モンスター/ウラガンキン

Last-modified: 2024-04-17 (水) 20:09:13
種族
獣竜種(竜盤目 獣脚亜目 鎚竜下目 鎚顎竜上科 ガンキン科) 
別名
爆鎚竜(ばくついりゅう)
英語表記
Uragaan
危険度
MH3・MHP3・MH3G・MHX・MHXX:★5
登場作品
MH3, MHP3, MH3G, MHX, MHXX, MHWorld, MHW:I, MHF, MHXR, MHST, MHST2, MH-R
狩猟地
火山, モガの森(MH3G) , 地底火山, 龍結晶の地, 導きの地

目次

生態・特徴

火山帯に生息する獣竜種の大型モンスター。
二足歩行型の竜の中でもかなりの巨体を持ち、大型モンスター全体の中でも屈指の重量級。
全身を包む重厚な外殻は鈍い金色の光沢を放ち、マグマの熱をも遮断する耐熱性と圧倒的な強度を誇る。
その他、しゃくれたように大きく突きだした顎と背中に立ち並ぶ無数の突起が特徴。
何よりまず目立つ外見的特徴が頭部、もとい顎である。
生まれつき堅く発達している部位ではあるが、成長するにつれてこの顎にマグマで溶かした鉱物を塗り込み、
その重量と硬度を強化していくという習性を持つ。
成体はこの顎を利用し、岩石や岩盤を叩き壊して鉱物を取り出して食べている。
極めて稀ではあるが、この顎をシャベルのように使い、地中を潜行する事もある。
また、その特性上非常に重くて頑強であり、外敵の排除や同族との縄張り争いにも用いられる。
戦闘で利用されるそれは、前面からの攻撃をはじき返す盾であると同時に、
あらゆる物を叩き潰してしまう凶器でもある。
大きく仰け反り、その体勢から勢いよく振り下ろされる一撃は、
直撃せずとも広範囲に衝撃を走らせ、ハンターの身動きを一時的に封じるほどの威力を発揮する。
この顎の一撃で生じる衝撃によって周囲の火薬岩などを起爆させ、
外敵の排除に利用する事から、ハンターズギルドからは《爆鎚竜》とも呼ばれる。
なお、縄張り争いの際にはこの顎が大きく頑強な個体であるほど優勢とされ、
また、外敵を威嚇する際には大きく咆哮し、その直後に顎で地面を数回叩き鳴らす。
因みに体重が非常に重いため、顎に鉱物を塗る事で自分の重心を調節しているという説もある。
幼体は草食性だが、成長するにしたがって鉱物を主食とするように食性が変化する。
火山帯では良質な鉱物が多数採掘できるため、あまり食料に困る事は無いが、
消化分解には時間が掛かり、エネルギーの吸収効率は悪い。
食した岩石は腸内に生息する特殊なバクテリアによって分解されるが、
この分解の過程で可燃性のガスが体内に溜まるため、下腹部の孔から定期的に排出を行う。
このガスは他の生物がまともに吸い込むと睡魔を呼ぶ効果があり、
グラビモスと同じようにガスの排出を攻撃に応用する事がある。
興奮して体温が上がっている状態だと、排出された瞬間に引火して爆発する事もあるため、
狩猟の際には警戒が必要となる。
余談だが、近年ではこのガスの催眠性を利用した研究が進められ、
一部の地域では睡眠導入剤の一種としても利用されているらしい。
背中に立ち並ぶ突起は生涯成長し続けるため、過剰に伸びたものは車輪のように身体を丸めて転がる事で削る。
また、長距離を移動する場合などにも自発的に転がる事があり、
その際には普段の鈍重な動きからは想像し難い速度で走行する。
外敵との戦闘時にも、転がる勢いを利用した突進攻撃を仕掛ける事があり、
圧倒的な質量を誇るウラガンキンに激突されれば、並大抵のものは原形を保ってはいられない。
突起の先端は削られる事で平らになっており、これが走行中の転倒を防止する役割を果たしている
(ただし疲労がピークに達している場合は移動中にバランスを崩して横転する事もある)。
突起の強度とウラガンキン自身の重量から、移動後には巨大な轍のような痕跡が残される場合が多く、
狩猟などの目的でウラガンキンを追跡する際には重要な手掛かりとなる。
一部の地域に生息する個体は、激しい起伏や傾斜を利用しながら走行する術を身に付けており、
坂や岩壁の上から一気に転がり落ちたり、傾斜を利用して往復するように転がり続けたり、
果てには勢いのままに壁を駆け上がり、そのまま空中に飛び出して敵の頭上から襲い掛かるなど、
非常にダイナミックな戦法を見せる個体も確認されている。
液状油が噴き出す場所を寝床とする習性があり、全身が粘度の高い油塗れになっている。
この油の粘度を利用して身体に鉱物を付着させ、
その上で前述の可燃性のガスを浴びせる事で強力な爆発性を持つ火薬岩へ加工する。
火薬岩は完全に癒着してはおらず、ウラガンキンが身体を震わせれば思いの外簡単に落ちてくる。
時には尻尾を勢いよく振り抜いて外敵目掛けて打ち出したり、
そうして転がした火薬岩を前述の顎の一撃による震動で遠隔起爆させるといった戦法を取る事もある。
なお、身体に付けている火薬岩の主目的については諸説語られているが、
近年の研究によれば、ウラガンキンの体内のバクテリアは爆発性を持つ鉱物の方が分解しやすいらしく、
この事から非常食として携帯しているという説が最も有力視されている。
雄のウラガンキンは繁殖期になると全身を煌めかせ、雌に対するアピールをする。
この煌めきは食べた鉱物の成分によるもので、
雄のウラガンキンは繁殖期に近付くと綺麗な見た目の鉱物を選んで食べるようになる。
また、身体には火薬岩以外にも煌びやかな鉱石や宝石を身体に付着させる。
この煌めきの強さが、その雄が自分がどれだけ鉱物(食料)を集めて地力を付けられるかの
シンボルとなることで、雌に対する雄個体の強さのアピールへとつながるという。
他にも特異な生態として、二頭のウラガンキンが身体をぶつけ合いながら走るという行動が確認される。
これは雌をめぐって優劣を争っている、単にじゃれ合っているだけなど諸説あるが真相は不明である。
ウラガンキンから得られる素材はどれもが非常に重厚であり、同時にとてつもない硬度を誇る。
そしてこれ等を利用した武具も極めて頑強であり、
武器として振りかざせば岩石をも粉砕し、防具として着込めば城塞の如き鉄壁の防御力を発揮する。
しかし、その代償として常人では持ち上げることさえままならないほどの凄まじい重量があり、
完全に使いこなすには超人的な筋力と熟達した技量が必須となる。
また、素材自体の強度や重量、そして耐熱性から加工の難度も非常に高い。

概要

  • 概要にもあるとおり、ウカムルバス同様、非常に発達した顎と巨体が印象的なモンスター。
    顎以外には、獣竜種としてはブラキディオス程ではないにせよ、前肢がそれほど退化していないのも珍しい。
    顎と同様前肢も重心の調整や移動時のバランス維持に活用したりしているのだろうか。
  • MHXの危険度や、MHWにおける大型モンスターとのかち合い時の実力者振りからすると意外だが、
    特段「凶暴」とか「危険」とはっきりゲーム中であまり述べられていないのも珍しいといえる。
    恐らく古龍種程ではないにせよ、巨体と運動能力の高さ、
    縄張り意識の高さゆえに狩猟依頼が出されると言った具合なのであろう。
  • 歩く速度はそれほど速くないが、身体を丸めて転がると通常の倍以上のスピードで移動できる。
    しかもそのままの状態で曲がることもできる。回避するタイミングやすれ違い際は特に注意。
    急停止できない事が弱点なのかも知れないが、反撃のタイミングが掴みづらいためハンターにとっては鬱陶しい厄介。
    ガード性能+2を発動させたランスの盾でも体力を削り取られるので、可能な限り回避しよう。
    なお、疲労状態の場合は終わり際に転倒する。
    • ちなみに、疲労状態で転がり攻撃をして溶岩の中で転倒した場合、すぐに起き上がる。
      つまり攻撃が届かない場所でめっちゃ隙を晒されるストレスが無いのである。流石は主任。
      ガンナーの場合は逆に攻撃のチャンスを奪われる
    • 丸まっての走りっぷりから『ゼルダの伝説』に登場するゴロン族を思い出す人もいるらしい。
      この頃は、まさか後にゼルダとのコラボが行われるなど誰も予想していなかった。
  • 本家シリーズで看板モンスターや古龍種以外でレア素材に紅玉を持つ唯一のモンスターである。
    ネコ毛の紅玉もあるが、あれはただの毛玉だし……

