システム/ストーリークエスト

Last-modified: 2023-12-09 (土) 00:58:22

目次

概要

  • MHF-G3から実装されたシステム。
    メゼポルタ広場に新たに設けられた、「祈樹の泉」を主な舞台として、
    会話イベントを中心としたストーリーに沿ってクエストをこなしていく。
  • 類似のシステムとしては、シリーズクエストが存在するが、
    祈樹の泉」という専用フィールドを設けたことにより、
    キャラクターの動きやカメラアングルなど、ビジュアル面に富んでいるのが特徴。
    • シリーズクエストは100人近くのハンターが滞在している「メゼポルタ広場」内で行われるため、
      処理の関係上あまりキャラクターに無茶な動きをさせることができないという事情がある。
      ストーリークエストはこの難点を解消した形となっている。
      とは言っても、全てのストーリーが「祈樹の泉」内で解決するわけではなく、
      ラスタ酒場や武具工房にてストーリーが展開することも多い。
  • MHF-G時点では「歌が紡ぐ物語」の1本のみが実装された。
    主題となる全15章仕立ての「メインストーリー」、
    登場人物の描写補完等が行われる「サイドストーリー」に分類されている。
  • 各ストーリーは更に第○話という感じで細分化されており、1話をクリアすると2話が、
    その章の全ての話をクリアすると次の章へ、という感じで進めていくことになる。
    サイドストーリーは現時点では一章完結となっている。
    • クリアした話は再度見ることが可能。
      クエストの依頼等も同様に発生するが、後述するが報酬は2度発生しない
  • シリーズクエストとは異なり、報酬は原則として各章のラストに入手可能。
    ストーリーの内容によって、メインの報酬ではないが何らかのアイテムを受け取る展開もある。
    ただし、一度受け取った報酬は二度受け取ることはできない
  • ちなみにストーリーの対象モンスターは原則全て常時受けることができる
    (もちろんHR条件等満たしていることが前提だが)。
    ストーリーの流れでは、ランクや狩猟地・狩猟条件が限定されているようにも見えるが、
    黄色文字で条件を明記されない限りはモンスターさえ合っていればOK。
    • 例えば、「古龍種の珠(剛種からのみ入手可能な汎用素材)が欲しいので
      テオ・テスカトルを討伐してきて欲しい」という依頼の場合、
      一見剛種テオ・テスカトルの討伐が必要に聞こえるが、下位でも構わない。
  • また、ストーリー上一人でモンスターを討伐するような流れになっても、
    黄色文字で「一人で狩って来い」と言われない限りはPTを組んでも問題なく進行する。
    ただし、「一人で狩って来い」と言われたら、ソロで狩る必要がある。
    また、実際に剛種やG級、烈種が指定されることもある。

