モンスター/ゲリョス

Last-modified: 2024-02-27 (火) 21:34:07
種族
鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 ゲリョス科)
別名
毒怪鳥(どくかいちょう)
英語表記
Gypceros
危険度
MH4・MH4G・MHX・MHXX:★3
登場作品
MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHF, MHST, MHST2, MH-R
狩猟地
密林, 沼地, 森丘, 旧沼地, 遺跡平原, 地底洞窟, 原生林, 未知の樹海, 古代林, 遺群嶺

目次

生態・特徴

湿度の高い地域に生息する鳥竜種の大型モンスター。
奇妙な形のトサカとくすんだ藍色の皮膚が外見的特徴。
高い知能と特異な生態を持ち、非常に特徴の多い飛竜として知られている。
総合的な戦闘力は大型モンスターの中では低く、危険度もとりわけ高い部類とは言い難いが、
独特且つトリッキーな戦法に翻弄されるハンターは多く、決して油断できる相手ではない。
特に力を付けた個体はよりトリッキーな戦法を用いるようになるが、
その地域や個体によって主たる戦法は異なるらしい。
非常に臆病な性格で、一ヶ所に留まろうとせずに常に辺りを走り回っている。
しかし、体内に「狂走エキス」と呼ばれる特殊な体液を循環させており、
その効果により四六時中走り回っていてもほとんど疲れを見せない驚異的なスタミナを持つ。
それだけ走り回っているためか足も太く発達しており、
その強靭な脚力を以て垂直な壁面を疾走することさえある。
また好奇心が強い一面もあり、ハンターなどと遭遇するとその持ち物に興味を示す。
そして突然攻撃を仕掛け、その瞬間に掠め取ってしまう。
特に鉱石や光蟲のような光を放つ物質を好む習性があり、これらを積極的に狙ってくる。
光るものを好むのは雌へのアピールのために巣に持ち帰るためらしい。
ちなみに食性は雑食であり、食糧や薬品類を盗まれるとそのまま食べられてしまう。
毒袋」と呼ばれる内臓器官で強力な毒性を持つ液状の物質を生成し、
外敵に対してそれを口から吐き散らして攻撃を仕掛ける事から《毒怪鳥》と通称される。
この毒液はゲリョス自身が健在である限り無尽蔵に生成され、
一度に吐き出される量が小型モンスターの吐く毒とは比較にならないほど多い。
更にはイーオスなどのそれをも大きく上回る致死性を持ち、
大量に浴びれば人間や小型モンスターの命も危うくしかねず、
が撒き散らされた場所に生えていた植物などは枯れてしまうこともある。
ゲリョスの狩猟依頼を受ける際には、解毒薬などでの毒の対策は必須となるだろう。
余談だが、かつてはこのゲリョスの毒を利用した兵器開発の噂もあった。
ゲリョスには他種の竜には多く見られる頑丈な鱗や甲殻などが見当たらず、
その代わりにゴムのような独特な質感の分厚い外皮に覆われている。
この外皮は質感だけでなく、特性もまるでゴムそのもの。
伸縮性に長けるため、尻尾を振り回せば遠心力によって見た目以上に広い範囲を打ち据える。
また、優れた弾力性により単純な打撃によるダメージを大きく吸収し、
電撃のダメージや影響をほぼ完全に無力化してしまうほどの絶縁性も備えている。
しかしその性質から斬撃や炎熱に対する耐性は低く、そのような攻撃に対しては比較的弱い。
ゲリョスの狩猟においてはその外皮の性質上の弱点を突く事がセオリーとされる。
なお、前述の絶縁性と抗毒性の高さのためか、
大型モンスターにしては珍しくシビレ罠が全く効かないので、その点に関しては注意を要する。
頭部のトサカと嘴の先端を打ち合わせることでトサカの内部の鉱物質の器官を破壊し、
その瞬間にまぶたをも貫通する強烈な閃光を発する。
文字通り目と鼻の先で繰り出される閃光に慣れているためか、
ゲリョス自身はこの閃光をいくら使おうとも眼が眩んだりといった影響は全く見られない。
また、その影響か大半の個体は閃光玉がほとんど効かないので注意が必要。
興奮するとトサカが明滅するようになり、目の周りなどに模様が浮かび上がる。
因みにその頭部のトサカを破壊すると、ライトクリスタルなどの希少鉱石が発見されることもある。
尚、このトサカが破損すると閃光を放つことが出来なくなり、
その場合ゲリョス自身は通常通りに閃光の動作を試みるものの不発に終わり、
それまでの予備動作が丸々隙に変わる状況に陥ることになる。
但し、知恵の回る一部の個体はトサカが折れた状況を逆手に取り、
無意味な予備動作と思わせて、近づく外敵に毒ガスを吹き付けるという奇策を繰り出すこともあるので
上位の個体程油断のならない可能性が高い。
偽死行為で外敵を攪乱するという大型モンスターにしてはかなり珍しい生態を持っている。
危険が迫ると突然大きくよろめき、あたかも力尽きたかのように崩れ落ちて
そのまましばらく動かなくなることがある。
この間はたとえ追撃を仕掛けられたとしてもほぼ無反応でやり過ごそうとする。
それなりに力を付けた個体の場合は非常に辛抱強く、ハンターにナイフを突き立てられ、
そのまま身体の一部を剥ぎ取られてもなお微動だにしない事さえある。
これに騙されて外敵が立ち去ってくれれば、結果的に生き残ったゲリョスとしては儲けもの。
逆にそれでも近付いてくる者に対しては激しく暴れて抵抗する。
それなりに場数を踏んだハンターでも一目でゲリョスの偽死を見破るのは難しく、
討伐したと勘違いして接近してしまい、
突然暴れ出したゲリョスに叩き伏せられたという事例は数多い。
強力な毒を扱うためにその外皮は抗毒性も非常に高く、
ゲリョスの素材から作られた武具は強力な毒にも耐えうる構造となっているものが多い。
また、その絶縁性の高さから発電機構を組み込んだ特殊な武器のグリップなどにも導入される。
近年では加工の仕方によっては高い防水性も得られる事が確認され、
船舶の素材などとしての需要も増えている。
このように非常に利用価値の高い外皮であるが、一方で雑菌が繁殖しやすいという特性を持つため、
そのまま素材として利用するには多少難がある。
大型モンスターの中で見ると比較的小柄であり、戦闘能力もそれほど高くはないゲリョスは
他の大型モンスターからは捕食対象として狙われる場合もある。
特に影蜘蛛ネルスキュラは最大の天敵であり、食糧として捕食するのみならず、
その表皮を纏うことで自身の弱点である電撃に耐性を付けたり、
自らゲリョスの毒を摂取することで自分の武器として利用するなど、
ゲリョスから得られる素材の特性を完全に理解した上で大いに利用している。


派生作品の種・個体

特異個体
口外に露出した大きな牙と先端部付近が肥大化した尻尾が特徴的な突然変異個体。
強力な毒の影響か、身体の所々が毒々しい紫色に変色しているが、あくまで通常種の特異個体である。
吐き出す毒液の量がさらに多くなっており、瞬く間に周囲を毒液の海にしてしまう。
また、偽死行為以外にも外敵を欺く手段を体得しており、
自らを弱ったように見せかけて強力な反撃を見舞うなど、狡猾な戦法を取る。

