クエストの制限時間のこと。クエスト開始直後からカウントされる。
基本的にほぼ全てのクエストにおいて、この時間内にクリアできない場合はクエスト失敗となる。
目次
概要
- このクエストの制限時間はギルドから出されている物である。
狩猟や依頼が難航してくると冷静さを失い、無理をしたり暴走したりするハンターもいる。
ただでさえ危険満載な狩り場でそのような状況に陥れば、それこそ命の危険に晒される。
そのようなハンターの暴走を避けるためにギルドではクエストに制限時間を設け、
その時間までに依頼が達成できない場合はそのハンターを実力不足と判断し、強制撤退を命じる。
もちろんクエストは失敗扱いとなり、契約金も報酬も貰えず、消費したアイテムも帰って来ない。- 時計の枠の部分は季節設定がある作品については、季節毎に形と色が変化する。
MHFのオンラインマニュアルによるとこの枠は「ベゼル」と呼ばれている。
- 時計の枠の部分は季節設定がある作品については、季節毎に形と色が変化する。
- 制限時間は50分が基本。これはあくまでゲーム進行上のバランスを取るための数値であり、
世界観的には広大なフィールドで何時間もかけてクエストを遂行しているようである。
ノベル版によるとゲーム内の1分が1時間となっていたり、
朝に開始された狩りの時間制限は日没までとされるなど、
リアリティを肉付けするために様々な解釈がなされている。
他にも時間に関する説や考察はいろいろあるが、
何にせよそれだけの長時間命を削るような戦いを続けているハンターの体力は恐ろしくさえ感じる。
制限時間が設けられているのも、際限なく狩りを続けていくと
疲れなどが原因で取り返しのつかない事態になってしまうから…であろうか。
制限時間なんて設けられたら却って焦って失敗してしまうような気もするが
- MH3(G)におけるモガの森の探索はクエストではないので制限時間はない。
本来は残り時間が示される時計部分は「∞」になっている。
また、MHFにおけるチュートリアルクエストも制限時間が無く、同様の「∞」が見られる。
MH4(G)の探索も制限時間がないため時計はやはり「∞」である。
MHWorldの探索では∞の代わりに時間帯に応じて太陽や月といったアイコンが表示される。
- スピンオフ作品であるアイルー村では、クエストには制限時間が無い。
クエストが終わる時は自分か相手が倒れる時、というのはある意味人間よりも殺伐としている。
しかし村長見習いとして奮闘するプレイヤーは、別の時間制限に追われて東奔西走するのであった。
別の時間制限とは、すなわち画面左上に表示されるアイルー村の一日の時間である。
なんとその時間、15分である。村長のチュートリアルが終わるのに数日かかった、というのもザラである。
下記のイベントクエストと比べれば「何だその程度か」で済む数字だが、
アイルー村には「採取運」というシステムがあり、簡単に言えばこれが高ければ高いほど
レア素材の出現率が上がるというものである。そしてその採取運は一日が終われば変化する。
なのでレアなアイテムが欲しければ、文字通り一日の内に色んな場所を飛び回って頑張らなければならない。
ぽかぽかアイルーライフと銘を打ってはいるが、
じっくりやり込もうとするとのんびりどころかかなり目まぐるしいプレイスタイルを迫られる。- ちなみにこの制限時間、ストーリーを進めて祭壇を作れば2倍になる。
「祭壇を作れば毎日が楽しくなって1日の時間が伸びる」と祭壇の管理人のマツリは言うが、
もはや時空がねじ曲がっているといったレベルではないだろうか?- 実際は、主人公のマイアイルーが早起きし始めたことにより、時間が伸びたらしい。
祭壇なんて作らなくても最初から早起きしていれば良かったのではあるまいか?
