モンスター/テオ・テスカトル

Last-modified: 2024-03-21 (木) 00:47:43
種族
古龍種(古龍目 炎龍亜目 テスカト科)
別名
炎王龍(えんおうりゅう)
異名
業火の王
英語表記
Teostra
危険度
MH4・MH4G:★6, MHX・MHXX:★7, MHRise・MHR:S:★8
登場作品
MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHF, MHXR, MHST, MHST2, MH-R
狩猟地
沼地, 砂漠, 火山, , 戦闘街, 迎撃拠点, 地底火山, 未知の樹海, 溶岩島, 旧砂漠, 闘技場, 大蟻塚の荒地,
龍結晶の地, 導きの地, 兵器置き場, 砂原, 溶岩洞, 獄泉郷, 城塞高地

派生作品

派生作品に関しては下記の記事を参照されたし。
モンスター/テオ・テスカトル/派生作品

目次

特徴・生態

後方に伸びる長い角、口外に露出した鋭い牙、そして赤い鬣と、獅子にも見える頭部が特徴の古龍。
王を思わせる堂々たる気風、古龍種の中でも特に凶暴と云われる荒々しい気性を兼ね備える。
その佇まいからハンターズギルドからは主に《炎王龍》と呼称されるほか、
後述する能力から「陽炎龍」「煉獄の主」「炎帝」などの様々な通称で知られる。
正式な学名を「テスカト」といい、その中の雄個体がこのテオ・テスカトルの名で呼ばれる。
雌個体はナナ・テスカトリと呼ばれ、角の形状や青色の外殻など、外見が大きく異なる。
ちなみに「テオ」とは「王」を表す言葉である。
比較的街や里への被害報告が少ない古龍とされてはいるが、
それは本種が砂漠地帯や火山の奥地、古塔など人里離れた地域を縄張りとしているからに過ぎない。
平時より周囲一帯を瞬時に灼熱地獄に変えてしまうほどの圧倒的な力を惜しみなく振い、
事実として広大な砂漠一帯を一夜で焼き払ったという記録も存在している。
とりわけ縄張りを侵す不埒者や自らに明確な敵意を向ける生物に対しては凶暴な性質を露わにし、
現大陸においてはテリトリーに不用意に踏み込んだ小型モンスターを襲撃、爆殺したケースや、
百竜夜行に乗じて活発化した怨虎竜マガイマガドと衝突、これを退けたとの報告もある。
一方、新大陸において確認された個体は縄張りへの侵入者に対して過剰な攻撃性を示すことはほぼなく、
古龍種を主としたごく一部の例外を除けば、縄張り争いの痕跡が確認された例も皆無に近い。
こうした性質の違いが現大陸と新大陸に生息する炎王龍の個体差によるものか、
或いはまた別の要因に由来するものかは現段階では不明である。
立派な翼を持つが飛行して移動することは少なく、普段は四本の脚で悠然と歩く。
体格はかなり大柄だが、四肢を駆使した動きは見た目以上に素早く小回りも利き、
ただ駆けるだけで並み居る外敵を薙ぎ倒す。
飛行する様子が滅多に確認されなかったために一部の学者の間では飛行能力を失っていると考えられていたが、
実際はその気になれば大陸を渡るほどの長距離飛行も可能であり、
外敵との交戦中には飛行しながら尻尾や火炎ブレスによる攻撃を繰り出したり、
空中から急加速して飛び込むように体当たりを仕掛ける事もあるなど、決して飛行能力が低いわけではない。
テスカト種は炎を自在に操る能力を持つと伝えられており、
外敵と対峙すると自ら炎を発現させ、その身に「龍炎」と呼ばれる灼熱の炎を纏う。
その温度は近づくことを憚られる程凄まじく、接近するものを悉く炙り焼きにしてしまう。
口からは燃え盛る火炎そのものを放射状に吐き出し、この火炎を薙ぎ払うことで外敵諸共一帯を焼き尽くす。
また、テスカト種の最大の特徴として、「塵粉」と呼ばれる粉塵を用いて粉塵爆発を巻き起こす能力を持つ。
この粉塵の正体は身体の古くなった組織片であり、
本体から剥離した状態で着火、または一定時間滞留すると自動的に炸裂し、周囲の物体を破壊する性質を持ち、
炎王龍と敵対したものは例外なくこの凄まじい爆発の脅威に晒される事となる。
火山や砂漠などの焦熱地帯を中心とした広大な縄張りを持つ。
現大陸においてはデデ砂漠、ラティオ活火山、セクメーア砂漠、砂原、地底火山、溶岩洞などで、
新大陸においては龍結晶の地の深部に広がる灼熱地帯において
比較的多くの目撃情報が寄せられており、これらの地帯では例外なく最たる危険生物として知られている。
当然ながら縄張りの近傍に存在する火山付近の拠点や村にとってもその存在は脅威となり、
発掘に出かけた土竜族が偶然地底火山に棲まう炎王龍のテリトリーを侵してしまった事例では、
近傍のナグリ村そのものが壊滅の危機に晒される緊急事態にまで発展した。
また、一部の個体の縄張りには大都市ドンドルマが入り込んでしまっていることから、
稀にではあるがドンドルマの街そのものを襲撃する場合があり、
その際は戦闘区画を利用した街総出の迎撃作戦が展開される。
また、それらの焦熱地帯のみならず冷涼な城塞高地、果ては寒冷地の兵器置き場にも出現が確認されている。
長年の調査の結果、本種は熱エネルギーの多い鉱物や爆発物を主食としており、
食事の際は自らの唾液で鉱石を化合させて食すらしいことが判明している。
稀ながら人里近くまで降りてきた記録が残されているのは、前述した縄張りの誇示のためだけでなく、
保管されている火薬を求めて出現したためであると考える学者もいるようである。
なお、深夜の湿潤地帯やフォンロンにある古塔周辺においても目撃報告が僅かに存在するが、
これらの領域には鉱物や爆発物がほぼ存在しておらず、炎王龍にとっては主たる縄張りではないと考えられる。
己の身を包む龍炎については地域や個体によって様々なパターンが存在するらしく、
かろうじて視認できる規模の炎を常時全身に纏い続ける例もあれば
はっきり視認できるほどに強烈な炎を頭部付近に纏い、
興奮状態になると身体の随所から焔を噴出させる例も確認されている。
このことから自らの意思で龍炎を纏う箇所や規模を制御できるものと思われるが、
何れにしても出現した地域一帯に陽炎が発生するほどの灼熱地帯へと変貌することは共通している。
なお、この能力の制御には角が何らかの形で密接に係わっているらしく、
角を折り取られた個体は龍炎の発現や維持に支障を来すようになるという。
また、毒などによって体内器官に異常が生じた場合もその能力に制限が掛かるが、
こちらの場合は一時的なものでしかなく、症状が回復すると同時に能力も復活してしまう。
興奮状態となると、前述した老廃物としてのそれとは異なる性質を持つ特殊な粉塵を放出する行動を見せる。
この粉塵は本体から剥離した状態で一定時間滞留、または着火されることで爆裂する効果を持つ。
興奮状態の炎王龍は些細な挙動でも爆発性の粉塵を大量に撒き散らし、周囲は常に猛烈な爆発に見舞われる。
口内から放出されるのも灼熱の息ではなく爆破粉塵へと変化し、
対象に爆風を直接浴びせて粉々にしてしまう戦法を用いるようになる。
外敵に付着させて時間差攻撃とする、自ら衝撃を加えて爆破させて止めを刺す、
大量に振り撒くことで煙幕として利用するなど、その利用法は多岐に渡る。
現時点ではこの爆発性の粉塵が「塵粉」とどのような関係にあるかは定かではない。
そして特筆すべき危険行動として、滞空しながら大量の塵粉を放出、
自らを巻き込んで大爆発を巻き起こす大技『スーパーノヴァ』が存在する。
炎王龍を中心に発生する極大規模の球形の爆発は文字通り超新星爆発をも彷彿とさせるが、
その迫力に違わず威力も致命的で、爆発に巻き込まれた場合はまず跡形もなく吹き飛んでしまう。
爆風から逃れたとしても、大気を震撼させるほどの衝撃波の影響を受けることは避けられない。
これほどの威力を誇る以上、万が一爆風を浴びた上で一命を取り留めたとしても、
衝撃とショックによって人事不省に陥ってしまうことは想像に難くないだろう。
なお、このスーパーノヴァの発動に伴って興奮時に発生させる大規模な陽炎も消えることから、
炎王龍の興奮が収まる寸前にのみ解放される限定的な必殺技であるとの推測もなされている。
このため、テオ・テスカトルの狩猟に向かう際はこの大技を警戒するとともに、
炎王龍本体の状態にも可能な限り気を配ることが求められる。
テオ・テスカトルから得られる素材は非常に貴重であり、いずれも破格の価値が付けられる。
そのような素材を用いた装備には赤き炎龍の炎が封じ込められており、
見る者の心を駆り立て、身に纏えば炎王龍の武技を体現するかのような力を与えるという。
炎王龍の武器が宿す炎の爆発力は、煉獄の扉を開く鍵と例えられるほどに凄まじく、
一度振り抜くだけでも容易く周囲を焦土に変えてしまう。
その力を手にする事は、炎龍の試練を乗り越え、その力を認められた英傑にしか許されない。

概要

  • テスカト種固有の能力として常に「龍炎」と呼ばれる炎の鎧を纏っており、近づくとスリップダメージを受ける。
    この鎧はで司っており、角を折られると炎鎧が発生しなくなる他、
    地形ダメージスキルなどで鎧の効果を軽減/無効化可能。
    また、クシャルダオラの風鎧と同じく状態では無力化される。
    ただし、クシャルダオラとは違って毒ダメージはこちらの方が多いものの効果時間は非常に短く、
    耐性も比べ物にならないほど高い。
  • この鎧も恐ろしいが、最大の恐怖は「ノーモーション突進」に他ならない。
    軸合わせすら行われないことも多く、しかも攻撃力が凄まじく高い。
    龍耐性が低いと赤ゲージも合わせて体力の半分ぐらいごっそり持ってかれる。
    一直線の突進ならまだマシだが、この王様はなんとハンターの位置を察知してカーブしてくるため、
    サテライト移動ではすぐに動きを読まれ、吹っ飛ばされてしまう。
    対策は緊急回避をする、距離をとって一方向に走り、突進が曲がったらすばやく逆方向に走る…など。
    ぶっちゃけガードできる武器であれば、
    慣れないうちはたとえガード性能の低い片手剣でもガードしたほうが良いかもしれない。
    • ただし、実はこのカーブ突進は、サテライトしていると追尾が効く程度の先読み攻撃である。
      別にホーミングした結果曲がっているわけでは無いので、
      時々目の前にいるのにカーブしていって勝手に攻撃を外す、つまり、
      テオ・テスカトルの先読みが外れるということがある。
    • 威嚇や粉塵爆発、ブレス等からこのノーモーション突進へコンボしてくる可能性が割と高く、
      これらのモーションの終わり際に攻撃するのはかなり危険である。
    • ナナ・テスカトリはMHP2Gにて突進に予備動作が追加されているが、こちらは変化していない。
    • 振り向き動作が1回であるモンスターの特徴として、
      怒り状態になると振り向きの精度が下がる(通常時の180°半回転ではなく150~160°くらいに少し減る)ので、
      どう足掻いても避けられないカーブ突進になってしまう事態が割と発生しやすい。
      振り向きの回転と同じ方向へ移動できるように意識しておくと避けられる可能性が高い。
    • 後述するが、MHWorld以降は短いながら予備動作が追加されている。
  • 前脚の引っ掻きは左右共に逆側の脇腹付近まで攻撃判定が延びる。
    腹付近で前脚や後ろ脚を攻撃している場合は注意。
  • もちろん炎ブレスも吐けるが、炎龍の場合は飛竜や鳥竜の火球ではなく火炎放射。
    射程はそれほどでもないものの、それを左右に振り回すという芸当をやってのける。
    幸いにも吐いている間はその場を動かず、
    (炎鎧の地形ダメージを除けば)側面~背後は完全に無防備のがら空きなので、
    全体的に隙の少ないテオ、ナナ戦における貴重な隙となる。
    いかにブレスの隙にこちらの火力を叩き込めるかが攻略の要と言える。
    • 実はこの行動、意外なことにナナ共々顔の真横、腕との間に安全地帯が存在し、
      一見無理に思えながらブレス中に顔を攻撃することもできる。
      面白いことに小型の個体ではこの安全地帯は存在しない、
      もしくはモーションによってはブレスに当たってしまうほど小さいため、
      確実ではないものの、ある程度は最小サイズかどうかの指標にもなるようだ。
    • ただしテオやナナの胴体ヘ向かって動いていないと、
      ほとんどのサイズで腕や顔の動きでブレスの前に押し出されるため、
      移動を伴わない攻撃は確実に怯みが取れそうな時以外はやめておいた方が良い。
    • 左右に振られているブレスの判定は見た目より若干遅れてやってくるため、
      起き攻めされそうな場合も諦めずに回避すると避けられる事もある。
      逆に攻撃へ移るのが早すぎると遅れてきた判定にやられたりもするが。
  • 注目すべきはその攻撃の繰り出す速さ。
    粉塵爆破やブレスが終わった後に突進飛びかかりで非常に矢継ぎ早に動き回る。
    怒り時だと、粉塵爆発が終わってに攻撃しようとしたら突進で力尽きたという例が多い。
  • 背中と翼の肉質が硬く、大剣や太刀等の縦方向に長い攻撃が出来る武器は翼等に、
    ランス等の踏み込みが伴う攻撃が背中に吸われて弾かれてしまう場合がある。
    振り向き狙いの場合は特に注意。
    • ナナも同じ肉質だが、前述の通り行動速度の差によって弾かれた際の危険度は本種の方が高い。
  • テオ・ナナ共に角の破壊条件である頭と判定される部分の厚みがほとんどなく、
    所謂顔面部分だけで首の鬣部分は背中の判定となる。
    このため刺突系や貫通系の攻撃と非常に相性が悪い。
    • ランスや太刀の突き等は先端部分を当てないと大体首部分に判定が吸われてしまう。
      上記の通り背中判定であり多大な隙を晒すことになるので、若干斜め、もしくは横から突っつこう。

