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モンスター/ミラボレアス【祖龍】

Last-modified: 2017-12-02 (土) 14:46:21
種族
古龍種(古龍目 源龍亜目 不明)
別名*1
祖龍(そりゅう)
英語表記
White Fatalis
登場作品
MH2, MHP2, MHP2G, MH4G, MHXX, MHF
狩猟地
, シュレイド城, 砦跡

目次

特徴・生態 Edit

伝説の中の伝説」。
その名は運命の創まりを意味し、「全ての龍の祖」、「祖なるもの」ともされる「白き王」。
黒龍紅龍などとは異なり、その名が伝承に登場したことは一度として無く、
その姿を見たものは勿論、伝え聞いた者すらも殆ど存在しない。
判明している事柄と言えば、伝説の書古龍の書終焉の書と呼ばれる3種の幻の文献を合わせ解読することで、
「祖龍」なる存在に関する情報が浮かび上がるという説話が残されているということくらいである。
その書を解読した者によれば、かの龍は光がなくとも輝く白い鱗と体毛に包まれており、
禍々しくも神々しい壮麗な翼を備え、煌々と輝く王冠の如き4本の角を冠する
奇しくも邪龍と呼ばれるミラボレアスとは対照的な姿であるが、その由来は全く不明。
また、祖龍が激昂した時、その身は禍々しい紅色の電撃を纏い、
全ての生命を等しく奪う紅き雷を以って神の如き鉄槌を下すという。
祖龍が本当に存在するか否かは全く未知数であり、むしろ単なる伝説である可能性すらある。
ある言い伝えでは、ごく一部の竜人族に古くから伝わる詩句に、祖なる龍の出現が語られているとされる。
詩句が記された石板は長い時を経て散逸してしまったらしいが、その石板には「祖なるもの」という文字、
廃墟と化した亡国の王城に纏わる記述、そして「皆既日食」を示唆する歌が確かに刻まれていたという。
現存する情報は黒龍・紅龍以上に少なく、これ以上の情報は皆無に等しい。
"龍"と呼ばれる生物の始祖と言うべき存在なのではないかという考察もあるが、真相は闇の中である。
余談だが、一部の竜人族の職人の間では「祖龍素材の加工」を可能にするための
秘伝の特殊技術が細々と語り継がれているらしい。
神の如き存在と言い伝えられる祖龍から得られた素材に、その特殊技術による加工を施せば、
正に神の如く神々しい伝説の武具を作り出すことが可能であるという。
しかし、実在するかも疑わしい祖龍の素材を加工する機会など、
如何に長寿な竜人族の職人でも訪れることはまず無い。
しかも習得するには相当な才能が必要とされており、
現代においてその技術を修めている職人はごく少数であるという。

概要 Edit

  • 祖龍』と呼称される、黒龍ミラボレアスのもう一つの亜種。
    黒龍・紅龍と同じく禁忌のモンスターに属するモンスターであり、
    公式資料やメディア等で存在が言及されたことは全くない。
    ストーリーにもほぼ関わらず、シリーズを通して裏ボス的な存在となっている。
  • プレイヤーからは「ミラルーツ」とも呼ばれる。
    ミラルーツは"運命の創まり"を意味しており、この訳は登場ムービーでも使用されている。
  • 「ミラルーツ」の名は、元々は祖龍の素材から作られる防具シリーズの名称。
    ミラバルカンと同じく、黒龍・紅龍と区別するため、転じて祖龍自体を指す用語として使われる
    (モンスターハンターの世界における通称になっている可能性があるのもミラバルカンと同様)。
    その他、ゲーム上では「ミラボレアス(塔)」、「ミラボレアス亜種」、「白ミラボレアス」、
    「祖なる者」といった呼称が存在する。
  • 上記のように「ミラルーツ」とは防具における名称で、
    武器の場合は「ミラアンセス」という名称になり、MH2時代は通称としてもよく使われていた。
    「ルーツ」と「アンセス」の語源は、
    英語でそれぞれ「根源、原点」と「祖先」を意味する"roots"と"ancestor"からと推測される。
  • なお、記事名の「ミラボレアス【祖龍】」という名称がゲーム内表記として登場した例は一切無い。
    あくまで、黒龍の記事との区別のため便宜上付けられた記事名でしかないため、
    ミラボレアス【祖龍】は公式名称というわけではない
  • 本種は骨格こそミラボレアスと共通しているものの、
    西洋のドラゴンをそのまま模写したような姿をしている他のミラボレアス種とは違い、
    首から尾にかけては棘ではなく体毛が生え、顎は髭に覆われ、角は枝分かれしているなど、
    ドラゴンと東洋の龍とを融合させたような姿をしている
    全身を覆う鱗と体毛は白とも白銀ともつかない幻想的な輝きを放っており、
    一見すると黒龍のような禍々しさはなく、寧ろ聖なる龍神のような神々しさ、美しささえ感じさせる。
    しかし怒ると一変、胸部に赤い雷が走り始め
    体の一部が赤く染まり、凶悪なまでに禍々しい姿となる。
    平常時が非常に美しい分、他のミラボレアス種より不気味といえる。
  • 祖龍」の別名や「祖なるもの」というゲーム中の呼称から、
    何らかの祖先とされる存在であるのはほぼ確実視されるところである。
    そしてミラボレアス種には、「"龍"と呼ばれる生物の始祖の姿を最も色濃く残す古き種族」という設定が存在する。
    この設定から推測するに、この祖龍ミラボレアスは「古き種族」の中でも始祖に近い、
    いわば「"龍"と呼ばれる生物の始祖そのもの」といえる存在なのではないかと思われる。
    • ただ、"龍"に共通の祖先など存在するのか、という尤もな疑問に対する回答は現在でも存在せず、
      上述の設定についても、シリーズ最初期のハンター大全に推測という形で掲載されたのみであるため、
      それが現時点でも存続し続けているのかについては議論の余地がある。
      また、古龍種という規格外の寄せ集めのようなカテゴリに属する生物が、
      いわゆる「適応進化」を遂げる必要があるのか、という辺りに関しても疑問は尽きない。
    • 近年登場した巨戟龍ゴグマジオスの裏設定においては、
      「同種は原始的な姿の古龍であり、進化の繰り返しは殆ど起きていない」という旨の記述が存在する。
      一般的な生物では、世代が進むごとに僅かずつ姿形などが異なる個体が生まれる事はままあり、
      環境などに適応して特定の傾向の個体のみが繁殖した結果として種全体が変わる事を進化という。
      この「進化の繰り返し」なるものが古龍種全てに適用されると仮定すれば、
      祖先となる種が存在していてもおかしくはないという逆説的解釈は確かに成り立つ
      (ただし、設定を見れば分かるとおり古龍は大量繁殖とは程遠い種族であり*2
      加えてゴグマジオス以外の古龍で公式に進化の可能性が示された種は一切存在しない)。
      その他、「古龍の血」という素材がほぼあらゆる古龍から共通して採取できる点については、
      古龍に何らかの共通点が存在することを示唆していると言える。
    なお、公式では勿論、ゲーム内においても本種についての詳細な設定は語られていない。
    現時点で祖龍に関して判明している他の事柄はと言えば、
    ミラボレアスの亜種とされていること*3、赤衣の男や伝説の職人に「」と称されていることくらいである。

