システム/シジル

Last-modified: 2023-05-31 (水) 17:51:16

MHF-Gで新たに登場した特殊な装飾品のこと。
一般的な意味合いの「シジル」は"魔術で用いられる記号や紋章、図形"を指す*1
辿異シジル」についても当記事で記す。

目次

概要

  • 飛空船技術の発達により、メゼポルタの人々は新たな文化や文明との接点を持つようになる。
    そんななか、たまたま訪れた村に暮らす部族たちの協力により、
    特殊な印や模様を用いたとある技術が持ち込まれる。
    その部族では、呪い(まじない)に似た技術として活用されており、
    メゼポルタの人々もこれらの文化と触れるうち、これをお守りや魔除けとして用いるようになった。
    やがてそれは武具工房の装飾品技術と混ざり合い、
    ハンターが使用する武器に新たな力を宿す方法を見出した。
    それが"シジル"である。
  • シジルはG級で入手可能な特定の武器に焼き付けることで効果を発揮する、特殊な装飾品である。
    MHF-Z現在では、G級武器G級技巧武器遷悠武器祈歌武器
    辿異武器G級&辿異進化武器に対応している

    ひとつのシジルで最大3つの特殊効果を発動、狩人珠と同じようにそれ単体で効果を発揮する。
    つまり狩人珠同様、「発動するスキルが最高10まで」という制限に対しての一つの答えである。
    • ちなみに同じくG級カテゴリの武器である烈種武器と始種武器は、
      「武器自体に単体発動するスキルを1つ備える」ことでこの制限に対する解としており、
      遷悠武器と辿異武器は、烈種武器とG級武器双方の特性を併せ持つより汎用性を高めたものとなっている。
  • シジルはG級昇級後、「親方ネコ」に頼むと作成が可能になる。
    原則的にG級モンスターの素材1つをベースとして、そこに他の素材を加えることで作成できる。
    なお遷悠武器はHR5から生産できるが、シジル焼き付けの解禁はG級に昇級してからとなる。
  • 焼き付け(装着)や回収といったシステム面では装飾品と同じ。
    親方ネコか装備ボックスから、上記したシジル対応武器にのみ行える。
    焼き付けたシジルはマイセットに登録することもできる。
    通常のG級武器は2個、Lv30以上のG級武器は3個まで焼き付け可能である。
    遷悠武器は武器スロットの分(武器によって異なるが、G級最大強化でいずれも3になる)、
    辿異武器も遷悠武器同様に武器スロットの分(こちらは生産時点で3個焼き付け可能)、
    進化武器はG級派生したLv1の時点で3スロットが開放され、焼き付け可能となる。
  • シジルにはレシピがあり、各モンスター毎にベースとなる素材のレアリティによって、
    3種類のレシピが存在する。
    例えばポカラドンの場合、ポカラドンのコモン素材をベースとする「ポカラレシピA」、
    準レア・部位破壊限定素材をベースとする「ポカラレシピB」、そしてG級希少素材を使う
    「ポカラレシピ★」の3つである。
    • ただし例外として、優玉レシピ、なぞのレシピ、
      レア度レシピのような大型モンスターを指定しないレシピも存在する。
  • 作成の手順として、まずレシピを選択しキーとなる素材を1つ選ぶ。
    その後、ゲージが100%に満たなかった場合、さらに素材を注ぎ込んで100%にしていく必要がある。
    ゲージを100%にして、決定するとシジルが生産される。
    ゲージを100%にするために注ぎ込む素材だが、基本的には自由。
    余ったG級素材でもいいし、非G級素材や採取素材(こちらはG級以降に限る)でも良い。
    ただし、ゼニーで購入可能なアイテムを素材にすることは出来ない。
    さらに1個当たりのゲージ増加量は素材によって異なり、G級以外の素材は効果が非常に低い。
    • レシピによっては「相性が良い素材」が設定されていることがある。
      例えば上のポカラレシピBの場合、ベースと同じポカラドンの素材や、
      同ランクの共通素材である「優玉」を注ぎ込むとゲージがたまりやすい。
      • なお、シャンテレシピBの場合、シャンティエンの本来のポジションが故か、
        相性の良い素材がGR4の共通素材「壮玉」ではなくGR7の「絶玉」となっている。
        モンスターの登場ランクと、相性の良い素材のランクが違うのはG5現在このシャンテレシピBのみである。
    • ちなみに作成にはGzが必要となるが、300~700Gzと安価なのでさほど問題はないだろう。
  • 発現する特殊効果は、原則として完全ランダムである。
    では上記のレシピの違いは何かというと、「発現しやすい効果」にある。
    レシピごとに「発現しやすい効果」が存在しており、
    シジル生産時に選んだレシピの発現しやすい効果が発現するかの抽選を行う。
    後述する例外を除き、レシピに存在する発現しやすい効果は100%の確率では設定されておらず、
    それらが選ばれなかった場合、他の効果も含めた、全ての中からランダムで抽選し、
    最終的にシジルの効果が確定するという仕組みになっている。
    そのため、ある程度だが発現させたい効果を狙って生産に挑戦することができるようになっている。
    • 一応素材レア度が高いシジルレシピでは効果発現率が高く設定されていることもあるが、
      だからと言って必ず望みの効果が発動する訳ではない。
      そのため、発現しやすい効果が高確率で発現するとも限らない。
      レシピを選ぶ際は自分が持っている素材と相談して行おう。
      また、中には「予測不可能」、つまり本当の意味で完全ランダムなレシピも存在している。
  • 更に特殊効果の中には、パラメーターが設定されているものもある。
    これは数字が大きいほど高い効果を得られるが、マイナスの数値になってしまうこともある。
    当然ながらこのパラメーターの増減も、ランダムである。
    (これもレシピによって増減幅がある程度決められているが、上述のとおり発現しやすい効果が発現せず、
    ランダム抽選で増減幅以上の効果が引き出されることもある)
    • ただしマイナス数値についてはMHF-G3以降出現率が低下する調整が行われており、
      同アップデート以後の追加シジルレシピには、
      マイナス効果が「発現しやすい効果」になっているものはない。
  • ちなみに至天征伐戦の討伐報酬素材を用いて作るシジルと、
    きんぴか小判Gで交換可能な「親方ネコの特別シジルG」については、
    「発現しやすい効果」の出現率合計が100%になっているため、
    記載されている効果以外の特殊効果は絶対に出ない
    また、これらの効果はマイナス値を持つものがないため、マイナスの値が出ることもない。
    ちなみにレア度固定シジルは、発現する特殊効果が100%確定している。
  • シジルが生産可能になるG級への昇格と同時に、シジル専用の「シジルボックス」が解禁される。
    シジルを入手した際に既存のアイテムボックスが圧迫されるということはないため、
    良質のシジルを求めるために安心して大量生産が可能である。
    また、MHF-G5でシジルボックスのページ数が3ページに拡張され、更に大量生産ができるようになった。
    ちなみにシジルは捨てることはできないが、売却は可能。
    • シジルそのものを売却すると、追加素材に使用可能なアイテム
      「シジル補助券」を売却したシジルのレア度と同じ値だけ入手することができる。
      レア度3のシジルを売却した場合、「シジル補助券」は3枚手に入る。
      性能も期待できず、持て余している余分なシジルのリサイクル方法として活用したい。
  • ちなみに、シジルは生産した時点でその性能が確定する
    つまり、武器に焼き付ける前に予めどの効果を持つシジルを使うか厳選できるので安心してほしい。
  • 上でも少し触れたが、シジルにはレア度ステータスが存在する。
    レア度は発動スキルとその数値、及び発動したスキルの数で決定されるようであるが、
    当然レア度が高いシジル=強力という保証は一切ない。
    例えば、超速射追加を始めとしたレア系効果や、
    限界突破した攻撃力補正、会心率、属性値の効果を有するシジルはレア度が非常に高くなる傾向にあるが、
    そこに仮に会心率や攻撃力のマイナスが付いていても、レア度自体はかなり高くなる。
    現状で存在しうるもっとも高いレア度はレア11の「宣誓のシジル」である。