ずっと外で寝てるせいで寒くなったんじゃあるまいな…
- 実際は、主人公のマイアイルーが早起きし始めたことにより、時間が伸びたらしい。
- 注意点として、この村の時間経過はクエスト中やプーギーレースでも有効である。
つまり、クエストは時間無制限に行えるが、
時間を掛け過ぎると帰還と同時に一日終了という事態になる。
よって、時間のかかるクエストやプーギーレースの連戦には一日の最後に行くとお得である。
- ちなみにこの制限時間、ストーリーを進めて祭壇を作れば2倍になる。
- MHSTにも、通常のフィールドでは制限時間と言うものは存在しない。
主人公がハンターズギルドに所属のハンターではなくライダーであるため、
世界観的な理由としては、ギルドの規定に縛られずにフィールドを自由に出歩けるためだと言ったところか。
また、通常の野生モンスターなどとの戦闘においても、コマンド入力に制限時間が課せられることは無い。- ただし、通信対戦では30秒の制限時間が設けられている。
これは通信対戦における放置や馴れ合いと言った迷惑行為を抑制するためのもので、
もし入力に30秒を超過してしまうとそのターンはライダーは一切行動できないまま過ごすことになってしまう。
当然ながらオトモンにも指示は出せないため、オトモンは勝手に自身が判断した行動を取ることになる。
- ただし、通信対戦では30秒の制限時間が設けられている。
余談
- 任天堂の社長が訊く『モンスターハンター3(トライ)』によると、
元々制限時間は当時オンラインゲームでの「長時間やる人が強い」という風潮を防ぐ為に設けられたとの事。
- 全シリーズ中、最も制限時間の短いクエストはラヴィエンテ猛狂期の少人数剥ぎ取りクエストの1分。
次いでラヴィエンテの剥ぎ取りクエストが制限時間3分となっているが、実質時間が2分40秒ほど。
こちらは特殊なクエストなので含めてよいかどうかは難しい。
- 次に短いクエストはMHFのイベントクエスト「速攻!ラージャン」。
その制限時間だが、なんと僅か3分である。30分の間違いではない。本当に3分なのだ。
最早「180秒」と言った方がしっくりくるほどに短く、
クエストが始まった瞬間から既に左上の時計が点滅している。
こんな短時間で一体何をするのかというと、ズバリラージャン変種の頭部破壊である。
ただでさえラージャンの頭部破壊は面倒だが、変種ゆえに肉質も硬めで、
さらに特別怯みやすくなっているわけでもないので普通にやっていては4人でも確実に時間切れ。
そのため大剣での睡眠溜め4が主流だった(近接限定だったため睡眠剣や片手剣も必要だった)。
制限時間が短いのだから当然だが、時間切れを最も容易に発生させられるクエストでもある。
- また、同じくMHFにおいて2019年1月に配信されたイベントクエスト「今すぐ依頼の裂水竜」が
「速攻!ラージャン」と並ぶ制限時間3分となっている。
こちらはゼナセリスの尻尾、右垂刃、左垂刃の3箇所の切断可能部位を全て切断することがマストオーダーであり、
部位破壊でクリアとなる点は両者で共通している。- ちなみに、次に短いのは「謎の発光体と遭遇せよ!」の4分。
こちらは大雷光虫を50匹も討伐するというもの。
ソロではまず時間が足りず、2人でギリギリ、3人でやっと安心できる。 - 対象大型モンスターの狩猟、討伐といった普通のクエストで見た場合、
現在の最短制限時間はなんと10分。
該当するのは全てMHFのクエストであり、
更に相手も、至天や番人をも超えたMHF最高難易度を誇る
「上級至天モンスター」または「極み個体」が登場するクエストとなっている。
- ちなみに、次に短いのは「謎の発光体と遭遇せよ!」の4分。
- メインシリーズに限れば、MH4Gに登場する一部のエピソードクエストと、
MHWの調査クエストで発生し得る15分というのが最短。
エピソードクエストは「極秘指令16010」のウカムルバス討伐、
「竜ガ紡ギシ古キ歌」のオオナズチ討伐が該当する。
調査クエストは歴戦の古龍が相手でも設定される時はされるが、一応15分以内にクリアできる調整にはなっている。- 次点は一部の採取クエストや小型モンスター討伐クエストなどに多い20分。
かの有名なMHP2(G)の「忍び寄る気配」も制限時間20分である。
- 次点は一部の採取クエストや小型モンスター討伐クエストなどに多い20分。
- 現在、このシステムに直接連動するスキルはMHFに登場する狩人珠スキルの土壇場エースのみである。
効果はクエストの残り時間が5分を切ると会心率が特定の数値に固定されるというもの。
【小】、【中】、【大】の3つがあり、それぞれ+80、+90、+100となっている。
ただし自分が受けるダメージが1.3倍に増えてしまうので要注意。
上記のクエストを含め、制限時間が色々と狂っているクエストがMHFにはちらほらあるので、
そういったクエストでは活躍してくれるだろう。
- クエスト中にクエストの残り時間が増減するといった仕様はMHFの一部クエストにのみ存在している。
また、特定の条件により特定の値にリセットされるケースもMHFとMHP3に存在する。- 天廊遠征録では初期値10分でフロアクリアごとに10分(当初は5分)追加される。
- 天廊の番人との戦闘において、気絶したプレイヤーの救護に失敗すると1分減少する。なお戦闘開始時に20分にリセットされている。
- 知識の極み!MHF-Q!では、出題されたクイズに正解すると制限時間がそれまでの正解数に応じた値にリセットされる。
- MHP3ではクエスト達成後の乱入発生時に、その乱入モンスターに対するものとして制限時間が50分にリセットされる。
そのため、ついでに挑戦したいが残り時間が足りない…ということにはならない。