システム/剥ぎ取り

Last-modified: 2024-03-23 (土) 10:49:41

討伐したモンスターから素材を採集すること。読み方は「はぎとり」。
狩猟生活最大の楽しみとも言える。

目次

概要

  • モンハンの基本中の基本であり、同時に特に有名な行為でもある。
    どれぐらい有名かというと、「剥ぎ取り」で検索すると間違いなく上位にモンハン関連のページが表示される程。
    それだけ頻繁にモンハン用語として検索されているということだろう。
    • 基本報酬や部位破壊報酬のほうが量も多く種類も豊富で、またレア素材の出現率も高い傾向にあるのに
      何故か剥ぎ取りの方が楽しみなハンターも多いのではないだろうか。
      しかし空気を読まずにちょっかいを出してくる小型モンスターたちには注意しよう。
  • 剥ぎ取り時にはハンターの必需品である剥ぎ取りナイフを用いる。
    • 駆け出しの初心者ハンターですら持っている剥ぎ取りナイフの正体は依然謎であるが、
      設定上は折れやすく斬れ味はそれほど良くないらしい。
      だが極めて強固な素材だろうと平然と何回も剥ぎ取れる辺り、とても信じられた話じゃない。
      剥ぎ取り技術の向上によって生物の体液や粘菌まで剥ぎ取れる辺り、非常に謎である。
    • MHWorldでの痕跡の採取行動を見る限り、
      流動性のある物は剥ぎ取りナイフで掬い取って容器に移しているので
      世界観的には剥ぎ取りの方も同様だろう。
      でもやっぱりモンスターの体液でも剥ぎ取りモーションは変わらない…
  • 剥ぎ取れる回数は基本的に小型モンスターは1回、中型モンスターは2回、大型モンスターは3回(尻尾は1回)。
    あんなデカいんだからもっと剥ぎ取ればいいじゃないかとも思うが、
    後述のようにこれは必要な分だけ取って残りは自然に還すべきという考えがあるからである。
    その割に剥ぎ取り名人や解体術で回数を増やすことができるが
    • 回数はモンスターや作品によってかなり細かいブレがあり、
      大型の古龍種は4回、超大型モンスターは6~9回、中型モンスターもMH3以降は3回である。
      また、超大型モンスターの尻尾は2回剥ぎ取れるものが多い。
      古龍種以外の大型モンスターでもガムートやモノブロスなど、4回剥ぎ取れるモンスターもいる。
  • MHWorldでは、レア素材を剥ぎ取った時限定の専用のモーションが存在する
    剥ぎ取りナイフを入れて1回動かした後、何かを見つけたかのような反応を起こし、
    一気に剥ぎ取ってレア素材を右手に持って頷く(専用SE付き)という物になっている。
    また、右手に素材を持ち力強く掲げるモーションも。
    掲げるモーションを取った時の方が基本的に素材のレア度が高い。
    • なお、これはれっきとしたモーションの1種であるため、
      他者視点でもこのモーションを行う(音も相手に聞こえる)。
      よって、このモーションを行った人はたった今レア素材を剥ぎ取ったという事が、
      他者から見ても解るようになったと言える。
      悪魔に魅入られた人の目の前で専用モーションを繰り出した時の気まずさといったら…
    • 上位クエストではモーションの大きさが 下位レア素材<上位レア素材 となっていたが、
      マスターランクでは何故か 上位レア素材=マスターレア素材 となっており、
      「天鱗かと思ったら宝玉」といったぬか喜びが頻発する誰得仕様となってしまった。
    • MHRiseではこのモーションはオミットされている。
    また、モンスターが完全に動かなくなるちょっと前から剥ぎ取りが可能になっていたり、
    死体が消え始める前に剥ぎ取りモーションに入っていれば途中で死体が消えていっても剥ぎ取りできたり、
    剥ぎ取り中に位置が大きくずれても"うまく剥ぎ取れなかった"とならずに剥ぎ取れるなど、
    地味ながら嬉しい変更点もある。
    ただし、これらの代わりなのか大型モンスターからの1回目の剥ぎ取り完了がやけに遅くなってしまった。
    小型モンスターや虫に関しては寧ろ早くなっている。
  • ハンターが進入できない地形やエリアチェンジの見えないラインを越えてしまった場所では、
    当然ハンターは剥ぎ取りに行けない。
    有名なのはガノトトス水中死*1ラオシャンロンの頭めり込み等がある。
  • 欲しい素材を剥ぎ取ろうと思ってもなかなか入手できなかったりすることは日常茶飯事。
    これは剥ぎ取った素材が本当に素材として使用できる程の良質な物なのか判別して、
    使えないと判断した物は入手しても意味がないと言う事でハンター自身が処理しているからである。
    例として非常に貴重な素材として挙げられる天鱗だが、
    天鱗は非常に脆くデリケートなため、戦闘中に砕けてしまうことが多い。
    砕けた天鱗では素材として扱うことはできないし、