MH2

  • 初出のMH2では、オオナズチ同様オフラインのいわば裏ボスを務める形で登場。
    オンラインでは他のドス古龍同様のタイミングで戦うことができた。
  • 気になる攻撃モーションだが、
    突進・猫パンチ・飛びかかり・ブレス・粉塵爆発・咆哮・飛行時ブレスのみ。
    数は少ないながらこの時点でテスカト種の基礎は抑えている。
    ただ、MHP2G以降と異なり粉塵爆発の位置を読むことができない他、
    前方ノヴァも当然存在しない為、シンプルなモーションのみではあるが思いの外スキが少ない。
    ノーモーションタックルの頻度も高く、当時はスキル自由度が小さいので
    咆哮に合わせた溜め攻撃をするのも一苦労。
    ギルクエLv140の個体や歴戦王等、最新の強力な個体に慣れていてもまた別の難しさがある。
  • どうしたことか、初登場のMH2やMHFは頭がやたらと打撃に弱い。
    切断での肉質40に対して、打撃ではなんと70である。
    後ろ脚と胴も40と50でまずまず有効。
    このため、オンオフ問わずハンマーを使えばスタンもあってしこたまダウンを取れる。
    MHP2以降は頭が切断と同じ40に修正されたものの、他の部分については変更が無い。
  • 当時の特徴や印象としては、やはりあの"炎龍の塵粉"の存在が挙げられるだろう。
    その要求総数はなんと270個ほどと凄まじく、
    その一方で翼破壊枠で19%のみという僅かな枠しかない。
    勿論要求"総数"なので実際にはこの1/10ほどで済むプレイヤーも多いだろうが、
    それにしても期待値上は平均135体のテオ・テスカトルを討伐しないとならないことになる。
    武器への使用数こそ常識的な範疇なのだが、
    ミラルーツや暁丸・覇、カイザー等有力な防具の強化に悉く用いる為
    少しでもやり込むつもりなら避けて通れない道となった。
    この状況を揶揄して「塵粉オンライン」等と呼ばれることも。
    • 塵粉ばかりが槍玉に挙がるが、
      需要がやや落ち着いているだけで炎龍の宝玉もなかなかに苦戦する。
      ミラアンセスブレイドに5個も使う他、
      当時のテンプレ装備である覇ルーツの組み合わせを作るために最低3個程は要求される。
      一方、なぜかカイザーシリーズの強化には1つも使わない。加減したつもりなのだろうか?
      但し後述の通り下手をしたら加減せず炎龍の宝玉を要求してくれたほうがマシな強化難易度を誇る。
  • 装備面では、武器は大剣と弓のみ登場している。が、どちらも影は薄め。
    一方で、当作のカイザーシリーズはオンオフを問わず優秀な装備として知られる。
    先述の通りとにかく塵粉が必要であり、テオの連戦のために火耐性・防御力ともに高く、
    見切り+1でそこそこ火力も上がるカイザーは人気装備になった。
    特に匠不要の封龍剣【超絶一門】と組み合わせが人気だったが、場所を選ばず使うせいで
    超絶戦隊フルカイザー等と揶揄されてしまうこともあった
    • しかしながら制作難易度、というか強化難易度は異様に高く
      Lv5では火竜の紅玉をまさかの全部位に1つずつ使う他、
      当時のラージャンのセミレア素材である黄金の毛も1つずつ全部位に使う
      他にもLv2の時点で竜玉を全部位に要求、Lv4で塵粉を全部位に要求など
      その性能をフルに引き出すには相応の対価を求められた。
    • Lv5まで強化出来れば防御力が一部位90にまで伸びるが、Lv4止めだと69にまで低下。
      敵の攻撃力倍率的にはこれでも戦える範疇だが、あまりいい目では見られなかったことだろう。
      また件の超絶戦隊がその強化難易度からLv4以下どころか下位段階の無強化で持ち込むことも少なくなく、
      それもまた顰蹙を買っていたようだ。

MHP2(G)

  • MHP2Gでは、粉塵爆発の際に予備動作が追加(ナナも同様)。
    以前の作品に比べれば若干倒しやすくなったはず…だが、怒り状態になると前作以上にパワーアップ、
    ブレスの長さが約2倍となり危険性が増した。
    • ナナも同様に怒りで射程が倍化する。ひっかきや飛び掛かり、突進に引っかかりふっ飛ばされ、
      次にコレが飛んで来るという起き攻めコンボが発生する可能性がある。
      元々威力が高い上に怒りだと更に強力になるため、
      火耐性が低かったりガンナー等で低防御だと即死する危険性も。
  • さらに、G級では怒り時の引っ掻き攻撃に炎のような赤い光のエフェクトが追加。
    攻撃に火属性が付加され、もちろん攻撃力も高い。
    ほかにも、遠距離の粉塵爆発を行う際に時々ハンターの位置に粉塵を巻き起こすようになった。
    爆発の規模は小さいが威力は変わらず非常に危険。
    チャンスとばかりに接近して頭に溜め3を当てようとしてやられた大剣使いや、
    本来の遠距離爆発が届かない更に遠くから援護射撃…もといアタッカーとして、
    拡散弾をばらまいている最中に殺されたガンナーは多いはず。
  • このように恐ろしい古龍だが、古龍の大宝玉の入手確率は古龍3種中一位である。
    また、この素材から作れる武器や防具の性能は申し分ない。
    上記のように手強い相手だが、倒した時の恩恵はとても大きい。
    • iOS版の場合、討伐報酬がないため大宝玉を入手する確率はオオナズチと同率。
      よって大宝玉狙いでテオを周回する意味はほぼない。
  • MH2時代に比べ、剣士にとっては地味にその肉質に悩ませられる。
    弾かれるということこそ余りないものの、物理肉質が40%以上通る部位が頭くらいしかないのである。
    一応打撃なら後ろ脚も40、腹部に至っては50通るが、スタンを取ることを考えるとそこを狙うのも考えものである。
    その上頭に貼りついていると突進や飛びかかり、パンチのリスクがあるというジレンマすら抱えている。
    炎纏い状態でも後ろ足と異なり頭の肉質は硬くならないため、打撃武器であればやはり積極的に頭を狙っていきたい。
    一方属性は龍が前足以外ほぼ全身に20以上通るのだが、
    だからと言って属性偏重武器が良いかというと片手双剣なら良いかもしれないが微妙。
    一方でガンナーならばはきゅんを用意してうまく弾60に龍35とかなりダメージ効率の高い部位である
    尻尾に張りつけばそこまで苦労することもない。
  • 戦闘可能なクエストのうち、一つは群を抜いて動きにくい
    夜火山のほぼ4と7のみという嫌がらせのような状況で戦わされる。
    溶岩から溶岩へ駆け回る状況が多く、時間切れになっても仕方ない、という前提で挑んだ方が良いだろう。
    一発撃破可能な場合は夜火山以外のクエストをオススメしておく。
  • 村や集会所上位で発生する街での戦闘時は、クシャ同様に誰もいなくてもエリア3撃龍槍発射台へと向かう。
    クシャと違う点は、必ず着地して何かしら攻撃を1~2回行ってから戻るという点で、
    このため攻撃できない時間が非常に長い。
    この遅延行為、やたら行う頻度が高いため、バリスタや撃龍槍を活用しても一発撃破は相当な火力を要求される。

MH4

  • MH3以降は音沙汰無しだったが、今作にて大幅なリメイクが行われ堂々の復活
    先に復活が確定していたクシャルダオラと共にファンを沸かせた。
  • 今作でも火山を根城としており、地底火山にテリトリーを構えた個体が登場する。
    MH4では地底火山と溶岩島(イベクエ限定)のみ登場し、いずれも溶岩地帯となっている。
    • MH4Gでは砂漠系フィールドとして「旧砂漠」ことデデ砂漠が登場しており、
      テオ・テスカトルとの組み合わせも実現した。
  • 登場クエストは旅団★6「炎より出でし炎王龍」及び集会所★7「牙を持つ太陽」。
    旅団クエストではエンディング後の裏ボス的な扱いとなっており、
    ナグリ村の村長のハンマーを巡るストーリーの実質的なラストボスを務める。
    • ストーリーでは、壊れてしまった村長のハンマーの素材を掘ろうと意気込んでいた土竜族
      あろうことかテオ・テスカトルのテリトリーを掘り当ててしまい、テリトリーを侵され激昂した炎王龍によって
      ナグリ村そのものが存続の危機に立たされるという緊急事態が発生。
      これを食い止めるために、テオ・テスカトルの討伐または撃退を依頼されることになる。
      旅団の看板娘曰く、「ナグリ村の皆さんってとんでもなく不運です。はい」。
    • なお、クシャルダオラやラージャンと同様、登場ムービーは村クエストでしか追加されない。
  • 部位破壊の仕様が変更され、角は一度破壊すれば睡眠でも再生しなくなった。
    ただし、頭部は残り体力25%以下、尻尾は30%以下でなければ破壊(切断)出来ず、
    炎王龍の尖角」の出にくさも健在である。
    また、今作では「炎龍の翼膜」も部位破壊限定で剥ぎ取りやクエスト報酬では一切入手できないため、
    入手難易度が激増してしまっている。
    • なお、高レベルギルドクエストでは、低確率ながらも尖角、翼膜、尻尾が基本報酬で入手可能
      ただ、高レベルギルドクエストに登場する個体は、通常のクエストよりも強化されているため、
      これが救済措置と言えるかどうかは微妙なところ。
  • 本作ではクシャルダオラと違い、強化個体が何故か通常のクエストに出てこない*1ため
    高レベルのギルドクエストに登場する個体と戦うか、
    イベントクエスト「JUMP・決戦、炎の王!!」を受注するしかない。
  • MH4での参戦が確定したのは、クシャルダオラがPVに登場した後に公開されたCMであった。
    ちなみに、クシャルダオラはPVの最後という目玉要素枠で登場したが、
    テオは普通の大型モンスターですと言わんばかりにCM中にサラッと登場した
    CMだから目玉要素用の尺を作るわけにはいかなかったということなのだろうか。

戦闘能力

  • まず気を付けなければならないことは、久々の復活に伴い様々な特徴が大幅に変更されていること。
    テオ・テスカトルの代名詞たる粉塵爆破一つとっても、爆破パターンどころか属性そのものが違うなど、
    過去作の常識は全く通用しないと言っても過言ではない刷新ぶりであるため、
    従来の感覚で挑むとまず間違いなくとんでもない目に遭う。
    • まず、操る粉塵の属性が火属性から爆破属性に変更され
      テオ・テスカトルが振りまく粉塵に触れると爆破やられに侵されてしまうこととなった。
      爆破やられになった場合テオ・テスカトルのあらゆる攻撃を喰らった時点で即爆破されてしまうようになり、
      大技をモロに受けようものなら爆破ダメージと併せてあえなくネコタク。
      さらに、粉塵は特定モーションによって振りまかれた後はしばらく滞留する上、
      触れると尻餅を付くという凄まじく危険な特性を持っており
      また粉塵自体の色が真っ赤でやたらと目立つ為視界不良も懸念されるなど、
      その危険度は過去作とは段違いに上がっている。
    • 龍炎まとい状態の仕様が変更され、通常個体の場合では頭部を炎が取り巻くようになり、
      全身ではなく顔の近くにのみダメージエリアが発生するようになった。
      そして、後述のようにLv76以上のギルドクエストに登場する個体のみ従来通り全身の周りにダメージエリアが生じる。
      ちなみに龍炎のエフェクトは以前より赤みが強く、形状や動きも少し派手になっている。
    • 火炎放射のエフェクトも変更され、火炎本体の周囲に螺旋が発生するようになった。
      宛ら火炎竜巻を吐いているが如きド派手な印象を受けるものとなっている。
  • 粉塵爆発のエフェクト・仕様もリニューアル。
    翼を羽ばたかせ粉塵を散らせる際に粉塵のエフェクトと共に桃色の帯が発生するようになっており、
    おおよその目安としてこの帯が漂っている地点周辺に爆発が起こる。
    また、
    • 激しい羽ばたき→周囲至近距離を円状に爆破
    • 緩やかな羽ばたき→周囲遠距離を円状に爆破
    • 激しい羽ばたき→前方一帯を一気に爆破
    • 激しい羽ばたき→後方一帯を一気に爆破
    の4種類が存在し、周囲を爆破するタイプは通常時及び龍炎纏い時、
    前後方を爆破するタイプは怒り状態時のみ繰り出す。
    • 尚、円状爆破のパターンは火属性扱いであり、食らうと火属性やられになってしまう。
      一方怒り状態の爆破パターンは爆破属性であり、火属性やられにはならないようになっている。
  • 突進は今まで通り、先読み型とホーミング型を使い分ける。
    しかし過去作に比べ割とホーミングが強く、ギリギリまで引き付けないと轢かれてしまう。
    バックジャンプからノーモーションで突っ込んでくることもあり、
    迂闊に距離を詰めるとカウンターでブッ飛ばされるので注意。
    そしてこの突進、位置取りによっては凄まじい頻度で行ってくる
    中途半端に距離を開けていると突進に次ぐ突進で狙ったプレイヤーを徹底的に追い詰めてくるようになるので、
    討伐時間短縮のためにも積極的にインファイトを挑んでいくべきである。
    この特性を知らない場合、攻撃判定を伴ったテオが狩場を縦横無尽に駆け回ることになりかねない。
    但しインファイトを続けても延々と突進し続けることも結構ある為、
    接近していても突進を連発されることを前提とした上で戦うべきである。
    • またこの突進、「ほぼ全ての攻撃の後に」「間髪入れず」行ってくることが多々あり、
      火炎放射の隙、ひっかき、咆哮といった攻撃の隙を狙うハンターを尽く轢殺していく。
      そのため、武器種問わず、近接は頭部を狙うことが非常に困難になっている。
      頭と後ろ足の打撃肉質はほぼ同じ、怒り時に至っては全く同じなため
      パーティにもよるが、たとえハンマーや狩猟笛を担いでいようが、危険を犯してまでスタンを狙うよりは
      おとなしく足を狙ったほうが安全かつ早く終わることも多い。
  • 頭の痛いことに、クシャルダオラと違って疲労状態のようなものが存在しない
    つまりMHP2G以前の仕様のままである。
    しかし、元々地上戦を主体に置いていること、火炎放射など隙の大きい攻撃を扱うこともあって
    そこまで露骨に嫌らしくは感じられない。
  • 今作では一部のモンスターと狂竜モンスターが同じ相手を複数回狙う様になっているが、
    テオとクシャ、つまりドス古龍はその傾向が極めて強い。
    特にテオの場合この特性と桁外れの命中率を誇る突進のシナジーが厄介で、
    その厄介さは突進以外の技はテオの手心だと感じる人もいるかもしれないレベルである
    勿論ここに爆破やられも加われば、最早説明の必要すら無いだろう。
  • 非怒り状態時と怒り状態時の性質の変化が非常に激しい。
    後述するが、肉質や弱点属性、行動パターンの変化はおろか同エリアに専用のエフェクトがかかりさえする

非怒り状態

  • 言わずもがな、戦闘開始時の状態。ダメージを蓄積させると怒り状態へと移行する。
  • 頭部には水属性が、後脚・尻尾には氷属性がよく通る。
    反対に龍属性の効き目はそれ程でもなく、全身を通して10%~15%程しか通らない。
    ただし怒り状態に移行すると全体的な肉質が軟化・耐属性が大きく変化する(後述)。
  • 龍炎の有無によって幾つか行動パターンに変化が見られる為、特記する。
    便宜上龍炎を纏った形態を「龍炎形態」、龍炎を纏っていない形態を「通常形態」と呼称する。
龍炎形態
ボウガンの弾や矢を弾き、接近したハンターの体力を消耗させる龍炎を纏った形態。
ハンターを視認した途端、後ろ脚で立ち上がり咆哮、遅れて頭部に視認できる規模の龍炎を纏って移行する。
上体が接地すると同時にクシャルダオラのそれが如く周囲に龍風圧を発生させるため、
たとえ耳栓を発動させていたとしても、形態移行時の攻撃チャンスはほぼ皆無である
  • 通常形態と比較して粉塵爆破の使用頻度が高く、近距離にもしっかり対応しているので、密着状態は危険。
    また火炎放射の射程範囲も広く、体感的にはMHP2Gの個体の怒り時のそれと比肩しうる
    中途半端に距離を開いた程度では瞬く間に焼き払われる事となるだろう。
  • ただ、龍炎を纏うのが頭部のみということで、過去作に比べるとかなり良心的。
    攻撃と攻撃の間には隙もしっかり存在するので、動きを覚えれば左程怖くはないだろう。
  • 怯ませる・ダウンさせる・毒状態にする・スタンを取る
    のいずれかの条件を満たすと龍炎が解除され、通常形態に移行する。
通常形態
龍炎を纏っていない形態。未発見時はこの形態であり、矢やボウガンの弾も弾かれない。
上記の条件を満たす事でもこの形態になる。
  • 本領を発揮していない(出来ていない?)ためか、龍炎形態時と比較しても戦闘力はかなり低い。
    火炎放射の射程が約半分にまで縮み、その上一度前方を薙ぎ払うだけで終了する(=復路の判定が無い)。
    またバックジャンプ後にほぼ確定で威嚇を行う、粉塵爆破の頻度が低いなど
    全体的に隙が多く、基本的には最大の攻撃チャンスとなる。
  • 一定時間経過で再び咆哮し龍炎形態へ移行する。
  • 従来と同じく、角をへし折ることで龍炎形態への移行を一切阻止出来る
    貴重な部位破壊報酬もあるため、積極的に攻撃していきたい。