概要

  • 無印から登場している、古参の大型鳥竜種モンスター。
    亜種などについては下記の記事を参照されたし。
  • 飛竜戦の先生と称されるイャンクックと比べると非常にトリッキーなモンスター。
    口から毒液を撒き散らしながら縦横無尽に走り回り、ついばみ攻撃でアイテムを掠め取り、
    立ち止まったかと思えば閃光を放ってハンターを気絶に陥れてくる。
    とても面倒臭がられる相手である……が、フルフルオオナズチ同様一部の人たちからは好かれている。
    まあ確かに人間視点からすればファンキーなイメージがある気もするが。
    • ちなみにファンキー(funky)とは「悪臭のする」という意味だが、
      「素敵な」「イカす」という意味で使われることの方が多い言葉である。
      そして語源のファンク(funk)には動詞としては「怯える」「逃げようとする」、
      名詞としては「悪臭」「鬱」「臆病」という意味があるらしい。
      ああ、なるほど。
    • 英語表記の前半分『Gyp』には「詐欺師」「ぺてん師」「だまし取る」という意味がある。
      こちらも納得のネーミングであろう。
  • イャンクックが行う火の玉を吐きながらダッシュする行動(パニック走り)を、毒弾を吐きながら行う。
    MH4以降、下位・上位のイャンクックはパニック走りの予備動作を行うようになったが、
    ゲリョスに関してはそれがどうしたといわんばかりに下位からノーモーション突進をかましてくる。
  • トサカを打ちつけて閃光を発し、周りのモンスターもろともハンターの目をくらまそうとする。
    かなり遠くまで離れなければ逃げられないが、ガードできる武器ならばきっちり防ぐこともできる。
    ちなみに過去の作品では大剣でガードすると謎の原理により斬れ味が落ちるという挙動があり、
    現在でもモンハンの謎現象として話題に上がることもある。
    • ハンターの使う閃光玉はモンスターの視界で炸裂させないと効果がないが、
      ゲリョスの閃光はゲリョスに背を向けていても防げない。
      是非とも研究して閃光玉に取り入れて欲しい機能である。
    • 判定は一瞬なので、前転での回避も可能。失敗すると大惨事だが……。
      フレーム回避が安定しない場合は、思い切ってゲリョスの足元に転がりこむと
      失敗しても足踏みを喰らう程度で致命的な追撃は免れる可能性が高い。
    • 頭部を攻撃してトサカを破壊すると、閃光を発せなくなる。
      しかしゲリョスはその事に気付かず目くらましを狙い続けるため、格好のチャンスタイムと化す。
  • MHP2Gの村上位・G級では、急に駆け出して尻尾を振り回す、
    閃光が出せなくなると代わりに毒ガスを放出する、怒っているとついばみ攻撃に毒が追加、
    さらに怒り状態では各攻撃に付加される毒が猛毒になっているなど、
    以前にも増してトリッキーになった。
    特にダッシュからの尻尾振りコンボが非常に狡猾。
    • ダッシュをガードすると大体この尻尾で捲られる。
      当たり方によっては何故かゲリョス側へふっ飛ばされる。
  • 臆病といわれているが、追い詰められるとフルフルなどと同様非常に怒りやすくなる。
    しかし、何分にも頭に血が上りすぎているためか、
    シリーズによっては怒ると全体防御率が上がって(=受けるダメージが増えて)しまう。
  • 弱ると死んだフリをして天敵をやり過ごそうとする。
    この時は剥ぎ取りを行うことが出来る。
    しかし単体狩猟の場合、倒していなければクエストは終わらないため、ハンター達にはモロバレである。
    きっちりと寝覚めの一発を見舞ってあげよう。
    特に剣士にとっては強力な攻撃をブチ込む格好のチャンスである。
    • 大連続狩猟や複数同時などでは分かりづらいので、その他の方法で見極める必要がある。
    • 過去の作品では死に真似をされたらとりあえず距離をとるのがお約束であった。
      ゲリョスの死に真似起床は下手な装備なら軽く即死できるほどの、
      鳥竜種としては脅威の破壊力を持っていたからである。
      しかし近作では威力が抑えめになっているため構わず殴るのが主流となっている。
      むしろ隙だらけなこの体勢のおかげで頭のトサカを破壊されてしまったり、
      死に真似のつもりが本当にそのまま死んでしまったりと、
      なかなかお茶目な面を見せてくれるようになった。
    • 死に真似から起き上がるまでの時間はランクによって異なる。
      下位であれば高速収集が無くても1回剥ぎ取る余裕はあるが
      上位、G級となれば命が惜しければ剥ぎ取りは止めとけというくらい
      すぐに起き上がる。
    • MH4(G)のゲリョスは死に真似中はいくら攻撃しても死なず、HP1で止まる。
      起き上がったらお目覚めのキックを喰らわせてあげよう。
    • 死に真似を見破る主な方法は以下の通り。
      • ペイントの色
        モンスターを狩猟するとペイントボールでマップ上にピンク色に表示されているモンスターは灰色に変わる。
        作品によっては、死に真似中にはペイントの色がピンクのままになるため見破ることができる。
        無印のオフラインモード(村クエスト)ではキノコ狩りクエストに出現するのみで、
        ゲリョスがターゲットであるクエストが存在しなかった。
        よって、死んだかどうかの判別がやや難しいが、ペイントボールの色で見破れる。
        が、シリーズによっては、死に真似中でもペイントの色が灰色に変わるので注意。
      • 当たり判定
        モンスターを狩猟すると(物体に対する)当たり判定が消滅し、端的に言えばすり抜けることが可能になる。
        ゲリョスの死に真似中はどのシリーズでも当たり判定が消滅せず、すり抜けることはできない。
        あらゆる作品で通用する最も確実な手段だが、
        近づいて密着しないとわからないため起き上がりから逃げ遅れないように。
      • 攻撃に対する喰らい判定
        作品によってはモンスターを狩猟すると攻撃に対する喰らい判定が消滅し、
        斬っても撃っても殴ってもすり抜けるようになる。
        死に真似中は、喰らい判定は当たり判定と同様に残ったままなので攻撃すれば血が出て見分けられる。
        ペイントはゲリョス側の仕様変更だが、こちらは作品側の仕様変更によって使えなくなる方法である。
    • この技のせいかMH4(G)では、ゲリョス亜種の狩猟で「卑怯」や「悪あがき」といった称号が得られる。
      自然界の生存競争では死んだふりなどありふれた行為ではあるが、
      ハンター的には死んだふりをしてまで勝とうというのは卑怯、ということなのだろう。
    • 死に真似からの起き上がり中に怯みタイミングが重なると、
      怯みモーションとその後の暴れモーションをキャンセルして即起き上がり攻撃を始める。
      怒り状態だとそのままハメ殺される可能性もあり、正に卑怯。
      ライトボウガンの速射等の硬直が長い行動は尻尾側から攻撃しないと結構危険。
  • 全身がゴムゆえに電気を通さないので、シビレ罠が効かない。
    シビレ罠は電気を発する素材で作る場合以外にも、麻痺毒を持つ素材で作る場合が存在し、
    厳密にどういった原理でモンスターを痺れさせているのかがイマイチ不明だが、
    とにかくゲリョスにはシビレ罠は一切効果が無い。
    • 自ら帯電する生態を持ち、耐電性の高い外皮・甲殻を持つフルフルジンオウガ
      普通にシビレ罠で痺れる。新参者のライゼクスも電荷状態で無ければ短いながらも有効だ。
      これら3者はいずれも状態異常の麻痺は普通に通ることから、シビレ罠の効果の有無を分けているのは
      麻痺毒ではなく電気による麻痺だと思われるが、
      そうなるとやはりゲリョスは外皮の絶縁性の高さによりシビレ罠を無効化しているのだろう。
      自身で電気を扱う訳でも天敵に電気を扱う者がいる訳でも無いのに、
      ここまで強固な耐電性を獲得するに至った理由は不明。
      憶測だがゲリョスの祖先が栄えた時代には、電気を扱う天敵のようなモンスターが居たのかもしれない。
    • 特定の罠を無効化する他のモンスターと違い、ゲリョスがシビレ罠を踏んでも
      罠が置かれていないのと同じように上を走り抜けるだけで、シビレ罠は破壊されない。
    • シビレ罠も閃光も効かないと言うことで、序盤のモンスターと思えない程に足止めし難い。
      乗りや疲労の無かったMHP2G以前は尚の事であり、
      それでいて縦横無尽に走り回るのだから厄介な奴である。
      MH4Gではディアブロスやダイミョウザザミに落とし穴が有効になったが、
      コイツとシビレ罠の関係は相変わらず。
  • 気に入ったものは攻撃の際に盗んでしまうので、ついばみ攻撃にも注意。
    主に閃光玉雷光虫など光り物から取っていく傾向があり、奪い返すことは不可能。
    • 作品によっては落とし穴を盗んできやがるしまう。
      上記の通り罠の片割れは効かない為、ソロで支給品や予備持ち込みが無い場合捕獲出来なくなる
      秘薬などを盗まれても精神衛生上よろしくないので、ついばみの被弾が多い様ならも考えておこう。
      パーティープレイで全員盗まれた?個別にクック先生の補習を受けて来なさい。
  • 某ゴム人間に打撃が効かないように、ゴム質の皮をもつゲリョスには打撃攻撃も効果が薄い。
    ただし意外に知られていないが、頭部は打撃に非常に弱いので、慣れさえすればむしろ楽に戦える。
    逆に切断武器であれば、やや堅い脚を除けばそれなりに通る。
    中でも尻尾は最も柔らかい上に怯み値も低いため、G級でもちょっと強い大剣で攻撃すればあっさり怯む
    • 尻尾が高い位置にあるので、双剣はやや相性が悪い。脚に乱舞を叩き込んで強引に転ばせる手もあるにはあるが。
      過去の話ではあるが、ランスは頭に打撃扱いの攻撃を叩き込めるので他の切断武器と違って頭を破壊しやすい。
      • ただし、MHP2Gの村上位・G級では頭を破壊すると毒ガスを放つようになり、
        剣士は接近が逆に困難となる。カプコンお得意の露骨な隙潰しである
  • その体液は滋養強壮(狂走)の効果があるとされ、薬などにも利用されている。
    こんがり肉と調合する事で強走薬グレートとなるため、
    強走薬グレートを作るためだけにコイツを狩りまくったハンターも少なくないことだろう。
    また、ゴム質の表皮の絶縁性を利用して、キリン装備フルフル装備
    雷属性の武器の素材として採用される。
    これらの武具を作ろうとすると意外と多量に使用するためゲリョスを狩りに行く機会は意外と多い。
    解りやすいのは片手剣のインドラ系統並びにヴァジュラ系統。見た目だけなら立派なゲリョス武器である。
  • MH3シリーズではクック先生同様にリストラ。
    代わりにロアルドロスから狂走エキスが手に入る(更に亜種は水属性攻撃が毒属性に変わる)他、
    閃光攻撃はチャナガブルやクルペッコ亜種に引き継がれた。
    しかし「コイツじゃないと!」と思う諸兄諸姉も多かったであろう。
  • 下位と上位、G級で頭部の肉質が異なるという珍しい性質を持つ。

