装備品の一つである護石に関わるスキルで、MH3G~MHXXに登場した。
スキルポイントが10以上でプラススキルが発動する。
採取との複合スキルである「護石収集」についても併せて紹介する。
目次
概要
- 初登場時は、プラス10で「お守りハンター」が発動。
採掘でお守りが出やすくなる…のではなく、
MHP3にあったお守りx2が20%の確率で発生するというもの。
ただし、この効果が発動していたとしても、そもそもMH3GではMHP3のように同じアイテムを
複数手に入れたときのダイアログメッセージが【○○○○○○x2を入手しました】と表示されず、
通常と同じダイアログメッセージが出るため、アイテム画面を開かなければ
2個入ったかどうかもわからないという欠点を持つ。- お守りというある意味罪深い存在と、それを求めるハンター達に対し
制作側が出した答えの1つとも言える存在。
炭鉱夫が大量発生したMHP3を加味したのか、いわゆる公式炭鉱夫というわけである。
中には「炭鉱夫なんかやってられるか!」「そんな作業ばかりで楽しいのか?」
という人もいるかもしれないが、制作側から掘れといわれたのだから、もうどうしようもなかろう。
- お守りというある意味罪深い存在と、それを求めるハンター達に対し
- 炭鉱夫としては大事なスキルなのだが、「これさえあれば風化おまがざくざく」
ということになるかは断言できない。
なぜなら、MHP3では火山での古びたお守りの採掘ポイントが秘境抜きで7箇所あったのに対し、
MH3Gでは固定で風化したお守りを掘れるポイントは4箇所と少なくなっている
(二つのランダムポイントのうち一つでは掘れる場合もあるが、
出現したポイントが風化おまを掘れるパターンである可能性が40%、
風化おま自体の出現率が5%と厳しい)。
採掘ポイントに限れば、古おまのポイントは更に少ない。
お守りが掘れないと発動の可能性すらないスキルなのだが、
火山ではお守り自体が掘りにくくなっているのは、非常に頭が痛い問題である。
…もしかしたら「秘境で爆死しろ」というカプコンのメッセージなのだろうか?
スキルの効果が変更されるか、お守りの出現率が上昇してくれれば、
もっと活躍してくれるかもしれないが…
- G級防具のアシラXで発動させることが可能…かと思いきや、
一式そろえてもSPが足りずに発動させることができない。
ギルドガードX(女性キャラならスカラーX)なら一式装備で発動するが、
こちらは闘技大会の報酬でもらえる各種コインが必要となってくるので、作成難易度は高め。
護石王の装飾品も存在はするが、
こちらはジエン・モーラン亜種の素材である霊水晶がキー素材となっているため、
G級終盤にならないと作成することは不可能。
皮肉な話だが、
手っ取り早くお守りハンターを発動させるためには、やっぱりお守りが必要
というジレンマが生じるのである。さすがはドSのカプコン…
- MH4でも続投し、上位スキルも追加された。
SP10で「お守り収集」、SP15で「お守りハンター」、SP20で「お守りマスター」が発動する。
「お守り収集」は従来のお守りハンターと同じ20%、「お守りハンター」は30%、
「お守りマスター」は50%の確率で、お守りを一度に2つ入手できる。
しかし、SPが付く防具が現状ではほとんどなく、お守りと装飾品しか存在していない。- ただ、そもそも今作では採取によるお守りの入手率がすこぶる悪く、
ある程度入手したら後はマカ錬金頼りになる上、
最高のお守りは討伐報酬と、採取とは無縁の存在になっているなど、
スキルの性能とは関係無しに、今作のお守りハンターの価値は極めて薄い。
一応マカ錬金に注ぎ込むお守りを得る為という意味では価値があるのだが… - 今作では一度の採取で複数個のアイテムを得られるケースがあり、
×2などの個数表示もされるようになったので、このスキルの効果が発動したかどうかが分かりやすくなった。 - MH4Gでは頭装備にこのスキルのポイントが13も付く装備が登場し発動が非常に容易になった。
また、やはり強力なスキルの付与される刻まれたお守りはギルドクエストの報酬のみだが、
複合スキルは出ないが4での歪んだお守り以上のスキルを持つこともある風化したお守りが採掘可能になっている。
こちらでも実用的なお守りが十分手に入るため今までで一番実用的なスキルになったと言えるだろう。
ただしこの装備の入手のためにはわけの分からない状態になった奴らを討伐する闘技大会のクリアが必要。
- ただ、そもそも今作では採取によるお守りの入手率がすこぶる悪く、