    その価値も研究用にしても商品にしてもありふれた物であり、実用性はほぼ皆無。
    砕けていなくても素材として使用できる段階まで成長している天鱗はごく僅かであり、
    個体によって違うため、良質な状態で手に入る事自体が稀になってくるわけである。
    それならば、他に何らかの用途があるだろう鱗やら甲殻やらを手に入れた方が得なので、
    ハンター達は別の素材を剥ぎ取り素材として手に入れている……ということらしい。
    MHP2GのOPムービーでは竜人族のおばあちゃんが虫眼鏡を使って、
    リオレウスの甲殻が実用に耐えうるかどうかを、しっかり判別している。
  • なお、MH世界は食物連鎖における分解者やスカベンジャーが非常に活発らしく、
    狩猟したモンスターの亡骸もあっという間に分解されてしまう。
    大型モンスターでさえ狩猟から数十分もすれば素材としての価値が0に等しくなるまで分解され、
    小型モンスターに至っては数分と持たない(ゲームではこれが「消滅」という形で表される)。
    場所によってはケルビやドスケルビガーグァの死体がいつまでも残っている?何のことかわからないな…
  • このため、素材を剥ぎ取るつもりであれば狩猟した直後、本当に短い時間に限られる。
    ただしその死骸から剥ぎ取れそうな素材全てを入手するのはハンターのルールに反する。
    使えそうな素材を最低限剥ぎ取り、残りは自然に還すことがハンターの掟である。
    まあクエスト終了後に報酬として素材が出る辺り、どこまで自然に還っているのか疑問ではあるが。
  • 基本的にハンターが剥ぎ取れる素材は部位ごとに決まっている。
    本体からは皮や鱗などの基本的な物から、爪や牙、頭や角などモンスター特有の素材が剥ぎ取れる。
    しかし中には部位破壊報酬でしか手に入らない物もある。
    上記の一件からすれば、
    • 部位破壊なんて素材を壊しかねない行為はしない方が得なのでは…?
    • そもそも部位破壊しなければ、まだその部位は身体に残っているわけで剥ぎ取れる筈だが…?
    …などと突っ込んではいけない。
  • そして捕獲では手に入らずに、剥ぎ取りでしか手に入らない素材もあったりする。
    • 捕獲すれば基本的に生きたままの良質な素材が手に入る筈なのだが…
    • また毒や爆弾などで素材が変質してしまう危険性はないのだろうか?
      ましてや血液や肝などは…
    …などと突っ込んではいけない。
  • 更に尻尾や角から剥ぎ取って、鱗や皮が剥ぎ取れることもある。
    きっと上記の様に使える程の物ではなかったので、代わりに鱗や皮などを剥ぎ取っているのだろう。
    …尻尾はともかく角はどう見ても角以外剥ぎ取れそうになかったりするが突っ込んではいけない。
  • 部位破壊については緻密にパーツごとの細分化が為されているにかかわらず、
    剥ぎ取りに於ける「本体」は全体で一部位と見做される。
    切断された尻尾などの剥離部位の剥ぎ取りは別として、「本体」に限って言えば
    ドボルベルクの後ろ太ももから " 角 " が獲れたり、
    ウラガンキンの尻尾の辺りから " 顎 " が獲れたり、
    タマミツネの背中の錦のヒレから " 爪 " が獲れたり、
    クック先生の翼から " 巨大なクチバシ "が獲れたり、
    なかなか、亜空間かつシュールな状況となる。もちろん、突っ込んではいけない。
    当然の話として「欲しい部位の近くを剥ぎ取れば、目的の素材を得られる可能性が高い」なんて事は無い。
    • ちなみに、部位破壊の成否は剥ぎ取りには影響しないため
      爪や顎や角が破壊できなくとも、剥ぎ取りで出る可能性があるものならばシレッと入手できるため、
      部位破壊よりも剥ぎ取りを優先した速攻討伐マラソンも、意外と広く行われている。
    • 前述のように尻尾は例外で、流石に尻尾から爪や翼が剥ぎ取れるということは基本的にはない。
      しかしこれまた例外があり、MHW:Iの導きの地のモンスターやMHR:Sの傀異化モンスターが持つ固有素材は
      1体に1種類だけと決まっているため、尻尾から牙や角などが剥ぎ取れるということが起こり得る。
  • 剥ぎ取りとややこしい仕様になっているのが、渓流の固有アイテム"ユクモの木"。
    倒木の固定オブジェクトから入手するが、モーションこそ剥ぎ取りなもののシステム上では採取として扱われている*2
    つまり「剥ぎ取りの動作で行う採取」である。
    対応するスキルも「剥ぎ取り」ではなく「採取」で、SEは専用のものが使われている。
    例えモンスターとオブジェクトが重複しても、MHXで実装された連続剥ぎ取りに対応していない
    …と言った具合で明確に分けられている。
    • 逆に「採取の動作で行う剥ぎ取り」ジエン・モーランドボルベルクなどからの採掘モーション。
      こちらはピッケルが必須ながら「採取」ではなく「剥ぎ取り」に対応しているという、
      ユクモの木と合わせて混乱を招く仕様になっている