ピックアップ

  • 人気の高い、あるいはユニークなシジルの一部をピックアップする。

攻撃力補正・○○特効

  • 数値分武器倍率が加算、或いは減算される。
    ○○特効は、特定のモンスター・季節・曜日・時間帯(サーバー内時間)に応じて
    武器倍率が加算、或いは減算される。
    例:飛竜種特効なら飛竜種モンスターが同一エリアに居た場合攻撃力が増減する*2
    日曜日特効ならサーバー内時間(つまり現実時間)が日曜日なら攻撃力が増減する。
    単に「攻撃力補正」となっているものは無条件で増減するが、上限は低めになっている。
    地味な強化だが、プラス値が多くなればなるほど強力。
    強敵相手には上限の高い古龍種・飛竜種特効が昔からよく用いられていた。
    攻撃力補正は元々あまり高い数値が出るレシピが無かったのだが、
    至天レシピや始種の素材レシピで高い水準のものが出やすくなったため、こちらも人気が高い。
    曜日特効や時間帯特効は他の特効系シジルと比べて使いづらいが、
    リアルの事情で特定の曜日や時間帯にしかプレイできないハンターにとっては、
    攻撃力補正よりも簡単に高い数値のものが発現しやすいという性質上、大きな助けとなるだろう。

属性値

  • 数値分属性値が増減する。
    数値分と書いたが、武器ステータスに表示されている属性値は実際の数値の10倍なので、
    当然属性値シジルで上昇する属性値も、表示上は10倍になる(属性値+5であれば50増加する)。
    数を積み上げれば、いわゆるW属性強化を遥かに上回る属性値強化も夢ではない。
    特に武器自体の属性値が低めであることを前提に設定されている複属性の場合、
    単純に加算されるこのシジルの効果で大幅に強化することが出来る。
    なお直接目にすることはできないが、ボウガンの属性弾の威力も強化される。

