オンライン上で固定の仲間を持たないユーザー、
または固定の仲間を伴わず対戦やPTに参加する際の総称。
MHだけでなく様々なネットゲームで使われている用語である。
概要
- オンラインゲームでは俗に言うフレンドシステムによって特定のユーザーと交流を持つことが可能であるが、
プレイ時間や目的とするアイテムの違いなどから、そういったフレンドを伴わず、
その場で募ったメンバーで行動したり対戦したりということは多い。
また、フレンドを一切持たない一匹狼的な性質のユーザーを指す場合にも野良という呼称が使われる。
- モンハンにおいては主にオンラインが存在する作品で使われ、
共通の目的だけでその場に集まって一緒にクエストをこなす際に野良、又は野良PTと呼称される。
MHFでは上記に加え、猟団に所属していないハンターも野良と呼ばれていた。
- 野良というと一人というイメージがあるが、
少なくともモンハンにおいては野良=ソロ(一人プレイ)を意味しない。
そもそもメインシリーズには一人プレイ(オフライン)モードが存在するので、
態々ソロプレイを野良だと呼び分ける必要がないためである。- なお携帯機作品などで、
リアルでゲーム機を持ち寄って協力プレイを行う場合は基本的に野良という単語は使われない。
というか顔を合わせた時点で野良というイメージとはかけ離れたものになるだろう。
強いて言えば、イベント会場などで協力プレイする場合は知らない人とのマッチングになり、
「野良」に近い状況が発生するとは言える。
- なお携帯機作品などで、
- オンラインの存在する作品ではいわゆる赤の他人とでも容易にPTを組むことが可能であり、
野良PTも往々にして発生する。
MHW以後のメインシリーズであれば救難信号システムがあるのでより気軽にPT参加が可能となった。
野良PTでの狩りをきっかけに狩友になったという事例も多かったのではないだろうか。
- 野良PTに参加する場合、赤の他人同士が集まっているので当然ではあるが、
身内PTよりもプレイ時の礼節や着ていく装備には気を配りたいものである。
執着しすぎるのもそれはそれで問題……と言いたいところであるが、
残念かなMH4以後のオン環境においてはそうも言っていられない現実があり、
身内のPTよりもオンライン内の風潮や空気にまともに影響される傾向がある野良PTを敬遠して、
野良PTに一切参加しないというプレイヤーも。- MH4以降ではSNSの普及もありインターネット上でパーティメンバーを募集したり、
狩友を作るということも多く行われている。
このころから、いわゆる地雷の問題と地雷除け目的の各種縛りの存在などが問題となり、
それらを気にしなくて済む気心知れた人とのマルチプレイを望む人も多いようだ。
- MH4以降ではSNSの普及もありインターネット上でパーティメンバーを募集したり、
- 逆にいわゆる野良専門、つまり身内PTを一切組まないというハンターも少なくない。
ただそうなるに至る理由が人それぞれなので、当然野良ハンターにも色んなタイプが居る。
例えばいわゆる弱いPTに入っても切り抜けられる知識と技量を持ち、
知り合いでも何でもない初心者や未熟者込みPTの連戦に付き合ってくれる面倒見が良いハンターや、
身内の馴れ合いを嫌って野良PTでしかプレイしないというプレイヤー、
体質的に野良というガルルガ並みに孤高のハンターなど様々。
また、中には性格的に問題があり、特定の仲間を作ることが出来なくなった結果野良専門になってしまったり、
あるいは共にプレイしていた仲間がゲームを止めてしまったことで結果一人になるなど悲しい事情があることも…
- プレイヤーによっては固定のフレンドや狩友が居ても野良を主軸に選択する人もいる。
例えば身内での狩りは緩く、シビアな効率プレイは身内とは出来ないので野良でやるとか、
社会人ハンターに多い特徴としてリアル生活の方がなかなかに忙しく一定の時間にプレイできないので、
狩り仲間ができても都合が合わない時間には野良でやる、などが挙げられるだろう。
- MHFではNPCを活用したソロ(シングルPT)環境が劇的に改善されてきていることもあり、
一時は猟団員やフレンドなどの身内プレイを除くとシングルPTで済ませてしまう人が多い、と言われていた。
ただしMHF-Z終盤での主要な狩りはシングルPTだと効率/安定性面があまりよろしくなく、
サービスの長期化もあって社会人ハンターが多かった(故に前述の時間帯の問題があった)ため、
人口の多いランドでは最後まで野良PTの募集が途絶えることはなかった。
G級大討伐など、身内で賄いきれない人数が必要となるクエストもある。
猟団と野良
- MHFでは上述したように特定の猟団に所属していないハンターも野良と称される。
というか、MHFにおいて「野良」は猟団所属なしを指すケースが多かったと言える。
- 野良になる理由は様々で、単にIN率が散発的なので猟団に迷惑がかかるのを避けている者もいれば、
猟団での人間関係のごたごたに嫌気がさして、自由気ままな立場を維持しているケースもある。
また、複数の猟団に交友関係を持つが故に、単独の組織に縛られたくないといったケースもある。- 中には「問題行為を起こすため特定の猟団に居続けることができない」
という野良ハンターもおり、PTに参加するには装備が不適切だったり、性格地雷だったりということもある。
- 中には「問題行為を起こすため特定の猟団に居続けることができない」
- いわゆる野良ハンターとされる人は、基本的に単独で動いていることが多い。
MHFは完全オンライン故にPT募集は基本的に潤沢であり、野良PTの募集も非常に多い。
そのため、野良ハンターだとゲームが円滑に進められないということは原則的に無いと言ってよい。
また、野良ハンターと言っても所属上未所属なだけで実際は固定の友人を持っていることも多く、
野良だが「野良PT」は組まないという事も少なくない。
- なお現状のMHFでは「野良ハンター(猟団未所属)であるかどうか」はそれほど問題にはならない。
要は、1クエ目の行動と適切な装備選択で良い第一印象を与えられるかが重要であり、
それは猟団所属のハンターも野良ハンターも大差ない。
- ただし、猟団に入らないのはMHFではシステム上デメリットが多すぎるため、
野良ハンターは何らかの方法でそれを解決している。
その為MHFではG級などの高ランクになればなるほど「猟団未所属」のハンターは減っていく。- 例えばある程度のプレイ時間が経過した野良ハンターは、
自分専用の猟団(通称、自演猟団)を作ることが多い(詳細はこちら)。
一人でも狩人祭に参加できる程度には成長させられるので、
維持さえクリアすればかなり快適にプレイすることができる
(ただし、猟団の大半の便利機能は1人ではまず開放できない)。
ただ晩年になると大幅なポイント軽減もあり、
1人でも主要な便利機能のほとんどを少ない手間で解放することが出来るようになった。
先述したとおり猟団飯に狩人祭と猟団に加入していることの恩恵は非常に大きく、
結果として晩年のMHF-Zの野良環境はCS版と比べても遜色がないどころか、
仮にも複数人プレイが前提となるネットゲームであるにもかかわらず
CS版以上に充実した野良、ひいてはソロ環境といっても過言ではなかった。 - また、「野良猟団」というものがあり、猟団であるもののメンバー同士の交流は一切なく、
野良と同じように振る舞える上、猟団専用のシステムも利用できるという組織が存在する。
体質的に野良なハンターにとってはありがたい猟団である。
ただし狩人祭時は少なからず猟団員の立ち振る舞いが重要となるため、
一定のルールが定められていることも多く、それを巡るトラブル等が全く起こらないともいえない。
- 例えばある程度のプレイ時間が経過した野良ハンターは、