- MHXではMH4仕様のうち「お守りハンター」までで続投。二つ名スキルの「宝纏の魂」にも内包されている。
- 続くMHXXでも残念ながらお守りマスターは登場せずお守りハンターまでとなっている。
今作で初めて3スロット4ポイントの装飾品が登場した。
また、ネセトシリーズでは、
護石に7ポイントあればお守りハンターを発動させることができるため、発動自体は非常に簡単になっている。- 今作のラスボスは戦闘中の採掘でお守りを掘ることができ、
人数が揃っていれば極端な火力スキル盛り合わせにしなくても討伐時間は大きく変化しない。
そのため採掘を積極的に行う狩猟法を採用している部屋では、このスキルを発動させている人もたまにいる。 - なお今作の炭鉱夫事情はG級のイベントクエストでの採掘以外の手法が主流であり、
火山帯に向かう際の採用率は低くなっている。
- 今作のラスボスは戦闘中の採掘でお守りを掘ることができ、
- 護石の入手方法が採掘ではなくなったMHW以降には登場していない。
護石収集
- MH4では「護石収集」なるスキル系統も登場し、SP10で「お守りマニア」が発動する。
スキル内容は「お守りハンター」と「採取+1」の複合スキルとなっている。
こちらは発掘装備で発動可能だが、わざわざ発掘装備を掘ってまで発動させるハンターは少ないうえ、
高速収集・精霊(神)の気まぐれの発動がお守り頼りになる。
つまり、お守りマニアを発動させても、快適に採掘するためにはやっぱりお守りが必要
というジレンマが生じる。さすがはドSのカプコン…- MH4Gでは刻まれたお守りで最大6ポイントが付く。
護石収集の装飾品が詰まった武器と合わせれば一応防具以外の部位だけで発動は可能だが…。
もっともこのお守りを入手するためには即死級の攻撃力を誇る高レベルギルドクエストを何度も攻略し、
あのセンサーに打ち勝つ必要があるが。
- MH4Gでは刻まれたお守りで最大6ポイントが付く。
- MHXXで他の複合スキルと一緒に無事復帰を果たした。
しかし発動できる防具がGXS・ソルシリーズとGXG・ルナシリーズの2種類のみであり、
胴のスキルポイントも1しかないため、一式以外での発動手段がない*2。
上述したように通常のお守りハンターの発動が容易になったことや、
ラスボスからの採掘の場合は採取スキルの意味がないなど、
このスキルの存在価値は限りなく低くなっている。
元から低かった?それを言っては…
余談
- 文章にはこうある。「採掘時にお守りを見つけるのが上手くなる…かも」
あらかじめ言っておくがお守り(護石)を見つけるのはあくまで運である。
スキルの通りだと、見つけるには技術が必要、ということになる。
つまり、なかなかお守りが掘れないハンター(?)は下手っぴということである。- MH4では上位スキルが追加された訳だが、それに従い説明文も
「上手くなる……かも」→「上手くなる…かも」→「上手くなるかも」
という徐々に自信のついた言い回しに変化するようになった。
どうした…
- MH4では上位スキルが追加された訳だが、それに従い説明文も
- ありがちなのだが、
「あいつを狩りたい→あの防具が必要だ→狩る→
SPが足りない(お守りが必要だ、おまハンが欲しいな)→
掘る(おまハンのため)→掘れた(おまハン発動)→よし掘るぞ!(不足SP用お守りのため)…」
という、狩るために掘り、掘るために掘るという魔のサイクルが起こってしまう。
そして掘り終えたとき、皆思うのだ。「あれ、何を狩るんだっけ?」
いわゆる作業ゲーといわれる由縁だが、このスキルがさらにそれを助長したと言っても過言ではない。
- また、
「この防具とこのスキルが欲しい→お守りが無いと両立出来ない→効率化の為におまハンが欲しい
→おまハンの為に掘る→掘れたのでおまハン発動→必要SPの為に掘る
→もっと強力な組み合わせにしたい→更なるSPの為に掘る→ループ」
と、更なる高スキルを求めて掘り続けるようになるケースも。
- MH3Gでは、お守りを100個以上集めることが勲章の獲得条件にもなっている。
が、この条件にはクエストの報酬でもらえるお守りも含まれており、
さらに受け取ったか売ったかも関係ない為、大抵の場合はG級火山に着く前に取れてしまう。
いっその事1万個ぐらいに指定してもよかったのではないだろうか?
- ちなみに、MH3G最強の神おまと名高い匠+5、属性解放+7の天の護石の連立お守りとして、
護石王+7、スロット2の伝説の護石という中々便利な代物がついでに手に入ることがある。正直今更感は拭えないが。