世界観/龍識船

Last-modified: 2024-01-25 (木) 02:10:53

龍識船とは、モンスターハンターダブルクロスにおいてストーリーの主軸となる拠点。
シリーズでも珍しい空飛ぶ拠点である。

目次

概要

  • 3つの船体が連結された巨大な飛行編隊であり、中央の本体である「龍識船」、
    左側にある「飛行商船」、右側にある「集会酒場」の3つの船で構成される。
    • 3つの船は固定されている訳ではなく、架け橋を渡し並んで航行しているだけ。
      このため、必要に応じて龍識船本体のみで航行することも可能となっている。
  • 龍歴院が新たに建造した、モンスターの狩猟および調査に必要な施設を詰め込んだ巨大な移動拠点。
    移動する飛行船これ自体がモンスターの研究まで行える拠点であるため、
    遠くの地に出向いて素材を持ち帰るという過程を踏む必要が無く、
    迅速かつ柔軟にモンスターの研究ができるという画期的な存在。
    この船が建造され飛び立つにあたって、龍歴院でも凄腕のハンターである主人公に
    お呼びがかかり乗船することになる。
    • 龍識船には生活に必要なものが一通り揃っており、拠点としての機能は十分。
      受付嬢いわく「ぶっちゃけ降りなくても生きていけます!」とのこと。
      この龍識船完成により、長期滞在が困難であった遺群嶺の本格調査が行えるようになった。
      しかし、調査隊を送りだして早々に問題が発生することとなる
    • MHXXにてハンターが乗り込んだ当初は、船自体特別頑丈なものではなく、
      研究室も資料や資材が揃っておらずお世辞にも充実しているとは言いがたい状況。
      普通のモンスターならこれでも十分に追跡調査が行えるのだが、
      古龍バルファルクとの遭遇を機に、圧倒的な機動力を持つ古龍さえも
      追跡・調査できるようにと各種素材で船を強化するところから始まる。
      • ユクモ村の渓流でとれる頑丈な木の木材を使い、船の強度を上げている。
        更にバルファルクを追跡できるだけの動力源とするために
        ポッケ村にある「冷気を発する鉱石」と、原生林にある「熱気を発する鉱石」の二つの鉱石を使用し、
        エネルギーの増幅をするためにガノトトス・ヴォルガノス、軽量化のためにナルガクルガの素材を
        船体内部の動力機関や補助機関に使っている。
        加えて高所の気圧変化にも耐えられるようにベリオロスの甲殻や毛皮、
        大きな牙で龍識船の強度を上げている。
        また、研究室もベリオロスの素材を使ってグレードアップされる。
  • 「調査を行える大型の飛行船」「飛行船技術の向上による産物」という設定、
    「多数の機能が連なる」という外見はMHFに登場するフィールド「大型探査船」を連想させる。
    また、MH4での先例やカプコン製航空機の一種である事から「龍識船がモンスターに襲われて狩猟地になるのでは?」
    といった発売前予想もあったものの、実際の作中では戦闘フィールドになることはなかった。
    • なお、龍識船は艦首底部に2本の撃龍槍らしき武装が存在しており、
      仮に戦闘状態に入った場合はその威力を発揮するものと考えられる。
      • 後に、スマホアプリ「ドラガリアロスト」とのコラボの際、
        この武装が撃龍槍と確定、これを使ってミラボレアスにとどめを刺している。
  • なお、ゲーム内にて初めて搭乗する際には出発準備前の状況であり
    拠点として活用できるが一部施設や機能が利用できず、前作MHXの範疇に準ずる多少の制約がある。
    MHXXに於ける村ストーリー(村上位クエスト)を本格的に始動させるためには
    新しいフィールドにて復帰モンスターを討伐する緊急クエストが差し挟まる。
    (詳しい仔細は、こちらのページを参照のほど。)
    この一連の流れはMH4(G)のイサナ船を巡るドラマを彷彿とさせる展開だが、
    そのオマージュを意識した上でのババコンガ抜擢(+看板モンスターの御披露目)なのか、
    あるいは何の関係も無い偶然なのかについては言及されていない。
    以後、特に研究室(後述)の各種要素を解放するためには
    村上位クエストを中心に進めていくこととなる。
    • MHXからの引き継ぎなどで集会所上位を経て集会所G級クエストだけをメインに進めていると
      アイテムボックスが拡張できない、アイテムお届け隊を発注できない、などの制約がある。
      逆に、研究所の施設をさらに増強するためには
      村上位のみならず、集会所G級クエストも片付けていかなければならない。