池ポチャ

  • モンスターの尻尾や死体がマグマなどのハンターが進入できない場所に入ってしまい剥ぎ取れない状態のこと。
    ガンナーでありがちなことだが、
    剣士であっても決戦場キリンドスイーオスなどの討伐ではやってしまうこともある。
    アカムトルムなど剥ぎ取りが多い時は尚更悲しい。
    ラオシャンロンやミラボレアスの頭が城壁にめり込んだ時や、
    MH3G以外のガノトトスを水中で倒した時などもこれに近いと言え、
    溶岩を泳ぐヴォルガノスも全く同じことが当てはまる。
    ことMHP2G以前のガノトトスはHRが上がるほどに巨大な個体と遭遇する機会が増え、
    最大サイズともなると剣士であっても水中からの水ブレスに対して攻撃を当てられるため、
    うっかり調子に乗っているとガンナーがいないにもかかわらず池ポチャという珍しい事態が発生する。
    ちなみにミラボレアス(特にバルカン)は最悪の場合、
    剥ぎ取れないか、一応剥ぎ取れても3回しか剥ぎ取れないほどめり込むことも。
  • 起きる状況は限られるが、切れて吹っ飛んだ尻尾などが崖から落ちてしまう例もある。
    尻尾を切ったと思った瞬間に跡形もなく消えてしまう。
    そのやるせない気持ちの発散先は、とりあえずまだ元気なモンスターになるだろう。
  • MH3で登場したアルバトリオンは、マグマの中では死なないように調整がなされている。
    しかしアグナコトルなど他のモンスターは調整しようと思わなかったのか、
    相変わらずマグマの中で死んでしまう。
  • MHP3以降では修正され、すべてのモンスターが池ポチャすることはなくなった。
    しかしドサクサにまぎれて池ポチャとなる地形の範囲内では捕獲もできない仕様になっている。
    そのため境界線で罠を仕掛け、そこに引っかかると捕獲できず罠が無駄になるという事態に。
    また池ポチャしなくなったのはあくまで本体のみであり、運が悪いと尻尾は池ポチャする。
    • アグナコトルは倒された時丸まる為、奇跡的に池ポチャになってしまう。
  • 池ポチャとは言えないが、モンスターをエリアの境界付近で討伐してしまったために
    剥ぎ取ろうとするとエリア移動してしまい剥ぎ取れない、という状況もよく起こる。
    こちらはMHP3以降も普通に起こり、いちいちエリア移動のロードが入るため、
    剥ぎ取れない悲しみよりもイライラが勝るという人もいる。
    フィールドがシームレス化されたMHWorld以降は、ようやくこの現象に怯えることは無くなった。
  • ジエン・モーランやダレン・モーラン戦において、
    十分に引きつけないで討伐してしまうと見えない壁の向こう側に倒れ込んでしまい、
    剥ぎ取りに行けないことがある。
    ある意味これも池ポチャと言えるかもしれない。
  • ホルクも、クエスト終了時の位置取りによっては侵入不可能な場所に落し物を置いていくことがある。
    書物を狙う際には、クエスト終了時の位置取りにも一応注意しよう。

