MH4(G)およびMHXに登場するクエスト。
MH4(G)では高難度クエストに分類される。
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 獲得PT | 条件 |
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MH4(G) | 集会所 上位★7 | 狩猟クエスト | 遺跡平原 | メイン:25200z サブ:2400z | 2600z | 1560HRP | 受注・参加: HR7~ |
MHX | 集会所★7 | 狩猟クエスト | 火山 | 21000z | 2100z | 受注HR7~ 参加HR4~ |
概要
MH4(G)
- 分類は★7の高難度クエストに分類されるが、その相手は
MH2系列作品で最強生物の名に違わずハンター達を蹴散らしたラージャンと、
MH3系列作品で最恐生物の名に恥じずハンター達に拭いきれないほどのトラウマを植え付けたイビルジョー。
その2頭を遺跡平原で同時に狩猟するというのだから、
実際は高難度どころの騒ぎじゃない超難度クエスト。
- ラージャンは圧倒的な攻撃力とスピードに加えて、
振り向きながらのデンプシーやかめはめ波気光ブレス、拘束攻撃などの厄介な新モーションが追加。
怒り時には前足を赤く変色・硬化させて更に強力な一撃を放ってくる。
一方のイビルジョーは並外れた攻撃力の高さとタフネスを持ち、
怒り時は広範囲をブレスで薙ぎ払い、疲労時は強酸性の涎といただきます拘束攻撃でハンター達を屠ってくる。
そしてどちらも古龍に匹敵する超危険生物。
- フィールドが闘技場ではないので、分断できるだけマシではあるが、
やはりというかこの2頭、移動エリアが頻繁に被る。
そのため、ラージャンと殴り合っていたら背後から岩が飛んできたり、
イビルジョーと飛び付くか喰い付かれるかの死闘を繰り広げていたら気光ブレスが飛んできたり、
挙句の果てに(悪)夢のダブルデンプシーを拝むことが出来たりする。
- どちらも拘束攻撃を持っているため、こやし玉は絶対に持ち込みたい。
それが無理ならキッチンスキルの「ネコのすり抜け上手」は発動させていきたい。
そしてなるべくならよほどの腕と装備があるか、マルチプレイができない事情があるか、2頭の熱烈なファンかでもない限り、
ソロで行くのは絶対に避けたほうが良い。
間違えても「過去作品で嫌ほど相手してきたから余裕」なんて考えで行くと、
あっという間に殴り飛ばされ、喰い殺される。
分断の役割も持つため、ジョーに頻繁に拘束される場合や長期戦が予想される場合は
調合分まで持っていくことも考えた方がいい場合すらある。
- 攻略に当たっては、まず何よりも2頭を(長い間)合流させないことである。
上述の悪夢を生で拝みたいのであればいざ知らず、真面目にクリアを狙う場合
ラージャンとイビルジョーの分断は最重要事項と言って差し支えない。
また、合流の可能性を最小限まで抑えなければならない関係上、
分断後は比較的体力が低いラージャンを集中攻撃してさっさと倒してしまうのがセオリー。
相応の腕を持つプレイヤーが集えば、3乙以内でラージャンを沈めるのはさほど難しく無いだろう。
残るイビルジョーは高い体力値と腐食やられ攻撃を誇る難敵だが、
こやし玉と忍耐の種を大量投入し、然るべきタイミングで回復を行えば勝てない相手ではない。
いずれにしても、アイテムを惜しまず全力で挑むこと、そして何より死なないことが肝要である。
- 武器に関しては、何ひとつ弱点が被っていないという特性を考えて
無属性、毒属性、爆破属性のいずれかを担ぐと良いかもしれない。
特に爆破属性はイビルジョーに対して抜群の威力を発揮するのでオススメである
(一回の爆発が大タル爆弾G並みの威力)。
他にも防御力が明らかに低い場合は回避性能や根性を付ける、
耐性が不安な場合はネコ飯で雷や龍の耐性を上げておくなど、まずは生存第一で臨みたいところ。 - また、ラージャン用に氷属性武器で挑むのも良いだろう。
ラージャンには勿論、イビルジョーにも雷程ではないにしろ肉質が柔らかいためオススメ。
- と、このように凄まじい内容であるこのクエストであるが、
実はHRP稼ぎに非常に向いているクエスト…というもう1つの側面もある。
まず、2頭クエストということでそれぞれのHPは低め。合流される前に片方を捕獲できてしまうことも。
更に、合流しやすいという特性上、捕獲後即もう片方との戦闘に挑めることがある。
そうなれば、手慣れたハンター4人であれば5分未満でのクリアも決して不可能ではない。
更に更に、なんとこのクエストのHRPは1560。
ハイリスクハイリターンとはまさにこのことであろう。
- ちなみにサブターゲットの内容はイビルジョーの尻尾切断である。
MHX・MHXX
- 今回は狩猟の舞台が火山に変更された。