怒り状態(粉塵纏い状態)

  • 龍炎形態、通常形態問わず、非怒り状態時に一定ダメージを与えると咆哮と共に移行。
  • テオ・テスカトルのフルスロットルとでも言うべき状態で、
    咆哮と共に全身を炎の如く朱に染め、頭部と前腕、尾からあざやかな炎が噴出する
    さらに身体からは輝く粉塵を常に放出しており、炎が主体であったこれまでのテオと比べ非常に煌びやかである。
    また、テオ・テスカトルが放つ灼熱と粉塵の影響により、
    エリア全体に粉塵が散りばめられ、陽炎が揺らめく灼熱地獄の如き光景へと変わる。
    • ちなみに、ハンター大全Gには前腕と尾から焔が噴出しているテオ・テスカトルのイラストが掲載されており、
      印象としては今作のテオ・テスカトル怒り状態に非常に近い。
      王立古生物書士隊の残したイラストの特徴が今になって解明されたことを考えると、
      なかなか感慨深いものがあると言える。
  • 攻撃力と行動スピードが大幅に上がることは勿論だが、
    攻撃の度に尻餅判定のある粉塵をばら撒くという戦法を用いるようになるのが最大の特徴。
    粉塵に触れてしまった場合は前述の通り爆破やられになるため、
    怒り状態のテオの攻撃力も相俟って一撃が致命傷になりかねない
    つまり、粉塵でこかされた後に追撃の大技を食らったらまずBC行きである
    特に出の早い引っ掻きによって広範囲に発生するそれは驚異の一言であり、
    引っ掻き→バックジャンプからのホーミング突進によって爆殺されたハンターは多いだろう。
    唯でさえ素早いテオに対して、爆破やられを解除しつつ攻撃を加えるのは至難の業。
    細菌研究家を発動させるか、消臭玉の持ち込みも検討しておきたい。
    • なお怒り状態では攻撃力が1.15倍となる。
      この補正は他シリーズと比較してかなり控えめであり、MH4に登場するモンスターの中でも最低の部類に入る。
      しかしこれは裏を返せば1.15倍程度でも致命傷を与えうる攻撃力を素で有しているという事で、
      実際ギルドクエストLv96以上の個体ともなれば
      非怒り時でも突進で防御力600の剣士が5割削られるという事態が頻発する。
      それより厄介なのが行動速度への補正で、こちらは1.22倍となる
      MH2やMHP2(G)の1.1倍でも恐れられていたスピードアップが今作ではさらに高まっているため、
      前述の粉塵ばら撒きによる行動阻害と相まって事故率がかなり高い。
  • この状態中は肉質が軟化する特徴も持っており、通常時以上の攻撃チャンスでもある。
    何とか攻撃を掻い潜りダメージを与えたいところだが、
    この状態ではテオ・テスカトル側の攻撃も非常に苛烈になっており、
    ノーモーション突進を始めとした隙の少ない攻撃を矢継ぎ早に繰り出し、殆ど隙らしい隙を見せない
    粉塵の影響もあり、慣れないうちに真面に相手取るのは非常に危険なので、
    怒りが静まるまで逃げ回ったりエリアチェンジしたりしてやり過ごすのも手。
    • また、耐属性に関しても大幅に変化する。
      非怒り時には有効だった水属性氷属性の通りが全体的に悪くなり、ほぼ全ての部位へ龍属性が有効となる。
      ほぼというのは前脚に最も通るのは相変わらず水属性であり、後脚に最も通るのは氷属性である為。
      前脚は肉質が硬めで水属性もそこまで通らないので気にする必要はないが、
      後脚に関しては切断・打撃肉質が最も柔らかく、剣士が挙って狙う事になる部位であり、
      後脚を集中的に狙う場合は氷属性武器を担ぐ方が効率が良い。
  • この状態では火炎放射のエフェクトが変わり、前方に3回爆発を起こした後爆破粉塵を吐く攻撃となっている
    原理は恐らく怒り状態では爆破粉塵を放出して、同じく
    龍炎を纏わない通常状態では前半のみながら射出が出来た
    火炎放射が効果を発揮して爆発する……という事なのかもしれない。
    前半の爆発のリーチは火炎放射のそれより短いが、横方向には広くなっている。
    爆破属性扱いのため火耐性には影響しないが、逆に言えば火耐性を上げてもダメージはカットできない
    ダメージもかなり高めなので、油断せずに対処しよう。
    • なお、この粉塵爆破ブレスの攻撃値は80。怒り状態の補正によって実質的には92となる。
      火炎放射の攻撃値は過去作同様100であるため、
      実はブレスに関しては通常時よりダメージが小さくなっていることになる。
      ……それでも高いには高いので警戒は怠れない。
      むしろこの攻撃の脅威は、怒り時のテオ・テスカトルの正面に吹き飛ばされてしまうことである。
スーパーノヴァ
怒り状態限定で解放される、テオ・テスカトル最大の大技
怒り状態の解除を合図に突如滞空、周囲の空間に橙色の粉塵を撒き散らすと共に炸裂する様な音を鳴らし、
自身の周囲に広範囲を巻き込むド迫力の大爆発を巻き起こす
過去作にはその片鱗も見せていなかった完全な不意打ち攻撃であり、
何がなんだか分からないうちに木端微塵にされた初見ハンターは数知れない。
攻撃値は脅威の150*2で、爆破やられ状態に陥っている状態では防御400超でも即死
威力も大きく、ガード強化をつけていないとガードが出来ない。
よしんばガード出来ても、ギルクエLv100クラスの個体ともなれば
ガード性能+2をつけたランスでもMAX体力の半分が消し飛ぶ超火力である。
更に火属性であるため火属性やられ対策をしていない限りは根性も意味をなさず
そのうえ生き残ったとしても水平ベクトルで超吹き飛ばされ*3確定で気絶させられる
突進や飛び掛りの速度からして、テオがその気なら追撃が確定するので、
威力がどうとか言う以前に絶対に食らいたくない、食らってはいけない攻撃である
  • この大爆発、爆炎のエフェクトも凄まじいが、
    何と咆哮と同じように空間が衝撃波で歪んでいるかのようなエフェクトもかけられており、
    より迫力を演出している。至近距離で見ると圧巻だろう。
    勿論、それはハンターが大ピンチであることを意味しているのだが。
  • 挑戦者を発動させているとわかりやすいが、この攻撃は怒り状態の解除後に行っている。
    つまり怒り状態による攻撃力への補正はかかっていない。
    が、それでも元々の攻撃値の高さからテオの攻撃の中で最大のダメージとなることは言うまでもない。
  • 爆発直前には「キュイッ」といった怒り解除時の特殊な効果音が発せられるので
    その音を聞いてから急いで離れれば回避できる。
    顔や前脚、尻尾に纏う粉塵も消え、行動速度も低下するので、そこから判別する方法もある。
    ただしこちらが硬直の長い攻撃モーションを出している最中に予告音が出た場合は
    もう間に合わないケースも多い。
    操虫棍のセルフジャンプで飛び掛かろうとした瞬間、乱舞を繰り出した瞬間、大回転斬りを当てた瞬間に
    滞空し始めるテオ・テスカトルが見えた時のあの心境は何とも言えないものがある。
    特に後述の仕様により、操虫棍使いはスーパーノヴァを食い止めるために飛びかかっているので
    本当にやるせないものがある。
    これで3死した日にはせめて彼らの努力を労ってあげてください
    確実に回避したいのであればテオ・テスカトルの怒り状態が90秒で解除される事を利用して
    タイマー等を用意して測りながら戦う手もある。
  • ちなみに、怒り状態が解除されないまま休眠(瀕死時に巣に戻っての自発的睡眠)に移っていた場合、
    あろうことか目覚めた途端にスーパーノヴァを繰り出してくるもう初見殺しどころの話ではない
    寝首を掻こうとPT全員で攻撃したら寝起きスーパーノヴァで4オチという
    逆寝起きドッキリシャレにならない悪夢が発生することもあり、今日もハンター達に癒えぬトラウマを焼き付けている。
  • その凄まじい見た目と威力から、プレイヤーの間では「ビッグバン」と呼ばれていたが、
    後に「スーパーノヴァ」という公式名称が明かされた。
  • 瀕死状態限定でその場で咆哮を放つ。
    ほぼ何の前触れもなく放つ上、使用頻度もそれなりであり、
    何と言っても龍炎形態移行時のそれと同じく上体接地と同時に龍風圧が発生する点が非常に厄介。
    この行動一つで苦難の末にようやく瀕死に追い詰めた苦労を灰燼と化される恐れがある。
    瀕死時のテオ・テスカトルを相手取る場合は普段以上に動向に気を配りたい。
    耳栓を発動させれば危険度は格段に低くなるので、優先順位は高いと言える。
  • この怒り状態が解除される条件は2通りあり、
    1つは前述のスーパーノヴァと共に解除される、いわゆる時間経過で解けるもの。
    こちらの場合は龍炎形態に移行する*4
    そして2つ目が重要なのだが、尻尾か角の破壊、睡眠属性武器で睡眠させる、スタンさせる、頭ダウンをとる*5
    もしくは乗りを達成すること
    これらを成功させれば、経過時間に関わらず怒り状態を強制的に解除
    更に通常形態まで一気にパワーダウンさせることが可能
    非常に高い戦闘力を誇るこの形態を強制解除できる(乗りの成功、頭ダウンに至っては大きな隙まで晒してくれる)のは
    大きなアドバンテージとなるので、部位破壊と乗りは怒り状態時に集中して狙っていきたい。
    特にPTプレイではこれを意識して立ち回るとかなりラクになるだろう。

高レベルギルドクエスト

  • ギルドクエストLv76以上に出現する個体は、MHP2G以前と同じく体全体に龍炎を纏う
    新モーションは追加されないが、龍炎によって体力が減っているところに
    ダメージを受けることで、気付かぬうちに体力が危険な状態になっていることもある。
    特にレベル90以上にもなるとただの移動に等しいノーモーション突進で防御力500の剣士でも8割が削られるので、
    龍炎を纏っている際の体力管理は気を付けておきたい。
  • その上、最大の大技たるスーパーノヴァの範囲はさらに拡大している
    回転回避2回程度ではそのまま巻き込まれて蒸発させられかねないので、
    この状態のテオが滞空したら何をおいても全速力で離れること
    • ギルドクエストLv100付近の個体においては限界まで防御力を強化した剣士でも即死確定
      前述のとおり火属性やられが付加するため、根性系のスキルを発動させていた場合でも貫通する
  • また、スーパーノヴァの強化に並ぶ脅威として、恐ろしいコンボ技が追加されている。
    怒り状態時に前脚引っ掻きで粉塵だまりを作った後、すぐさま牙を鳴らして粉塵だまりを爆破させるのだ。
    前述の通り、粉塵だまりに触れると爆破やられを発症する。
    爆破やられ状態の際に追撃を受けた場合の追加ダメージの割合は非常に大きく、しかも根性無効
    ……そして、金剛体でも付いていない限り粉塵だまりに触れると尻餅をつく
    後はもう、お察しの通りである。Lv76時点では生半可な装備だと三途の川が見えてくる。
    Lv96以上ともなると、防御力600でも即死する。もう一度言うが、根性は無効である
    一応確認として、前脚引っ掻きは振り向きと同時に度々繰り出してくるあの攻撃である。
    強力なモンスター数あれど、振り向きの度に即死リスクが発生するモンスターが今までに存在しただろうか
    • かなりシビアだが、粉塵だまりに当たるタイミングが悪くなければ、
      尻餅のわずかな無敵時間中にやり過ごせる場合もある。
      また、このコンボの破壊力は粉塵爆破+爆破やられあってのものであり、
      細菌研究家スキルで爆破やられの追加ダメージを無効化すれば、流石に即死は免れる事も可能。
      実際、高レベル個体のテオ・テスカトル討伐の際には細菌研究家スキルを付けておく事が強く推奨されている。
      言うまでもなくその理由はこの攻撃の存在があるからである
    • また、個体差も存在するため一概には言えないが、防御力620程度を確保できれば
      粉塵溜まり接触+粉塵爆破+爆破やられによる追撃のフルヒットにもギリギリ耐えられる場合もある。
      ただし本作では防具の組み合わせによっては剣士装備でも防御力600到達でさえ苦労する場合もあり*6
      火力や回避系スキルとの兼ね合いを考えてもこれほどの防御力を得るのは少し難しい。
      そのため、操虫棍や狩猟笛の防御力UP効果などが頼もしくなるかも知れない。
    • かなり危険度の高い攻撃ではあるのだが、
      後ろ脚に張りついていると割と長い時間隙を晒してくれるおかげで
      慣れれば一つの攻撃チャンスともなる。これは頭部を狙う際にも言える事で、
      例えばハンマーだと爆発の規模をしっかり見極めておけば起爆後の隙に溜め2が面白いように入る
      当然相応のリスクはあるが、マスターできれば討伐時間の短縮に繋がるので是非狙っていきたい。
  • レベル100の場合、ギルドクエストに登場するモンスターの中では体力は中間ぐらいに位置する*7が、
    テオ・テスカトルは全体的に肉質が軟らかい部類に入るため、幸いにも耐久力はそこまで高くない。
    そのため、大きな隙に火力を集中させて一気に討伐してしまいたいところ。
    罠は効かないものの、PTプレイでは拘束役として積極的に乗りを狙える操虫棍がいると難易度が激減する。
    前述のように乗りの成功による恩恵が極めて大きいモンスターであることから、
    ネット上では操虫棍(主にエアリアルグレイブ)を指定する募集も多く見かける。
    逆に言えば、怒り状態ではとにかく攻撃が激しいため、
    乗りを狙えるハンターがいないPTでは攻め入るのに躊躇しがちで、討伐にも時間が掛かりやすい。
  • また、攻略本情報より、ギルドクエスト報酬の枠数が全モンスター中トップである事が判明した。
    その数は確定で8、最大で10枠であり、同格の古龍であるシャガルマガラやクシャルダオラをも上回る。
    テオ・テスカトル自体肉質が良心的かつ慣れれば攻撃チャンスも多く存在するモンスターである事も手伝って、
    栄光の武器を狙う場合において(ハメを考慮に入れなければ)古龍の中では最も連戦向きであると思われる。
    ただし古龍の仕様上2頭クエストが存在しないので、最も枠数が多いギルドクエストはラージャン2頭のクエストとなる。

