世界観/ロックラック

Last-modified: 2024-04-06 (土) 19:44:00

MH3に登場した、大砂漠の中心にある巨大な都市。
同作におけるオンラインの拠点で、インターネット接続(有料)が必要な街モードで訪れることができた。
現在はMH3オンラインサービスの終了に伴い、直接足を運ぶことが不可能となっている。

目次

概要

  • MH3のハンターが所属するギルドの本部等が存在する都市。
    集会所クエストを受け持っており、同作で上位クエストを受注できるのはここだけである。
    • 続編となるMH3Gではオンライン(ローカル通信)ならびに集会所の拠点が
      タンジアの港に移ったため、ロックラックを訪れることはできない。
      同作のHDVer.でインターネット通信が実装されたものの、街の復活は叶わなかった。
  • 大砂漠の一枚岩の上に造られた大きな街。水源は同じく一枚岩の上にある湖。
    この湖の中央からは巨大な柱が突き出しており、これがロックラックのシンボルとなっている。
    言い伝えによれば、この柱は昔、湖の中心の岩にぶつかって折れた峯山龍ジエン・モーランの牙だという。
    ちなみにそのジエン・モーランはかなり巨大だったらしい。
    この話は住民からも伺え、これを模したインテリアもある。
  • ハンターからすると砂上船の集う酒場の印象が強いが、
    砂漠のド真ん中に位置するこの街は船の補給に欠かせず、飛行船交易の要衝として栄えている。
    交易や観光も盛んであり、そこにハンターも加わり夜を通してにぎわいを見せるらしい。
    • 街の入り口には巨大な街門があり、徒歩、陸路、砂上船のどれで訪れてもこの街門を通る事になる。
      街門を抜けた先には商店街とも呼ばれる広場があり、そこから左に曲がると宿屋通り、
      右に行くとハンターの武具を作る工房がある。
      商店街の屋根に登る通路は飛行船の発着所となっている。
      また、商店街、宿屋通り、工房は全て酒場に繋がっており、ハンターの溜まり場となっている。
      クエストカウンターの裏手には砂上船の発着所があり、
      クエストを受けたハンター達はここから砂上船に乗って狩り場へ向かう。
    • ロックラックのシンボルである巨大な柱であるが、
      ハンターが戦う峯山龍の物と比べると歪な形をしている。
      先述の通り元の持ち主は相当大物であったがゆえに形状が変化したか、
      衝突時の衝撃、ないし風化が進んだことであの形になったのかもしれない。
    • ロックラックの貴重な水源となっている湖だが、この湖の水がどこからきているのかは不明
      ロックラックはその名の通り、巨大な一枚岩の上に存在する街であり、
      岩の中央にある巨大な窪みが現在の湖となっている。
      つまり、地形上川が繋がっているなんてことはありえない
      窪みに雨水が溜まって湖になったとも考えられるが、これだと使用する度に水が減っていくことになる。
      したがって、どれだけ使っても水が枯渇しないことに対する説明がつかない。
      実際、NPCの「おしゃべりな街人」は、湖に対して「どこからか川が流れ込んでいるわけでもないのに、
      何年経っても水が蒸発しないなんてミステリーね」というようなことを言っている。
      ジエン・モーランの牙を用いた武器「峯山鎚モーラン」が水属性を帯びていることと
      関係があるのかもしれない。
  • 位置関係で超巨大古龍が最接近することがあり、MH2やMHFの古龍迎撃戦とほぼ同じポジションのイベントになる。
    古龍が接近すると、その影響で砂が空を覆い、その翌日大きな砂嵐が街を襲う。
    砂嵐が発生している間、近郊に峯山龍が回遊してくる。
    この間は峯山龍迎撃キャンペーンとして素材屋や交換屋の品揃えが良くなり、
    雑貨屋やハンターショップのアイテム販売額が半額になる。
    • このジエン・モーランを狩る為、他の大陸からも多くのハンターがやって来るという。
      ロックラックでの狩猟依頼は確認されていないが、亜種である霊山龍
      大陸中からハンターが集まるといわれるほど誉れある狩猟対象とされている。
  • ロックラックのギルドマスターは俳句を好む竜人族の老人。
    また、同時にロックラックの街の長も務めている。
    • MHX及びXXではユクモ村を訪れている。
      上位では怒り喰らうイビルジョーの狩猟クエストを、
      G級では「絆の証!闘技場の大決戦」というクエストを依頼してくる。
      後者は(特にソロプレイで)今作屈指の高難度クエストと言われている。
  • 大砂漠のどこかにあると言う事以外で具体的な位置は不明だったが、
    MHWorldで初登場した換金アイテム「ロックラック鉱」の説明文から、
    ロックラックは大砂漠の中心に位置していると言う事がはっきりと明言された。
  • MH4で登場した拠点であるバルバレは大砂漠の端のあたりを移動している巨大なキャラバンのような街だが、
    ロックラックのある大砂漠とバルバレのある大砂漠が同一のものであるかは不明。