MH3~MHP3

  • MH3の新モンスターの中でも特に優遇された戦闘力を与えられたモンスターの一体。
    しかしながら、運搬クエやお守り発掘作業時でのお邪魔キャラクターっぷり、
    そして何より2重の意味で衝撃を与えるその特徴的すぎるは嫌でもハンターらの脳に刻み付けられるという。
    • なお、イタリア語で暴風をウラガノ(URAGANO)と言い、ドイツ語で顎をキン(KINN)と言うことから、
      名前の由来はこれら2つを組み合わせた暴風の如き顎であろうか。
      要するにこれである。
  • 非常に怒りっぽい。その気の短さはあのディアブロスに勝るとも劣らない。
    また、咆哮の際に顎を地面に叩き付ける習性がある。
    そのため発見時や怒りモード突入時に顔の前にいると
    咆哮で動けないところに容赦の無い一撃を叩きこまれてしまう。
    特に怒り時は攻撃力が1.4倍となるので非常に危険。
    • MHP3以降は咆哮の際の顎攻撃に当たり判定が無くなった。
      流石にこちらが動けない間に攻撃してくるのは大変と判断されたのだろうか。
      ただ、MHW以降ではなんとこの当たり判定が復活したので注意。
    • なお、閃光玉による目晦まし状態から解除される際や疲労状態から回復した際にも同様の仕草をするが、
      こちらは咆哮効果はない代わりに、叩きつける顎にしっかりと攻撃判定が発生する。
      閃光玉を使う際や、疲労状態から時間が経った際には十分注意しよう。
      • ちなみに疲労状態から直接怒り状態に突入した場合、モーションが咆哮ありのものに上書きされるので、
        顎の攻撃判定が無くなる。
  • 尻尾を切断されていないうちは、尻尾を振り回す事によって辺りに火薬岩をばら撒く。
    この火薬岩はスタンプの衝撃や攻撃の余波によって爆発するが、
    MH3ではウラガンキン自身はこの爆発でダメージを受けない。
    漢起爆に御誂え向きの能力に見えるが、回避もなしにノーリスクで爆発させてしまえるのはロマンが無い。
    ちなみにダメージを受けないのは自分の撒いた火薬岩のみであり、
    最初からフィールドに落ちている天然の火薬岩や他のウラガンキンが撒いた火薬岩だとダメージを受ける。
    • MHP3とMH3Gでは、自分が撒いた火薬岩の爆発でもダメージを受けるようになった。
      上手く誘導して自爆させてやろう。
  • ウラガンキンは互いに同じエリアに留まる事を嫌っているらしく、
    2頭クエで片方との戦闘中にもう一方が合流すると、
    先にエリアに来ていた方がエリアを移動しようとする。
    ハンターからすれば同時に相手にする事も無いので、ありがたいことである。
    ウラガンキン通常種と同亜種の組み合わせでも移動を始め、
    更には討伐された死体や捕獲されて眠っている個体に対しても律義に反応してエリア移動を開始する。
    デカい図体とイカつい顔に反して、どうやら非常に神経質なようである。
    • この習性、実はボルボロスにも言える事である。
      しかし、同じ獣竜種でもイビルジョーは捕食が目的なので移動せずに襲い掛かってくる。
    • ちなみに戦闘中においては合流を嫌うくせにムービーでは2頭でじゃれあっていたり、
      クエストの依頼文でも群れで現れたとの報告があったりとご都合主義よく訳の分からない生態を持つ。
  • MH3で登場した方の火山のエリア6では特定の攻撃を行う。
    地面を掘って潜ったあと高台に現れ、エリア内を転がりまわるというものである。
    非常に広範囲を転がりまわるため、へたに動き回るよりは、
    立ち止まってカメラでウラガンキンを捉え、自分の近くにきたとき緊急回避で避けるほうが無難。
    この攻撃後はきまって威嚇動作を行うので、攻撃のチャンスである。
    ちなみにこの攻撃がはじまると、「ビリヤードの時間だ!ゴール地点をつくらなければ!」
    などと叫んで落とし穴を設置するハンターもいるのだとか。
    • 一応この攻撃には安地があり、エリアの入口ギリギリに立つことで回避できる。
      しかし攻撃のあとの威嚇時に反撃はできない。
  • 弱点は水属性龍属性。毒も非常に有効である。
    ウラガンキンのクエストでは大抵支給品として毒投げナイフがあるので、遠慮無く投げつけてやろう。
    • 肉質は近接にとっては硬いのだが、怒り状態では全体防御率が1.2倍されるため、
      怒り状態に積極的に攻撃して少しでもダメージを稼ぎたい。
      MH3Gなら怒りやすく、全体防御率上昇ということでスキル「挑戦者」が非常に有効である。
      また、毒には異常に弱く、毒片手剣が1人でもいるだけで尻尾を切断する前に
      討伐してしまう割合が跳ね上がるほど。
      そしてボウガンはその存在自体が、火薬岩以外遠距離攻撃を持たないウラガンキンにとって脅威であり、
      片手剣以上の状態異常地獄を受けるか、貫通弾or水冷弾速射による毒以上のダメージであっさりやられるか、
      最悪滅龍弾速射で上位でも3分~5分、速くて2分で処理されるかのどれかである。
      さらに登場作品に限って対ウラガンキンに特化したライトボウガンが出てくることもあり、
      この上ない天敵になっている。
      尻尾を切りたいハンターもいる可能性が、特に求人では居るかもしれないので、
      これらの武器を使うハンター諸君は事前に他のメンバーと話し合っておくと良いだろう。
    • また、気絶値の耐性が低い為、ハンマー対決に持ち込んでみても面白い。
      頭の肉質は非常に硬いが心眼or斬れ味紫のハンマーなら弾かれること無く攻撃できる。
      気絶と部位破壊も兼ねているので一石二鳥である…のだが
      ハンマーはスタン要因の裏方で、頭破壊はボウガンに任せたほうが速い。
      それでも属性値が高ければそれなりにダメージを稼ぐことは可能である。
      特にガス攻撃時は頭と尻尾がガスの範囲からはみ出ていて隙だらけなので絶好のチャンスである。
      切断武器と打撃武器で前後に分かれて頭と尻尾を攻撃してやろう。
      逆にハンマーかボウガンがいないと顎の部位破壊は睡眠爆破でもやらない限り非常に難しいので
      無理に狙うくらいなら尻尾に集中しよう。
      • MHP3ではガンランスと狩猟笛が復活し、顎の破壊のしやすい武器のバリエーションが増えた。
      • 見ての通り、鉱物を塗り固めた顎は非常に硬いが、
        MHP3以降は、部位破壊に成功すると何故か柔らかい部位へと変化するようになった。
        破壊したといっても表面の鉱物が少し剥がれただけで未だに鉱物部分は残っており、
        何より、鉱物を付けていなくても、
        ウラガンキンの顎は元から頑丈に出来ているはずなだけに謎である。
        硬い顎に更に硬い鉱物を塗り付けているうちに、
        表面に出てこない部分が軟化してしまったのだろうか?
        あるいは、黒曜石のように固い分、一気にひび割れがおきてしまうのか?
  • 尻尾はある程度攻撃すると部位破壊でき、更に斬撃で攻撃するとようやく切断出来る。
    狙いやすい割には斬るのが大変だが、切断に成功すれば火薬岩を撒く事が出来なくなるので、
    非常に有利となる。
    属性に脆いと言う体質上、尻尾の切断を狙うなら一撃勝負の大剣で行くのが良いとされている。
    逆に手数武器で行くと残HPによっては尻尾を切れないと言う事態も起こりうる。
    • MH3以降は、属性ダメージが尻尾切断用ダメージ値にカウントされなくなったが、
      残HPの削りダメージとしてはカウントされるため、属性武器だといっそう尻尾切断を狙い難くなった。
  • 睡眠時は高台に上がってしまうので、他のモンスターの様に寝込みを襲う事が出来なくなっている。
    ハンターがエリア内に入ってくれば目を覚ますので、
    起きるまでじっと待つ必要は無いが、少し悔しいものがある。
  • MHP3以降、転倒時にその身体に付いている鉱物をピッケルで採掘できるようになった。
    特にレアな素材が取れるという事は無いが、余裕があるなら狙ってみよう。

MH3G

  • MH3Gでは通常種・亜種共に大きく叩きつける際の震動範囲が異様なまでに広くなっており、
    ガンナーの適正な射程距離にいても怯んでしまうほどである。
    しかし、震動の当たり判定は一瞬になっているため、回避性能無しでも避けられるようになった。
    ミスして顎に突っ込まないように。
    • G級では、今までの恨みを晴らすかのようにガンナーへの対抗手段を獲得。
      ローリング攻撃の終わり際で顎を地面にスタンプさせるモーションが追加された。
      中距離での異常なホーミング性能に加えて驚異的な威力を持っており、
      怒り時に直撃した場合、生半可な防御力のガンナーは一撃でペタンコに潰される。
      どうやら火属性らしく、十分な防御力と火耐性があればギリギリ一発耐えられるのがせめてもの救い。
      このローリング攻撃の際には首を少し振るので見逃さないようにしよう。
      なお、この攻撃は通常のローリング攻撃とは異なり、疲労時にも失敗することはない。
  • 因みにMH3Gでは、転倒時の採掘で手に入る溶岩塊資源化アイテムとしての需要が激増したため、
    転倒したウラガンキンにピッケルを振るうハンターが増えた。
  • 通常種・亜種共に夜のモガの森にも平然と現れる。
    モガ森ではエリア7で鉱物を捕食し、エリア2で休眠を取る。
    また、火山岩がないためか尻尾を振ってもばら撒かなくなっている。無駄に律儀な設定である。
    採れる希少特産品は「安眠ガス袋」。★5つの価値がある。

MH4(G)

  • 残念ながら未登場。
    その代わり、素材交換と言う形で間接的ながら登場している。
    下位素材とG級素材が存在し、いずれもガス攻撃の先輩的存在であるグラビモス素材との交換で
    ウラガンキン素材を入手できる。

MHX

  • MH4(G)では出演機会に恵まれなかった主任ことウラガンキンだが、
    MHXの第二弾PVにて登場し、MHXへの参戦が確定した
    また、二つ名持ちモンスターである宝纏ウラガンキンも登場している。
    • なお、上記PVでの登場シーンは片手剣の狩技「昇竜撃」をアゴ頭部に叩きこまれ、
      あえなく気絶して転倒してしまうというなんともいえないものであった。
      ただ、このPVの一連のシーン自体が各武器種の狩技紹介も兼ねたものであったため、
      他のモンスターも同じような目に遭っている。
      ちなみにこのウラガンキンvs片手剣のシーンは、この復活モンスターvs狩技の流れのトリを飾っている。
  • 今作ではMH2ベースの火山(ラティオ活火山)や地底火山に姿を見せる。
    が、今回の炭鉱夫主要な仕事場ではお目にかかれず、現場監督としての存在感はあまりない。
    • ラティオ活火山や地底火山にはウラガンキン専用の寝床が存在しない。
      その為3シリーズで見せたエリア中を縦横無尽に転げ回る行動は実装されなかった。
  • 公式サイトの画像では顎を叩きつけている様子も確認できる……のだが、
    他のモンスターの例に漏れずエフェクトが強化されており、なんともド派手に岩盤を隆起させている
    元々「顎で地面を粉砕する」というのは生態にも組み込まれている要素であるので、
    今作ではそれが画面上にも反映されるようになったと捉えても良いだろう。
    ガスの噴出についても「両脚の付け根から勢いよくガスが噴き出す」という形にグラフィックが書き直されている。
    この他、金属質の外殻の色合いが若干変わっており、過去作と比べてより色鮮やかになった印象を受ける。
  • MH4から加わった乗りシステムにも対応し、ジャンプ攻撃を当てる事により乗ることもできる。
    だがウラガンキンの場合は乗り攻防中のモーションが少々特殊で、短い咆哮の後地面に顎を打ちつけるのである。
    これは一連の咆哮モーションではなく咆哮と通常の暴れを連続して繰り出すものなので注意。
    咆哮はその大きな体に似合わず通常の耳栓で対処可能だが、
    この顎を打ちつけるモーション時は暴れなのでしがみついていないと耳栓の有無に関わらずゲージが進んでしまう。
    なお、ババコンガ同様、耐震を発動させていても意味はない。
    耳栓があるから咆哮はチャンスタイム…と思って背中をサクサクしていたら
    気づかぬうちにゲージが一気に進んで乗り失敗、という事態もよくあることなので慣れないうちは注意しよう。
  • 地底火山では高低差の激しい地形があるエリア8にも姿を見せるのだが、
    イビルジョーやブラキディオスと異なりなんと自力で壁を登降することはできない
    壁に張り付いているハンターや壁の上で待っているハンターには火薬岩をぶつけてくるが、
    それでも降りてこない場合は諦めてエリア移動をしてしまう
    これは同じくエリア8に姿を見せるディノバルドにも言えることである。
    • 一方でエリア4にある二重床には対応できており、潜行やジャンプで移動する。
      訝しんだかもしれないが、冗談ではなく本当にジャンプして二重床を上がってくるのである。
      凄まじい重量を持つウラガンキンがジャンプするところは一度は見ておくのをオススメする。
      手っ取り早く見れる方法としてイベントクエスト『鎚と戈の競演』に行き、
      ウラガンキンをマップ手前側の入り口に誘導し、ハンターはツタの上に登る。
      端で見下ろしているとウラガンキンがジャンプするところを見ることができるだろう。
      しかし、こんな跳躍力があるのなら地底火山のエリア8も登ってこれそうなものだが。
      • なお、勿論のことツタやられにもなる。
        重いウラガンキンがツタの上を行動できることに先ず違和感を覚えるかもしれないが、
        どうやらそのウラガンキンが嵌ってしまっても破れないほどの強度をツタは持っているようだ。
        なお、ツタやられ中に討伐することで宙吊りのウラガンキンの死体を見ることが可能。
        非常にシュールな光景である。
  • 獰猛化モンスターの中で唯一、メインターゲットになっていないクエストが存在する。
    該当するクエストは★6「心を燃やせ燃石炭」でサブターゲットにこそ指定されているものの、
    乱入として獰猛化モンスターが出現するのは、このクエストの獰猛化ウラガンキンのみである。
  • ニャンターがサポート行動イガグリ大砲の技」を解禁する条件がウラガンキンの狩猟である。
    サポート行動の解禁はその行動に連想されるモンスターの討伐が条件であることが多いが
    なるほど、そう言われれば、トゲトゲの背中を丸めて転がるウラガンキンの姿はイガグリに見えなくもない。
  • また本作では、鉱石武器の強化キー素材として溶岩塊を要求されることが多い。
    転倒時の採掘や不確実な報酬だけではとても消費に追いつかないので、
    数が欲しいならモンニャン隊でボマーニャンターに頼ろう。*1
  • モンスターの骨を用いて攻撃を繰り出す骸龍オストガロアは、ウラガンキンの顎の骨を使って攻撃を行うことがある。
    攻撃方法はウラガンキンの技をそっくり再現したかのような地面への叩きつけ攻撃。(詳細はオストガロアの項にて)
    • ところで、オストガロアが用いる骨のラインナップには
      ディノバルドブラキディオスラギアクルスと、歴代メインモンスターの中でも錚々たる顔ぶれが揃っている。
      その中で、まさかのウラガンキンの顎骨という選択。オストガロアが何を思って選んだかは不明*2だが
      宝纏の件も含め、MHXは何かとウラガンキンが脚光を浴びる作品であると言えよう。

