スキル/笛

Last-modified: 2024-01-10 (水) 19:17:33

笛系アイテム、狩猟笛運用に関わるスキル。
スキルポイントが10以上で「笛吹き名人」が発動する。

目次

概要

  • 角笛を始めとする各種笛系アイテムの破損率が下がる効果がある。
    地味に大闘技会用の笛にも効果がある。
    しかし、狩猟笛の演奏効果の持続時間が延長されるというもう一つの効果のほうが有名。
    他にも体力回復旋律の高効果発動率UPと高周波の効果範囲UPもする。
    むしろ前者の効果は非常に影が薄いため、剣士専用スキルと勘違いしている人も。
  • 実はスキル自体は狩猟笛が実装される以前のMHGから存在している。
    それどころか狩猟笛が初登場したMH2では一度リストラされている(気まぐれに統合)。
    現行の仕様で再登場したのはMHP2及びMHF(シーズン2.0)以降である。
    狩猟笛が登場しないMH3でも、やはり気まぐれに統合されている。
  • 防具のボーンシリーズにスキルポイントが付いていることが多く、一式そろえると発動するが、
    ボーンシリーズ自体の性能があまり良くないので、もっぱら鼓笛珠による発動が主。
    鼓笛珠1つでスキルポイントが2付くので、5スロットで発動させることができる。
    ただ、斬れ味レベル+1業物などのスキルと併用する場合、
    スロットを圧迫してしまうのでそれらを泣く泣く諦める笛使いもいるとかいないとか。
    もっとも、自分強化の切れ目が生死を分ける笛使いにとって、
    演奏時間を延ばしてくれる笛吹き名人がついていればその他のスキルはさしたる問題ではない、とも。
    他に笛吹き名人のスキルを持つ防具はMHP2の金色・黒子シリーズやMH3GのペッコXなど。
  • MHP3以降、お守りで笛のSPを持つものが採れるようになった。
    ものによっては1個でSPを+10持っていることもあるので、比較的発動させやすくなった。
    そしてお約束の如く、そういうお守りに限って狩猟笛を全く使わない人に出たりする。
  • MHXでは新要素「重音色」により、今までの作品と比べて圧倒的に旋律維持が楽になっている。
    そのため、もはや狩猟笛にとってすら必須スキルとは言えないという意見も一部存在する。
    例えば、維持すべき旋律が自分強化除き2種類しかないなら、狩技「オルケスタソウル」で自分強化を発動させ、
    後は「旋律1⇔旋律2」をひたすら繰り返すだけで笛吹き名人なしでも余裕で全旋律維持は可能になっている。
    無論、あった方が楽なのは確かだが、狩猟笛にとってもカリピストにとっても新しい時代となったのも事実だろう。
    • 実際に狩猟笛のTAでは発動していない場合が多い。
  • MHXXでは飛行酒場の心というスキルが登場。
    こちらも5スロスキルだが笛吹き名人とKO術の複合スキルなため上位互換となっている。
  • MHWorldではスキル名自体が「笛吹き名人」になった。
    また角笛などの笛系アイテムがリストラされているため、完全に狩猟笛専用スキルとなってしまった。
    元からそうだったとか言ってはいけない。
    • 重音色が廃止されたこと、旋律発動時の時間が延長された代わりに重ね掛けの時間延長が減少した結果、
      旋律を維持しにくくなったこと、なにより装飾品の珠でサイズ1かつ1つで発動できることから
      防具を選ばずにほぼ全ての装備に組み込めるようになったため、
      狩猟笛の重要スキルとして再び人気が高まっている。
      最大の問題は鼓笛珠の入手方法がランダムであることで、
      多くのカリピストが歴戦個体と連戦する羽目になってしまった。*1
  • MHW:Iとの同期を兼ねたVer.10.11以降は、Lv2が追加された。
    効果はLv1に加えて旋律効果時間をさらに延長される。
    延長量はほとんどの旋律においてLv1の倍であり、旋律によっては元の3倍近い効果時間になる。
    また鼓笛珠が錬金で確実に入手できるようになった他、
    レベル4の装飾品として鼓笛珠IIが登場した。
    • 演奏攻撃が最大火力であったMHW環境では攻撃のついでに旋律延長をできていたのだが、
      響音攻撃という魅力的な攻撃方法が追加されたMHW:I 以降は
      意識して演奏しないと旋律効果を切らしてしまうことが増えた。
      このためさらなる時間延長が可能な笛吹き名人Lv2の重要性は高く、
      多くのカリピストが鼓笛珠IIを求めて戦いを続けることになる。歴史は繰り返す。
  • MHRiseでは、スキルの効果が演奏時間延長から、
    演奏と多重演奏が素早くなる効果と、衝撃波のダメージが上がる効果に変更された。
    装飾品のスロットが使いやすいLv1という事もあり、純粋な火力アップとして
    カリピスト初心者から熟練者までつけない理由のない必須スキルとなった。
    そしてやっぱり笛系アイテムは今作でも登場していない。
    • MHRiseでは、狩猟笛のシステムが再び刷新されており、旋律効果をかけ直す事が格段に簡単になったため、
      今までの効果だとほとんど空気になってしまうので、
      今作のメイン火力である衝撃波のダメージを強化する効果に置き換わったのだろう。
    • LV1スロット一つあればどんな装備でも無理なく付けられること、
      今作の狩猟笛が完全にこのスキルありきで調整されていることから、
      「最初から狩猟笛の性能をスキル適用状態にしておけばいいのに、
      スキルとして分けられているせいで狩猟笛だけLV1スロット一つ損させられているだけで、
      もはや存在意義のないスキルなのでは?」という意見も一部ある。
    • 加えてMHR:Sでは供応、○鱗の恩恵、剛心、顕如磐石、激励等の高性能なLv1スロット装飾品が多数登場した為
      笛吹き名人を含めたLv1装飾品をいかに無駄なく詰め込むかがカリピスト達の悩みの種となっている。
  • MHFではスキル系統名自体が「笛吹き名人」となっている。
    PTプレイが中心のMHFでは狩猟笛の活躍できる機会が多いため、このスキルを利用するハンターも大勢いる。
    • スロット1で笛吹き名人+10のスキルポイントを持ち、笛吹き名人が一発で発動する笛吹珠Gが存在する。
      これにより他のスキルとの共存が非常に楽になった。
      むしろ武器スロが1つもあればその笛を装備するだけで発動できてしまう
      笛吹珠Gは凄腕で生産可能となるため、
      スキル発動面において半端な笛のSPを持つ防具やただの笛吹珠の需要が、
      凄腕以降では事実上失われている。
    また、MHF-G1にて笛吹き名人を内包する複合スキルの「鼓舞」が実装された。
    詳細は個別記事を参照してもらいたい。

