フィールドでのアイテム収集に関わるスキル。
意味は同じようなものだが、「採集」ではない点に注意。
目次
概要
- 「採取」のスキルポイントが一定値以上になることで発動し、
同じ採取ポイントで2回目以降も採取できる確率が高くなる。
採取のSPが+10以上で採取+1が、+15以上で採取+2が発動する。
逆に-10以下になると採取-1となり、採取できる確率が下がってしまう。- MH4(G)では、採取スキルポイントが+20以上で「採取マスター」が発動する。
が、実は旧作での採取+2相当なので必要スキルポイントが多くなってしまっただけなのである。
- MH4(G)では、採取スキルポイントが+20以上で「採取マスター」が発動する。
- 主な用途は採取ツアー等で素材集めをする時はもちろん、アイテムを納品するクエストに
優先して発動させられることが多い。- また、MH3以降に於けるある職業に就くハンター達は、
このスキルを発動させることがもはや暗黙の了解となっている。 - マイナススキルが付く装備は多くはないが、
戦闘には一切関わらないスキルなので、発動しても放置されるケースも割と多い。
- また、MH3以降に於けるある職業に就くハンター達は、
- 注意しなければならないのは、採取ポイントが消えない確率が上がるだけで、
採取できる回数の上限そのものが増えるわけではないと言うことである。
例えば森丘や旧密林にあるハチの巣では逆立ちしても3回までしか取れない。
ちなみに激運も同じような仕組みである。- MHFでは最大採取回数を+2する「集術の護符【玄】」という護符があるため、
採取+2のスキルと併用することで非常に高い効果を得ることができる。
- MHFでは最大採取回数を+2する「集術の護符【玄】」という護符があるため、
- 更に注意しなければならないのは、2回目以降も採取できる確率が上がるだけで、
最低2回まで採取できるようになるわけではないということである。
つまり運が悪ければ採取+2がついていようが何しようが、
1回で採取ポイントが消えてしまったり、2回目の採取で「これ以上は何もないようだ」と出てしまう。
- ちなみに、2回目以降の採取が出来る確率は+2で31/32、+1で29/32、ノーマルで27/32、
-1では23/32、dosなどにあった採取-2では19/32となる。- MH4(G)では前述の通り、マスターで31/32、+2で29/32、+1で27/32、ノーマルで25/32、
-1では21/32と、通常状態の採取率さえ下方修正が施されている。
- MH4(G)では前述の通り、マスターで31/32、+2で29/32、+1で27/32、ノーマルで25/32、
- 落ちているバリスタ、大砲の弾は常に採取上限まで入手できるのでこのスキルに意味はない。
ただし初期作などでは例外もみられ、途中で枯渇することがあるため(実用性はともかく)有効。
- MHXでは採取+2までが登場。
高速収集スキルのリストラに伴い採取装備に余裕が出来たため、
お守りハンターと共に+2まで付けるのが定番となっている。
お守りに用がない場合ならおまハンも特に必要ではないが。- MHXでは序盤に貰えるのが定番であったオートガードのスキルも削除されているため、
序盤で貰える+10のスキルポイントが付いたお守りはこのスキルに変更されている。
最序盤ではそもそもお守りが無かったり、あってもロクなものが無かったりすることに加え、
普通の大型モンスター狩猟クエストでも見掛けた採取ポイントは採取していくことが多いため、
まっとうな狩り装備に見えてもお守りがこれで採取+1がついていることがよくある。
オンラインでHR1の初心者を見掛けたとして、
狩り装備なのに採取スキルがついていても不思議に思わないであげよう。
HR解放していても戦闘用装備にコレを付けている怪しい人物も度々見かけるが……
- MHXでは序盤に貰えるのが定番であったオートガードのスキルも削除されているため、
類似スキル
- MHWorld以降では、採取関連のシステムの大幅変更に伴い、
MHG以降ずっと登場していた「採取」スキルがついに途絶えた。
代わりに「植生学」「地質学」の2つのスキルに細分化されている。
- 従来は「1つの採取ポイントから採取できる『回数』がランダム、
採取1回につきアイテムは基本的に1個」というシステムで、
スキルの採取を付ける事で「採取できる回数」が確率で増加するものだったのに対し、
MHWorld・Riseでは「1つの採取ポイントから採取できる『回数』は1回で固定、
採取1回につきアイテムは場合によって複数個採れる」という方式になり、