会心率

  • 数値分会心率が増減する。
    例えば会心率+5だと、武器の会心率が5%増加する。
    武器自体の会心率が増加するため、マイナス会心の武器をプラスに持っていったり
    プラス会心武器の性能を更に上げたりという運用が可能。
    かつては一番人気の効果であったが、
    防具環境の充実で会心率100%を狙いやすくなったMHF-G6以降は人気が一時低下した。
    ただしMHF-Z以降は「防具のみで会心率100%」という構成が難しく
    (これはそれ以上の火力ブーストが可能になった結果である)なり、
    会心率強化でさらなる火力ブーストを行いたい場合の選択肢として需要が復活している。

スタン値・状態異常値

  • パラメータは無く、純粋にスタン値や状態異常値が1.1倍される。
    他のスタン値・状態異常値強化系スキルと重複するため極めて強力だが、
    シジルで複数発動していても1個分の効果しかない。

報酬上手・経験上手

  • クエスト報酬金のゼニー、もしくはジーゼニー、GRPが増減する。
    報酬上手は1.1X倍となっており、パラメータによってXの部分が決まる。
    経験上手は1.0X倍、かつGSRPには適用されないので、必然的に報酬上手の方が人気が高い。
    ただしG級逆襲クエストで金策が容易になった現在では人気に陰りがある。

狩人魂・入魂のススメ

  • それぞれ単体で発動するユニークな効果。
    狩人魂は狩人珠強化に必要となるPP(パーティーポイント)の入手量を、
    通常の1.5倍に増加してくれる。
    入魂のススメは入魂祭時に、1クエストにつき入魂数が1増える、というもの。
    どちらも効果重複はしない。
    前者はそこそこ発現するが後者は全然発現してくれないので根気が必要だろう。
    狩人魂シジルは武器の性質上、G級技巧武器との相性が非常に良い。

ダウジング

  • レアな採取アイテムの入手率が数値分上昇する。
    厳密な計算式は不明だが、レア採取素材を集める際には心強い。
    ただし入手素材を一定確率で置き換える「なぞの光る欠片」には適用されない。
    MHF-G1ではG級採取素材の大半がこのなぞの光る欠片と同一仕様だったため、
    G級ではあまり活かせない効果であるとされていた。
    現在では大半のG級採取素材に効果があるが、
    入手確率の高い素材(露草など)はかえって入手しづらくなるので注意。

雑食

  • 調理用の食材を回復アイテムとして食べられるようになる。効果は一律で20回復。
    スキル「薬仙人」の影響は受けないが、拾い食いによるスタミナ回復は有効。
    回復手段としては心許ないのだが、1枠で99個も持ち込めるので超長期戦を想定するならば有効。
    ある事情によってパローネ大航祭では重宝されていた。詳細はブタせんべいの記事を参照。

リーチ強化

  • G級武器のリーチが1段階強化されるシジル。複数焼き付けるとその分更に伸びる。
    特殊リーチAの武器には効果がなく、
    既に最大リーチになっている極長武器は、オーラが出るだけで延長効果は発動しない。
    焼き付けた武器は抜刀時に青色のオーラが発生し、
    オーラで延長された部分にも通常と同じ当たり判定が発生する。
    MHF-G3にて、片手剣用の「蒼輝剣」、ランス用の「蒼輝槍」が実装。
    MHF-G6では、さらに大剣用の「蒼輝大剣」、太刀用の「蒼輝太刀」が追加され、
    MHF-G7では双剣用の「蒼輝双剣」とハンマー用の「蒼輝鎚」が追加され、
    リーチ設定と特殊リーチ武器が存在する全ての武器種にリーチUPシジルが登場したことになる。
    MHF-Zまではペナルティとして武器倍率が1/14減ってしまい、
    高攻撃力武器である程大きく響いてしまうものであったが、
    2018年2月アップデートで仕様が改められ、武器倍率-25の固定値となり恩恵を受けやすくなった。
    なお、同効果のシジルを複数焼き付けてもペナルティ発生は1つ分のみである。
    • ちなみに、オーラの形状は武器種毎に固定で、オーラの色は全て蒼色である。
      そのため、一部武器とは武器とオーラの形状が合わない、
      オーラの色と武器の色が合わないと言った理由で嫌い、使わない人も極一部だが見られる。
      一方、装飾用として極長武器にリーチ強化を焼き付けている人もいる。
    • なお、攻撃力減算の仕様変更後は逆に低攻撃力武器ほど影響が大きくなった訳だが、
      それに該当するのは低レベル段階のG級武器程度であるためほぼ問題はない。

速射追加・超速射追加・排熱噴射追加

  • ライトボウガン・ヘビィボウガンに有効なシジル。
    速射と超速射追加はライトボウガンに速射と超速射を、
    排熱噴射追加はヘビィボウガンに排熱噴射機構を追加する。
    超速射と排熱噴射は剛種系武器の特権であったが、遂にG級武器でも搭載ができるようになった。
    ただし剛種系(烈種)武器との差別化として、超速射は弾に応じた、排熱は20%の威力ダウンが発生する
    超速射の威力ダウンは通常弾が0.9倍、貫通弾が0.75倍、散弾と属性弾が0.7倍、徹甲榴弾が0.8倍となっている。
    超速射と排熱弾はペナルティが重いため、これをメインに据えるのは厳しいものがある。
    速射の方は特にこれといったペナルティはない。
    速射の対応弾種はシャンテ★レシピのみ物理弾、それ以外は属性弾も含めた中からランダムで決定される。
    超速射の対応弾種はMHF-Z現在、通常弾LV2・貫通弾LV1・散弾LV1・火炎弾・氷結弾・水冷弾。
    発現しやすいレシピには「超速 ○○弾」と記載されている。