MH4G

  • MH4GではG級個体が登場。幸いにもギルドクエストにあった全身龍炎は没収され、
    上位個体同様頭部付近のみに龍炎が発生する。
    前作高レベルギルクエ個体の引っ掻きで粉塵発生→即爆破のコンボを行ってくるが、
    タイミングが変更されており、爆破までに若干の猶予ができているので、粉塵を喰らって尻餅をついてしまっても
    被弾確定とはならなくなった。
    これだけ聞くと良心的に思えるが、実際は以下の怒り時限定新技と、
    ある1つの仕様変更によりとんでもない強敵と化している
バックジャンプ粉塵
バックジャンプと同時に爆破粉塵を設置する。
この粉塵はやたらと量が多く、テオ・テスカトルに接近していると接触しやすい。
しかも直後にカチンと爆破してくる
粉塵の量に比例して爆破の範囲も広く、しかもご丁寧に2回爆発する為フレーム回避も困難
振り向きに続き、バックジャンプにまで即死の危険がやってくるハメになった。
幸い牙を鳴らしてから粉塵が爆発するまでに僅かの時間があり、範囲外に逃れることも不可能ではない。
ちなみに確定で爆破してくる訳ではなく、そのまま次の行動に移ることも少なくない。
その場合もこの量の粉塵が非常に厄介で、次にテオが何をしてくるかが殆ど見えないのである。
粉塵の中から突進や跳びかかりで突っ込んでくることもザラである。
いずれにせよ、被弾率の高さから冗談抜きでスキル「細菌研究家」は手放せない。
もともとのバックジャンプの頻度もあり、壁に背を向けてバックジャンプを延々と繰り返す個体に出会うことも多い。
お尻が痒いのだろうか。
また、粉塵爆発を終えた後の空を仰ぐ仕草が普通のものよりもずっと早く、
「粉塵爆発してるからギリギリ回復を行える」と思って回復薬を飲んだりしていると
大抵の場合突進を喰らったり後述する前方ノヴァから逃れられない位置になってしまったりする。
前方ノヴァ
何とプレイヤーがいる場所にピンポイントで小さなスーパーノヴァ、
つまり文字通りの「ノヴァ」を前方にかますというとんでもない技。
流石に本体版と比べると威力は少しはマシで確定気絶もしないが、それでも充分過ぎる程の脅威である。
具体的には剣士で防御力700でも耐性0の場合大体6割程吹っ飛ぶ
当然ながら、ガンナーの場合は瞬殺されると考えてよい。
しかもこの行動後に怒り状態が解除されるなんてことは当然無く、酷い時は連続で放ってくる
1発目を緊急回避したと思ったら起き上がりに2発目を重ねられることさえある。
威力は抑えられているもののスーパーノヴァであることに変わりはないので当然判定時間は長く、
起き上がりに重ねられたらほぼ回避不可能である。
更に恐ろしいことに、ハンターがガードで大きくのけぞった場合、
高確率で間髪入れずピンポイントノヴァを出してくるルーチンがある。
弱点はある程度遠距離にしか発生させられない事で、
真正面だろうとテオに近接攻撃が届く範囲ならまず被弾しない。
また、ピンポイントとは言え標的に軸合わせをしながら放つ為、
狙われているのが分かれば2回の回避で範囲外に離脱できる。
加えて、スーパーノヴァとは違いノヴァはガード強化無しでもガード可能である。
  • 一応、Lv140個体であってもHP150に防御力800程度があればギリギリ即死しない。
    しかしそれでも瀕死は免れないのと、スーパーノヴァ同様に水平ベクトルで吹き飛ばされるのだが
    ギリギリテオの懐に入れなかった場合にテオの方に真っ先に吹き飛ばされ、
    そのまま起き攻めで死亡という極めて危険なパターンが存在する。
    スーパーノヴァと違い確実な攻撃チャンスにもなる攻撃なので、二重の意味で被弾したくないところである。
  • またどういうわけか、PT限定で、怒り時のブレスの終わり際にテオ・テスカトルの正面に立っていると、
    最後っ屁とばかりに一発だけ正面付近で爆破が起こることがある
    威力もブレスの爆破部分と遜色ないため、注意が必要。
    PT全員ではなく特定の誰かに起こるようだが、オトモを連れている場合オトモに発生しても視認可能で
    正面に立つオトモに対しこれを行うことがたまにある。
    ブレス終わりに大ダメージとともに吹き飛ばされているプレイヤーもしくはオトモがいた場合、これが原因である。
  • そして「ある1つの仕様変更」だが、最悪なことに怒り解除がスーパーノヴァの後になったのである。
    要するに怒り時間を計る以外にスーパーノヴァのタイミングを知ることは不可能ということ。
    この仕様変更によって前作で怒り解除を頼りにしていたハンターは軒並み焼き殺される憂き目に遭うこととなった。
    体内時計を鍛えるか、タイマーをセットする以外の対抗策は無いので、
    スーパーノヴァが不安なプレイヤーはテオと戦う際は手元にタイマーを用意しておこう。
    無い場合は抗竜石で代用するのも手。どれも効果時間が100秒程度なので、目安にはなる。
    オンラインプレイの場合は怒り解除間際にチャットなどで味方に知らせることによっても失敗率を下げられる。
    • この使用タイミングの変更により、MH4の時点で驚異的な威力を発揮していたスーパーノヴァに、
      怒り補正によりさらに攻撃力が上乗せされるというとんでもない事態になってしまってもいる。
      乗りを狙えない場合、怒り時のテオ・テスカトルに深追いは禁物である。
    • 逆に言うと、
      「誰が何回どの武器で乗り判定の出る攻撃を行ったのか」
      「誰がどの程度頭にダメージを加えているのか」
      ということをある程度でいいので頭の中に入れておくようにすれば狙って怒り状態を解けるようになる。
      G級個体でもかなり攻撃力は高く、イベント及びLv140付近のギルクエであればもはや地獄絵図ともあって
      このテクニックはもはや必須と言える。
    • ちなみにこれはG級行動というわけではなく、本作では上位個体もスーパーノヴァは怒り解除直前に行う。
      言うなればテオ・テスカトル自身の仕様変更である。
      乗り成功やスタン、頭部ダメージによる怒り解除がさらに重要になったことは言うまでもない。
    • スーパーノヴァによる事故死を減らすために、
      遂には有志により「スーパーノヴァタイマー」(または「テオタイマー」)なるものまで作られた。
      スーパーノヴァ発動のタイミングが分かりにくいという人は活用してみると良いだろう。
  • 幸いにも耐久力は引き続き低めであり、G☆2ランクの武器があれば問題なく35分以内に討伐まで持っていける。
    極端な話、怒り状態になったらスーパーノヴァ対策に別エリアに退避する様なプレイでも間に合う。
    勿論G級古龍というだけあり、ある程度高いプレイヤースキルを要求されるのは事実だが。
  • 高レベルギルドクエストでは前作同様に全身に龍炎を纏うようになる他、
    ひっかきやバックジャンプ時に設置された粉塵が、前方に少しずつ移動するようになった。
    後ろ足に張り付いている事の多い剣士よりはガンナー対策の変化と言える。
    しかし、オオナズチの毒煙のように能動的に動かしてくる場合があるのではなく、
    常に前方に動いてくる仕様の為、それを頭に入れておけばそれ程危険な変化ではない。
    怯み値や耐性上昇によるダウンの取りにくさ、怒り解除の難しさの方が余程脅威である。
    また、ハンマーが頭を殴るのが楽になるかと言われると、
    移動が遅すぎるので多少突撃できる角度が広がった程度である。
    • また、火炎放射のモーションが高速化するため、隙が小さくなっている。
      小さくなったとはいえ、火炎放射がテオ・テスカトルの攻撃の中では動作が大きいため、
      こちらの攻撃チャンスであるのは相変わらずなのだが、
      深入りしすぎると反撃を受ける可能性が高いため、引き際が肝心である。
      また火炎放射の範囲自体の広さもあり、顔の真横では当たってしまう可能性が高いので
      いっそのこと砥石を使う、回復をする時間に充てるというのも悪くはない。
      後脚を攻撃してもよいが、高レベルギルクエの場合龍炎での削りダメージが生じてしまうので注意。
    • 攻撃力の高さも健在で、Lv140個体のスーパーノヴァは防御力950でも即死である。
      最大強化したG級剣士防具でも防御力700台が限界なので、他に防御力の大幅な補強手段がない限り、
      基本的には喰らったら確実に乙となる。
      対策としては上述のスーパーノヴァタイマーを使うか、
      あるいはどうしても怖いならば火耐性を20以上にして火属性やられを無効にした上で
      根性またはネコのド根性を発動させる……位だろうか。
      ある程度時間が経ってきたら深追いせず回避中心の立ち回りにしていくとよいかもしれない。
    • スーパーノヴァはあくまでも「火属性攻撃」なので、一撃であれば
      理論上は防御力750で火耐性が3~40程度あれば耐えきれる。
      使いたい防具にもよるが、今作は火耐性強化スキルがかなり強力なので
      ある程度までであれば火力スキルとこの耐性の両立も不可能ではないだろう。
    • しかしスーパーノヴァを耐えるのはよいが、耐えきったその後は
      普段スーパーノヴァの被弾=即死と考えていて忘れられがちな確定気絶が待ち受けている
      その為よっぽど運が良くないとすぐさま追撃が飛んできてお陀仏である。
      ならば気絶無効スキルも発動させれば……という考えになるのは自然だが、
      そもそもスーパーノヴァは前述のとおり予防策は多々あるので、
      その分のスキルを別に充てる方がよほど建設的だろう。
      どちらにしても、スーパーノヴァに被弾する=死亡という等式が崩れることはほぼないと思ってよい。
      • なお有志の検証により、
        MH4Gにおいて耐性値が50以上になるとそれ以上はダメージが変わらなくなることが判明した。
        これはスーパーノヴァも例外ではなく、
        「凄まじい耐性値を以ってダメージ量を下位モンス並にしよう」
        「MHFのルコディオラのように耐性100にしてスーパーノヴァをゼロダメージにしよう」
        というプレイは不可能である。
        当然耐性値50があれば防御力600程度でも即死こそしないが、やはり確定気絶&瀕死レベルのダメージ。
        つまるところ、どう足掻いてもスーパーノヴァの被弾≒死亡なのである。
  • 前述の通りMH4の時に比べてかなりの強化が施されているものの高レベルギルドクエストにおいては、
    極限個体の存在に加えて明後日の方向に強化されたシャガルマガラなど、
    前回乱獲されたモンスターが軒並み超強化されており、他にも肉質などの点で難があるモンスターが多い。
    そんな中テオ・テスカトルは仕様が変わったスーパーノヴァへの対策こそ必須だが、
    それ以外の部分では前作とほぼ変わらない感覚で戦うことができる。
    むしろ上記の新技は回避できれば明確な隙となり得、慣れてくれば頭・後脚共に以前より攻撃チャンスが多いことから、
    相変わらず発掘装備目的に連戦するハンター達に大人気である。
    実は、Lv140時点でギルドクエストで最も体力が高くなるのだが、肉質が柔らかいことや
    比較的反撃しやすい行動も多いこともあって同じような体力を持つイビルジョーやオオナズチ程タフには感じないだろう。
    むしろ、上述の攻撃力をどうするかが課題となり
    ソロにしてもパーティにしても自分の実力・連携のほうが重要となる相手である。
    • 同様にLv140であっても比較的卸しやすく、報酬も良質なラージャンとどちらがいいかは微妙なところ。
      あちらはこちらと同様確定行動も多く、HPが少ない分狩猟時間も短く済みやすいのだが、
      極限状態や元のモーション値の高さもあって単純な事故率は恐らくこちらより高い。
      報酬がこちらより豪華になる所謂「ラーラー」及びその他ラージャンを含む二頭クエストについては、
      ラージャンもしくはもう一方を手早く倒せればよいが、
      一方ですぐに一頭目を倒せない場合は二頭のボスによってあっという間にクエスト失敗である。
      特にソロの場合は相当な腕前がないと一頭目を狩猟する前に合流されてしまう可能性が高く、
      一度合流されるとラージャンにこやし玉が効かないのもあり半ば絶望的な戦況となってしまうだろう。
      その為事故が比較的起きにくく、報酬もラーラーなど程ではないがその次くらいに良質であることが保証される
      テオ・テスカトルの高レベルギルクエもまた高い人気を誇っているのである。
    • なお、ギルクエLv140の個体は大剣の場合、しっかり溜め斬りを頭に当てられていて、
      ガードは使わず、かつローグレギオンやブラックミラブレイド以上の性能であれば、
      70回程度の溜め3で倒すことが出来る。
      これは何を意味しているのかというと、物理火力が概ね紫ゲージのローグレギオンと同等になる
      攻撃力1728のシロナガス大剣であれば、事実上ローグレギオンと同様に一回も研がずにクリア出来る。
      わざわざ転がらなくて済む分ローグレギオンよりも楽になるだろう。
      あるいは紫ゲージ40の発掘大剣であっても業物を付けることで紫のまま研がずに倒せることになる。
  • 2015年3月9日に配信された「モンハンフェスタ03」では、なんとこのテオ・テスカトルが相手となる。
  • 非常に地味だが、MHP2G時代などと比較して突進や飛びかかりの当たり判定が後ろ足方面に関して少し強化されている。
    ただしこの「少し」が実はかなりの曲者で、起き攻めの脅威が上がっているほか、
    「避けたと思ったら後ろ足に引っ掛けられて被弾した」というケースもあり、
    爆破やられになっていようものならこれが致命傷になってしまうことも多い。

MHX(X)