余談

  • ここの工房の職人は、かなりテンションに差がある。
    生産依頼を出せばすぐ分かるだろうが、慣れていない時は吹く可能性があるので注意されたし。
    • 職人「ほ~が、ほ~が……ほれ」
  • 名物の一つにロックラックガイドと呼ばれるものがある。
    ロックラック観光協会に所属し道案内をしてくれるアイルーで街の要所で待機している。
    都会から来た観光客には獣人族のアイルーは珍しいらしい。
  • 道具屋の店主も、かなりテンションが高い。
    レゲエダンサーの様ないでたちに、
    カウンターに片足乗せて啖呵売(いわゆるバナナの叩き売り的なアレ)のごとくまくし立てるそのさまは、
    良くも悪くもロックラックが頻繁にお祭り騒ぎを起こすことに由来しているのだろう。
    後発の作品において、彼と思しき人物からの依頼も存在する。
    • ちなみに彼とほぼ同じ外見だが色違いカラーの別人NPCも存在する。
      こちらは宿屋通りでハンター向けのゲストハウスの管理人を任されており、
      打って変わって性格は真面目で大人しい。
      なお、管理人の方はのちにMHXで再登場を果たし、ユクモ村を訪れている。
  • ここのクエスト受付嬢は天気予報士のような役目もしており、
    ロックラック周辺の今日~明後日までの3日間の天気の案内も執り行っている。
    砂嵐が起こっている時以外は必ず「今日も明日も明後日も快晴です」と言っていることから、
    やはり砂漠の街だけに天気が崩れることは非常に稀なのだろう。
    • 砂嵐が起こる前日、つまり空が暗く曇っている状態であっても、全く同じセリフを言う。
      ハンターたちからは「今はどう見ても曇ってるだろ」などと突っ込まれることも。
  • MH3の説明書に掲載されたロックラックの観光ガイドによれば

    ロックラック2泊4日ツアーは36000z~
    飛行船でゆくセレブな旅なら85000z~
    ちなみにネコタクエクスプレスを利用すれば14800z

    らしい。
    ガタガタ一日中揺られて行くか、飛行船でゆったり快適に行くか。
    あなたはどっち?
    払った覚えなんかないという無神経なことは言わないように
    • あくまで観光客向けの価格であり、仕事としてロックラックに集まるハンターに対しては
      特に料金が掛かったりするようなことはないのかもしれない。
    • なお、このガイドの説明が仮にモガの村周辺の地域に流布されているものとすると
      少なくともロックラックとモガの村には相応の時差が存在する程度の距離があることになる。
      MH3時代のマップの地理は全く明らかになっておらず、事実であれば実は重要な情報である。
      更に言えば、MH世界は当然ながらファンタジーの世界ではある一方、
      少なくとも時差に関連する科学現象の諸々は地球に概ね準ずるということも意味している。
      説明書の記述に突っ込むだけ野暮とかは置いといて、なにげに結構深い考察が行えそうな事項である。
  • 英語版MHXXにおいて「ローマは一日にしてならず」と言うべき文脈で
    Loc Lac wasn`t built in a day.という表現をしているキャラクターがいる。
    現実のローマに比肩するような歴史や繁栄を遂げた大都市とみなされているのだろうか。
    頭の音がローマと似てただけなんだろうけど
  • そんな魅力的なロックラックだが、2013年9月12日を以てMH3オンラインサービスが終了したことにより、
    この街に足を運ぶことができなくなってしまった。

関連項目

システム/街
防具/ロックラックシリーズ
防具/城塞遊撃隊・城塞弓撃隊シリーズ
防具/スカラーシリーズ - ロックラック受付嬢制服のレプリカ
世界観/城塞遊撃隊
フィールド/大砂漠
登場人物/リッチなハンター - ロックラックの工房にいるNPC。MH3ではある意味有名な人物。