歌が紡ぐ物語

  • 放浪の末メゼポルタ広場に辿り着いた、歌を失った歌姫とその従者が中心となるストーリー。
    ストーリークエストと言えば基本的にはこの「歌が紡ぐ物語」を指す。
  • メインストーリーは全15章仕立てとなっている。
    初実装当初は3章までだったがアップデートのたびに追加されていった。
    • 追加されたストーリーには同じアップデートで追加されたモンスターが絡むので、
      初の狩猟をストーリークエストの進行として行うとしっくり来るイベントとなる。
    • 15章以降は長らく新章の追加はされていないが、
      G10にて『黄昏にたゆたう詠唱曲』という続編ポジションのイベントが開催された。
  • 第1章はHR制限は無いものの、第2章では秘伝書の取得、つまりHR5以上である必要がある*1
    第3章以降ではG級昇級が条件となっている。
  • また第4章以降はもちろん、サイドストーリーも第3章終了後の出来事が元になっているため
    必然的に第3章をクリアしていないと(G級にならないと)進めることはできない。
  • 第1章をクリアすることで、専用防具「イリークシリーズ」の生産素材を、
    第2章ではその強化素材、第3章ではG級武器「トラグシリーズ」の生産素材を1つだけ入手できる。
    第12章ではG級武器「セリスィシリーズ」の生産素材を1つ入手可能。
    また、第11章でイリークシリーズの生産素材、第4章・第13章でその強化素材、
    第5章・第7章・第10章でトラグシリーズの生産素材、
    第14章・15章でセリスィシリーズの生産素材を再度入手できる。
    言い換えれば防具は2セット分、
    武器はトラグシリーズが12武器種中4つ分
    セリスィシリーズは12武器種中3つしか作成できない
    現在ではこれらの武具の生産素材は歌姫狩衛戦でも入手可能となっているものの、
    それでも貴重な装備であることに変わりはないので、作製は慎重に検討したいところ。
    • なお第10章では穿龍棍「トラグ・イザーム」の生産に必要な素材も同時に手に入る。
    • また、ハンターナビにも対応しており、
      お題をクリアすることで武器と防具はもう1セット作成可能となる。
      本編で防具の強化用素材が1セット分多く貰えるのはこのためと思われる。
  • 第3章をクリアすることで、歌姫の歌が解禁される。
    詳細は上記リンクを参照のこと。
  • サイドストーリーの報酬は、歌姫の歌を聴くためのアイテムとなっている。
    労力に見合わないとして軽視されていたが、同アイテムはギルド貢献ポイント交換以外の入手手段が無く
    そのギルド貢献ポイントはパートナーシステムの実装によって
    重要性が大幅に増えたことから、それを節約するという意味でやるのも良いかもしれない。
    また、歌姫の好感度を上昇させるという効果があることも判明している(具体的な上昇値は不明)。
    かつてはほぼ週替りで別々のサイドストーリーが配信されていたが、
    現在は全てのサイドストーリーが常時配信されている。
  • MHF-GGで実装さた新武器種「穿龍棍」はこのストーリーの登場人物と深い関わりがある。
    そのため、2017年7月4日までは、課金系装備以外の穿龍棍の生産には第8章の依頼をクリアして、
    工房での生産を解禁する必要があった
    (第8章の途中で、最初の穿龍棍である「試作型穿龍棍」を入手可能)。
    また、第12章をクリアすると、レジェンドラスタのレイラが「コーレクラウフィー」を装備可能となり、
    MHF-G8以降は他のレジェンドラスタも12章クリアでメラギナスの烈種武器が解禁された。
    が、後者はG10.1からはアシストコースが有効、かつプレイヤーがG級に昇格していれば、
    無条件でメラギナスの烈種武器が装備可能となるようリファインされ、
    前者、後者共10周年記念アップデートではG級昇級で無条件解禁に変更された。
    更に歌姫の装備の内武器は、同じく歌姫関連コンテンツである歌姫狩衛戦・真説でも限定的とは言え入手可能。
    よって、現状このコンテンツをやるメリットは
    • 歌姫の歌の使用を解禁する(3章クリア)
    • 歌姫、(クロエ以外の)レジェンドラスタ、穿龍棍にまつわるバックストーリーを見る
    • 歌姫武具(トラグ、セリスィ、イリークシリーズ)の生産素材をイベント配信状況を問わず入手する
    の3点のみと言える。
    基本的には本筋に関わらない、純粋なサブコンテンツになったと言えるだろう。