MH2 〜 MHP2G Edit

  • MH2ではオンラインイベント限定での登場となる。
    イベント配信中のみ、HR51以上かつ祖龍の書を入手している場合にクエストを受注できる。
    オンラインのイベント限定なのでPシリーズのような撃退は不可能で、
    また配信スケジュールの都合上、条件を満たしていてもクエスト自体が来ていない場合もある。
  • MHP2ではイベントクエスト限定配信。
    MHP2Gでは出現条件がやや複雑で、
    • 上位は古龍種を各5体討伐及び、ラオ、ミラ各3体討伐且つ
      紅龍(ミラバルカン)のクエストである「終末の時」を討伐してクリアすることで出現。*4
    • G級は、G級紅龍のクエスト「終末の時」で紅龍の討伐、
      およびG級の全ての大連続狩猟クエストクリアで出現する。
  • 決戦の地は逃げ場のない古塔の頂
    薄明光線に照らし出された塔に降り立つ祖龍は荘厳な雰囲気を醸し出しており、
    正しく『裏ボスとの頂上決戦』といった気分に浸れるだろう。
  • 基本モーションは紅龍に似るが、赤い雷を落とす攻撃を行う他、ブレスは雷属性となっている。
    現実世界において雷は神の力の象徴とされる事がある*5ため、
    祖龍が雷を扱うのもここから来ているのかもしれない。
    また、地味な変化だが引っ掻きは左手も使い、雷も纏うようになっている。
  • ミラボレアス種の例に漏れず、基本的にはほぼ全ての攻撃が即死級の威力を持つ
    特に怒り時の落雷の威力は凄まじく、防具によっては当たった時点でキャンプ直行である。
    とりわけ塔の頂上に座して行う全体落雷は高威力且つ広範囲の危険な攻撃で、
    落下場所は数パターンの内から決められ、それぞれ落下順序に規則性もあるのだが、
    落下場所の振れ幅が大きいことから完全な安置が存在しない
    (MH2〜MHP2当時はあったのだが、MHP2Gではオミットされた)。
    間違いなく初見殺しの大技であり、「うろちょろしてたら雷直撃して死んだ」という初見ハンターは数知れない。
    • 現在は完全な安置ではないが、古塔にはエリア10の入り口とは真逆の方に3つの窪みがある。
      そのうち真ん中の最も大きな窪みのミラルーツから見て左側に3回目の落雷以外は全く被弾しない位置がある。
      3回目の落雷も当たるのは1パターンのみで、その1パターンは
      「主に真ん中に落とす→主にミラルーツの近くに落とす→主にそこに落ちる」
      と言ったもの。2回目の落雷が終わってから降下位置に歩けば簡単に回避できるので、
      爆弾を置きに行きがてら避けることも可能。
  • なお、この頂上にいる最中も当たり判定はしっかりと存在している。
    頂上から戻るときも同様なのだが、この際に何らかの方法で怯ませると、
    リオレウスのワイヤーアクションのような思いっきり不自然な動きで再度頂上に墜落し、
    突然消滅した挙句しばらく後に地面から湧き出てくるというバグが存在する。
  • 普通の雷のパターンに明らかに足と尻尾の間を攻撃するハンターを迎撃するパターンがある。
    「足元にいりゃ余裕」と余裕ぶっこいてこれで一時撤退させられたハンターは多い。
    • 祖龍右足前方、相対状態でハンターから見て左側の足の前方には雷が落ちてこない。
      落ちるには落ちるが祖龍本体から結構距離がある。大体咆哮範囲ぎりぎり〜やや外側。
      ミラバルカンと同じような位置でいいだろ、と思っていると普通に死ぬので注意。
      反動を減らせない状態の拡散弾を撃つ場合も、注意しないと自分から雷に突っ込んでしまう。
      本体に大分近くなる立ち位置の関係上、ソロボウガンで顔を狙う場合は貫通弾の効果が薄いため、
      通常弾を用いると良い。
  • 何故かは不明だが、次の攻撃が引っ掻きだった場合のみ、
    首をやや上げ体を左右に揺らしながら歩くやたら特徴的な歩き方をする。
    ここまで次に何をするのかモロバレなのも珍しい。
  • 攻撃力だけでなく防御面も凄まじく、体力50〜20%の間は常時硬化状態になり、
    斬打弾の各属性を90%、火氷龍は90%、水雷を95%カットするという悪魔じみた能力を保有する。
    実は水雷氷の通りは全く変わっていないのだが。
    • ただし、拡散祭りや爆弾、砲撃での固定ダメージ、
      また、攻撃のほとんどがはじかれない属性攻撃を行えるガンナーでの攻略がメインであるため、
      硬化が実質的に無視できることや、塔自体の戦いやすさなどにより、
      難易度的にいえばミラバルカンに軍配が上がると思われる。
    MH2のオンラインでは、4人パーティ中3人が拡散弾を放つガンナーで、
    1人が頭部を破壊するための双剣・封龍剣【超絶一門】の剣士という組み合わせが定番であった。
  • 体力が低下すると飛行の頻度が目に見えて上昇する。
    高度まで上昇→マップ外の定点に移動→ブレスor落雷→マップ内の定点に降下、のパターンを繰り返す。
    時には降下した直後にまた飛行を始めることもあり、
    その間こちらは攻撃することもできず再び降りてくるのを待つはめになる。
    ソロプレイ最大の敵は即死級の攻撃力でも硬化でもなく、上記の繰り返しによる時間切れとも。
  • 過去にはその圧倒的な攻撃力ゆえに即死3乙の頻度も高かったが
    MHP2Gでは根性の登場により即死することがほとんどなくなってしまった。
    これにより、比較的鈍重な即死攻撃を主力とするミラボレアス種そのものが半ば時代遅れとなってしまっており、
    ファンからは種単位での抜本的な改革が望まれていた。

MH4G Edit

  • MH3以降はリストラされ、黒龍、紅龍共に復活したMH4にも登場しなかった祖龍であったが、
    エピソードクエスト『竜ガ紡ギシ古キ歌』の三番目である『外伝:日輪沈蝕』にて満を持して復活を果たした
    • 配信前に発表されていたクエスト名から銀火竜の狩猟だと思っていたファンも多く、
      この盛大なサプライズには驚きと喜びの声が多数挙がった。
    なお、このエピソードクエストは「祖龍に関する詩句」をテーマとしており、
    正しく祖龍ミラボレアスのために誂えられた物語であるといえる。
    他のエピソードクエストでこのような扱いを受けているモンスターは他におらず、
    裏ボスに相応しい破格の待遇である。
  • 本作のエピソードクエストでは、祖龍に関する以下の詩句が明かされる。

