システム/剣士

Last-modified: 2022-01-20 (木) 13:37:07

近接武器を装備しているハンターのことであり、ガンナーと対を成す存在。

概要

  • ガンナーと対を成すとは言うが、実際のところどのシリーズでも剣士の方が武器種数は多い。
    その剣士の中でも扱いが難しかったり初心者が触るだけなら容易だったりと色々あるが、
    なまじ武器種の数が多い分、ガンナーより剣士の方がモンハン初心者が使うのに適しているとはよく言われる。
    ガンナーで言う弾に当たる斬れ味の補充も安価(MHW以後は実質ノーコスト)なのも大きい。
    ガンナーの記事にもある通り昨今のシリーズでは初心者が使う上での格差は是正される傾向にあるが、
    豊富な種類故にやはり剣士(近接)から始めるというハンターは多いのではないだろうか。
    • MHXXまでシリーズでは剣士は砥石が完全に尽きる前にモンスターを討伐することを考えればよく、
      大抵の場合それは可能だが、ガンナーは主力弾が尽きる前にモンスターを討伐するために、
      ありとあらゆる手段を講じなければならない場合が多く、その点剣士はガンナーより気楽といえた。
      MHWからは砥石が無制限使用可能な固定アイテムとなった一方で、
      ガンナー側もベースキャンプで弾補給が可能となっておりこの辺りの差は
      (一々戻る手間などを別にすれば)無くなった。
  • MHXXまでのシリーズにおいては、剣士はガンナーの倍近い防御力を持たされることが多かった。
    これは敵との接近戦、つまり敵からの肉弾攻撃に対応するためであり、
    被弾の割合が(少なくとも開発側が想定する分には)ガンナーよりも圧倒的に多いという想定であろう。
    一方で属性耐性についてはガンナーより若干低めになっている。
    これは同時にブレスなどの遠距離攻撃で狙われる可能性が少ないことを想定しているからである。
    が、肉弾攻撃にも属性を宿したモンスターは非常に多く、
    またモンスターが近距離のハンターに遠距離攻撃をぶち込もうとすることも全然珍しくない。
    さらに被弾率の関係もあって、正直な所剣士の方が耐性が重要だったりすることがかなり多い
    そしてシリーズが進む度に、高難度クエストでは剣士だろうとガンナーだろうと、
    絶対に一撃も貰ってはいけないという設定のモンスターが増加している。
    • MHW以後は防具が全て共有化され、剣士は物理ダメージを軽減する補正が、
      ガンナーは属性ダメージを軽減する補正が発生するようになり、
      上記の位置付けがマイルドになりつつ明確化された。
  • 武器種数の多さや、上述したように(使うだけなら)初心者向けの武器種から
    取扱い自体が玄人向けのものまで色々存在しているため、
    相対的に見た場合の人気は全てのシリーズにおいてガンナーよりも剣士の方が高いと言える。
    無論、局地的に見た場合はこの限りではないことも多々あろうが。
  • MHFでも時代を問わず高い人気を誇る。
    特にMHF-G6.1までは、様々な点が重なり剣士一択とまで言われる状況が起こっていた。
    詳しくはガンナーの項を参照してほしいが、
    MHF-G9.1現在はそのような風潮は見られない。
    • MHFには紫ゲージの上に相当する空色ゲージがあり、
      更にMHF-G1とG9では剣士の斬れ味補正が強化されている。
      G1では物理面、G9では属性面が強化された。
      また、火事場+2の倍率が現在でも剣士は1.5倍のままである(ボウガンは1.3倍、弓は1.5倍)。
    • ちなみにMHFでは上述した属性耐性の相関が薄く(無いわけではない)なっており、
      物理防御についてもガンナーとの差はそこまで大きくない(特にG級)。
    • シーズン時代は火事場双剣と笛が多くの狩猟のテンプレとなったのは有名で、
      効率狩りには必ずといっていいほどこの二種の武器は選択肢に入っていた。
      シーズン7.0で双剣側が弱体化されたことや双剣対策モンスターが多数追加された事で、
      一時この構成は衰えるがライトボウガンの超速射と棲み分けられる形で生き残り、
      秘伝書システム実装後は超速射がかなり使いにくくなった事で剣士の需要は相対的に上がる。
      ちなみにこの当時はハメを使わない場合は剣士の火事場は必須とはされていなかったが、
      殆どの狩猟がハメだったことやスキル枠に余裕があったことから火事場+2スキルの所持は当たり前であった。
      フォワード時代は効率狩りにおける需要は剣士とガンナーは半々という感じであり、
      MHF-GG以降は効率狩り自体が行われなくなったが、新武器種の穿龍棍(剣士)の性能の高さが脚光を浴び、
      G6ぐらいまでは剣士=穿龍棍とも揶揄される状態が起こっていた。
      その後様々な調整の結果としてそのような事態が完全に是正されサービス終了を迎えたが、
      ガンナーの新武器種が1つも増えなかった(開発サイドとしては案自体はあった模様)事もあり、
      こちらも相対的な人気としては最後まで剣士の方が圧倒的ではあったと言える。

関連項目

アイテム/砥石
システム/ガンナー