  • 今作でもめでたく続投。
    CM出演に止まったMH4(G)とは異なり、今作ではPV第2弾で他のドス古龍と共に姿を見せていた。
  • 炎纏いは耐暑スキル等で無効化可能、被ダメージ量が大きい爆破やられも細菌学スキルで予防出来る。
    多少火力を下げててもこの2つを付けておくとかなり戦いが楽になるだろう。
  • 今作では久々にラティオ活火山に姿を見せることになり、
    MHP2G以来の狩猟クエスト「煉獄の主、怒れる炎帝」も集会所に復活した。
    • 「煉獄の主、怒れる炎帝」は依頼文が地味~に変更されており、
      「近寄るだけで肉を焦がす猛烈な炎には注意しろ!」という文句の前に、
      「炎帝の怒りを恐れず突撃するというのであれば」という文が追加されている。
      有り体に言えばかなりどうでもいい前提文であり、何故追加したのかは謎。
      …というか、怒り時に気を付けるべきは龍炎ではなくこっちである。
  • 4シリーズから更にグラフィックが向上し、鬣の艶がリアルに表現されているほか、
    怒り時に鬣の周囲に粉塵が舞い散る、という演出がかなり鮮明になった。
    粉塵爆破や火炎放射などの派手な攻撃はいずれもエフェクトがパワーアップしており、
    最大の大技「スーパーノヴァ」は、大爆発の外周にまで凄まじい衝撃波が巻き起こる演出が追加された。
    当たり判定はないが、4シリーズ経験者でも驚くこと請け合いの大迫力である。
    • このスーパーノヴァだが、4シリーズから予備動作から発動までの一連の流れが僅かに高速化されている
      具体的に言うと、従来は中空で咆哮しながら頭部を高く上げると共に大爆発が起こっていたが、
      今作では頭部を振り上げる途中の段階で爆発が発生する。
      前作と同じ感覚でやり過ごそうとすると消し炭にされるので要注意。
      4シリーズで死者が続出したためか、ダメージは150から135へと引き下げられてはいるが、
      それでも必殺の威力を秘めていることに変わりはない。
  • 他のドス古龍と同じく、今作では4シリーズから細かい調整が加えられている。
    下記する要素以外の基本的な仕様はほぼMH4(G)を踏襲しているため、そちらを参考のこと。
    • まず、凶悪技として畏怖されていた突進、飛び掛かりの頻度が減少している。
      4シリーズでは近距離前方の敵に対してはとりあえずホーミング突進、
      遠距離前方の敵に対してはとりあえず飛び掛かりという傾向が強かったが、
      今作では前脚による引っ掻きや火炎放射をそれなりの割合で織り交ぜてくる。
      これにより相対的に隙が増え、突進に次ぐ突進で追い回される…という展開はかなり減った。
    • 怒り時の攻撃で発生する粉塵の規模が抑えられ、色もやや薄くなった。
      若干ではあるが攻撃範囲が縮小し、こちらの行動範囲が広がっている。
    • 4シリーズでは怒り状態中はエリア移動することが殆どなかったが、
      今作では怒り状態中にも普通にエリアチェンジを行うようになった。
      間接的にではあるが怒り時の苛烈な攻撃に晒され続けることが少なくなり、
      回復や研磨を行う機会の拡充が図られている。
    • 4シリーズと比較して頭部の怯み値が引き下げられており、
      頭を攻撃してダウンを取る戦法が取りやすくなった(これはクシャルダオラも同様)。
      今作では乗り状態(=怒り状態の強制解除)の発生率が下がっていることへの配慮と思われる。
    全体的には(上位個体であることを差し引いても)かなりマイルドな仕上がりとなっており、
    MH4(G)における凶悪無比で苛烈な攻撃は鳴りを潜めた。
    今作ではハンター側が大幅に強化されたこともあり、かなり戦いやすくなったと言える。
    • ただ、相変わらず乗り攻防に競り勝つかスタンさせないかぎりダウンを取れない
      怒り中の高速化がかなりきつく、矢継ぎ早に攻撃を繰り出してくるため攻撃のチャンスが少ない。
      乗りの蓄積を怒り状態まで温存しておく、打撃武器なら、怒り状態にスタンを取れるよう
      ある程度スタン値を計算しておくなど工夫が必要となる。
  • 今作では集会所限定だがMHP2G以来の下位個体も登場する。
    下位では龍炎を纏っている状態でも火炎放射が短く、往復しない仕様になっている。
  • 攻撃判定はだいたい見た目通りだが、上方への判定が雑というかとても強い。
    突進をエア回避すると、背骨の真上付近を通ろうが見えない壁にはたき落とされる。
    尻尾に当たってると解釈するにはかなり怪しい当たり方をする。
  • 一部の火属性武器等で爪、塵粉を要求してくるが、翼の破壊報酬以外での入手が地味に面倒臭い。
    クリア報酬で出現することもあるが、確率が低め。翼の肉質は非常に硬く、属性も通りにくい。
    普通に殴ると青以下では弾かれるうえに斬れ味がゴリゴリ削られる。
    ブレス中に打上げタル爆弾やダウン中に爆弾で爆破、
    ガンランスの砲撃などの肉質無視攻撃で破壊するのが手っ取り早いだろう。
    ポーチが許すなら睡眠爆殺も狙っていきたい。
  • 因みに登場するのは火山か地底火山のみ。
    旧砂漠が舞台のクエストは存在せず、久々に復帰した沼地に姿を見せる事もない。
    モンニャン隊では火山地帯にも登場するが。
  • 今作では、ズバリ「スーパーノヴァ」というヘビィボウガン専用の狩技が登場
    その名の通り、テオ・テスカトル最強の大技であるスーパーノヴァを参考に開発された狩技で、
    貫通属性の特殊弾を発射し、一定距離で広範囲の空中爆発を引き起こすものとなっている
    (エフェクト的には4シリーズのスーパーノヴァに近い)。
    この狩技をセットし、煉獄の主とのスーパーノヴァ対決と洒落込むのも一興だろう。
    同行者にこのハンマーがいれば完璧である。
    • テオ・テスカトルの技を参考にして編み出されたという設定から、
      この狩技の最終段階である「スーパーノヴァIII」を習得するためには
      集会所クエスト「煉獄の主、怒れる炎帝」をクリアする必要がある。
      ちなみに、その一段階前である「II」の習得条件は爆破属性の開祖を下すことである。
  • MHXXにて、G級が追加されたことによりG級個体が登場。
    今作ではHR35になると他の二頭と共にクエストが出現する。*8
    G級個体では4GでのG級行動が概ね復活している以外はMHXと大差ない。
    また、村クエ個体も当たり前のように出現する。
  • 明らかにMH4GのG級個体から変わった事が二つある。何が変わったのかというと、
    まず一つはバックジャンプ粉塵の爆発の際に牙を鳴らした瞬間に粉塵が爆発するようになった事。
    とはいえ此方は今までと対処はあまり変わってないので安心してほしい。
    もう一つは、粉塵をまき散らしながらの猫パンチ→爆破の際の爆破エフェクトが大きくなったこと。
    具体的には、実際には当たり判定がない顔の部分までエフェクトが掛かっている。
    実際の判定はMH4Gとほぼ同等だが、何分派手なエフェクトなので慣れるまでに苦労するだろう。
  • 後方粉塵爆破の際、爆発前の特徴的な溜めエフェクト中に何故か胴体下半身付近から攻撃判定が発生する。
    当たってしまうと尻もちを付くので、続く爆発に巻き込まれる。
  • またブレイヴスタイルの追加により最大の大技であるスーパーノヴァをイナシで回避することが可能となった。
    Xの時代にもブシドースタイルでジャスト回避をすること自体はできたが、
    タイミングを誤ると当然ながら消し炭になってしまう。
    一方イナシならば納刀継続状態にさえ入ればオートで回避が発動する為、
    過去作に比べれば脅威ではなくなったと言える。
  • 今作では、砂漠の寒冷地である、地底湖のエリアにも舞い降りる。
    行くこと自体はあまりないが、もしも移動されたらホットドリンクが欲しい。
    …しかし、テオ相手にホットドリンクを持ち込む人はどれほどいるのだろうか?
    • 怒り時は洞窟の中も赤く陽炎のエフェクトが出る。
      なかなかに格好いい絵だが、ホットドリンクがないと相変わらず寒いままである。理不尽な…
    • それを見越したのか支給品にはホットとクーラー両方が入っている。
      届いているなら一度にキャンプに戻る選択肢も有りだろう。届いているなら
      つーかギルドは行くこと知ってるんかい。
  • 砂漠には登場する様になったが今回も沼地には現れない。
    砂漠にクシャルダオラが姿を見せない様に、沼地はオオナズチに譲った形になっている*9
    ハンターから不評が耳に入ったのか、旧砂漠にもやっぱり登場しない。

MHWorld

  • 2018/1/5の「スペシャル公開生放送2018Winter」内で解禁された、
    PV第6弾の内容より、本種の登場が確定した。
  • 上記PV内では、テオ・テスカトルがクシャルダオラネルギガンテと激しい戦闘を繰り広げるという、
    従来の作品ではあまり見る事の無かったシーンが盛り込まれた事で話題を呼んだが、
    これらは古龍種同士の縄張り争いとして、実際にゲーム中でも目撃する事ができる
    ちなみに、テオ・テスカトルとネルギガンテの対決というビジュアルは、大型広告にも使用されていた。
  • ゲーム内で実際にお目にかかるのは、古龍調査が進んだ終盤であり、
    火山地帯の要素を持つ「龍結晶の地」にて、
    クシャルダオラ、新顔古龍のヴァルハザクと同時期に姿を現す。
    火山地帯という事でこれと言った違和感は存在しないが、
    テオ・テスカトルがこの地に現れた理由は別のもので、龍結晶の地の秘密が主な理由となっている。
    クシャルダオラなどと同様に、攻撃を加えない限り襲ってこない。
    悠然と歩く様子はまさしく古龍の風格を感じさせるが、
    ちゃっかりハンターの方に顔を向けているため、周りに全く無関心というわけではないことがわかる。
    定位置に座って欠伸しながら身じろぎする様子はどこか猫っぽい。やはり猫科か。
  • 本作では、能力の段階強化を行うことで全身に龍炎か粉塵を纏った状態になる。
    初期状態を0とし、1~2段階存在する。
    氷属性の攻撃を行うと龍炎纏い状態に移行しやすく、
    水属性の攻撃を行うと粉塵纏い状態に移行しやすいという傾向がある。
    • 龍炎纏い形態は、テオ・テスカトル本体と接触するとダメージを受ける。
      ダメージを受ける範囲は広くはないが、近接武器で腹の下に潜り込むように攻撃しがちな人は、
      攻撃時に耐熱の装衣を纏うか熱ダメージ無効のスキルで対処しておくといい。
      纏い状態が2段階目になると、テオの腹下や足元の地面が炎上し、接触すると火属性やられになる。
      問題はガンナーで、翼を含めて本体部分に弾丸が全く通らなくなる*10
      従来は弱点であった尻尾まで、ほぼ完全に覆うほど大きな範囲が弾丸無効化となるため
      テオの後方にいるガンナーは基本的にダメージを与える事ができなくなっている。
      一応、翼の外側あたりや尻尾の中腹にはダメージは通るのだが
      どちらもよく動く上に的が細いため、真後ろや側面から狙うととにかく当て辛い。
      おまけに尻尾は、背面からだと高確率で先端に吸われ無効化されてしまう。
      斜め後ろからなら翼の先端を狙えば比較的当てやすいので、
      テオが振り向いてくれるまではこちらを狙っていくといいだろう。
      しかも、この場合はダメージが通らない部分に状態異常弾を当てても、
      0=無効化と判定されているらしく、翼や体に当てても蓄積が一切されない。
      これを打破できる、頼みの綱とも言える存在が龍封力を持つ滅龍弾なのだが、
      MHWの滅龍弾はP2G以前と同様、ある程度の貫通力を持っているため、
      小さい部位である頭を貫通してすぐ無効化部位に到達して無意味になってしまうという、
      本末転倒な事態が発生してしまい、ほぼ使い物にならない。
      しかも龍耐性が大きく上がっているためダメージソースにもなれない。
      そのため、唯一の抜け穴と言える存在が無効化されない斬裂弾なのだが、
      V1.05以前よりは酷くないとは言え、
      かつての散弾と同じくマルチプレイでは使用を控えた方が良い弾丸である。
      結果としてガンナーは極僅かの部位しか狙うことができず、
      かつマルチでは何もできない時間が増えてしまい、極めて評判が悪い。*11
      立ち回りの面でも、下手に正面に陣取ると突進や飛び掛かりの連打でハメ殺しに遭う。
      また属性弾の射程ギリギリの超遠距離であっても、即死級の威力を持つピンポイントノヴァの射程内
      (というよりこの技自体が距離をとるガンナーにメタを張った攻撃)なので、常に一撃死の危険が付きまとう。
      ある程度は腕に覚えのあるハンターでないとガンナーでの攻略は難しいかもしれない。
      • そんな極端調整でありながらも、ガンナーの立ち回りも確立されつつある。
        ひとつは龍炎状態でも効果のある斬裂弾に特化してガンナーパーティを組む戦略。
        アップデートによる弱体化まではこの手法が主流だったが、その後はやや下火になり、
        現在ではどちらかというとソロでの生存性や快適性重視の戦略として採用されることが多いようだ。
        また顔面に水冷弾や水属性矢をぶち込み続けるという、通称「洗顔」や、
        ヘビィボウガンで顔面に張り付いて散弾をぶち込み続けるという戦法が確立されている。
        こちらは前提がソロでの真っ向勝負であるため本気で腕に自信が無いと採用されない戦略だが、
        うまく立ち回ることができれば頭怯みを何度も誘発して短時間で攻略できる。
        もともとライトボウガンや弓に関してはスーパーノヴァを食らう可能性がとても低いため、
        立ち回りさえ慣れてしまえばクシャルダオラよりいくらか楽という人も出始めているようだ。
    • 粉塵纏い状態は、攻撃の後に粉塵がばら撒かれるようになる。
      この粉塵は一定時間残留し、テオの攻撃に連動して爆発する。
      纏い状態が2段階目になると、ばら撒かれた粉塵が勝手に爆発するようになる。
      粉塵に当たれば爆破やられ状態になるため、剣士が警戒したい形態であると言える。
      そしてこの状態のテオは時折狂ったようにフィールドを駆け回って粉塵をぶちまけることもあり、
      距離を取っていれば安心とは言い難い危険な状態である。
    これらの段階は、龍封力を発動させることで強制的に1段階落とすことが出来る。
    ただし、纏っている状態でないと1段階落とすことが出来ないので注意が必要である。
    粉塵纏い最大段階でないとスーパーノヴァが使用できない以上、龍封力は魅力的な対抗手段であるが、
    何も纏っていない状態は龍属性が通りにくいという懸念点が存在する。
  • 従来作と違って、咆哮がバインドボイス大となっている。
    スーパーノヴァ前に使用してくることも多く、硬直の長さから逃げ切れずに喰らってしまうことも増えた。
    ガンナーでも耳栓Lv4、剣士は可能ならば耳栓Lv5で対策を取っておきたいところ。
  • 大技であるスーパーノヴァは、龍炎纏い、粉塵纏い状態の2段階目一定時間経過後に使用するが、
    その一定時間が不定であるため、
    過去作で利用されていたテオタイマー法による対処は通用しなくなっている。
    その一方で爆破までの溜め時間が長くなり、スリンガー閃光弾による妨害が可能となっている。
    スーパーノヴァを放った後は一切纏っていない状態に戻るが、段階自体は保持されている
    • さらに、スーパーノヴァはこれまでのように時間が来たらその場で発動するのではなく、
      狙った対象にダッシュで接近してから発動するというパターンが追加されている。
      ターゲット選定の詳細は不明だが、突然向きを変えて粉塵で気絶したハンターに猛然とダッシュし、
      慌てて体勢を立て直そうとするハンターの目の前で、無慈悲にエネルギーを溜め始める様子が度々目撃されている。
      確実な死を目の前に絶望を味わいたくなければ、気絶耐性も優先度は高いといえる。
    • ノヴァにせよ粉塵にせよ、総じて転倒や気絶など、
      操作入力そのものを受け付けない状態のハンターに対して、
      積極的になぶり殺しのような大威力の追撃と言うかあからさまな起き攻めを仕掛ける行動パターンになっている。
      基本動作のストレス要素が減った分、大技がより必殺技らしくストレス要素と一緒に強化された形となった。
    一方、スーパーノヴァ自体も大幅な仕様変更を受けた。
    まず、被弾した際のリアクションが吹っ飛び【中】になっている。【特大】がほとんど飛ばなくなった影響だろうか。
    更に確定気絶がなくなったため、被弾=即死というほどの脅威ではなくなった…
    というか、公式ガイドブックによれば今作のスーパーノヴァの気絶値はまさかの0になっている。
    その代わり、爆発範囲は見るからに広がっているうえに、圧倒的な攻撃力は据え置きである。
    もちろん、攻撃力が大幅に上がる歴戦個体のスーパーノヴァは即死級の威力を持つため被弾は許されない。
    • ただし、発動までの溜め時間が増加したため、閃光玉などで対処しやすくなった。
      属性強化中のチャアクやランス・ガンランス系はガード強化を発動していれば
      多少の削りダメージと引き換えに防ぐことが可能。枠に余裕があれば付けておくといいだろう。
      また、当たり判定時間が短くなり、なんと回避性能なしで前転回避で避けることができ
      緊急回避や遠くに逃げざるを得なかった今までと比べ張り付きやすくなった。
      同期で参戦しているクシャルダオラと比べると、いささか戦いやすいと感じるハンターも多い。
    • ちなみに、今作のスーパーノヴァは発動する前にカメラが大きく引くようになっている。
      今作のグラフィックの向上と相まって、その演出は今作でも屈指のド迫力である。
      • 前述のMH4Gであったような前方プチノヴァも行ってくる。
        こちらも軌道が変化しており、「一定距離以上のハンターをピンポイント爆発で狙う」から
        「ハンターがいる方向に細長いダメージ判定が発生する」というものに変化した。
        特性上、超至近距離であっても正面に位置取ると被弾するようになった一方、
        上手く軸をずらして移動すれば遠距離でも被弾しにくくなった。
  • 同期のクシャルダオラ同様、いくつかの新モーションが追加されている。
    • 特に注意すべきは「プチ火炎放射」とでも呼ぶべき、
      小さなモーションで繰り出す小規模な火炎放射である。
      隙が少ない割にはダメージは結構あり、しかも当たっても怯むだけなので追撃の危険性が高い。
      転身の装衣で無効化することもできない上に放射範囲も横に広く、
      サテライト移動で突進を避けようとしていると大抵引っ掛かる、油断ならない攻撃である。
      さらに、ほぼ同様のモーションで火炎ではなく粉塵を吐き出して張り付き対策とするパターンも存在する。
      前作までの突進並みの頻度で使用してくるため、実質的に地上戦におけるメインの攻撃となっている。
      また、この攻撃については怯んだ際のカウンターとして使用してくることがあるのも厄介なところ。
      • しかしプチ火炎放射には安全地帯があり、なんとテオの顔面至近距離にいれば当たらない
        回転回避1回分も無いような超至近距離ではあるが、
        双剣やヘビィボウガンなどは顔面に張り付いていれば意外と攻撃を続行できる。
        ただし当然ながら突進で吹っ飛ばされる危険とは隣り合わせなので油断はできないが…。
    • 近接戦においては、体を横向きにぶつける様なタックルを行うようになった。
      攻撃範囲がやや変則的なため、初見では対処が難しく、
      攻撃後は横滑りしながらこちらに頭を向けてくるため隙も少ない。
      さらに、粉塵纏い状態では凄まじい量の粉塵を周囲にばらまく。
  • こうした強化に対して全体的に動作が若干遅くなり、あの悪名高き突進に予備動作が追加されるなど、
    全体的にプレイヤーのストレスとなっていた行動に変化が加えられており、
    立ち回りとしては過去作よりもいくらか戦いやすくなっている。
    肉質は、尻尾の弾肉質が硬化した他、腹・背が硬化し、近接武器が弾かれやすくなった。
    逆にやたら硬かった翼は準弱点レベルにまで大幅に軟化している。
    • 乗り攻防で地形にぶつける行動を胴体で誘発させた場合、
      ダメージは翼に入るケースが多い模様。
      肉質軟化も合わせ、少し意識して狙えば翼の破壊はかなり達成しやすくなった。
  • 元来から攻撃力の高さが特徴的な本種であったが、歴戦の個体も同様。
    上記の通りスーパーノヴァに関してはもちろん即死級だが、
    通常の突進や引っ掻き、ブレスなどでもかなりのダメージを受ける。
    特に、攻撃の標的が変わりやすいマルチプレイでは突然襲われてそのままハメられてしまうことも多く、
    救援信号などで慣れていないプレイヤーが集まってしまうこともあり、クリア率がなかなか安定しない。
  • 今作のテオは、エリアチェンジの際に上空で必ず一度180度旋回するモーションを取る。
    これが何を意味するかというと、旋回のタイミングにスリンガー閃光弾を合わせることで、
    容易に撃ち落としダウンを取ることができるのである。
    更に、なぜかエリアチェンジをキャンセルせず何度も行おうとする為、再び撃ち落とせば閃光ハメループが成立する。
    パーティーの火力に依るが、歴戦個体であろうと調合分含め1~2人分程度の閃光弾で討伐が完了してしまう。
    これといったテクニックや事前準備が必要ない極悪なハメ技であるが、
    ゲーム自体のアクション性を損なうためご利用は計画的に。
    • アップデートVer.3.00より歴戦個体については、
      一定回数で閃光耐性を持つようになったため、この戦法は通用しなくなった。
      加えてスーパーノヴァを阻止したい際に閃光が効かない、という事態にもなりがちである点も注意が必要。
  • コラボクエストでは、なんと闘技場に登場。
    いまさら古龍が闘技場に出てくること自体は過去作でも本作でも珍しくはないのだが、
    本作のテオは登場時、他のモンスター同様に檻のような場所から走って出てくるちょっとかわいい。
    なお、このテオは最初から粉塵を纏っているため注意が必要。
    そんな危険な状態でどうやってあんな所に閉じ込めたのか、闘技場の謎は深まるばかりである。
  • 1期団のソードマスターは炎王龍となにかと縁が深く、国で幾度と対峙し、鎧に傷を付けたという。
    古龍の調査においても、彼が大蟻塚の荒地に現れたテオ・テスカトルの痕跡調査を担当する。
    調べている段階で痕跡が本種の物と何となく察している様子も見られる。
  • つがいであるナナ・テスカトリは今作でも登場せず…と思いきや、
    なんと2018年5月31日に配信されたアップデートで追加され、
    メインシリーズではMHP2G以来約10年ぶりとなる夫婦揃い踏みを果たす運びとなった。
    これに伴い、従来作では設定のみだった「炎龍夫婦のつがいでの行動」が描写されるようになっている。
    紹介映像では、ネルギガンテとの争いで劣勢に追い込まれた際、
    ナナがテオの加勢に現れて形勢が逆転するという光景が描写され、
    さらに実際の狩猟中においても、テオとナナがシリーズ初となる合体技を披露するようになった。
    詳しくはこちらも参照のこと。
    • また、同アップデートで追加された会話から、「火薬を好んで食す」という食生が明らかにされた。
      なお、火薬を食べるモンスターには前例がある。登場時期はこちらの方が先だが。
      この設定が後付けのものかどうかは不明。
      現代の生物でも新しい生態が判明してこれまでの定説が崩れる事もまま有るので、
      後付けだからといって何か問題があるわけではないが。