龍識船

  • 中央の船。空色の気嚢が目印で、「空飛ぶ研究室」とも呼ばれる。
    オフラインモードの村クエを進めるにあたり、村と同等の拠点となる。
    一部のフィールドでは龍識船単独で航行している場面を目撃できる。
  • 既存の村の自宅と同じ「自室」、クエスト受付嬢、キッチンの他に「研究室」がある。
    ここには「龍識船研究員ネコ」というアイルーが常駐しており、
    話しかけるとアイテムお届け隊の申請や防具合成の依頼ができる。
    また、「研究室の拡張」という項目から、所定の龍歴院ポイントと灼けた甲殻を納める事で、
    お届け隊で利用できるアイテムセットや、合成できる防具の種類が増えるなど、研究室がより便利になる。
    • 研究室には主席研究員ネコ嬢もいる。
      なお、ここでネコ嬢が斡旋してくれるオトモアイルーの設定は、ベルナ村のものと共通している。
      あちらよりもエリアインから近く早く話しかけられるため、
      オトモ厳選の際はこちらに立ち寄るのが良い。
    • 研究室の背景には大きな地図、本棚に詰まった膨大な量の本、原理不明のまわりつづける天球儀、
      レンキンタルと思わしきタルの上に乗っかった可愛らしいペッコ人形などが置いてある。
      もしやレンキン音爆弾も研究対象なのだろうか?
    • この主席研究員の後方にあるタルに乗った緑のペッコ人形だが
      これをしばらく放置しておくと稀に鳴き声と振動を立てて樽から落ちる
      ただのオブジェかと思いきやアラーム機能が付いていたらしい。備品だろうか?
    • ここにいる龍識船研究員ネコだが、会話内容などからは性別を推定できなかったのだが、
      海外版の名前が「Ms. Meow-It-All」となっておりわざわざMsを付けるからには女性なのだろう。
      そして彼女の名前は「know it all」という英語をもじっていると思われるが、
      この表現、直訳すると「全てを知っている」となるのだが
      日常会話でこれを使うときは「知ったかぶってる者」という意味である。
      もちろん彼女はちゃんと仕事をしておりそんな渾名をもらういわれはない。いじめられてない?
  • クエストに出発する際は、船首部分から大空に向かって出発する
    龍識船は様々な飛行船を乗り継ぐ中継地点、「空飛ぶ港」としての役割も果たしているため、
    ハンター達も別の飛行船に乗り換え、遺群嶺などの各狩猟地に向かっているとのこと。
    絶島やら某傭兵、もしくは72通りの名前がある男、はたまたコレ続編みたいに飛び降りるようなマネはしないはず。
    というかこんな高所から飛び降りれば流石に某傭兵でも無事では済まないような気もするが。
    ただ某傭兵は専用の装備をしてはいるものの、雲の上から目的地へ降下するHALO降下を実行している。
  • これまでのオフライン拠点である村にはそれぞれに村長がいたが、
    龍識船においてその役割を担うのが、船尾側の操舵輪付近にいる「調査隊の隊長」。
    見かけはまさに少年であり、優しく穏やかな性格をしている一方、
    龍識船建造計画を立案した一人であり、竜人族としては最年少で研究員となった逸材である。
    詳細はリンク先を参照。
  • 当然ながら、飛行船の窓口案内をするアイルーもいる。
    ここから、MHXからある4つの村及び龍歴院集会所に向かう事も可能。
  • 食材の絡みでベルナ村に戻ると、龍歴院本部に係留されている龍識船の姿を見る事ができる。
  • なお、「モンスターハンターダブルクロスLIMITED EDITION」特典のプロダクションノートによると、
    調査隊の隊長の名前は「ハイメル」、龍識船受付嬢の名前は「ルーチェ」だという。
    • MHXXの公式グッズとして龍識船の受付嬢が持つ品をモチーフにしたバッグが商品化されたが
      イーカプコンでの商品解説ページで龍識船の受付嬢(ルーチェ)が持つバッグと書かれていた。
      バッグを下げた彼女のCGと一緒にである。
      公式がWEB上で彼女の名前を明記したのはこれが初である。
      ちなみにあのバッグはルーチェの私物では無く龍歴院の研究員に支給されているものらしい。
  • MHXX公式グッズの中に龍識船調査隊のエンブレムをイメージしたマークの品があり
    彗星やバルファルクをあしらったマークに加えて
    紋章学でいうモットーの位置にWycademy ship reconという語が書かれている。
    wycademyは龍歴院の公式英称であり、
    reconはreconnaissance(偵察)の略で、軍の偵察部隊などを指す。
    これから考えると龍識船調査隊の英訳がWycademy ship reconで龍識船はWycademy shipなのだろう。
    reconは偵察機の意味もあるため、それも込めたダブルミーニングかもしれない。
    • 龍識船を英訳するならWycademy shipやAirshipと訳すだろうと思われていたのだが
      遅れて発売された海外版においてSoaratriumという表記で登場した。
      Soar(飛翔する)-atrium(する場所)を合成した語で
      船(ship)のレベルを超えて空を飛ぶ研究室という龍識船にふさわしい訳語と言える。
  • その龍識船調査隊のマークのグッズとして彗星のマークの方は
    遺群嶺のエリア2の奥に見える遺跡の壁に描かれ、
    MHXXスイッチ版でロード時の背景画像としても使用されている。