MH4

  • ファンからの熱意が届いたのか、遂に久々のシリーズ復帰と相成った
    それに倣う形で、亜種も復帰を果たす。
  • 肌の質感などグラフィックがよりリアルになったほか、
    基本姿勢がMH3仕様のリオと同様前屈みになったことで頭の位置が低くなり、尻尾の位置が高くなっている。
    加えてジャンプ攻撃乗り状態といった新システムが実装されており、
    これらを上手く使いこなせれば、片手剣や双剣などのリーチの短い武器でも
    頭や尻尾へ攻撃を叩き込むことは十分可能である。
    また、毒液のエフェクトも変更されており、ドスイーオスらのもの同様、非常に毒々しい
  • 閃光や毒液といった従来の攻撃の他、今作では壁に上ったハンターに対応した新モーションとして、
    垂直な壁面を疾走することが可能になっており、
    さらに吐いた毒液が傾斜を流れてくる、といったギミックも追加されている。
    また、新たな仕様として疲労状態も追加された
    同じく狂走エキスを持っているロアルドロスもしっかり疲労状態にはなるため、
    ゲリョスが疲労するのもまた道理ではあるのだが、定位置からのパニック走りを幾度となく連発し、
    狂ったように爆走していた疲れ知らずのゲリョスがヘトヘトになって棒立ちする光景はかなり新鮮である。
    • なお、疲労した場合、パニック走りの後にMHP2G以前のリオスの如く転倒してしまうようになる。
  • 基本的なモーションはMHP2Gまでのものと変わらないが、
    回転尻尾がリオスやMH3Gのガノトトス等と同様地面をこするようなものへと変更されたほか、
    • ヒプノック繁殖期の特異個体と同じような翼をバタつかせながらこちらに向き直る動き
      (なお、このモーションはイャンクックなど他のワイバーン型の鳥竜種も行ってくる)、
    • ベルキュロスのような突進直後に素早く反転するモーション、
    • 特異個体やMHP2Gの村上位・G級でも見せた、
      尻尾を8の字のように振り回して後方をなぎ払う攻撃
    などを繰り出す。
    また、パニック走りは位置に関わらずしかも毒液発射や閃光で相手を足止めしてから
    間髪入れずに繰り出してくるようになるなど、
    より動きがトリッキーかつアグレッシブになっている。
    毒の効果時間もかなり長くなっており、解毒薬漢方薬を忘れてしまうとこれまで以上に苦戦する。
    • 一方で、死に真似からの起き上がりの威力がやや引き下げられるなど、弱体化した面もある。
      また、MH3以降のシリーズのように理不尽な当たり判定の殆どが改善されており、
      当時であれば被弾確定だった攻撃も、ギリギリで避けられたりするようになった。
  • 上位以降の個体は、連続ついばみの際に頭を振る勢いでトサカを叩き付け
    ついばみ終了後に間髪入れずに閃光を放つというコンボを繰り出す。
    これにより、ついばみを避けて尻尾を狙うハンターへの対抗策を身に着けており、
    一層の注意が求められうようになった。
    • ちなみに、閃光を放つパターンでは連続ついばみのスピードが若干遅いため、容易に判別可能。
      そのため見極めて尻尾を狙うこと自体はさほど苦労しない。
  • MH4に登場するモンスターの例に漏れず、狂竜化した個体が存在する。
    通常時から大暴れしてハンターたちを苦しめているモンスターであるが、
    狂竜化によってその暴れっぷりにはさらに拍車がかかっており、
    凄まじい威力とスピードのパニック走りで縦横無尽に走り回る難敵と化している。
  • 本作にて、影蜘蛛ネルスキュラに捕食されているという衝撃的な事実が明かされた。
    • 事実、ネルスキュラが出現する地底洞窟には当然ながらネルスキュラの巣が張り巡らされているのだが、
      巣の中心部と思しきエリアにとんでもないモノが吊るされている。
      詳細は、地底洞窟のページを参照して頂きたい。
    また、ネルスキュラは本種を仕留めたのち、表皮を引きはがしてその身に纏うとのこと。
    考えるだけでも身の毛もよだつ光景である。
    が、よく考えるとハンターが何時もやってる事である。
    ネルスキュラの背部を見ると、確かに灰青色のゴム製の皮で覆われており
    部位破壊するとゴム質の皮(上皮)を入手できることがある。
    • 仕留めた個体の皮を剥がすという性質からして、
      ゲリョスお得意の死に真似もネルスキュラに対しては無意味であると思われ
      (というか下手すると生きたまま皮を剥がれる羽目になる)、とことん相性が悪い相手である。
      ネルスキュラには毒も閃光も一応効くのでゲリョスも全くの無力ではないはずだが、
      流石に死角から糸を絡まされたりしながらではトサカを叩いている暇も無いのだろう。
  • 地底洞窟、地底火山と未知の樹海のとあるエリアには、幼体とみられる小さなゲリョスの死骸が転がっている
    モンスターの幼体を見ることができる機会は少ないので貴重なチャンスではあるが、
    肉食モンスターに貪られたからか損傷が激しく、何より気味が悪いので、あまり視界に入れたくない代物である。
    間違っても双眼鏡でまじまじ見たりなんかしてはいけない。
    • なお、この死骸を見る限り、幼体の時点で既に特徴的な鶏冠とゴム質の皮を持っているようだ。
  • 狂走エキスを求めるハンターに狩られ、食料と表皮を求める天敵に捕食され
    あげく死肉を小型モンスターに貪られ…と、本作では何かと不幸な目に遭っている
    ゲリョス復活に喜んだハンター達も多かっただろうが、
    果たして今回の復活はゲリョスにとって幸せだったのだろうか…
  • 今回はゲリョスの素材と交換でボルボロスの素材が手に入るため
    いち早くガード性能の付いた装備を作りたいランサー・ガンサーはゲリョスを乱獲することとなる。
    • それに加えてガンランスでは強化系を揃えるためにアベレージヒッター3本
      さらにフルボルテージの製作でもゴム質の皮を要求され、
      挙句の果てにはイベントクエストに乱入してくるゲリョス、と何体もゲリョスを狩り続けることとなる。
      上位ではハードヒッター系とレッドジェネレーター系だけに落ち着くが
      MH4唯一の10頭狩りクエストゲリョスな季節が上位に存在するなど、
      この設定をした開発者は何かゲリョスに恨みでもあったのだろうか……?
    • また、ゲリョスには上位単体クエストが存在せず、
      出現するのは連続狩猟のトリとしてのみ(他にはオフラインの上位探索にも出現する)。
      さらに上記のゲリョスな季節では金冠や銀冠のつく個体が出現しないため、
      勲章コンプを狙うハンター達は今日も血眼になって「ゲリョスを狩るための狩り」を続けている。
  • 集会所☆1のキークエでもあるゲリョス捕獲クエの依頼人は「毒怪鳥研究同好会代表」なる人物なので、
    相変わらず人気な所には人気なようである。
    ただしこの人物、シビレ罠で捕獲を試みたり閃光の事を把握してなかったりと同好会代表の割には知識がお粗末。
    まぁ「"知りたいから"捕獲を依頼している」と依頼文にあるので辻褄は合っているが、一体どこがツボったのだろう。
    • 因みに内容から察するにゲリョスと直接対面した上、毒までかけられた模様
      なんだかんだ生きて帰っているだけ大した人物かも知れない。