ネコの吹奏術

  • アイルーキッチンにて発動できるネコスキルの一種。
    何気にネコスキル初登場のMHP2から存在しており、MHXXまで登場していた。
  • その効果は角笛系アイテムが壊れにくくなる。以上。よりにもよって使い道が無い方を抜き出すとは
    具体的には壊れる判定が出た時に1/4で壊れなくなる、といった効果。
    そもそも笛吹き名人は1/2で判定回避ができる効果なので色々な部分で下位互換と言える。
    無理矢理使い道を探すとすれば、笛吹き名人も気まぐれ系スキルも付けず、
    狩猟笛以外の武器を担いで最も壊れやすい角笛を使ってターゲットを取り続ける立ち回りをすれば
    最大の効果を発揮できる…かもしれない。
    • このスキルの最も恐ろしい所は、
      その名前のから強力な効果と誤認した初心者カリピストに対して発揮される。
      ネコの吹奏術、ネコの鈍器殴打ネコのKO術と揃えれば、
      一見狩猟笛向けのスキルが発動しているように見えるが、
      かくしてその実態はスタン値が1.1倍になっているだけである

関連項目

武器/狩猟笛
アイテム/角笛
スキル/鼓舞


*1 MHW:I実装時のアップデートで錬金で確定入手可能になり改善。