MHXX

  • MHXXでは複数の調整が加えられた。
  • 全個体に共通することとして、始点から円を描くように転がり
    ハンターを捕捉してフィニッシュに繋げるローリングが追加された。
    捕捉性能は案外高く、所詮鈍いウラガンキンだから当たらないだろうと思うと真っ先に轢かれる。
    • また、ある程度転がってから急カーブする突進は使わなくなった。
      ドスファンゴと同様に、急カーブ突進が問題視されて差し替えられたのかもしれない。
  • G級個体は3Gで体得したスタンプに繋げるローリングに加え、更なる強化・追加モーションがある。
    まず、睡眠ガス限定で噴出範囲が非常に広がっている。
    予備動作を確認してすぐ退避行動に移っても巻きこまれかねないほどの広範囲となっているため、
    上位まで以上に元気ドリンコの持ち込みやスキルでの対策を徹底したい。
    そして、睡眠ガス放出に繋げるローリング。
    この攻撃は転がる予備動作中にガスが漏れているのが目に見えるので、対処のめどは立つだろう。
    また、過去作で亜種が使用していた、火薬岩を飛ばした後に即座に起爆させるパターンが追加された。
    直線上に三つ並べたり足元にも二つ飛ばしたりと扱いも器用。後者は物理的に挙動がオカシイ気もするが
    ジャスト回避をした際に顎の近くにいると巻き込まれる可能性があるので、十分注意しよう。
  • 獰猛化時には煙部位が頭か背中かを見ることでローリング攻撃の派生を判別することが出来る。
    • 頭に煙がついている時に獰猛エフェクトと共にローリングの構えをとればスタンプに派生、
      エフェクトがなければ通常のローリングになる。
    • 逆に背中に煙がついている時には、エフェクトをともなわずローリングの構えをとればスタンプに派生となる。
  • 闘技大会にも登場するのだが、この個体は怯み補正がG級獰猛と同等で乗り補正がG級獰猛の2倍という
    詐欺臭い個体であり、顎破壊で軟化させるにしろ乗りで固定ダメージを与えるにしろ苦労するようになっている。

MHWorld

  • MHWorldにもウラガンキンが参戦する事が同作のPV第5弾から判明。
    おなじみの転がり突進から、勢いそのままにそり立つ崖を駆け上がるダイナミックな動きを見せている。
  • 同作では、PV第4弾より、「骨鎚竜(こっついりゅう)ラドバルキン」という全身に骨を纏う新モンスターの登場が判明しているが、
    その名称・別名や特徴的な顎を始めとした体型、更に身体を丸め転がって高速移動(攻撃)を行う事から、
    ファンの間では「ウラガンキンの親戚なのでは?」と予想する声が上がっている。
    週刊ファミ通の記事においてもラドバルキンがウラガンキンの近縁種と思われる事を示唆する記述があったが、
    実際どのような関係性を持つのかは続報が待たれるところ。
    • その後公開された生態樹形図によると、新たに「鎚竜下目」という分類が追加され、
      ウラガンキンが属する「鎚顎竜上科 ガンキン科」はそこから分化したものであるとされている。
      そしてラドバルキンはどうかというと鎚顎竜上科に分化せずに「バルキン科」に属するとされているため、
      ラドバルキンこそがウラガンキンの祖先に当たる種である、ということのようである。
    • まだ主任の存在が浸透していない主に海外勢の一部の間では
      ウラガンキンがラドバルキンの強化コンパチだと勘違いされていることもある模様。
      新大陸での登場タイミング故に止むを得ないといえば止むを得ないが、
      実際にはウラガンキンのほうが9年も大先輩だと知っている歴戦の炭鉱夫からすると少し残念な話でもある。
  • 初の邂逅は、龍結晶の地での調査での登場となる。
    勇んで新地へと臨んできたハンターに突如襲い来る地響き、そして斜面の上から大岩のごとく転がり落ちてくるという
    迫力満点な登場ムービーを引っさげ、龍結晶の地に挑まんとするハンターたちに容赦ない洗礼を与える。
    ウラガンキン「ラドバルキンの二番煎じと言う奴は叩き潰すガンキン。」
    ムービー名は危険な車輪。その貫禄は車輪どころかパンジャンドラム大型車両、又は戦車並みのようなものなのだが。
    • ちなみにラドバルキンのほうは登場ムービーで骨戦車と謳われており、なんだかあちらのほうが強そうである。
      しかも見た目が刺々しい骨ばっかり纏っているという出で立ちなので猶更かもしれない。
  • 上位の最後の方で登場することもあってかヴォルガノスと並んで歴代シリーズの中でもかなり強化がなされている。
    特に体力は同時期に出てくるモンスターの中では頭一つ抜けておりなかなか倒れてくれない。
    流石は現場監督の任を解かれた主任、戦意が違う。
  • 今回は地の利を生かして戦う新戦法を身につけており
    斜面めがけて突進したかと思えば坂を使って急カーブしてくるなど、
    従来作に比べてもよりアグレッシブなローリングを披露してくる。
    周囲に絶えず撒き散らされる火薬岩や強烈な振動によるふらつき効果も相まって、
    瘴気の谷で戦ったラドバルキンと同じ感覚で戦えば、まず痛い目を見る羽目になるだろう。
    • 龍結晶の地のエリア6は地形がまるですり鉢の中のような構造になっており、
      ウラガンキンはこの地形を最大限に用いた新たなエリア専用技でハンターを迎え撃ってくる。
      それが壁際の斜面からハンターめがけて一直線にローリング突進したと思ったら壁際で反転、
      斜面を利用してスノーボードのハーフパイプの如く
      何度も何度も折り返してローリングアタックを繰り出す攻撃。
      斜面で勢いをつけてくるためか通常のローリングとは比べ物にならないほど勢いがついており、
      しかも折り返すたびに軸合わせをしてハンターに正確に狙いを定め転がりなおしてくる。
      幸い、ホーミング未来予測ではない一直線の攻撃なのだが、なにぶん
      あの巨体が飛竜のブレスのような勢いで突っ込んでくるので、回避タイミングは結構シビア。
      機動力が低い武器、とくにへビィボウガンでは警戒が必要になる。貫通弾の的だと笑われ続けた積年の恨みか。
      • 背中を丸めているくせにどうやってハンターを視認しているのかと思いきや、
        なんと折り返し時の瞬間的な停止の際に、器用かつ機敏なことに
        チラッと顔を覗かせハンターの位置を確認している。
      • シームレスに他エリアとつながるMHWのマップ特性上、ローリングで通路に突っ込むこともあり、
        「エリア移動かな?」などと思ったら暴走トラックの如き勢いで再度エリアインしてくることもある。
      • とにかく縦横無尽に駆け回り、対処が非常に難しい為、慣れていないならエリア6では戦闘せず、
        早々にこやし弾を当ててご退場願おう。
        特に調査クエストでは、1回力尽きただけでクエスト失敗なんて条件が出ることも少なくない。
        歴戦個体相手に1回もダウンできない、というような場合、こんなリスクの高い場所で戦う理由もないので、
        自分達の戦いやすいフィールドに誘導してやると良いだろう。
        もしくは、その内容のクエストは痕跡収集用と割り切るが吉か。
      • なおエリア6はウラガンキンの寝床でもあり、とどめを刺しにきたハンターたちをまとめて返り討ち、
        なんて惨事もありうるので、ウラガンキンの狩猟は最後まで油断は禁物。
        幸いMH3系列とは違って寝床に上がり込むことは可能なので、忍び込んで捕獲してしまうのもアリ。
  • 今作のウラガンキンは噛みつきや叩きつけなど多くのモーションで
    絶えず火薬岩をばら撒く。もちろん、振りかぶって回転する従来のばら撒き攻撃も健在。
    ウラガンキンの巨体に圧倒されつつ、
    ふと気が付けば辺りはバゼルギウスの爆鱗さながらの地雷原などという光景も珍しくない。
    今まではよほど攻撃しない限りは殴っても弾かれるだけだったが、
    今作は、何らかの衝撃が加われば赤熱化した後即座に爆発する仕様となっている。
    バゼルギウスほどではないにせよ、監督業務から外れた主任はかなりの爆殺厨なようだ…
    あっちの爆鱗は生成→分離というプロセスが一つ一つ丁寧に描写されているのに
    こちらは旧態依然と本体から無限に沸いてくるので違和感がすさまじい。
    新参者は勿論のこと、従来作でウラガンキンと相見えた経験のあるハンターさえも
    ガキンガキンのふらつき→背後からの爆発→倒れたところにローリング→残った火薬岩が爆発→……
    といった猛攻で最悪ハメ殺しに遭う可能性がある。
    時限式で爆発する火薬岩は単純な攻撃範囲の拡大ともいえるため、それが増加したということは
    従来作のような離れれば安全ガンナーなら余裕というセオリーは通じないという意味でもある。
    • 主に尻尾からばら撒くため、火薬岩の爆発についてはウラガンキンの背後や歩き去った後ほど危険が高く
      従来の感覚で戦おうとするとほぼ確実に裏を書かれる。
      それなら従来通り尻尾を切断すれば…と思いきや、
      尻尾を切ろうが火薬岩ばら撒きを完全に封印することはできなくなっている。
    • さらに厄介なことに、攻撃やエリア移動のローリングでも火薬岩をばら撒くようになり、
      ローリング後にうかつに反撃すると次の攻撃の衝撃で誘爆して返り討ちに遭ったり、
      ウラガンキンがいた、もしくは移動してきたエリアに設置された火薬岩が時間経過で
      爆発し、いきなりダメージを受けることもある。
  • MH3から久しぶりに通常の咆哮後に行う顎叩きつけの攻撃判定が復活している。
    やはりあんな堅固で重厚な顎に潰されて無傷、というのは不自然だったのだろうか。
    前方至近距離で耳を塞いでしまうと、ほぼ確実に叩き潰されるので気をつけたい。
  • 今作でも横倒しになったウラガンキンの背中から採掘が行える。
    回数は無制限ではないが、ダウンさえ取り続けられれば素材集めには十分な回数が狙える。
    基本的にはカブレライト鉱石が採れるが、たまに獄炎石溶岩塊が手に入ることも。
    • レアかつ多用途な獄炎石が手に入る魅力もさることながら、
      溶岩塊は通常の採掘では出てこない貴重な素材である点も見逃せない。
      この方法以外で溶岩塊を手に入れる方法はウラガンキンの落とし物・尻尾剥ぎ取り・捕獲報酬などがあり
      ガンキンシリーズを揃えたいならば捕獲ついでに背中からの採掘も併せて行っておきたい。
      素材用途でなくとも1580ゼニーとそれなりに高値である。
    • ただし、上述の通り、今作では従来作よりも頻繁に火薬岩をばらまくため、
      採掘に目が眩んで爆発事故に巻き込まれないように気を付けよう。
    • 従来作と同様、疲れ果てた際に転んでしまうのを狙うのもいいが、
      今作では転がっている最中にハジケ結晶をぶつけるとほぼ確定で派手に横転するため
      こちらを積極的に狙うと採掘が手早く行える。
    • 地質学の採取回数増加はウラガンキンの背中採掘には効果を発揮しない。ラドバルキンも然り。
    • なお、本体の剥ぎ取り回数は従来は4回だったが、今作では3回に減ってしまった。
      ヴォルガノスにしろイビルジョーの尻尾にしろ、
      今作では何故か剥ぎ取り回数が減らされたモンスターも多いので、素材集めの際は少し注意しよう。
  • 今作は護石は工房で製造する仕様に変わった。
    そして入れ替わるようにランダム要素になった装飾品はクエスト報酬のみでしか手に入らない。
    つまり、炭鉱夫を見張る現場監督の仕事そのものがない
    さすがのウラガンキンも炭鉱夫とともにリストラされてしまった 新大陸では主任の仕事を請け負っていないようだ。
    とはいえ、採掘系の採取ポイントとウラガンキンの行動範囲がけっこう被っているので
    採掘をしていたら叩き潰された採掘場を目指す道のりではねられたという事態も往々にして有り得る。
    また、白金魚を狙って釣り糸を垂らしていたら横から轢かれたという声もある。
    現場監督を辞めると言ったな。あれは嘘だ。
    • 移動ルートであるエリア2、エリア7にはランゴスタが飛び回っているのだが、
      普段飛んでいる位置が大体ウラガンキンの移動ルートと重なっており、
      ウラガンキンを追いかけていたらランゴスタの死体を見つけたという事も少なくない。
  • 龍結晶の地に登場するモンスターのうち、ヴォルガノスとは敵対関係にあるようだ。
    両者のモンスター図鑑に記載されているほどなのだが、いわゆる縄張り争いは確認されていない。
    大蟻塚の荒地におけるボルボロスジュラトドスの関係といい、新大陸の獣竜種と魚竜種は仲が悪いらしい。
    • ちなみに、報酬金でいえばヴォルガノスよりウラガンキンのほうが上である。頑張れ兄貴。
    • 他に登場するリオレウス亜種との関係に特に言及はないが、
      かち合ったときの力関係は互角かやや劣勢といった所。
      キック攻撃で苦手な毒を受けたり転ばされたりすることがある一方、
      巨躯を生かした重い一撃や大量にばらまく火薬岩により部位破壊をやってのけることもある。
      バゼルギウスと違い龍結晶の地にしか居ないのが惜しい。
    • 流石にイビルジョーやバゼルギウス相手では、
      桁違いの馬鹿力や威力も数も段違いの爆弾を持っているので、流石に分は悪いか。
      しかし、巨体や火薬岩の一撃で一矢報いる…事もあるかもしれない。
    • また、アンジャナフが日光浴をするようにウラガンキンは岩盤浴をする事があるが、
      よりによってその岩盤浴を行う場所がヴォルガノスの生息域であるエリア11。
      またしても露骨な挑発か。頑張れ兄貴。
      屈んでくつろぐその光景はまるでサウナに入ったおっさんの様。

