システム/貫通力UP

ハンターのステータスを変動させる状態変化の一種。
初登場はMH3。

目次

概要

• ステータス強化系の状態変化であり、効果時間中はコクピットに緑色の剣のアイコンが表示される。
  攻撃力UPとは違うステータスのため、食事や怪力の種などと競合しないのが利点の一つ。

• その効果は、剣士の場合は斬れ味補正を、
  ガンナーの場合はクリティカル距離補正を強化するというもの。
  • MH3Gまではそもそもガンナーに対して効果が無く、
    MH4ではバグのためかボウガンの弾には補正強化がかからなかった。
  • MHRiseでも鬼人弾で付与できるがアイコンがなく説明もない。
    そのため「怪力の種と同じ攻撃力上昇量のはずなのに与えるダメージが違う」と混乱を生じていた。
    • これとは別に「斬れ味上昇値UP」という状態が登場した。鬼人弾の効果とは別扱いとなっており重複可能。
      貫通力UPは物理肉質のダメージ補正のみ増加するが、こちらは属性肉質も1.07倍に増加する。
    • ガンナーにも効果があるという噂があり、当記事にも一定期間記載があったが、誤りである。

• 主に鬼人弾に攻撃力UPの効果とともに付与されている他、ガンナーのみ剛刃研磨のスキルでも効果を得られる。
  以下に、貫通力UP効果を得る方法と強化倍率を作品ごとにまとめた。
  
  

  作品	剣士	ガンナー
  MH3	鬼人強化弾I :1.1倍 鬼人強化弾II :1.2倍	-
  MHP3・3G	鬼人弾:1.1倍	-
  MH4(G)		鬼人弾:1.7倍*1(弓のみ)
  MHX(X)		鬼人弾、剛刃研磨:1.75倍*2
  MHR(:S)	鬼人弾:1.1倍	-

  
  

知名度

• このように火力上昇に繋がる貴重なステータス強化であるが、とても影が薄い。
  この理由としては、ほとんどの作品で鬼人弾を撃ってもらわなければ見ることもない(=能動的に発動できない)ため、
  特にソロプレイで進めているプレイヤーからしてみれば
  縁もゆかりもないステータスだからである。
  ついでにアイコンも攻撃力UPの色違いであるため、そちらと混同されて
  発動しているのに認識すらされていないこともある。
  • MHXからは剛刃研磨のスキルによって単独でも発動が可能になったが、
    この効果を得るのはガンナーのみであるため、依然知名度は低い。

• そしてなんとMHWでは貫通力アップはシステムごとリストラされてしまった。
  鬼人弾は存在するが、攻撃力アップの効果しか得ることが出来なくなっている。
  え?影が薄すぎてこのページを開いて初めて知った?
  • この影響からなのかガンナーは砥石を使えなくなり、剛刃研磨も実質剣士専用スキルとなっている。
• MHRiseでは久しぶりに貫通力UPが復活し、再び強力な性能を存分に発揮出来るようになって帰って来た。
  鬼人弾の調合素材も「Lv1通常弾+怪力の種」とコストがかなり軽く、気軽に作れるようになったため、
  マルチプレイでは積極的に剣士装備のハンターに撃ち込みたい弾丸となった。

余談

• "貫通力"というワードが入っているが、スキルの貫通弾・貫通矢強化とは関係ない。
  猟虫の特殊効果にも「猟虫貫通力UP」なるものがあるが、そちらとも関係無い。

• 初登場であるMH3では説明書にてこのアイコンが紹介されているが、
  「武器の攻撃が通りやすくなる」とだけ書かれており、この効果を得る方法には一切触れていないので、
  「このアイコンはどうやったら表示されるのか」という疑問が掲示板などでちらほら見られた。

関連項目

システム/斬れ味
システム/クリティカル距離
アイテム/鬼人弾
スキル/研磨術 - ガンナー限定で効果が発揮
スキル/研磨術【鋭】 - 似た効果だがこちらは「斬れ味上昇値UP」という名前で剣士限定