    災厄、天を覆いし時 黒闇、青を呑まん
    霞、古都を這いて 日輪、蝕に沈む
    王亡き玉座は猟の庭 いざ顕れん祖なる者

    青空が闇に呑まれ、日食が起きる時、
    今は亡き都に這い寄る霞と共に、王亡き玉座に祖龍が降臨する。
    祖龍があのシュレイド城とも関わっていることを示す衝撃的な文章である。
    • ちなみに、この文章はジャンボ村の村長が見つけた石板に左半分
      伝説の職人の一族が代々継承していた詩句に右半分が伝わっていた。
      そのため、エピソードクエスト開始時は石板(左半分)の内容しか判明しておらず、
      災厄の使者古い都霞龍などを連想させる巧妙なミスリードとなっていた。
  • 上記の文章からも推測できるように、今作の狩猟地は塔ではなくシュレイド城
    登場ムービーでは、シュレイド城を照らす太陽が突如として皆既日食を起こし
    更に日食を覆い尽くすかのようにブラックホールのような暗黒の空間が発生
    その空間から祖龍が出現し、シュレイド城に舞い降りる。
    • 晴天から日食に変化する関係上、世にも珍しい晴れ渡る空の下のシュレイド城が拝見できる。
      全シリーズで唯一無二の現象なので、気になる人はギャラリーを見返してみるといいかもしれない。
    ムービーでは、祖龍がシュレイド城の上空に稲光が走る暗黒の空間を発生させる様が描かれているが、
    異空間らしきものを発生させるのみならず、あまつさえその空間から顕れるなどとは、
    果たして誰が想像し得ただろうか。
    ここまで来ると、祖龍はどこか別の世界に棲んでいるのではないかとすら思える演出である。
  • この謎の空間はミラボレアス戦で赴けるシュレイド城の上空に存在しているものと同一であるが、
    あちらも背後に潜む祖龍の力によって発生しているのだろうか。
    なお、祖龍は最大の大技である全体落雷時にも、上空に発生させた異空間の周囲を旋回する。
  • 狩猟地がシュレイド城に変更されたことで、身一つで戦わねばならなかった過去作から一転、
    バリスタや大砲、撃龍槍といった強力な設備を利用することが出来るようになった。
    特に撃龍槍は大きなダメージソースとなるため、積極的に利用したい。
    • 単発式拘束弾も採取できるし装填できる。
      タイミングは難しいが、上手く発射すれば高高度からのブレスを中断できる。
  • モンスターハンター4Gのギャラリー内では、
    ムービーに対応するモンスターのキャプチャー画像が添えられているのだが、
    祖龍のそれに映っているのはシュレイド城上空で起こる皆既日食だけ。
    意外に思えるが、モンスター登場ムービーの画像でモンスターの姿が一切写っていないのは祖龍のみである。
  • 今までミラボレアス種の中で最高格の存在と認識されていた祖龍だが、
    今作ではミラバルカンを凌駕する新たなミラボレアス種が登場した。
    この所謂『ミララース』は登場ムービーのナンバリングにおいて祖龍の後に位置しており、
    更にはクエストの報酬金、討伐時に獲得できるHRPまでも祖龍を上回っているなど、
    ミラルーツの格を揺るがす強烈なインパクトを放っている。
  • 一応、クエスト報酬金については厳密にモンスターの上下関係を示すものではなく、
    素材売却価格は祖龍が全体的に上回っており、全てにおいて引けを取るわけではない。
    しかし、祖龍に匹敵しうる新たなミラボレアス種が登場したのは事実であり、
    更にそれが禁忌のモンスターの特殊個体という前代未聞の存在であることも相俟って、
    界隈には衝撃が走ることとなった。