MHW:I

  • 追加コンテンツであるMHW:Iの新難易度、マスターランクでも続投。
    今回はストーリーを進行する上で会いに行く必要すら一切ないので立場は空気だが、
    その空気っぷりをかき消すほどに、過去作以上に火薬岩を用いた戦法がより苛烈になっている。
  • マスターランクでは一部の行動の後にばら撒く火薬岩が巨大化しており、より広範囲の攻撃が可能になった事に加えて
    突進の際に自身が撒いた火薬岩を踏むとウラガンキンの体が炎上、正に火炎車といった様相で転がりまわるようになった。
    一部ではフレアドライブと呼ばれている
    そして巨大化しても相変わらずどこからかボロボロと無限に沸いてくる。
    この突進中は通過した地面に熱ダメージが発生する為、ガードが可能な武器でも火耐性を高める等の対策をしなければ 、
    新たに発生した炎の道とも言うべき場所で体力をかなり削られてしまう。
    • これらの強化により、前述の通りウラガンキンの攻撃が強化される龍結晶の地エリア6では、
      巨大な火薬岩と炎の道が敷かれ碌な逃げ場もない中、火だるまと化した巨体が何往復も突進してくるという
      まさに地獄のような光景が繰り広げられる。
    • この仕様上、他のモンスターとの戦闘中に乱入されると非常に厄介。
      前作に続き空気仲間の彼と違いありとあらゆるエリアに移動してくるため、
      火薬岩や炎の道といった厄介なギミックで邪魔され、驚いたハンターも多いのではないだろうか。
    • 一方、全武器種で抜刀中にスリンガーが使えるようになったので、
      ハジケ結晶をぶつけての横転を狙いやすくなっている。
  • 今作ではブラキディオスの登場ムービーにもゲスト出演。
    ブラキディオスの調査で龍結晶の地のエリア5に来ていたハンターと丁度出くわし、
    あわや一触即発…と思いきや、体に付着した謎の発光体──もとい粘菌の爆発によってダウン。
    更に奥から現れたブラキディオスに追撃の粘菌爆破でオーバーキルされるという悲惨すぎる末路を迎える。
    ブラキディオスの粘菌の爆発が、ウラガンキンの頑丈な金属質の外殻をも容易に貫く威力である事を思い知らされる。
    ちなみに、爆殺されたウラガンキンの死体からはきっちり剥ぎ取ることが可能である。
    もっともブラキディオスの猛攻をかいくぐるか、こやし弾で追い払う必要はあるが。
    後輩は後輩でまた先輩のメインモンスターの洗礼を受けているので、同じ悲哀を味わっている。
  • 今作からは縄張り争いも追加された。
    相手は牙竜種最強クラスの強者として知られるオドガロン(亜種)
    だがそこは歴戦の猛者たる主任、MHWで後輩をフルボッコにされた御礼参りを見事に果たす
    ……かと思いきや、あろうことかオドガロンvsラドバルキンと全く同じ展開で惨敗する
    • 自慢の顎による連続攻撃を全て躱され、最後には齧り付かれた顎を部位破壊されて
      ダウンを取られるというフォローのしようもない負けっぷりなのだが、
      後輩は顎に纏っている骨を再生する事が可能な一方、こっちはそうもいかないためより悲惨である。
      またこの展開から、オドガロン種の咬力はタールで固められた骨どころか
      何重にも塗り固めた鉱物(≒主任の顎)をも砕くほどに高いという恐ろしい事実が明らかになった。
    しかし兇爪竜はともかく、クエストランクにおいて同格の惨爪竜にまで完敗するとは誰が予想しただろうか。
    過去作で同等の危険度を与えられ、今作でもクエストランクで並ぶベリオロス、ティガレックス、ディノバルド、
    前述のブラキディオスなどはオドガロン(亜種)と引き分けており、
    主任だけがかなり残念な立ち位置になってしまったと言える。
    クエストランクで大雑把に分ければ主級、看板モンスターと同ランクとなるが、
    縄張り争いで厳密に分ければ一歩劣る実力であると示された形となる。
    登場ムービーでブラキディオスに爆殺されたことといい、今作の主任はどうも不遇である。
    • メタ的な話をすると、今作は縄張り争いが大量に追加された影響かモーションの使い回しが多くみられるため、
      この縄張り争いについてもその一例である可能性がある。
      粘菌を全然使わせてもらえない某竜とはまた違った意味で、使い回しの割を食ったモンスターとも言えよう。
      なら無理して追加してくれなくてもよかったのにという主任の気持ちは察するに余りあるが。
      危険度の差を考慮してかしっかり勝敗が別パターンとなっている
      アンジャナフその亜種は特例なのだろう…、うん…
  • Ver.11.01からは導きの地にもウラガンキンが出現するようになった。
    だが同アップデートでモンスターの剥ぎ取り等から特殊痕跡が手に入る確率が100%に設定された結果、
    なんと転倒した主任の背中を掘るだけで特殊痕跡が1つ獲得できてしまっていた
    ただそれだけだと普通だと思うかもしれないが、
    なんとこの痕跡は転倒する度に復活するので何度でも採掘出来てしまう。
    歴戦の個体であれば勿論解析済みの特殊痕跡が。
    さらに特殊痕跡だけでなく、歴戦個体であれば転倒時の背中の採掘にて
    装飾品錬金に欠かせない霊脈の剛竜骨を手に入れることができる。
    転倒は転がり攻撃時にハジケ結晶などを使用すれば簡単に引き起こせるため、
    反則級の効率で特殊痕跡や霊脈の剛竜骨を収集可能。
    まさかここにきて自身が炭鉱夫の標的にされるとは、ウラガンキン本人は思いもしなかっただろう。
    奇しくもムービーにて自分を爆殺した後輩が実は2作品前で同じ憂き目に遭っているので、
    そう言う意味では後輩に追いついたと言える
    とはいえ手に入る痕跡は溶岩地帯の中堅クラスのモンスターに限るので
    ひたすらウラガンキンを採掘すればよいというわけにはいかなかったが。
    • しかしVer.11.50にてラドバルキン共々非告知修正をされてこの方法では特殊痕跡は入手できなくなった。
      なぜか1ヶ月後のVer.12.01の修正内容にて11.50で修正しましたと後告知された。