歴戦王

  • 大型アップデート第5弾*12で実装された歴戦王の3番手。
    8月10日から2週間配信されたイベントクエスト『太陽が燃え盛る時』で討伐する事になる。
    配信前から新モーションが追加される事が告知されており、ハンターの間ではのモーションが輸入されるのでは?
    といった疑問や2番手が超強化を受けていた事などから、
    炎熱纏い時のスリップダメージの強化など様々な予想がされていたが…。
  • 実際に追加された新モーションは顔面付近に集中的に粉塵をばら撒き、爆破する。
    といった物であり、予備動作が分かりやすくなおかつ爆破後に長めの隙があるのでやや地味。
    とはいえ、爆破ダメージと合わせるとなかなかの威力を発揮するので、
    片手剣や双剣など、リーチの短い近接武器は少し注意する必要があるだろう。
  • 「最悪の場合効かなくなるのでは」とも懸念されていた閃光耐性の方は4回までと歴戦個体と変化なし。
    ただし、体力の方は例に漏れず大幅に伸びているため、長期戦になると閃光が効かなくなる可能性もあるので注意。
    体力増加に応じてダウンは多少取りにくくなっているが、相変わらず取りやすい部類である。
    新モーションがちょっと地味なこともあり、
    今までのテオの動きに慣れたハンターにとってはさほど苦戦する相手ではないだろう。
    • その他にも龍炎纏い形態時の地面に設置される火属性やられダメージゾーンの持続が長くなり、
      突進攻撃を複数回行うようになっていたり、粉塵爆破の設置範囲が変わったりしている。
      特に、周囲に粉塵をばらまく粉塵爆破は、一部をテオの顔近くにばら撒くようになったため、
      今まで通り顔面殴り放題、と近づくと痛い目を見るので要注意。
      また、スーパーノヴァを閃光弾で中止させても粉塵が消えず、
      スーパーノヴァを使わせないと、粉塵が消えなくなっている。
      通常、歴戦で慣れているプレイヤーは要注意。
    • 新要素はやや地味だが、突進と粉塵の厄介さは歴戦個体よりさらに上がっている。
      まずなんといっても歴戦王は単純に突進の頻度が半端なく高い
      ハンターの眼前で踵を返して突進し、折り返してさらに突進というモーションを多用する。
      これ自体は普通の歴戦個体でも稀に使用する技なのだが、
      歴戦王はハンターの間合いとは一切関係なくこの技を連発する。そりゃもう嫌というほど繰り返す
      そして粉塵纏い時にはあたり一面に爆破粉塵をぶちまけながら突進と飛び掛かりを繰り返すわけで、
      たとえ剣士オンリーのパーティでも戦線が滅茶苦茶になりがち。
      ちなみに、飛び掛かりによるダメージはスーパーノヴァに次いで高く、
      防御力と受けるタイミングによっては即死する
      ノーモーション突進の権化だったMH4テオとはまた別方向に大変鬱陶しく嫌らしいと評判。
      一応、突進自体の威力はガンナーでも即死はしない程度には控えめなのが救いか。
      吹き飛ばされた先で起きた瞬間に粉塵が爆破する頻度も増えているので注意しよう。
    勘違いされがちだが、過去の歴戦王はモーションの追加ではなく
    キリンの全体的な火力の強化や、ヴァルハザクの瘴気の強化など、
    既存の要素の強化により恐ろしい強さを発揮している。
    通常種と同じ感覚で狩りやすいとはいえ、上昇した攻撃力や突進の頻度上昇、
    近接武器の立ち回りがしづらくなる龍炎や爆破の仕様変更など
    パッと目立つようなモーションや能力の強化が追加されなかったからと
    ナメてかかるとあっという間に燃やし尽くされてしまうだろう。
    • 特殊能力ではなく突進の頻度上昇や咆哮でプレイヤーを固めて一方的に攻撃を始める等、
      MHW古龍お得意のハメくさい行動の組み合わせで強化されたので、
      頻繁にあちこち走り回るようになったことと合わせてストレスに感じるハンターも多いようだ。
  • 上述のイベントクエストでは何故か歴戦王クシャルダオラも配置されている。
    クエスト開始から5分が経つと確定で乱入してくるが、縄張り争いが発生すれば立ち去る為、
    大した事では無いのだが初見では2つ並んだ物騒なアイコンに驚く事だろう。
    • こちらに関しては、予告無しの歴戦王クシャのチラ見せに、
      歴戦王同士の縄張り争いという展開に対しての評判は割と良い。
      戦闘面で見ても、テオへの大きなダメージ、縄張り争い後にテオがすぐ落石ポイントに移動しやすいなど、
      メリットが非常に多い。
    • が、うっかり縄張り争いを怯みなどで妨害してしまうとクシャルダオラが一定時間居座り、
      竜巻や風圧、咆哮などでとんでもなく邪魔になるため、縄張り争いが発生した場合は放っておいた方がいい。

MHW:I

  • マスターランクでは龍炎纏い、粉塵纏い状態共に新技を獲得した。
    • 龍炎纏い状態では大きく立ち上がった後に地面に向けてブレスを吐きつけ、足元を火の海にするというもので、
      火の海の中では高速のスリップダメージが発生する*13
      範囲は狭いので回避は容易だが、怯み等の被弾リアクションが発生しないため調子に乗って攻撃し続けると
      ものすごく体力が削られる。
      • 最も気を付けるべきはその立ち上がる予備動作そのものであり、頭の怯みで取れる大ダウンと見間違えやすく、
        特に頭を攻撃している時にこのモーションを見てチャンスだと思い込んでいると、そのままコンガリ焼かれてしまう。
        あちらとは違い立ち上がる際に口の中に炎を溜めているので、注意して見分けるようにしたい。
    • 粉塵纏い状態では後退しながら正面縦一列に粉塵をばら撒き、起爆する技。
      粉塵が爆発するまでは間があるので予備動作を見て範囲外へ逃げるのは容易だが、
      距離を大きく離されるので近接武器にとっては厄介な攻撃となっている。
  • その他、歴戦王で使用した前方爆破も使用するほか、粉塵爆発の攻撃範囲が大きく広がっている。
    また、周囲に粉塵爆発をばらまいた後、テオ自身が動いた後時間差で爆発させることも。
    さらに纏い状態が2段階目に達すると、青白い輝きを放つ粉塵も扱うようになる。
    性質としては紅蓮滾るバゼルギウスの青白い爆鱗と似ており、普通の粉塵からわずかに遅れて起爆する代わりに、
    爆発の規模がさらに増大し、被弾するとかちあげられる。
    • 上位と比較すると爆破の脅威がかなり高まっているため、爆破やられ耐性のスキルも十分検討できる。
      また、あまり知られていないがMHWのテオは水属性の攻撃を受けると粉塵纏いに移行しやすい傾向にあるので、
      龍炎纏い状態を誘発できる氷属性武器を担ぐと言う手を考えても良いだろう。
  • 期間限定のクエストや装飾品や鎧玉といった救済クエストの対象モンスターでもないのに関わらず、
    公式で集計された狩猟数ランキングの4位となった。
    古龍の中では比較的狩りやすい存在であること、カイザー装備の達人芸が剣士で人気であることが原因だろうか。
  • また、クシャルダオラの嵐の棺と入れ替わる形で新しいイベントクエスト「滅日」が追加された。
    兵器置き場での歴戦テオ・テスカトルの狩猟となる。
    クシャルダオラ、ナナ・テスカトリと比べて非常に御しやすい相手である為、
    三つのクエストの中では最も人気。
    • 兵器置き場はセリエナ渡りの凍て地に近い寒冷地なのだが、
      テオ・テスカトルがこのような場所を訪れるのはシリーズ初。
      兵器置き場にある火薬を狙って来たのか、それとも調査団によってこちらに追い込まれたのだろうか。

