- 種族
- 魚類
- 別名
- なし
- 危険度
- MH3・MH3G:★2
- 登場作品
- MH3, MH3G
概要
- MH3、MH3Gに登場する魚類の一種。遊泳魚に分類されるが、正式名は不明*1。
攻略本、攻略サイトでの記述やファンからの呼称は、単にクラゲやクラゲ型遊泳魚ということが多い。
- 海中をふわふわと漂っており基本的に無害。だが、時々体当たりを仕掛けてくる。
そして稀に麻痺を伴う電気を纏った体当たりを仕掛けてくる。
それも、ハンターの体長の数倍はあろうかという遠距離からしっかりとハンターに狙いを定め、
傘を振動させながら推力を得ることで、1秒足らずの時間で高速突進してくる。クラゲとは…?
また、ハンター並のサイズまで巨大化する個体もいる。*2が、行動に変化はない。
甲殻種のいないMH3シリーズでは唯一の青い体液を持つモンスターである。
- 剥ぎ取れる素材は生肉、素材袋、なめらかな皮。
生肉が剥ぎ取れる辺り食用のようだが、クラゲのクセに骨まで付いた立派な生肉が剥ぎ取れる。
どうやら随分と骨のあるクラゲらしい
単にハンターがクラゲの肉を骨で刺して携帯している可能性もあるが- ちなみに、現実のクラゲは体組織の殆どが海水で、
穫ったその場ですぐに食べることはできない(海水ゼリーのような感じ)。
どう考えても腹を叩く程満腹にはならない。
食用の中華クラゲ等は何日も天日干しして完全に乾燥させてから調理したものである。
- ちなみに、現実のクラゲは体組織の殆どが海水で、
- また、電撃を纏った体当たりにギィギと同質のなめらかな皮が剥ぎ取れるなど、
フルフルやギギネブラ亜種との関連性が感じられなくもない。
単に独自進化しただけかもしれないが
おそらくMH世界のクラゲは、我々の知る現実世界のクラゲとはかけ離れた存在なのだろう。
少なくとも、MH世界において危険度★2の立派なモンスターであり、
ジャギィやルドロス、ブナハブラと同じくらいには注意が必要な奴だと言う事は事実である。
とはいえ、我々の世界のクラゲと同じく、ただ眺めている限りは何をするでもなく海中を漂っている。
最後の最後までぽえーんとした奴である。- ちなみに、MHWでは環境生物として空飛ぶクラゲが登場している。
またMHRiseでは、アイテムとしてゴシック風な柄のクラゲが存在する。
- ちなみに、MHWでは環境生物として空飛ぶクラゲが登場している。
余談
- 一応、立派なモンスターなので、眠らせることができるのだが、
他の魚類のモーションを使い回しているのか、唐突に横になって眠る。
そして、傘のてっぺんから、いびきをかいて寝てしまう。現実のクラゲは体表呼吸なのだが…。
あくまでも、クラゲ型遊泳魚なので何も問題ない…のかもしれない。
その後、他の魚類と同じく、元気よく体をくねらせて眠りを覚まし、
空間的に不連続に移動して、傘を上にした通常の遊泳状態に戻る。
やっぱり、クラゲなのか魚なのか、どっちつかずなモンスターである。
- 現実世界における「クラゲ」は、いわば「海をぽえーんと漂う透明な生き物」の総称であり、
一口にクラゲと言っても生物学上の分類としては大きく異なっていたりする。
後述のカツオノエボシは複数のヒドロ虫が集まってクラゲの形になるヒドロ虫綱に属する群体生物であり、
人間並みの大きさになる事で有名なエチゼンクラゲは鉢虫綱に属する無脊椎動物である。
なのでMH世界のような「クラゲ型の魚」が居たとしても、それをクラゲと呼ぶことは特に問題ないのである。
- ただしクラゲの定義を細かな「水中で浮遊生活をする刺胞動物門に属する動物の総称」とする、
の場合は話が別である。
この定義の場合「~クラゲ」と命名されている生物でも、「有櫛動物門」に属す生物はクラゲではない。
とは言え「刺胞動物門のみクラゲ」とするのは一般的な認識ではないだろうが。- クラゲと言われてクラゲではない生物にはキクラゲやイワクラゲもいるが、
キクラゲはキノコ、イワクラゲは藍藻の仲間である。
いないと思うが陸生のクラゲとか思っていると笑われるので注意されたし。
- クラゲと言われてクラゲではない生物にはキクラゲやイワクラゲもいるが、
- 現実世界のクラゲの危険性は毒由来であり、電撃を扱うクラゲは確認されていない。
また、「カツオノエボシ」というクラゲの一種が「電気クラゲ」と呼ばれる*4ように
毒性が強烈なクラゲも存在するが、基本的には微毒な種が大多数のため
乳幼児や老人でも無い限りは、刺されても皮膚が炎症を起こして腫れる程度で済む。
しかし、抗体が出来てしまうとアナフィラキシーショックで死亡する例も報告されているため*5
カツオノエボシに限らず現実のクラゲはあくまで危険な生物であることは忘れてはならない。
また、痺れを感じる症例も報告されていることから、MH界のクラゲによる麻痺も痺れ毒由来であり、
帯電モーションは疑似的な視覚演出なのかもしれない。