MH2とMHFに存在していた、
特定のハンターランクから先へ進むために受注しなければならない特殊なクエスト。
目次
概要
- 他のシリーズにおける緊急クエストと同じ扱いであるのだが、
名目上は「上のランクにあげる前にハンターの実力を再度確認する」となっている。
- クリアすると「戦友の絆」というチケット系の素材が手に入る。
一度受けてクリアした試験は消滅して、自分では二度と受注できなくなるという仕様があった。
MH2
- 計5回の試験があり、上記のように複数の試練をクリアしなければならなかった。
現在はオンラインが終了しているのでハンターランクは上げられず、以下の試験も受けられない。
- 全てのクエストは「マストオーダー」制であり、
指定された目標をすべて達成しなければクリアと認められない。- 殆どの場合、マストAが「大型モンスターの狩猟」、
マストB、Cが「ザコの指定数討伐」というパターンである。
ハンターズクエストでそのモンスターを練習する、いわゆる模擬試験を行うハンターもいた。 - 殆どの場合、マストAが「大型モンスターの狩猟」、
- MH2では大型モンスターからの剥ぎ取りが不可能であったことや、
3つから4つ連続で受けなければならないことからかなり不評であった。
- なお、MH2のシングルモードにもマストオーダーの指定されたクエストが一応存在するが、
こちらは従来の緊急クエストと殆ど同じ内容なので気にする必要はない。
HR11
イャンクック→ゲリョス→ドスガレオス→ダイミョウザザミがマストAのモンスター。
最初の試験というとこもあり、比較的易しい相手が出てくる。
HR17
マストAは順にババコンガ→リオレイア→フルフル→ドドブランゴ。
飛竜種や牙獣種など、相手も相応に強力になってくる。
HR31
ガノトトス→ショウグンギザミ→ディアブロス→グラビモスと試験を受け、
最後にギルドマスター直々にシェンガオレン撃退を依頼される。
上位に上がるための試験にもなるので、シェンガオレンを含み錚々たる面々。
HR41
ダイミョウザザミ2頭→ドドブランゴ2頭→リオレウス&リオレイアときて、
最後に大臣から古塔に現れたヤマツカミ討伐クエストを受注する。
流れ自体はHR31と同じだが、2頭クエが連続する点が特徴的。
- ちなみに、MH2のオンラインクエストにおいて唯一のリオ夫婦クエストでもあった。
HR51
最後の試験だけあって古龍種が目白押しの高難易度。
クシャルダオラ→オオナズチ→テオ・テスカトルとMH2の三大古龍を相手にしなければならない。
MHF
- MHF-G10にてHR/SRシステムが一新された事に伴い、公式狩猟試験は廃止となっている。
- 廃止されるまでには何度かの調整及び緩和が行われており、
各段階でのクエストは一つのみ、通常クエストと同じように剥ぎ取りも可能など
MH2で不評だった部分についても基本仕様の時点で改善されていた。
なお難易度に関して言えば、MHFではPTの集めやすさや武器の性能などにより、総じてMH2よりも楽であった。
- HR11でダイミョウザザミ、HR31でエスピナス、HR51でミラボレアス(黒龍)のクエストとなっていた。
- 当初の仕様では、HR11昇格試験はダイミョウザザミとヤオザミのマストオーダー制、
同様にHR17ではドドブランゴとブランゴのマストオーダーであり、
HR31ではシェンガオレン、HR41ではヤマツカミの試験が存在した。
ミラボレアスを除けば、基本的にMH2の公式狩猟試験において最後に出現したモンスターの抜粋である。 - PS3版とWiiU版を控えた2013年11月13日からリファインが行われ、
シェンガオレン→エスピナス、ヤマツカミ→ノノ・オルガロンと、
MHFオリジナルモンスターを狩猟するように変更された
(これに伴い、ノノ・オルガロンの受注ランクが41へと引き下げられた)。
MH2における試験でも当時の新モンスターが中心だったので妥当な変更とも言える。 - シェンガオレンとヤマツカミはそれぞれ砦と塔のクエストなので、
途中討伐ができずクリアまで20分以上かかるため不評だった。
一方で長い待ち時間を利用して、貼り主であるルーキーハンターと、
助っ人に来たベテランハンターがチャットで交流する事もMHFの風物詩だったので、
便利になった一方で旧クエストを惜しむ声も聞かれていた。 - HR51のミラボレアスに関しては、リファイン後にCS版ユーザーの要望によって弱体化された。
これについては旧来のハンターからは様々な意見があるのだが、
かつての常套手段であった毒麻痺弾の肉質無視ダメージが無くなったことや、
サービス開始直後であり高ランクハンターの助力も難しいといった事情も関係していると思われる。 - MHF-G9にてさらにリファインが行われ、HR17とHR41については試験自体が削除された。
復帰区やブーストタイムによりHR自体が非常に上がりやすくなったことも一因だろう。
これにより、MH2時代の名残は最初のダイミョウザザミのみになってしまった。 - そしてMHF-G10にて、上記の通り試験自体が廃止となった。
- 当初の仕様では、HR11昇格試験はダイミョウザザミとヤオザミのマストオーダー制、
- 2015年4月1日より、公式狩猟試験を達成した時点でブーストタイムが発動するようになった
(既に発動している場合は残り時間に上乗せする形で延長される)。
これにより、HRが非常に早く上げられるようになり、
その気になればHR/SR999まで一気に駆け抜けることも可能であった。
ハンターランク試練
- こちらもMHF-G10にて廃止となった。
以下に記すのは、MHF-G9.1以前の内容である。
- HR51以降は試験は無くなるが、そのままではHRの上限は99で打ち止めとなる。
HR100に達するためにはHR試練をクリアしなければならない。
試練はHR100ごとに発生し、クエストを問わず特定のモンスターを1人で討伐するか、
ゼニーもしくは黒貨(ゼニーより割安だが猟団限定)を納める必要がある。- 試練はHRが上がる直前でなくとも任意のタイミングで受けられる。
HR100試練はHR51から、HR200試練はHR101から可能であり、以降の試練も同様。 - 対象となるモンスターは順に、リオレイア、リオレウス、ディアブロス、キリン、ナナ・テスカトリ、
クシャルダオラ、アカムトルム、ミラボレアス(黒龍)、ミラボレアス(紅龍)、ミラボレアス(祖龍)。 - MHF-G1以前は、最後の試練である祖龍のみゼニーや黒貨が使えず、討伐が必須だった。
これは、当時はHR999が上限だった故にひとつの到達点であったため、
「一人で祖龍を討伐した」という名誉的称号として設定されていたためである。
その後、HR/SR999の更なる先であるG級が実装されたことでHR帯が通過点になったため、
祖龍に関しても他のモンスターと同様の仕様になった。 - 育成クエストや元気のみなもとの存在によって、討伐試練のハードルも過去よりだいぶ低くなっていた。
また、復帰区が利用可能なハンターの場合、更にアカムトルムまで若個体が、
ミラ3種は通常より弱い個体が登場するクエストが利用できたので難易度は更に低下していた。
- 試練はHRが上がる直前でなくとも任意のタイミングで受けられる。
- 公式狩猟試験同様、こちらも達成時にブーストタイムが発動または延長されるようになった。