戦闘能力 Edit

  • MH4で復活した黒龍・紅龍と同様、大規模なリメイクが行われた
    以前までとは別物になっているため、従来のセオリーは全く通用しないと思ってよい。
  • 攻撃力は以前よりも常識的な範囲には収まっており、
    かつてのような「掠っただけで即死」といった理不尽な事態は起こらなくなった。
    しかしあくまで「常識的な範囲に収まった」だけであり、それでも攻撃力自体はMH4G最強クラスである。
    大抵の技は一撃で体力の7割近くを削り取る威力、大技に直撃すれば即死の可能性も十分ある。
  • 「隕石の代わりに雷を落とすミラバルカン」というイメージも強かった旧作とは異なり、
    今作では他のいずれのミラボレアス種とも異なる攻撃パターンを持つ
    また大きな特徴として、黒龍と比較してAIが明らかに差別化されているほか、
    各攻撃に設定されている攻撃力(ダメージ値)が全く異なっている
  • 攻撃パターンに関しては、ミラボレアス種の代名詞でもあるボディプレス*6一切使用しない
    また、黒龍および紅龍(特殊個体含む)で猛威を振るった火炎竜巻ブレス
    紅龍(特殊個体含む)の最大の大技の一つであった四つん這い時の隕石召喚に相当する攻撃も繰り出してこない
    代わりに完全新規モーションの大技(後述)が2種類存在するものの、
    使用する攻撃のバリエーションはミララースと比較すると幾分少ない。
  • AIはミラボレアスやミラバルカンと比較するとややマイルド(上品と言い換えてもよいか)。
    四つん這い時でも這いずり突進に次ぐ這いずり突進でハンターを追い詰めてくるようなことは殆どなく、
    むしろ前方にハンターがいる場合でも後退で距離を取るように動くことが非常に多い
    また、中距離のハンターに対しては基本的には直立状態で応戦し、
    ブレスや赤雷といった狙撃系の攻撃で狙い撃ってくる傾向が強い。
  • ボディプレスを行わず、四つん這い時の攻撃パターンが少ないことから
    四足歩行移行〜終了までの危険度は他のミラ種と比べて下がっている。
    特に頻繁に繰り出してくる後退這いずりは慣れれば非常に大きな攻撃チャンスとなるため、
    行動ルーチンを理解し、動きを先読みすることを心掛けたい。
  • 這いずりをあまり使わない関係で、撃龍槍を当てるために誘導するのに手間取る場合もある。
    ただ、P2G以前同様「飛行→空中から雷ブレス→滑空」の流れは確定なので、
    撃龍槍スイッチ前で各々の攻撃をやり過ごせば誘導は困難なことではない。
    なお、四つん這い時のブレスは撃龍槍前で陣取っているハンターに直撃する仕様であるため注意。
  • 各攻撃に設定されている攻撃力(ダメージ値)については、
    黒龍と比較すると肉弾攻撃の攻撃力が低くブレス系の攻撃力が高い傾向がある。
    黒龍・紅龍には火炎竜巻ブレスや粉塵爆破があるため一概には言えないものの、
    共通モーションに関しては概ねこの法則が当てはまるという認識で間違いない。
    • ミラボレアス最強クラスの攻撃である滑空突進を例に挙げると、
      ミラボレアス戦では瀕死は免れないが、ミラルーツのそれは食らっても5割程度のダメージとなる。
      単発ブレスは全く逆で、火耐性0でミラボレアスのブレスを受けると6割程度のダメージとなる場合、
      雷耐性0状態のミラルーツのブレスでは8割近いダメージを食らうことになる。
  • 共通モーションそのものはミラボレアスと同様で、それに赤い雷が付随するものとなっている。
    ブレスはお馴染みの赤い雷を纏ったものとなっているが、
    二連射する時の速度が黒龍や紅龍のそれよりも速く、一発目の着弾とほぼ同時に放ってくる。
    同様の感覚で回避するとまず二発目にぶち当たるので注意が必要。
    また、天に向かって吠えるモーションで赤雷を複数落とす従来の攻撃のほか、
    紅龍と同じく天を仰ぐように咆哮し、周囲に十数発の赤雷を降り注がせる攻撃を繰り出す。
  • 赤雷のエフェクト自体も過去作より太くなっており、範囲が拡大しているほか、
    雷が落ちた地点の床が砕かれる(石片が飛ぶ)演出が追加されている。
    後述の全体落雷では大量の雷と共に砕かれた床の破片が飛び散りまくるため、大変派手。
  • 特筆すべきは大技の一つは、黒龍及び紅龍の粉塵爆破ブレスに当たる攻撃で、
    祖龍が首を振り抜くと同時に、赤雷が横一直線に地上を駆け抜けるというもの。
    更に自身の前方に爆破を拡散させる黒龍や紅龍とは異なり、
    ターゲットのいる位置を正確に狙って赤雷を発生させてくる
    どれだけ遠方にいようがその真横から雷が襲い掛かってくるため、2種と同様の立ち回りは通用しない。
    • 中途半端な位置にいると被弾するため、回避の際は出来る限り祖龍に密着するか、
      あるいは祖龍の後方にまで一気に避難してしまうといい。
      後脚の辺りは安置だが、ここに張り付くとダメージ効率が一気に悪化するので悩ましいところではある。
  • 粉塵爆破と比較するとかなり避けにくいためか、
    攻撃力自体はミラボレアスらが繰り出す粉塵爆破と比較すると低い。
    といってもガンナーの防御力で食らえば即死しかねないので、危険な攻撃であることに変わりはないが。
  • ちなみに、祖龍のモーションの中でガ強2でも完全にシャットアウトできない唯一の攻撃でもある。
    逆に言えば他の攻撃はガ強2でなんとかなるため、ランサーにとっては良心的な仕様といえる。
  • 黒龍最大の大技であったチャージブレスだが、なんと祖龍は2種類存在する
    • 四つん這い時のチャージブレスは、黒龍らと同モーション。
      おもむろに首を擡げて雷エネルギーを充填、斜め下に向けてブレスを発射する。
      あちらのように凄まじい爆風が巻き起こるのではなく、着弾点で炸裂したのち、
      着弾点広範囲と前方に大規模な電撃の滞留を発生させるという特異なものとなっている。
      派手さは黒龍・紅龍のそれに劣り、ミララースのように滑空攻撃に繋げる派生コンボは存在しないが、
      威力は遜色ないレベルで極めて高く、更に攻撃判定が非常に長いため緊急回避が通用しない
      またブレスは遠方にも飛んでゆくので、ガンナーであっても危険。
  • 真の脅威となるのは二足歩行時に使用する完全新規のチャージブレス
    こちらは怒り時限定で解禁される切り札的大技となっており、周囲を紅く染め上げるのが予備動作。
    紅く輝く胸部に迸る雷エネルギーを口内に集約させ、前方に向けて発射。
    空間が歪むほどの衝撃波と共に超新星の如き赤雷の爆発で一帯を吹き飛ばす
    炸裂時はフィールド全体に及ぶ激しいブラーエフェクトが発生するため、嫌でもその破壊力を体感できるだろう。
    これだけの大技だけあって威力の程も凄まじく、耐性次第では防御700でも体力150から容易に即死する
    超至近距離にいれば巻き込まれずに済むため、予備動作を見たらすぐさま接近するか、
    緊急回避の準備に入りたい(回避できたとしてもブラーエフェクトの影響は受けるが)。
  • 代名詞にして最大の大技の一つである『全体落雷』は仕様が大きく変更されており、
    飛び上がったのち、シュレイド城の上空に発生した暗黒の空間まで一気に飛翔
    異空間の周囲を舞い飛びながら赤雷をフィールド全体に雨の如く降り注がせ
    その後、ハンターに向かって超絶高速滑空で突っ込んでくるものとなっている。
    赤雷はもちろん、ラストの滑空まで即死級のダメージを誇り、最後までひたすら気が抜けない攻撃である。
  • 赤雷はプレイヤーの位置に落ちるものとランダムに落ちるものが存在し、
    必ず3回程度はプレイヤーの頭上に雷が降り注ぐ(=過去作のような安置は一切存在しない)。
    プレイヤーの下に落ちる落雷を避けた先にランダム落雷が落ちるという最悪のケースもあるため、
    不安ならモドリ玉を調合分持ち込み、キャンプに避難してしまうのも良いだろう。
  • なお、この全体落雷の予備動作は回転しながら飛び上がるモーションだが、
    その際の祖龍はスーパーアーマーもハイパーアーマーも超えてしまった状態、つまり完全無敵である
    体力が一定値まで減少すると確定で放ってくる大技であるため、
    「そろそろ使ってくるかも」と思ったらすぐに攻撃を中断できるよう心の準備をしておきたい。
    なお、全体落雷の予備動作に入るとターゲットカメラが「探知不可」状態になるため、
    これを目印にしてもいい。
  • 剣士での相性が悪い紅龍に対し、祖龍はガンナーに対する危険度が大きく上がっている。
    ブレスの狙撃頻度が多いうえ、距離を無視して召喚される地面を奔る赤雷、
    遠方までカバーする2種の巨大なチャージブレスなど、脅威となるモーションは非常に多い。
    特に動作の遅いへビィボウガンはブレスや雷撃を食らいやすく、早めの回避が重要となる。
    もっとも、剣士に対しても落雷や部位硬化などの対策があるためそちらが楽とは到底言えないが。
  • 紅龍同様、MHP2G以前で猛威を振るった硬化の仕様が変更
    怒り状態時に後脚・前脚・翼が硬化
    紅く輝く胸部および腹部・頭部・首が軟化する
    怒り状態自体の仕様も、過去作のHP一定以下の時ではなく通常のダメージ蓄積式である。
    これにより、「特定の戦法のみ有効」という事態は避けられ、より自由な武器で祖龍に挑めるようになった。
    また、硬化能力や全体落雷で攻撃できない時間が存在することが考慮されてか、
    HPもミラボレアスやミラバルカンと同等程度であり、35分以内の討伐も非現実的なものではない
  • 黒龍・紅龍・紅焔龍と同様に、有志の手による手動解析で属性耐性が概ね判明している。
    頭部・首はそれ以外の部位はとなっており、P2G以前とほぼ同様である。
    黒龍・紅龍同様、頭部であっても龍属性の通りは30%と他のモンスターの弱点属性と同程度でしかないため、
    頻繁にダウンを取って頭部を殴れないなら、火属性武器を担いだほうが総合的なダメージは高くなりやすい
  • 全体落雷は前述のとおり確定で数回降らすタイミングが存在しており、
    なんとタイミング次第では連発されることもあり得る
    祖龍側はほぼノーリスクで一方的にハンター側の事故誘発や討伐時間の増加を促せる攻撃であり、
    確定発動のタイミングが複数回存在する点に関して、人によっては印象が分かれるようだ。
    • ただ、流れ自体は過去作と比較して超高速になっており、
      更に普段の頻度は少ないため、冗長であった上にそこそこの頻度で使ってきた以前よりは遥かにマシといえる。
      また、過去作では体力が少なくなると飛行の頻度が劇的に増して時間稼ぎをしてきたが、
      MH4Gでは少なくとも当時と比べて地上にいる時間がかなり長くなっている以上、
      全体的には大幅に改善されているといってよいだろう。
      全体落雷を除けば、高威力ではあるが付け入る隙が存在するモーションが殆どであるため、
      少なくとも過去作よりは真っ向勝負」という趣が強くなっているのは間違いない。
  • なお、モーションの大幅な変更だけでなく、
    遠距離にいると回避の困難な火炎放射ブレスに相当する技を繰り出してこないことから、
    「黒龍・紅龍・紅焔龍よりも戦いやすい」という意見も聞かれる。
    詰まる所、全体落雷連発の時間稼ぎを除けば個人の相性の問題になると思われる。