あらすじ

第1章~第3章
メゼポルタ広場にある「祈樹の泉」には、歌を聴いたハンターに力を与えることができる、
不思議な力を持った「歌姫」が住んでいる。
しかし歌姫はある理由により歌うことを止めてしまっていた。
従者のネコたちは、そんな歌姫のことをひどく気にしているようであった。
彼女の美しい歌を取り戻すために、彼らの力になってあげられないだろうか?
第4章~第6章
美しい歌姫の歌声を聴こうと、祈樹の泉には毎日多くの人が訪れるようになっていた。
人嫌いであった従者のネコたちも、少しずつメゼポルタの人々と打ち解け、
些細な誤解はあれど、上手くいっているように見えた。
しかしある日、かつてレジェンドラスタたちが苦戦したという
災厄を呼ぶとも言われている白き竜の出現が確認されたのだった。
第7章
かつて歌姫が慕っていた伝説のハンター「トキシ」。
彼が扱っていた武器は、それまで見たことの無いものであったことがフラウの口から明らかになる。
フラウや従者のネコ達と共にその武器の謎に迫るハンターであったが、
そんな中かつて絶滅したといわれていた黒い竜が潮島に姿を現す。
トキシの武器の謎は、どうやらそのモンスターが握っているようであった。
第8章
トキシが扱っていたその武器種の名は「穿龍棍」。
黒穿竜メラギナスを打ち倒すほどの力を持つその武器を、
メゼポルタにて普及させるための取り組みが始まる。
従者のネコ達の調査の結果、穿龍棍には「バモート鋼」という特殊な合金が必要不可欠であったのだが
それには近年発見された狩猟地に存在する鉱石と、
そこに生息する新種の鳥竜種の爪が必要であることが分かり・・・
第9章~第10章
調査の結果、先に討伐された黒穿竜メラギナスの個体の中に
烈種、しかも穿龍棍以外で傷つけられていないものが発見される。
穿龍棍はまだ普及が始まったばかりの武器種であり、烈種を単独で打ち倒せるほどの使い手であることから
従者のネコ達はトキシの存在を思い浮かべる。
そこでトキシがかつて愛用していたという穿龍棍を作成することになるのだが・・・
一方ギルドでは、メゼポルタにて穿龍棍を自在に扱うことができるハンターを探しており
その可能性を持つハンターに特別な依頼を持ちかけるのだった。
第11章
メゼポルタに渡来した穿龍棍使いのレイラ。
その極めて高い実力を見込まれレジェンドラスタとして活躍する彼女であるが、
素性は謎に包まれていた。
他のレジェンドラスタや従者のモービンは、
彼女こそが歌姫が幼少期に生き別れた妹ではないかと考え調査を始めるが…
第12章
チルカの勘違いにより無駄骨をおることになったハンターへナターシャがお詫びにと渡した尻尾飾りのお守り。
そのお守りを見たレイラの目が豹変する。
その尻尾飾りは、かつて歌姫とレイラの故郷を滅ぼし、
レイラが探し求めていた因縁の相手・古龍イナガミの素材で出来ていたのだ。
レイラは周囲が止めるのも聞かず、単身イナガミへ挑むが…
第13章
歌姫と和解し心を開いたと思われたレイラがまた問題を起こしているという。
なんと、他のハンターの獲物を横取りしているというのだ。
獲物を横取りされた他のレジェンドラスタ達は怒り心頭。ギルドにレイラの素行を訴えると言う。
そうなれば、レイラはメゼポルタを追放されかねない。
ハンターは、なぜレイラが獲物を横取りするのか探ることになるが…
第14章
フローラのパートニャーが、体温が急激に低下し強い眠気に襲われる謎の奇病に掛かってしまう。
その奇病は、アイルーが毒性の強いモンスターに傷つけられることにより稀に発症する
「モンスター毒ネココロリ」という、致死性の高い危険な病気であったのだ。
その強い感染力により、バッシとモービンもその病魔に侵され、意識不明の重体となってしまう。
このまま打つ手もなく、メゼポルタのアイルー達は全滅してしまうのか!?
第15章(終章)
ギルドの方針により、パートニャーの治療薬を常備することが決定した。
レジェンドラスタと共に治療薬の素材を集める中、ティアラの乗る大型探査船が墜落したとの報告が入る。
親しい友が傷ついたことに激しい怒りを見せるレイラ。
その墜落の原因は、ギルドマスターがメゼポルタに着任した際に目撃した黄金の風にあった。