MH4G

  • G級にも進出し、吐いた毒液が時間差で上から滴り落ちてくる新技を身に付けた。
    当然本体は別の攻撃を繰り出してくる為、両方に注意する必要があるが、
    時間差と言っても次の行動に移る頃には既に降り注いできている事が殆どで狙いも甘い為、
    定点攻撃中でもない限りそれ程の脅威ではない。
    また、閃光の予備動作である鶏冠を打ち鳴らす回数が減り阻止し辛くなったほか、
    8の字尻尾攻撃の回数も2回に減っている為、がら空きになった頭部や胴体を攻撃するチャンスが減った。
  • 相変わらず自身の武器の他に電気系武器に需要の多いこいつの素材だが、
    大老殿にはこいつがメインターゲットに含まれるクエストが存在しない。
    地底洞窟の採取ツアーのサブターゲットに設定されているのみであり、
    まとまった数の素材を集めたければ、旅団クエストを進めてG級クエストを出現させる必要がある
    • 現在は2頭クエではあるがイベクエが配信されている。
      因みに相方は今作で3Gもかくやの超強化を施されたジンオウガ亜種
      一見難易度が高そうに思えるが、実際は体力面で調整が入っているお蔭で、
      分断さえできれば意外と楽だったりする。
      また、単体クエストと比べて獄狼竜の天玉の入手確率が高めに設定されているようで
      運が良ければゲリョス素材のおまけとして天玉が手に入ることも。
      ただ、やはり相方のジンオウガ亜種はかなりの強敵。彼が苦手な人や分断が不得手な人は素直に、
      単体クエストやツアーのサブクリを利用した方がいいかもしれない。

MHX(X)

  • 他の大型鳥竜種共々続投。
    今回は同じ狂走エキス持ちのロアルドロスとも共演となった。
    久々の沼地・森丘が復活した事で昔懐かしの組み合わせで狩猟が可能に。
    落とし穴のパワーアップにより場所を問わずに使える様になった為、
    沼地でも特定エリアへの移動を待たずに捕獲可能になった。ちょっと新鮮である。
  • 怒り状態のついばみに毒属性エフェクトが付与されるようになった。初心者の方でも安心。
    • それ以外の行動に関してはMH4(G)と大きく変化はしていない為、戦い方は特に変える必要は無いだろう。
  • メインの一角であるタマミツネガムート同様に
    村の下位上位・集会所の下位上位G級全てでキークエストを担当するという謎な存在感を発揮している。
    因みにこれはイャンクックも同様である*1
    希少種でも二つ名でもラスボスでもないのにキークエにも緊急にも選ばれていないドスイーオス先輩の視線を感じる。
    まあ溶岩島の統治で忙しいだけかもしれないが…
    • 更にその両方で連続狩猟の依頼クエストが存在している(集会所は獰猛化個体の3頭連続狩猟)。
      どうにも首を突っ込まずにはいられないらしい。

獰猛化個体

  • クック先生同様、初期獰猛化モンスターの内の1体として登場。
    獰猛化らしく体力・攻撃力を増してハンターに襲い掛かってくる。
    初期モンスターとは言うものの、一切疲労しないという獰猛化個体の特徴に
    段差の多い遺跡平原というフィールドが合わさり、
    武器種によっては獰猛化モンスターの中でも強敵の部類に属する。
    • …のだが、ここに来てゲリョスは致命的なミスも犯してしまった。
      それはずばり死んだふりである。
      実は獰猛化の黒い霧は討伐された際にしか消滅しないという特徴がある。
      …つまり、死んだふりをしても黒い霧が残ったままなのだ。これでは死んだふりの意味もあったものではない。
      まぁそもそもMHXでは完全に動かなくなった死体には攻撃が当たらない仕様なので、
      通常個体の時点で死んだふりは歴代で最も簡単に見分けることができるのだが。
      尚、獰猛化個体の霧が消えるタイミングは体力が0になった瞬間である。
      なので倒れ込む際に霧が消えているかいないかで通常よりもちょっとだけ早く判別が出来たりする。
    • ただし、注意しなければならないことがある。それは死に真似中の剥ぎ取り。
      獰猛化の行動速度変化は死にマネにも適用されており、
      死に真似から起死回生の一撃までの時間が非常に短い場合がある。
      どれくらいかというと、ゲリョスが死にまねをしてハンターはしゃがみ、
      剥ぎ取りアイコンが出たと同時にボタンを押して剥ぎ始めても剥ぎ終わる前に反撃を入れられる。
      毎回速いわけではないが、獰猛化個体からの死に真似中の剥ぎ取りは控えた方がいいだろう。
      通常個体と同じ物しか剥ぎ取れないし。
      • 獰猛化個体と一戦交える様なレベルのハンターであれば、
        死に真似中は剥ぎ取りをせずに攻撃を続けてダメージや狩技・サポートゲージを稼ぐが吉だろう。
        勿論黒い霧を纏った部位への攻撃であれば通常時よりもゲージがよく溜まる。
      • ちなみに、攻撃力の足りない時期にソロで挑んだりすると、
        2度3度としつこく死んだふりを繰り返される事がある。
        最後まで気を抜かないようにしよう。