派生作品

MHF

  • 遷悠種としてメインシリーズのモンスターが導入されたMHF-G8の時点から、
    アゴが特徴のモンスター」が候補に挙がっているとの発言があった*3ほか、
    MHF-G9直前のオフラインイベントでは「第5の遷悠種は『熱い』(または暑い)がキーワード」
    との発言があり、ウラガンキンの実装を予想する声は多く存在していた。
  • ウラガンキンの防具ガンキンシリーズも「遷悠防具」として導入されたが、
    「特定のスキルを1つ自動的に発動する」遷悠防具では初めてとなる、
    剣士防具とガンナー防具で自動発動スキルが異なるという特性がある。
    剣士は「ガード性能+2」、ガンナーは「最大弾数生産」である。
    武器も遷悠武器として導入され、穿龍棍「金棍オデス」も新登場している。
    メインシリーズでは全体的に高攻撃力劣悪な斬れ味といった性能であるが、
    MHFでは高攻撃力悪くない斬れ味…どころか最終的には空色ゲージまで発生する。
    更には高火属性値と、一部の武器は防御力+まで持ち合わせている始末。
    その技術力を他の村や街の工房にも分けて欲しいぐらいである
  • ウラガンキンの実装と同時に、火属性やられも導入された。
    HR5では爆炎ガスや火薬岩飛ばし、あまり使用しない噴火攻撃程度にしか付与されていないが、
    G級では様々な形の噴火攻撃を駆使するようになる影響で、火属性やられの存在感が一気に増す。
  • メインシリーズでは転倒時にピッケルで採掘が可能であるが、
    ジンオウガの虫捕り同様こちらも実装はされなかった。
  • レア素材はMH3Gと同様、HR5で「爆鎚竜の紅玉」、G級で「爆鎚竜の天殻」が得られるのだが、
    素材入手体系もMH3Gに準拠しているため、本体からの剥ぎ取りでレア素材が出なくなっている
    尻尾からの剥ぎ取り、頭部の部位破壊報酬、そして捕獲報酬から得ることができる。
    MHFでは特異個体の登場以来、レア素材は本体からの剥ぎ取りからのみ得られる*4という形で
    実装されてきたため、剥ぎ取りで出ずに捕獲でレア素材が出る、という事態は極めて異例である。
    • ウラガンキンの実装週は不具合が多発し、その補償として各種課金コースが開放されており、
      レア素材も従来設定通りであれば入手しやすい環境にあった。
      しかし「捕獲が素材面でメリットがない」という状況がMHFでは長らく続いていたため、
      捕獲は積極的に試行されず、やけに入手しづらいという声が多く上がる状況になっていた。
  • 肉質は概ねメインシリーズに準拠している(共通して胴体と破壊後の頭部が弱点)が、
    MHFの遷悠種の中では*5属性がかなり良く通る設計になっている。
    その為水属性や龍属性を中心に、それを内包する複属性などを持ち出すことで部位破壊や狩猟が有利になる。
    • 顎破壊後に頭部の水属性耐性が増加するのも同じだが、
      それでも属性特効が機能する20%はキープされるためさほど問題はないだろう。

戦闘能力

  • 基本的にはメインシリーズと同様の立ち回りが通用する。
    しかし、尻尾振り回しの際に飛ばす火薬岩の数が激増していたり、
    後述する新技をHR5時点で惜しげも無く使用してくる。
    メインシリーズからそのままの仕様で導入された技がタックルとガス攻撃ぐらいであり、
    その2つはどちらも使用頻度が少ないため、行動面での変化がHR5時点で非常に大きいものとなっている。
    従ってメインシリーズで戦った事があっても決して気は抜けない。
  • 顎叩きつけの際には、もはや当然の如く岩盤砕きが発生する。
    これはMHXのような単なるエフェクトではないため、その分攻撃範囲が広がっている事になる。
    また、当たり判定もそれぞれ独立しているため、
    メインシリーズのように初撃をガードしたら当たり判定は消失する…といった事はないので注意。
    更に、後退しながら顎叩きつけを行う新モーションもある。
    • ちなみに、「咆哮後の顎叩きつけの当たり判定が復活するのでは?」という予想もあったが、
      蓋を開けてみればそのような事は無く、MHP3以降の仕様であった。
      もし復活していたら、怒る度2回岩盤を砕いていたかもしれない…
    • 耳栓系スキルの発動が常識化されているMHFの環境下ではもし復活していても問題はなかっただろう。
      というより、むしろ復活するだろうという予測のほうが本命視されていたほどである。
    3GのG級個体や宝纏が行う、ローリングで勢いをつけてからの顎スタンプも行う。
    もちろん砕けた岩盤にも判定有り。
    後述の背面プレスの方が使用率が高いので、
    それに備えて回避しようとすると思わぬところでこれを喰らうこともある。
  • 新技として、お馴染みのローリングの後に丸まったまま静止した…
    かと思えば狙いをつけたハンターに対して跳躍し豪快に背面プレスをかます技を身につけた。
    岩盤砕きも起こるため、当たり判定も広い。
    従来通りの丸まりを解いて停止する姿も見られるが、どちらかと言えば背面プレスの方が使用頻度が高い。
  • 顎で地面を抉って岩を飛ばし、同時に尻尾から火薬岩を飛ばす技もある。
    また、振り向き噛みつきの際にも尻尾から火薬岩が飛ぶようになっている。
  • G級では、ローリングの軌跡に噴火が発生するようになる
    これにより転がるウラガンキンが視認しづらくなり、背面プレスの予備動作が見えなくなる事も。
    ローリングの軌道次第では、噴火による炎の壁に囲まれるといった事態も起こりうる。
    噴火の攻撃範囲自体はさほど広くもないため、落ち着いて対処しよう。
    また、ローリング攻撃そのものも強化されており、被弾するとハンターが落とし穴状態になる
    この状態では真根性が発動しないため、続くプレスや火柱で根性を貫通されやすい。
  • 強顎スタンプはHR5の時点で、耐震+2が無ければ防げない強震動を起こすようになっている。
    またG級では更に強化され、地面を打ちつけると同時に大噴火が発生、
    そして前方3方面に噴火が起こる。
    距離は短いが、MHFにおけるG級ブラキディオスの前方爆破に近い。
  • もはやお馴染みとなった根性貫通コンボはローリング含めて3つある。
    その内一つはHR5でも極稀に使用する。
    まず、力を溜めるようなモーションをとり、身体から睡眠ガスが
    プシュッ、プシュッ」と放出される。
    これは睡眠ガスを放出する予兆ではなく、このときの回数によって次の攻撃が変わる
    1回放出した場合は普通に(といっても強烈な)顎スタンプを2連続でしてくるだけなのだが、
    2回放出した場合、更に強烈な顎スタンプでハンターを打ち上げ、地面からの大噴火で追撃を仕掛けてくる。
    そして3回放出すると、超高範囲の顎スタンプでハンターを打ち上げ、
    大噴火、及びアカムトルムの咆哮時に発生する火柱のような小規模の噴火で追撃される。
    • ちなみにガスを溜めるモーションは、ガスラバズラの地面潜りの予備動作と同じである。
      また、本来怒り状態では火炎ガスしか放出しないので、
      怒り状態なのに睡眠ガスが出たらこのコンボが来ると考えてよい。
  • そして最後の1つだが、嘶いた後丸まったまま垂直に跳び上がり、
    着地から一瞬間を置いてその場で猛烈な勢いでローリングを始める
    この時のウラガンキンには大ダメージを伴う怯みのみの連続ヒット判定が存在している。
    怯みのみの連続ヒット判定ゆえに、各種防護スキルや根性札グレートなどは全く役に立たない。
    被弾すればミンチにされるだけである
    • 元気のみなもと効果に十分な体力と防御力があれば耐えられるが、
      遷悠クエストでは元気のみなもとは使用不可であり、
      みなもと効果を得るには狩人応援コースブーストタイムを利用するしかない。
      また当たり所(モーションの開始直後など)が悪ければみなもと効果があっても体力が持たない
      よって、基本的には当たれば死ぬと思って差し支えない。
    しかも、ローリングの勢いによるものなのかハンターを吸引する気流が発生する
    まさかのダイソンである。
    この気流は一直線上に判定が存在しており、それをグラビームなどのようになぎ払う形となる。
    まともに気流に捕まってしまうと否応無しにウラガンキンと接触する事となるため、
    緊急回避等を駆使してなんとしてでも避けたい。
    また、一度気流から逃れたからと気を抜いていると方向転換して再び向かってくる場合もある
    この攻撃の後は丸まったウラガンキンの半身が地面に埋まった状態となり、
    脱出してから専用の威嚇行動を行うため大きな隙ができる。
    • 気流の効果範囲はウラガンキンのサイズに依存するようで、
      ちびガンキンもこの攻撃を行ってくるが気流の効果範囲がとても狭い(エフェクトは変わらないが)。
      もっとも、通常のクエストにおいてはサイズによる変動など誤差の範囲なので、
      小さめの個体が出現したからといって決して油断してはならない。
    • ちなみにダイソンの反対側では大量の巨大岩飛ばしが発生している。
      こちらはこちらで間隔が狭くスピードも絶妙な遅さであるため、
      回避タイミングを見切りづらい。
    • なお、この攻撃は実は通常ガードでダメージを防ぐ事が可能である。
      ただしMHF-Zのガード時スタミナ消費大幅緩和を持ってしても、
      普通のガードではスタミナを全部持っていかれてしまう。
      またランスやガンランスの強ガードでも位置次第であっさりめくられてそのまま即死する危険性もある。
      そのためランスとガンランスは十分なスタミナ(できれば強走状態)で強ガードをしつつ、
      しっかりウラガンキンにぶつかるように構えることで耐え切ることができる。
      極ノ型大剣やスラッシュアックスFのガードでも一応耐え切ることはできるが、
      最初のガードタイミングが極めてシビアな上に相当な連打が必要になるので注意。

