビート…!
どれもが素晴らしい…私の音楽を完成させるのに必要な音色だ!さぁ、存分に奏でてくれたまえ!
- この文章から推測するに、モンスターの鳴き声を参考にして何かしらかの曲をつくるようだが、
動物の鳴き声を使う(もしくは真似する)音楽と、見当がつかない。
生物の鳴き声が響く楽器もあるにはあるのだがあくまで楽器をつくるのではなく
曲をつくることと考えると謎は深まる。
- あくまで「再現」程度のレベルだったら別にいいがよりにもよってなぜ
ティガレックスの咆哮を採用するのかも謎である。
まともに聞けば鼓膜が簡単に破壊されるほどの異常な咆哮もとい攻撃を再現とはいえなぜ使用するのか?
- ちなみにこの依頼人である自称孤高の作曲家はリノプロスの足音には人を刺激する効果があるから
曲に取り入れたいということでリノプロス(とブルファンゴ)20匹の討伐も依頼している。
また、集会所上位では凍土でのアグナコトル亜種の狩猟も依頼している。
前者は小型モンスターのみを相手にするという内容で、
後者も普通のフィールドでの単体狩猟なのでまだ許せるが、
こちらは強豪モンスター三頭の狩猟と言うだけあってなにか納得いかない。