MHRise

   切った張ったの亡者共 業火の王が 出で来たり
            裁きを為すべく 出で来たり 彼の龍 怒れる断罪者
          判決 地獄行き
  • 2021年4月28日より配信のVer.2.0タイトルアップデートで新たに登場。
    同アップデートでは、かねてより復活が明言されていたオオナズチ、同時に発表されたクシャルダオラと合わせて、
    ドス古龍の三すくみがMHXX以来の復活を果たす事になった。
    • 一方で、番となるナナ・テスカトリは登場していない。
  • 登場ムービーでは溶岩洞にて諍いを起こすリノプロスとウロコトルに対し、
    粉塵爆破の一撃で全滅させるという恐ろしい制裁を加えている。
    ハンターを視認しても意に介せずゆったりとくつろぐ様子すら見せたMHW時代から一転し、
    強力な古龍種の中でも特別気性が荒いという設定の通り、
    砂漠を焼き払う厄災の古龍としての暴威が如実に表れているといえるだろう。
    ムービー内の小型モンスターが「亡者」、テオ・テスカトルが「業火の王」と称され、
    最終的に「地獄行き」の判決を下し裁きを与える……という演出から察していた人もいると思うが、
    本作のテオ・テスカトルには閻魔大王のイメージが与えられている事が開発陣から明かされている。
    • 通りすがりにアイルーの窮地を救ったり、メラルーにちょっかいをかけて追い払うだけの同期2頭と比べると、
      かなり苛烈な内容となっている。
      やはり気性の荒さは古龍でも随一という事だろう。
    • この登場ムービーの締めに琵琶法師が言う判決 地獄行きは、
      語感の良さからなのか、インパクトの強さのせいなのか理由は謎だが、妙に有名になっている。
    • 今作は古龍の登場するクエストでも雑魚モンスターが居なくなることはなく、
      あまつさえ威嚇どころか普通に攻撃を受けるなど完全に舐められている
      もちろんテオも彼らに対して反撃するが、反撃の手段は問わない
      そのため、エリア移動とモード解除のタイミングが重なるなどした結果、
      ブナハブラ相手にスーパーノヴァをぶっ放すなどの目撃報告が多数上がっている。
      気持ちはわかるがどう見てもオーバーキルである。これが地獄行きの判決と言う事か。
  • 今作ではアイコンが和風の世界観彩るカムラの里のギルドマネージャー・ゴコクが描いた墨絵風のものになった……
    のだが、顔が大きくディフォルメされているからか、どうにも猫感が強い。
    前からテオにゃんテオにゃんなどと言われてきたが、本作になってより一層猫らしさが増してしまった。
    ただし、戦う際の炎王龍は当然可愛らしさのかけらもなくこちらを爆殺してくるので、
    猫ちゃんなどと持て囃していると一瞬で断罪されて終わる。気をつけよう。
  • 設置される粉塵のエフェクトが靄の塊のようなものになっている。
    また、MHWでの粉塵はテオ・テスカトル本体から撒き散らされるようにして出現したが、
    今作では本体より若干上に出現し、真下に降りてくるような形で配置される。
    • ただしエフェクト全体が非透過なので、高密度になった際の視認性はかなり悪い。
      2連引っかきの際などは粉塵に囲まれてしまうとほぼ粉塵しか見えなくなる。
    火炎放射のグラフィックは渦巻状のガスバーナーのような見た目になった。
    印象としては旧作におけるミラボレアスの火炎竜巻ブレスに近い。
    また、今作では破龍砲やヌシの咆哮などの轟音が響いた後音がくぐもる様な演出が追加されているが、
    テオ・テスカトルのスーパーノヴァにも同じく音がくぐもる演出があり、
    スーパーノヴァという爆発の威力が間接的に感じられるだろう。
    • 一方で、MHWまではスーパーノヴァに際して発生していたブラーエフェクトが
      今作ではオミットされており、視覚的な迫力はやや控えめになってしまった。
  • 基本的な仕様はMHWorldと同様で、クシャルダオラと違って大きな変化はない。
    MRで追加された直下火炎放射を上位時点で使用してくるが、
    MHW:Iの経験者であれば個々のモーションにはさほど労せず対処できるだろう。
    また前方ノヴァのあとに確定威嚇が入るなど、隙も増やされている。
    • 直下火炎放射は途中で範囲が拡大し、2回吹き飛ばし判定が発生する仕様であり、
      転身メタであったMHW:Iから一転、双剣の朧翔けを筆頭としたアクション潰しの技となっている。
      また翼をはためかせるモーションで散らされる粉塵の配置が若干変更されており、
      至近距離に展開するタイプでは顔の真横ではなく真正面が安置となっている。
    • 体を持ち上げ二本足で立つという予備動作から直下火炎放射を咆哮と勘違いし、
      不動効果のある鉄蟲糸技で突っ込んで丸焼きにされるという悲しい事件が後を絶たない。
      一応咆哮は素早く立って発生も早く、こちらはややゆっくり立つ、という違いはあるのだが
      発生が早い咆哮に対処するために迅速に判断しなければならない点も関係しているのだろう。
      特にそのような鉄蟲糸技を持つ大剣、狩猟笛、スラッシュアックスは注意しておこう。
  • MHW(:I)との最大の違いはコンボとなる攻撃が増えた事。
    回り込み粉塵爆破→火炎薙ぎ払い、粉塵散らし→滑空突進で爆破等々多数のコンボ技が追加されている。
    コンボ時は前の攻撃をキャンセル気味に繰り出して来たり、
    軸合わせを挟まずに攻撃して来たりするため、従来よりややトリッキーな印象を受けるかもしれない。
    この為コンボを理解しないとたとえ個々のモーションに対応できても手出しがしにくくなっている。
    またコンボパターンが通常・龍炎・粉塵纏い状態でそれぞれ異なるのも厄介と言える。
    • その分コンボさえ覚えれば確定行動が多いという事でもある為、攻撃チャンスが大きく増やせる。
      本作ではそこに対処できるかで評価が大きく変わるモンスターとなっている。
    • 頭部を集中攻撃することで能力を解除できるのも据え置きだが、
      今作では解除と同時にひっくり返るような形で大ダウンするようになった*14
      ダウンの時間も若干伸びているので、より大きな攻撃チャンスとなる。
  • 周りのモンスターの行動が軒並み上位基準で調整されていると思しい中、
    モーション自体はマスターランクとあまり変わらない内容となっているため、
    相対的に見ると強敵に感じる人も多いかもしれない。
    タフネスも相応に高いようで、あのドシューの力を持ってしても
    斬裂弾及びLV3徹甲榴弾の調合分を含む所持限界2回分+都度の起爆榴弾設置&LV3散弾使用ですら
    まだ足りないこともある。
    • 同時実装されたオオナズチ、クシャルダオラは全体的に足を止める行動が増加したが、
      テオの方は連続攻撃が非常に多く、慣れないうちはスキを見つけるのに苦労することだろう。
      また、彼らとは異なり前脚は弱点特効の適用外である。スキがある時は臆せずできる限り顔を狙いたいところ。
  • 斬打肉質は前作とさほど変わりがないのだが、
    弾肉質が全体的に硬化されており、顔に弱点特効が有効な45、次点で尻尾が38、残りは全て20以下と、
    貫通矢・貫通弾が有効とは言えない相手となった。
    また、翼の属性肉質がやたらと渋く変更されており、水10氷5他全て0と、ほとんど効かないようになっている。
    • ちなみに、剣士は緑ゲージでは頭と尻尾以外はオレンジ色のダメージにならない上、
      動きが激しく頭を攻撃できる機会が少ないため、心眼スキルが極めて有効な相手である
      狙いやすい前脚は斬打38であり、心眼Lv3だと実質49.4まで引き上げられ、
      頭(斬50打55)との差はかなり小さくなる。翼は斬40なのでこちらも狙い目になる。
      ただ、尻尾は斬43と緑ゲージの心眼が丁度効かない肉質であるので注意。
  • 龍炎纏いの矢弾き範囲が見た目より若干狭まっているようで、手先足先の部分は龍炎纏い状態でも弾ダメージが入る。
    マルチ等で顔も尻尾も撃てない状況で妥協するのなら、属性の通りが悪い翼よりこちらの方が良いだろう。
  • 今作のテオ・テスカトルは何故か爆破耐性が非常に低くなっている
    もちろんハンターの扱う爆破属性は素材元で区別されないので、
    龍属性でもないのにテオ相手にもテオ武器が有効というまさかの事態である。
    また、これまで爆破に弱かったクシャルダオラやオオナズチの爆破耐性はそのままなので、
    ドス古龍3体に共通して爆破が有効ということになった。
    • 本作の爆破属性はマガイマガドの鬼火のイメージが当てはめられているようで、
      他のモンスターも過去作とは爆破耐性がガラリと変わっているものが多い。
      マガイマガドは古龍種にも躊躇なく襲いかかるモンスターであり、
      ドス古龍に揃って爆破が有効なのはこのマガイマガドの生態が反映されているのかもしれない。
  • アップデート告知のPVで事前公開されプレイヤーを驚かせたが、
    今作ではメインモンスターであるマガイマガドとの縄張り争いが存在する。
    急降下&鬼火爆破まではマガイマガドvsリオレウスの縄張り争いの流用だが、
    テオ・テスカトルはフィニッシュとなるマガイマガドの突撃+鬼火爆破でもダウンせず、
    逆に鬼火爆発を大きく上回る規模の粉塵爆発をぶちかましてマガイマガドを怯ませ、操竜待機状態に移行させる。
    • テオ・テスカトル側は地面に激突した際にダメージを受けるものの、
      急降下直前の火炎放射の他に、地面激突直後の反撃、その後のカウンター粉塵爆破により、
      マガイマガドを怯ませ、確定で操竜待機にするという優勢と取れる内容になっている。
      クシャルダオラ同様、古参古龍としての貫禄を見せたと言えよう。
      • この際に起こる爆発は通常の粉塵爆破とは異なり、よく見ると撃墜中に溜めエフェクトが出ている他、
        後述の傀異克服個体では爆発がスーパーノヴァのエフェクトに準拠している。
        一方でスーパーノヴァそのものよりは規模が小さく、纏い状態も解除されない。
        つまりは簡易スーパーノヴァとも呼べる、この縄張り争い専用技である。
        撃墜されながらもチャージ可能な恐るべき技がハンターに向けられなかった事に安堵するばかりである。
      • 告知PVでは縄張り争いの一部が切り取られる形で公開されたため
        全容が確認し難かったこと、ダメージ表記が存在しなかったことも相まって、
        視聴者からは流用モーションという点に大きな注目が集まる結果になってしまった。
        中にはマガイマガドとの縄張り争いで敗北しているのではないかと危惧する声さえあった。
    • MHWからクシャルダオラとの縄張り争いも続投。
      今作ではどちらかが墜落し操竜待機状態になる為、より狩猟を優位に運ぶ事が出来るだろう。
      尤も、当初はクシャルダオラとテオ・テスカトルが同時に現れるクエストは殆ど無いため、見る機会には乏しかった。
      現在は砂原での同時狩猟クエストが実装され、錬金素材も稼ぎやすいとあって人気であり、相対的に見る機会は増えた。
    • また、縄張り争いとは異なるが、
      とある小型モンスターにちょっかいを出されるテオ・テスカトルの姿は良く見られる。
      MHRiseでは古龍の出現時でもエリア内の小型モンスターが退避せず、
      中でも好戦的な輩は相手が古龍であろうとも積極的に攻撃を仕掛ける。
      獰猛化でもしているのだろうか…
      子蜘蛛の放つ火炎放射を食らい、火やられを発症するテオ・テスカトルの姿はどこかシュール。
  • 今作では狩りに赴く前にミノトが「スーパーノヴァという必殺技がある」旨の話をしてくれるが、
    和風の世界観が詰まったカムラの里でさらっと横文字が出てくるので妙に印象深い。
  • そして毎作品の例に漏れず、今作でもテオ・テスカトルは結構乱獲されている。
    理由は言うまでもなくコレ
    ポイント効率だけで言えばバゼルギウスに勝てるか微妙なラインだが、
    一周の素材量が非常に多く瑠璃原珠や重鎧玉などの素材量で勝り、
    75ptの素材が非常に多く錬金が楽なのがポイントである。
    落とし物では75ptの炎龍の塵粉を比較的高確率で落とすほか、
    ハズレ扱いの龍秘宝も竜の大粒ナミダより多くカムラポイントが貰えるのも嬉しい。
    無駄を考えず雑に入れるなら兎も角、ぴったり750pt入れたいと考える人の場合、
    人によってはポイントを調整する時間込みならバゼルギウス周回に勝ってることもあるかもしれない。
    • 落とし物の炎龍の塵粉は時々1個の落とし物から2個ドロップすることもあり、
      幸運に恵まれれば落とし物だけで75*6もの錬金ポイントが手に入る可能性すらある。
  • Ver3.0で追加された真の最終決戦に乱入者として唐突に登場。
    マガイマガド、クシャルダオラとの択一での出現となる。
    しっかりと操竜を決めて百竜夜行の元凶に地獄行きの裁定を下してやろう。
    判~決~~地獄~行き~~\ドォン!!/

操竜

  • 操竜時の性能は高い。
    操竜待機時に粉塵モードや龍炎モードを解除してしまうため、一見すると頼りなく見えるが、
    実は2つのモードの攻撃を両方使うことができる。炎帝の名の如しである。
    • 弱攻撃1(X / ↑+X)は飛びかかり。
      クシャルダオラと同じ急接近技。初動が遅く威力も低いので、
      隙を見つけて削るタイプの攻撃にはできない。調整したい時は回避でぶつかろう。
    • 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は強力な火炎放射。
      発生まではやや遅いものの、正面で当てれば2ヒットさせることができる。
      そこまで強力ではないが、火やられを誘発できる上に無難な攻撃。
    • 強攻撃1(A / ↑+A)はネコパンチひっかき&粉塵設置→前方粉塵爆破。
      範囲は狭いが出が早く使いやすい攻撃。ひっかき後に前方に粉塵を3発設置する。
      この粉塵を置いた後は、牙を鳴らして着火し、最大で3HITの爆発ダメージを与える。
      • ひっかき後にすぐAを押すと、牙での着火が早く出る。
        よって、まず密着してひっかきを当ててモンスターを怯ませる事で、
        素早く前方に発生した粉塵を安全に爆破させることができる。
      • ちなみに、ひっかき&粉塵設置→牙で着火→爆破までが一連のモーションだが、
        着火動作前に回避を入れると設置した粉塵は爆発せずに残る
        残った粉塵は次の着火動作で全て爆発するため、上手く当てれば一瞬で500を軽く超えるダメージを叩き出せる
        与える総ダメージは変わらないので一見意味がないと思いきや、
        ひっかきさえ当てなければ操竜ゲージを溜めずに粉塵を設置できるという芸当が可能。
        そのため、操竜ゲージが溜まり切る直前にこの方法で粉塵を置きまくっておくと、
        ラッシュ時のA→回避の連続攻撃の際、普通に攻撃するよりも大きなダメージを叩き出せる。
        ただし、設置した粉塵は時間で消えてしまうので、3回以上の設置は難しい。
    • 強攻撃2(→+A / ↓+A)は直下火炎放射を放つ。
      こちらは予備動作の長い近距離攻撃なので当てづらいが、
      前方火炎放射と同じく2HITの判定がある。密着して撃つと3ヒットするため、
      ほぼ確実に火やられに陥れることができる。
      強攻撃→回避→強攻撃……のラッシュをかけたい場合は、上記のひっかき爆破の方が上。
    • 操竜大技(X+A)は突進→薙ぎ払い→前方ノヴァという地獄のコンボ。
      初動の突進は密着していれば確実に当たるため、
      相手のダウン中も強攻撃を連打してギリギリまでダメージを稼いでもいいだろう。
      • 総じて操竜では扱いにくいモンスター。
        弱攻撃は無難だが威力が低く、強攻撃はどちらも癖のある内容なので知識が必要。
        基本は強攻撃1のひっかき→即爆破を中心に立ち回り、コツコツダメージを稼いでいこう。
        変に欲張ると相手の攻撃を食らってしまい、折角設置した粉塵が時間切れで消えてしまうので注意。
        敵が転倒した時は、粉塵を大量設置して一気にダメージを稼ぐ……というロマン芸ができるが、
        多く設置したところで対象モンスターの位置がズレて全然当たっていない場合がままある。
        モーションは長いが、密着して強攻撃2の足元火炎放射を3HITぶん当てる方が安全かもしれない。
      • とある強敵戦では、プレイヤーが操竜する用に乱入してくることがあるが、
        同じくランダム出現のクシャルダオラ、マガイマガドに比べてダメージを稼ぎ辛いのが困りもの。