うまく剥ぎ取れなかった

  • 剥ぎ取りに失敗した時に画面に表示されるメッセージだが、そう頻繁に見る機会はないだろう。
  • 基本的に討伐したモンスターと重なった状態であれば剥ぎ取りは100%成功する。
    しかし地形や状況によっては剥ぎ取りが失敗する事がある。
    最も多いケースは、ハンターが侵入できない地形(溶岩や壁の中等)にモンスターが入り込んでしまい、
    剥ぎ取りの判定が発生するかしないかのギリギリの部分で剥ぎ取った場合。
    一応動作をするので一瞬安心するが、次の瞬間「ドンッ☆」という音とこの表示が現れた時の絶望感は半端ではない。
    因みに失敗した時は剥ぎ取り回数がカウントされない。
  • 火山では至る所に溶岩が流れているので、尻尾の切断や討伐の前によく周りを確認しておくと良い。
    特に討伐時に思いっきり吹っ飛んでしまうドス鳥竜には細心の注意が必要。
    シリーズによってはキリンも吹っ飛ぶ。さらに用心が必要である。
  • ラオシャンロンやミラボレアス、グラン・ミラオスはその巨体の影響で、
    (倒れ伏す場所にもよるが)頭部が障害物に埋まることが多い
    特にラオシャンロンは仕様上必ず砦と相対した状態で倒れることになるため、
    頭部が埋まって剥ぎ取りが行えなくなる可能性が非常に高いことで知られる。
  • 討伐したばかりで、まだ息絶える演出中の相手には剥ぎ取り判定が出ない。
    ボタンを連打しながら獲物の上を走り、剥ぎ取り判定が出たと同時に
    剥ぎ取り範囲ギリギリ外に出た場合でも行うことが出来る。
  • 剥ぎ取りが完了するまでに死体が消えて(半透明化して)しまった場合にも起こる。
    消滅が早いガブラスなどで見ることが多いだろうか。
    • ただし、MHFにおける迎撃戦クエストの場合は、
      完全に消えてしまうまではしっかり剥ぎ取ることができる。
  • MHFでは、G級クエストで難易度を変更するとこれが発生するようになる。
    難易度を下げるほど発生確率は高まるので、
    「装備はあまり整っていないが高難度のモンスターと戦ってみたい…」
    などの理由がない限りは、あまり難易度変更を利用しない方がよい。
  • 前述したように、MHWでは途中で邪魔が入らない限り剥ぎ取りが失敗することはなくなった。