無属片手強化、無属弓強化

  • 無属性の片手剣と弓を強化するシジル。
    強化条件は通常属性・状態異常属性のいずれも付与されていないこと。
    剣晶やビンで属性を付けてしまうと無効化される。
    なお片手剣と弓では強化幅が若干異なる模様。
    詳しくはこちらを参照のこと。

モーション変化

  • 今のところ、片手剣、ランス、弓、ライトボウガンに存在する。
    それぞれの一部モーション自体が変化し、パワーアップする。
    ライトボウガンに関してはモーション自体が変化するわけではないが、
    特定アクションの入力猶予が伸びるという強化が発生する。

モーション強化

  • 現状ではマグネットスパイク以外の近接武器全てに存在し、
    記載されたモーションの威力が向上する。
    どのモーションが対象になるか、は速射系シジルと同じ仕組みで決定される。
    上昇幅は物によって異なるが、1.3~1.4倍になっているものも。
    GGから、威力は上昇しないが何らかの要素が強化されるタイプも追加された。
    G6では昇龍弓のシジルが、G9では穿龍棍用の「EXゲージ」シジルが、
    G10ではスラッシュアックスF用の「爆発気絶」シジルが追加された。
    • 「EXゲージ」シジルは、天ノ型と嵐ノ型にあるEXゲージの増加量が上昇するが、
      地ノ型コンボゲージの増加量は増えない

レア度変更

  • G級武器にはレア度設定が存在しないが、これを旧来のレア度1~12に変更する。
    ペナルティとして攻撃力や属性値、状態異常値が大幅に減少してしまう。
    ただし斬れ味ゲージはそのままであり、砲撃Lvなども下がらない。
    なおこのシジルのみ、ランダム発現でなくレシピに対応したものが確定で発現する。
    このシジルが実装された当時は「SR」が存在していたため、
    メリットとしてG級武器でHC適正レア度ボーナスを得られ、
    SR上げに必要なポイントを獲得しやすいことが挙げられていた。
    現在ではこのメリットはほぼ意味がない。
    MHF-Z現在では、旧来レア度が設定されている辿異武器のレア度を調整してレア度制限クエストに持ち込んだり、
    捕獲クエストなどで物凄く弱い武器を使いたい場合に用いられる。

砲撃変化・旋律変化・曲射変化

  • ガンランスの砲撃、狩猟笛の旋律・弓の曲射タイプを変化させる。
    狩猟笛に関しては音符1つずつに対して変化シジルが存在するため、
    赤旋律の無い狩猟笛に赤旋律を付与させたり、旋律の位置を入れ替えるという芸当も可能。
    砲撃変化は、使うスタイルや武器の特性と砲撃タイプが噛み合っていない場合に使える。
    長い斬れ味ゲージを活かせる地ノ型で使いたいので、竜撃砲が強い放射型に変えるといったことが可能。
    とはいえこれだけでシジル枠を1つ使ってしまうのは少々もったいないので、
    砲撃強化との同時発動を狙いたいところ。

砲撃強化

  • ガンランスの砲撃レベルを1上昇させる
    このシジルは3個まで効果が重複するため、これを使用すると従来の砲撃レベルの限界であるLv6を超えて、
    砲撃Lv7・Lv8・Lv9」を使用することができるようになる。*3
    地ノ型、無属性嵐ノ型用のガンランスを作成する場合に極めて有効なシジルと言えるだろう。
    運が良ければ1つのシジルに2つ3つ付く事もあるので、G級ガンサーはダブル・トリプル砲撃強化シジルを求めて
    イナガミナナ・テスカトリディアブロス亜種を狩り続けるのである。
    ただし天廊武器と始種武器、そして辿異武器はシジル無しで砲撃Lv7以上にすることができる他、
    G級・遷悠武器の中にも、Lv7以上の砲撃レベルを素で有するものがある。