MHXX Edit

  • 前作であるMHXには参戦を逃したものの、今作では待望の復活を遂げた。
  • クエスト出現条件はHR100
    条件を満たすとMH2における記念すべき初登場クエストである『祖龍*7が解禁され、
    同じくHR100で解放される超特殊許可クエストと共に最後の壁としてプレイヤーの前に立ちはだかる。
  • 主なモーションや素材は4Gに準拠しているが、質感がよりリアルなものに変化している。
    また、雷のエフェクトが極太化し、より迫力を感じ取れるようになった。
  • ちなみに、今作で流行しているテンプレ装備や強力な防具パーツはいずれも雷耐性がやけに低く、
    こうした装備を使う場合、以前の作品から圧倒的な強さを誇っていた祖龍がさらなる難度と化す。
    防御力を最大限高めるのは当然として、雷耐性についても食事やスキルなどで補っておきたい。
  • 前回登場したMH4Gと比較して乗り状態に必要な攻撃回数が増えているため、パーティの編成によっては頭が狙いづらくなる。
    バリスタや大砲を数発頭に当てると乗り成功と同様の長いダウンを取れるのでそれで柔らかい頭を狙っていこう。
  • 今作では祖龍討伐で獲得できる称号が復活した。
    見事30体の祖龍を倒すと、称号「龍神」を入手できる。
    • 4シリーズでは一貫して「ミラボレアス」討伐の称号で一括りの扱いだったため、
      祖龍専用の称号が登場するのは実にMHP2G以来となる。
  • ちなみにMHXXではニャンターモードで操作する場合、
    全体落雷に被弾するリスクを地中潜りで一切なくすことができ、上空を滑空する祖龍を観察できる。
    普段はのんびり観察する事が極めて困難なため専用モーションをじっくり観察したい場合はオススメである。
  • なおSwitch版では怒り状態のグラフィックが地味に変更されている。
    今までは怒り状態になると胸殻全体から首筋にかけて赤く染まっていたが、
    Switch版では、胸殻の中心とその両サイドが帯状に薄っすら赤く染まる程度の表現に留まっており、
    首筋に至っては怒り状態でも白いままである。

MHF Edit

  • MH2の仕様を概ね引き継いでいるが、クエスト参加に「祖龍の書」は不要となっている。
    HGE版では背中の毛が透ける演出が強化され、本来想定されていた姿になっている*8
    • MHFでは肉質硬化発生時に物理ダメージはカットされるが、属性ダメージは普通に通る仕様。
      以前は肉質を無視する毒・麻痺弾に火事場を合わせて高威力を保ちつつ狩っていたが、
      シーズン8.0と10での弱体化によりこの手法は廃れた。
      その後、上記仕様を活かせる高属性値の剛種片手剣炎妃剣【渇愛】
      火属性強化【大】+火事場の火炎弾の超速射により1ラスタ(60秒〜119秒)討伐が可能になった。
  • かつてはHR999の試練の"最後の壁"という役割を担っていた。
    HR900試練までは3種類ある試練(それぞれ指定モンスターのソロ討伐、納金、黒貨納品)から1つ選択し、
    達成すれば良いのだが、昔のHR999試練はミラルーツソロ討伐のみであり、
    ミラルーツソロ討伐を達成しない限りHR999まで上げることが出来なかった。
    これは「これ以上先が無い、1つの到達点や称号としての存在」と設定されていたため。
    MHF-G以降は単なるG級への通過点になり、納金や黒貨納品での突破が可能になった*9

