MHP2およびMHP2Gに存在する上位の討伐クエストの一つ。
他のクエストには無い異彩を放つクエストである。
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 獲得PT | 条件 |
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MHP2 MHP2G | 集会所上位★8 | 討伐クエスト | 決戦場 | 9000z | 750z | 1700GP | 受注:HR6~ 参加:HR5~ |
概要
- 内容は、古龍種であるキリンを決戦場で2頭同時に相手にするという物。
MHP2(G)における古龍の同時討伐はこのクエストだけである。しかもキリンであるため撃退はできない。
フィールドが決戦場であるため、クーラードリンクも必要になる。
- やはり最も厄介な点はキリンが2頭という事である。
両方に気付かれると、収拾がつかなくなる可能性もある。
セオリーとしては、ターゲットを絞り確実に攻撃を当て、速攻で片方を倒す事。
2頭いる分体力は少ないので1頭ずつなら大したことは無い。
問題はその1頭目との交戦中に2頭目が乱入してきた時である。
無数に降り注ぐ雷の中、素早く動き回る2頭のモンスターを相手にするのはなかなか厳しい。
合流前に倒すのが最善だが、もし気付かれても弱っている方への攻撃を止めず素早く倒すのが良い。- なお、始まった瞬間地図でみて左上の方にダッシュして待ちかまえていると、
こちらに気づくのは一頭だけと言う小ネタがあると言えばある。
ただし、エリア端ギリギリで戦わないと序盤のうちに気付かれてしまうこともあり、
エリア端にとどまって戦うのも少し難しいなど、こちらの方法も少々リスクがある。
- なお、始まった瞬間地図でみて左上の方にダッシュして待ちかまえていると、
- MHP2GではG級武器でゴリ押しでもどうにかなるが、MHP2では相当難易度の高い危険なクエストだった。
なお、MHP2Gでの地獄クエストである双獅激天は、
これの大闘技場かつ激昂ラージャンと言うとしっくり来るかもしれない
(最後の招待状と違い同時スタンバイ、ランクと同じ装備だとごり押しでもどうにもならないなど)。
余談
- このクエストタイトル「夢幻泡影」の正しい読みは『むげんほうよう』。
実態を持たない空虚な存在や人生の儚さを喩えた四字熟語である。
「むげんほうえい」と読む場合もあり、一部は「ほうえい」で変換しなければこの熟語が出ないこともあるが、
「むげんほうよう」の方がより一般的な読みである。
国語のテストに出てもおかしくないので、この際だから覚えてしまおう。- 「幻獣」とも呼ばれるキリンを言い表すには最適な表現の一つとも言えるが、
近年では他にこの表現が似合うモンスターが登場したためか、
キリン自体やそれに関するクエストなどに対して「夢幻泡影」を用いるケースは少なくなっている。
- 「幻獣」とも呼ばれるキリンを言い表すには最適な表現の一つとも言えるが、
- このクエストで流れるBGMは、ミラボレアスのテーマ「舞い降りる伝説」。
MHP2Gではせめてこのクエだけでもキリンのテーマ「塔に現る幻」を流して欲しかったというハンターは多い。
まぁ確かに塔が舞台のクエストではないし、ちゃんと塔でキリンと戦うクエストもあるのだが…。
- 壁際でキリン1頭を優先して倒すと、怪奇現象が見られることがある。
もう1頭と戦っている時にふと遺体の方を見ると、壁伝いに宙に浮いている……というもの。
どうやら死後も続くタテガミの動きで死体が僅かずつ移動することが原因らしく、
同様の事象はゴゴモアなどでも確認されたことがある。
このクエストの場合、中央の溶岩内でキリンが倒れないよう配慮が必要なこともあり、
壁際でキリンを倒し、この現象を見掛けたハンターもいることだろう。
討伐後というのもありその姿はさながら昇天しているようである。
類似クエスト
- MHGとMHPではかつて「熱風と落雷」というこのクエストの前身となるクエストがあった。
クエストの内容などは「夢幻泡影」と全く同じであるが、
G級キリン討伐クエがこの「熱風と落雷」しかなかったため、
キリンのG級装備を作ろうとした当時のハンターの心を幾度となくへし折った。