弾変化

  • ボウガン限定のシジル。文字通り特定の弾の効果が変化する。
    このタイプの効果を持つシジルはMHF-G9.1現在、拡散弾【大爆発】と散弾【打撃弾】の2つ。
    拡散弾【大爆発】の効果は、極低確率で大爆発を起こすようになるというもの。
    …なのだが、蓋を開けてみると着弾時に光を放つエフェクトが発生。
    その後画面全体を覆う広範囲の巨大爆発を起こすという大爆発には(いい意味で)程遠い代物だった。
    天廊第1区の爆発トラップの爆風が広範囲化し
    ラヴィエンテの熱風のようなエフェクトになったと言えばわかりやすいか。
    あまりにも巨大すぎるためガンナーが陣取る距離まで余裕で爆発が及び、
    爆風を受けると上空に打ち上げられてしまう。
    これはガンランスの爆竜轟砲、大タル爆弾G3ですら成せなかったことであり、
    爆竜轟砲を超えるロマンであるのは間違いない。
    が、その巨大爆発発生率は極めて低く、LV1~3拡散弾を調合分持ち込んでも、
    1回起こるか起こらないか程度という程。発生確率もロマンであった。
    G9.1では散弾【打撃弾】が追加された。
    これは進化弓の打撃ビンのように散弾が打撃属性を持つ…という生ぬるいものではなく、
    打撃弾という全く異なる弾に変えてしまう斜め上を行く効果であった。
    一応説明文には「打撃弾に変化します」と書いていたが、本当に打撃弾なる弾が存在しているとは思われず、
    ただ打撃属性を帯びた散弾になると見られていたために驚きを隠せないハンターは少なくない。
    打撃弾は貫通弾に似た性質を持つが、ブレやすく飛距離、クリティカル距離は短く、
    ヒット数も各レベルのヒット数-1になっており、かつ打撃弾という弾丸扱いという、
    しっかりとした弾扱いになっているため散弾強化スキルは乗らない
    ただし剛弾に打撃弾強化の効果が含まれている(2016/2/24アップデートで追加)ので、
    運用するならば剛弾を発動させるといい。
    比較的近接した距離での立ち回り、打撃肉質でダメージを通すと有利と言える場面で運用すると効果的だろう。
    とりわけラヴィエンテ猛狂期戦ではライトボウガン単独でもスタンを起こせるメリットを活かすことができる。

抜刀強化

  • 抜刀攻撃を強化するシジル。
    MHF-Z現在、ランスと太刀に実装されている。
    抜刀攻撃であれば対象となるため、ランスの抜刀中段突き・上段突きの両方や、
    太刀の納刀状態からの気刃斬り、気刃放出斬りにも適用される。

抜刀時移動速度UP

  • 抜刀時の移動速度を上げるシジル。
    スキル「纏雷」から同効果を抜き出した形となる。
    なお纏雷とは重複しないが、片手剣技【剣聖】、ハンマーの溜め移動術シジルなどの効果とは重複する。
    移動速度強化は纏雷効果より若干低めになっているが、全武器種で概ね1.2倍程度の増加となっている。
    追いかけっこによるタイムロスを削減する、という観点での火力強化に結びつく効果であり、
    抜刀ダッシュや纏雷スキルとは状況、距離等に応じて差別化、共存は十分可能である。
    移動速度を強化することで、攻撃の回避をより行いやすくするというメリットも有り、
    特にダッシュ自体ができない環境での、機動力UPとして用いた場合に実感しやすい。
    ただしそれ故か、発現するレシピが帝征龍幻獣G級祖龍と強敵ばかりであるのが難点である。

武器種強化

  • 厳密には片手剣強化、大剣強化などの名称となるシジル。
    主にULクエストにて入手できる場合がある「秘刻印」で生産できるもので、
    各武器種の「攻撃力補正」「属性値」「会心率」が同時に発動する。
    例えば片手剣強化+10だった場合は、片手剣に焼き付けた場合に限るが、
    「攻撃力補正+10」「属性値+10」「会心率+10」が同時に発動するというものである。
    ただしこのシジルは同名効果が重複されないため、例えば片手剣強化+5と+10のシジルを焼いた場合、
    効果が適用されるのは片手剣強化+15ではなく、効果の高い+10のみである。