派生作品

MHF

  • MH2の仕様を引き継いでいるが、亜種の肉質が通常種とはやや異なる。
  • 原種の上位個体は度々家具屋を襲撃していると言われていた。
    家具屋の機能が総合ショップに統合されたZ以降においてもゲリョスは家具屋を襲撃し続けていたようだが、
    2017年4月のアップデート以降(?)鎮静化したようだ。
    • 同アップデートでPS4版サービス開始当初配信されていたイベントクエストで置き換え可能な
      特殊素材クエストは軒並み姿を消しており、「家具屋と毒怪鳥」も「上位装飾品【剛力珠】」に
      取って代わられていると言える。
  • 原種討伐剥ぎ取り限定のレア素材であった「毒怪鳥の頭」にまつわる逸話も複数あり、
    確率がわずか1%だった時代には「HCクエストにすると確率が上がる」という都市伝説レベルの噂が存在していたり、
    剛力珠の救済として配信されたはずの「家具屋と毒怪鳥」が頭の救済クエと認識されたりもした。
    G9.1中期より5%に緩和されているため、
    現行版である「家具屋とドクドク怪鳥」による救済の度合いは大きく下がっている。

特異個体

  • 見た目の変化
    • 眼が水晶のように透きとおった青色
    • 口の周りが吐き出す毒で紫色に変色している
    • 白い歯がむき出しになっている
    • 翼膜の外側がほのかに紫色を帯びている
    • 脚の爪の裏側が少し紫がかっている
    • 尻尾の先端が毒のような紫色に変色し、かなり肥大化している
  • シーズン10で登場。
    ゲリョスらしい、トリッキーな技を豊富に備える。
  • 毒ブレスが強化されており、着弾地点から毒液の噴水を一定時間立ち上らせる。
    また、ブレスを正面⇒左⇒右と三連射したり、
    ヒプノックの如く上空へ打ち上げて、雨のように毒ブレスを降らせたりといった攻撃を行う。
    特に後者は前後左右を一度にカバーするため、下手に動くと簡単に巻き込まれてしまう。
    パニック走りの際は通常個体と同じく毒ブレスを撒き散らしながら走り抜くが、
    特異個体がパニック走りをした場所はお察しどおり毒の海である。
    • なお、ゲリョス特異個体はバックジャンプ毒ブレスも習得しているが、
      この毒ブレスは「毒液」の割には、尻もちではなく吹き飛ばし判定なので注意。
  • 閃光攻撃はトサカを二回だけ打ち鳴らしてからすぐに放ってくるほか、
    尻尾を使った新技として、勢いよく半回転しながらハンターを尻尾で打ち据え、
    その後、尻尾を何度も振り回して後方を薙ぎ払う攻撃を会得している。
    尻尾攻撃は威力が半端ではなく、下位・上位でも大ダメージ、変種に至っては
    ガンナーではほぼ確実に即死、剣士で防御700程度あっても8~9割も持っていかれる
    と、イャンクック変種特異個体を彷彿とさせる強化ぶり。
  • 特異個体は前述の死んだフリだけでなく、痺れたフリ眠ったフリまでやってくる。
    前者は「麻痺状態のフリ⇒新技の尻尾薙ぎ払い」、
    後者は「睡眠状態のフリ⇒すぐさま閃光攻撃」と繰り出す。
    しかも、再起動までにムラのある死に真似と違い、
    スピーディーに次の攻撃を繰り出してくるため初見ではまず見切れない。
  • 上記では尻尾振り回しの破壊力を大まかに説明しただけだが、
    実は能力的に見てみると変種特異個体の強さは並み居る特異個体の中でも最強の部類に入る恐ろしい存在。
    しかしそれを知っているハンターはあまりいない模様。
    実装当初はかのサイヤ人に話題を持っていかれ、
    F1では元々強敵だったモンスターばかりが更に超強化され、F2では大猪が革命を起こし、
    F4でギルド優先依頼が実装されてもゲリョス変種が依頼に載っていなかったため、
    影が薄くなってしまったことが原因と考えられる。
  • 小部屋に載っている数値によると、ゲリョス変種の攻撃力倍率は2.6。
    これだけなら上位に多少毛が生えた程度に見られるかもしれないが、
    問題はそこから掛けられる超絶数値の数々である。
    特異個体補正によって約2倍されて攻撃力が一気に5.2に跳ね上がるのである。
    この時点で火力の高さで定評のあるベルキュロス剛種デュラガウア剛種(双方ともに5.0)を超えてしまっている。
    強化はこれに止まらず、怒り時はさらにヤバいことになる。
    元々怒り時の攻撃力倍率が軒並み本家作品よりも跳ね上がっているMHF。
    ゲリョスもその例に漏れず、怒り時は驚異の1.7倍
    極め付きとしては特異個体が怒り状態になると通常に加えて独自のステータス補正が掛かることであろう。
    ゲリョス変種の場合は攻撃力が更に1.4倍されて、
    その火力は世紀末という言葉ですら生ぬるい12.4まで跳ね上がる。
    この数値はすでに大半の剛種の倍近く、あの覇種UNKNOWNですら上回っている。
  • 打たれ強さでも相当な強化が施されており体力は元の5100が2.4倍されて12000。
    怯み値は2.4倍されて生半可な攻撃では怯みが取れなくなった。
    更にF2以前はあのグラビモス並みに硬い肉質防御を持っていたため、
    討伐するには困難を極めた。
    F2にて、硬すぎる肉質が同じく酷評を受けていたドス鳥竜やイャンガルルガと共に改善。
    かなり戦いやすくなり、現在ではハンターの火力もインフレ状態になったことで討伐も楽になった。
  • この超強化されたタフネスと鬼のような攻撃力ゆえ、
    変種HC素材の「毒怪鳥の石頭」の入手難易度がハンパじゃなく高い。
    そのためFではコイツの強さ(及びHC素材の出難さ)に泣く泣く耐えなければ入手できなかった石頭が、
    P2Gで普通にG級ゲリョスを連戦していれば集まっていることにカルチャーショック!
    を起こしたハンターがいたとかないとか…。

G級

  • 序盤難度の★2で登場。
    閃光を放つと同時に、口から毒ガスを振り撒くエフェクトが発生する。
    MHP2GのG級ゲリョスも体から毒ガスを噴出していたが、
    こちらは頭部の部位破壊とは関係なく放ち、しかも毒ガスを一定時間体に纏うようになる。
    毒ガスに触れると怯みはしないものの、当然の如く毒に陥る。
    更に、毒とは別に地形ダメージのようなものも受けるため、
    毒無効のスキルを付けてもガリガリと体力が削れるという厄介な代物である。
    リーチの短い武器では嫌でも触れるため、真鬼人解放で体力を消費する双剣との相性がかなり悪い。
  • HCモード、かつガチ狩猟の場合はとんでもない事態が発生する。
    身体に纏う毒ガスと滞留する毒ブレスで画面のほぼ全てが紫になることなど日常茶飯事である。
    一部の罠行動も毒ガス纏いで若干性質が変化している。
    ただ、火力自体は際立って高い訳ではないため、特異個体に慣れていればそこまで難しい相手ではない。
    とはいえ火力自体は変種より高い、あくまでG級の中ではである。