しかしMHPではごく一部の例外を除き、二体クエストのモンスターの能力はせいぜいハードクラス程度と非常に弱い。
その弱さはG級装備が揃えば二頭同時に相手しても余裕が出来るほどで、ハードクラス武具でも充分戦える。
そのため、MHPに関してはやろうと思えばハード級装備から変えるに変えられなかった状況を
一気に当時超優秀であったキリンS装備を作ることで脱却するという強引なルートもとることが出来る。- MHG、MHPではイベントクエストの配信が終了しているため、
事実上G級キリンのクエストに挑むことはできなくなっている。
金冠クラスの大物は熱風と落雷のみに登場するため、その取得もできない。
- MHG、MHPではイベントクエストの配信が終了しているため、
- MH4Gでも12月26日にイベクエ「電撃の交差する白き稲妻!!」が配信された。
やはり同時狩猟なだけ難易度は高めでターゲットカメラは使い物にならない。
それにただ一匹を攻撃すればいいと言う訳ではなく一匹がダウンした時に攻撃していると
いきなり後ろからもう一匹が攻撃してくる事がある。
ただあの時の様な強化個体+最大金冠の鬼畜クエストよりはまだ難易度は低め。
- MHXXでは2017年9月15日にイベクエ「USJ・幻惑なる2頭の輪舞曲」が配信された。
塔の秘境で防具・護石無しでキリン二頭を討伐する、キリン二頭クエ初の裸クエストである。
流石に攻撃力は裸クエ相応に抑えられており、登場するキリンも下位個体なので上位やG級武器でゴリ押せるため、
とかく面倒な下位キリンの角集めに使えたこともあり、それなりに人気は出ていた。
ただこれは上位以上の武器を装備した時の話で、
クエスト解禁時期相応の下位武器で挑んだ場合は相応の難易度になる程度に調整されている。
- MHFにおいても2016年10月のG級キリン配信開始に伴うゲーム内イベントにて、
決戦場でのキリン2頭同時イベントクエストが限定配信された。
クエスト名も「夢幻操雷」であり、「夢幻泡影」を意識したネーミングとみられる。
内容も通常G級クエストより二回り大きい特異個体キリン2頭が確定で配置されているなど、
「熱風と落雷」などの伝統的なキリン2頭クエストとの類似点が散見される。- とは言うものの、元々剛種キリンが決戦場に登場していたこともあってか、異なる点も多い。
フィールドは炎角竜と同時実装された「溶岩が流れていない」仕様のもので、
移動可能な範囲が広くなり、溶岩内でキリンが倒れる懸念も幾分解消されている。- もっとも実際は片方を未発覚状態にして分断する手法は健在であり、
一方を討伐するまではエリアを広く使えない点は夢幻泡影と似た要素である。
- もっとも実際は片方を未発覚状態にして分断する手法は健在であり、
- 言うまでもない事だが、ひとたび双方に発覚してしまうと難易度は激変。
特異個体キリンはエリア内の全ハンターを距離に関係なく無差別に攻撃する攻撃技を有している。
さらにG級キリンは中遠距離のハンターをピンポイントで狙い撃つ放電攻撃も持つ。
分断していようがしていなかろうがこれらのピンポイント攻撃から始まる怒涛の追撃により
壁に追い込まれ、G級追加要素であるケルビステップに付属する雷などでハメ殺しされる場合も。
非G級ではいずれもナンバリングに近い仕様であり、この仕様のキリンは夢幻操雷が初である。- また、4人PTでクエストを達成した場合はスキル「激運」の効果が発動する。
- とは言うものの、元々剛種キリンが決戦場に登場していたこともあってか、異なる点も多い。
- MHSTでも、ストーリークリア後に赴けるとあるダンジョンで、キリン2頭と戦闘する場がある。
全モンスター中最速の素早さを誇り、常時2回行動するというキリンの特性上非常に難易度が高く、
同ダンジョンにおける中盤最大の山場の1つとなっている。- ただ、クリアすると「古龍種の目覚め」を確定で1個入手することができる。
貴重なアイテムなので、ある程度の腕前があるならば、これを目当てに連戦するというのもありかもしれない。
- ただ、クリアすると「古龍種の目覚め」を確定で1個入手することができる。
関連項目
モンスター/キリン
フィールド/決戦場
クエスト/かくもめでたきキリンかな - キリンの通常種と亜種の同時狩猟クエスト。しかしその難易度は…