狩煉道 Edit

  • 新G級大型コンテンツ「狩煉道」に登場する、謎の変異を遂げた祖龍。
    黒龍、紅龍については既に極限征伐戦において変異した個体が登場しており、
    ミラトリオの中で最後に実装されることとなった。
    狩煉道の舞台である砦跡にて10エリアごとに出現する。
    難易度はG級遷悠種と辿異種と同じ★8で、武具のGRは8となっている。
    また、一部のモンスターと同様に発覚BGMは一切流れない。
    • 狩煉道において祖龍が登場する可能性は、以前から指摘されていた。
      というのも、発表された狩煉道のエリアの一つに「赤い稲光」が発生しているものが存在したため。
      また、これに関して「モンハンルール的に言えない奴」が登場するとの言及もあった*10
      そして後日実施されたメディア向けの体験会では、
      ミラルーツシリーズをアレンジしたと思わしき防具の画像が公開され、
      更に同アップデートでは複属性皇鳴」が追加される事が発表。
      G級のミラボレアス2種はいずれも独自の複属性を有していたという前例もあり、
      同アップデートにおいてG級対応を果たしていない祖龍が実装されるのはほぼ確実視されるところであった。
  • 狩煉道のシステムの関係で、討伐を果たしても素材を剥ぎ取ることは出来ない
    よって、G級祖龍素材は討伐を果たした後に解禁される「超特殊アイテム交換」で交換して入手することになる。
    何れも、定期メンテンナンス区切りでの討伐回数と素材交換数が決まっているため、
    1週間で全ての武具を作成、強化することは不可能となっている。
    なお狩煉道のアイテム交換には「最大到達進度」が絡むものが多いが、
    祖龍の素材には最大到達進度設定がないため、
    10進度(この段階では辿異種は登場しない)で登場する祖龍を倒し続ければ全ての素材を交換できる。
    ただし、定期メンテンナンスで祖龍の討伐数がリセットされるため、
    毎週交換したければ毎週挑戦する必要がある。
  • 変異したミラボレアスの例に漏れず、祖龍もまた角の形状が大きく変化しており、
    祖龍の代名詞とも言えた王冠のような形に枝分かれした角は消失、
    代わりに青白い色に染まった鋭利な2本の角が真っ直ぐに後方に伸びている。
    また最大の特徴として、額の中心から長い刃のような角がそり立つように生えている
    こと頭部に関して言えば既存の祖龍とは大きく印象を異にするデザインであり、
    むしろ青白い彩色も相俟ってトア・テスカトラを彷彿とさせる。
    翼も極征ミラボレアスよりも更に刺々しく派手な形状となっており、翼爪はやはり青白く染まっている。
    その他、肩から腕にかけても体毛が生え、首の甲殻側面からは片側4本ずつ青白い棘が伸びている。
  • 額に細長く前方に尖った角を持つ(あちらはモードによって変わるが)こと、
    後述の通り、最初は蒼く輝いていた部位が赤色に変化する点から、
    一部のファンの間ではミラユニ○ーンなんて呼ばれているとか。
    しかもお互いメインカラーは白である。
  • 武器は大剣、太刀、ハンマー、ランス、スラッシュアックスF、穿龍根が存在する。
    ケオアルボルと同じく「準G級武器」のカテゴリであり、
    生産直後からLV50G級武器クラスの性能を保有しているが、更にもう1段階強化させることが可能。
    防具は「祖龍Gシリーズ」という名称で、ケオアルボル同様にGXシリーズを直接生産し、
    こちらは1週間にピッタリ最終強化できる素材量となっている。
    G級黒龍紅龍のような祖龍の特性を反映したような新スキルは備わっていない一方、
    その特性より精錬装飾品は何れも高性能に仕上がっている。
    • ちなみに武器は生産時点で会心・斬れ味を含めG級武器Lv50級となっており、強化で「ミラ〇〇改」となる。
      斬れ味も生産時点で完成しており、強化で攻撃力が微増、属性値が大幅増加という図式である。
      ただしその強化には、1週間につき2個しか交換できない素材を6個使うため、
      基本的には生産時点の性能が前提で、
      物理的に3週間かかる強化がやりこみとして用意されているといった所であろうか。
      生産だけであれば、1週間に2個可能である。
      防具は1週間で1部位をフル強化出来る分の素材が集まる。
    • また、希少素材に当たる「輝玉」を用いてのシジルレシピも存在する。
      「抜刀移動速度UP」効果が必ず発現し、
      サブ効果として攻撃力補正、会心率、属性値のどれかが発現しやすい3つのレシピに分かれている。
      抜刀移動速度UP効果は上手く扱えば強力な効果であり、
      かつ人気の効果3種のどれかとセットで発現しやすいレシピを選択できる利点があるが、
      現状1週間に3個しか交換できず、防具フル強化を行う際は生産すら出来ない難点を抱えている。
      武器を強化する場合、この素材のみ2週間分で揃うため、
      残り3個をシジルに回すと丁度武器強化&シジル3スロット分が揃うことになる。
      重複しない「抜刀移動速度UP」が3つも重複するため、無駄がかなり大きいが

戦闘能力・追加された攻撃技

  • 基本的な動きはG級黒龍・紅龍がベースになっており、バックジャンプビームや滞空ビームなど、
    高レベルで解禁される両者のモーションも用いてくる。
    祖龍の代名詞である紅い雷も健在であり、ボディプレスや前脚薙ぎ払いには、
    龍属性エネルギーを纏う黒龍とは異なる赤い電撃が付随する。
    加えてグァンゾルム同様、超咆哮、超風圧、超震動すべてを使いこなす
    いずれもコンボに用いるが、特に超咆哮は必殺技「雷槌」の予備動作で必ず発する(後述)ため、
    リスクを減らしたいなら対策を用意しておきたい。
    高空に飛び上がるモーションを予備動作とする、全体落雷を彷彿とさせる攻撃も持つが、
    こちらは雷ではなく赤い雷球が降り注ぐものとなっている。
    • 厄介なのが、一部攻撃に付随する放電。
      この放電は高威力攻撃の範囲強化として放たれる事が多いため威力が高い事が多く、
      加えて無属性扱いを受けている模様で耐性による軽減が効きにくく、大ダメージを受けやすい。
      特にその場で2回足踏みする攻撃は繰り出すタイミング、
      及びよく見ないと判りにくい予備動作、超震動とこの放電も相まって特に脅威である。
  • 赤い電撃のビームはドゥレムディラの壊毒ビームと同様の性質を持ち、
    接触しても吹っ飛びが発生しない代わりに高速の多段ヒットで大ダメージを受ける
    (ただしあちらと違い壊毒による防御力1固定化が無いため、接触しても即座に離れれば耐えることは可能)。
    逆に、ガードは超ヒット故にランス、ガンランス以外で凌ぐのは物凄く困難、*11
    そのランス、ガンランスもヒット数がヒット数だけに削りダメージが半端ではなく、
    辿異スキルで強化した強ガードか、スタミナ減少無効+ランス秘伝スキル「天槍」を用いないと防ぎきれない。
    ただ強ガードは削りダメージまで無効に出来るわけではないため体力が減っていると即死する危険性があり、
    ガードできる武器であってもガードせず避けるべき攻撃であると考えたほうがいい。
    また技自体のスピードもかなり早くガードが間に合わないこともしばしばある。
    新技として、その場で斜め下に放射し、振り上げるビームを用いてくる場合もあるため、
    基本的に祖龍の正面中距離に留まり続ける事は危険と考えて差し支えない。
  • 一定ダメージを与えるとムービーが挿入。
    砦跡の背景およびフィールドの広間に激しい落雷が発生する演出の後、
    祖龍自身に雷が落ち、皇鳴の力を解放するとともに覚醒、BGMが「真なる祖」に切り替わる。
    覚醒後は、青白く染まっていた角および翼爪が雷を思わせる赤色に不気味に変色し
    全身から紅い静電気のようなエフェクトが発生するようになる。
    攻撃は一層苛烈になるが、一方でかつて猛威を振るった所謂「硬化能力」は存在しない。
    • このムービーは飛ばすことが可能であるが、
      飛ばすと、外周から祖龍に向かって収束する落雷を対処しなければならなくなる。
      ただし、この落雷はその後の周囲放電も含めて位置が決まっている。
      また飛ばさない場合も、覚醒時の放電がムービー終了後の最後の1発まで断続的に起こる事から、
      エリア中央(覚醒した祖龍の初期位置)付近は危険地帯となる。
  • 最大技である「雷槌」は、事前に超風圧付きの飛び退き*12を行い、ハンターを遠距離に飛ばす準備を行う。
    その後、超咆哮を発して中距離にいるハンターを拘束したのち 、
    上空に向けて雷ビームを放ち、周囲およびハンターの頭上に降り注がせる。
    この攻撃は特殊演出付き攻撃の1種でもあり、
    雷槌に接触すると、 力尽きるモーションと共にガルバダオラの「烈光」を受けたように画面が白くなっていき、
    最後にはハンターの身体が跡形もなく消え去る
    冗談抜きに、本当にフィールドから姿を消してしまうのである。
    喰われる地面に引き摺り込まれる投げ捨てられる
    といったこれらはハンターはなにがしらの形で存在しているが、
    本当に消滅して、跡形すら残っていないというのは本攻撃が初めてである。
    まあ、例によってハンターは何事もなかったかのように復活するのだが。
    これのせいでハンターは実は複数人いるのではと囁かれることとなっている
    • 被弾すると超高速のスリップダメージが入るが、これはただの演出であり、
      上記の演出が全て終了した後で、残り体力に関係なく強制的に力尽きた判定が行われる
      つまるところ、この攻撃は上述の前例と同じ「強制即死攻撃の1つ」である。
      そのため被弾してしまえば、如何なる手段を用いても救出は絶対不可能である*13
    • なお、この攻撃には意図的に設定された穴がある。
      雷槌が落ちる場所は雷ビームを放った際のハンターの位置によって決まっており、
      必ず1本は一定距離外のハンターピンポイントに落ち、一方で祖龍の真下には落ちないようになっている。
      また、ピンポイント雷槌もダッシュで回避することは可能であるため、
      これらを覚えておくと対処は容易となる。
      更に特殊仕様として、雷ビームを放つ際にハンター全員が祖龍の真下に移動していた場合、
      放った雷ビームがそのまま祖龍に向かって落ちてくる
      雷槌は一定距離外のハンターのいる場所に向かって正確に落ちてくるが、
      全員が一定以上近づくと、そのハンターを狙おうと未分散のままで落ちてくるということなのだろう。
      未分散の雷槌は発射主に直撃し、ミラボレアス自身が怯むという間抜けな仕様になっており、
      一方で発射モーション自体は最後までしっかり行われるため、結果的に攻撃後の隙が延長される形となる
      この時の雷槌は通常の雷槌とは別判定のもの*14になっており、
      ハンターに対しての当たり判定こそあるものの、
      当たっても一切の影響がないため、適切な対処を行えばむしろ大きな攻撃チャンスとして利用できる。
      • なお、雷槌中に攻撃しまくれば、直ぐ様次の雷槌を行う可能性がある。
        一方で、その際の攻撃の手数以外にも、祖龍が雷槌に当たるか当たらないかで、
        直様次の雷槌を行おうとするかに差があることが確認されており、
        この事から、雷槌は祖龍自身にもダメージが入っている可能性がある。
      • なお、雷槌を発動した際のPT人数が狩煉道クエストの開始時よりも減っている
        (つまり、誰かが道中や祖龍戦の最中で離脱していた)場合、
        残りのメンバーが祖龍の真下に移動していたとしても特殊怯みは発生しなくなる
        どうやら内部的には、離脱したメンバーは祖龍の真下へ移動していないとされているようだ。
    雷槌を使用するタイミングおよび回数は決まっており、体力値が一定を下回るごとに、最大3回行う
    (酷似フィールド「雲見砦」に姿を現す帝征龍グァンゾルムチャージブレスと全く同様の性質)。
    あちらの例に漏れず、3回目を放った時には瀕死であるため、それを乗り越えられれば討伐は目前である。