MHXR

  • MHXRにも登場する。土属性。
    最大の特徴は、MH3と同じく咆哮後の顎叩き付けに当たり判定が存在すること。
    MHP3以降のシリーズやMHFにおいてもこの特性は見られなかった中、思わぬところで復活することとなった。
  • 特殊種として、「輝岩種」「南瓜種」「西瓜種」「B.O.W.種」「腐滅種」という、
    実に5種ものバリエーションが存在する。
    下記の通り、B.O.W.種は南瓜種の、腐滅種は西瓜種のギミック追加版だが、
    それらを同一のものとカウントしても3種であり、
    特殊種が存在するモンスターとしては断トツで最多のバリエーション数である。
    • 南瓜種はハロウィンイベント中に登場する個体で、
      体色がオレンジ色、背中の突起や腹部は濃い紫色に変色している。
      また、顔面部の突起に張られているクモの巣や赤くぼんやりと光る眼などの要素も相まって、
      全体的にややホラーチックな見た目となっている。
      …が、問題はそんな所ではない
      顎がまんまハロウィンに飾られるようなカボチャそのものなのである。
      なお、怒るとこのカボチャの目と口が光る。
      ジャック・オー・ランタンだったかぁ…
      デザインの細部は異なるが、コレがそのままウラガンキンの顎になっていると言えば分かりやすいか。
      その奇抜すぎる見た目から、初見では高確率でドン引きするのは内緒
    • 西瓜種は、夏!海!スイカ!イベント期間中のみ登場する。
      こちらの体色は濃いめの赤色、背中の突起は緑色なので、
      全体の色合いとしてはカットされたスイカに見えなくもない。
      また、顎はそのままスイカ柄で、部位破壊すると真っ赤な果肉が姿を見せる。
    • B.O.W.種はバイオハザードコラボ期間中にのみ登場。
      見た目は南瓜種の使い回しだがバイオハザードコラボということで
      一回力尽きた後に禍々しいオーラを纏って復活するのが特徴。
      この状態では攻撃力・速度がアップし、さらにガス噴出と火薬岩は狂竜ウイルスを伴うガスを出すようになる。
      いつぞやの初号機と同じく一度力尽きるまでは一切怒り状態にならず、
      復活後は常時怒り状態というシステムになっている。
    • 腐滅種はバイオハザードコラボ第二弾期間中にのみ登場。
      通常種よりも一回り巨大な体躯と、西瓜種の見た目とB.O.W.種の特性を併せた特殊種となっている。
      属性はどこから現れたのかわからない雷属性だが、感電や麻痺効果を持つ攻撃は一切使用しない。

ウラガンキン輝岩種

  • Ver.8.2アップデートにて実装される、ウラガンキン第5の特殊種。別名「輝鎚竜」。 属性は氷属性
    「輝岩」というだけはあって光の照り返しが激しい白銀の甲殻を有しており、凍土のフィールドによく映える。
    その白銀の甲殻は、まるで丁寧に磨かれた鏡のようである。
    背中の突起の色は紫色に変化しており、顎は淡めの青色となっている。黒だった下部分はワインレッドとなっている。
  • 氷属性ということで雪だるま状態を扱うようになっており、
    ばら撒かれる岩の爆発や凍結ガスに雪だるま効果がある。
    また、凍結ガスの噴出時にはブラキディオス爆氷種のような氷の床が生成され、
    その上では移動の際に滑りやすくなってしまう。
    怒り状態になると、劇毒ガスを噴出するようになる。
  • ウラガンキン輝岩種がばら撒く岩は紫色の輝きを放つ。
    この岩は従来のもの比較して爆発範囲が非常に広く、
    更に前述した雪だるま効果のほか、それまでギギネブラ劇毒種しか持っていなかった劇毒も複合している。
    爆弾岩の危険度が跳ね上がったことにより、これまでのウラガンキン戦ではほとんど意識されなかった、
    攻撃を加えて爆弾岩を破壊していくことも重要になってくるだろう。
    通常種同様、尻尾を切断すれば爆弾岩が減少する。
  • 防具は「ゴンゲンシリーズ」。
    輝岩種と同様に表面に光がギラギラと反射し、胴部位には光と黒いガスのエフェクトが発生している。

MHST

  • 通常種は無事にストーリーズへの参戦を決めた。
    ドヴァン火山の溶岩地帯を時たまうろついているほか、モンスターの巣などにも登場する場合がある。
    残念ながらMHXに続き、亜種は参戦ならず。同作にはグラビモスもいるため、キャラ被りを避けるためだろうか。
  • 野生個体は圧倒的な堅さを誇り、ほとんどパワー系の攻撃のみでこちらを確実に追い詰めてくるが、
    時折テクニック攻撃やボマーテイルによる爆破やられ誘発などの小技も利かせてくる。
    • こちらは基本的にはスピード攻撃で対抗するのがベストだが、
      ライダーやスピードタイプのオトモンはHPが低めで打たれ弱い場合が多いため、回復はこまめに。
      また、ボマーテイルによって爆破やられになってしまった際にはすぐに回復すること。
      放置しているとメガトンスタンプという技ですぐに起爆させてくるため、非常に危険だからである。
    • ウラガンキンと言えば火薬岩をばら撒くことでもおなじみのモンスターだが、本作でもそれは変わらない。
      野生個体は戦闘開始時に火薬岩をお供につけていることがある他、
      戦闘中にも火薬岩設置によって火薬岩を次々設置していき、
      タイミングを見て起爆させてこちらに大ダメージを与えてくる。
      起爆される前に破壊できれば影響は受けないため、設置されたら優先的に破壊していきたい。
      ちなみに先にウラガンキンを倒して火薬岩の破壊でバトルを終了させると
      火薬岩の討伐成功!」という極めてシュールな台詞が出る。
    • 毒に弱い性質も引き継がれており、毒状態のウラガンキンには確率で「毒で動けない」
      という固有の無駄行動が発生する。一方的に攻撃できるチャンスとなるので
      積極的に毒状態を狙っていきたい。
      ちなみに猛毒状態でもこの無駄行動は発生してくれる。
  • メインシリーズと異なり睡眠ガスや火炎ガスは使用してこない。
    これもやはり、グラビモスとのキャラ被りを回避するためだと思われる。
  • 「ハンマー対決」ということなのか、ハンマーによる攻撃で止めを刺されると帰巣しやすい。
    ウラガンキンは爆破系の優秀な遺伝子を持っている場合が多いため、
    タマゴが欲しい場合にはハンマーを担いでドヴァン火山に入山しよう。
  • また、ストーリーも中盤に差し掛かってきた頃にある特殊な個体がボスとして立ちはだかる。
    基本的な行動は普通にエンカウントするものと同じだが、
    普通は絶対にやらない豪雷ブレスを使用するため、こちらの雷耐性が低い場合は危険。
    頭部を破壊すれば豪雷ブレスは使用できなくなるため、まずは部位破壊を目指そう。
    一方で、時折「充電中」と言う無駄行動を起こし1ターン休みすることもある。
    • 充電すると豪雷ブレスの威力が上がる…かと思いきや別にそんなことは無い。「充電中」は純粋な無駄行動である。

オトモン

  • オトモンになっても基本的な能力は野生のものと同じ。
    行動はほぼパワー系のみであるため、スピードを得意とするモンスターは苦手。
    攻撃力はそれほど高くはないため、
    どちらかと言うと打たれ強さを活かした長期戦を得意とするモンスターと言える。
    • 長期戦をより有利に持ち込むべく、爆破だけでなく毒など他の状態異常も使えるように伝承させ、
      相手をじわじわと苦しめるような運用をしてみるのも悪くはない。
      一方で逆に自身が毒に掛かったりするとかなり不利になってしまうため、
      できることなら対策をしておきたいところである。
  • とにかく膨大な体力に圧倒的な防御力、そして優秀な火耐性を持っているため、
    相手が絆技や全体火属性攻撃などを繰り出そうとしている際には盾役としても機能する。
    やけどを無効化する遺伝子も多くの場合持っており、とにかく火属性には強い。
    ただし水や龍が苦手なのも相変わらず。あえてこれらの属性にも耐性を持たせ、万能盾にするのも有りか。
  • 野生個体のように火薬岩を設置、起爆することはできなくなっている。
    これに関しては戦闘画面の構成上、仕方ない調整ではあるが、少し残念。
  • 野生個体と同様にガス系の攻撃は自力では覚えられないが、
    伝承の儀を用いればしっかりと習得させることは可能。
    その場合はメインシリーズと全く同じモーションでガスを放出するウラガンキンが見られる。
  • 絆技はローリングシュート
    体を丸め、高台から転がり落ちるウラガンキンの上にライダーが玉乗りをしつつ駆け下り、
    勢いが最高潮に達したところで思い切りウラガンキンを相手に向けてシュート
    単体に大ダメージを与えるという大技である。
    子供でありながら(通常より小さいとはいえ)あんな巨体を誇るモンスターを蹴っ飛ばすことができるとは、
    やはりライダーはハンターに負けず劣らずの超人だったようだ。
    • ウラガンキンが得意とする属性によって、シュートされる直前の場所が異なる。
      多くの場合は火属性であるため溶岩の中から飛び出し炎を纏って突っ込んでいくが、
      氷属性ならば雪や氷の塊から飛び出すといった形となる。
  • ライドアクションはマグマ移動鉱石・骨探知
    ドヴァン火山などの火山のマップを移動する際にはマグマ移動がなくてはいけない場所も多いため、
    是非とも連れていきたいところ。
    ただし(普通は持っているが)やけど無効のパッシブスキルがないとやけどしてしまう点は要注意。
    一方の鉱石・骨探知はさすがはガンキン主任と言うべきか。
    例によって護石探しのお供として優秀なアクションであるため、炭鉱夫作業の際にも活躍する。
    もちろん通常の鉱石や骨素材、タマゴのカケラ探しにも役に立つ。

MHST2

  • 引き続き登場し、勿論オトモンにも加えられる。
    今回はベルガ地方のベルガ火山道で前作のような特殊な個体ではなくごく普通の見た目の個体がボスとして登場し、
    これを討伐するとベルガ火山道やモンスターの巣に野生個体が出現するようになる。
  • 戦闘では基本はパワー主体だが、
    怒り状態になると一転してテクニック主体になるという特殊な行動パターンを持っている。
    また、戦闘中にも火薬岩……ではなくなぜか名称が変わった爆弾岩を次々設置していき、
    タイミングを見て起爆させてこちらに大ダメージを与えてくる。
    「スイッチ・オン」で起爆される前に破壊できれば影響は受けないため、設置されたら優先的に破壊していきたい。
    爆弾岩は「打」系統の攻撃が通じやすいため、ハンマーか狩猟笛を持ち込んで戦いに挑みたい。
    なお、爆弾岩を破壊すると例によって「爆弾岩を討伐!」という訳が分からないセリフが出る。
  • 前作同様、毒状態にすると「毒で動けない」という無駄行動が発生することがある。
    ちなみに猛毒状態だけでなく劇毒状態でもこの無駄行動は発生してくれる。
    この無駄行動には「毒やられ状態」なる正式名称が付くようになった。
    • 毒やられ状態の時に討伐すると帰巣しやすくなる。
      …普通の毒状態とどう違うのだろうか…。
  • 前作に引き続き、メインシリーズと違って各種ガス系攻撃は使ってこない。
  • また、当初はどういう訳か本作のバサルモスとグラビモス及びその亜種はいずれも本種の鳴き声が流用されていた。
    確かにグラビモスとは堅い、メインシリーズではガスを出す、火山地帯にいる、鉱石が主食、
    溶岩の中に入ってもへっちゃら、防具がゴツいと共通点が多いが…。
    第3弾のアップデートにて修正された。