辿異シジル

  • MHF-ZZアップデートで登場した新カテゴリのシジル。
    GR200以降レシピ及び生産メニューが解禁される。
    「辿異」の名の通り、辿異種の素材を使って生産するが、
    厳密には「脅異の印章」という素材をキーに、辿異素材を充填してゲージをMAXにし生産するという流れである。
    • 通常のシジルと違い、ゲージをMAXにするための素材源となるモンスターはレシピ毎に決まっている。
      例えば[辿]攻撃力の場合、辿異種ドラギュロスと辿異種ヒュジキキの素材がその対象となる。
  • 従来のシジルと決定的に違う点は3つあり、
    • 焼き付けただけでは一切の効果を発揮しない
    • 辿異スキルが備わる武器にしか焼き付けられない
    • 1武器に1個しか焼き付けられない
    点が挙げられる。
    なお自由な取り外しやマイセットの登録については実装時から取り入れられている。
  • まず一番最初の項については、
    シジルの効果を引き出すためにはクエストで「使う」必要がある。
    このシジルを焼いた武器を持ってクエストに赴くと、ネームプレートが発光しており、
    更にアイテム欄にシジルアイコンが表示され、これをアイテム使用と同様に使うことで、
    一定時間シジルに内蔵された効果が発揮されるという仕組みである。
    似たような形式のシステムとして超越秘儀があるが、
    あちらと違い抜刀中にも効果を発動させることができる
    使用モーションはけむり玉などと同じく地面に何かを叩きつけるもので、
    モンスターが少しの隙を見せた際などにも手早く使うことができる。
    また使用したときにはアイテム使用とは見做されないため、猛進スキルが切れることはない。
    使用後は一定のクールタイムが設けられており、その間は再使用ができない。
    なお対・辿異種用という触れ込みだが、実際は全てのクエストで使用できる
    もちろんシジル装備不可のクエストではこの限りではないが。
  • 二番目及び三番目の項については、
    これが辿異武器と辿異進化武器にのみ搭載可能な要素であることを示している。
    両武器の装飾品スロットアイコンに1つだけ赤色のものがあり、
    辿異シジルを焼き付けるとそこが埋まり、他の辿異シジルの焼き付けはできなくなる。
    通常のシジルや装飾品を空きスロットに埋めることは可能だが、
    それで全スロットを使い果たすと辿異シジルは焼けなくなる。
    • なお、「辿異スキルが備わる武器」とは公式における書き方であり、
      これだと天封印を焼き付けた天廊武器も該当するようにも思えるが、
      そもそもシジルスロットが無い天廊武器には辿異シジルも焼き付け不可能である。
  • シジルの効果は自分自身にのみ影響を齎すものと、
    発動時に発生するドーム状のエフェクト内にいる味方全員に効果を齎すものに大別されており、
    前者は効果名に[辿]、後者は効果名に[範]の符丁が付く。
    効果については数字で表されているが、通常のシジルと違い、+○の数字がそのまま適用されるわけではない。
    • [辿]の効果は対辿異種戦で重要となる耐性値の強化(及び属性やられの解除)や、
      効果時間中移動速度が上昇するといったユニークなものもある。
    • [範]の効果は攻撃力や会心率などスタンダードなものもあるが、
      有効範囲内の全員に効果が付与されることを考えるとその影響は決して軽視できるものではない。
      ただしこちらはドーム内に居ないと効果が発揮されないため使いどころを選ぶ。
    • なお、状態異常、スタン値は既存のシジル効果とは重複しない。
  • 後でも述べるが効果時間は12秒が最短で、良い効果が出ても30秒近くが関の山となっている。
    再使用のクールタイムも、最長約6分で良い効果が出ても2~3分は待たないといけない。
    このため、この「使用に関する制約」のみが大まかに分かっていた実装初期は、
    「使う価値が無い」という評価が多く挙がっていたが、
    後にその制約の代価としてハンターへの影響は通常のシジルを大きく上回るものである事が判明し、
    その後は多くのプレイヤーが評価を改め、入手・生産に挑戦しているようである。
  • 2018年10月24日のアップデートより、誤って発動することを防止するためのロック機能が実装された。
    辿異シジルは実装後の反響によってモーションなどを変更する可能性があることが言及されていたが、
    これもその一環と思われる。
    デフォルトではOFFになっているが、オプションでONにすることによって、
    辿異シジルの効果を発動する前に「ロックを解除するボタン操作」を行わないと辿異シジルが使用できなくなる。

辿異シジルピックアップ

効果時間、再使用待機時間

  • [辿]のシジルの有効時間、及びクールタイムはこの2つの効果に依存しており、
    数字が大きいほど前者は有効時間が長く、後者はクールタイムが短くなる。
    具体的には、前者は基本12秒で、シジルの数字×2秒が追加時間となっており、
    後者は基本365秒で、そこからシジルの数字×15秒が減算される。
    [辿]のシジルはこの2つの効果が必ず発現し、更にもう1つの効果についてはレシピによって固定されるため、
    数字だけがランダム発現になっている。
    基本的には数字が大きければ大きいほど長く、早く発動できると解釈しておけばよい。
    ちなみに[範]にも効果時間とクールタイムがあるが、そちらは全て効果時間25秒、クールタイム120秒で固定。

[辿]攻撃力、[辿]属性値

  • どちらも元々通常シジルで存在する効果だが、時間限定故に効果が大幅に強化されている。
    前者は基礎上昇値30+シジルの数値×20であり、例えば[辿]攻撃力4の場合は増加量が30+20×4=110となる。
    攻撃力7や8であればその上昇値は30+20×7(8)=170~200と、《猛進強化》並みの倍率強化となる。
    ちなみに最大値は+15らしく(最大値で数値が赤くなる)、その場合は武器倍率+330になる。
    後者は基礎上昇値が1.3倍で、それにシジルの数値×0.1倍されていく。
    辿異シジルの特性上運が良くても30秒ほどしか期待できないがブースト要素としては申し分なく、
    特に人気の高い辿異シジルとなっている。
    なお[範]は自分以外にも効果があるためか、計算式が異なる。
    属性値は基礎値50+シジルの数値×50となっているようだ。

[辿]持続回復

  • 効果時間の間、体力が徐々に回復していく。
    これだけなら既存のシステムに類似効果があるが、従来それらが非適用だった、
    双剣の真(極)鬼人解放中でも体力回復効果を受けられるのが大きなポイントとなっている。
    回復量は一定であり、効果時間と再使用待機時間だけが変化する。

[辿]豪傑

  • 黒いオーラを纏い、その間モンスターからの攻撃を1回だけ無効化する。
    スキル「絶対防御態勢」と類似した効果で、あちらと違いペナルティはなく不退ノ構発動時でも有効化されるが、
    同スキルで起こった問題を考慮してか被弾時のリアクションは通常通り発生する
    そのため、1回だけ確実に機能する審判スキルのようなものとも言える。