余談 Edit

  • テーマ曲は黒龍・紅龍とは異なり、「祖なる龍」という専用のもの。
    祖龍や古塔の雰囲気と抜群にマッチした神秘的で神々しい音楽とコーラスとなっており、非常に人気が高い。
  • ミラバルカンがミラボレアスより片角が長かったように*15
    ミラルーツも角の形が他のミラ系と異なっており、
    角が途中で二股になっていて、先端が四つに分かれている。
    その風貌は顎髭と相成って正しく東洋の龍そのもの。
    王冠のようにも見え非常に神々しいが、しかし一方ではガウシカの角にしか見えないという意見も
  • MHP2Gで祖龍の素材から作れるライトボウガン阿武祖龍弩は、
    MHP2Gに登場する全ライトボウガンの中で最高性能といっても過言ではない性能を持つが、
    作成に崩天玉が2個、古龍の大宝玉が5個もいるので入手難易度は最高レベル。
  • MH4Gで復活した際はやや製作難度が引き下げられ、古龍の大宝玉が2個必要なものの、
    他は祖龍素材のみで作成できるようになった(剛角を2本要求されるが)。
  • モンハン探検記での種別はまさかの「特種」。
    原種か亜種か希少種かで悩んだ結果特種で妥協したのであろうか…
    というか、公式で【亜種】と明言されているのだから悩むもへったくれもないはずなのだが。
    ちなみにモーションは咆哮で雷を落とすアレである。
    • 出現条件はリオレイア希少種を倒しまくること。ある意味最も本家のMHに則っていると言える。
  • ユクモ村の村長の空耳でも有名。ただし関連性はない。オーノー、祖なる者〜
  • かつてはミラボレアス種の中でも最高位のポジションにあたる存在と認識されており、
    世界観上最強のモンスターを決める議論の場では真っ先に名前が挙がるモンスターであった
    登場当時、規格外の存在「禁忌のモンスター」として扱われていたのはこのミラボレアス種のみであり、
    設定上でミラボレアスに比肩し得るモンスターなど存在していなかったのである。
    そのミラボレアス種の中でも、諸々の設定を総合して*16最も格が高いと目される存在こそが
    他ならぬこの祖龍であり、当時においては事実上の最強モンスターと認識されることも多かった*17
    • しかしその後、新たな禁忌のモンスターが出現したことで、ミラルーツの王座は盤石ではなくなった。
      同じ「黒龍」の名を冠するモンスター、煌黒龍アルバトリオン煉黒龍グラン・ミラオスが登場したのである。
      いずれも作中でミラボレアスと同じく世界規模の脅威として扱われているほか、
      携帯アプリ作品「モンハンカードマスター(G)」では、アルバトリオン、グラン・ミラオスは
      コスト、ステータスにおいてミラバルカンをも上回る最高位のカードとして登場している。*18
      更にアルバトリオンは作中で祖龍を知る人物に神をも恐れさせる最強の古龍」と銘打たれており、
      これを文字通り解釈すれば、祖龍を凌駕する最強格のモンスターとなる。
      そしてMH4Gでは、ミララースと通称される紅龍ミラボレアスの特殊個体が登場。
      この「紅焔龍」は従来のミラバルカンが究極の憤怒により覚醒した存在とされており、
      報酬金や獲得HRP、ムービーナンバーなど、多くの面において祖龍より格上らしい扱いを受けている
    もちろん現時点においても祖龍が設定上"最強クラス"のモンスターであることに疑いの余地はなく、
    ファンからも古龍種の頂点の座に限りなく近い存在と見なされていることは確かである。
    これはやはり「最高位のミラボレアス種」という肩書きを持っていたのみならず、
    祖龍」、祖なるものとされていることが大きく影響しているものと思われる。
    いずれにせよ、祖龍がモンスターハンターシリーズにおいて特別な存在であることは確かであろう。
  • 実は、赤い雷のような発光現象は実在する。
    超高層紅色型雷放電[レッドスプライト]』と呼ばれるもので、
    通常の雷雲が存在する高度よりもはるか上、高度50km〜80kmで発生する。
    その高度に加え発光するのが殆どの場合0.5秒以下と観測する事が極めて難しいため、
    オーロラなどに関係しているのではないか等と仮説はあるが、解明は殆ど進んでいない現象。
    カメラの精度が高まってきたつい最近、偶然観測されるまで実在すら疑われていた。