MHST

  • 亜種と共に参戦。オトモンにすることも出来る。
    野生の個体はバブダの密林の道中の泥沼地帯と奥にある巨大な蜘蛛の巣の周りの細い通路にいる。
    すぐ近くの蜘蛛の巣にはネルスキュラがいるが、大丈夫なのだろうか…。
  • 基本的にはパワータイプだが、時折毒液で毒状態を、閃光で暗闇状態を狙ってくる。
    こちらは最初のうちはスピード攻撃を中心に攻めれば大丈夫だが、
    毒液を使った次のターンは必ずテクニック攻撃を1回挟む、という特徴がある。
    あれ、この思考パターンどこかで見たような…
    • 因みに火属性の攻撃で討伐すると帰巣しやすい。
      タマゴが欲しいならクック先生等の火属性攻撃が得意なオトモンを連れて来よう。
      レウス加入後なら、レウスの豪火球でほぼワンパンで帰巣できるはず。

オトモン

  • 習得特技は敵として登場した時も使ってきた閃光や毒液の他、
    毒状態の相手に大ダメージを与えられる「毒チェイサー」や
    連続で使用すると威力が上がるテクニック攻撃「ウィップコンボ」を習得する。
    基本的には「毒液で相手を毒にして、毒チェイサーで大ダメージを狙う」戦法を得意としている。
    • この内、「閃光」は「毒怪鳥遺伝子」に設定されているため、他のオトモンに継承させることも可能。
  • 使うのであればリオレイアが持つ「毒スパイク」を覚えさせるのがオススメ。
    毒チェイサーがパワー、ウィップコンボがテクニックタイプなので
    スピードタイプの特技である毒スパイクを覚えさせることで3すくみをすべてカバーできるようになる。
    他にも毒スパイクを覚えさせることで真っ向勝負に勝利しつつ毒状態を狙えるため、
    毒チェイサーとのコンボも決めやすくなる。
    流石に同じ毒使いであるイャンガルルガと比べると能力は低いが、
    致命的というほどでもなく、しっかり育てればちゃんと活躍してくれる。
    更にガルルガよりも早く入手出来ること、ライドアクションが突進である、
    閃光や毒で相手を翻弄しつつ低レベルでもダメージを安全に蓄積させられる…といった特徴のオトモンなので
    RTA等では非常に頼もしい存在になるだろう。そもそも本家とは別ベクトルで難易度が高い上、
    発売から相当な年月が経っているとはいえ無期限のネタバレ規制がかかっている
    本作のRTAを走るライダーがいるとは思えないが。
  • ライドアクションはフィールドを縦横無尽に走り回るゲリョスらしく「突進」
  • 絆技はヴェノムフラッシュ
    閃光で相手の動きを封じた後、おぞましい毒液を敵全体に浴びせるなんとも喰らいたくない絆技。
    敵全体に小ダメージを与え、確率で3ターンの間毒状態にする事が出来る。

MHST2

  • 前作に引き続き登場。ロロスカの樹林やロロスカの岩峡などに生息している。
    ロロスカの岩峡には付近にネルスキュラもいるのだが大丈夫なのだろうか…。まあ今更か。
    むしろゲリョスが生息する故に、それを捕食対象とするネルスキュラも姿を見せると考えるのが妥当かもしれない。
    • なんと、今作ではイャンガルルガより登場が遅くなっている
      これまでずっと「ゲリョスはイャンクックの次鋒」「ガルルガの下位互換」などと言われてきたが、
      ここにきて登場順が逆転した。
      しかし、登場時期が遅いだけでオトモンとしてのステータスでは完全に負けてしまっている。
      ランクの低いオトモンのために仕方ないが、かなり悲惨なポジション。
  • ロロスカ地方のモンスターの巣の中にも生息しているが、内部は極寒の環境になっている。
    お世辞にも寒冷地に適応できているとは言い難いゲリョスが何でこんな場所に…と思うかもしれないが、
    ゲリョス自体はメインシリーズでも旧密林や沼地と言った寒冷なエリアのあるフィールドにいたので、
    多少気温が低くても森林など住める環境ならば問題ないという可能も無くは無い。
    同じことはババコンガやネルスキュラにも言える。
    少なくとも砂漠地帯にいたはずのボルボロスや前例が全く無いアンジャナフよりは納得できる。
  • 戦闘では通常時はパワー攻撃や毒液を、怒り時はテクニック攻撃を使う。
    この他にもノータイプの「フラッシュ」を使用して目潰し状態を狙ってくる。
    目潰しにされたら「メニーベリー」や「目薬」で治療してもいいが、真っ向勝負やダブルアクション、
    絆技には影響しないため、いっそのこと治るまで放置してしまうのも手。
  • 地味な変更点として、飛行対決に参加できるようになった。
    ゲリョス自身はあまり飛行能力に優れているイメージは無いため、
    なんとなくイャンクックやリオレイアあたりを戦闘に出していたら
    突然両者とも飛び上がってびっくりしたプレイヤーもいるのではないだろうか。
  • 本作では火属性ではなく、なんと天敵であるネルスキュラの絆技で討伐すると帰巣しやすくなる。
    • ちなみに同様の仕様はフルフルにも存在し、あちらはネルスキュラ亜種の絆技によって帰巣率が上昇する。
  • 弱点属性は相変わらず火属性だが、最も耐性が高いのは雷属性ではなく無属性。
    これは、今作に登場するモンスター達は基本的に「通常攻撃の属性」と「最も防御力が高い属性」が同じ
    という仕様によるものである。ゲリョス種も得意な属性と耐性は無属性と例外ではない
    (本作において、攻守で得意属性が異なるのはイビルジョーのみである)。
    今作のゲリョスは珍しく雷属性攻撃を普通に食らうので注意が必要。
    • ただしゲリョス種は、「雷属性防御上昇」スキルを覚えていることが多く、
      その時点で最も高い属性が得意属性となる仕様から、孵化してすぐの時期に限り、
      通常攻撃は無属性だが、防御力が最も高いのは雷属性となっている場合がある。
    • レベルが上がると本来どおり、攻/守ともに無属性が得意になっていくので、
      ゴム質の皮の性質を期待して、雷モンスター対策にしたプレイヤーは肩透かしを食らうだろう。

オトモン

  • 前作と同じくパワータイプでライドアクションも「突進」。
  • アクティブスキルは毒液遺伝子【小】の「毒液」、
    目つぶし遺伝子【小】の「フラッシュ」、そして追い打ち遺伝子Pの「オールチェイサーP」を持つ。
    • 毒液はパワータイプの単体無属性小ダメージを与え、
      低確率で毒状態を狙うことができる。
    • フラッシュは中確率で全体を目つぶし状態にすることができる。
    • そしてオールチェイサーPはパワータイプの単体無属性中ダメージ。
      あらゆる状態異常に対して与ダメージが大アップし、状態異常を解除する。
  • 絆技は前作同様「ヴェノムフラッシュ」。