登場人物

歌姫
本物語の重要人物。
ドンドルマにかつていた歌姫とは別人である。(ゲーム中では第4章にてそれを示唆する人物が現れる)
詳しくはこちらを参照のこと。
彼女の存在がストーリー全般に極めて大きく影響しているが、実際に顔を出すのは節目節目に限られる。
幼少期に生き別れた妹が居る。
古龍に2回も住んでいた場所を滅ぼされる、
という波乱万丈の生い立ちを持つ事が明らかになっている。
トッツィ
ストーリーモードで一番最初に出会う歌姫お付のアイルー。
基本的には彼との会話を主体にストーリーが進んでいく。
当初は、幾人ものハンターからまともに相手にされなかった反動で、
人間不信に陥っており、不遜な態度で接してくる。
しかし、依頼を唯一真剣に取り合ってくれたプレイヤーハンターには心を開く。
実際は感情表現が豊かであり、いわゆる狂言回し的な役回りである。
また、何かと根に持つタイプらしい。第6章ではその一端がうかがえる。
  • ちなみに、歌姫復活の為の衣装の作成を依頼してくるのだが、この衣装の材料は神龍木。
    フル夜叉激運装備ですか!?フレに呼ばれますね!
    歌うことで狩人に恩恵をもたらすことの出来る歌姫にはピッタリの素材であろう。
  • ケオアルボルが登場する緊急迎撃戦クエストでは解説要員となっており、
    チャット機能を用いてプレイヤーにクエスト進行上の助言をしてくれる。
バッシ
ストーリーモード第2章で出会うお付アイルー。
博学であり、調合や素材の知識に長けている。眼鏡がチャームポイント。
プレイヤーハンターの実力を試し、実力を認めると、
歌姫の呪いを解くの為の妙薬の材料集めを依頼してくる。
  • 「ニュヒヒ」という独特の笑い方をする。トッツィ曰く「気味の悪い笑い方」。
    なお、全く同じイントネーションで泣く。
  • 博学ではあるが、人の心や絆という存在について理解できず思い悩む一幕も。
    また、危機管理の意識についても乏しく、ある人物からそれを教えられることに。
モービン
ストーリーモード第3章で出会うお付アイルー。常にパイプを咥えている。
歌姫の呪いを解くためのキーパーソンともいえるアイルー。
歌姫の呪いの正体を探るため、世界各地を旅してきた。
その甲斐があって、モービンはトキシと呪いに関する真実にたどり着いた。
彼のたどり着いた真実と挑戦が歌姫達の止まった時を再び動かすことになる。
トッツィが猫なのに鳥肌が立つほどのキザな性格であり、女好き。
歌姫が歌を失ってしまった原因を突き止め、歌姫を復活させることの出来る
「龍を鎮める儀式」に必要な3つの素材集めを依頼してくる。
  • ストーリーを進めることで、儀式に必要な素材は集まったものの、
    彼らとハンターのこの行為は、とある古龍の怒りを買ってしまい、
    メゼポルタに危機を招いてしまう。
  • サイドストーリーではとあるレジェンドラスタとの意外な関わりが明らかになる。
トキシ
ストーリーモード中に名前が出るハンター。物語開始時は失踪したとされたが、実は既に故人である。
歌姫やレジェンドラスタ達と極めて深い関わりを持っており、
彼の行動や言葉が与えた影響は大きかったようで、本物語の最重要人物と言える。
レジェンドラスタも彼に影響を受け、尊敬の念を抱く者も多い。
歌姫やレジェンドラスタ曰く「雰囲気や考え方がハンター(プレイヤー)と似ている」とのこと。
ハンターとしての実力は少なくともレジェンドラスタをも唸らせるものだったようである。
横笛が得意で、深緑の喉骨、ねじれた黄金の欠片、黒い横隔膜を素材とした横笛を使っていた。
閃光箱という光る箱を持っていた。材料はラージャンの純金毛と晶竜の魅玻璃。燃料は烈火袋。
使用していた武器は、当時メゼポルタには存在していなかった
穿龍棍」のコーレクラウフィー
なお、彼の死因は明らかになっていないが、歌姫の歌を取り戻すため
(上記の「龍を鎮める儀式」を行うため)にアノルパティスの狩猟に向かい、そこで命を落としたようだ。
  • ちなみに彼には弟子が一人おり、
    メインストーリー第9章以降でこの人物について触れていくことになる。
    • また、その弟子によると来る時のためにトキシが残した装備は「イリークGX」一式だそうである。