素材 Edit

  • MHP2G以前の作品では、黒龍から剥ぎ取れる汎用素材も入手可能だった。
    MH4G以降は紅龍などと同様、入手できるのは祖龍の固有素材のみとなっている。
    • しかし、龍の祖(=黒龍の系譜の源流)と云われる祖龍から黒龍の素材が入手できたというのも、
      よくよく考えると奇妙な話ではある。
      黒龍の因子の発露と見るべきか、或いは同一視される素材が剥ぎ取れるほどに
      近縁の種であるという証左か、今となっては想像に任せる他ない。
祖龍の角
祖龍の頭に生える4本の角。
普通の龍の角とは、比較にならないくらい強い力を感じる。
白く輝く祖龍の角は「祖龍の剛角」と呼称され、
常に帯電しており、衝撃を与えると凄まじい雷を発するという。
砦跡に出現する変異した祖龍からは龍の力を宿す、より鋭利に長く変異した「蒼角」が得られる。
また、祖龍の怒りによって龍の力が解放されたことで紅く変色した角は「紅雷角」と呼ばれ、
性質の変容から蒼角とは区別して扱われる。
祖龍の白鱗
光がなくとも白く輝く祖龍の鱗。
凶暴さの中にも高貴さを漂わせているという。
光り輝く最上質の鱗は「厚白鱗」として扱われており、その美しさは見る者の心を捉えてやまない。
砦跡に出現する個体の鱗は「雷鱗」と呼ばれ、その一つ一つに計り知れない竜の力が宿るという。
祖龍の堅殻
巨龍たる祖なる者から剥ぎ取られた堅牢な鱗。
鱗が長い年月をへて堅殻になるため、現存数は少ない。
白く光り輝く最上質の甲殻は「祖龍の重殻」と呼称されており、
祖龍の素材の中でも桁違いの強度と重量を持つ。
砦跡に出現する個体の甲殻は複数の種類が確認されており、
宿っている龍の力が、あたかも帯電しているかのように表面に溢れ伝うという「雷殻」、
輝きを放ち、より強い龍の力により腐食や劣化とは無縁であるという「白輝殻」、
未知の力を宿しているとされる、淡い紅色に染まった「淡紅殻」に区別される。
祖龍の翼膜
妖しく光る祖龍の翼膜。
禍々しくも、また神々しくも見えるとされ、祖龍の素材の中でもかなり高額。
白く輝く祖龍の翼そのものは「祖龍の剛翼」と呼ばれて区別されるが、
その翼は見るものを圧倒する強烈な力を放つ。
祖龍の烈空翼
砦跡に姿を現す個体の翼。
骨組とも呼べる、5本の指が強固な翼膜を成す翼は威厳に満ち溢れ、
畏敬の念を抱かざるを得ない気迫を放つ。
蒼い輝きを放つ爪は「蒼翼爪」として区別され、その爪は龍の力を操ると言われているが、
メゼポルタギルドに所属するハンターが追い詰め、
力を解放して爪を紅く染めるまで、その力を見たものはいなかったという。
祖龍の霊眼
白く輝く祖龍の紅き瞳。
その激しくも厳かな眼の視線に囚われたら最後、その身は赤雷に打ち砕かれる。
黒龍の紅閃眼
砦跡に姿を現す個体の眼。
強大な龍の力が溢れ出ており、その力に満ちた眼の眼力は、
幾ら心強いハンターでも戦意を瞬く間に奪われる程だという。
祖龍の輝玉
蒼き角を持つ祖龍の体内で稀に生成される玉石。
眩い光を放つ祖龍の体内で生成されたそれは、
それ自体が光だと錯覚する程眩く、神々しい輝きを放つ。
MHFのG級祖龍素材は全て交換での入手となるが、
売値が一番高いこと、及びシジルの素材となること、そして一番最後に解禁される素材であることから、
この素材がG級希少素材のポジションに位置しているようである。

関連項目 Edit

モンスター/ミラボレアス
モンスター/ミラボレアス【紅龍】
モンスター/ミラボレアス【紅焔龍】
モンスター/グラン・ミラオス - MH3Gに登場した同骨格のモンスター。
世界観/黒龍伝説
クエスト/祖龍
クエスト/竜ガ紡ギシ古キ歌
システム/狩煉道
武器/ミラ系武器 - 祖龍の素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ミラルーツシリーズ
BGM/祖なる龍
アイテム/まぼろしの書物
世界観/禁忌のモンスター






*1 ミラボレアス(祖龍)自身はミラボレアスの亜種とされるため、厳密には「亜種別名」である。
*2 特異な繁殖方法を持つシャガルマガラですら成体=古龍として成熟するのは基本的に一個体のみである。
*3 ただしこの表記が確認できるのはMHP2G以前においてのみ。
*4 MHP2で討伐している場合も討伐しなおす必要あり。
*5 実際雷という言葉は、神が鳴らすもの→神鳴り→雷(かみなり)という語源から成り立っている。
*6 旧作から存在する倒れこみではなく、グラン・ミラオスから継承されたモーション。
*7 依頼文自体は初登場作品のdosではなくMHP2以降の『祖龍』と同じもの
*8 通常版では毛の奥にある翼まで透けてしまう。
*9 HR帯が簡素化された現在では試験そのものが存在しない。
*10 生放送へのコメント(ミラルーツ?)には「ほぼ言っちゃってます」とも反応していた。
*11 ドゥレムディラの壊毒ビームをガードするとわかるが、物凄い勢いで多段ヒットするため物理的に入力が間に合わない事が多い。
*12 G級ミラボレアスが行う、水平姿勢になってから飛び、羽ばたきで地面を抉る攻撃と同じモーション。ちなみに紅龍は最初から使用するが黒龍は極征クエストの難易度が上昇しないと使用しない
*13 タイミング良く生命の粉塵を使用しても、上述の事より体力が残ったまま力尽きた判定を受ける。
*14 降り注ぐ雷槌は地面に接触すると地割れが起こるが、祖龍を怯ませる雷槌は地割れが発生しないため、別判定の攻撃となっていることがわかる。
*15 これは再生した結果という可能性もあるが
*16 クエスト登場順、ギャラリーのムービーのナンバリング、称号の並びなど。
*17 ただし、ゲーム内ステータスが祖龍より優遇されている紅龍もまた強力な対抗馬であり、こと戦闘力においては紅龍が優位にあるのではないかという指摘もあった。
*18 グラン・ミラオスはカードマスターGでミラルーツと共演しており、同等のコストを誇っている。なお、ステータスでは僅差でミラルーツがグラン・ミラオスを上回っている。アルバトリオンはG世代において新カードが登場しなかったため、G世代で初登場したミラルーツ、グラン・ミラオスとの力関係は不明。