主に人間が愛玩目的で飼育する生物の総称。基本的には動物を指す場合が多い。
MH世界でのペット
- ほとんどのシリーズでは特定タイミングでプーギーと呼ばれる豚(のような生物)を
ペットのように飼うことができるようになる。
しかし、特に餌をあげたり世話をしたりする必要は無く、
ただ放置しておいても死んでしまったり家出してしまったりといったことも無い。
初期シリーズでは撫でて可愛がるくらいしかできない(一応肉焼きのタイミングを計る練習になる)が、
シリーズを重ねるにつれてオトモアイルーを乗せたり抱きかかえた状態で村を歩き回ったりなどといった
簡単なスキンシップができるようになった。
また、名前を付けることができるシリーズもある*1。- なお、MH2など一部の作品では餌を与えることも可能である。
ただし、餌を与えずとも死ぬことはなく、与えたとしても成長することはない。
子プーギーが確認されている以上、寿命はありそうなものなのだが……。
もしかしたらルームサービスが世話をしてくれているのかもしれない。
- なお、MH2など一部の作品では餌を与えることも可能である。
- MHFには似たようなポジションのグークが登場する。
ある種の育成要素はあるものの、世話を怠ってもやはり死ぬことはない。
ただし、一か月餌を与えないと家出してしまう仕様があった(現在は廃止)。
- MHXでは新たなペットとしてムーファの幼体「フェニー」が登場。
従来のプーギーと同様に飼う事ができる。
ただしベルナ村以外の拠点に連れていく事はできず、他の村では従来通りプーギーがペットになる。- MHXXではフェニーも龍識船に一緒に乗船してくる。
- MHWではプーギーに加え、新たに様々な環境生物をペットにできるようになった。
中には毒性を持っていたり爆発する生物が含まれているため、
生物の専門家が多数いるという恵まれた環境だからこそ出来ているのかもしれないが、
一つの部屋に何種類もの生物を放せる本作は歴代で最もペットに関しては恵まれていると言える。
- MHRiseでは新たに猛禽類のフクズクが登場。
カムラの里においては多数が飼育されており、従来のシリーズのペットと異なり必ず一羽飼育することになる。
また、これまでのペットと異なりかなり実益を兼ねたペットとなっており、
なんと狩猟においても同行し、ハンターの手助けをしてくれる。
ジンオウガみたいな人物に対しては積極的に排撃を試みているものの、流石に狩猟中はモンスターに攻撃はしてくれない。
- 地域によってはハンターが捕獲したモンスターをペットとして飼うことが認可されている。
「○○が飼いたいから捕獲してきてくれ」という内容のクエストも存在しており、
好きなモンスターを自分で飼うために捕獲しようとするハンターや、
モンスターを飼っている人を対象としたビジネス、アイテムなども存在する。
そのほとんどが現実世界における特定動物以上の危険性を持っているため、
徹底された厳重な管理が必要となる。
また、ハンターの間では飼育しているペットモンスターと共に参加できる
「大闘技会」というイベントも知られている。- なお、捕獲したモンスターはどんなモンスターでもペットにできるわけではなく、
必ずしもペットとして依頼主やハンターの手に渡るとは限らない。おそらく検閲などが入るのだろう。
また、ペットとして飼うために資格が必要なモンスターも存在する。
- なお、捕獲したモンスターはどんなモンスターでもペットにできるわけではなく、
- ゲーム中に登場するペットは上記のプーギーやモンスターくらいだが、
設定上は犬や鳥など現実世界の動物(に近しい生物)も存在しており、それらをペットとして飼っている人もいる。
また、地方の権力者や王族は力の誇示のためか、強力なモンスターをペットとして求める場合があるらしい。
中でも「飛竜の王」とも謳われるリオレウスや群れ(ハーレム)の主として君臨するロアルドロスなどは
特に人気があるようで、ゲーム中にも彼らを捕獲してほしいというクエストが貼り出されたことがある。- 勿論、捕獲して依頼主に引き渡すこと自体は可能だが、その後彼らがきちんと飼育できたのかは不明である。
つい最近まで野生にいた個体が人間に馴れる保証は勿論無いし、檻や鎖に繋いで無理矢理飼育しようにも
下手な設備なら暴れでもされれば容易く壊されてもれなく大惨事になるだろう。
だからと言って暴れ出したから狩猟してくれなんて言い出したら飼い主失格だし、無責任もいいところである。
そのモンスターが人間に特別友好的か、あるいは依頼主がきちんと飼育するほど真面目な飼い主であることを
祈るばかりである。
- 勿論、捕獲して依頼主に引き渡すこと自体は可能だが、その後彼らがきちんと飼育できたのかは不明である。
- 最近では獣人種のモンスターと共に行動するハンターが増えてきているが、
彼らはほとんどの場合、ハンターに雇われて一緒にいる場合が多い。
基本的にペットとして飼われているわけではなく、むしろ仕事上のパートナーと考えるのが妥当である。
また、ウルキーは野生の個体でも積極的にハンターを援護してくれる場合があるが、
彼らも利害の一致からハンターに協力してくれているだけであり、
人間によって飼い馴らされているわけではない。
余談
- 法律上、現実世界の日本においてペットとして飼える最大の動物は
体高で言えばキリン(勿論こちらであり、こちらではない)、
体長で言えばアミメニシキヘビである。
前者は体高約530cm、後者は体長約990cmまで大きくなる場合があるが、
つまりそれだけのスペースがあれば飼えなくはない。
ただし両者とも特定動物であり、自治体からの許可が必須。
また、スペースと資格だけ確保しても餌代などはまた別途で必要であり、
仮にキリンを飼うならば1日当たり約3,000円の食費が掛かると言われている。
さらにアミメニシキヘビについてはペット用に飼育されていた個体が人間の死亡事故を引き起こした例があり、
そういった危険性も十分に視野に入れておく必要がある。
…MH世界のペットに比べれば彼らはまだまだ可愛い方であろうが。- 因みに特定動物として定められるのは陸生の哺乳類、爬虫類、鳥類のいずれかに限定されているため、
ヤドクガエル(両生類)、サメ(魚類)、クジラ(完全水棲哺乳類)、
スズメバチ(昆虫、広義的には節足動物)などは、どれだけ人間にとって危険な生き物であろうとも
「特定動物」の枠組みには入らない。
ただし、ペットや動物に関する法律や規則は何も動物愛護法だけではないし、
ワシントン条約をはじめとする世界的な規則も存在するため、
上記のような動物ならば無条件に飼えるということは決して無い。
無論、飼うことができても通常のペットよりも厳重な管理が義務付けられる。
- 因みに特定動物として定められるのは陸生の哺乳類、爬虫類、鳥類のいずれかに限定されているため、
関連項目
登場人物/プーギー
登場人物/フェニー
登場人物/フクズク
登場人物/グーク
システム/大闘技会
アクション/なでる
世界観/モンスター愛好家
世界観/ライダー - 「オトモン」となったモンスターと共生する部族。しかし、オトモンはペットや家畜ではなく似て非なるもの。