[辿]〇耐性

  • 各耐性を大きく上昇させ、更に属性やられを解除する。
    耐性値は基礎値が+5で、そこにシジルの数値×5が加算されていく。
    その為、例えば[辿]火耐性+10だった場合は火耐性が+55増加する。

余談

  • かつてのシジルは取り外しが有料であり、
    既にシジルスロットが埋まっている武器へ新たなシジルを焼き付けるには、
    古いシジルを「上書き」するか、
    「シジル用触媒」という専用のアイテムを用いて取り外す必要があった。
    取り外し費用こそ非常に安価で、シジル用触媒も比較的簡単に入手できるものではあったが、
    この仕様が足を引っ張っていたためか、
    長らくシジルは装飾品のようなマイセット登録による着脱が不可能であった。
    • ちなみにMHFにおける装飾品が自由に着脱可能となったのはMHF-G5だが、
      ゼニーを払って外すというものなので、専用アイテムが必要だったわけではない。
    シジルの装着に際し「焼き付け」という装飾品とは異なる表現がなされるのも、
    (もちろん設定的な面もあるが)かつての名残と言える。
    現在の仕様になったのは2018年4月アップデートからである。
    • なお、MHF-G1時代ではそもそも取り外しというシステムすら無く
      上書きしか手段がなかった。
      しかし、シジルの使い回しをしたいという要望がその時期に多く寄せられたため、
      G2以降は取り外しシステムが用意された。
      上書きに比べて取り外しがやや手間になっていたのはこのためである。
    • ちなみに、課金武器やイベント武器のようなLv強化のないG級武器は、
      当初から触媒と費用無しで取り外しが可能であった。
      それでも親方ネコに頼まなければ取り外しはできず、マイセット登録もできなかったが。
    • 自由な着脱が可能となったため、今では上書きのシステムは無くなっている。
  • 基本的にシジルは大量生産・大量消費が前提のシステムになっている
    (MHF-G公式も「使い捨てという感じで使うことを想定している」と公言している)。
    G3以降は、どのシジルも数百Gzで生産可能で、G級素材も最低1つで済むことから、
    大量に作って厳選し、様々なG級武器に焼き付けては上書きするという運用が可能である。
    とは言え、やはり使いまわしをしたいという要望はG1時代に多く寄せられ、
    G2にて上記の取り外しシステムが用意された。
  • なおMHF-G感謝祭において、
    使いまわしをしたい(何故取り外し不可にしたのか)という要望が多くなった理由として、
    本来の想定では性能の高いシジルが比較的簡単に作れる予定であり、
    上書きで対応できるはずだったが実際には良い物があまり作れなかった」
    というバランス設定の問題であったことが明らかになっている。
    実際に、MHF-G3ではシジルの性能排出率と生産コストが見直され、
    安価でそれなりの性能のものが出やすくなった。
  • シジルは武器のパラメーターを直接弄ることが可能であり、
    しかもG級武器は現状、シジルで変化できるパラメーターの範囲内にほぼ全ての武器が収まっている*4ため、
    多少攻撃力や属性値、会心率が低くてもシジル次第では十分強力な性能にすることができる。
    従って、過去のMHFや他シリーズで見られた
    攻撃力が○○より10低いから産廃」「会心率が無いから微妙
    このG級武器が攻撃力が一番高いので他は一切作らなくてもいい」といった観点での評価は、
    現在のMHFでは殆ど行われなくなった。
  • とは言え、シジル自体ランダム要素の物であり、
    仮に良い物ができたとしてもシジルはG級武器をカスタマイズできるだけである。
    上述したような活路があるとは言え、G級の武器そのものの根本的な性能やスキルの効果と比べて、
    もたらす影響が小さいため、必須の物では無い補助的な存在と言える。
    また、狩人珠と違い、実装から長い間他のユーザーの装着シジルを見ることはできず
    (蒼輝剣やモーション変化シジルなど、一目で装着しているのが分かるものもある)、
    その間にハンターのインフレが進み、効率至上風潮が減退した事もあって、
    「この武器にはこのシジル」という必須スキル的な考えは存在しない。
  • 過去には、シジルで性能を引き上げていることが前提の募集が流れることがあったが、
    実効性の無さから即座に廃れることになった。
    現在ではシジルの性能が他者からも確認はできるが、無意味な指定という認識が一般的。
  • 天廊武器、始種武器はシジルを焼き付けることはできないが、
    前者は一般的な調整ではそれなりのシジルをつぎ込んだG級武器と同等以上の性能になり、
    後者はMHF-G8までの武器は始種防具との併用、G9.1の武器は素で上記のような性能を持つ。
    G級武器はそれらと比較し、シジルによる細やかなカスタマイズが可能なのが長所であり、
    必須の物では無いとはいえ、一切焼き付けずに運用するというのは勿体無い。
    ハンターナビでもそこそこのシジルを作成できる素材が手に入るので、
    まずはいくつか作ってみるとよいだろう。
    辿異武器は性能面で最終的には防具補正込みの始種武器と同等のものとなるため、
    シジルで更に性能を伸ばす、装飾品スロットとして使うなど考え方はハンター次第であるが、