      12章ではこの防具を着込んでイナガミを討伐する専用クエストがあるが、
      もちろん装飾品は一切詰め込まれていない。
      トキシが生きていた時代に、装飾品というものが無かった、
      あるいはあっても種類は少なく、防具から精錬して作り出す技術も無かったために、
      一切はめ込まれていなかったのかもしれない。
  • 余談だが、彼と歌姫の関係をモービンがバッシに説明するシーンで
    この映画のラストシーンやその台詞を使った派生作品を思い浮かべた人は少なくなかっただろう。
  • 動画の『交錯する想いが織りなす、新たな物語。』ではレスタたちに囲まれたトキシであろう人物が確認できる。
レジェンドラスタ
11人全員が何らかの形でストーリーに関わる。
また、ギネル・エドワード・フラウはトキシと面識があり、彼に何かしらの影響を受けているようである。
レイラについては歌姫、トキシ共に極めて重大な関わりがある。
パートナー
ハンターの相棒としてG3.1から雇用可能になったオトモだが、
後に意外な形でメインストーリーに登場することになる。
ちなみにパートナーが登場する章では、ある程度鍛えないとストーリーが進行しないので要注意。
ネタバレにつきクリックで展開
  • 第6章で彼(彼女)の人となりが明かされることになる。
  • それによると、プレイヤーに合う前もハンターとして活動しており、
    ある日「後学のため強い敵と戦ってみたい」という理由から覇竜の討伐クエストを受注する。
    • しかし、身の丈に合わない依頼だったらしくその迫力に完全に戦意喪失
      武器も防具もかなぐり捨ててドンドルマへと逃げ帰ってしまった。
      メタを除けば最初にホープシリーズおよびハンターナイフ装備だったのはこれが原因と思われる。
      • ちなみにこの時のパートナーの行動は性格によって変わる模様で、
        上の文は性格がおしとやかの時。
        性格によっては戦うものの、撫でられただけでKOされたりとやはり瞬殺されてしまう模様。
    • しかも、トッツィの話によればその際ギルドに正式にリタイアを申告していなかったようだ
      (アカムトルムのクエストを逃げ出したと言っているため)。
      この為、特にトッツィからの信頼を完全に失っており、
      第6章ではトッツィの信頼を取り戻すため様々なモンスターをパートナーとともに討伐することになる。
  • ちなみにアカムトルムの討伐クエストを依頼したのは他でもないトッツィである。
    なお、彼は元々外部からの来訪者で、
    当初はメゼポルタのギルドとハンターに不信感を抱いていたため、
    上記の依頼を行ったのはメゼポルタのハンターとギルドを信用するようになった
    第4章以降の話であると思われる。
    • なお、ここのトッツィは相当頭に来ているのか
      あるいは性格が悪いだけなのか反省させるためとの名目でとんでもない依頼を受けさせようとする。
      第3話ではオディバトラス討伐→バッシたちの取り計らいでG級イャンクック
      第4話ではシャンティエンディスフィロア二人で討伐させようとする→バッシたちの(ry)ポカラドン
      第5話では烈種ゼルレウスを討伐させようとする→バッ(ry)ミドガロン
      …と、もしバッシとモービンたちがいなければ間違いなく死んでいたようなクエストを受けさせようとする。
      というか、連れて行くプレイヤーも場合によっては死んでいるようなクエストばかりである。
      本人いわく反省させるためらしいのだが泣かせるためといいかけているため
      いやがらせ以外の何物でもない。
      依頼の名目のそもそもの理由がトッツィの腹の虫が収まらない事に起因する分なおさらである
      • 第4話でモービンが無茶を言ったトッツィに言い放った
        「お前こそ反省しろニャ!
        熾凍龍の、命息吹かぬ煉獄に遺る熾火で氷漬けにされてしまえニャ!」
        は、是非かつての運営に対して言い返したい台詞として、主にネ実内で人気のフレーズであった。