その他

  • アイルー村シリーズでは“剥ぎ取り”の単語はなく、代わりに“素材取り”の名称で呼ばれる。
    飼育係が得意な提案であり、この職のアイルーは農業フォークや金のハサミで
    すごい速さでぶっ飛びながらモンスターの素材を取る。
    大型モンスターのトドメに使われる印象が強いが、小型モンスター相手にも使う事も可能。
    素材取りに成功するとモンスターは逃げ出すが、モーションは4秒(G級職では3秒)の時間が必要なため、
    提案のタイミングや小型モンスターの足止め方法を考えなければ失敗してしまいやすい難点がある。
    とはいえ、飼育係が編成にいない状態の素材取りは更に時間がかかる事を考えると、
    素材取りのために飼育係を編成に入れる意味はきちんとある。
    ただし、特にランポスなどのこちらを攻撃してくるモンスター相手では
    足止めに音楽家が必要になったりと手間がかかるので狩猟してしまう方が手っ取り早い事も多い。
    一般的にモンスター素材の入手がクリア条件の探検クエストで活用されるが、小型甲虫種には使用不可能。
  • オンラインが実装されているMHシリーズでは、剥ぎ取っている最中に武器などで攻撃を加えて中断させ、
    クエスト終了まで剥ぎ取らせないという行為を行うプレイヤーもいる。
    基本的には迷惑行為だが、最後まで放置して剥ぎ取りにだけ顔を見せて素材をいただこうとする、
    所謂放置・寄生プレイヤーへの私的な制裁という側面もあった。
    • 旧作のオンラインではキック機能がなかったため、このような形で抵抗をするハンターが存在している。
      ある程度オンライン環境が整ってきてキック機能が実装されていても、
      キックするかはホスト主の裁量に任せられていた。
    • この妨害への対策として、MHWorldではアップデートによって
      剥ぎ取りモーション中はハンターからの攻撃の当たり判定が消失する仕様が加えられ、
      剥ぎ取り妨害が事実上不可能になった。
      放置への制裁が出来なくなったと嘆くハンターも居るが、
      逆にその行為で晒される可能性もあるため、ここはクエスト主が良識をもってキックするのが最善である。
    • ただし、剥ぎ取り妨害が可能なタイトルで討伐直前に落ちてしまい、
      必死で駆け戻ったハンターの剥ぎ取りに合わせてキックを繰り出すのは、
      妨害でなく余計なモーションをのけぞりでキャンセルして少しでも剥ぎ取り時間を短くし、
      1回でも多くはぎ取れるようにする配慮である可能性も高い。
      決して寸前に報酬金を減らされたことに対する制裁でも追い打ちでもない。
      下手なタイミングでのけぞらせると妨害になってしまうので、慣れていない人は静かに見守ると良いだろう。
      また、タイトルによってはエリアチェンジを繰り返すことでロスタイム的に剥ぎ取りタイムを伸ばせる*3ので、
      1人がキャンセルにいそしむ間に他の二人がせっせとエリアチェンジを繰り返すケースも散見される。
      こうした行為は野良でも行われることが多く、顔も知らぬハンター同士の暖かい思いやりを感じることができる。
      努力空しくギリギリではぎ取れないことも結構あるが
  • 逆に一部の作品のエンドコンテンツでは「剥ぎ取りを行うプレイヤーは地雷」というとんでもない風潮が存在していた。
    代表例がMH4(G)のギルドクエストであり、発掘武器のために何百、何千回と同じモンスターを周回するという特性上、
    レア素材を含めたモンスターの素材や所持金が有り余ることが珍しくなく、
    ギルドクエストをやり込めばやり込むほど剥ぎ取りを行うメリットが薄くなっていったのである。
    そのため、ギルドクエストの高難度故に参加者の厳しい選別が横行していたことも相まって、
    モンスターから剥ぎ取りを行うプレイヤーはまだそこまでギルドクエストをやり込んでいない、
    すなわち技術的に劣ったプレイヤーであるという捉え方がされることがあった。
    もちろん、クエストクリア後の時間の使い方は個人の自由であるため、他プレイヤーの妨害を行うなどは論外としても、
    特定の行動だけを見てプレイヤーの力量を判断するのは早計であることは言うまでもない。
    • ゲームをやり込むほど剥ぎ取りのメリットが薄くなっていく点を問題視したのかは定かではないが、
      近年の作品では導きの地傀異調査クエストで固有素材が剥ぎ取れたり、
      マカ壺での護石入手にモンスター素材を消費するようになるなど、
      エンドコンテンツでも剥ぎ取りが重視されるような仕様が多くなっている。
  • MHR(:S)からは主人公ハンターがクエスト中に様々な台詞を喋るようになったが、
    剥ぎ取り時には「無駄にはしない」や「大事に使うからね」など、命に敬意を払っている姿勢が感じられる。
    ボイスタイプによっては「剥ぎ取りターイム!」や「何作ろっかな~?」というお気楽な台詞もあるが
  • オンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」では、フィールドに赴いてモンスターを倒しアイテムを集めるという
    モンハンと同じタイプのアクションゲーム*4であるが、
    「アイテムが直接、またはそれが入ったコンテナが地面にドロップされ、それを拾う」「アイテムを拾うモーションは無く、取得音が鳴るのみ」
    「モンスターの死骸そのものは消えるのみで何も干渉できない」など、モンハンとはアイテムの収集周りのシステムが異なる。
    しかし、モンスターハンターFとのコラボイベントの一環としてエルゼリオンがPSO2の世界に出張したのだが、
    エルゼリオンを倒した時のみ、エルゼリオンの死骸から剥ぎ取りを行う事ができた。
    (通常のPSO2仕様通りにボス討伐のアイテムコンテナは出現し、それとは別に剥ぎ取りができる)
    しかもこの時のためだけの剥ぎ取りモーションおよび剥ぎ取りのSE、さらには死骸に近づいた時に剥ぎ取り可能を示すアイコンまで、MHF準拠でPSO2世界に実装されている。
  • オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」では、MHWorldとのコラボイベントが実施され
    ファイナルファンタジーの世界にリオレウスが参戦した。
    ゲームジャンルもモンハンとは違うMMORPGで、モンスター等の敵から入手するアイテムは「倒すと直接所持品に入るか、宝箱から獲得する」
    といったモンハンとは異なるシステムだが、リオレウスのみ本家に倣って剥ぎ取りが行える。
    ただし、モーションは素手で調べる仕草をするというFF14の汎用モーションとなる。
    決して素手で剥ぎ取っている訳ではないはず

関連用語

モンハン用語/剥ぎ取りナイフ
スキル/剥ぎ取り


*1 本種と水中戦が可能な3Gは除く
*2 因みにユクモの木採取が可能なのはMHP3とMHX(X)のみで、同じく渓流が登場する3Gでは採取することはできない。技術が広がったのか、それとも特産品なのでユクモ村が許可した人物しか採取が許可されないのかもしれない。
*3 エリアチェンジに要したロード時間が村へ帰るまでの1分に計上されず、また全員が1分消化しきるまで剥ぎ取りタイムが増えるケースがある
*4 PSOを参考にモンハンが生まれているので、モンハンがPSOと同じタイプのゲームと言うのが正しいが