飛行商船

  • 左側の船。黄色い気嚢が目印。
    消耗品などを売る雑貨屋、武具の加工屋およびオトモ武具屋がいる。
    「空を飛ぶ」という性質上客の出入りが限られているのだとか。
  • MHXでは、オフラインの各村は武具の販売と加工が別になっていたが
    集会所の準備エリアのみ1人の担当が兼任している形だった。
    MHXXでも続投している各所の村は同じ形式なのだが、
    龍識船ではオフライン用拠点であるが加工屋は武具の販売も兼ねている
    「武具に関することはぜんぶ俺のところに来やがれって話だ!」とのこと。
    また、設定上飛行商船の仕切りは武具屋兼加工屋の彼が引き受けている。
  • 後述の飛行酒場と違い、本体の龍識船とは同一エリア扱いで、
    マップの切り替えなくお互いを行き来できる。
  • 船の中央に大きな炉を備えており、気嚢に暖気を送り、膨らませるための熱源を兼用している。
  • 雑貨屋の奥の操舵輪の更に奥には、
    ベルナ村の飛行船窓口に置かれている物と同様の航路図の様な物が置かれている。
  • 「飛行商船は、龍歴院の出資のもと各地の商人の皆さんから協力を受け作った」
    という話を雑貨屋のお姉さんがしてくれる
    (雑貨屋のお姉さん自体は龍歴院の職員である)。
    「研究所自体が自由に飛行することで迅速にモンスターの研究をするために龍識船を作った」と同様に
    「飛行船で物資を運ぶだけでなく、商人や店舗が常在する飛行船が各地を飛び回る」というのも
    商売の技術や文化の発展に寄与すると考えられるので、商人たちもそれを期待したのだろうか。
    • というよりも飛行商船は厳密には龍歴院ではなく商業組織の所属である。
      ゲーム内では出てこないが船名は「ウリカイ」という。