クーラードリンクを持っていかないと非戦闘時にも体力がガンガン減っていくので要注意。
- それ以外はMH4(G)の時とあまり変わりはないが、
今回はサブターゲットが設定されていないため途中帰還が不可能。
嫌でも2頭ともきっちり狩猟しなければならなくなっている。
- ちなみに続くMHXXでもG級ラージャンとイビルジョーの同時狩猟クエスト「感動の生まれる瞬間」が存在する。
龍識船にいるタンジアの大会受付嬢から「私を感動させて欲しいから」という意味不明な理由で依頼される。
しかも今度こそ舞台が逃げ場のない闘技場であるが、今回は分断柵が使用可能でサブタゲも乗り攻撃の2回成功と
前回よりはその環境は幾分か楽になっている…と言えるかも知れない。
余談
- このクエストでは、疲労したイビルジョーが、
此方を視認していない状態で且つラージャンが同エリアにいる場合、
なんとラージャンに襲い掛かるという恐るべき光景が繰り広げられる。
そして先にラージャンを討伐してしまうと、その死体にも平然と喰らいつく。
見るのはかなり難しいが、あのラージャンに対して躊躇なく捕食を試みる様は圧巻の一言。
尤も、これはイビルジョーのAIに起因するシステム周りの結果であり、
MHXではラージャン側もイビルジョーを文字通り破壊せんとばかりに猛攻するようになった。
- 上記の関連は不明だが、両者が合流した際の戦闘BGMは
如何なる状況下でも黄金の鬣ではなく健啖の悪魔が優先される。
しかし、この現象はMHXXまでとなっており新大陸にてまたもや共演(イビルジョー側は特殊個体)する機会が実現したのだが、
今度は如何なる状況下でも健啖の悪魔ではなく黄金の鬣が優先される。
- このクエストの依頼人は、あの怪しげなギャンブラー。
依頼内容によると、彼の賭け仲間が、
「恐暴竜と金獅子の相手をして生き残るハンターなんている訳がない。」
と言ったので、つい全財産を賭けてしまったとのこと。
「負けたら俺はすっぽんぽんだ、誰か、頼んだぜ、チクショー!」と言い放っているが、
いくらなんでもやりすぎだろう、と突っ込むハンターが多数。
それ以前にハンターがモンスターに負けたらどう責任を取ってくれるのだろうか…。
また、ラージャンとイビルジョーは遺跡平原に居るには居るのだが、
周囲に壊滅的な被害を与えたりはしていない模様。
それをギャンブルのターゲットにされて狩られてしまうとは…。
「チクショー!」と叫びたいのは彼らの方なのかもしれない。- 一応、ギルドがこんな依頼を受理した理由としては
その場にいるだけで危険なモンスターが2頭もいるということで
何かあってからでは遅いと判断したからではと思われる。
これに限らず、このギャンブラーの賭け事の対象となる状況は
いずれも近隣地方にとって、非常に危険な状況でもあることを考えると
ギルドはこのギャンブラー自身を一種の情報源と扱っているのかもしれない。
- 一応、ギルドがこんな依頼を受理した理由としては
- 勿論…と言えばそれまでではあるが、やはりこのクエストのインパクトは強かった模様であり
このクエストの存在が公開された際には多くのハンターが悲鳴を上げることとなった。
一方で、「闘技場じゃない事に0.00000001mg位の安らぎを感じた」などの後ろ向きな前向きな意見も見受けられた。
気休めにもならないけどな!
- しかし、プレイヤーの間では今後これをさらに上回るクエストが来るだろうと予感する者も多かった。
そう、激昂した金獅子と極限の飢餓に陥った恐暴竜の共演、否、狂演を、である。
明らかに過去にやらかしたことがあるせいだろうが、
それをさらに確信させたのは激昂個体と怒り喰らう個体のどちらもがMH4で確認されていることであった。
そんなこんなでプレイヤーたちの間ではイベントクエスト配信に期待が高まっていたが…。- …そして、2014年3月24日、あの海賊がついにやらかしてくれたのであった。
闘技場で激昂したラージャンと怒り喰らうイビルジョーを同時に相手取らねばならないという
上記の安らぎをも打ち砕くかのようなイベントクエストが配信されたのである。- さらに時は流れて2016年6月3日。
今度はMHXにて、上記の船長と同じ位厄介事を持ち込むのが得意なあの王女による、
これに便乗を真似したかのような激昂ラーと飢餓ジョーの同時狩猟クエストが配信される事が発覚した。
が、今回は場所が遺跡平原であるため、飢餓ジョーをこやし玉で分断できるという、
王女のささやか過ぎるなお情けがかけられている。
- さらに時は流れて2016年6月3日。
- …そして、2014年3月24日、あの海賊がついにやらかしてくれたのであった。
- MH4Gではイビルジョーがギルドクエストに出現するようになったため、
狩猟地は未知の樹海になるもののG級でもこのクエストの組み合わせが再現できる。
まあ最終的には極限状態になるので難易度は比較にならないが。