システム/炸裂個体

Last-modified: 2023-10-15 (日) 21:19:06

モンスターハンター エクスプロアに存在する、モンスターの強化形態のひとつ。

目次

概要

  • Ver5.5より実装された新たな個体区分。
    それまでに存在していた凶暴個体鋼膜個体と同じく特殊な状態にある個体を指すものである。
  • 凶暴個体と同じで「裂界変異モンスター」と呼ばれることもある*1
    MHXRの舞台である断裂群島を取り巻く「裂界域」の過酷な環境下で変異したと推測されている。
  • 炸裂個体のモンスターには攻撃力や肉質等のステータス面での目立った所はない*2が、
    どこかしらの部位が「高熱化」しているのが特徴。
    高熱化はクエスト開始直後から始まるので存在自体はすぐに分かるだろう。
    この高熱化には段階が存在しており、
    • 第1段階:オレンジ色の光と音
    • 第2段階:光にやや赤みが付く
    • 第3段階:一気に光が赤黒くなり音も激しくなる
    • 第4段階:強い光と高い音を発する
    と上から順に時間経過で変化していく。
    獰猛化のようなその部位を使う攻撃がパワーアップ、といった事はないが、
    第4段階に移ると強い光と音を発し、間もなく大爆発を起こす
    この爆発に巻き込まれると吹っ飛びと700の固定ダメージを受けてしまう。
    ダメージもさる事ながら範囲も広い為回避や武技の無敵時間などでやり過ごしたい所だが、
    このダメージ判定はあらゆる無敵時間を貫通する
    回避や武技、スキルによって発生する無敵時間等でやり過ごそうとしても
    範囲内にいる限り吹っ飛びは無効化できても絶対にダメージは受ける。
    幸い、範囲が広いと言ってもフィールド全域に及ぶ程ではないので
    もうすぐ爆発しそうと感じたら逃げられる限りは逃げた方がいい。
    • ただし怒り状態では範囲が広がる上にダメージも1000へと跳ね上がる為、
      逆に後述の解除法をとった方が逆に助かるかもしれない。
  • 高熱化の解除法は「その部位に多くのダメージを与える」事。
    該当する部位に多量のダメージを与えると怯みと共に高熱化が解除される。
    凶暴状態のようなスタンなどの状態に陥らせる必要はない。
    鋼膜個体のような手数も必要ないといえばない…がこちらはあちら以上にのんびりしていられないので
    あくまで必須武器が無くなった、程度に考えるべきだろうか。
    • 強いて言えば狙った部位に当てやすく火力の高いヘビィボウガンや大剣が
      PTで募集される事はあるが、それでもそこまで多い訳ではない。
    かつての凶暴個体で見られた
    「好きな武器で討伐できないどころかマルチで連れて行ってすらもらえない」
    「武器構成が限られてくるため、単調な狩猟を強いられがちで、作業感が増してしまっている」
    といった批判に関してはある程度改善されたと言えるか。
  • 凶暴個体と同じように高熱化状態は解除(もしくは爆発)されても、
    一定時間が経過するとまた高熱化が始まってしまう。
    • モンスターの体力が減ってくると2部位同時に高熱化が始まったり
      始まった時点で既に第3段階で爆発寸前だったりするので注意。
  • 登場モンスターは、ベリオロス亜種、ラギアクルス、ティガレックス、ブラキディオス、アグナコトル亜種、
    ガムート、モルドムントの7種。
    明らかに爆発というか火に弱そうな奴が何体かいるが
    もちろん爆発なんかお構いなしでピンピンしている。

    期間限定の高難度クエストに登場するガムートとモルドムント以外は全て危険度8であり、
    定期的に強襲クエストが配信されている。
    • 現在は強襲クエストは全て「過去のクエスト」枠に移動されており
      いつでも受注できるようになったが、ソロでしか挑めなくなっている。
  • 見事炸裂個体を征すると、「」の名を冠する防具が入手できることがある。
    同時期に実装されたクロス四天王とシャガルマガラが既に14武器種を揃えていた為か
    炸裂個体由来の武器は存在しない★3のハズレ武器はポンポン出るが。
    見た目は相変わらず使い回しで元の防具と変わらないがレア度は全て★5となっており、危険度8相応の性能を持つ。
    同時に「」と付く炸裂個体の素材を入手できる。通常個体とは区別して扱われる。

余談

  • この個体の狩猟解禁前にメゼポルタで焔嶽龍ケオアルボル
    という古龍が発見されたが、こちらのモンスターと炸裂個体は
    「モンスターのいずれかの部位が熱を帯びること」
    「一定時間内に熱を帯びた状態を解除できなければ大損害が生じること」
    「解除方法はその部位に攻撃を集中的に加えること」
    など非常に酷似している。このことより考察するとケオアルボルと炸裂個体は何らかの接点があるのだろうか?
    メタなことを考えると、ブラキディオス爆氷種とエルゼリオンといった
    相反する氷・火属性を操るモンスター実装がとても近かったこともあり、双方の開発陣で
    新モンスターのコンセプトの使い回し共有をしている可能性がある
  • 2022年発売のMHR:Sにて、これまた酷似したシステムをしている傀異化が実装された。
    あちらも部位の発光(傀異核と呼ばれる)および攻撃での解除が特徴のひとつとなっており、
    押し切れないと、大ダメージ+確定気絶の傀異バーストという大爆発を放ってくる。
    • 傀異核を破壊するとモンスターに大きなダメージが入るものの、
      核そのものは傀異バーストの発動に直接関係なく、
      阻止に必要なのはモンスター本体に与えたダメージであることが炸裂個体との大きな違いである。

関連項目

シリーズ/モンスターハンター エクスプロア
システム/凶暴個体
システム/鋼膜個体
システム/傀異化


*1 ゲーム中では「炸裂個体」表記だが、公式サイトでは後者の呼称も用いられている。
*2 と言っても基礎ステータスは危険度相応に調整されている為攻撃が痛い事に変わりはない