余談

  • 軍隊の項目でも少し触れているが、
    「ゲリョスの毒を兵器に使えないか研究したいので捕獲してくれ」という依頼が舞い込む事がある。
    MHP2以降にこの依頼は存在していないのだが、モンスターの能力や危険性が
    良くも悪くもハンター意外の社会の目に留まり利用されている事を示すと同時に、
    軍事力の整備という国家社会の避けて通れない厄介事がモンハン世界にも有る事を示している。
    フレーバーテキストなどを見ると、モンスターの跋扈する辺境から遠く、人の活動する領域では
    武力紛争なども起きているようではあるし、世界観を広げるネタの一つ。
    • しかし、考えてみれば妙な話ではある。
      いくらゲリョスの生成する毒が強力とは言え、モンハンの世界では
      数発で巨大なモンスターをゲリョス武器と同等の中毒状態や
      身動き不能な麻痺状態に陥らせる弾丸を作り出す黄色のアレ紫のコレ
      狩場のそこいらで採れるのだから。
      わざわざリスクが高く、ハンターへの報酬金額も張るであろう大型モンスターの狩猟依頼を出すまでもないはずなのだが…。
      • そうした入手しやすい素材の研究は一通り終わっていて、
        さらに強力なものが作れないか試したい…といった事情なら業の深い兵器開発だが、
        依頼が無くなっているのを見ると「キノコでいいじゃん」で落ち着いてしまったのかもしれない。
      • クエストの依頼文を見ると、モンスターに立ち向かって壊滅した部隊の生き残りが
        依頼していることもあるので、自分たちの受けた被害のインパクトから、
        逆にどうにかして自軍の戦力にできないかという発想を持った軍人がいたのだろうか。
    • 毒の効果という面でも、野草を調合した解毒薬やそのへんの虫を食えば治療でき
      追撃を食らったりしない限り普通は死なない程度なゲリョスの毒が
      一体どれほどの脅威になるのだろうか。
      後に存在が確認される猛毒ならまだ頷けるが、依頼があるMHP2以前はそんなもの無かったのでなおさらである。
      単にハンターの毒への耐性が並外れて凄まじいだけだという気がしなくも無いが…。
      • 実際の戦争においては「単純に敵兵を直接殺害して数を減らす」よりも、
        「命を取らない程度の怪我などを与えて救護の分に人員を削がせる」方が有効な場合も多いため、
        それを考慮すれば微妙に脅威度の低いゲリョスの毒を兵器に転用するというのは理にかなっていると言えなくもない。
        解毒薬1瓶で簡単確実に治せるとはいえ、人数分の解毒薬を製造して運搬するだけでも補給の足枷にはなるため
        もし実用化されれば厄介な代物にはなるだろう。
        もっとも、これだとなおさら「すぐ治療できる毒に手間のかかる大型モンスター素材を使うのは効率が悪過ぎる
        安全に集められ供給の安定する毒キノコでいいのでは」となってしまうが。
    • ギルドが兵器開発に関係する依頼なんか受けて大丈夫なのか…という向きもあるが
      民間の狩猟組合であるギルドが人間同士の争いや安全保障政策へ良し悪しを決めつけ介入するというのも妙な話であるし、
      緊張状態にある勢力や明らかに悪意ある勢力に手を貸すなど、
      社会的・政治的にギルドの立場を危うくするような依頼ならそもそも受け付けないだろう。
      海賊から依頼を受けたりはしているが…
      別にギルドは高潔なる理想を掲げた治安組織や正義の騎士団などではないので、
      そのあたりは依頼者とギルド間でも政治や打算が働いていたか、
      一時を境に依頼が途切れているのも、「受けるべきでない案件」に
      分類されるようになったからなのかもしれないが。
  • ノベル版での扱いは比較的優遇されているモンスターである。
    第一弾の主要メンバーの一人、フラディオのお気に入りのモンスターで
    第一弾では珍しくかなり詳細な狩猟の描写がある。
    また、第二弾やEPISODE novel.3にも登場し、閃光でキオやカリンの動きを止める、
    死に真似でブラスやエーデリカを欺く、さらに二度に渡ってロッシィをクエスト失敗に追い込むなど、
    他のモンスター達よりも比較的高い戦績を上げている。
  • 戦闘には参加せず、黙々と閃光玉を投げてくれるサポーターのことを、
    感謝(という名の皮肉)の心を込めて「ゲリョス」と呼ぶ人もいる。
    これで支給品を全取りしたり戦闘結果に偉そうに毒を吐こうものなら間違いなくゲリョスである。
  • MHFではアップデートの度に仕様が微妙に変わっている
    (従来はこのような仕様変更時は告知されることになっているのだが、シーズン9.0以降は告知されないことになった)。
    例えば死に真似中の剥ぎ取りの有無であったり、死に真似中のHPが1残るか残らないかであったり、
    あるいは突進やついばみ時のホーミング性能であったりと枚挙に暇がない。
    これは通常狩猟時はそれほど問題にはならないが、タイムアタック(公式狩猟大会)で
    ピックアップされることが多い(特に死に真似中のHPに関してはタイムにまともに響くため)。
  • MH4では死に真似起床時の声に何故かガブラスのハンター発見時の声が当てられている。
  • 中国版MHとされるMHOでは、このゲリョスによく似た外観を持つ「沙雷鳥」なる鳥竜種が登場する。
    ただし、頭部にイャンガルルガを連想させる紅色のタテガミがあるため、より厳めしい印象を受ける。
    砂色の体色や名前からも判る通り、砂と地雷を用いるモンスターであるようだ。
  • 恐らくゲリョスのモチーフは伝説上の怪物バジリスクである。
    猛毒を持つ点や特徴的なトサカを持つ点での類似点もそうだが、
    何よりゲリョスは開発初期段階ではバジリスという
    あからさまな名前のモンスターとしても構想されていた過去がある点が最も大きいだろう。
    ただ、バジリスクそのものは鳥ではなく蛇であるとされる。
    • 先述した起床時にガブラスの声が一部使われているのはそういう繋がりなのかもしれない。
    • 後世においてバジリスクから更に厄介な動物として創造されたのが、
      バジリスクと酷似した能力を有しながら、その天敵である筈のニワトリの体を持ったコカトリスである。
      恐らくこちらもモチーフなのだろう。
  • 「ゴムは電気を通さない」というのはかなり有名だが、実は極めて高い電圧を流せば、
    絶縁性の高いゴムやガラスであっても電気を通すことが出来るというのも割と有名な話である。
    この場合ビリビリと電流が流れるというよりは、まるで雷でも落ちたかのように
    一瞬で物体を貫通するような形になることがほとんど。
    というより、他でもない雷そのものが、大気と言う絶縁体を貫通して通電するという現象なのだから、
    絶縁体に電気を通す為にどれだけ膨大な電力が必要かは推して測るべし。
    そんな雷並みの電気を帯びた武器が仮にあったところで、
    ゲリョスより先にハンターが感電死するのがオチである。
    …と言いたいところだが、モンハンの世界において雷に匹敵する電気というのは、
    実はそんなに珍しくもなかったりする。
    彼らの武器であれば実際にゴムを貫通する位電力を持ったものもありそうなところだが、
    たとえ古龍の放つ雷であろうと、どれだけ雷属性を高めてもやはりゲリョスには全く通じないのである。
    ゴム質の皮恐るべし。
  • 作品によっては、ゲリョスの吐く毒液をまさかの汚物と定義していることがある。
    要するに吐瀉物ということになるのだが、この場合猛毒入りの吐瀉物という、
    尿に匹敵する色々な意味で食らいたくない攻撃になるのは間違いない。
  • RIDE ONでは第1話と第7話に登場。
    • 第1話では他のどのモンスターよりも先駆けて出演を飾るという快挙を飾った。
      冒頭で、タマゴを探すリュートとナビルーを追いかけ回したが、
      リリアの投げたけむり玉の煙に巻かれたことで2人を見失っている。
    • 第7話では夜の森に迷い込んだデンデンとリンリンの前に現れ、逃げる二人を追いかけた。
      逃げる途中、リンリンの髪飾りが光っているシーンから、
      上記の習性を思い出し、「ゲリョスの狙いはこれか!」と気づいた視聴者も多いだろう。
      本家モンハンを経験した人なら分かるネタもいくつか仕込まれているので、
      モンスターの生態を思い出しながら視聴すれば、更に楽しめるかも知れない。 
  • 現実世界にもごくわずかだが、体に毒を持つ鳥類は存在する。
    その中でもよく知られているのが、ニューギニア島固有の鳥類ピトフーイ(別名:モリモズ)である。
    ピトフーイ属には6種が入っているが、その中でムナフモリモズのみは毒性を持たない。
    筋肉や羽毛には強力な神経毒であるバトラコトキシンが含まれているが、
    ピトフーイは自身はバトラコトキシンを生成できないので、
    捕食するジョウカイモドキ科の有毒昆虫由来であると考えられる。
  • 名前の由来はギリシア語の「γέλιο (イェリョ)」あるいは「γελοίος (イェリオス)」辺りだろうか。
    前者は「笑い」後者は「滑稽な」といった意味の言葉で、ゲリョスのユーモラスな一面を表しているのかもしれない。
    また後者は古代ギリシア語読みでは「ゲロイオス」であり、毒液の吐出と掛けている可能性も。汚い