集会酒場

  • 右側の船。「ホーンズ」という店名がある。
    いわゆる集会所で、オンラインプレイでの拠点となる。
    雑貨屋とクエストカウンター、食事テーブルに加え、準備エリアもある。
    なお設定では、「酒場」というだけに単純に酒を嗜みに来る者もいるとのこと。
    • 入口⇔クエスト受付⇔準備エリア⇔食事テーブル⇔クエスト出発がコンパクトに纏まっており、
      ベルナ村と並んでユーザビリティが良好。
      集会所クエストのマラソンもスムーズに捗るだろう。プレイ中は適度な休憩を取りましょう!
  • ただしゲーム中のセリフによれば調査隊の隊長が「酒場にはギルドに認められた者しか入れないらしい」
    いつも先輩に怒られてるベルナ村の研究員が「行ってみたいが凄腕のハンターしか入れないらしい」と述べており
    おそらく大老殿のように優れたハンターのみ入れるような制限を敷いていると思われる。
    二人とも伝聞口調なのが気になるが、ストーリーを進めていくと隊長が
    特別に一度だけお邪魔させてもらったが大人の雰囲気に圧倒されてすぐ出てきた」
    という発言をしているのでやはり隣にある船のトップですら安易には入場できないようだ。
    下っ端研究員は頑張って出世するかハンターになれ
  • ゲーム的には龍識船が発進するのは村クエを上位相当まで進めた後
    (ディノバルドを討伐し、遺群嶺およびバルファルクの調査が始まってから)なのだが、
    こちらが開放されるのは純粋に集会所の上位を全てクリアし、G級開放クエストの条件を満たしてから。
    MHXをやり込んでMHXXに引き継いだ人はどちらも同時に開放される形になるが、
    MHXXでゲームを開始して村クエを重点的に進めていた人にとっては、
    「集会酒場を含めた3つの飛行船は既に空を飛んでいるが、酒場だけ入れない」という状態がしばらく続く事になる。
  • この集会酒場を取り仕切る「酒場のマスター」は妙齢の竜人族の女性。
    一方、クエスト受注係は、なんとモンハンシリーズ史上二人目の男性
    ココット村の村長以来、約10年ぶりの事である。
    • マスター及びクエスト受付は、
      G級進出等の節目のイベントでプレイヤーの個人名をちゃんと呼んでくれる*1特徴がある。
      MHFではたまにある事だが、メインシリーズにおいてNPCがプレイヤーの名前を出すのは非常に珍しい。
    • この2人、かつては龍歴院ハンターとして二つ名持ちモンスター専門のハンター稼業をしており、
      この時から既に良き相棒であったという。
      また、ベルダー装備を身につけた馴染みのハンターによると、現役時代の彼女達は
      「何者をも寄せ付けない、鬼神のごとき戦いぶりだった」らしく、相当な実力者だった事が窺える。
      しかし、ある時遭遇した二つ名持ち筆頭、鏖魔ディアブロスの圧倒的な戦闘能力の前に敗北、
      この時にクエスト受付は負傷してしまう。
      幸いにも、マスターが彼の救護を優先した事でクエスト受付の命は救われたが、
      この経験をきっかけに2人はハンターを引退したものの、
      屈辱を晴らすべく集会酒場を作り上げて鏖魔ディアブロスを追っていた。
      • 上記のような理由からか、鏖魔ディアブロスが最初に登場する「鏖魔狩猟依頼G1」は、
        本来龍歴院の管理下に置かれるべきものを、
        主席研究員がマスター達の宿恨を晴らすために特例で依頼を出している
        さらには集会酒場そのものを狩場へと向かわせ、NPCハンターたちが周囲の警戒に当たるなど、
        まさに2人と龍歴院、そして集会酒場に所属するハンターたちが一丸となって鏖魔に立ち向かう事となる。
        ちなみにこれをクリアすると、その礼としてクエスト受付やマスターになりきれる防具をプレゼントされる他、
        武具屋では現役時代にマスターが愛用した双剣と、
        クエスト受付が愛用したヘビィボウガンが生産可能となる。
        G級クエスト昇格試験がディアブロスであったのはこれの伏線だったのである。
      • 鏖魔との因縁を風化させないためか、集会酒場のエンブレムにも鏖魔の意匠が盛り込まれている。
        また、「ホーンズ」という名前も恐らく鏖魔の象徴たる角が由来だろう。
    • 龍識船が龍歴院により建造されたものである事は上述したが、
      『ニンテンドードリーム』2017年5月号によると、集会酒場の飛行船に関しては
      酒場のマスターが私財で購入・改装したものだという
      モンハンの世界においても、飛行船が一般人でも簡単に買えるほど安いとは考えにくいので、
      上述した現役時代の戦いぶりで、それほどの財産を築く事ができたと考えるのが妥当だろう*2
    • 受付の男性、アトラル・カ狩猟に当たるプレイヤーハンターを支援すべく、
      モンスターの乱入防止の為になんと現地に向かっている
      自ら"もう全力は出せない"と自嘲気味に語りながらも、
      大型モンスターの1頭や2頭は、速やかに封じてご覧にいれましょう。」と豪語する様は
      流石、元ベテランハンターの貫禄という所か。
  • なお、「モンスターハンターダブルクロスLIMITED EDITION」特典のプロダクションノートによると、
    マスターの名前は「ラヴァンダ」、クエスト受付の名前は「ウェーナー」だという。
    マスターの名前については、ゲーム内でも「ラヴァンダの首飾り」という勲章で確認できる。
  • ホーンズコインを交換する酒場の看板娘・ミルシィもここにいる。
    看板娘に話しかけることで、酒場内にいるときに流れるBGMを変える事ができる。
    BGMの変更にはホーンズコインは必要なく、無料で何度でも変更可能。
    「酒場の看板娘セレクト」を選択すれば、ランダム再生する事も可能。
    • 再生できる楽曲は、集会酒場用の新規曲だけでも4曲存在する他、
      条件を満たすと、今作の拠点となる4つの村の集会所BGM*3MHXXのエンディング曲
      カティ・ミルシィがそれぞれソロで歌う『トラベルナ』なども選択可能。
    • なお、アトラル・カに関するストーリーイベントが発生した際は
      酒場内のBGMが専用の曲(発覚BGMのループ部分)に変化するのだが、実はこの時も曲変更が可能であり
      超巨大古龍にも匹敵する危険な生物を討伐するという危険な任務を前にトラベルナが流れるという
      凄まじい雰囲気クラッシュも可能である。
      緊迫した雰囲気を楽しみたい場合はおすすめしないが、
      逆にそういった緊張感が好みでない場合は嬉しい仕様といえるかもしれない。
  • 酒場のクエスト出発口は飛行船の発着場となっており、外には一隻の小型飛行船が泊まっている。
    よく見ると、飛行船の船首はディアブロスの頭骨でできており、
    特徴的な襟飾りと上顎がはっきりと残っている。
    双角は筒状にくり抜かれており、停泊中に固定用ロープを結ぶためのパーツとして使われている。
    砂漠を猛スピードで突進する角竜種の頭蓋骨は飛行船の風除けに適した素材になるのかもしれないが、
    わざわざディアブロスを選んだのも「ホーンズ」らしいチョイスであると言える。
    • なお、この小型飛行船は遺群嶺のベースキャンプにも停泊している。
      設定では、龍識船から遺群嶺まではこの小型飛行船を乗り継いで行くことになっているらしい。
  • 実は準備エリアの世界地図が前後を裏返しで飾られている。
    空を飛ぶ船である以上、常に地図が北を上にさせる必要はない*4
    裏返しにした地図はさすがに実用性はないだろう。