      • ちなみに「命息吹かぬ煉獄に遺る熾火」はディスフィロアのクエスト名である。
        また、このやりとりからディスフィロアはギルドのトップシークレットではないことをうかがわせる。
    • なお、最終的にはトッツィも信頼を取り戻し、試したことを謝罪する旨をハンターに託す。
レイラ
MHF-G5で追加された新たなレジェンドラスタで、
メインストーリー11章・12章の重要人物。
穿龍棍の達人であり、レジェンドラスタ達が言及していた「トキシの弟子」は彼女のこと。
トキシを「お師匠様」と呼び慕っていたようだ。
その腕前は相当なものであるようで、第7章にて討伐されたメラギナスの内1体
(この個体は烈種であることが判明している)は彼女一人の手によって討伐されたようだ。
ちなみにこの出来事がきっかけで穿龍棍の有用性が認められ、メゼポルタで普及が始まるため、
プレイヤーにとっては間接的にとは言え穿龍棍を手にするきっかけとなった人物であると言えるだろう。
過去に「家族」と何らかの理由で引き裂かれており、過去と決着をつけるためにメゼポルタに現れた。
ただしその過去は他人には触れてほしくないようで、詮索されると激昂する。
ネタバレにつきクリックで展開
  • その正体は、歌姫の妹である。
    彼女達の故郷は元来から雅翁龍イナガミの生息地であり、
    そこの住人達は古龍であるイナガミの力を利用しようとした*2が、
    共存に失敗しイナガミに滅ぼされてしまう。
    その際に歌姫とレイラは引き離され、歌姫は森のアイルー達に、
    レイラはトキシに拾われることとなる。
    二人は幼少期に離散したため、年月が経ってトキシが歌姫の下を訪れた際にも、
    レイラが歌姫の妹であることに気づいた者は居なかったようだ。
    家族を失ったレイラにとってはトキシだけが唯一の家族と呼べる存在であり、
    その家族であるトキシが死亡した間接的な原因が歌姫にある事を知っている。
    そのため歌姫に対しては良い感情は抱いていないどころか、
    憎んですらいるような発言もしている。
    ただしその感情は愛憎入り混じる複雑なものである模様。
  • そして全ての元凶であるイナガミが現れた事を知り単身挑むが敗れてしまう。
    トキシから穿龍棍の師事を受けたのも、
    全ては自らの手で元凶となったイナガミを討伐する為であり、
    一人では全く歯が立たなかった事で心が折れかける。
    だが過去にレイラと出会っていたギネルの説得もあり、
    師匠の装備をハンターに託し、イナガミの討伐をハンターに依頼する。
    全てが終わった後は歌姫に対するわだかまりも無くなったようだ。
    その後レジェンドラスタ達との対立も解消され、ティアラと仲が良くなったことがうかがえる。
  • 余談だが、彼女のサイドストーリも他のレジェンドラスタ同様、
    (歌姫の住まいである)祈樹の泉内で進行し、彼女自身も泉内に普通に登場する。
    上述したように彼女は歌姫が自身の姉であるという確証は持っておらず、
    また11章クリア後も、歌姫と会うという目的でなければ祈樹の泉に来てくれるようだ。
  • なお12章のクライマックスである「トキシの装備でイナガミ討伐」であるが、
    攻撃スキルが一切無いイリークGXシリーズと、
    烈種防具を使用していない上に、
    属性面でもイナガミに対して完全有利とは言いがたい
    烈種武器のコーレクラウフィーが支給される関係で、
    ストーリークエスト屈指の高難度を誇るクエストとなっている。
    幸い、イリークGXは防御力が高くやられてしまうことはそうそうない。
    なんなら元気のみなもとも使用できる。
    しかし火力に関してはとにかく不足しており、ソロでは時間がかかってしまう。
    出来ればPTを募って挑みたいところ。
    • 装備は貸出だが、カフの効果は持ち込むことが可能。
      カフだけで発動できるスキルは少ないものの、
      体術カフSA1、あるいはG鉄腕カフSC2×2ならば穿龍棍に有効な体術を発動可能だ。