オトモン

  • 前作では全オトモン中最高のHPを持っていたが、本作ではガムート及び銀嶺ガムートにその座を明け渡す事となった。
    それでも十分高いが。
  • ライドアクションは「鉱石・骨探知」と「マグマ移動」。
  • アクティブスキルはウィップ遺伝子【大】の「スピンテイルボム」、
    起爆遺伝子【小】の「スイッチ・オン」、そしてトラップ遺伝子Pの「ボムトラップ」を持つ。
    パッシブスキルは固定で暑さによるサボり状態にならなくなる「耐暑」を覚えている。
    • スピンテイルボムはパワータイプで全体に火属性中ダメージを与え、高確率で爆破やられを付与する。
      前作で言うところの「ボマーテイル」が名前を変え、パワータイプと火属性が付いたものという認識でいいだろう。
      中ダメージであることが幸いしてか、絆ゲージの消費は25と強力な性能の割にかなり軽い。
      ランダム対象ではない全体攻撃で、かつ高確率で爆破やられを付与できる技としては最も消費が軽い技となっている。
    • スイッチ・オンはパワータイプで火属性小ダメージを与え、爆破やられを即起爆する。
      こちらも前作の「メガトンスタンプ」に火属性が付き、ダメージが控えめになったものと言ったところ。
      単体かつ小ダメージと起爆技としては最も地味だが、その代わりに絆ゲージの消費量は13とかなり少ない。
    • そしてボムトラップはパワータイプで2ターン後に爆発し、
      中確率で爆破やられを付与する火属性の罠を場に設置する。
      野生個体が使う爆弾岩の設置を再現したものと言ったところ。
    相変わらず耐久しつつ爆破やられを絡める戦法が得意だが、自力ではパワー系の特技しか覚えないため、
    思うように爆破やられを絡められないと感じる場合は、バゼルギウスの「エアレイドボム」や「イグニッションブレス」、
    ティガレックス希少種や黒炎王リオレウスの「イグニッションキック」、
    テオ・テスカトルの「粉塵爆発」辺りを覚えさせよう。
  • 絆技は前作と同じで「ローリングシュート」。
  • ちなみに本作では、パートナーと共に発動できる「ダブル絆技」というものがあり、
    発動の際にはオトモンが共闘パートナーとダッシュしたり飛行したり潜ったりする演出がある。
    1体だけ回る奴もいたりするが。
    では主任の場合はライダーが玉乗りしながら転がる…かと思いきやなんと走る
    転がらずに爆走する主任の姿はいつぞやの生態ムービーのようである。

生態ムービー

  • のんびりと火山を散歩する一匹のアイルー。
    そこへ、体をぶつけながら暴走する2頭のウラガンキンが現れた!
    慌てたアイルーは一心不乱に逃走を図るが、躓いて転んでしまう。
    最早これまでか…と思われたが、運よくウラガンキンたちは真上を素通りしていき、アイルーは助かった。
    このアイルーには潜って逃げるという逃走手段は思いつかなかったらしい。
    恐らく潜る直前に踏まれるか、潜った直後だと地面ごと均されてしまうと判断したのだろうか。
    潜らないにしても、何故四足歩行で逃げなかったのだろうか
    • ちなみにMHフェスタ'09で放映された「みんな大っきいっチャ!」では、
      再びウラガンキンから逃げるアイルーが登場したが、此方は普通に(?)四足歩行で逃げていた。
  • なお、ウラガンキンのこのような行動は頻繁に目撃されてはいるようだが、
    なぜこのようなことをするかはよくわかっていないようで、
    「雌を巡って争っている」「じゃれてるだけではないか」と諸説諸々。
    が、危うく死にかけたアイルーからすればいい迷惑である。

武具

  • ウラガンキンから作られる防具は、過去の作品のグラビドシリーズ並にゴツイ。
    その上、なぜか金ピカ
    男性用装備を一式揃えたら、まさに悪魔超人サン○ャイン
    どこぞの試作型モビルスーツや木星帰りのニュータイプ専用機とそっくり。
    そして女性用はもう何かの悪ふざけにしか見えず、完全に擬人化ロボである。
  • ウラガンキン素材の武器は高い攻撃力を持ち、同時に防御力も上昇する。
    大剣のグレンウォルに至っては防御力が40も上昇する。
    まさに攻防一体のウラガンキンらしい性能といえよう。
    しかし、何故かどれも斬れ味が残念な事になっており、実戦で使えるものは少ない。
    • 強いて使い道を挙げるとすればジエン・モーラン戦に担いで行って
      ひたすらバリスタと大砲を撃ちまくるという戦法がある。
      ようするに武器では無く防具として扱ってしまおうという事なのだ。
      しかしこれが作れる頃には他にも強力な武器が存在するので、
      そんなことをするよりもそれらで直接斬り付けた方が早いのは言うまでも無い。
      もっとも直接戦わず拘束用バリスタ弾を撃ったり大銅鑼を使う為に
      船の守りに残るのなら普通に検討する余地はある。
    • ハンマーの震鎚ギガスは(他武器に比べると)斬れ味は普通だが、その代わり防御力は上昇しない。
      ガードの出来ないハンマーだからこそ防御力が上がって欲しかったが…
      この辺りに制作側の相変わらずなSっぷりが垣間見える。
      • が、さすがにハンマーのみ防御力が上がらないのはおかしいと判断されたのか、
        MHP3以降は装備することでちゃんと防御力がUPするようになっている。
        それでも、やはり斬れ味の悪さがネックとなって使用されることは少ないのだが。
      このように、ウラガンキンの顎を模したガンキンシリーズの中でも
      特に象徴的なハンマーなのに、MHP3まではかなり微妙な扱いを受けていたのだが、
      MH3Gではスキル次第では超強力な性能に一変する震撃鎚グロンド・ギガへと
      派生させることが可能となった。性能のほどはリンク先でご確認を。
  • MHP3で登場した狩猟笛の性能は非常に高い。
    同様にヘビィボウガンも強烈な個性を持つ一丁に仕上がっている。
    また、睡眠ガスを使うにもかかわらず、意外にも睡眠属性を纏う武器は存在しなかったのだが、
    こちらも3Gになって片手剣がスキル「覚醒」で睡眠属性を発現するようになった。
  • MH4では防具ガンキンシリーズも続投している他、一部ながら武器も続投を果たしている。
    そしてかつて斬れ味の酷さのあまりネタ武器扱いされていたガンキン大剣の最終強化クラッグクリフは、
    なんと本作にて全生産大剣中トップクラスの物理性能を手に入れ、かなりの人気を誇る武器に生まれ変わった。
  • MHWではガンキンシリーズのシリーズスキル「爆鎚竜の守護」としてガード強化が発動できる。
    本作では運良く装飾品を拾わない限りは
    ガード強化必須な敵に対してはガンキンの金ピカな鎧を3箇所は着けないといけない。
    • 高めの火耐性に加えて、ガード強化、ガード性能、破壊王のSPが揃い踏みであるガンキンシリーズは、
      熱ブレスや溶岩による連続ダメージを操り、部位破壊が重要目標である新登場の古龍、
      マム・タロトのクエストと妙に相性が良い。
      鉱山の現場からは遠ざかった主任だが、その防具を獲得したハンター達へ
      新武器と黄金の採掘現場を元気に走り回って来いと
      呪いをエールを送ってくれているのかも知れない…

余談

  • 愛称はクッキングパパもしくはドス猪木。由来はもちろん突き出た顎。
    一部ではハガネールに似てるとか言われてたりもする。
    ただ、ウラガンキンと言えばやはり主任という愛称が馴染み深いだろう。
    お守りを掘る炭鉱夫を監視して喝を入れることから定着したものであり、かつては(現場)監督とも呼ばれていた。
    • 気が狂うほど単純な採掘作業を続けるうちに、やがてはウラガンキンになってしまうという、
      非常にアホらしいが妙に説得力のある噂が存在する。

      その噂の1つ

      ウラガンキンは悲劇のモンスターだ。
      もともとはウラガンキンは人間であった。
      ユクモのハンター、ウラガンキンは村人から英雄と呼ばれ、新天地へと旅立つ。
      しかしネコタクの事故で火山で遭難。
      火山は灼熱の地獄である。
      ギルドに助けを求めるがギルドは危険な火山への救助は不可能とし、ウラガンキンを見捨てた。
      かくしてウラガンキンは灼熱の火山において地獄のような苦しみを味わう。
      火山の環境のせいで体に変化を起こし、人間とは思えない化物のような姿に変わり果てる。
      ウラガンキンは自分を見殺しにし、
      こんな姿へと変えたギルドへの復讐を誓い、新たな炭鉱夫を待ち続けた。
      決して拭えないギルドへの恨みと怨念を胸に抱いて……
       
      こう考えるとKYとも言える執拗な攻撃、妨害行動にも納得がいく。
      しかし待って欲しい。彼らの行動は本当に憎しみによるものなのだろうか?
       