    当武器はGR200から生産し、最終性能はGR800まで発現しないので、
    シジルを作ることの利点については特段失われていない。
  • ちなみに至天クエストと上級至天クエスト固有の報酬素材はシジル生産にのみ使えるアイテムとなっている。
    上述した性質から強力なものが出やすい(必ず出るわけではない)。
  • 実質、課金アイテムとしてのシジル生産券も存在する。
    ガチャに使う「きんぴか小判G」を生産券に変換するものと、
    ガチャの副産物として入手できる「フロンティアポイント」を生産券に変換するものである*5
    前者は、記載されている効果以外の特殊効果は出ないという性質があるため、
    お目当ての効果自体は発現しやすい。
    ただし発現する効果そのものは至天クエストのシジルに比べ、強力ではない
    (最高性能が至天レシピに比べ限定されている)他、きんぴか小判G自体の用途がガチャに限らず多いため、
    生産券にまで手が回しにくいという留意点がある。
    後者は至天クエストのシジルに近い性能が出る場合もあるが、
    記載されている効果以外の特殊効果は出ないという性質はなく、お目当ての効果が一切出ない場合もある。
  • 前者に関しては初出が至天征伐戦実装前だったこともあり当初物議を醸したが、
    その後通常生産シジルでも性能が良いものが発現しやすくなり、
    至天征伐戦実装によって性能面でも勝るものを作成しやすくなった。
    また当初は常駐されておらず、常駐されたのは征伐戦配信後だったため、
    課金シジル自体に対する批判は現在ではほぼ見られない。
    後者に関してはフロンティアポイント自体が貴重なものであることもあり、
    これも特に問題視はされていない。
  • 上述したようにシジル自体があくまで補填的な役割を果たすものであるため、
    上記の至天征伐戦の報酬で課金シジルを超える性能のシジルが作りやすいというのが判明しても、
    課金シジル購入者からこれといった批判は起きていない。
    また同様に、課金シジルの導入が必須という声も全く見られない。
  • 2017年7月5日の大型アップデートからは、
    自分だけでなく他のプレイヤーのシジル搭載状況を閲覧することが可能になっている。
    ただ、シジル自体が「副次的なもの」という価値観が完全に根付いている現在では、
    そもそものシジル生産が良くなったわけではない*6事や閲覧が装備を見るよりやや手間である事もあり、
    これによる価値観や指定の変化などは発生していない。
    なお2017年11月に至天レシピよりも強力なシジルが作れる可能性のある素材を得られる
    「上級至天クエスト」の実装が発表された当初は、そのシジルの焼き付けが常識となり、
    上級至天クエストのクリア(に必要な装備構成)が必須化するのでは、という懸念も一部では上がっていたが、
    こちらも結局は高い効果のものが出やすくなっただけで、根本的に変わった訳ではなく、
    加えてこの頃になると武器スロットをシジルに一切回さず、
    純粋に装飾品スロットとして用いるハンターも増えてきているため、
    そのような状況は特には発生していない。
  • 強いて言えば片手剣の「真空回転斬」シジルは片手剣を使うプレイヤーから必携のものとされているが、
    そもそも片手剣を限定した指定募集自体がこれなどに限定されており、
    それに加え更にシジル指定も、というところまで突き詰めた指定は、
    全くないとは言い切れないが他の要素よりも優先されているわけではない。
  • シジルのレシピはアップデートで新たなシジル特殊効果やレシピが随時追加されるので、
    可能性はまさに無限大と言える。
    もっとも、理想のシジルを追い求めるのはとても困難であることは言わずもがなであるが。
  • MHF-Z以降は新規G級モンスターの追加ペースが従来より大幅に鈍り、
    新たに追加されていく遷悠種と辿異種はシジルレシピがない。
    ただし、高難度クエストの報酬や、
    特殊なポジションのモンスターの素材を用いたシジルレシピ自体は追加されている。
    上級至天クエストは(パラメーター上では)最も優秀な効果が出る可能性が高いレシピが得られるが、
    新規の効果についてはこの限りではない。
    MHF-ZZでは久方ぶりに新規シジルが登場するが、その一部は既存シジルの延長線上の存在にすぎず、
    延長線上の存在でない「辿異シジル」は焼き付けるだけでは効果が発揮されない
    ということで通常のシジルとは大きく異なる存在となっている。

関連項目

武器/G級武器
システム/装飾品 - 遷悠武器・辿異武器はこのスロット枠と引き換えにシジルを焼き付けられる。
武器/天廊武器 - 天封印というシジルシステムを発展させたカスタマイズ要素を持つ武器群。


*1 ラテン語において、「印」の意であるsigillumから
*2 エリア内に居さえすれば良く、違う種のモンスターを攻撃しても効果は適用される。
*3 初期実装のG級武器に見られる最終強化でもLv5止まりのものはLv8が限界ということ。
*4 特典武器、2015年頃までの強化不要G級武器、通称準G級武器を除く
*5 こちらは理屈の上では課金アイテムなしでも入手できる可能性はある
*6 (至天レシピ含めて)高い効果が出るかは運次第である、という点が変わっていない