MHR:S

  • 当然MRにも進出。
    相方のクシャルダオラはエスピナスとの因縁で話題になっていたが、
    本種はラージャンとの縄張り争いがしれっと復活していたが特に話題にもならず影が薄い。
  • が、戦闘能力はこちらの方が上がっており、
    そもそも本種はRise時点でモーション面ではMHW:IのMR個体に近かったのだが、
    そこから更に2連お手からの横回転攻撃や眼前を爆破しつつ後退し突進で追撃したり、
    2連続の突進攻撃等が追加され、主に肉弾攻撃が強化された。
    回転攻撃は粉塵纏い状態では全周に粉塵を撒き散らし、更に広範囲攻撃となる。
    そのため、特に怒り時は攻撃スピードが上がることも相まって攻撃する隙が殆ど無いに等しい…とかなりの強敵になっている。
    コンボの終わりには短めながら隙を見せてくれるため上手く合わせていきたいところ。
    今作も単身赴任で本当に良かった。彼でこれなら奥様は…
    • 本人の変化ではないが、
      MR武器の殆どから緑ゲージが消失したことにより、
      水属性武器+心眼で前足を殴って高ダメージを出す戦法は通用しなくなった。
      元々肉質が硬いわけではないため、心眼無しで水属性武器で殴ってもちゃんとダメージは出るが、
      大ダメージを狙う際はしっかり頭を狙う必要がある。
  • M★5の単体クエストは二つあり、内一つがお馴染みの「煉獄の主、怒れる炎帝」。
    依頼文も旧作そっくりそのままだが、MHXで追加された文言は削除されている。
    …それにしても、この依頼主の将軍の「最後の任」は、幾度繰り返されるのだろうか……。
    まさか全員別人で退役前にテオを狩るのが通例化しているのだろうか
  • とまぁ暫くの間、いろんな厄介者達に絡まれている同期を尻目に比較的平和?な日々を送っていたのだが
    サンブレイクの第2弾大型アップデートであるVer.12.0でちょっとした事件が起きる。
    というのも、特に接点のなかったエスピナス亜種の登場ムービーにゲスト出演したかと思えば、
    あちらの必殺技のチャージブレスを受け大爆発してムービー終了という衝撃的な役回りを務めている。
    クシャルに押し付けられたか
    • 一方で同アップデートでは、古龍種モンスターの新たな強化形態「傀異克服古龍」が登場し、
      その第1号をオオナズチちゃっかり抜け駆けして務めたものの、大方の危惧期待通り
      続くVer.13アップデートでクシャルダオラとテオ・テスカトルの傀異克服個体も無事に登場した。
    • Ver.15で傀異クエストの狩猟地に塔の秘境が追加され、上記のエスピナス亜種のムービーを再現できるようになった。

余談

  • 素材から作られた武具はどれも炎の如く赤い。
    武器はいずれも高い火属性を持ち、火属性の武器の中では最強クラスの性能を誇るものばかりである。
    • 前述の通り、MH4からは帯びる属性が爆破属性へと変更された
      武器の爆破属性値はブラキディオスの武器と比べて高い値に設定されているが、
      その代わりに攻撃力が低く会心率を持つなどの形で差別化が図られている。
    防具はカイザーシリーズと呼ばれる。カイザーとは「皇帝」を意味する。
    焔を纏い、炎帝と称されるテオ・テスカトルに相応しい名称と言えるだろう。
  • ノベル版では第三弾にて登場。
    ゲーム同様にドンドルマに襲来、数十人ものハンター大連合にも全く引けを取らず暴れ回る。
    むしろハンター達を悉く薙ぎ倒していく様はさすが古龍と言ったところか。
    なお、このストーリーでは非常事態宣言が発令された際のドンドルマの様子が描かれており、
    MH世界において古龍と呼ばれる存在がどのようなものかを物語っている。
  • モデルとなった生物はシーサーや狛犬…ではなくジャガー。後述するテスカトリポカと縁が深い生物である。
    外観からは翼の生えたライオンが想起されるが、ヨハネの黙示録にも「有翼の獅子」が登場する。
    イタリアの都市ヴェネツィアではこの有翼の獅子が象徴とされており、ヴェネツィアの獅子とも呼ばれている。
  • 名前の由来は、アステカ神話に登場する神、「テスカトリポカ」が由来だと思われる。
    創世神話の一つ「5つの太陽」で、テスカトリポカは太陽を支配していた太陽神であり、
    別の創世神話では、のテスカトリポカがいたという。
    テスカトリポカは生け贄を好み、黒曜石の右足を持つジャガーの化身としても知られている。
    また、前述の神話では、男神が「トル」、女神が「トリ」で終わっていることが多く、参考にはしていると思われる。
    テオ・テスカトルのクエストに「牙を持つ太陽」というクエスト名があることと、
    ナナ・テスカトリが青テオ・テスカトルが赤というように、
    がいるということから、テスカトリポカと共通する要素が多い。
    • 現実世界においてアステカ族は儀式に「マジックマッシュルーム」を用いたらしいが、
      そのマジックマッシュルームはナワトル語でテオナナカトルと呼ぶらしい(意味は「神の肉」)。
      もしかしたら、こちらも名前の由来になっているのかもしれない。
    • MHRiseではアステカ文明を思わせる遺跡が立ち並ぶ水没林が復活し、
      テオ・テスカトルもVer.2.0タイトルアップデートで追加されたが、
      流石に環境が合わな過ぎるためか水没林に炎王龍が出現するクエストは実現していない。
    • またテオの部分は、ギリシャ語で神を意味するテオスが由来なのかもしれない。
      上記にあるナワトル語で神はテオトルというので何か奇妙な縁を感じる。
    • 英語版の名称である「teostra」はtoaster:トースターのアナグラムだと
      海外のコミュニティで(半ば冗談で)囁かれている。
  • カプコンサマーフェスティバル in ハウステンボスにおいて、
    等身大のテオ・テスカトルが登場していた。
  • テオ・テスカトルは唾液で鉱物を化合させた際に生じるガスで、炎と熱気を作り出すらしく、
    身に纏う龍炎や周囲を灼熱に変える環境干渉能力なども、このガスが元になっている可能性がある。
    • 鉱物を食べてガスを産み出すのはグラビモスをはじめとする火山に生きるモンスターにはありがちだが、
      それによって周囲の環境さえ変えてしまうのは前代未聞であり、古龍と他の種との影響力の違いを感じさせる。
  • このテオ・テスカトル、殆どの作品を通して異様なほど乱獲される傾向にある
    各シリーズを見るとわかるが、ほぼ全シリーズに乱獲される理由があるのだ。
    まず初出のMH2では悪名高き塵粉の為に乱獲され
    続くMHP2ではミラ系武器で大量に使う炎龍の宝玉の為に乱獲され
    MHP2Gではイベクエで古龍の大宝玉の為に乱獲され
    久々に復活した4シリーズでは発掘装備やお守りの為に乱獲され
    MHXXではまたしてもイベクエで大宝玉の為に乱獲され
    MHW及びMHW:IBでも装飾品や達人芸装備の為に乱獲され
    更にRiseでは瑠璃原珠と護石素材に加え、
    カイザーシリーズによる会心装備とそれによるに対する解呪という三重の目的で乱獲されていた
    ……テオ・テスカトルの明日はどっちだ!?
    • 比較的マシと思われるMHXでも、弓のためにテオを狩ったプレイヤーはかなり多い。
      またMHR:Sでは初期に大宝玉マラソンで狩る選択肢があった他、
      傀異錬成の実装により優秀な頭装備を複数作る選択肢が出てきたことでまたしても暗雲が立ち込めていたが、
      Ver.14から傀異討究クエストで登場するようになった際この悲惨な立場は晴れて明け渡しとなった
      とはいえ、乱獲とまでは行かずとも平均よりは狩猟数が多いと見るのが妥当だろう。
    • 他方、これらの事実はテオの行動に理不尽な要素が少ないことも原因である。
      大宝玉や発掘装備に関してはクシャルダオラやオオナズチでも狙えるが
      テオと比較し不人気な傾向にあることがその証拠か。(発掘装備に関しては報酬量も関係しているが)

素材

炎の龍鱗
テオ・テスカトルやナナ・テスカトリの全身を覆う鱗。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
これが集まったものが甲殻である。
テオ・テスカトルの鱗は赤く、ナナ・テスカトリの鱗は蒼い。
しかし、それ以外の特性はほぼ同じなので、同一の素材として取り扱われる。
剥ぎ取られた後も熱を保ち続けており、大量に集めればその熱量は火竜のブレスに匹敵する。
とりわけ高い熱を保った上質なものは「獄炎の龍鱗」と呼ばれる。
テオ・テスカトルの場合は特に強力な個体から「獄炎の厚龍鱗」と呼ばれる鱗を得られることがある。
炎龍の翼膜
テオ・テスカトルの翼に張られた皮膜。柔軟な材質で防具によく使われる。
内側には鱗粉が付着しており、古くなったそれは羽ばたくと火の粉のように辺りに拡散する。
この鱗粉は後述する「炎龍の塵粉」と呼ばれるもので、特殊な用途のある素材として知られる。
塵粉だけでなく、この翼膜も不思議な性質を秘めており、様々な武具に加工される。
ポッケ村では、ナナ・テスカトリのものも同一の素材として扱うが、
ジャンボ村などの地方では、「炎妃龍の翼膜」という名称で、テオ・テスカトルのものとは区別される。
炎龍の塵粉
強力な炎龍の個体の翼からこぼれた組織片。間違えやすいが「炎龍の粉塵」ではない。
特殊な材質で、限られた装備に使われる。
古くなったものは強く羽ばたくと周囲に撒き散らされる。炎龍の起こす粉塵爆発の根源はこの塵粉である。
素材としては非常に優秀な代物で、他の素材の性能を爆発的に伸ばす力を秘めているという。
しかし、それなりに質の良いもので無いと素材として使えないらしく、
入手は炎龍の素材の中でもかなり困難である。
ナナ・テスカトリからも入手できることが知られるようになったのはつい最近のことである。
  • MH2では部位破壊限定報酬で確率は2割弱、数は1個のみという入手難度の高い素材であるのに、
    装備の強化に非常に多くの数を要求されるという悪名高い素材であった。
    当時は上位テオを狩る作業ばかりなオンラインの惨状を「塵粉オンライン」と皮肉られていたことも。
    近年こそはかなりマシになったが、MHXでは新たな塵粉オンラインが発生している。
  • なお、そのMHXではこの炎龍の塵粉がなんと、肥料としても活用されていることが判明した。
    現実でも硝酸アンモニウムが肥料としても火薬としても活用されているため、それと同じような理屈だろう。
炎龍の爪
テオ・テスカトルやナナ・テスカトリから剥ぎ取った爪。鋭い材質で、武器によく使われる。
一流の職人でさえも加工するのに苦労するという素材。
強靭な個体の場合、興奮時にはその爪に炎を纏って攻撃してくることがあるので危険。
鋭く発達し、素材となっても熱を宿すものは「炎龍の尖爪」と呼ばれる。
更に強大な個体から入手出来る「炎龍の剛爪」はより硬く鋭く、
引き裂いた物をたちまち炎上させてしまう程の高熱を帯びている。
炎王龍の甲殻
炎の龍鱗と呼ばれる鱗が重なり合って形成された甲殻。硬い材質で防具によく使われる。
王者たる証を表すかの如く、燃えるような赤色が特徴で、
同種とされるナナ・テスカトリの甲殻とは別物として扱われる。
しかし、特性が酷似しているためか、取引価格はどちらも変わらない。
赤い鋼の様に見るものの目を奪う強靭なものは「炎王龍の堅殻」、
見る者の心を砕く荘厳な朱色に染まった圧倒的な重量を誇る甲殻は「炎王龍の重殻」と呼ばれる。
炎王龍のたてがみ
テオ・テスカトルの頭部を覆う鬣。火耐性が高く、重宝される素材。
威厳さえ溢れる毛並みと燃えるような赤色は正に王の名に相応しい。
特に質によって取引価格が変動することは無く、ナナ・テスカトリの鬣と同等の価格で取引されている。
手触りはナナ・テスカトリのものと比べて若干ごわごわしている。
新大陸のマスター級個体からは「炎王龍の大たてがみ」という素材が手に入る。
導きの地に生息する個体からは「獄炎のたてがみ」、
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦の紅きたてがみ」と呼ばれる。
炎王龍の尻尾
赤い鱗に覆われたテオ・テスカトルの尻尾。強靭な材質で防具によく使われる。
丸太のように太く、鞭のようにしなやか。その一振りは大木をもへし折る。
その威力と強度のために切断は非常に困難である。
より強靭に発達したものは「炎王龍の靭尾」と呼ばれる。
こちらは叩き付けると爆風を巻き起こすと言われ、一振りで岩盤すら打ち砕く。
炎王龍の角
テオ・テスカトルの雄々しさと威厳を象徴するかのような立派な角。堅固な材質で武器によく使われる。
後方に向かって伸びており、武器としての役目は無きに等しいが、
その威厳に満ちた雰囲気は見た者を圧倒し、萎縮させてしまうほど。
炎を操る能力の根源がこの角にはあるらしく、ここを破壊されると龍炎を纏うことが出来なくなる。
炎王龍の燃えるような怒りが込められ、微かに熱を帯びている鋭い角は「炎王龍の尖角」、
そして圧倒的な王者の風格を宿し、見たものを跪かせるほどの威圧感を持つ角は「炎王龍の剛角」と呼ばれる。
炎龍の宝玉
長い年月を生き抜いた炎龍の体内で稀に生成されるという玉石。もたらす力は計り知れない。
その内側では猛々しく炎が揺らめいている。
近年になってナナ・テスカトリの体内でも生成されることが確認されたが、
宝玉を持つレベルの強力な力を得たナナ・テスカトリは極めて少ないため、
テオ・テスカトルから得られる素材という認識が強い。
  • なおMHWorldでは、ナナ・テスカトリに「炎妃龍の宝玉」という専用の宝玉が新たに設定されたため、
    炎龍の宝玉の方はテオ・テスカトルからしか入手できなくなった。

関連項目

モンスター/傀異克服テオ・テスカトル
モンスター/テオ・テスカトル/派生作品 - 派生作品における記述あり
武器/テスカト武器 - テオ・テスカトルの武器のリンクあり
防具/カイザーシリーズ
BGM/テオ・テスカトル戦闘BGM
システム/爆破属性 - MH4以降のメインシリーズで使用。
スキル/○○の護り
スキル/○○の恩恵
アクション/火炎放射
アクション/粉塵爆発
武器/炎王龍の石銃槍 - テオ・テスカトルを崇める石像を改造したガンランス。
モンハン用語/ドス古龍

モンスター関連

モンスター/ナナ・テスカトリ - 本種の雌個体。
モンスター/オオナズチ - ドス古龍仲間。
モンスター/クシャルダオラ - 同上。
モンスター/トア・テスカトラ - 関連が深いと考えられるMHFオリジナルの古龍種。

クエスト関連

クエスト/JUMP・決戦、炎の王!!
クエスト/JUMP 爆炎の帝


*1 HR解放後の強化クエスト群には姿が見えずハブられてしまっている。
*2 公式情報の無い黒龍・紅龍を除き、判明している範囲ではダラ・アマデュラの薙ぎ払いブレス(後半)と並ぶ今作2位タイの高さを誇る。なお、1位は同じくアマデュラの直線噛み付きで160である。ちなみに続編のMH4Gではこれより高い攻撃値の技も登場している。
*3 本作で登場した闘気硬化状態ラージャンの攻撃を受けた際の特殊な吹っ飛びと同モーション。
*4 角が折れていると通常形態に移行する。
*5 怒り状態になると頭の怯み値がリセットされる仕様なので、非怒り時に怯み値を溜めて怒ったら即解除するようなことは出来ない。
*6 例えば、剣士リオソウル一式を装備した場合、全部位最大強化した上で守りの爪と護符を持ち、食事効果の防御力【大】を発動させてようやく防御力601となる。
*7 イャンガルルガやシャガルマガラと同等程度で、ドスランポスやブラキディオス以上、イャンクックやティガレックス亜種以下
*8 同HRで渾沌に呻くゴア・マガラも解放される
*9 ただしそのオオナズチが登場するのも集会所上位に1つあるのみで、XXで追加された物は無い
*10 ダメージ表記をONにすると分かるが0ダメージ扱いになる。
*11 もともと開発陣の「もうガンナーとかいなくなればいいのに」発言以来、ボウガン使いの風潮としてこの手の調整には過敏な一面もあるが。
*12 PS4版のみ。PC版では2018/9/6現在未実装
*13 ナナ・テスカトリのような徐々に削られるものではなく、マム・タロトのブレスのように小ダメージが連続で発生する。
*14 氷鎧破壊時のイヴェルカーナと同じモーションの特殊ダウン。
*15 極ベヒーモスのDPSチェック失敗時、陽気な推薦組が「エクリプスメテオ」と発言する。