      ウラガンキンに攻撃され、HPが0になったとしても
      我々はネコタクに乗せられ帰還できるではないか。
      つまり、彼または彼女はこう言いたいのではないだろうか。
       
       
      ここから先は危険だ。欲に駆られて足を踏み入れてはいけないのだ、と。
       
       
      炭鉱夫の諸君。ウラガンキンは敵ではない。
      同じ轍を踏ませまいとする彼または彼女の警告なのだ。
      恐ろしいモンスターの姿になってなお、心優しき悲劇の先人に敬意を忘れてはならない。
      明日は我が身であろう事は想像に難くない。
       
      ~人気月刊誌「狩りに生きる」増刊「炭鉱夫の心得」より抜粋~

    • もちろん非公式であるし実際にガンキンになったりはしないのだが、
      万が一これが事実だとすれば、採掘の邪魔をしてくるウラガンキンは炭鉱夫のなれの果てという事になる。
      皆もウラガンキンにならないよう十分にゆとりある心構えで採掘に臨もう。
      特に、亜種になりたくなければお風呂に入る事も忘れずに
      なお、上記コピペはウルトラマンに出てくる元人間の怪獣、ジャミラが元ネタ。
    • 火山で熱心にピッケルを振るう炭鉱夫たちを日夜追い回す彼であるが、
      MH3Gでは勲章集めに転じたハンターからは溶岩塊目当てに逆に追い回され、
      ピッケルで叩かれまくるというなんとも皮肉な事態となっている。
  • 口の形がなんとなく笑っているように見える(特に開くと)。
    そのため、上述した生態ムービーのウラガンキン、見ようによっては非常に楽しそうである。
    本当にじゃれてるのかもしれないが、アイルーにはいい迷惑である。
    そして討伐時すら口が笑っている
    その上目まで閉じてるのでなんとなく満ち足りているようにすら見える。
    ラギアベリオに続く少年誌的キャラの筆頭である。
    やたら歯並びがキレイなのもジワジワ来る
  • 旧作のグラビモスのガス攻撃を受け継いだモンスターである。
    睡眠ガスと火炎ガスの2つを使用してくる点も共通する。
    ただ、火炎ガスはグラビモスの場合黒煙ガスであったが、ウラガンキンの場合は炎のガスになっている。
    その後、MH4で復活したグラビモスはウラガンキンと同じ火炎ガスを放つよう仕様変更された。
    MHXでは新旧ガス使いが揃い踏みするかと思われていたが、残念ながら先輩の方は未参戦であった。
    • しかしそのウラガンキンがMHFに遷悠種として参戦することが発表され、
      熱線の継承者であるアグナコトルよりも一足先に共演が実現したのであった。
      尤も、遷悠種のシステムの関係上、現時点では同じクエストにこの2頭が出現するという事は無いのだが。
    • その後、MHST、そしてMHXXでもグラビモスとウラガンキンの共演は続く事となる。
      こちらの2作品にはアグナコトルも出現するため、
      グラビモスそして彼と縁の深い2頭という組み合わせが実現している。
  • イベントクエスト「幻のウラガンキン」などには、
    かつてのフルフルやイャンクック同様、超小さい個体が登場する。
    彼らと違いこちらはもともとが相当デカイため、小ささが際立って見える。
    詳細はリンク先を参照。
    • なおこの理由から、作品によっては最小と最大金冠の差が登場モンスター中
      ダントツだったりする。
  • ノベル版では第五弾に通常種が登場。
    トゥークやフルガに対して睡眠ガスで眠らせ、転がり突進で轢き潰すという凶悪なコンボを決めた。
    が、甚大なダメージを受けながらもトゥーク、フルガは共に生存、狩猟を続行した
    ノベル版でもやっぱりハンターは超人であるまぁ流石に主人公に死なれては困るけれども。
    因みにこの時のクエストは狩猟クエスト採集クエストという、ゲーム中では見られない特殊なものであった。
  • ちなみにファミ通の大塚角満氏の好きなモンスターであるという噂があるらしい。
    主任ことウラガンキンのMHX復活に狂喜しているのかもしれない……
  • その体躯や肉質・攻撃範囲などで剣士にとって脅威となる一方、
    弾かれない貫通弾(矢)が有効であり、それ以上に水や毒にも弱いという特徴から、
    ウラガンキンが登場する作品ではまず貫通と水冷系の扱いに長けるボウガンや弓を探される。
    特に毒弾(ビン)も扱えると、主任絶対殺すマンなどという称号が与えられる。
    それほど有利・不利が極端である。いったいウラガンキンに何の恨みが…
    なお、主な主任絶対殺すマンはロアルドロスの武器なため、
    攻略の上でちょうど使ってくださいとでも呼ぶべき環境が整っている。
    • なお、肉質が硬く水冷弾に弱いという特徴はご存知の通りグラビモスと同じ。
      グラビモスがいる作品で水冷弾(弓)に特化したものがグラビキラーとして認識されており、
      その流れが主任にも当てはまったということであろう。
      事実、水属性の属性値特化武器は多くの作品で登場しており、
      対鎧竜&爆鎚竜武器として重用されている(特に弓)。
  • 火山地帯にしか生息していないモンスターの中で唯一水場に入る事のあるモンスターである。
    水場に入ると言っても精々ウラガンキンの足首程度の浅瀬であるが、
    それでも水辺にまで移動する事のある火山限定のモンスターと言うのは他に例がない。
    MH3仕様の火山でしか見られないが、水しぶきを上げながら豪快に転げ回る姿は
    今見ても新鮮で楽しげに映る……かも知れない。
    だからオストガロアに食べられちゃったりするのかも知れないけど。
    • なお"浅瀬と溶岩地帯両方に入る、火山限定ではないモンスター"であれば
      ラングロトラや(ドス)フロギィ、リオレウス、矛砕などがいる。

素材

安眠ガス袋
モガの森の希少特産品で、特産品ランクは★5。
モガの森に出現するウラガンキンを狩猟すると手に入ることがある。
ウラガンキンの体内で発見された安眠ガスを精製する器官で、生態で述べたように食物分解時に
発生した睡眠性のガスを貯蓄・放出する箇所と考えられる。
何故かウラガンキン亜種からも同様の特産品が手に入る。亜種だと悪臭ガス袋にでもなりそうなものだが…。
なお、グラビモスなどから得られる睡眠袋とは違い、武具の素材としては規格外であり、
ウラガンキンからは「睡眠袋」として用いられる素材を入手する事はできない。
『安眠』ガス袋ということで、リラックス作用を持つ成分でも含まれているのかもしれない。
爆鎚竜の鱗
ウラガンキンの鱗。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
鉱物が含まれているため鈍い光沢を放ち、強度も高い。
より多くの鉱物が積層して強度が高まったものは「上鱗」と呼ばれ、その固さゆえ、加工には一苦労する。
より硬度の高い鉱石を幾重にも付着させた結果、最高の強度を得た鱗は「厚鱗」と呼ぶ。
通常種、亜種、二つ名持ちモンスターのそれぞれで性質が異なり、別の素材として扱われる。
獰猛化した通常種からは通常よりも黒ずみ強度を増した鱗が入手でき、
こちらは「獰猛化爆鎚竜鱗」と呼ばれ、G級個体の物は「獰猛化爆鎚竜厚鱗」と呼ばれる。
爆鎚竜の甲殻
ウラガンキンの甲殻。硬い材質で、防具によく使われる。
見た目に派手さは無いが鉱物を含むため耐熱性や強度が非常に高く、堅実な防具の素材となる。
ただしその強度のために剥ぎ取るのも加工するのも容易ではない。
より堅牢なものは「堅殻」、更に上のものは「重殻」と呼ぶ。
重殻はあまりの堅さに、加工する者は頭を抱えてしまうという。
亜種の甲殻は通常種のものとは性質が異なり、別の素材として扱われる。
爆鎚竜の顎
ウラガンキンの下顎で、上記のようにウラガンキンを特徴付ける部位。
特殊な材質で限られた装備に使われる。
鉱物が塗り固められ形成されているため高密度の鉱石そのものとも言え、きわめて重く堅牢。
剥ぎ取った後もその特性は残り続け、これを利用した武器には火属性が付加される事が多い。
亜種・二つ名持ちは性質が通常種のものとは大いに異なっており、別物として扱われる。
「剛顎」は亜種にのみ存在し、G級素材の「重顎」は通常種・亜種の双方に存在する。
爆鎚竜の耐熱殻
通常の甲殻以上の耐熱性を持ったウラガンキンの外殻の一部。耐熱性が高く防具によく使われる。
マグマの高熱を完全に防ぐほどの断熱性を持ち、内臓器官を守るための部位と考えられている。
より発達したものは「重耐熱殻」と呼ばれる。
亜種のそれは別の素材として扱われる。
導きの地に生息する個体のものは「金属質な耐熱殻」と呼ばれ、
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦の耐熱殻」と呼ばれる。
爆鎚竜の骨髄
ウラガンキンの骨髄。
なかなか手に入らないと言われる希少な逸品。武具強化の鍵となる。
ウラガンキンの素材でも入手の難しい素材とされる。
武具には特殊な加工を施した上で使用され、薬用での研究もされているらしい。
又、ギルドの調査団の研究により、新大陸に生息している個体からは、
より上質な「爆鎚竜の延髄」と呼ばれる素材が得られることが確認されている。
爆鎚竜の紅玉
ウラガンキンからまれに採取される鉱石。武具性能を飛躍的に高める。
武具の加工時に用いるとその強度を高めるとされる。
通常種・亜種・二つ名個体のいずれからも共通して手に入る素材となっている。
爆鎚竜の天殻
ウラガンキンの素材の中でも幻とされる甲殻。
武具に用いれば、地を統べ、天を掴むと云われている。
紅玉と同様に通常種・亜種ともに共通した素材である。
遷悠種個体からも入手できるが、そちらはいわゆる剥ぎ取り希少素材に分類される。*6
爆鎚竜の骨
ウラガンキンの骨。
MHXRで追加された固有素材。
爆鎚竜の牙
ウラガンキンの牙。
MHXRで追加された固有素材。
爆鎚竜の虚核
ウラガンキンが持つ虚核。
MHXRで追加された固有素材。上質な物は「真核」と呼ばれる。
輝鎚竜の鱗
ウラガンキン輝岩種の鱗。丁寧に磨かれた鏡を思わせる、白銀に輝く鱗。
輝鎚竜の骨
ウラガンキン輝岩種の骨。
輝鎚竜の牙
ウラガンキン輝岩種の牙。
輝鎚竜の氷結玉
ウラガンキン輝岩種が持つ玉石。

関連項目

モンスター/ウラガンキン亜種
モンスター/宝纏ウラガンキン
武器/ガンキン武器 - ウラガンキン素材を用いた各種武器へのリンクあり。
防具/ガンキンシリーズ
クエスト/幻のウラガンキン
アイテム/溶岩塊
アイテム/火薬岩 - 事あるごとにばら撒き、起爆を行なう。
アクション/スタンプ
モンハン用語/炭鉱夫 - 「主任」と呼ばれる程に縁が深い
モンスター/ラドバルキン - ガンキン科の祖先に当たるとされている、特徴がよく似たモンスター。
モンスター/オストガロア - 本種の顎を武器として利用するモンスター。


*1 手に入る数は一枠辺り下位で2、上位で4。G級ではアルティマ結晶に差し替えられる。余談としてはウラガンキンと同様討伐報酬で溶岩魂が手に入る事のあるアグナコトルはモンニャン隊では落とさない。
*2 一応、「叩きつけて攻撃する」という点を考えれば最も相性が良いとも言えるが。
*3 MHFにはウカムルバスが居ないため、彼かウラガンキンのどちらかだということが容易に想像できる発言である。
*4 一部の救済クエストは例外。突然の襲撃など。
*5 遷悠種はイビルジョーの特殊個体を除き、効く部位には20以上通るがそれ以外の部位には全く通らないモンスターばかりだった
*6 ただし用途からの便宜上の分類であり、MH3Gと同じく本体剥ぎ取りでは入手できない