狩猟上の作戦の一つ。一ヶ所のエリアにヤマを張り、そのエリアにモンスターが現れるのを待つ事。
未発見のモンスターやマーキングが切れてしまったモンスターを探す場合、
千里眼の薬などの特殊な手段を使えない状況では、
基本的にフィールド中を探し回るか、待ち伏せにするかの二択になる。
概要
- 待ち伏せの長所は以下の点である。
- 移動する事が無いので、モンスターと行き違う事が無い
- ハンター側が戦場となるエリアを選べる
- モンスターが現れる前に回復や調合、小型モンスターの排除といった準備が出来る
- モンスターが現れた時に、死角からの奇襲や先制攻撃が仕掛けやすい
- ヤマを外すと時間が刻々と過ぎて行き、時間切れの可能性が高くなっていく
- モンスターが休息や水飲み、捕食などの行動で回復する恐れがある
- 待っている間は退屈になる
- 場合によっては作戦の変更を余儀無くされる
ガノトトスのように移動するエリアが限られているモンスターにはなかなか有効。
しかしそれ以外のモンスターに対しては、運と経験に大きく左右される。
また、モンスターによってはほとんど移動してこないエリアがある場合があるので、
エリアを選べる長所には多少ハンター側の妥協が必要になる。
- クエスト開始時に発覚されていない場合、特定の移動ルートを取るモンスターにはこの戦法を使いやすい。
もちろん発覚されてからではダメなのだが、色々な準備をしたり最初に一気に畳み掛けたりしたい場合には有効。
MHFではこの性質を利用した戦法が多い(移動ルートがランダムのモンスターが少ないため)が、
オルガロン、グレンゼブル、レビディオラのように、ハンターを確認するまで移動しないモンスターや
初期エリアからの移動が極めて遅いモンスターも少なくない。
- MH3以降ではリオス夫妻がハンターが卵などの運搬アイテムを持つと、
即座に反応してそのエリアにやってくるようになった。
この習性を利用し、卵を拾って彼らをおびき寄せて戦うという戦闘スタイルが新たに登場した。
ただし、場合によっては自分で追いかけたほうが早い場合も多い。
他にも、卵を使うのはあまりにも外道すぎるとして、この戦い方を嫌う人も多い。
また、フィールド上に火竜夫妻がどちらも健在の場合には、その性質上
リオレイア・リオレウスどちらもがエリアに集まってきてしまうことになるため、
よほどの自信がない限りは片方しかいないときのみにした方が無難である。- MH4からは卵が拾える飛竜の巣のエリアが、地形が傾いたりリオレウスがワールドツアーをしたりと、
ハンターにとってかなり不利なエリアになってしまったため、
卵を持って隣のマップで待ち構えるのがお勧めである。
火竜夫妻にしてみれば相変わらず外道であるが。
とは言え、この時期になると「追いかけた方が早い」と考える人の方が多くなったこともあり、
卵を使っておびき寄せる手法は徐々に廃れていった。
- MH4からは卵が拾える飛竜の巣のエリアが、地形が傾いたりリオレウスがワールドツアーをしたりと、
- 大連続狩猟クエストなどで次のモンスターが現れるエリアに先回りして待機するのも、
一種の待ち伏せである。
基本的に登場する場所はほぼ決まっているため、戦略上かなり有効な作戦であると言える。
さらに、待ち伏せに加えて出現地点に罠や爆弾などを仕掛けておくと、
出現直後からかなり有利な状態で戦闘に入ることができる。
大連続狩猟クエストでは積極的に狙っていきたいところだ。
- MHWorldでは、導蟲のガイドレベルが最大に達すると、
大型モンスターの移動先がマップに表示されるようになる。
これにより旧作よりも待ち伏せが容易に遂行できるようになった。
- MHRiseでは導蟲に代わりフクズクが登場したことで、
ガイドレベルを上げる等の工程を必要とせずに大型モンスターの位置と移動先を知ることができるようになった。
また、オトモガルクや翔蟲によってハンター側の機動力が格段に上がったため、
モンスターの移動先へ先回りして待ち伏せするような戦法がさらに容易になった。
- オフラインの初見のモンスターに対しては使わない方が良い。
登場ムービーが設定されているクエストでは非常にまずい結果に終わる可能性がある。
詳細な理由はリンク先を参照。
- 無印MHのオープニングムービーでは、ハンター達がこの戦法を利用してる様子が確認できる。
斬れ味ゲージが緑もないナマクラだったのか、ロクにダメージを与えれていないようだったが。