植生学・地質学スキルをつけることで「採れる個数」を確定で増やすものになっている。
- 関連スキルとして「探索者の幸運」と「感知」が存在する。
採取ポイントにはレアな採取ポイント*1が存在しているのだが、
それ専用のスキルとして、レアな採取ポイントが出やすくなるスキル「探索者の幸運」と
レアな採取ポイントが地図に表示されるようになるスキル「感知」の二つが存在する。
こちらは現在のところMHW系にのみ登場しており、MHRiseには登場していない。
植生学
MHWorld
- 植物・虫・キノコなどの採取ポイントが対象。
採取したときに手に入るアイテムの取得数が+1される。
レベルは4までで、レベルを上げるごとに+1される対象の採取ポイントが増える。
Lv1で薬草などの草系消費アイテム、Lv2で実、種系消費アイテム、
Lv3で虫系消費アイテム、Lv4でキノコ系消費アイテムの取得数が増えるようになる。
説明には「消費アイテム」と記載してあるが、植物系の特産品、つまり精算アイテムも実は対象内。
下記の地質学Lv2と併せると1ヵ所で計8個の精算アイテムが手に入る。
- しかし、このスキル…Lv3だけ明らかにおかしい。
虫の採取が+1とはいったいどうなっているのか、
本作の虫採取はその場に張り付いている虫を捕るので、見た目は確実に一匹のはずなのだが…
その場で2つに割っているのだろうか。
MHW:I
- MHW:Iではレベル4の装飾品に植学珠IIと植学珠IVが追加された。
後者はなかなか手に入らないレア物だが、入手できれば採取装備が組みやすくなる。
ちなみに装飾品一つでLv4まで発動できるのはこのスキルだけである。
MHRise
- MHRiseでも同様の仕様で続投。
装飾品は+Lv1の植学珠【1】しか無いが、お守りには植生学+4のものまで存在するため、
そういうお守りを引き当てる事ができれば採取装備はぐんと組みやすくなる。
MHR:S
- MHR:SではMRに突入することで、植学珠III【4】を作成できるようになる。
流石に装飾品1つでLv4にはできないが、スロットがもう1個あればLv4にすることも可能。
地質学
MHWorld
- 足を止めるタイプの採取ポイントが対象。
こちらは採取の最大回数が1回増える効果で、従来の採取スキルの仕様に近い。
レベルは3までで植生学同様、レベルを上げるごとに回数が増える対象のアイテムが増える。
Lv1で骨系、Lv2で特産品、Lv3で鉱石の採取回数が増えるようになる。
瘴気の谷の「古い化石」は骨に、龍結晶の地の「青い宝石」及び「コハクのかたまり」は鉱石に
それぞれ含まれるらしく、古い化石はLv2、宝石とコハクはLv3で2回採取回数が増える。
増殖中のみ採れるレアな精算アイテムも一度に3回採れるようになるので調査ポイント稼ぎに役立つ。
また、Lv1の場合ラドバルキンの「竜骨塊」や導きの地のモンスターの「龍脈の~竜骨」、
Lv3の場合ウラガンキンの「溶岩塊」やマム・タロトの「爛輝龍の金塊」など、
落し物のラインナップに骨素材や鉱石素材がある場合は 2回拾えるようになる。
MHW:I
- MHWorldでは火力の求められるマム・タロト追跡のクエストで発動させるプレイヤーは稀だったが
MHW:Iの新フィールド導きの地ではカスタム強化の素材が落し物で大量に手に入る上、
その落し物では全てのモンスターから導きの地専用の骨素材が出る。
そのため、落し物のラインナップに骨素材や鉱石素材がある場合は
2回拾えるようになるという仕様が刺さり、入手できる素材が単純に2倍になる*2。
レベル1のスロットと装飾品さえあれば楽に発動できる為、発動させておくハンターも多いという。
また導きの地の鉱脈と骨塚も当然スキルの対象になっている。
特に骨塚は精算アイテムが採れる事から特産品扱いになっているらしく、Lv2以上で5回採取可能。
ただし巨大鉱脈・巨大骨塚は地質学の対象外で付けても1回しか採取できない*3。
MHRise
- MHRiseでは採取のシステム自体が植生学対象のポイントと統一され、
こちらも採取は1回で固定である代わりに1回に採れる個数が増える効果になった。
レベルと対象物の関係はMHWorldと同様で、Lv1で骨系、Lv2で特産品、Lv3で鉱石。
こちらも植生学と同様、装飾品は+1のものしか無いが、お守りは最大値の物が存在する。
MHR:S
- 植生学と同様、MRで地学珠III【4】を作成できるようになる。
Lv4スロットが必要ではあるが、スロット1つで最大レベルにできるのはありがたい。
関連項目
システム/採取
スキル/気まぐれ
スキル/護石収集 - MH4以降に登場する「採取+1」と「お守りハンター」の複合スキル