素材

毒袋
ゲリョス最大の脅威ともいえる毒液を作り出し、蓄えておくための内臓器官。
性質はドスイーオスなどが持つものと然程変わらないが、生み出される毒の量は圧倒的に多い。
個体のレベルが高いほど毒袋の質も高まり、それに応じて毒の量も増え、濃度も強くなる。
なお、亜種の方が吐き出す毒液の毒性が強い傾向があるが、
通常種でも亜種でも毒袋そのものの性質に違いは無く、同一の素材として利用できる。
狂走エキス
ゲリョスの体内を流れる特殊な体液。
強力な強壮効果を秘めており、彼らの無尽蔵とも言えるスタミナの秘密がこれにある。
詳細についてはリンク先を参照。
MHFのG級個体からは毒々しい色をした「爆走エキス」を得られる。
強力であるため原液での使用はできず、専ら武具加工などに使われる。
ゴム質の皮
独特の質感を持つゲリョスの皮膚。
絶縁性、伸縮性、そして弾力性に長けており、まるでゴムそのもの。
ゲリョスはこの皮膚のお陰で打撃や電撃には高い耐性を持つが、その反面炎熱や斬撃に弱い。
ゲリョスの素材から作られる武具は勿論、雷属性の武器のグリップなどにも加工される。
また防水性にも優れており、船の材料としても使われることも多い。
雑菌が繁殖しやすいため、抗菌石と組み合わせて加工されるケースも多い。
より分厚く上質なものは「ゴム質の上皮」、
更に上等で弾力性に富んだものは「ゴム質の特上皮」と呼ばれる。
なお、ネルスキュラは弱点属性である雷属性をカバーするために
ゲリョスの表皮を外套のように身に纏っていることがあり、
部位破壊することでこのゴム質の皮系統を入手できることがある。
MHFの特異個体からは弾力性があり触り心地も良い「ゴム質の最上皮」や、
希少価値がとても高い「ゴム質の極上皮」が得られ、
その用途は広く、「最上皮」は武具以外にも寝具の素材としても使用される。
同作のG級個体からは「毒怪鳥の偉皮」という時間が経過しても風化しない不朽の素材を得られる。
毒怪鳥の翼膜
絶縁性・対毒性に優れた毒怪鳥の翼膜。
亜種のものは「毒怪鳥の紫翼」などと呼ばれて区別される。
亜種の翼素材は以前から素材として馴染み深かったが、
通常種の翼素材は意外にもMHXで初登場となる。
翼そのものを素材として切り出した「毒怪鳥の翼」も存在する。
  • 「翼膜」が下位・「翼」が上位素材に相当し、G級では「毒怪鳥の厚翼膜」となる。
    そのため「毒怪鳥の剛翼」という素材は存在しない*2
毒怪鳥の頭
ユニークな形状が印象的なゲリョスの頭そのもの。愛好家にとってはたまらない一品らしい。
発光器官を備えたトサカを破壊すると中から希少鉱石が出てくることがあるが、
これはこれで有用な素材なので解体したりは出来ない。
色合いは少々異なるが、基本的に亜種の頭も同一の素材として扱うことが出来る。
高い硬度を持つものは「毒怪鳥の石頭」と呼ばれる。
ちなみに死に真似中に剥ぎ取ることが可能。当然剥ぎ取られても死ぬことはない。
そしてこれも当然ながら、剥ぎ取られても頭が無くなるわけでもない。
生物としての常識を完全に凌駕した、ゲリョス最大の謎にしてユニークな部分と言えるだろう。
あるいは、孕んだ個体だったのかもしれないが、竜種で毒怪とか言われてるくせに
胎生なんて事はさすがにないだろう。
勿論一個体から二つ以上剥ぎ取れるのはお約束
ちなみにMHFでは毒怪鳥の石頭が変種特異個体から稀に剥ぎ取れる素材として存在する。
部位破壊で石頭を得ることはできない。
奇種特異個体のものは「毒怪鳥の紫石頭」として区別されている。
毒怪鳥の偉爪
長い年月をかけて成長した毒怪鳥の爪。時間が経過しても風化しない不朽の素材。
MHFのG級個体からのみ剥ぎ取れる素材であるが、翼爪なのかそれとも脚の爪なのかは定かではない。
なお、G級亜種からは華爪が得られるため、通常種固有の素材である。
毒怪鳥の純輝石
トサカ内部の鉱物質が変化した輝石。眩い光を発しているため、長時間見続けると目が眩む。
MHFの通常種G級個体から極稀に剥ぎ取ることができる。
毒怪鳥の尻尾
よくしなるゲリョスの尻尾。亜種のものとは区別される。
ゴム質としては皮を上回る至高の素材なのだが、加熱による加工は困難。
現状、MHFのG級特異個体から稀に剥ぎ取れる素材のみ、加工素材として扱うことができる。

関連項目

モンスター/ゲリョス亜種 - 紫色で、毒性が強い。
武器/ゲリョス武器
防具/ゲリョスシリーズ
アクション/死に真似 - ゲリョスの十八番。
アクション/閃光
アイテム/ゲリョスイショウ - ゲリョスを悩殺するという水晶。ゲリョス素材の衣装の事ではない。
BGM/沼地戦闘BGM - ゲリョスのテーマ「毒霞」と「湿地に咆える奇獣」の記述あり。

クエスト関連

クエスト/特産キノコ捜索網!
クエスト/盗まれて○○
クエスト/エイプリルフールクエスト - あのGが来た!?

モンスター関連

モンスター/ネルスキュラ - 天敵。捕食のみならず、本種の表皮や毒液をも利用している。
モンスター/オオナズチ - 毒使いで物を盗む古龍種。
モンスター/パオウルムー - ゴム質の体組織を持つ飛竜。
モンスター/プケプケ - 毒吐き鳥竜種の後輩。


*1 ディノバルド、ライゼクスはキークエではなく緊急クエの役割がある。
*2 因み翼(膜)素材は、レウス&ウルムー:翼膜→翼→剛翼。クック&レイア:翼膜→(上位素材なし)→厚翼膜。ガルルガ&バサル:翼→(上位素材なし)→剛翼。ナズチ:翼膜→(上位素材なし)→剛翼。ホロロ:翼膜→翼→大翼…といった具合で統一されていない