余談

  • 現状ストーリークエストは歌姫とセットになっているため、実質歌姫専用コンテンツである。
    当初はMHF-GGにおいて歌姫とはまた別の人物に焦点を置いたストーリーが追加される予定とされていたが、
    穿龍棍の解禁の件もあり、基本的にストーリークエストのメインは歌姫であり、
    他の人物に焦点をおいたストーリーはサブコンテンツ(猟団部屋のレジェンドラスタ雇用に関わるものなど)
    ということになるようだ。
  • MHFはオンラインゲームということもあってコンシューマ作品と比べ、
    ゲーム内のストーリーは皆無に近い*3
    歌を紡ぐ物語はサブコンテンツとは言えMHFでは珍しいストーリー重視のコンテンツであり、
    メゼポルタの登場人物の関係性や、モンスター(特にMHF-G3以降の新モンスター)の
    バックボーンに触れることができるようになっている。
    • また、いわゆる「あるあるネタ」も散見される。
      例えば第7章ではレジェンドラスタのフラウが例のセンサーにやられてしまったり、
      サイドストーリーではキリンを柱の陰に追い詰めるというフレーズが出てくる。
  • 祈樹の泉では、通常プレイでは不可能なカメラアングルでハンターが表示されることがある。
    自慢の装備をスクリーンショットに収めたいときは便利かもしれない。
    言うまでもないことだがエロ装備だと…
  • ストーリークエストは最初に述べた通りビジュアル的な演出面をかなり重視しており、
    会話と会話の間にキャラクターのモーションやカメラアングルの切り替えが入ったり、
    それらが終わってから会話テロップが流れるようになっている。
    「ストーリー」であることや、原則として何週もするものではないため、
    この点そのものに問題があるわけでは無いのだが、
    一気にストーリーを進めようとした場合に、飛ばすことのできないこれらの要素が支障になる
    という声がある。
    • 特に第8章クリアで穿龍棍の生産解禁が行われるようになったMHF-GG以降、
      穿龍棍自体の人気の高さもあってこの点が指摘されることが多かった。
      また、MHF-Zの4月アップデートでは全武器種にてG級昇級直後に「極ノ型」が解禁されるようになったが、
      穿龍棍だけは昇級直後の解禁がこの点もあって不可能であり、
      MHF運営曰く問い合わせ・要望が多くなるだろうとの事で、2017年7月アップデートより、
      穿龍棍の取得条件が大きく緩和されることになった。
      また、このアップデートではストーリークエストのシステム上の懸案である、
      会話の長さを連打でスキップすることが可能になった。
  • MHF-G10では帝征龍グァンゾルムと歌姫が関わるイベント『黄昏にたゆたう詠唱曲』が事前告知され、
    「ストーリークエストを進めないとグァンゾルムと戦えないのでは」といった誤解が広まった。
    実際は上記ストーリーとは別個の新イベントである。

関連項目

登場人物/歌姫 - 登場するのはかつてドンドルマに居た歌姫とは別人である。
武器/穿龍棍 - トキシの愛用武器。この事実が判明するのは第7章である。
システム/歌姫狩衛戦 - メゼポルタの歌姫と密接に絡む定期開催コンテンツ。

報酬群

武器/歌姫武器 - 報酬素材で作成可能なG級武器。
武器/トラグ・メーネ - 作成可能なハンマー
武器/トラグ・ロアー - ヘビィボウガン
防具/イリークシリーズ - 報酬素材で作成可能な防具。G級防具への派生時に2種類の防具に派生可能。


*1 G9.1以前の旧HR制度では、秘伝書が取得可能となるランクの関係上HR300から、更にG7以前ではHR500以上であることが条件だった。
*2 歌姫の歌に宿る特殊な効果はそれによるものとのこと。
*3 これは元々ストーリー重視ではないMH2をベースとしていることもあるのだが。