余談

  • 本編では龍識船本体が破壊されたりといったことはないのだが、
    他社ゲームとのコラボにて龍識船が不時着してしまったことが確認されている。
    外部コラボでカプコン製航空機のお約束をしなくてもいいのに……
    一方で伝説の黒龍を撃墜するという大金星も上げている。
  • ダッシュを織り交ぜて上手くオトモを誘導すれば、
    龍識船と飛行商船を結ぶ2本の橋の片方に置き去りにすることができる。
    すると、しばらくダッシュして主人に追い付けないと判断したオトモはあろうことか橋に潜行し、
    もう片方の橋から飛び出てくる。
  • MHR:Sでは、冥淵龍ガイアデルムとの決戦にて、
    調査拠点エルガドの提督ガレアスの指揮のもと建造された「決戦型狩猟船」が登場するが、
    アナザーストーリー第8話での描写から、この決戦型狩猟船の設計に龍識船が参考にされた可能性が高い
    • このお話は、カムラの里からエルガドを訪れていたウツシが、
      同じく里から招聘され狩猟船の建造に加わっていた加工屋ハモンから
      船の素材の配達に派遣されたまま王都に戻って来ないヒバサとモンジュの捜索を頼まれた事から始まる。
      その後ウツシに発見されたヒバサの説明によると、ハモンは武装と速度を両立させる方法を模索する中で
      バルファルクの追跡のために改造を施したとある調査船」の存在に目をつけ、
      これと同じ方法で船体の強度確保と軽量化を行うためにベリオロスとナルガクルガの素材を大量調達していたのだという。
      文中には具体的な名称は出ていないものの、この調査船というのが龍識船の事だと考えてまず間違い無いだろう。
    • カムラの里及びエルガドでは、龍識船が調査していたものより
      一際強力な龍気を湛えるバルファルクが狩猟対象として扱われている。
      龍識船における調査計画と王都での決戦型狩猟船の建造にどれほどの時期の空きがあるのかは不明だが、
      この特殊なバルファルクへの対処のために集められた情報の中に龍識船の件があり、
      やがてそれがハモンの知るところとなった…という可能性は大いにある。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターダブルクロス
世界観/龍歴院
世界観/飛行船
モンスター/バルファルク
フィールド/遺群嶺
武器/飛行船武器
武器/龍識船武器
武器/タレアチェルカトーレ - 集会酒場のマスターが、現役時代に愛用していた双剣。
武器/アモーレ=アネッロ - 酒場のクエスト受付が、現役時代に愛用していた重弩。
BGM/狩人を乗せて
登場人物/調査隊の隊長
登場人物/伝説のガンナー - ブロス科の狩猟で負傷、引退した元・ハンターの男性。
当時の得物はライトボウガン。
登場人物/ランポス装備のランサー - 4GのOPでディアブロスと対峙したスキンヘッドの男性ハンター。


*1 ニャンターモードの場合はその時操作しているアイルーの名前で呼ばれる
*2 その上で、アトラル・カを止める為なら船をぶつける覚悟もしていた様だ
*3 ベルナ村は龍歴院前集会所のBGM、ココット・ポッケ・ユクモに関しては過去作の物をそのまま再録
*4 同じ龍識船でも研究室内では同じ地図を二部掲示しているが1つは南を上にしている